JP6350256B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの吸気装置に関し、特に、複数の気筒に空気を供給する分岐管を備えるエンジンの吸気装置に関する。
自動車等の車両に搭載されるエンジンには、気筒に空気を送り込むための吸気装置が設けられている。一般に、3気筒エンジン等の多気筒エンジンの吸気装置は、1本の吸気導入管と複数の分岐管とをサージタンクを介して接続したものから構成され、吸気導入管に導入された吸気は、サージタンクおよび分岐管を通過するに従って進行方向を変える。
この種のエンジンの吸気装置において、サージタンクや分岐管の形状によっては、吸気の進行方向が急激に変更されることで通気抵抗が大きくなり、エンジンの出力が低下してしまう。
これに対し、従来のこの種のエンジンの吸気装置としては特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載のエンジンの吸気装置は、吸気の供給方向の最も上流側に位置するサージタンク(チャンバ)の壁部と分岐管との間に、吸気の供給方向に沿う案内壁を設けている。これにより、特許文献1に記載のものは、サージタンクに供給された吸気が、案内壁に沿って流れる間に流速が低下し、その後、最も上流側に位置する分岐管に流れ込むので、吸気が分岐管に流れ込むときの通気抵抗を低減できる。
また、従来の吸気装置としては特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献2に記載のエンジンの吸気装置は、サージタンクの内壁に吸気誘導面を形成し、この吸気誘導面によりサージタンク内の空気を分岐管に案内することで、吸気の通気抵抗を低減している。
特開2011−74862号公報 特開2012−97567号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、全ての分岐管に対する通気抵抗の低減および吸気分配量の均等化について考慮されていないので、吸気装置全体での通気抵抗を十分に低減することができず、また、各分岐管に均等に空気を分配することができないという問題があった。
また、特許文献2に記載のものは、分岐管がサージタンクからエンジンに向って複雑なS字を描いて延びているので、分岐管における吸気の通気抵抗を低減することができないという問題があった。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、吸気の通気抵抗を低減しつつ複数の分岐管に均等に空気を分配し、エンジンの出力性能を向上させることができるエンジンの吸気装置を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、複数の気筒を有するエンジンの気筒列方向に延びるサージタンクと、前記サージタンクの底面部から下方へ延びた後、前記サージタンクの前記エンジンとは反対側の側面部と前記サージタンクの上面部とを順次囲むように湾曲して前記複数の気筒にそれぞれ連結される複数の分岐管と、前記複数の分岐管の配列方向で一端部に位置する一端側分岐管の側方を通過して前記サージタンクの上部に連結される吸気導入管と、を備えるエンジンの吸気装置において、前記複数の分岐管を、その吸気流れ方向下流側端部から吸気流れ方向上流側端部に向うに連れて前記気筒列方向における位置が前記吸気導入管に近づくよう螺旋形状に形成し、前記吸気導入管に、前記サージタンクの斜め上方から該サージタンクの上面部に連結される通路部を設け、かつ、前記通路部の上面部を前記サージタンクの内側に延長した第1仮想平面を描出した場合、前記複数の分岐管の配列方向で他端部に位置する他端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部に前記第1仮想平面が達するよう、前記通路部の上面部を傾斜させたものから構成されている。
このように上記の第1の態様によれば、複数の分岐管をその吸気流れ方向下流側端部から吸気流れ方向上流側端部に向うに連れて気筒列方向における位置が吸気導入管に近づくよう螺旋形状に形成したので、従来のエンジンの吸気装置と比較して、各分岐管の吸気流れ方向上流側端部を、気筒列方向において吸気導入管側に近接させることができる。
また、吸気導入管に、サージタンクの斜め上方からこのサージタンクの上面部に連結される通路部を設けたので、従来の吸気装置と比較して、吸気導入管からサージタンクに到る吸気経路の曲がりを減少させ、吸気経路における通気抵抗を低減できる。
さらに、通路部の上面部をサージタンクの内側に延長した第1仮想平面を描出した場合、複数の分岐管の配列方向で他端部に位置する他端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部に第1仮想平面が達するよう、通路部の上面部を傾斜させたので、吸気導入管からサージタンクに導入された空気を、サージタンク内で通路部の上面部および第1仮想平面に沿って他端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部に案内でき、複数の分岐管に均等に空気を分配することができる。
この結果、吸気の通気抵抗を低減しつつ複数の分岐管に均等に空気を分配し、エンジンの出力性能を向上させることができる。
図1は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置を備えるパワートレーンの上面図である。 図2は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置を備えるパワートレーンの左側面図である。 図3は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置を備えるパワートレーンの背面図である。 図4は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置の斜視図である。 図5は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置の背面図である。 図6は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置の上面図である。 図7は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置の正面図である。 図8は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、エンジンの吸気装置の左側面図である。 図9は、本発明のエンジンの吸気装置の一実施形態を示す図であり、図8のIX−IX方向矢視断面図である。
以下、本発明に係るエンジンの吸気装置の実施形態について、図面を用いて説明する。図1から図9は、本発明に係る一実施形態のエンジンの吸気装置を示す図である。
まず、構成を説明する。図1において、車両1にはパワートレーン2が搭載されており、このパワートレーン2は、車両1のダッシュパネル1Aの前方に横向きに搭載されている。ダッシュパネル1Aは図示しない運転席の前方に設けられており、パワートレーン2が配置される空間と運転席とを仕切っている。
本実施形態では、車両1の運転席に着座した運転者から見た前後方向、左右方向、および上下方向と一致するように、図中で前後、左右、上下の方向を矢印で示している。
パワートレーン2は、エンジン3と変速機4とを含んで構成されており、エンジン3と変速機4とが一体化されている。パワートレーン2は、エンジン3で発生した駆動力を変速機4で変速して不図示の駆動輪に伝達している。また、変速機4はディファレンシャル装置4Bを備えており、このディファレンシャル装置4Bにより、駆動力を左右の駆動輪に差動回転可能に分配している。
エンジン3は、3つの気筒#1、#2、#3が直列に配置された3気筒エンジンとして構成されており、気筒#1、#2、#3の不図示のピストンが往復運動して発生した動力を、不図示のクランク軸により回転運動に変換している。エンジン3は、クランク軸が車両左右方向を向くように車両1に搭載されている。
変速機4は、エンジン3から伝達された駆動力を変速する不図示の変速機構を備えている。変速機4は、エンジン3の端部に連結された状態で、変速機構を構成する不図示の入力軸およびカウンタ軸が車両幅方向を向くように車両1に搭載されている。したがって、本実施形態の車両1は、エンジン3と変速機4からなるパワートレーン2が横置き配置されたFF(Front Engine Front Drive)車両である。
図1から図3の何れかにおいて、エンジン3の左端部には、不図示のボルトで変速機4に締結されるフランジ部3Aが形成されており、変速機4の右端部には、不図示のボルトでエンジン3に締結されるフランジ部4Aが形成されている。エンジン3と変速機4は、これらフランジ部3A、4Aの接合面2Aで接合されている。
接合面2Aの近傍における変速機4の上方には、スロットルボディ5が設けられており、このスロットルボディ5は、図示しないエアフィルターを通って濾過された吸気が通過する。スロットルボディ5は、弁体5Aを備えており、この弁体5Aが開閉することで、通過する空気の量を調整する。
パワートレーン2の後方の上部には吸気装置20が設けられている。吸気装置20は、吸気導入管21、サージタンク24および複数の分岐管31、32、33を備えており、吸気導入管21に導入された空気をサージタンク24に一時貯留し、この貯留した空気を分岐管31、32、33により気筒#1、#2、#3に分配している。
図1、図3に示すように、サージタンク24は、シリンダヘッド3Bの後方の下部に配置されており、左右方向、すなわちエンジン3の気筒列方向に延びている。
図4〜図9の何れかに示すように、分岐管31、32、33は、左右方向に等間隔で配列されている。分岐管31、32、33の吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aは、サージタンク24の底面部24B(図9参照)にそれぞれ接続されている。
分岐管31は、複数の分岐管31、32、33の配列方向で一端部、すなわち右方側端部に位置している。分岐管31の吸気流れ方向上流側端部31Aは、変速機4のフランジ部4Aの後方の上部において、サージタンク24の底面部24Bに接続されている。分岐管31は本発明における一端側分岐管を構成する。
分岐管33は、分岐管31、32、33の配列方向で他端部、すなわち左方側端部に位置している。分岐管33は本発明における他端側分岐管を構成する。
分岐管31、32、33は、サージタンク24の底面部24Bから下方に向った後、サージタンク24のエンジン3とは反対側の側面部24Cとサージタンク24の上面部24Aとを順次囲むように湾曲して、エンジン3の気筒#1、#2、#3(図1参照)にそれぞれ連結されている。
また、分岐管31、32、33は、その吸気流れ方向下流側端部31B、32B、33Bから吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aに向うに連れて気筒列方向における位置が吸気導入管21に近づくよう螺旋形状に形成されている。
換言すると、分岐管31、32、33は、サージタンク24の底面部24Bから下方に向った後、右方向に捩れつつ、上方、前方に順次進行方向を変えるように、螺旋状に湾曲している。
吸気導入管21は、分岐管31の側方を通過してサージタンク24の上部に連結されている。吸気導入管21は、通路部22とフランジ部23とを有している。通路部22は、サージタンク24の斜め上方からサージタンク24の上面部24Aに連結されている。通路部22は、吸気流れ方向下流に向って緩やかに断面積が広がっている。
通路部22の後方側壁面には、ブレーキ用負圧孔43とキャニスターパージ孔44が設けられている。ブレーキ用負圧孔43は、通路部22で発生した負圧を図示しないブレーキの倍力装置に供給する。キャニスターパージ孔44は、図示しないキャニスターから通路部22にガソリン蒸気を導入する。
通路部22の前方側壁面には、圧力センサ取付孔41とEGR通路42とが設けられている。圧力センサ取付孔41には通路部22の圧力を計測する図示しない圧力センサが取付けられている。圧力センサは、通路部22の内面に形成された圧力センサ室45に配置される。EGR通路42は、排気ガスを通路部22に環流する。
フランジ部23は、吸気導入管21の吸気流れ方向上流側端部に設けられている。フランジ部23にはスロットルボディ取付面23Aが形成されており、このスロットルボディ取付面23Aには、スロットルボディ5が取付けられている。スロットルボディ取付面23Aは、上方、すなわち気筒列方向と直交する方向に向けられている。
また、通路部22の上面部22Aをサージタンク24の内側に延長した第1仮想平面V1を描出した場合、複数の分岐管31、32、33の配列方向で分岐管33の吸気流れ方向上流側端部33Aに第1仮想平面V1が達するよう、通路部22の上面部22Aを気筒列方向に対して傾斜させている。
通路部22は、気筒列方向と直交する方向において通路部22の上面部22Aに対向する下面部22Bを有する。通路部22の下面部22Bは、分岐管31の気筒列方向における最外側部の吸気流れ方向上流側端部31Cに斜め上方から連結されている。
分岐管31の吸気流れ方向上流側端部31Aおよび分岐管33の吸気流れ方向上流側端部33Aを通る第2仮想平面V2を描出した場合、第2仮想平面V2が、通路部22の上面部22Aと平行に近づく方向に気筒列方向に対して傾斜し、かつ、複数の分岐管31、32、33の全ての吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aが、第2仮想平面V2上に配置される。
次に作用を説明する。本実施形態の吸気装置20は、図4〜図9の何れかに示すように、複数の分岐管31、32、33を、その吸気流れ方向下流側端部31B、32B、33Bから吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aに向うに連れて気筒列方向における位置が吸気導入管21に近づくよう螺旋形状に形成した。また、吸気導入管21に、サージタンク24の斜め上方からサージタンク24の上面部に連結される通路部22を設けた。
これに加え、通路部22の上面部22Aをサージタンク24の内側に延長した第1仮想平面V1を描出した場合、複数の分岐管31、32、33の配列方向で他端部に位置する分岐管33の吸気流れ方向上流側端部33Aに第1仮想平面V1が達するよう、通路部22の上面部22Aを傾斜させた。
この構成により、複数の分岐管31、32、33をその吸気流れ方向下流側端部31B、32B、33Bから吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aに向うに連れて気筒列方向における位置が吸気導入管21に近づくよう螺旋形状に形成したので、各分岐管31、32、33の吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aを、気筒列方向において吸気導入管21側に近接させることができる。
また、吸気導入管21に、サージタンク24の斜め上方からこのサージタンク24の上面部24Aに連結される通路部22を設けたので、吸気導入管21からサージタンク24に到る吸気経路の曲がりを減少させ、吸気経路における通気抵抗を低減できる。
さらに、通路部22の上面部22Aをサージタンク24の内側に延長した第1仮想平面V1を描出した場合、複数の分岐管31、32、33の配列方向で他端部に位置する分岐管33の吸気流れ方向上流側端部33Aに第1仮想平面V1が達するよう、通路部22の上面部22Aを傾斜させたので、吸気導入管21からサージタンク24に導入された空気を、サージタンク24内で通路部22の上面部22Aおよび第1仮想平面V1に沿って分岐管33の吸気流れ方向上流側端部に案内できる。
したがって、吸気導入管21に導入された空気は、矢印A1、A2、A3に沿って直線状に流れて分岐管31、32、33にそれぞれ導入されるので、複数の分岐管31、32、33に均等に空気を分配することができる。
このため、吸気の通気抵抗を低減しつつ複数の分岐管31、32、33に均等に空気を分配し、エンジンの出力性能を向上させることができる。
また、本実施形態の吸気装置20において、吸気導入管21は、スロットルボディ5が取付けられるスロットルボディ取付面23Aが形成されたフランジ部23をその吸気流れ方向上流側端部に有する。また、スロットルボディ取付面23Aを気筒列方向と直交する方向に向けた。
この構成により、分岐管31、32、33を螺旋形状にしたことで吸気装置20が気筒列方向に長くなった場合であっても、吸気導入管21のフランジ部23のスロットルボディ取付面23Aが気筒列方向と直交する方向に向いているので、スロットルボディ5が吸気装置20から気筒列方向へ突出することを防止できる。このため、吸気装置20とスロットルボディ5との合計の気筒列方向のサイズが短くなるので、吸気装置20およびスロットルボディ5の車両への搭載性を向上できる。
また、本実施形態の吸気装置20において、通路部22は、気筒列方向と直交する方向において通路部22の上面部22Aに対向する下面部22Bを有する。
そして、通路部22の下面部22Bを、分岐管31の気筒列方向における最外側部の吸気流れ方向上流側端部31Cに斜め上方から連結した。
この構成により、通路部22の下面部22Bと分岐管31の気筒列方向における最外側部の吸気流れ方向上流側端部31Cとの連結部20Aにおける吸気通路の曲がりを低減できる。
このため、吸気の通気抵抗を低減しつつ複数の分岐管31、32、33に均等に空気を分配し、エンジンの出力性能を向上させることができる。
本実施形態の吸気装置20において、分岐管31の吸気流れ方向上流側端部31Aおよび分岐管33の吸気流れ方向上流側端部33Aを通る第2仮想平面V2を描出した場合、第2仮想平面V2が通路部22の上面部22Aと平行に近づく方向に傾斜し、かつ、複数の分岐管31、32、33の全ての吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aが、第2仮想平面V2上に配置される。
この構成により、分岐管31、32、33の吸気流れ方向上流側端部31A、32A、33Aの近傍における吸気装置20の内部空間の容積が均等に近づくので、複数の分岐管31、32、33に均等に空気を分配することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
3...エンジン、20...吸気装置、20A...連結部、21...吸気導入管、22...通路部、22A...上面部、22B...下面部、23...フランジ部、23A...スロットルボディ取付面、24...サージタンク、24A...上面部、24B...底面部、24C...側面部、31...分岐管(一端側分岐管)、32...分岐管、33...分岐管(他端側分岐管)、31A、32A、33A...吸気流れ方向上流側端部、31B、32B、33B...吸気流れ方向下流側端部、31C...最外側部の吸気流れ方向上流側端部、V1...第1仮想平面、V2...第2仮想平面

Claims (4)

  1. 複数の気筒を有するエンジンの気筒列方向に延びるサージタンクと、
    前記サージタンクの底面部から下方へ延びた後、前記サージタンクの前記エンジンとは反対側の側面部と前記サージタンクの上面部とを順次囲むように湾曲して前記複数の気筒にそれぞれ連結される複数の分岐管と、
    前記複数の分岐管の配列方向で一端部に位置する一端側分岐管の側方を通過して前記サージタンクの上部に連結される吸気導入管と、を備えるエンジンの吸気装置において、
    前記複数の分岐管を、その吸気流れ方向下流側端部から吸気流れ方向上流側端部に向うに連れて前記気筒列方向における位置が前記吸気導入管に近づくよう螺旋形状に形成し、
    前記吸気導入管に、前記サージタンクの斜め上方から該サージタンクの上面部に連結される通路部を設け、
    かつ、前記通路部の上面部を前記サージタンクの内側に延長した第1仮想平面を描出した場合、前記複数の分岐管の配列方向で他端部に位置する他端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部に前記第1仮想平面が達するよう、前記通路部の上面部を傾斜させたことを特徴とするエンジンの吸気装置。
  2. 前記吸気導入管は、スロットルボディが取付けられるスロットルボディ取付面が形成されたフランジ部をその吸気流れ方向上流側端部に有し、
    前記スロットルボディ取付面を前記気筒列方向と直交する方向に向けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置。
  3. 前記通路部は、前記気筒列方向と直交する方向において互いに対向する上面部と下面部とを有し、
    前記通路部の下面部を、前記一端側分岐管の前記気筒列方向における最外側部の吸気流れ方向上流側端部に斜め上方から連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジンの吸気装置。
  4. 前記一端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部および前記他端側分岐管の吸気流れ方向上流側端部を通る第2仮想平面を描出した場合、
    前記第2仮想平面が、前記通路部の上面部と平行に近づく方向に傾斜し、かつ、
    前記複数の分岐管の全ての吸気流れ方向上流側端部が、前記第2仮想平面上に配置されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のエンジンの吸気装置。
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