JP2002531939A - 過電流を遮断するためのフィルム電極を有する積層型電子装置 - Google Patents

過電流を遮断するためのフィルム電極を有する積層型電子装置

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JP2002531939A
JP2002531939A JP2000585895A JP2000585895A JP2002531939A JP 2002531939 A JP2002531939 A JP 2002531939A JP 2000585895 A JP2000585895 A JP 2000585895A JP 2000585895 A JP2000585895 A JP 2000585895A JP 2002531939 A JP2002531939 A JP 2002531939A
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幸雄 西宮
周二 相澤
伸二 伊藤
正行 鞍野
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エヌイーシートーキン株式会社
エヌイーシートーキンセラミクス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 過電流を遮断するためのヒューズ機能を備えた積層型コンデンサにおいて、セラミック体の内部に積層された同一極性の内部電極がそれぞれ引き出し電極を介してセラミック体の外表面に引き出されている。引き出し電極は、セラミック体の外表面に露出した端面を有する。ヒューズ機能用のフィルム電極は、引き出し電極の端面を覆うように外表面上に形成され、セラミック体上に形成された外部電極に接続される。フィルム電極は、金属粉末及び/又は有機金属化合物ペーストから作られる。ペーストは、ガラス形成成分の粉末を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 技術分野 本発明は、積層型セラミックコンデンサ、積層型圧電セラミックアクチュエー
タなどの、セラミック体を有し、複数の内部電極及びセラミック体上に形成され
リード端子として内部電極に接続された外部電極を備えた積層型電子装置に関し
、特に、過電流を遮断するためのヒューズ素子を備えた積層型セラミック装置に
関する。
【0002】 背景技術 積層型電子装置の典型的なものは、セラミック材料から成るセラミック体から
成り、第1及び第2の組の内部電極と、セラミック体上の異なる位置に形成され
た第1及び第2の外部電極とを備えたセラミックコンデンサである。第1の組の
内部電極及び第2の組の内部電極は、セラミック体の内部で交互に配置され、セ
ラミック材料により互いに離間されている。第1及び第2の組の内部電極は、第
1及び第2の外部電極に接続されている、第1及び第2の内部電極に接続されて
いる。第1及び第2の外部電極は、コンデンサを外部回路に接続するためのリー
ド端子として機能する。
【0003】 以下、第1の組の内部電極及び第2の組の内部電極を、以下において、しばし
ば、第1の内部電極及び第2の内部電極とそれぞれ呼ぶものとする。
【0004】 セラミックコンデンサの製造において、第1及び第2の内部電極は、スクリー
ン印刷法により、それぞれセラミックグリーンシート上に形成する。次に、第1
の内部電極を有するグリーンシートと第2の内部電極を有するグリーンシートを
交互に積み重ねセラミック体を形成する。このセラミック体を焼成又は焼結する
ことにより、第1及び第2の内部電極を有する硬質セラミック体を形成する。次
いで、外部電極をセラミック体上に形成する。
【0005】 積層型コンデンサでは、第1及び第2の内部電極のうち隣接するものが、何ら
かの欠陥、例えばセラミック体に存在するピンホール、により短路すると、短路
した内部電極を介して過電流が第1及び第2の内部電極間に流れ、外部回路更に
はコンデンサ自体の破壊を引き起こす。これは、重大な問題である。
【0006】 積層型圧電セラミックアクチュエータも、上述したコンデンサと同様の構造を
有している。セラミック材料は、圧電材料であり、隣接する第1及び第2の内部
電極間で分極されている。この積層型圧電セラミックアクチュエータも同様の問
題を有している。
【0007】 概して、外部電極に接続された複数の内部電極を備えたセラミック体を有する
電子装置は、同様の問題を有している。
【0008】 この問題を解決するため、特開昭63−305506号公報(参考例I)には
、外部電極に隣接する内部電極の各々に狭幅部を形成することが開示されている
。この狭幅部はヒューズ電極と呼ばれる。ヒューズ電極は、それを流れる過電極
により生じるジュール熱により溶融し破断する。
【0009】 しかしながら、ジュール熱によりセラミック体そのものにクラックが生じると
いう別の問題が起こる。
【0010】 特開平3−1514号公報(参考例II)には、内部電極を外部電極に接続す
るためのワイヤ状ヒューズ素子を用いることが開示されている。外側電極をセラ
ミック体の外表面上に形成し、内部電極に接続する。外側電極は、ワイヤ状ヒュ
ーズ素子により外部電極に接続される。
【0011】 ワイヤ状ヒューズ素子をセラミック体の外表面に延在させるのはめんどうであ
る。その上、隣接する1対の内部電極が短路しただけでも、ヒューズ素子が破断
する。これは、コンデンサがもはや使えなくなることを意味する。
【0012】 発明の目的 そこで、本発明の目的は、外部電極に接続された複数の内部電極と、過電流か
ら保護するためのヒューズ機能を有する積層型セラミック電子装置において、過
電流が流れた内部電極のみを、セラミック体にクラックを生じさせることなく、
ヒューズ機能により内部電極と外部電極との間の接続から除外又は分離すること
により、装置の電子的特性を維持しつつ作動可能となした積層型セラミック電子
装置を提供することである。
【0013】 また、本発明の別の目的は、表面実装型のヒューズ機能を備えた積層型セラミ
ック電子装置を提供することである。
【0014】 本発明の別の目的は、改良された等価直列抵抗を有するヒューズ機能を備えた
積層型電子装置を提供することである。
【0015】 発明の開示 本発明によれば、側面を含む外表面を有するセラミック材料から成るセラミッ
ク体と、セラミック体の内部に設けられ、互いに並行に延在するとともにセラミ
ック材料により互いに離間された1組の内部電極であって、各々の有する引き出
し電極が内部電極から側面に露出したそれぞれの端部まで延在している内部電極
と、外部電気回路に接続するための、セラミック体に設けられた外部電極と、外
部電極に接続され、側面上に形成され且つ各々の引き出し電極の端面上を共通し
て覆い引き出し電極に直接接続されたフィルム電極から成る積層型電子装置が得
られる。
【0016】 少なくとも、外部電極から特定の内部電極にフィルム素子を介して流れる過電
流により生じる熱によってフィルム素子が部分的に溶融して、その特定の内部電
極に流れる過電流が遮断される。
【0017】 1態様において、フィルム電極は、内部電極の融点よりも低い融点を有する金
属材料から成る。
【0018】 1実施例において、フィルム電極は、0.5〜50ミクロン(μm)の厚さを
有する。引き出し電極の各々は、50〜800ミクロン(μm)の幅を有する。
【0019】 1例において、フィルム素子の金属材料として、Ag,Pd,Cu,Ni,S
n,Zn,Bi,Pd,Cdの内から選択された金属又は合金を用いることが可
能である。
【0020】 好ましい実施例において、フィルム電極は、電極金属ペーストを側面に塗布し
た後焼成することにより形成される焼成フィルムである。
【0021】 好ましくは、電極金属ペーストは、電極金属粉末とこの粉末を懸濁させたキャ
リア溶剤から成る金属粉末ペーストである。
【0022】 さらに好ましくは、金属粉末ペーストは、ガラス形成成分であるSiO,A
,Bの中から選択された少なくとも1つをさらに含む。
【0023】 更に、電極金属ペーストは、有機金属化合物の樹脂酸塩と樹脂酸塩を溶解させ
た有機溶剤から成る有機金属化合物ペーストである。有機金属化合物の樹脂酸塩
は、有機金属化合物と有機金属化合物に添加した樹脂から成る。
【0024】 有機金属化合物は、ガラス形成成分であるSi,Al,Bの内の少なくとも1
つを含むことが好ましい。
【0025】 電極金属ペーストは、金属粉末ペースト及び金属粉末ペーストに混合した有機
金属化合物ペーストから成る混合ペーストであってもよい。金属粉末ペーストは
、ガラス形成成分であるSiO,Al,Bの中から選択された少
なくとも1つをさらに含むか、又は有機金属化合物が、ガラス形成成分であるS
i,Al,Bの内の少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0026】 本発明の積層電子装置の実施例において、外部電極は、フィルム電極に重なっ
ている。外部電極とフィルム電極を同一材料から作ることもできる。
【0027】 更に、外部電極とフィルム電極は、それらの間に形成された中空スペースによ
り互いに離間されていてもよいし、絶縁ガラス層を外部電極とフィルム電極の間
に部分的に介在させてもよい。
【0028】 別の実施例において、外部電極は、外表面上の、フィルム電極とは概ね異なる
位置に形成される。
【0029】 実施例において、外部電極とフィルム電極は外表面上の離間した位置に配置さ
れ、接続電極が外表面上のこれら離間した位置の間に形成され外部電極をフィル
ム電極に接続する。
【0030】 更に、外部電極とフィルム電極は、部分的に僅かに重なりあっている。フィル
ム電極は保護ガラス層で被覆されている。保護ガラス層は、フィルム電極の融点
よりは低いが、外部電極を外部回路に半田づけするための半田づけ温度よりは高
い融点を有している。
【0031】 上述した本発明の積層型電子装置において、側面と、1組の内部電極と、引き
出し電極と、外部電極と、フィルム電極はそれぞれ、第1の側面と、第1の組の
内部電極と、第1の引き出し電極と、第1の外部電極と、第1のフィルム電極で
ある。この装置は、セラミック体の内部に設けられた第2の組の内部電極であっ
て、各々が第2の引き出し電極を有し、その延在端が第1の引き出し電極と第1
の外部電極から離間した位置において外表面に露出している内部電極と、セラミ
ック体上に形成され、第1の引き出し電極と第1の外部電極からは離間している
第2の外部電極とをさらに備えている。しかしながら、第2の外部電極は、第2
の組の内部電極に共通に電気的に接続されている。
【0032】 この積層型電子装置は、第2の外部電極に接続された第2のフィルム電極をさ
らに備えている。第2のフィルム電極は、外表面上に形成され且つ各々の第2の
引き出し電極の端面を共通して覆い第2の引き出し電極に直接接続されている。
少なくとも、第2の外部電極から特定の第2の組の内部電極に第2のフィルム電
極を介して流れる過電流により生じる熱によって第2のフィルム電極が部分的に
溶融して、その特定の第2の組の内部電極に流れる過電流が遮断される。
【0033】 外表面は、第1の側面と第1の側面の両端の2つの対向する端面から成り、第
1及び第2の外部電極は第1及び第2の端面上に形成される。
【0034】 第2の引き出し電極は、第1の側面に露出している。第2の引き出し電極と第
2の外部電極の間の距離は、第1の引き出し電極と第1の外部電極の間の距離と
同じである。
【0035】 更に、外表面は、第1の側面に対向して第1及び第2の端面の間に設けられた
第2の側面をさらに備えている。第2の引き出し電極は、第2の側面に露出して
いる。
【0036】 その上、第1及び第2のダミーフィルム電極が、第2及び第1の側面上に、互
いに対向して、且つ、第1及び第2のフィルム電極と対向する位置にそれぞれ設
けられている。
【0037】 本発明の積層型電子装置の1例は、第1の組の内部電極の各々と、第2の組の
内部電極の各々が、セラミック体の内部で交互に配置された積層型コンデンサで
ある。
【0038】 本発明の積層型電子装置の別の1例は、第1の組の内部電極の各々と、第2の
組の内部電極の各々が、セラミック体の内部で交互に配置された積層型圧電セラ
ミックアクチュエータであり、セラミック体は隣接する電極間の積層方向に分極
されている。
【0039】 発明を実施するための最良の形態 図1を参照して、本発明の積層型セラミック電子装置のヒューズ機能について
最初に説明する。図示されるように、内部電極30は、そこから、図示しないが
後述するセラミック体の側面に渡って延在する引き出し電極30aを有している
。点を施した領域により示す、引き出し電極30aの端面は、仮想線により示す
ように、フィルム電極40の表面に接触され接続されている。フィルム電極40
の、引き出し電極30aに接続された部分を、40aで示す。
【0040】 引き出し電極30aと接続部40aとの接続を介して過電流が流れた場合、接
続部40aが溶融し、内部電極30とフィルム電極40との接続が溶断される。
このようにして、過電流が遮断される。
【0041】 フィルム電極40の接続部40aを溶融する又は溶断するための電流は、これ
を「溶断電流」と称するが、引き出し電極30aの幅及びフィルム電極40の材
料厚により決定される。これらは、内部電極40が通常1〜2ミクロンの厚さを
有するように設計されていることを考慮して、遮断すべき過電流値に応じて適宜
選択される。
【0042】 引き出し電極30aの幅は、好ましくは50〜800ミクロンである。50ミ
クロンより小さい場合、内部電極と外部電極との電気的な接続が十分でない。8
00ミクロンより大きいと、過電流を遮断することができないおそれがある。
【0043】 フィルム電極40の厚さは、0.5〜50ミクロンであることが好ましい。5
0ミクロンより大きい場合、溶断電流が、例えば10アンペア以上、と高くなる
。0.5ミクロンより小さいと、比較的高い値の溶断電流を選択することが難し
くなる。更に、コンデンサの等価直列抵抗ERRが結果的に大きくなる。
【0044】 例えば、ヒューズ素子をもたない公知の積層型セラミックコンデンサの値とほ
ぼ等しい数ミリオーム(mΩ)から100ミリオームのESR値を得るためには
、引き出し電極30aの幅及びフィルム電極40の厚さを、それぞれ300〜8
00ミクロン及び2〜50ミクロンの間で選択することが好ましい。一方、10
0ミリオームから1オームといった、より高いESR値を得るためには、引き出
し電極30aの幅及びフィルム電極40の厚さを、それぞれ100〜300ミク
ロン及び0.5〜2ミクロンの間で選択することが好ましい。
【0045】 金属粉末ペーストを塗布した後この塗布したペーストを焼成することによって
電極を形成する方法を用いることにより、フィルム電極40の厚さを容易に制御
することが可能である。
【0046】 しかしながら、金属粉末ペーストの代わりに、又は金属粉末ペーストと共に、
有機金属化合物ペーストを用いて厚さ制御を行うことがより好ましい。
【0047】 通常、内部電極30は、Ni,Ni合金,Pd,又はAg−Pd合金から作成
される。内部電極は、上述のようにスクリーン印刷により形成される。セラミッ
ク体を焼成した後の内部電極の厚さは、通常1〜2ミクロンである。フィルム電
極40は、Ag,Pd,Cu,Ni,Sn,Zn,B,Pb又はCd、或いはそ
れらの中から選択した金属の合金から作ることができる。
【0048】 Ag−Pd合金を内部電極40に用いた場合、Ag粉末ペーストを塗布して焼
成することによりフィルム電極40を形成することが好ましい。70%Ag−3
0%Pd(重量)を内部電極30に用いた場合には、フィルム電極40には80
%Ag−20%Pdを用いる。一方、Ni,Ni合金,又はPdを内部電極30
に用いた場合、Cu粉末ペーストを塗布して焼成することによりフィルム電極4
0が形成される。即ち、フィルム電極40は、内部電極30の融点よりも低い融
点を有するので、過電流が流れると、フィルム電極は内部電極よりも先に溶融す
る。
【0049】 図2〜図4を参照して、一実施例による積層型セラミックコンデンサを説明す
る。図2に示すように、このコンデンサは、互いに対向する第1及び第2の側面
50A及び50B並びに対向する端部を有する矩形のセラミック体50と、第1
及び第2の側面50A及び50B上にそれぞれ設けられた第1及び第2のフィル
ム電極401及び402と、セラミック体50の対向する端部に設けられた第1
及び第2の外部電極601及び602とを備えている。第1及び第2のフィルム
電極401及び402は、部分的に第1及び第2の外部電極601及び602と
重なり、これらに接続されている。コンデンサは、例えば、3.2mm×1.6
mm×1.6mmから5.7mm×5.0mm×5.0mmの大きさを有してい
る。
【0050】 図3を参照して、第1の内部電極30(301及び302のみ示す)及び第2
の内部電極32(321及び322のみ示す)をそれぞれ有する複数のセラミッ
クグリーンシート521〜52n(521〜525のみ示す)を用意する。
【0051】 ペロブスカイト錯体化合物の誘電体粉末を有機溶剤中でバインダー材料と混合
してセラミックスラリーを形成し、このスラリーからドクターブレード法を用い
てセラミックグリーンシートを作成した。セラミックグリーンシートの各々は、
30ミクロンの厚さを有しており、矩形形状を有している。グリーンシートの各
々はによって形成され矩形形状を有し30ミクロンの厚さを有している。70%
Ag−30%Pdペーストをセラミックグリーンシート上にスクリーン印刷する
ことにより、第1及び第2の内部電極30及び32をそれぞれセラミックグリー
ンシート上に形成する。
【0052】 第1及び第2の内部電極30及び32は、グリーンシートの対向する側まで延
在している第1の引き出し電極30a(301a及び302aのみ示す)及び第
2の引き出し電極32a(321aのみ示す)を有する。第1及び第2の引き出
し電極30a及び32aの各々は、500ミクロンの幅を持つように調整される
【0053】 第1の内部電極30を有するグリーンシート52(522及び524のみ示す
)と第2の内部電極32を有するグリーンシート52(521及び523のみ示
す)を、最上部のグリーンシート541と基底部のグリーンシート542の間に
交互に積み重ね、セラミックグリーン体を形成する。セラミックグリーン体を焼
き付け、焼成、又は焼結することにより、図4に示すようなセラミック体50を
形成する。セラミック体50は、第1の内部電極からセラミック体50の第1の
側面50Aまで延在する第1の引き出し電極30aと、第2の内部電極からセラ
ミック体50の第2の側面50Bまで延在する第2の引き出し電極32aを有す
る。即ち、第1及び第2の引き出し電極30a及び32aは、それぞれの端部が
第1及び第2の側面50A及び50Bに露出している。
【0054】 次に、Agペーストを塗布し焼成することにより、第1及び第2の外部電極6
01及び602を互いに対向する第1及び第2の端部50C及び50D上に形成
する。第1及び第2の外部電極601及び602の各々は、図2に示すように、
第1及び第2の端部50C及び50Dから上面、下面及び第1及び第2の側面5
0A及び50Bまで延在するように形成される。
【0055】 第1の外部電極601から第1の引き出し電極30aまでの距離は、第2の外
部電極602から第2の引き出し電極32aまでの距離と等しくなるように決定
される。
【0056】 次に、第1及び第2の側面50A及び50B上にAgペーストを塗布し焼成す
ることにより、第1及び第2の引き出し電極30a及び32aとそれぞれ重なり
且つ第1及び第2の外部電極601及び602とそれぞれ部分的に重なるように
、第1及び第2のフィルム電極401及び402を形成する。塗布は、スクリー
ン印刷によって行なう。
【0057】 こうして、図2に示すコンデンサが完成する。
【0058】 フィルム電極401及び402は、SiO,Al又はBなどの
ガラス形成成分を、金属ペーストに混合することにより、含むことが好ましい。
得られたフィルム電極は、コンデンサの第1及び第2の外部電極をプリント回路
のような外部回路に半田付けする時に、高温の半田から保護することができる。
【0059】 金属粉末ペーストの代わりに、有機金属化合物ペーストを用いて第1及び第2
のフィルム電極401及び402を形成することもできる。有機金属化合物ペー
ストは、有機金属化合物と、有機溶剤及び樹脂の両方に塩を溶解したものから成
る。有機金属化合物は、有機金属組成物とその組成物を溶解した有機溶剤から成
る。有機金属塩中の金属は、金属粉末ペーストに含まれるものと同一である。
【0060】 フィルム電極を半田付けから保護するために、有機金属化合物が、ガラス形成
成分であるSi,Al,Bの内の少なくとも1つを含むことが好ましい。
【0061】 図5を参照して、図2のコンデンサは、セラミック体50の第2及び第1の側
面50B及び50A上に、第1及び第2のダミーフィルム電極403及び404
をそれぞれ設けることにより変形したものである。第1及び第2のダミーフィル
ム電極403及び404はそれぞれ、第1及び第2のフィルム電極401及び4
02と対称的に配置されている。第1及び第2のダミーフィルム電極403及び
404は、第1及び第2の外部電極601及び602に接続されているが、内部
電極には全く接続されていない。第1及び第2のダミーフィルム電極403及び
404は、電気的には何の意味もないが、フィルム電極401及び402を形成
するためにセラミック体50の向きを調整する必要がなくなるため、ダミー電極
を用いるとコンデンサの製造が容易になる。
【0062】 Ag粉末ペーストを用いて、厚さの異なるヒューズ電極40を備えた図2のコ
ンデンサのサンプルを製造した。引き出し電極30a及び32aの幅は、一定値
の500ミクロンとした。
【0063】 5ミクロンの厚さの電極40を形成するために、有機金属化合物ペーストを用
いて別のサンプルを製造したが、これらは引き出し電極30a及び32aの幅が
異なっていた。
【0064】 5ミクロンの厚さを有するフィルム電極40を作成するために、Ag粉末ペー
ストと有機金属化合物ペーストの比率が1:1の混合物を用いて、別のサンプル
を製造した。引き出し電極30a及び32aの幅は500ミクロンとした。
【0065】 すべてのサンプルに対し、溶断電流、溶断時間、キャパシタンス、及びESR
についての測定を行なった。測定データを、表1に示す。
【0066】
【表1】 比較として、フィルム電極はもたないがサンプルと同一の構造及び種々の部分
がサンプルと同じサイズである公知の積層型セラミックコンデンサを製造し、測
定を行なった。表1に、これらのサンプルのキャパシタンス及びESRを、既知
のキャパシタンスからの変動レートにより示した。
【0067】 図6は、引き出し電極30aの幅と溶断電流との関係を示す。
【0068】 試験結果から、サンプル2〜6、9〜11、13及び14は、良好な特性を有
することが分かる。それ故、フィルム電極40の厚さは0.5〜50ミクロンで
あり、引き出し電極30a及び32aの幅は50〜800ミクロンであることが
好ましい。
【0069】 図7は、80Ag−20Pd粉末ペースト(曲線A)及びAg−Pd有機金属
(80Ag−20Pd)塩ペースト(曲線B)をそれぞれ用いて形成したフィル
ム電極40に関する溶断電流と溶断時間との関係を示す。この結果から、有機金
属化合物ペーストを用いた方が、金属粉末ペーストを用いた場合と比べて、溶断
時間の点で好ましいことが分かる。
【0070】 図8及び図9によれば、図示の積層型セラミックコンデンサは、第1の引き出
し電極30a及び第2の引き出し電極32aが同一の側面50A上に形成されて
いること以外は、図2〜図4に示すコンデンサと同様である。そこで、同様の部
分には、図2〜図4のものと同一の参照番号を付し、詳細には説明しない。
【0071】 図2及び図8の実施例に関して外部電極60がフィルム電極30及び32の形
成前に形成されると述べたが、外部電極60はフィルム電極30及び32を形成
した後でも形成可能である。
【0072】 図10A〜図10Eによれば、複数のセラミック体50は、図10Aに示すよ
うに、キャリア70上に搭載される。一方、作業テーブル72を用意し、ペース
ト74、例えば、有機金属ペーストの層を、図10Bに示すように、スクイ−ジ
ング(圧搾)ブレード76を用いて作業テーブルの上表面に延ばす。キャリア7
0を動かして、図10Cに示すように、各セラミック体50の一端部をペースト
層74上に押しつける。その結果、ペースト74が付着して、セラミック体50
の下端面及び両側面の下部を覆う。その後、図10Dに示すように、キャリア7
0を、ペーストの無い平坦な表面を有する別の作業テーブル76に移送する。図
10Dに示すように、セラミック体50を、作業テーブル76の平坦面に押しつ
けて、次いで横に動かす。これにより、ペースト74は下端面からは取り除かれ
るが、セラミック体50の両側面の下部には接着している。ペースト74を硬化
させた後、セラミック体50の反対側に対しても同様の作業を行なう。このよう
にして、フィルム電極401及び402及びダミーフィルム電極403及び40
4が、セラミック体50上に形成される。その後、外部電極601及び602を
、セラミック体の両端上に形成し、次いで、焼成することにより、図11に示す
ようなコンデンサが完成する。
【0073】 図12〜図15を参照して、図示の別の実施例によるコンデンサは、第1の内
部電極30及び第2の内部電極32が2つの対向する引き出し電極30a、30
b、32a及び32bを備えていること、そしてフィルム電極が外部電極と一体
に形成されていること以外は図2及び8aの実施例と同様である。そこで、同様
の部分には、同一の参照番号を付し、詳細には説明しない。
【0074】 図14に良く示されているように、第1の内部電極30は、グリーンシート5
22上に形成され、グリーンシートの端部近傍において両側まで延在する2つの
引き出し電極30a及び30bを有している。更に、第2の内部電極32が、別
のグリーンシート521上に形成され、グリーンシートの反対側の端部近傍にお
いて両側まで延在する2つの引き出し電極32a及び32bを有している。第1
の内部電極30及び第2の内部電極32を有する複数のグリーンシート(521
及び522の2つのみを示す)を交互に積み重ねて、図15に示すようなセラミ
ック体50を形成する。この実施例では、電極をもたないグリーンシート544
及び545を、内部電極を有する隣接するグリーンシートの間に介在させること
により、キャパシタンスを調節する。しかしながら、電極をもたないグリーンシ
ート544及び545は、もし必要がなければ、図3に示すように省略してもよ
い。更に、頂部及び底部のプレート(図3における541及び542)は図示し
ていないが用いられている。
【0075】 図15を参照して、引き出し電極30a及び30bは、第1の端部50Cの近
傍において、それぞれ、セラミック体50の第1及び第2の側面50A及び50
Bに露出している。更に、引き出し電極32a及び32bも、第2の端部50D
の近傍において、それぞれ、セラミック体50の第2及び第1の側面50B及び
50Aに露出している。
【0076】 次に、上述したようなフィルム電極を形成するためのペーストを用いて、図1
2及び図13に示すように、第1及び第2の端部50C及び50Dの近傍の部分
にそれぞれ、第1及び第2の外部電極801及び82を形成する。コンデンサを
プリント回路基板の外部回路に実装する際の半田付けから外部電極801及び8
02を保護するため、用いられる金属粉末ペーストには、SiO,Al ,Bなどのガラス形成成分を含めるべきである。一方、用いられる有機金
属化合物ペーストにも、ガラス形成成分であるSi,Al,Bなどを含めるべき
である。
【0077】 セラミック体50の第1及び第2の側面50A及び50B上に形成された第1
の外部電極801の部分801a及び801bは、それぞれ、引き出し電極30
a及び30bの上に重なると共にこれらに接続しており、過電流を遮断するため
のフィルム電極40として機能する。一方、セラミック体50の第2及び第1の
側面50B及び50A上に形成された第2の外部電極802の部分802a及び
802bは、それぞれ、引き出し電極32a及び32bの上に重なると共にこれ
らに接続しており、過電流を遮断するためのフィルム電極40として機能する。
【0078】 図16を参照して、フィルム電極のヒューズ機能を確認するため、試験片10
0を形成する。試験片100は、セラミックグリーンシート56とグリーンシー
ト56上に形成された内部電極33から構成される。内部電極33は、グリーン
シート56の一端部の近傍において、その両側まで延在する2つの対向する引き
出し電極33a及び33bと、グリーンシート56の反対側の端部の近傍におい
て、その両側まで延在する別の2つの対向する引き出し電極33c及び33dを
有する。
【0079】 試験片100を、第1及び第2の内部電極を備えた複数のグリーンシート52
1及び522(図14)と共に積層し、図15に示すような、但し試験片を含む
セラミック体50を形成する。次に、図12及び13に示すように、外部電極8
01及び802を形成する。これにより、2つの引き出し電極33a及び33b
が外部電極801に接続され、他の2つの引き出し電極33c及び33dは第2
の外部電極802に接続される。それ故、第1及び第2の外部電極801及び8
02は、試験片100を介して短絡する。これは、隣接する第1及び第2の内部
電極が短絡したかのようなシミュレーションである。
【0080】 直流電源を外部電極801及び802を介して接続し、外部電極801及び8
02に直流電流を流す。直流電流を3アンペアまで増加させたところ、急速に0
となった。その後は、コンデンサを介して電流を流すことが不可能であった。L
CRメーターを用いて、キャパシタンス、誘電損失及びキャパシタンスの絶縁抵
抗を測定した。その結果、これらが正常値であることが確認された。これは、電
流の流れが遮断され、試験片100の内部電極33が外部電極との接続から切り
離されたことを意味する。
【0081】 図17〜図19を参照して、図示された別の実施例によるコンデンサは、引き
出し電極30a及び32aが、側面50A及び50Bではなく端面50C及び5
0Dのそれぞれに露出していること以外は、図2のものと同様である。よって、
フィルム電極401及び402はやはり、端面50C及び50D上にそれぞれ形
成されている。外部電極601及び602は、フィルム電極401及び402上
にそれぞれ形成されるが、フィルム電極と外部電極401−601及び402と
602の間にそれぞれ部分的中空スペース621及び622が設けられている。
中空スペース621及び622は、フィルム電極が過電流により溶融することを
可能にするとともに、溶融した金属を収容するためのものである。
【0082】 図20を参照すると、内部電極30及び32が、セラミック体50の両端部5
0C及び50Dに引き出された対向する引き出し電極を備えた、図17〜19の
コンデンサの変形が示されている。内部電極30の対向する引き出し電極のうち
の1つ及び内部電極32の対向する引き出し電極のうちの1つは、それぞれ端面
50D及び50C上で、絶縁体58に覆われている。
【0083】 図21〜図23を参照して、図示された別の実施例によるコンデンサは、第2
の内部電極32の引き出し電極32a及び32bがセラミック体50の両端部5
0C及び50Dの間の中間位置において、それぞれセラミック体50の側面50
A及び50Bまで引き出されていること以外は、図12〜図15のコンデンサと
同様である。一方、第1の内部電極30は、引き出し電極をもっていないが、図
22及び図23に示すように、その一端がセラミック体50の一端部50Cにお
いて30eで示すように露出している。
【0084】 外部電極601及び602は両端部50C及び50Dの部分にそれぞれ形成さ
れる。よって、外部電極601は、図21に示すように、第1の内部電極30に
直接接続される。フィルム電極401及び402は、セラミック体の側面50A
及び50Bの、引き出し電極32a及び32bが露出している位置に形成される
。更に、接続電極421及び422を、側面50A及び50Bにそれぞれ形成し
、フィルム電極401及び402を外部電極602に接続する。即ち、第2の内
部電極は、図21に示すように、フィルム電極401及び402と接続電極42
1及び422を介して外部電極602に接続される。
【0085】 接続電極421及び422を、フィルム電極401及び402と同一のペース
トで作ってもよいし、異なるペーストで作ってもよい。
【0086】 図24を参照すると、引き出し電極32aのみで他方の引き出し電極(図22
における32b)を形成しない、第2の内部電極の変形例が示されている。従っ
て、図21のフィルム電極402と接続電極422を省略することができるが、
ダミー電極として設けてもよい。
【0087】 図25〜図27を参照して、図2のコンデンサの変形例が示されている。同様
の部分には、同一の参照番号を付す。第1及び第2の内部電極30及び32の引
き出し電極30a及び32aは、セラミック体50の両端部50C及び50Dの
中間の位置で、セラミック体50の側面50A及び50Bに露出している。それ
故、フィルム電極401及び402は、側面50A及び50B上の中間位置に形
成され、接続電極423及び424は、それぞれ側面50A及び50B上に形成
される。接続電極423及び424は、それぞれ、フィルム電極401及び40
2を、セラミック体50の両端部上に形成された外部電極601及び602に接
続する。
【0088】 図21〜図23及び図25〜図27のコンデンサの2つのサンプル(実施例1
及び実施例2)を作成した。引き出し電極30a,30b,32a及び32bを
、400ミクロンの幅をもたせて形成し、SiO−Bガラス粉末を含有
するAg粉末ペーストを塗布焼成することにより、焼成後5ミクロンの厚さを有
するように、フィルム電極401及び402を形成した。接続電極423及び4
24は、Ag粉末ペーストを塗布焼成することにより形成した。
【0089】 これらのサンプルについてインピーダンス−周波数特性を測定した。測定結果
を図28に示す。比較として、図には、同一のサイズと同一の容量をもち、但し
、ヒューズ機能用のフィルム電極をもたない公知のコンデンサのインピーダンス
の周波数特性を示す。
【0090】 図28において、ESRは、特性曲線の下部におけるインピーダンスに対応し
ている。本発明の実施例1及び2は、公知のものより僅かに高いが、公知のコン
デンサの値と実質的に同等のESRを有していることが分かる。
【0091】 上述した実施例において、1つのセラミック材料のみを用いたが、従来技術に
おいて知られている種々のセラミック材料を本発明において用いることができる
【0092】 本発明を、積層型セラミックコンデンサの実施例に関して説明したが、当業者
であれば、本発明を積層型セラミックアクチュエーター、バリスタ、その他の積
層型電子装置に用いることができることが理解できよう。
【0093】 産業上の利用可能性 本発明によれば、小型で、構造が単純であり、製造が容易で、低コストである
、ヒューズ機能を備えた積層型電子装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積層型セラミックコンデンサにおけるフィルム電極のヒューズ機能を
説明するための、内部電極とフィルム電極の接続を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施例による積層型コンデンサを示す斜視図である。
【図3】 図2のコンデンサにおける内部電極を備えたセラミック体を、内部構造を示す
ために組立て前の状態で示した斜視図である。
【図4】 組立てた状態の図3のセラミック体を示す斜視図である。
【図5】 図2の積層型コンデンサの1つの変形例を示す斜視図である。
【図6】 図2の積層型コンデンサにおけるヒューズ用フィルム電極に接続された内部電
極の引き出し電極の幅に対する溶断電流の試験データを示すグラフである。
【図7】 溶断時間と溶断電流の試験データを示すグラフである。
【図8】 図8は別の実施例による積層型コンデンサを示す斜視図である。
【図9】 図8の積層型コンデンサのセラミック体を示す、図3と同様な斜視図である。
【図10】 A〜Eは、フィルム電極を有するセラミック体上に外部電極を形成するための
各工程を示す図である。
【図11】 図10A〜図10Eの工程により形成された外部電極を備えた積層型セラミッ
クコンデンサの部分断面図である。
【図12】 別の実施例による積層型コンデンサを示す斜視図である。
【図13】 図12のXIII−XIII線断面図である。
【図14】 図12及び図13のコンデンサのセラミック体を示す、図3と同様な斜視図で
ある。
【図15】 図14の状態から組立てたセラミック体の斜視図である。
【図16】 2つの外部電極の間に短路を起こすための内部電極の試験片の斜視図である。
【図17】 別の実施例による積層型コンデンサの断面図である。
【図18】 図17のコンデンサのセラミック体を示す、図3と同様な斜視図である。
【図19】 図18の状態から組立てたセラミック体の斜視図である。
【図20】 図17のコンデンサを変形したコンデンサの断面図である。
【図21】 別の実施例による積層型コンデンサの斜視図である。
【図22】 図21のコンデンサのセラミック体を示す、図3と同様な斜視図である。
【図23】 図22の状態から組立てたセラミック体の斜視図である。
【図24】 図22の第1の内部電極の変形形状を示す斜視図である。
【図25】 別の実施例による積層型コンデンサの斜視図である。
【図26】 図25のコンデンサのセラミック体を示す、図3と同様な斜視図である。
【図27】 図26の状態から組立てたセラミック体の斜視図である。
【図28】 ヒューズ機能をもたない公知の積層型コンデンサとの比較において、図21及
び図25の積層型コンデンサのインピーダンス対周波数特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平11−171086 (32)優先日 平成11年6月17日(1999.6.17) (33)優先権主張国 日本(JP) (81)指定国 CN,DE,JP,SG,US (72)発明者 伊藤 伸二 兵庫県宍粟郡山崎町須賀沢231番地 トー キンセラミクス株式会社内 (72)発明者 鞍野 正行 兵庫県宍粟郡山崎町須賀沢231番地 トー キンセラミクス株式会社内 Fターム(参考) 5E001 AB03 AH01 AH09 AJ01 AJ02 5E082 AA01 AB03 BC05 EE04 EE23 FF05 FG26

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面を含む外表面を有するセラミック材料から成るセラミッ
    ク体と、 前記セラミック体の内部に設けられ、互いに並行に延在するとともに前記セラ
    ミック材料により互いに離間された1組の内部電極であって、各々から前記側面
    に露出したそれぞれの端部まで延在している引き出し電極を有する前記内部電極
    と、 外部電気回路に接続するための、前記セラミック体に設けられた外部電極と、 前記外部電極に接続され、前記側面上に形成され且つ前記各々の引き出し電極
    の端面上を共通して覆い前記引き出し電極に直接接続されたフィルム電極と を備えたことを特徴とする積層型電子装置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム電極が、前記内部電極の融点よりも低い融点を
    有する金属材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の積層型電子装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルム電極が、0.5〜50ミクロン(μm)の厚さ
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の積層型電子装置。
  4. 【請求項4】 前記引き出し電極の各々が、50〜800ミクロン(μm)
    の幅を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の積層型電子装
    置。
  5. 【請求項5】 前記金属材料が、Ag,Pd,Cu,Ni,Sn,Zn,B
    i,Cdの内から選択された少なくとも1つであることを特徴とする請求項1乃
    至4の内のいずれか一つに記載の積層型電子装置。
  6. 【請求項6】 前記フィルム電極が、電極金属ペーストを前記側面に塗布し
    た後焼成することにより形成される焼成フィルムであることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか一つに記載の積層型電子装置。
  7. 【請求項7】 前記電極金属ペーストが、電極金属粉末と前記粉末を懸濁さ
    せたキャリア溶剤から成る金属粉末ペーストであることを特徴とする請求項6に
    記載の積層型電子装置。
  8. 【請求項8】 前記金属粉末ペーストが、ガラス形成成分であるSiO
    Al,Bの中から選択された少なくとも1つをさらに含むことを特
    徴とする請求項7に記載の積層型電子装置。
  9. 【請求項9】 前記電極金属ペーストが、有機金属化合物の樹脂酸塩と前記
    樹脂酸塩を溶解させた有機溶剤から成る有機金属化合物ペーストであり、前記有
    機金属化合物の樹脂酸塩が有機金属化合物と前記有機金属化合物に添加した樹脂
    とから成ることを特徴とする請求項6に記載の積層型電子装置。
  10. 【請求項10】 前記有機金属化合物が、ガラス形成成分であるSi,Al
    ,Bの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9に記載の積層型電子
    装置。
  11. 【請求項11】 前記電極金属ペーストが、金属粉末ペースト及び前記金属
    粉末ペーストに混合した有機金属化合物ペーストから成る混合ペーストであり、
    前記金属粉末ペーストは電極金属粉末と前記粉末を懸濁させたキャリア溶剤から
    成り、前記有機金属化合物ペーストは有機金属化合物の樹脂酸塩と前記樹脂酸塩
    を溶解させた有機溶剤から成り、前記有機金属化合物の樹脂酸塩が有機金属化合
    物と有機金属化合物に添加した樹脂から成ることを特徴とする請求項6に記載の
    積層型電子装置。
  12. 【請求項12】 前記金属粉末ペーストが、ガラス形成成分であるSiO ,Al,Bの中から選択された少なくとも1つをさらに含むことを
    特徴とする請求項11に記載の積層型電子装置。
  13. 【請求項13】 前記有機金属化合物が、ガラス形成成分であるSi,Al
    ,Bの内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項11に記載の積層型電
    子装置。
  14. 【請求項14】 前記外部電極が、前記フィルム電極に重なっていることを
    特徴とする請求項1乃至13の内のいずれかに記載の積層型電子装置。
  15. 【請求項15】 前記外部電極と前記フィルム電極が同一材料から作られて
    いることを特徴とする請求項14に記載の積層型電子装置。
  16. 【請求項16】 前記外部電極と前記フィルム電極が、それらの間に形成さ
    れた中空スペースにより互いに離間されていることを特徴とする請求項14に記
    載の積層型電子装置。
  17. 【請求項17】 前記外部電極と前記フィルム電極の間に部分的に介在させ
    た絶縁ガラス層をさらに有することを特徴とする請求項14に記載の積層型電子
    装置。
  18. 【請求項18】 前記外部電極が、前記外表面上の、前記フィルム電極とは
    概ね異なる位置に形成されることを特徴とする請求項1乃至13の内のいずれか
    に記載の積層型電子装置。
  19. 【請求項19】 前記外部電極と前記フィルム電極が前記外表面上の離間し
    た位置に配置され、接続電極が前記外表面上の前記離間した位置の間に形成され
    前記外部電極を前記フィルム電極に接続することを特徴とする請求項18に記載
    の積層型電子装置。
  20. 【請求項20】 前記外部電極と前記フィルム電極が、部分的に僅かに重な
    りあっていることを特徴とする請求項18に記載の積層型電子装置。
  21. 【請求項21】 前記フィルム電極が保護ガラス層で被覆され、前記保護ガ
    ラス層は、前記フィルム電極の融点よりは低いが、前記外部電極を前記外部回路
    に半田づけするための半田づけ温度よりは高い融点を有していることを特徴とす
    る請求項20に記載の積層型電子装置。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至21の内のいずれか一つに記載の積層型電子
    装置において、前記側面と、前記1組の内部電極と、前記引き出し電極と、前記
    外部電極と、前記フィルム電極がそれぞれ、第1の側面と、第1の組の内部電極
    と、第1の引き出し電極と、第1の外部電極と、第1のフィルム電極であり、更
    に、前記セラミック体の内部に設けられた第2の組の内部電極を有し、前記第2
    の組の内部電極は前記第1の引き出し電極と前記第1の外部電極から離間した位
    置において前記外表面に露出している延在端を夫々有する第2の引き出し電極と
    を備えており、、前記第1の引き出し電極と前記第1の外部電極からは離間して
    前記セラミック体上に形成され前記第2の組の内部電極に共通に電気的に接続さ
    れた第2の外部電極とを備えたことを特徴とする積層型電子装置。
  23. 【請求項23】 前記第2の外部電極に接続された第2のフィルム電極をさ
    らに備え、前記第2のフィルム電極が、前記外表面上に形成され且つ前記各々の
    第2の引き出し電極の端面を共通して覆い前記第2の引き出し電極に直接接続さ
    れていることを特徴とする請求項22に記載の積層型電子装置。
  24. 【請求項24】 前記外表面が、前記第1の側面と、前記第1の側面の両端
    の2つの対向する端面から成り、前記第1及び第2の外部電極が前記第1及び第
    2の端面上に形成されていることを特徴とする請求項23に記載の積層型電子装
    置。
  25. 【請求項25】 前記第2の引き出し電極は前記第1の側面に露出し、前記
    第2の引き出し電極と前記第2の外部電極の間の距離が、前記第1の引き出し電
    極と前記第1の外部電極の間の距離と同じであることを特徴とする請求項24に
    記載の積層型電子装置。
  26. 【請求項26】 前記外表面が、前記第1の側面に対向して前記第1及び第
    2の端面の間に設けられた第2の側面をさらに備え、前記第2の引き出し電極は
    前記第2の側面に露出していることを特徴とする請求項24に記載の積層型電子
    装置。
  27. 【請求項27】 前記第2及び第1の側面上に、互いに対向して、且つ、前
    記第1及び第2のフィルム電極と対向する位置にそれぞれ設けられた第1及び第
    2のダミーフィルム電極をさらに有することを特徴とする請求項26に記載の積
    層型電子装置。
  28. 【請求項28】 前記第1の組の内部電極の各々と、前記第2の組の内部電
    極の各々が、前記セラミック体の内部で交互に配置された積層型コンデンサであ
    ることを特徴とする請求項22乃至27の内のいずれかに記載の積層型電子装置
  29. 【請求項29】 前記第1の組の内部電極の各々と、前記第2の組の内部電
    極の各々が、前記セラミック体の内部で交互に配置された積層型圧電セラミック
    アクチュエータであり、前記セラミック体は隣接する電極間の積層方向に分極さ
    れていることを特徴とする請求項22乃至27の内のいずれかに記載の積層型電
    子装置。
JP2000585895A 1998-12-03 1999-12-03 過電流を遮断するためのフィルム電極を有する積層型電子装置 Withdrawn JP2002531939A (ja)

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