JP2007194352A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一基板上にCR回路を有する半導体装置において、CR積の変動を抑える素子構造を提供する。
【解決手段】この半導体装置は、同一半導体基板6上に抵抗1と容量を有する半導体装置である。抵抗1と容量の第1電極2とは同一幅で一連に繋がった第1の導電体膜からなり、第1電極の横に配置された第2電極4は第1の導電体膜と同一物(同一組成、同一膜厚)の第2の導電体膜からなる。第1電極2と第2電極4との間に容量誘電膜3を備えている。抵抗1、容量の第1電極2および第2電極4を同一膜厚で形成することにより、抵抗1の膜厚と容量面積の一辺の長さとは同じ値に形成できる。そのため、抵抗1の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺され、CR積の変動が小さい回路を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、同一基板上にCR回路を有する半導体装置およびその製造方法に関するものである。
半導体集積回路において、ノイズフィルタ等に用いられるCR回路では、容量Cと抵抗Rの積のばらつきが小さいことが求められており、容量と抵抗の積(CR積)の変動をより小さく抑えることが重要な課題の一つとなっている。このために、容量と抵抗の各種の高精度化の取り組みが採用されている。(例えば特許文献1参照)
従来の半導体装置について、図9(a)、(b)、(c)を参照しながら説明する。
図9(a)は、従来例の半導体装置においてCR回路の容量と抵抗の平面図を示す。図9(b)は、図9(a)の等価回路図を示す。図9(c)は、図9(a)のX−X’線における断面図を示す。なお、図9(a)においては、半導体基板などの図示は省略している。
図9(a),(c)において、符号101はポリシリコン膜からなる抵抗を示し、符号102はポリシリコン膜からなる容量の第1電極を示し、符号103は容量酸化膜を示し、符号104はポリシリコン膜からなる容量の第2電極を示し、符号105はシリコン酸化膜からなる絶縁膜を示し、符号106は半導体基板を示し、符号107はコンタクトプラグを示し、符号108は引き出し電極を示し、符号109はシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜を示す。記号A、B、CはCR回路の各端子を示す。記号a、b、n、m、o、tは抵抗の抵抗値および容量の容量値を決めるパラメータとなる各部の寸法を示している。
この図9(a)、(c)に示す様な構造は、容量酸化膜103の膜厚と抵抗101上の酸化膜(容量酸化膜103と同時に形成)の膜厚の増加が起きた場合、容量値の減少および抵抗値の増加が起こる。また、容量酸化膜103の膜厚と抵抗101上の酸化膜の膜厚の減少が起きた場合は、容量値の増加および抵抗値の減少が起こる。したがって、CR積の変動を低減できる。ポリシリコンからなる抵抗101を酸化する前のポリシリコン膜の膜厚のばらつきについては、CR積の変動に影響する構造となっている。
特開平7−161937号公報
上記従来の半導体装置では、ポリシリコンからなる抵抗101が酸化されて減少する膜厚については、CR積の変動要因としては相殺されているが、ポリシリコンからなる抵抗101を酸化する前のポリシリコン膜の膜厚のばらつきは、CR積の変動要因となる構造である。したがって、酸化前のポリシリコン膜厚のばらつきが大きい場合は、CR積の変動を十分低減できないという問題があった。
また、ポリシリコン膜を酸化した酸化膜を容量誘電膜とするため、シリコン窒化膜等の誘電率の高い膜を使えないという問題があった。更に、ポリシリコン膜以外の抵抗では、CR積の変動の低減を図れないという問題があった。
したがって、本発明の目的は、CR積の変動(ばらつき)を抑えることができるCR構造を有した半導体装置およびその製造方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の半導体装置は、同一半導体基板上に抵抗と容量とを備えた半導体装置であって、抵抗と容量の第1電極とは、半導体基板上に形成された同一幅で一連に繋がった第1の導電体膜からなり、容量の第2電極は、第1の導電体と同一組成および同一膜厚で半導体基板上に形成された第2の導電体膜からなり、容量の第1電極の横に所定の隙間を開けて配置され、容量の容量誘電膜は、容量の第1電極および第2電極の隙間を埋める状態に半導体基板上に形成されている。
この構成によれば、抵抗の膜厚は、容量の面積の一辺の長さと同じであり、抵抗の膜厚と容量の面積の一辺の長さの変動はCR積としては相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができる。
また、抵抗と容量の第1電極とを同一幅で一連に繋がった同一の第1の導電体膜で構成することにより、つまり抵抗と容量の第1電極とを同一幅にすることにより、容量誘電膜厚と抵抗幅の変動を相殺することができ、よりCR積の変動を低減することができる。
上記の半導体装置においては、第1および第2の導電体膜は半導体膜であることが好ましい。
この構成によれば、半導体膜は、添加する不純物濃度を調整することにより比抵抗を容易に調整することができるため、所望の比抵抗を得ることが可能である。
また、上記の半導体装置においては、容量の第1電極と第2電極とを構成する半導体膜の表面はシリサイド化されていることが好ましい。
この構成によれば、前記容量の前記電極を低抵抗に形成できるため、前記容量の寄生抵抗を小さくすることが可能である。
また、上記の半導体装置においては、第1および第2の導電体膜はメタル膜であることが好ましい。
この構成によれば、前記容量の前記電極をメタル膜で形成しているため、電圧依存性がほぼ無い前記容量を形成することが可能である。
また、上記の半導体装置においては、第1の導電体膜における抵抗を構成する部分は蛇行形状を有し、第1の導電体膜における容量の第1電極を構成する部分は櫛形形状を有し、容量の第2電極を構成する第2の導電体膜は、第1の導電体膜における容量の第1電極を構成する部分に対して互いに噛み合う櫛形形状を有していることが好ましい。
この構成によれば、より小さな領域に所望の抵抗値および容量値のCR回路を形成することができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、同一半導体基板上に抵抗と容量とを有する半導体装置の製造方法であって、半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、絶縁膜上に導電体膜を堆積する工程と、導電体膜を選択的にエッチングして抵抗を形成すると同時に、容量の第1電極と第2電極とを形成する工程と、導電体膜のエッチング後に半導体基板上に容量誘電膜を堆積する工程と、容量誘電膜を選択的にエッチングして容量誘電膜を容量上に残す工程とを含む。
この方法によれば、抵抗と容量の第1電極および第2電極とを同一膜厚で形成することにより、抵抗の膜厚と容量面積の一辺の長さとは同じ値に形成できる。そのため、抵抗の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができる。
上記の半導体装置の製造方法によれば、導電体膜は半導体膜であり、容量誘電膜はシリコン窒化膜であることが好ましい。
この方法によれば、導電体膜として用いる半導体膜は、添加する不純物濃度を調整することにより比抵抗を容易に調整することができるため、所望の比抵抗を得ることが可能である。また、容量誘電膜として用いるシリコン窒化膜は、比誘電率がシリコン酸化膜より高いため、容量の面積を小さくすることが可能である。
また、上記の半導体装置の製造方法によれば、導電体膜はメタル膜であり、容量誘電膜はシリコン窒化膜であることが好ましい。
この方法によれば、容量の電極をメタル膜で形成しているため、電圧依存性がほぼ無い容量を形成することが可能である。また、容量誘電膜として用いるシリコン窒化膜は、比誘電率がシリコン酸化膜より高いため、容量の面積を小さくすることが可能である。
本発明の半導体装置によると、抵抗の膜厚は、容量面積の一辺と同じである。そのため、抵抗の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができる。
また、本発明の半導体装置の製造方法によると、抵抗と容量の第1電極および第2電極とを同一膜厚で形成することにより、抵抗の膜厚と容量面積の一辺の長さとは同じ値に形成できる。そのため、抵抗の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の平面図を示し、図1(b)は図1(a)の等価回路図を示し、図1(c)は図1(a)のX−X’線における断面図を示す。
図1(a)、(c)において、符号1はポリシリコン膜からなる抵抗を示し、符号2はポリシリコン膜からなる容量の第1電極を示し、符号3は容量誘電膜を示し、符号4はポリシリコン膜からなる容量の第2電極を示し、符号5はシリコン酸化膜からなる絶縁膜を示し、符号6は半導体基板(シリコン基板)を示し、符号7はコンタクトプラグを示し、符号8は引き出し配線を示し、符号9はシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜を示す。記号A、B、CはCR回路の各端子を示す。記号a、b、n、m、tは抵抗の抵抗値および容量の容量値を決めるパラメータとなる各部の寸法を示している。ここで、抵抗と容量は基板上の同一面内に形成されている。
図1(a)、(b)、(c)に示すように、第1の実施形態の半導体装置では、抵抗1と容量の第1電極2とは、半導体基板6上に形成された同一幅で一連に繋がった同一のポリシリコン膜(半導体膜)から構成されている。
また、容量の第2電極4は、抵抗1、容量の第1電極2と同一物(同一組成および同一膜厚)で半導体基板6上にシリコン酸化膜からなる絶縁膜5を介して形成されたポリシリコン膜からなり、容量の第1電極2に対して所定の隙間を開けて配置されている。
また、容量誘電膜3は、容量の第1電極2および第2電極4の隙間を埋める状態に半導体基板6上にシリコン酸化膜からなる絶縁膜5を介して形成されている。
以上の構成により、抵抗1と容量の第1電極2および第2電極4とは、同一の膜厚tに形成されている。これにより、抵抗1の膜厚は、容量面積の一辺と同じであり、抵抗1の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動はCR積としては相殺される。そのため、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができる。
以上について、数式を用いてよりわかりやすく説明する。容量C、抵抗Rおよび容量抵抗積C*Rを数式により表すと以下の通りとなる。
C=εr*ε0*(m*t/b) ・・・(1)
R=(ρ/t)*(n/a) ・・・(2)
C*R=εr*ε0*ρ*(m/b)*(n/a) ・・・(3)
ここで、記号εrは容量誘電膜の比誘電率を示し、記号ε0は真空の誘電率を示し、記号mは容量面積の一辺の長さを示し、記号tは容量面積の他の一辺の長さと抵抗の膜厚とを示し、記号bは容量誘電膜厚を示し、記号ρは抵抗の比抵抗を示し、記号nは抵抗の長さを示し、記号aは抵抗幅を示す。
以上に示すように、式(3)のCR積では、抵抗膜厚tがパラメータとならないので、変動パラメータを従来から減らせることができ、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができていることがわかる。
なお、上記の構成において、容量の第1電極2および第2電極4を構成する半導体膜の表面がシリサイド化されている場合(ポリサイド構造)にも有効である。
抵抗として使用する前記ポリシリコン膜は、添加する不純物濃度を調整することにより比抵抗を容易に調整することができるため、所望の比抵抗を得ることが可能である。
また、容量の電極の半導体膜表面がシリサイド化されている場合、前記容量の前記電極を低抵抗に形成できるため、前記容量の寄生抵抗を小さくすることが可能である。
次に、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図3〜図5を用いて説明する。図3〜図5は図1(a)のX−X’線における製造過程の断面図である。
まず、図3に示すように、半導体基板6であるシリコン基板上にシリコン酸化膜からなる絶縁膜5を熱酸化により形成する。その後、基板全面にポリシリコン膜を堆積し、その後所望の抵抗となる様にイオン注入によりAsやB等の不純物イオンを打ち込み、さらにその後ポリシリコン膜をエッチングして抵抗1を形成すると同時に容量の第1電極2および第2電極4を同時に形成する。
次に、図4に示すように、850℃10分程度のO雰囲気でポリシリコン膜表面にシリコン酸化膜を形成した後、基板全面にシリコン窒化膜を堆積する。続いて、フォトマスクをマスクとするエッチングにより、シリコン窒化膜のうち、容量として利用される領域(容量部)を残して不要な領域を取り除き、容量誘電膜3を形成する。以上において、容量誘電膜3はシリコン酸化膜とシリコン窒化膜の2層構造としたが、シリコン酸化膜やSiON等の単層の誘電膜でもよい。
次に、図5に示すように、層間絶縁膜9を堆積した後、850℃、N雰囲気で約60分間熱処理する。本実施例では、層間絶縁膜9は、膜厚100nmの酸化シリコン膜上にボロン(4.5重量%)とリン(5重量%)を含んだ膜厚700nmの酸化シリコン膜を堆積して形成した。続いて、層間絶縁膜9を貫通して抵抗1および容量の第1電極2および第2電極4に達するコンタクトホールを形成した後、コンタクトホールにタングステンを埋め込んで、コンタクトプラグ7を形成する。次に、配線膜を堆積した後、フォトレジストをマスクとするエッチングにより、引き出し電極8を形成する。
以上のような製造方法により、抵抗1、容量の第1電極2および第2電極4は、同一の膜厚tにできている。これにより、抵抗1の膜厚は、容量面積の一辺の長さと同じであり、抵抗1の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現できる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照しながら説明する。
図2(a)は本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の平面図を示し、図2(b)は図2(a)の等価回路図を示し、図2(c)は図2(a)のX−X’線における断面図を示す。
図2(a)、(b)において、符号51はポリシリコン膜からなる抵抗を示し、符号52はポリシリコン膜からなる容量の第1電極を示し、符号53は容量誘電膜を示し、符号54はポリシリコン膜からなる容量の第2電極を示し、符号55はシリコン酸化膜からなる絶縁膜を示し、符号56は半導体基板(シリコン基板)を示し、符号57はコンタクトプラグを示し、符号58は引き出し配線を示し、符号59はシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜を示す。記号A、B、CはCR回路の各端子を示す。記号a、b、n、m、tは抵抗の抵抗値および容量の容量値を決めるパラメータとなる各部の寸法を示している。ここで、抵抗と容量は基板上の同一面内に形成されている。
図2(a)、(b)、(c)に示すように、第2の実施形態の半導体装置では、蛇行形状に折れ曲がった抵抗51と櫛形形状の容量の第1電極52とは、半導体基板56上に形成された、一連に繋がった同一(同一組成、同一膜厚)のメタル層から構成され、櫛形形状の容量の第2電極54は抵抗51と櫛形形状の容量の第1電極52と同一(同一組成、同一膜厚)のメタル層から構成されている。
容量の第1電極52と容量の第2電極54とは、互いに噛み合うように、つまり互い違いに配置されている。
容量の第1電極52と第2電極54との間の隙間を埋めるように容量誘電膜53が半導体基板56上に形成されている。
以上の構成により、抵抗51と容量の第1電極52および第2電極54とは、同一の膜厚tにできている。これにより、抵抗51の膜厚は、容量面積の一辺の長さと同じであり、抵抗51の膜厚と容量面積の一辺の長さの変動は、CR積としては相殺される。そのため、CR積の変動が小さいCR回路を実現することができている。
抵抗51は、複数回折れ曲がった形状、つまり蛇行形状を有し、容量の第1電極52および第2電極54は櫛形形状を有することにより、できるだけ小さな領域に所望の抵抗値および容量値のCR回路を形成することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置の製造方法について、図6〜図8を用いて説明する。図6〜図8は図2(a)のX−X’線における製造過程の断面図である。
まず、図6に示すように、シリコン基板56上にシリコン酸化膜からなる絶縁膜55を形成する。その後、基板全面にメタル層を堆積した後、メタル層をエッチングして抵抗51を形成すると同時に容量の第1電極52および第2電極54を同時に形成する。
その後、図7に示すように、基板全面にシリコン窒化膜を堆積する。続いて、フォトマスクをマスクとするエッチングにより、シリコン窒化膜のうち、容量として利用される領域(容量部)を残して不要な領域を取り除き、容量誘電膜53を形成する。以上において、容量誘電膜53はシリコン窒化膜としたが、有機膜等の別の誘電膜でもよい。
次に、図8に示すように、p−TEOS膜等のシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜59を堆積した後、CMP等により層間絶縁膜59を平坦化する。
以上のような製造方法により、抵抗51と容量の第1電極52および第2電極54とは、同一の膜厚tにできている。これにより、抵抗51の膜厚は、容量の面積の一辺の長さと同じであり、抵抗51の膜厚と容量の面積の一辺の長さの変動は、CR積として相殺されるので、CR積の変動が小さいCR回路を実現している。
また、容量の電極をメタル膜で形成しているため、電圧依存性がほぼ無い、前記容量を形成することができている。
以上説明したように、本発明は、CR回路を有する半導体装置等に有用である。
(a)は第1の実施形態に係る半導体装置を示す平面図、(b)は第1の実施形態に係る半導体装置を示す等価回路図、(c)は第1の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。 (a)は第2の実施形態に係る半導体装置を示す平面図、(b)は第2の実施形態に係る半導体装置を示す等価回路図、(c)は第2の実施形態に係る半導体装置を示す断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 (a)は従来例の半導体装置を示す平面図、(b)は従来例の半導体装置を示す等価回路図、(c)は従来例の半導体装置を示す断面図である。
符号の説明
1 ポリシリコン膜からなる抵抗
2 ポリシリコン膜からなる容量の第1電極
3 容量誘電膜
4 ポリシリコン膜からなる容量の第2電極
5 シリコン酸化膜からなる絶縁膜
6 半導体基板
7 コンタクトプラグ
8 引き出し電極
9 シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜
51 メタル膜からなる抵抗
52 メタル膜からなる容量の第1電極
53 容量誘電膜
54 メタル膜からなる容量の第2電極
55 シリコン酸化膜からなる絶縁膜
56 半導体基板
57 コンタクトプラグ
58 引き出し電極
59 シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜
101 ポリシリコン膜からなる抵抗
102 ポリシリコン膜からなる容量の第1電極
103 容量誘電膜
104 ポリシリコン膜からなる容量の第2電極
105 シリコン酸化膜からなる絶縁膜
106 半導体基板
107 コンタクトプラグ
108 引き出し電極
109 シリコン酸化膜からなる層間絶縁膜

Claims (8)

  1. 同一半導体基板上に抵抗と容量とを備えた半導体装置であって、
    前記抵抗と前記容量の第1電極とは、前記半導体基板上に形成された同一幅で一連に繋がった第1の導電体膜からなり、
    前記容量の第2電極は、前記第1の導電体と同一組成および同一膜厚で前記半導体基板上に形成された第2の導電体膜からなり、前記容量の第1電極の横に所定の隙間を開けて配置され、
    前記容量の容量誘電膜は、前記容量の第1電極および第2電極の隙間を埋める状態に前記半導体基板上に形成された半導体装置。
  2. 前記第1および第2の導電体膜は半導体膜である請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記容量の第1電極と第2電極とを構成する前記半導体膜の表面はシリサイド化されている請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1および第2の導電体膜はメタル膜である請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1の導電体膜における前記抵抗を構成する部分は蛇行形状を有し、前記第1の導電体膜における前記容量の第1電極を構成する部分は櫛形形状を有し、
    前記容量の第2電極を構成する前記第2の導電体膜は、前記第1の導電体膜における前記容量の第1電極を構成する部分に対して互いに噛み合う櫛形形状を有している請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 同一半導体基板上に抵抗と容量とを有する半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に導電体膜を堆積する工程と、
    前記導電体膜を選択的にエッチングして前記抵抗を形成すると同時に、前記容量の第1電極と第2電極とを形成する工程と、
    前記導電体膜のエッチング後に前記半導体基板上に容量誘電膜を堆積する工程と、
    前記容量誘電膜を選択的にエッチングして前記容量誘電膜を前記容量上に残す工程とを含む半導体装置の製造方法。
  7. 前記導電体膜は半導体膜であり、前記容量誘電膜はシリコン窒化膜である請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記導電体膜はメタル膜であり、前記容量誘電膜はシリコン窒化膜である請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
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