JPH1035569A - 自動二輪車の走行風過給システム - Google Patents

自動二輪車の走行風過給システム

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JPH1035569A
JPH1035569A JP8199363A JP19936396A JPH1035569A JP H1035569 A JPH1035569 A JP H1035569A JP 8199363 A JP8199363 A JP 8199363A JP 19936396 A JP19936396 A JP 19936396A JP H1035569 A JPH1035569 A JP H1035569A
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JP
Japan
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traveling wind
supercharging system
motorcycle
body frame
introduction passage
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JP8199363A
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Inventor
Utata Sugimoto
転 杉本
Hiroshi Takimoto
宏 瀧本
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Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置スペースを最小限に抑えるとともに、部
品点数の削減とコストダウンを図りつつ、過給圧の低下
を招くことなく水滴を効果的に排出することができる自
動二輪車の走行風過給システムを提供すること。 【構成】 走行風圧を過給圧として利用する自動二輪車
の走行風過給システムにおいて、車体フレーム2の一端
を車体前方に開口せしめてその内部を走行風導入通路と
するとともに、該走行風導入通路の途中に衝立リブ(水
切り手段)34,35を設ける。本発明によれば、既存
の車体フレームの内部を走行風導入通路として利用し、
その走行風導入通路の途中に水切り手段として衝立リブ
34,35を設けたため、当該走行風過給システムの設
置スペースを最小限に抑えるとともに、部品点数の削減
とコストダウンを図ることができる。又、衝立リブ3
4,35によって、過給圧の低下を招くことなく水滴を
効果的に排出してエアクリーナへの水滴の侵入を確実に
防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行風圧を過給圧
として利用する自動二輪車の走行風過給システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジン出力の向上を目的として走行風
圧を過給圧として利用する自動二輪車においては、車体
前方に開口するエアダクトを設け、走行風を該エアダク
トから取り入れてこれをエアクリーナを経てキャブレタ
に導くことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走行風過給システムにあっては、エアダクトを別設して
いたため、その設置スペースの確保に苦慮する他、部品
点数が増えてコストアップを招くという問題があった。
【0004】又、斯かる走行風過給システムでは、走行
風と共にエアダクト内に侵入する水滴を外部に排出する
必要があるが、走行風取入口がヘッドライトの下側や左
右近傍にレイアウトされる場合には、水切りタンクが可
成り大容量となってその設置に大きなスペースを要して
いた。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、設置スペースを最小限に抑え
るとともに、部品点数の削減とコストダウンを図りつ
つ、過給圧の低下を招くことなく水滴を効果的に排出す
ることができる自動二輪車の走行風過給システムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、走行風圧を過給圧として利
用する自動二輪車の走行風過給システムにおいて、車体
フレームの一端を車体前方に開口せしめてその内部を走
行風導入通路とするとともに、該走行風導入通路の途中
に水切り手段を設けたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記車体フレームのヘッドパイプから車体
後方に延出する左右一対のメインフレーム部の内側壁に
走行風排出口を開口せしめ、該走行風排出口にエアクリ
ーナを接続したことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記水切り手段を、前記走行風導入
通路に突設された衝立リブで構成したことを特徴とす
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項2又は3記
載の発明において、前記水切り手段を、前記走行風導入
通路の前記走行風排出口近傍の上流側に設けられた衝立
リブで構成したことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項2,3又は
4記載の発明において、前記水切り手段を、前記走行風
導入通路のヘッドパイプよりも上流に開口する水抜き孔
で構成したことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項2,3又は
4記載の発明において、前記水切り手段を、前記走行風
導入通路のヘッドパイプよりも上流に設けられた絞り部
と、該絞り部の下方に開口する水抜き孔を含んで構成し
たことを特徴とする。
【0012】従って、本発明によれば、既存の車体フレ
ームの内部を走行風導入通路として利用し、その走行風
導入通路の途中に水切り手段を設けたため、従来別設し
ていたエアダクトや水切りタンクが不要となり、当該走
行風過給システムの設置スペースを最小限に抑えるとと
もに、部品点数の削減とコストダウンを図ることができ
る。
【0013】又、走行風導入通路の途中に設けられる水
切り手段を衝立リブや水切り孔で構成することによっ
て、過給圧の低下を招くことなく水滴を効果的に排出し
てエアクリーナへの水滴の侵入を確実に防ぐことができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0015】<実施の形態1>図1は本発明に係る走行
風過給システムを備える自動二輪車の側面図、図2は同
自動二輪車のヘッドパイプ周りの破断正面図、図3は本
発明の実施の形態1に係る走行風過給システムの構成を
示す自動二輪車前部の模式的平断面図、図4は同自動二
輪車の車体フレームの模式的側断面図、図5は図3のA
部拡大詳細図である。
【0016】先ず、図1に示す自動二輪車1の概略構成
を説明すると、図中、2は矩形断面を有する中空状の車
体フレームであって、該車体フレーム2の前方の部位に
はヘッドパイプ3が一体に形成されている。そして、図
2に示すように、ヘッドパイプ3にはパイプ状のステア
リングシャフト4が挿通しており、該ステアリングシャ
フト4の上下はベアリング5,6によってヘッドパイプ
3に回動自在に支持されている。
【0017】而して、上記ステアリングシャフト4のヘ
ッドパイプ3から突出する上下端部にはトップブリッジ
7及びボトムブリッジ8を介してフロントフォーク9の
上部が支持されており、図1に示すように、該フロント
フォーク9の下端部には前輪10が回転自在に軸支され
ている。尚、フロントフォーク9の上端部には、図1に
示すハンドル11が結着されている。
【0018】ところで、前記メインフレーム2は、図3
に示すように、ヘッドパイプ5から左右に分岐して車体
後方に向かって斜め下方に延出する左右一対のメインフ
レーム部2aと、ヘッドパイプ3から車幅方向中央を車
体前方に向かって延出する単一のエアダクト部2bを一
体に有しており、エアダクト部2bはカウリング12の
前面中央(左右のヘッドライト13の間)に開口してい
る。尚、車体フレーム2のメインフレーム部2a内の前
記ヘッドパイプ3の後方には縦リブ2cが形成されてお
り、該縦リブ2cによって車体フレーム2のヘッドパイ
プ3周りの剛性が高められる。又、車体フレーム2のエ
アダクト部2bのヘッドパイプ3周りは、図3に鎖線に
て示すフロントフォーク9の回動域に対して該フロント
フォーク9との間に所定のクリアランスを確保しつつ、
所要の通路面積を確保するために図示のように膨らんだ
形状に成形されている。
【0019】又、図1に示すように、車体フレーム2の
各メインフレーム部2aの端部には中空状のリヤアーム
ブラケット14が結着されており、各リヤアームブラケ
ット14の底部には、図4に示すように、水抜き孔15
が開口している。
【0020】一方、図1に示すように、車体フレーム2
のメインフレーム部2aの下方であって、且つ、車体中
央下部には、水冷4サイクルの並列4気筒エンジン16
が搭載されており、該エンジン16の前方にはラジエー
タ17が、上方には燃料タンク18がそれぞれ配設さ
れ、該燃料タンク18の後方にはシート19が配設され
ている。
【0021】又、左右一対の前記リヤアームブラケット
14にはリヤアーム20の前端部がピボットシャフト2
1によって上下に揺動自在に枢着されており、該リヤア
ーム20の後端部には後輪22が回転自在に軸支されて
いる。そして、リヤアーム20とこれに軸支された後輪
22はリヤクッション23を介して車体側に懸架されて
いる。尚、後輪22に結着されたホイールスプロケット
24とミッションケース25の出力軸26に結着された
小径のドライブスプロケット27との間には無端状のチ
ェーン28が巻装されている。
【0022】而して、本実施の形態に係る自動二輪車1
は走行風過給システムを備えるものであって、該走行風
過給システムの一部は車体フレーム2によって構成され
ている。即ち、本実施の形態においては、車体フレーム
2の内部が走行風導入通路を構成しており、図3及び図
4に示すように、車体フレーム2の左右一対のメインフ
レーム部2aの内側壁の相対向する部位には円形の走行
風排出口29が形成されている。
【0023】他方、前記エンジン16には、図3に示す
ように、4つの気筒16aが横方向(車幅方向)に並設
されており、各気筒16aにはキャブレタ30がそれぞ
れ接続されている。そして、エンジン16の上方にはエ
アクリーナ31が配設されており、このエアクリーナ3
1には前記キャブレタ30がそれぞれ接続されている。
又、このエアクリーナ31の前部左右にはファンネル3
1aが突設されており、各ファンネル31aは車体フレ
ーム2のメインフレーム部2aに形成された前記走行風
排出口29を貫通して車体フレーム2内の走行風導入通
路に開口している。尚、図1に示すように、エンジン1
6の各気筒16aからは排気管32が導出しており、そ
の端部にはマフラー33が接続されている。
【0024】ここで、エアクリーナ31の車体フレーム
2への組付構造の詳細を図5に示すが、本実施の形態に
おいては、前記ファンネル31aはエアクリーナ31と
は別体に構成され、これは車体フレーム2に予め組み込
まれている。そして、上下に2分割されたエアクリーナ
31に形成されてフランジ部31bでファンネル31a
を挟み込むようにしてフランジ部31bを締着すること
によって、エアクリーナ31がファンネル31aを介し
て車体フレーム2に組み付けられる。
【0025】ところで、本実施の形態に係る走行風過給
システムにおいては、車体フレーム2内に形成される走
行風導入通路の途中に水切り手段が設けられている。即
ち、図3及び図4に示すように、車体フレーム2のエア
ダクト部2b内底部のヘッドパイプ3よりも上流側位置
には高さの低い衝立リブ34が全幅に亘って突設される
とともに、メインフレーム部2a内の壁面であって、且
つ、前記走行風排出口29が開口する部位近傍の上流側
には邪魔板状の衝立リブ35がファンネル31aの開口
部を覆い隠すように斜めに突設されており、これらの衝
立リブ34,35によって水切り手段が構成されてい
る。
【0026】又、図4に示すように、車体フレーム2の
メインフレーム部2a内のファンネル31aが開口する
部位よりも下流側には、金網又は樹脂ネットで構成され
るメッシュ部材36が設けられている。
【0027】而して、自動二輪車1の走行時において
は、車体前面に開口する車体フレーム2のエアダクト部
2bから走行風が流入し、この走行風は図3及び図4に
矢印にて示すように車体フレーム2内の走行風導入通路
を車体後方に向かって流れ、ヘッドパイプ3の周囲を通
って左右に分岐した後、各ファンネル31aからエアク
リーナ31内に導入される。そして、エアクリーナ31
内においては、走行風の動圧分が静圧に変換されてエア
クリーナ31の内圧(静圧)が高められ、圧力の高い新
気が各キャブレタ30に供給されて各キャブレタ30に
おいて圧力の高い混合気が形成されるため、エンジン1
6の各気筒16aには多量の混合気が供給(過給)され
て各気筒16aにおける混合気の充填効率が高められ、
この結果、エンジン16の出力向上が図られる。
【0028】ところで、雨天等において雨水等の水滴が
走行風と共に走行風導入通路に侵入しても、水滴は先ず
衝立リブ34によって分離されて除去され、衝立リブ3
4を通過した水滴は更にヘッドパイプ3、メインフレー
ム部2aの内壁に衝突して衝立リブ35によって分離さ
れて除去されるため、水滴がファンネル31aを通って
エアクリーナ31内に侵入することがなく、エアクリー
ナ31内には走行風(新気)のみが導入される。尚、衝
立リブ34によって分離された水滴は車体フレーム12
のエアダクト部2bの前端開口部から排出され、衝立リ
ブ35によって分離された水滴はリヤアームブラケット
14の底部に開口する水抜き孔15から外部に排出され
る。
【0029】以上のように、本実施の形態においては、
既存の車体フレーム2の内部を走行風導入通路として利
用し、その走行風導入通路の途中に衝立リブ34,35
で構成される水切り手段を設けたため、従来別設してい
たエアダクトや水切りタンクが不要となり、当該走行風
過給システムの設置スペースを最小限に抑えるととも
に、部品点数の削減とコストダウンを図ることができ
る。
【0030】又、本実施の形態においては、前述のよう
に車体フレーム2のメインフレーム部2a内にメッシュ
部材36を設けたため、車体フレーム2内の走行風導入
通路に吸引された枯葉等の大型のゴミをメッシュ部材3
6でキャッチすることができ、エアクリーナ31を取り
外してこれを清掃するとき等に車体フレーム2に開口す
る走行風排出口29から手を差し込んでメッシュ部材3
6でキャッチされた大型のゴミを容易に取り除くことが
できる。
【0031】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図6及び図7に基づいて説明する。尚、図6は本
発明の実施の形態2に係る走行風過給システムの構成を
示す自動二輪車前部の模式的平面図、図7は同自動二輪
車の車体フレームの模式的側断面図であり、これらの図
においては図3及び図4に示したと同一要素には同一符
号を付しており、以下、それらについての説明は省略す
る。
【0032】本実施の形態に係る走行風過給システムは
水切り手段のみが前記実施の形態1と異なり、他の構成
は実施の形態1のそれと同様である。
【0033】即ち、本実施の形態においては、車体フレ
ーム2内に形成される走行風導入通路のヘッドパイプ3
よりも上流側にノズル状の絞り部材37を設け、該絞り
部材37の下方の車体フレーム2の底部に水抜き孔38
を開口せしめ、絞り部材37と水抜き孔38で水切り手
段を構成している。
【0034】而して、走行風と共に水滴が車体フレーム
2内の走行風導入通路に吸引された場合であっても、水
滴は絞り部材37によって分離されて落下し、その下部
に開口する水抜き孔38から外部に排出されるため、本
実施の形態においても前記実施の形態1と同様の効果が
得られる。
【0035】尚、図7に示す距離Lが短い場合には、メ
ッシュ部材36を図示のように下流側に設置しても、エ
アクリーナ31のメンテナンス時に走行風排出口39か
ら車体フレーム2内に手を差し込んでメッシュ部材36
にてキャッチされた大型のゴミを取り除くことができ
る。
【0036】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図8に基づいて説明する。尚、図8は本発明の実
施の形態3に係る走行風過給システムを示す自動二輪車
の車体フレームの模式的側断面図であり、本図において
も図4に示したと同一要素には同一符号を付している。
【0037】本実施の形態に係る走行風過給システムも
水切り手段のみが実施の形態1と異なり、他の構成は実
施の形態1のそれと同様である。
【0038】即ち、本実施の形態においては、車体フレ
ーム2のエアダクト部2bの底部2b−1を略水平と
し、その底部2b−1の後端部に垂直な壁2b−2を設
け、その壁2b−2の近くに水抜き孔39を開口せしめ
ている。
【0039】而して、走行風と共に車体フレーム2内の
走行風導入通路に導入された水滴は壁2b−2によって
分離されて落下し、下部に開口する水抜き孔39から外
部に排出されるため、実施の形態1と同様の効果が得ら
れる。
【0040】尚、車体フレーム内の走行風導入通路の途
中に設ける水切り手段としては、パンチングメタルや金
網、或は遠心分離作用を得るためのスパイラル状の通路
等、種々のものが考えられる。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、既存の車体フレームの内部を走行風導入通路と
して利用し、その走行風導入通路の途中に水切り手段を
設けたため、従来別設していたエアダクトや水切りタン
クが不要となり、当該走行風過給システムの設置スペー
スを最小限に抑えるとともに、部品点数の削減とコスト
ダウンを図ることができるという効果が得られる。
【0042】又、本発明によれば、走行風導入通路の途
中に設けられる水切り手段を衝立リブや水切り孔で構成
することによって、過給圧の低下を招くことなく水滴を
効果的に排出してエアクリーナへの水滴の侵入を確実に
防ぐことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行風過給システムを備える自動
二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係る走行風過給システムを備える自動
二輪車のヘッドパイプ周りの破断正面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る走行風過給システ
ムの構成を示す自動二輪車前部の模式的平断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態1に係る走行風過給システ
ムの構成を示す自動二輪車の車体フレームの模式的側断
面図である。
【図5】図3のA部拡大詳細図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る走行風過給システ
ムの構成を示す自動二輪車前部の模式的平面図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る走行風過給システ
ムの構成を示す自動二輪車の車体フレームの模式的側断
面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係る走行風過給システ
ムの構成を示す自動二輪車の車体フレームの模式的側断
面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体フレーム 2a メインフレーム部 2b エアダクト部 3 ヘッドパイプ 29 走行風排出口 31 エアクリーナ 34,35 衝立リブ(水切り手段) 37 絞り部材(絞り部) 38,39 水抜き孔(水切り手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行風圧を過給圧として利用する自動二
    輪車の走行風過給システムにおいて、 車体フレームの一端を車体前方に開口せしめてその内部
    を走行風導入通路とするとともに、該走行風導入通路の
    途中に水切り手段を設けたことを特徴とする自動二輪車
    の走行風過給システム。
  2. 【請求項2】 前記車体フレームのヘッドパイプから車
    体後方に延出する左右一対のメインフレーム部の内側壁
    に走行風排出口を開口せしめ、該走行風排出口にエアク
    リーナを接続したことを特徴とする請求項1記載の自動
    二輪車の走行風過給システム。
  3. 【請求項3】 前記水切り手段は、前記走行風導入通路
    に突設された衝立リブで構成されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の自動二輪車の走行風過給システム。
  4. 【請求項4】 前記水切り手段は、前記走行風導入通路
    の前記走行風排出口近傍の上流側に設けられた衝立リブ
    で構成されることを特徴とする請求項2又は3記載の自
    動二輪車の走行風過給システム。
  5. 【請求項5】 前記水切り手段は、前記走行風導入通路
    のヘッドパイプよりも上流に開口する水抜き孔で構成さ
    れることを特徴とする請求項2,3又は4記載の自動二
    輪車の走行風過給システム。
  6. 【請求項6】 前記水切り手段は、前記走行風導入通路
    のヘッドパイプよりも上流に設けられた絞り部と、該絞
    り部の下方に開口する水抜き孔を含んで構成されること
    を特徴とする請求項2,3又は4記載の自動二輪車の走
    行風過給システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006073256A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Sanyo Electric Co Ltd 車両用の電源装置
DE102013211357A1 (de) 2012-09-28 2014-04-03 Honda Motor Co., Ltd. Vorderteil-Luftführungsaufbau für ein Motorrad

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