JP2014041882A - 抵抗構造体、集積回路および抵抗構造体の製造方法 - Google Patents

抵抗構造体、集積回路および抵抗構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体基板と抵抗素子と間の電位差に起因する当該抵抗素子の抵抗値変動を防止するとともに、占有面積の拡大を伴うことなく当該抵抗素子の抵抗値ばらつきを抑える。
【解決手段】
nウェル11は、半導体基板10の表層部に設けられる。矩形形状の第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、nウェル11の上に絶縁膜13を介して設けられる。第1および第2の抵抗素子21、22は、互いの長辺同士が対向するように配置される。第1の配線31は、第1の抵抗素子21の一端に電気的に接続される。第2の配線32は第2の抵抗素子22の一端に電気的に接続される。第3の配線は、第1の抵抗素子21の他端と第2の抵抗素子22の他端とを電気的に接続する。nウェル11は、第1乃至第3の配線31、32、33のいずれかに電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、抵抗構造体、集積回路および抵抗構造体の製造方法に関する。
半導体集積回路では、抵抗素子、キャパシタ、トランジスタ等の回路素子を組み合わせて所望の電子回路を構成する。
抵抗素子には、例えばポリシリコンで構成され、半導体基板上に絶縁膜を介して形成されるものがある。このような構造においては、半導体基板と抵抗素子との間の電位差に応じて抵抗素子の抵抗値が変化する場合がある。例えば、抵抗素子r1に電圧V1が印加され、半導体基板が接地電位に固定されている場合において、電圧V1が変動すると半導体基板と抵抗素子r1との電位差が変動し、抵抗素子r1の抵抗値が変化する。例えば、分圧回路、増幅回路、レベルシフト回路などの抵抗比によって出力電圧が規定される電子回路では印加電圧に応じて抵抗比が変動して出力電圧に誤差が生じるおそれがある。
特許文献1には、半導体基板と抵抗素子との間の電位差に起因する抵抗値変動を抑制し得る抵抗素子が開示されている。すなわち、上記特許文献1には、半導体基板に絶縁層を介して形成された抵抗素子層と、この抵抗素子層の一方の端部に導通する第1の電極と、抵抗素子の他方の端部に導通する第2の電極と、抵抗素子層の下部に絶縁層を介して隣接し且つ互いには離隔している第1の導電層及び第2の導電層と、を備え、第1の導電層が第1の電極の電位でバイアスされ、第2の導電層が第2の電極の電位でバイアスされた抵抗構造体が開示されている。このような構成によれば、第1の導電層および第2の導電層によって半導体基板と抵抗素子層との電位差による抵抗値の変化を抑えることが可能となる。
特開2012−109535号公報
上記した特許文献1に記載されている抵抗構造体では、第1の導電層と第2の導電層との隙間において、抵抗素子は半導体基板に隣接する。これにより、半導体基板層と抵抗素子との間の電位差に起因する当該抵抗素子の抵抗値の変動を抑制する効果が減退する。すなわち、特許文献1に記載された第1の導電層および第2の導電層はCMOS半導体集積回路では、ウェル層で実現されることが想定され、この場合、第1の導電層と第2の導電層とがショートしないようにこれらの間には数μmから数十μm程度の隙間が設けられる。この隙間において、抵抗素子層は、半導体基板との電位差に起因する電界の影響を受けて抵抗値が変化するおそれがある。
ところで、一般的に抵抗素子の抵抗値のばらつきは当該抵抗素子の幅寸法をW、長さ寸法をLとした場合、1/(L×W)1/2に比例することが知られている。すなわち、抵抗素子の面積が小さいと抵抗値のばらつきが大きくなり、その結果、抵抗比精度は低下する。従って、抵抗素子のばらつきを抑えて抵抗比精度を高めるためには、抵抗素子の長さ寸法Lおよび幅寸法Wをある程度大きくする必要がある。しかしながら、上記特許文献1に記載のように、導電層を用いて抵抗素子と半導体基板との間の電位差に起因する抵抗値変動を回避する構成においては、導電層の形成領域上に抵抗素子を配置する必要があるため、抵抗素子の長さ寸法Lや幅寸法Wを十分に大きくすることが困難である。すなわち、従来構造において、抵抗素子の長さ寸法Lや幅寸法Wを確保して抵抗値ばらつきを小さくしようとした場合、導電層の形成領域を拡大するなどの対応が必要であった。しかしながら、この場合、導電層を含む抵抗構造体の占有面積の増大を招く。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、半導体基板と抵抗素子と間の電位差に起因する当該抵抗素子の抵抗値変動を防止するとともに、占有面積の拡大を伴うことなく当該抵抗素子の抵抗値ばらつきを抑えることができる抵抗構造体およびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る抵抗構造体は、半導体基板の表層部に設けられた導電層と、前記導電層の上に絶縁膜を介して設けられた長辺および短辺を有する第1の抵抗素子と、前記導電層の上に前記絶縁膜を介して設けられて長辺が前記第1の抵抗素子の長辺と対向するように配置された長辺および短辺を有する第2の抵抗素子と、前記第1の抵抗素子の一端に電気的に接続された第1の配線と、前記第2の抵抗素子の一端に電気的に接続された第2の配線と、前記第1の抵抗素子の他端と前記第2の抵抗素子の他端とを電気的に接続する第3の配線と、前記第1の配線、前記第2の配線、前記第3の配線のいずれかと前記導電層とを電気的に接続する接続部と、を含む。
また、本発明に係る集積回路は、上記の抵抗構造体を複数含む集積回路であって、各々が前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子からなる合成抵抗素子を直列接続して構成される第1の合成抵抗および第2の合成抵抗を含む。
また、本発明に係る抵抗構造体の製造方法は、半導体基板の表層部に導電層を形成する工程と、前記導電層の上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の上に長辺および短辺を有する第1の抵抗素子を形成する工程と、前記絶縁膜の上に長辺が前記第1の抵抗素子の長辺と対向するように長辺および短辺を有する第2の抵抗素子を形成する工程と、前記第1の抵抗素子の一端に電気的に接続された第1の配線を形成する工程と、前記第2の抵抗素子の一端に電気的に接続された第2の配線を形成する工程と、前記第1の抵抗素子の他端と前記第2の抵抗素子の他端とを電気的に接続する第3の配線を形成する工程と、前記第1の配線、前記第2の配線、前記第3の配線のいずれかと前記導電層とを電気的に接続する接続部を形成する工程と、を含む。
本発明に係る抵抗構造体およびその製造方法によれば、半導体基板と抵抗素子と間の電位差に起因する当該抵抗素子の抵抗値変動を防止するとともに、占有面積の拡大を伴うことなく当該抵抗素子の抵抗値ばらつきを抑えることが可能となる。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体の平面図、図1(b)は図1(a)における1b−1b線に沿った断面図である。 図2(a)〜図2(c)は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体の製造方法を示す平面図、図2(d)〜図2(f)は、それぞれ図2(a)〜図2(c)における2d−2d線、2e−2e線、2f−2f線に沿った断面図である。 図3(a)〜図3(c)は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体の製造方法を示す平面図、図3(d)〜図3(f)は、それぞれ図3(a)〜図3(c)における3d−3d線、3e−3e線、3f−3f線に沿った断面図である。 図4(a)〜図4(c)は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体の製造方法を示す平面図、図4(d)〜図4(f)は、それぞれ図4(a)〜図4(c)における4d−4d線、4e−4e線、4f−4f線に沿った断面図である。 図5(a)は、本発明の比較例に係る抵抗構造体の平面図、図5(b)は図5(a)における5b−5b線に沿った断面図である。 図6(a)は本発明の第2の実施形態に係る抵抗構造体の平面図、図6(b)は図6(a)における6b−6b線に沿った断面図である。 図7(a)は本発明の第3の実施形態に係る抵抗構造体の平面図、図7(b)は図7(a)における7b−7b線に沿った断面図である。 図8(a)〜図8(c)は、本発明の第3の実施形態に係る抵抗構造体の製造方法を示す断面図である。 図9は、本発明の実施形態に係る複数の抵抗構造体からなる合成抵抗のレイアウトを示す平面図である。 図10は、本発明の実施形態に係る複数の抵抗構造体からなる合成抵抗のレイアウトを示す平面図である。 図11(a)および図11(b)は、本発明の実施形態に係る抵抗構造体の平面図である。
(第1の実施形態)
図1(a)は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1の構成を示す平面図、図1(b)は、図1(a)における1b−1b線に沿った断面図である。
半導体基板10は、p型の導電型を有するシリコン基板により構成される。半導体基板10の内部の表層部には、n型の導電型を有する島状のnウェル11が設けられている。nウェル11は、本発明における導電層を構成する。
nウェル11の内部の表層部には、nウェル11と第1の配線31とのコンタクトをとるためのコンタクト部12が設けられている。コンタクト部12は、例えばnウェル11よりも不純物濃度の高いn型領域である。
第1の絶縁膜13は、例えばSiO等の絶縁体によって構成され、半導体基板10の表面を覆うように形成される。第1の絶縁膜13は、少なくともnウェル11の形成領域を被覆するように形成される。第1の絶縁膜13は、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22とnウェル11との間に介在し、これらを電気的に絶縁する。
第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、ポリシリコン等の抵抗体により構成され、nウェル11上に第1の絶縁膜13を介して設けられている。すなわち第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、上面視においてnウェル11の形成領域内に収まるように配置されている。
第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、それぞれ短辺と長辺とを有する矩形形状を有している。本実施形態において、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、短辺方向の長さ(幅寸法W)が互いに等しく、また長辺方向の長さ(長さ寸法L)も互いに等しい。つまり、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は同一の形状およびサイズを有しており、従って、同一の抵抗値を有している。なお、一般的に抵抗素子の抵抗値は幅寸法Wと長さ寸法Lの比で決まるが、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、nウェル11の形成領域に収まる範囲内において、より大きい面積を有して形成されることが好ましい。
第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、所定の間隔をおいてこれらの短辺方向において並置されている。より具体的には、第1の抵抗素子21の一方の長辺と第2の抵抗素子22の一方の長辺が平行に対向し且つそれぞれの短辺が同一直線上に位置するように、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22が配置されている。
第2の絶縁膜14は、例えばSiO等の絶縁体によって構成され、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の表面を覆っている。第2の絶縁膜14上には所望のパターニングが施された例えば、アルミニウム(Al)等の導電体からなる第1の配線31、第2の配線32および第3の配線33が設けられている。
第1の配線31は、第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ41を介して第1の抵抗素子21の一端に電気的に接続されている。第1の配線31は、更に第2の絶縁膜14および第1の絶縁膜13を貫通するコンタクトプラグ42を介してnウェル11内に形成されたコンタクト部12に電気的に接続されている。なお、図1に示すように、第1の抵抗素子21が第1の配線31に接続される側の端部の近傍の直下にコンタクト部12を配置することにより、第1の配線31のレイアウトが容易となる。
第2の配線32は、第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ43を介して第2の抵抗素子22の一端に電気的に接続されている。第3の配線33は、その一端において第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ44を介して第1の抵抗素子21の他端に電気的に接続されるとともに、その他端において第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ45を介して第2の抵抗素子22の他端に電気的に接続される。すなわち、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、第3の配線33によって直列接続され1つの抵抗素子として機能する。
なお、コンタクトプラグ41乃至45は、第1乃至第3の配線31、32、33と同じ材料(例えばアルミウム(Al))で構成されていてもよく、また、第1乃至第3の配線31、32、33とは異なる導電体(例えばタングステン(W)等)で構成されていてもよい。
また、本実施形態では、第1の抵抗素子21が第1の配線31に接続される側の端部と同じ側の端部において、第2の抵抗素子22が第2の配線32に接続される構成としているが、第1の抵抗素子21が第1の配線31に接続される側の端部とは反対側の端部において、第2の抵抗素子22が第2の配線32に接続される構成とすることも可能である。しかしながら、この場合、第3の配線33の長さが大きくなり、その結果、配線抵抗が大きくなる。
次に、上記した、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1の製造方法について、図2乃至図4を参照しつつ説明する。
図2(a)〜図2(c)、図3(a)〜図3(c)および図4(a)〜図4(c)は、抵抗構造体1の製造方法を示す平面図、図2(d)〜図2(f)、図3(d)〜図3(f)および図4(d)〜図4(f)は、それぞれ、図2(a)〜図2(c)、図3(a)〜図3(c)および図4(a)〜図4(c)に対応する断面図である。
はじめに、p型の導電型を有するシリコン基板である半導体基板10を用意する(図2(a)、図2(d))。
次に、半導体基板10上にレジスト(図示せず)を形成して公知のフォトリソグラフィ技術によりこのレジストのnウェル11の形成領域に対応する位置に開口部を形成する。次に、このレジストマスクを介して半導体基板10の表面にリン(P)等のn型の不純物をイオン注入する。その後、半導体基板10に熱処理を施すことにより注入したリン(P)を半導体基板10の深さ方向に拡散させる。これにより、半導体基板10の表層部に導電層としてのnウェル11が形成される(図2(b)、図2(e))。
次に、nウェル11が形成された半導体基板10上にレジスト(図示せず)を形成して公知のフォトリソグラフィ技術によりこのレジストのコンタクト部12の形成領域に対応する位置に開口部を形成する。次に、このレジストマスクを介して半導体基板10の表面にヒ素(As)等のn型の不純物をイオン注入する。このイオン注入では、先のnウェル11の形成時よりも高いドーズ量でイオン注入を実施する。これにより、nウェル11内の表面に高濃度のコンタクト部12が形成される(図2(c)、図2(f))。
なお、nウェル11の端部からコンタクト部12までの距離が所定の設計基準値を下回ることのないようにnウェル11のサイズおよびコンタクト部12の配置を定める必要がある。本実施形態では、コンタクト部12が、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の短辺方向においてnウェル11の中央に位置するように配置されており、nウェル11の各端部からコンタクト部12までの距離が、それぞれ設計基準値を満たす値aとなるようにnウェル11のサイズが定められている。従って、各抵抗素子の短辺方向におけるnウェル11の最小の幅寸法Xは、コンタクト部12の上記短辺方向における寸法をbとするとX=2a+bと表すことができる。このように、nウェル11の最小の幅寸法Xは、コンタクト部12の幅bおよび設計基準値aによって規定される。
次に、例えばシラン(SiH)ガスと酸素(O)ガスとを材料ガスとして使用したCVD(化学気相成長)により、半導体基板10の表面全体を覆うSiOからなる第1の絶縁膜13を形成する(図3(a)、図3(d))。
次に、例えばシラン(SiH)ガスを窒素(N)ガス雰囲気中で熱分解させて成膜を行うCVDにより、第1の絶縁膜13上にポリシリコン膜を形成する。次に、このポリシリコン膜を公知のフォトグラフィ技術を用いてパターニングすることにより互いに同一サイズおよび同一形状を有する第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22を形成する。第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、上面視において、nウェル11の形成領域内に収まるように配置される。また、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、互いの長辺が平行に対向するように並置される(図3(b)、図3(e))。
次に、例えばシラン(SiH)ガスと酸素(O)ガスとを材料ガスとして使用したCVDにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22を覆うSiOからなる第2の絶縁膜14を形成する(図3(c)、図3(f))。
次に、第2の絶縁膜14の表面に所定の開口パターンを有するレジストマスク(図示せず)を形成し、このレジストマスクを介して第1の絶縁膜13および第2の絶縁膜14にドライエッチング処理を施すことにより第2の絶縁膜14の表面から第1の抵抗素子21の両端、第2の抵抗素子22の両端およびコンタクト部12に達するコンタクトホール51乃至55を形成する(図4(a)、図4(d))。
次に、六フッ化タングステン(WF)ガスを材料ガスとして使用したCVDにより第2の絶縁膜14上にタングステン(W)を堆積させる。このとき、コンタクトホール51乃至55の内部にもタングステン(W)が充填される。その後、第2の絶縁膜14上に堆積しているタングステン(W)をCMP(化学的機械的研磨)によって除去する。これにより、第1の抵抗素子21に電気的に接続されたコンタクトプラグ41および44、第2の抵抗素子22に電気的に接続されたコンタクトプラグ43および45、コンタクト部12に電気的に接続されたコンタクトプラグ42が形成される(図4(b)、図4(e))。なお、コンタクトプラグ41乃至45と第1の絶縁膜13および第2の絶縁膜14との密着性を向上させるために、第2の絶縁膜14上にタングステン(W)を堆積させる前に、コンタクトホール51乃至55の内壁をTiN膜等で覆うこととしてもよい。
次に、スパッタ法などにより、第2の絶縁膜14上にアルミニウム(Al)を堆積させる。その後、公知のフォトリソグラフフィ技術によってこのAl膜をパターニングすることにより、コンタクトプラグ41および42に電気的に接続された第1の配線31、コンタクトプラグ43に電気的に接続された第2の配線32、コンタクトプラグ44および45に電気的に接続された第3の配線33を形成する(図4(c)、図4(f))。以上の各工程を経ることにより、本実施形態に係る抵抗構造体1が完成する。
本実施形態に係る抵抗構造体1において、第1の配線31に電位V1が印加され、第2の配線32に電位V2が印加される場合について考える。第1の配線31に電位V1が印加されると、コンタクトプラグ41を介して第1の抵抗素子21の一端には電位V1が印加される。一方、第2の配線32に電位V2が印加されるとコンタクトプラグ43を介して第2の抵抗素子22の一端には電位V2が印加される。また、コンタクトプラグ42を介してnウェル11には電位V1が印加される。このように、第1の配線31は、第1の抵抗素子21およびnウェル11に電気的に接続されているので、nウェル11の電位は、第1の抵抗素子21に印加される電位の変化に連動するように変化する。従って、第1の抵抗素子21の第1の配線31との接続部とnウェル11との電位差は常にゼロとなる。
このように、本実施形態に係る抵抗構造体1によれば、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22の下方に延在するnウェル11の電位は、第1の抵抗素子21に印加される電位の変化に連動して変化するので、第1の配線31に印加される電位V1に変化が生じた場合でも、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22に及ぶ電界の影響の変化を抑制することができる。これにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の抵抗値の変動を抑制することができる。例えば、第1の配線31に印加される電位V1と第2の配線32に印加される電位V2との差が常に略一定となる回路に本実施形態に係る抵抗構造体1を適用すれば、印加電位V1およびV2の変動による第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の抵抗値の変動を略ゼロとすることができる。
また、本実施形態に係る抵抗構造体1によれば、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、nウェル11の形成領域内に収まるように配置および寸法が規定される。すなわち、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22が半導体基板10と隣接する領域は存在しない。従って、抵抗素子と半導体基板とが隣接する部分を有する従来構造と比較して、印加電位の変動に起因する抵抗素子の抵抗値の変動を抑制する効果を高めることができる。
図5(a)は、比較例に係る抵抗構造体100の平面図、図5(b)は、図5(a)における5b−5b線に沿った断面図である。なお、図5(a)および図5(b)において、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同一の構成要素には、同一の参照符号を付している。
比較例に係る抵抗構造体100の積層構造は、上記した本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様である。抵抗構造体100は、nウェル11上に設けられる抵抗素子が1つである点が本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1と異なる。つまり、比較例に係る抵抗構造体100は、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様の積層構造において、単一の抵抗素子200で所望の抵抗値を得るものある。抵抗素子200は、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22と同様、nウェル11の形成領域内に収まるようにサイズおよび配置が定められる。
上記したように、抵抗素子の抵抗値は、その幅寸法Wと長さ寸法Lの比で決まり、比較的大きな抵抗値を得ようとする場合には、L/Wの値を大きくする必要がある。しかしながら、抵抗素子の長さ寸法Lは、nウェル11の大きさによって制限される。従って、比較例に係る抵抗構造体100のように、抵抗素子を単一構成とした場合において、比較的大きな抵抗値を得るためには抵抗素子の幅寸法Wを小さくしなければならない。上記したように、抵抗素子の抵抗値のばらつきは、1/(L×W)1/2に比例するので、抵抗素子の幅寸法Wが小さくなると抵抗値のばらつきは大きくなる。その結果、同一構造の他の抵抗素子との間の抵抗比の精度が低下する。また、本発明者の調査によれば、抵抗素子の抵抗値のばらつきが大きくなると、当該抵抗素子の温度係数のばらつきも大きくなることが判明した。すなわち、抵抗素子の抵抗値のばらつきが大きくなると、温度変動に伴う抵抗比の変動幅が大きくなる。このように、単一の抵抗素子200をnウェル11上に有する抵抗構造体100では、抵抗素子200の面積を大きくすることが困難であり、抵抗値や抵抗比のばらつきを小さくすることが困難である。
また、上記したように、nウェル11の最小の幅寸法Xは、コンタクト部12の幅bおよび設計基準値aによって規定される。つまり、nウェル11は、抵抗素子200の幅寸法Wに関わらず、一定の幅寸法を有して形成される。従って、抵抗素子200の短辺方向の両側には、比較的大きなnウェル11の形成領域が延在している。このように、比較例に係る抵抗構造体100において、抵抗素子200は、nウェル11の形成領域を有効に活用したレイアウトにはなっていない。
一方、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1では、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とを直列接続した合成抵抗によって所望の抵抗値を得るように構成されている。そして、互いに矩形形状を有する第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、nウェル11の形成領域上に短辺方向に並置されている。第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22をこのようにレイアウトすることにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22のそれぞれの幅寸法Wを比較例に係る抵抗素子200よりも大きくすることができ、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とを含む合成抵抗素子全体の面積を比較例に係る抵抗素子200よりも大きくすることができる。このように、nウェル11上に設けられる抵抗素子を複数の抵抗素子に分割し、分割した複数の抵抗素子の各々をそれらの短辺方向に並置することにより、nウェル11の形成領域を有効に活用したレイアウトとすることができる。
従って、本発明の第1の実施形態に係る抵抗構造体1によれば、nウェル11の面積の拡大を伴うことなく第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とを含む合成抵抗素子全体の面積を大きくすることができ、これにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22からなる合成抵抗素子の抵抗値のばらつきを比較例に係る抵抗素子200よりも小さくすることができる。その結果、温度係数のばらつきも抑制することができ、他の抵抗素子との間の抵抗比の精度を高めることができる。
なお、本実施形態では、nウェル11と第1の配線31とをコンタクトプラグ42を介して電気的に接続する構成を例示したが、nウェル11と第2の配線32とをコンタクトプラグを介して電気的に接続する構成としてもよい。
(第2の実施形態)
図6(a)は、本発明の第2の実施形態に係る抵抗構造体2の構成を示す平面図、図6(b)は、図6(a)における6b−6b線に沿った断面図である。なお、図6において第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。
図6(b)に示すように本実施形態に係る抵抗構造体2は、上記した第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様の積層構造を有する。また、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22のサイズ、形状および配置は、上記した第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様である。すなわち、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、それぞれ短辺と長辺とを有する矩形形状を有している。本実施形態において、第1の抵抗素子21の短辺方向の長さ(幅寸法W)と第2の抵抗素子22の幅寸法Wは互いに等しく、第1の抵抗素子21の長辺方向の長さ(長さ寸法L)と第2の抵抗素子22の長さ寸法Lは互いに等しい。つまり、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は同一の形状およびサイズを有しており、同一の抵抗値を有している。また、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、所定の間隔をおいてこれらの短辺方向において並置されている。
第1の配線31は、第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ41を介して第1の抵抗素子21の一端に電気的に接続されている。第2の配線32は、第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ43を介して第2の抵抗素子22の一端に電気的に接続されている。第3の配線33は、その一端において第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ44を介して第1の抵抗素子21の他端に電気的に接続されるとともに、その他端において第2の絶縁膜14を貫通するコンタクトプラグ45を介して第2の抵抗素子22の他端に電気的に接続される。すなわち、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、第3の配線33によって直列接続され1つの抵抗素子として機能する。第3の配線33は、更に第2の絶縁膜14および第1の絶縁膜13を貫通するコンタクトプラグ42を介してnウェル11内に形成されたコンタクト部12に電気的に接続されている。このように、本実施形態に係る抵抗構造体2では、nウェル11が第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22との接続点に電気的に接続されている。
本実施形態に係る抵抗構造体2において、第1の配線31に電位V1印加され、第2の配線32に電位V2が印加される場合について考える。第1の配線31に電位V1が印加されると、コンタクトプラグ41を介して第1の抵抗素子21の一端には電位V1が印加される。一方、第2の配線32に電位V2が印加されるとコンタクトプラグ43を介して第2の抵抗素子22の一端には電位V2が印加される。第1の抵抗素子21の抵抗値と第2の抵抗素子22の抵抗値は互いに等しいので、第3の配線33の電位は(V1+V2)/2となる。nウェル11は、コンタクトプラグ42を介して第3の配線33に電気的に接続されているので、nウェル11の電位は、(V1+V2)/2となる。従って、第1の抵抗素子21の第3の配線33との接続部と、nウェル11との電位差は常にゼロとなる。また、第1の抵抗素子21の第1の配線31との接続部と、nウェル11との電位差は常に(V1−V2)/2となる。同様に、第2の抵抗素子22の第3の配線33との接続部と、nウェル11との電位差は常にゼロとなる。また第2の抵抗素子22の第2の配線32との接続部と、nウェル11との電位差は常に(V1−V2)/2となる。
このように、本実施形態に係る抵抗構造体2によれば、nウェル11は、第1の抵抗素子21に印加される電位V1と第2の抵抗素子22に印加される電位V2の中間の電位(V1+V2)/2に設定されるので、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22と、nウェル11との電位差の最大値を第1の実施形態の場合の約半分とすることができる。これにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22に印加される電位V1およびV2の変動に起因するこれらの抵抗素子の抵抗値の変動を抑制する効果をより高めることができる。
また、本実施形態に係る抵抗構造体2によれば、第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様、nウェル11の面積の拡大を伴うことなく第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とを含む合成抵抗素子全体の面積を大きくすることができ、これにより、この合成抵抗素子の抵抗値のばらつきを比較例に係る単一構成の抵抗素子200よりも小さくすることができる。その結果、温度係数のばらつきも抑制することができ、他の抵抗素子との間の抵抗比の精度を高めることができる。
(第3の実施形態)
図7(a)は、本発明の第3の実施形態に係る抵抗構造体3の構成を示す平面図、図7(b)は、図7(a)における7b−7b線に沿った断面図である。なお、図7において、第1および第2の実施形態に係る抵抗構造体1および2と同一の構成要素には同一の参照符号を付している。
本実施形態に係る抵抗構造体3は、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22の外側にこれらの抵抗素子を間に挟むように設けられた第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24を更に含む点が上記した第2の実施形態に係る抵抗構造体2と異なる。
第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24は、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22と同じポリシリコンにより構成され、それぞれ矩形形状を有している。本実施形態において第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24の長辺の長さ(長さ寸法L)は、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の長辺の長さ(長さ寸法L)と等しい。一方、第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24の短辺の長さ(幅寸法W)は、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の短辺の長さ(幅寸法W)よりも小さくすることができる。
第3の抵抗素子23は、その長辺が第1の抵抗素子21の長辺と平行に対向するように第1の抵抗素子21に隣接して設けられている。同様に、第4の抵抗素子24は、その長辺が第2の抵抗素子22の長辺と平行に対向するように第2の抵抗素子22に隣接して設けられている。また、第3の抵抗素子23と第1の抵抗素子21の間隔d1は、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22の間隔d2と等しい。また、第4の抵抗素子24と第2の抵抗素子22の間隔d3は、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22の間隔d2と等しい。すなわち、本実施形態においてd1=d2=d3が成立するように各抵抗素子間の間隔が定められている。また、第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24は、これらに電位を印加するための配線等が接続されていない。すなわち、第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24は、回路素子として機能しない所謂ダミー抵抗素子である。
以下に、上記した構成を有する本実施形態に係る抵抗構造体3の製造方法について説明する。なお、第1の絶縁膜13上に第1乃至第4の抵抗素子21〜24を構成するポリシリコン膜を形成するまでの工程は、上記した第1の実施形態と同様であるので、ポリシリコン膜の成膜以降の工程について図8を参照しつつ説明する。図8は、抵抗構造体3の製造方法を示す図であり、図7(b)と同一の断面を示す断面図である。
第1の絶縁膜13を形成した後、例えばシラン(SiH)ガスを窒素(N)ガス雰囲気中で熱分解させて成膜を行うCVDにより第1の絶縁膜13上にポリシリコン膜20を形成する(図8(a))。
次に、ポリシリコン膜20上にレジスト膜を形成し、このレジスト膜に対して露光および現像処理を施すことによりパターニングを施してレジストマスク50を形成する。すなわち、ポリシリコン膜20の表面の第1の抵抗素子21の形成領域に対応する第1領域A1と、第2の抵抗素子22の形成領域に対応する第2領域A2と、第3の抵抗素子23の形成領域に対応する第3領域A3と、第4の抵抗素子24の形成領域に対応する第4領域A4を覆うレジストマスク50が形成される(図8(b))。
次に、レジストマスク50を介したドライエッチング処理によりポリシリコン膜20にパターニングを施す(図8(c))。第1の抵抗素子21は、第2の抵抗素子22および第3の抵抗素子23によってその長辺側の側面に対するエッチングイオンの照射が制限される。これにより、長辺側の側面におけるオーバーエッチが抑制され幅寸法Wの精度を高めることができる。同様に、第2の抵抗素子22は、第1の抵抗素子21および第4の抵抗素子24によってその長辺側の側面に対するエッチングイオンの照射が制限される。これにより、長辺側の側面におけるオーバーエッチが抑制され幅寸法Wの精度を高めることができる。このように、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の外側にダミーの抵抗素子である第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24を隣接して設けることにより、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22の長辺側の側面におけるエッチングの制御性を高めることができる。その結果、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22のパターニング精度を高めることができ、これによって抵抗値の精度を高めることが可能となる。また、第3の抵抗素子23と第1の抵抗素子21の間隔d1と、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22との間隔d2と、第2の抵抗素子22と第4の抵抗素子24の間隔d3とを互いに等しくすることにより、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の長辺側の両側面を均等にエッチングすることが可能となり、エッチング制御性を更に高めることができる。以降の製造工程は、上記した第1の実施形態に係る抵抗構造体1と同様であるので、その説明は省略する。
このように、本実施形態に係る抵抗構造体3によれば、第1および第2の実施形態に係る抵抗構造体1、2と同様、nウェル11の面積の拡大を伴うことなく第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とを含む合成抵抗素子全体の面積を大きくすることができ、これにより、この合成抵抗素子の抵抗値のばらつきを比較例に係る単一構成の抵抗素子200よりも小さくすることができる。その結果、温度係数のばらつきも抑制することができ、他の抵抗素子との間の抵抗比の精度を高めることができる。更に、本実施形態に係る抵抗構造体3によれば、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の外側にこれらに隣接するように第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24を設けたので、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22をパターニングする際のエッチング制御性を高めることができ、これらの抵抗素子の抵抗値の設計値からのずれ量を小さくすることができる。
なお、本実施形態では、上記した第2の実施形態に係る抵抗構造体2の構成に第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24を追加する場合を例示したが、第1の実施形態に係る抵抗構造体1の構成に第3の抵抗素子23および第4の抵抗素子24を追加してもよい。
図9および図10は、各々が上記した第3の実施形態に係る抵抗構造体3と同一の構造を有する複数の抵抗構造体を組み合わせて2つの合成抵抗を構成する場合のレイアウトを例示した平面図である。
図9に示す例では、6個の抵抗構造体3a〜3fが第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の配列方向に沿って一列に整列するように配置されている。図9に示す例では、抵抗構造体3aの第2の配線32と抵抗構造体3cの第1の配線31とが電気的接続され、抵抗構造体3cの第2の配線32と抵抗構造体3eの第1の配線31とが電気的接続されている。すなわち、抵抗構造体3a、3c、3eの抵抗素子が直列接続されて1つの合成抵抗R1が構成されている。同様に、抵抗構造体3bの第2の配線32と抵抗構造体3dの第1の配線31とが電気的接続され、抵抗構造体3dの第2の配線32と抵抗構造体3fの第1の配線31とが電気的接続されている。すなわち、抵抗構造体3b、3d、3fの抵抗素子が直列接続されて1つの合成抵抗R2が構成されている。合成抵抗R1と、合成抵抗R2は、例えば、これらの抵抗値の比によって出力電圧が決まる半導体集積回路の一部として組み込まれている。なお、合成抵抗R1と合成抵抗R2の抵抗値は互いに同じであってもよいし、異なっていてもよい。
上記したように、本発明の実施形態に係る抵抗構造体によれば、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22からなる合成抵抗素子の抵抗値のばらつきおよび温度係数のばらつきを抑制することができるので、合成抵抗R1および合成抵抗R2の抵抗値および温度係数のばらつきを抑制することができ、従って、合成抵抗R1とR2の抵抗比のばらつきも抑制することができる。
また、合成抵抗R1を構成する抵抗構造体3a、3c、3eと合成抵抗R2を構成する抵抗構造体3b、3d、3fは交互に配置されている。例えば、合成抵抗R2を構成する抵抗構造体3bは、合成抵抗R1を構成する抵抗構造体3aと3cの間に配置されている。一方、合成抵抗R1を構成する抵抗構造体3cは、合成抵抗R2を構成する抵抗構造体3bと3dの間に配置されている。各抵抗構造体の抵抗値は、配置依存性を持つことが考えられる。すなわち、ある抵抗構造体と、この抵抗構造体から離れた位置に設けられた他の抵抗構造体とは異なる抵抗値を有する場合がある。合成抵抗R1を構成する抵抗構造体3a、3c、3eと合成抵抗R2を構成する抵抗構造体3b、3d、3fとを交互に配置することで、抵抗値の配置依存性が吸収され合成抵抗R1と合成抵抗R2の抵抗比を一定に保つことができる。
一方、図10に示す例では、12個の抵抗構造体3a〜3lが3行4列の形態で配列されている。この例では、第1列目に属する抵抗構造体3a〜3cの抵抗素子および第3列目に属する抵抗構造体3g〜3iの抵抗素子が直列接続されて合成抵抗R1が構成されており、第2列目に属する抵抗構造体3d〜3fの抵抗素子および第4列目に属する抵抗構造体3j〜3lの抵抗素子が直列接続されて合成抵抗R2が構成されている。合成抵抗R1と合成抵抗R2は、例えば、これらの合成抵抗R1、R2の抵抗値の比によって出力電圧が決まる半導体集積回路の一部として組み込まれている。
このように、合成抵抗R1およびR2を構成する複数の抵抗構造体をマトリックス状に配置するレイアウトとすることにより、図9で示したような直線的なレイアウトと比較して、抵抗構造体の配置スペースが確保しやくなるといったメリットがある。
また、合成抵抗R1を構成する抵抗構造体の列と合成抵抗R2を構成する抵抗構造体の列を交互に配置することで、図9のレイアウトと同様、各抵抗構造体の抵抗値の配置依存性の影響を吸収することができ、合成抵抗R1とR2の抵抗比を一定に保つことができる。
なお、第1および第2の実施形態に係る抵抗構造体1および2に図9および図10に示したようなレイアウトを適用することも可能である。
また、上記の各実施形態では第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22とをnウェル11上に形成する場合を例示したが、nウェル11上に抵抗素子を3つ以上設けてもよい。
また、上記の各実施形態では、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、同一形状および同一サイズで形成され、同一の抵抗値を有する場合を例示したが、第1の抵抗素子21と第2の抵抗素子22は、互いに異なる形状およびサイズで形成され、互いに異なる抵抗値を有していてもよい。
また、上記の各実施形態では、p型の半導体基板10上にnウェル11を形成し、nウェル11上に第1の絶縁膜13を介して第1および第2の抵抗素子21、22を形成する場合を例示したが、半導体基板およびウェル領域の導電型を適宜変更することが可能である。また、nウェル11内に更にpウェルを形成したウェルインウェル構造とし、このpウェル上に第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22を形成してもよい。
また、上記の各実施形態では、nウェル11内にコンタクト部12を1つ設ける場合を例示したが、nウェル11内に複数のコンタクト部12を設け、各コンタクト部12に対して配線およびコンタクトプラグを介して同一の電位を印加するように構成してもよい。このようにnウェル11に対して複数箇所から電位を印加することにより、nウェル11内の電位分布を均一にすることができる。
また、上記の各実施形態では、第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22の形状を矩形形状としたが、これに限定されるものではない。第1の抵抗素子21および第2の抵抗素子22は、全体として長手方向を特定することができる細長い形状を有していればよく、例えば図11(a)に示すように曲線部分を有していてもよい。また、図11(b)に示すように、凸部を有していてもよい。
また、上記の各実施形態では、CMOSプロセスを使用して抵抗構造体を形成する場合を例示したが、バイポーラプロセスを使用することも可能である。この場合、導電層として上記したnウェル11に代えてエピタキシャル層を用い、これを素子分離領域により絶縁分離を行うことにより実現することができる。
また、抵抗構造体1の製造方法について図2乃至図4を参照して説明したが、かかる製造工程に限定されるものではなく、使用する材料、成膜方法、工程順序などを適宜変更することが可能である。
1〜3 抵抗構造体
10 半導体基板
11 nウェル
12 コンタクト部
13 第1の絶縁膜
14 第2の絶縁膜
21 第1の抵抗素子
22 第2の抵抗素子
23 第3の抵抗素子
24 第4の抵抗素子
31 第1の配線
32 第2の配線
33 第3の配線
41〜45 コンタクトプラグ

Claims (10)

  1. 半導体基板の表層部に設けられた導電層と、
    前記導電層の上に絶縁膜を介して設けられた長辺および短辺を有する第1の抵抗素子と、
    前記導電層の上に前記絶縁膜を介して設けられて長辺が前記第1の抵抗素子の長辺と対向するように配置された長辺および短辺を有する第2の抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子の一端に電気的に接続された第1の配線と、
    前記第2の抵抗素子の一端に電気的に接続された第2の配線と、
    前記第1の抵抗素子の他端と前記第2の抵抗素子の他端とを電気的に接続する第3の配線と、
    前記第1の配線、前記第2の配線、前記第3の配線のいずれかと前記導電層とを電気的に接続する接続部と、
    を含む抵抗構造体。
  2. 前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子を間に挟むように設けられた長辺および短辺を有する第3の抵抗素子および第4の抵抗素子を更に含み、
    前記第3の抵抗素子は、長辺が前記第1の抵抗素子の長辺と対向するように前記第1の抵抗素子に隣接して配置され、
    前記第4の抵抗素子は、長辺が前記第2の抵抗素子の長辺と対向するように前記第2の抵抗素子に隣接して配置されている請求項1に記載の抵抗構造体。
  3. 前記第3の抵抗素子と前記第1の抵抗素子との間隔および前記第4の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との間隔は、前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子との間隔と同一である請求項2に記載の抵抗構造体。
  4. 前記第3の抵抗素子および前記第4の抵抗素子は、電気的に他の部分と非接続である請求項2または3に記載の抵抗構造体。
  5. 前記第1の抵抗素子と前記第2の抵抗素子は、同一の形状およびサイズを有する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の抵抗構造体。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の抵抗構造体を複数含む集積回路であって、
    各々が前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子からなる合成抵抗素子を直列接続して構成される第1の合成抵抗および第2の合成抵抗を含む集積回路。
  7. 前記第1の合成抵抗を構成する抵抗構造体と、前記第2の合成抵抗を構成する抵抗構造体とが交互に配置されている請求項6に記載の集積回路。
  8. 半導体基板の表層部に導電層を形成する工程と、
    前記導電層の上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に長辺および短辺を有する第1の抵抗素子を形成する工程と、
    前記絶縁膜の上に長辺が前記第1の抵抗素子の長辺と対向するように長辺および短辺を有する第2の抵抗素子を形成する工程と、
    前記第1の抵抗素子の一端に電気的に接続された第1の配線を形成する工程と、
    前記第2の抵抗素子の一端に電気的に接続された第2の配線を形成する工程と、
    前記第1の抵抗素子の他端と前記第2の抵抗素子の他端とを電気的に接続する第3の配線を形成する工程と、
    前記第1の配線、前記第2の配線、前記第3の配線のいずれかと前記導電層とを電気的に接続する接続部を形成する工程と、
    を含む抵抗構造体の製造方法。
  9. 前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子を形成する工程は、
    前記絶縁膜の上に前記第1の抵抗素子および前記第2の抵抗素子を構成する抵抗体を成膜する工程と、
    前記抵抗体の表面の、前記第1の抵抗素子の形成領域に対応した第1領域、前記第2の抵抗素子の形成領域に対応した第2領域、前記第1領域に所定の間隔を隔てて隣接する第3領域および前記第2領域に所定の間隔を隔てて隣接する第4領域を覆うレジストマスクを形成する工程と、
    前記レジストマスクを介して前記抵抗体をエッチングする工程と、を含む請求項8に記載の製造方法。
  10. 前記レジストマスクの前記第3領域を覆う部分と前記第1領域を覆う部分の間隔、前記レジストマスクの前記第1領域を覆う部分と前記第2領域を覆う部分の間隔、前記レジストマスクの前記第2領域を覆う部分と前記第4領域を覆う部分の間隔は、互いに等しい請求項9に記載の製造方法。
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