JP2014069624A5 - - Google Patents
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Description
内燃機関の吸気系に連なる空気取り入れダクト内に、過給圧を低下させることなく、走行風から水分を除去するための衝立リブが設けられるようにしたものが、特許文献1で知られている。
ところで、このような空気取り入れダクトを用いて走行風を過給圧として利用するようにしたシステムで、加給吸気量を高めるために空気取り入れダクト内の空気通路の横断面積や走行風導入口の開口面積を大きくしたい場合があるが、そうすると走行風とともに流入する雨滴の水切り性能も向上させる必要があるので、上記特許文献1で開示されたものでは、走行風導入口に近い衝立リブを大きく形成せざるを得ない。ところが、走行風導入口に近い衝立リブを大きくすると、空気通路内を流通する走行風に対する流通抵抗が大きくなる可能性がある。
上記目的を達成するために、本発明は、内燃機関の機関本体が車体フレームに搭載され、前輪の直上に配置されて前記車体フレームに支持されるフロントカウルに走行風導入口が設けられ、前記走行風導入口からの走行風を前端から取り入れる空気取り入れダクトが、走行風を前記内燃機関の吸気系に導く空気通路を形成するようにして前記吸気系から前方に延出される自動二輪車において、前記空気取り入れダクトの前後方向中間部に、前方に臨む立ち上がり壁を有しつつ後方に向かうにつれて上方位置となるようにして上下方向に屈曲した屈曲部が設けられ、走行風を前方から当てて該走行風から水分を排除するための複数の水切り手段が、前記空気取り入れダクトを前記走行風導入口の前方から見て前記空気通路のうちその後端まで見通すことができる範囲の全域を複数の前記水切り手段で占めるようにしつつ、前記立ち上がり壁よりも前方で前記空気通路内の走行風流通方向に沿って間隔をあけた複数箇所で前記空気取り入れダクト内に配置されることを第1の特徴とする。
前記シリンダヘッド23の後部側面に接続される吸気系34は、前記燃料タンク29で覆われるエアクリーナ35と、各気筒毎に前記エアクリーナ35および前記シリンダヘッド23間に介設されるスロットルボディ36…とを備える。また前記シリンダヘッド23の前部側面に接続される排気系37は、その後端に排気マフラー38を備え、該排気マフラー38は後輪WRの上方に配置される。
また前記ヘッドパイプ12の前記通路76…は、図5および図6で示すように、前記ヘッドパイプ12に後方から取付けられるジョイント77が有する左右2つの通路78,78に連通する。また前記ジョイント77には、図6で示す空気導入部材79が接続される。この空気導入部材79は、前記吸気系34のエアクリーナ35に取付けられるものであり、空気導入部材79が有する2つの入口通路80,80に前記ジョイント77の2つの通路78…が個別に連通する。
第1および第2の衝立リブ81,82は、前記空気通路73の上壁および下壁から離隔して配置されるものであり、第1および第2の衝立リブ81,82が配置される部分である前記空気通路73の上壁は、第2仕切り壁85に一体に設けられる前記壁部87であり、前記空気通路73の下壁は、空気取り入れダクト67の下壁67bである。
ところでフロントカウル40の前端中央部の走行風導入口61の前方から前記空気取り入れダクト67を見たときに、前記空気通路73のうちその後端まで見通すことができる範囲は、第1および第2の衝立リブ81,82が配置される部分での前記壁部87の最下部を通って前後に延びる第1水平線L1(図7および図8参照)と、前記屈曲部67aにおける立ち上がり壁84の上端を通って前後に延びる第2水平線L2(図7および図8参照)と、前記空気取り入れダクト67の左右側壁とで囲まれる範囲となるが、第1および第2の衝立リブ81,82は、前記走行風導入口61の前方から見て前記空気通路73のうちその後端まで見通すことができる範囲の全域を占めるように配置される。すなわち第1および第2の衝立リブ81,82のうち上方に配置される第2の衝立リブ82の上端もしくはその上端よりも下方に第1水平線L1が在り、第1および第2の衝立リブ81,82のうち下方に配置される第1の衝立リブ81の下端もしくはその下端よりも上方に第2水平線L2が在るように、第1および第2の衝立リブ81,82が配置される。
前記空気取入れダクト67の上面には、4つのステー締結ボス97,97…が突設されており、それらのステー締結ボス97,97…に、図示しないメータを取付けるためのメータステー98が締結される。このメータステー98は、左右一対の中空部98a,98aを有しており、それらの中空部98aは、前記共鳴室86…よりも後方で前記空気取入れダクト67の上面に設けられる左右一対の挿入孔99,99内に挿入され、空気取入れダクト67内の空気通路73に連通する。而して前記中空部98a…は、空気溜めとして機能するものであり、内燃機関Eのスロットル急開時等に中空部98a…内の空気が空気通路73に一時的に補給されることで空気通路73での負圧変化が緩和される。
ところで前記空気取入れダクト67の少なくとも一部、この実施の形態では空気取入れダクト67の前部は、車幅方向中央部で前記フロントカウル40内に収容されるものであり、この空気取入れダクト67および前記フロントフェンダ45の上面間には、図7で示すように、フロントカウル40の底板52aおよび前記フロントフェンダ45の上面間に形成される導風通路100に後方から連なる後部導風通路101が形成される。
イプ12に対応する部分で左右両側に分岐した一対の導出口72,72を後端部に有し、前記立ち上がり壁84を有する前記屈曲部67aと、第1および第2衝立リブ81,82とが左右一対の前記導出口72…の分岐部71aよりも前方に配置されるので、水切り手段である衝立リブの個数増加を抑制しながら水切り性を確保することができる。
Claims (1)
- 内燃機関(E)の機関本体(19)が車体フレーム(F)に搭載され、前輪(WF)の直上に配置されて前記車体フレーム(F)に支持されるフロントカウル(40)に走行風導入口(61)が設けられ、前記走行風導入口(61)からの走行風を前端から取り入れる空気取り入れダクト(67)が、走行風を前記内燃機関(E)の吸気系(34)に導く空気通路(73)を形成するようにして前記吸気系(34)から前方に延出される自動二輪車において、前記空気取り入れダクト(67)の前後方向中間部に、前方に臨む立ち上がり壁(84)を有しつつ後方に向かうにつれて上方位置となるようにして上下方向に屈曲した屈曲部(67a)が設けられ、走行風を前方から当てて該走行風から水分を排除するための複数の水切り手段(81,82)が、前記空気取り入れダクト(67)を前記走行風導入口(61)の前方から見て前記空気通路(73)のうちその後端まで見通すことができる範囲の全域を複数の前記水切り手段(81,82)で占めるようにしつつ、前記立ち上がり壁(84)よりも前方で前記空気通路(73)内の走行風流通方向(83)に沿って間隔をあけた複数箇所で前記空気取り入れダクト(67)内に配置されることを特徴とする自動二輪車における前部導風構造。
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