JP2014041731A - 平型導体用電気コネクタ - Google Patents

平型導体用電気コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2014041731A
JP2014041731A JP2012182824A JP2012182824A JP2014041731A JP 2014041731 A JP2014041731 A JP 2014041731A JP 2012182824 A JP2012182824 A JP 2012182824A JP 2012182824 A JP2012182824 A JP 2012182824A JP 2014041731 A JP2014041731 A JP 2014041731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat conductor
terminals
terminal
housing
arm portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012182824A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5651652B2 (ja
Inventor
Akihiko Murakami
陽彦 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP2012182824A priority Critical patent/JP5651652B2/ja
Priority to TW102127106A priority patent/TWI528648B/zh
Priority to CN201310368365.5A priority patent/CN103633471B/zh
Publication of JP2014041731A publication Critical patent/JP2014041731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5651652B2 publication Critical patent/JP5651652B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】端子配列方向での端子の不用意な変位を良好に規制するとともに、コネクタの低背化を実現可能な平型導体用電気コネクタを提供する。
【解決手段】端子20は、上腕部21、下腕部22および連結部23で形成された横U字状部分が平型導体Cを受け入れて弾性変位することにより上腕部21と下腕部22とで平型導体Cを挟圧可能としており、ハウジング10は、閉位置の可動部材40を収容するための収容部19Bを有し、該収容部19Bが受入部19Aの上方で該受入部19Aと連通しており、可動部材40は、上記配列方向で端子配列範囲の外側位置には、上記閉位置で上下方向に弾性変位可能な係止腕部44を有し、該係止腕部44に下方へ向けて突出する係止部44Aが形成されているとともに、上記配列方向での端子配列範囲内には、各端子20,30と対応する位置に、上腕部21の一部を収容するための溝部41Aが形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、回路基板の実装面上に配され平型導体が接続される平型導体用電気コネクタに関する。
この種の平型導体用電気コネクタは、例えば特許文献1に開示されている。この特許文献1では、前後方向に延びる平型導体(FPC)を後方から受け入れる受入部が形成されたハウジングと、該ハウジングに配列保持される複数の端子と、金属板で作られ上記ハウジングによって回動可能に支持されるシェル部材とを有するコネクタが開示されている。
上記複数の端子は、ハウジングに前方から圧入して取り付けられる上側端子と、上記ハウジングに後方から圧入して取り付けられる下側端子との二種の端子から成る。上記上側端子および下側端子は、端子配列方向での同位置で上記ハウジングに保持されている。
上記ハウジングは、上下方向で互いに対向する底壁と上壁との間の空間で上記受入部を形成している。上記上壁は、端子配列方向での端子配列範囲の両側外方位置に、後述する上記シェル部材の係止腕部の係止部を受け入れるための孔部が上下方向(板厚方向)に貫通して形成されている。また、ハウジングの上壁には、上側端子を収容するための上側収容溝がそして下壁には下側端子を収容するための下側収容溝がそれぞれ前後方向に延びて形成されている。上記上側収容溝および上記下側収容溝を形成する対向内壁面(端子配列方向で互いに対向する内壁面)は、端子配列方向での上側端子および下側端子の不用意な変位を規制している。
上記シェル部材は、上記ハウジングの上壁を覆うように位置する閉位置と、該上壁から離間する開位置との間で回動するようになっている。また、上記シェル部材は、端子配列方向での端子配列範囲の両側外方位置に、平型導体の抜出を防止するための係止腕部が上記閉位置での後方へ延びて形成されている。該係止腕部は、シェル部材の板面を切り欠いて形成された片持ち梁状をなしており、その後端側部分には上記端子配列範囲側の側縁で下方へ向けて屈曲された係止部が形成されている。上記シェル部材が閉位置にあるとき、上記係止部は上記ハウジングの孔部を上方から貫通して上記ハウジングの受入部内へ突入していて、ハウジングの受入部の所定位置まで挿入された平型導体の両側端縁に形成された被係止部と係止可能になっている。
この特許文献1のコネクタに平型導体を接続する際には、シェル部材が閉位置にある状態で、平型導体をハウジングの受入部へ後方から挿入する。該平型導体の前端がシェル部材の上記係止部に当接すると、上記係止腕部が上方へ向け弾性変位して上記係止部が上記孔部内へ移動して、上記平型導体のさらなる挿入が許容される。そして、所定位置までの挿入が完了すると、上記係止腕部が自由状態に戻り、上記係止部が上記平型導体の被係止部と係止することにより、該平型導体の後方への抜出を防止する。
特開2008−192574
一般に、回路基板の実装面上に配される平型導体用電気コネクタは、低背化、すなわち上下方向(高さ方向)での小型化を強く要求される。特許文献1のコネクタでは、上記ハウジングの上記上壁に形成された上側収容溝の対向内壁面で端子配列方向での上側端子の変位を規制する構成となっており、上記ハウジングに上記上壁を設けることが必須である。しかし、この上壁の存在は、その厚さ寸法分だけハウジングひいてはコネクタの上下寸法を大きくする要因にもなっている。
本発明は、このような事情に鑑みて、端子配列方向での端子の不用意な変位を良好に規制するとともに、コネクタの低背化を実現可能な平型導体用電気コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係る平型導体用電気コネクタは、回路基板の実装面上に配され、前後方向に延びる平型導体が接続される平型導体用電気コネクタであって、上記平型導体が前方へ向けて挿入されるように後方へ向けて開放された空間として受入部が形成されたハウジングと、上記実装面に対して平行な一方向であって前後方向に対して直角な方向を配列方向として、上記ハウジングに配列保持される複数の端子と、該端子の上方で上記実装面に対して平行な姿勢で上記ハウジングへの上記平型導体の挿入を許容する閉位置と、上記実装面に対して角度をもった姿勢で上記ハウジングからの上記平型導体の抜出を許容する開位置との間で移動可能に上記ハウジングで支持される可動部材とを備える。
かかる平型導体用電気コネクタにおいて、本発明では、上記複数の端子のうち少なくとも一部の端子は、前後方向に延びる上腕部および下腕部と、該上腕部および該下腕部の前端同士を連結する連結部とを有していて、上記上腕部、上記下腕部および上記連結部で後方へ向けて開口した横U字状部分を形成しており、該横U字状部分が上記平型導体を受け入れて弾性変位することにより上記上腕部と上記下腕部とで上記平型導体を挟圧可能としており、上記ハウジングは、上記配列方向で少なくとも上記端子の配列範囲にわたり、かつ、前後方向で少なくとも上記端子の上記上腕部を含む範囲にわたり、上方へ向けて開放された空間が形成されていて、該空間が上記閉位置の上記可動部材の少なくとも一部を収容するための収容部をなしており、該収容部が上記受入部の上方で該受入部と連通しており、上記可動部材は、上記配列方向で上記端子の配列範囲の外側位置には、上記閉位置で上下方向に弾性変位可能な係止腕部を有し、該係止腕部に下方へ向けて突出する係止部が形成されているとともに、上記配列方向での上記端子の配列範囲内には、各端子と対応する位置に、該端子の上記上腕部の一部を収容するための溝部が形成されており、上記可動部材が上記閉位置にあるときに、上記平型導体が上記受入部に挿入されると、上記平型導体の前端が上記係止部に当接して、上記係止腕部を上方へ向け弾性変位させて上記平型導体の挿入を許容する位置にもたらし、上記平型導体の所定位置までの挿入が完了した状態では、上記係止腕部が弾性変位量を減ずるように下方へ向け変位し、上記平型導体の両側端に形成された被保持部が上記係止部と係止して上記平型導体の後方への抜出が阻止され、上記可動部材が上記開位置にあるときには、上記被係止部に対する上記係止部の係止状態が解除されて、上記平型導体の後方への抜出が許容されることを特徴としている。
本発明では、ハウジングの収容部は、端子の配列方向で少なくとも端子の配列範囲にわたり、かつ、前後方向で少なくとも上記端子の上腕部を含む範囲にわたり、上方へ向けて開放されており、閉位置にあるときの可動部材の少なくとも一部が収容されるようになっている。したがって、可動部材がハウジングの上方に位置せずに収容部内に収まって位置している分だけ、コネクタの上下方向寸法が小さくなる。
また、上記可動部材は、端子の一部を収容する溝部が形成されていて、該溝部の対向内壁面によって、端子配列方向での端子の不用意な変位が規制される。該溝部は可動部材に形成されているので、この規制のために別部材を設ける必要がなく、したがって、この点でも、コネクタが上下方向で大型化することはなく、コネクタの小型化に貢献する。
本発明において、横U字状部分を有する端子は、該端子の配列方向を幅方向とする帯状の金属板を板厚方向に屈曲して上記横U字状部分が作られており、上腕部が下腕部よりも幅方向寸法が小さく形成されていることとしてもよい。
このような形態にあっては、上記平型導体が端子の上腕部と下腕部とで挟圧された状態では、上記上腕部に対して上方へ向けた押圧力(「上方押圧力」という)が作用すると同時に、平型導体からの反力として、上記下腕部にも上記上方押圧力と同じ大きさの下方へ向けた押圧力(「下方押圧力」という)が作用する。本発明では、上腕部が下腕部よりも幅方向寸法が小さく形成されていて、幅狭の上腕部は下腕部よりも剛性が低く撓みやすくなっている。したがって、本発明では、上腕部が下腕部と同じ幅方向寸法で形成されている場合と比較して、上腕部を上方へ向けて所定量だけ変位させるために必要な上方押圧力が小さくて済む。一方、上述したように、下腕部には、上腕部に作用する上方押圧力と同じ大きさの下方押圧力が作用する。本発明では、下腕部は上腕部よりも幅方向寸法が大きく形成されており、剛性が高く撓みにくくなっている。上記下腕部に作用する下方押圧力は、上述のように、上記上方押圧力と同じ大きさで小さく設定できるので、下腕部の弾性変位量は、上腕部と下腕部とが同幅で形成されている場合と比較して小さくなる。つまり、上記下腕部での弾性変位量が小さい分、端子全体としても上下方向での弾性変位量は小さくなるので、弾性変位を許容するための空間を上下方向で小さくでき、ハウジングひいてはコネクタの低背化を図ることができる。
本発明において、複数の端子は、帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、該複数の端子のうち一部の端子は、横U字状部分を有する端子であり、他の端子は、上下方向にて上記一部の端子の上腕部との重複範囲をもつ位置で後方へ向けて延び上下方向で弾性変位可能な腕部を有し、該腕部の一部が可動部材の溝部に収容されており、上記一部の端子と上記他の端子とは、上記一部の端子の上腕部と上記他の端子の腕部とが前後方向で重複範囲をもって位置した状態で交互に配列されていることとしてもよい。
かかる形態にあっては、複数の端子のうち一部の端子、すなわち横U字状部分を有する端子は、上腕部が下腕部よりも幅方向寸法が小さく形成されているので、互いに隣接する上記一部の端子の上腕部同士間に隙間が存在する。一方、他の端子の腕部は、上下方向および前後方向で上記一部の端子の上腕部との重複範囲をもって位置している。つまり、上記他の端子の腕部は、上記一部の端子の上腕部同士間の上記隙間に位置している。このように、上記他の端子の腕部を上下方向で上記一部の端子の上腕部との重複範囲をもつような位置に設けることにより、コネクタの上下方向での大型化を回避できる。また、上腕部の幅方向寸法が下腕部よりも小さいということは、上腕部同士間の隙間が下腕部同士間の隙間よりも広いことを意味する。本発明では、上記一部の端子の上腕部同士間の広い隙間を利用して上記他の端子の腕部を位置させることにより、端子配列方向においてもコネクタの大型化を回避できる。また、一部の端子のみならず他の端子も、その一部が可動部材の溝部に収容されており、該溝部の対向内壁面によって、端子の配列方向での端子の不用意な変位を規制できる。
以上のように、本発明によれば、閉位置にあるときの可動部材の少なくとも一部がハウジングの収容部に収容されるので、その分だけコネクタの上下方向寸法が小さくなり、コネクタの低背化が図られる。また、端子の一部を収容するための溝部が上記可動部材に形成されているので、コネクタを上下方向で大型化させることなく、端子配列方向での端子の不用意な変位を規制できる。
本発明の実施形態に係るコネクタを平型導体とともに示した斜視図であり、該平型導体の挿入前の状態を示している。 図1のコネクタを平型導体とともに示した斜視図であり、該平型導体の抜出直前の状態を示している。 ハウジングから可動部材を分離した状態のコネクタを後方側から示した斜視図である。 図3のコネクタを前方側から示した斜視図である。 (A)は第一端子のみを示す斜視図であり、(B)は第二端子のみを示す斜視図であり、(C)は上記第一端子および上記第二端子の配列状態を示す斜視図である。 平型導体の挿入前の状態を示す、端子配列方向に対して直角な面でのコネクタの断面図であり、(A)は第一端子の位置、(B)は第二端子の位置、(C)は可動部材の係止腕部の位置での断面を示している。 平型導体の挿入後の状態を示す、端子配列方向に対して直角な面でのコネクタの断面図であり、(A)は第一端子の位置、(B)は第二端子の位置、(C)は可動部材の係止腕部の位置での断面を示している。 平型導体の抜出直前の状態を示す、端子配列方向に対して直角な面でのコネクタの断面図であり、(A)は第一端子の位置、(B)は第二端子の位置、(C)は可動部材の係止腕部の位置での断面を示している。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る平型導体用電気コネクタ1(以下「コネクタ1」という)を平型導体Cとともに示した斜視図であり、該平型導体Cの挿入前の状態を、図中にて前方を挿入方向Pとして示している。図2は、上記コネクタ1を平型導体Cとともに示した斜視図であり、該平型導体Cの抜出直前の状態を示している。コネクタ1は、回路基板(図示せず)の実装面上に配され、平型導体Cが接続されることにより、上記回路基板と平型導体Cとを電気的に導通させる。ここで、「回路基板」とは、コネクタの端子に接続される回路部が形成された基板を意味し、この「基板」には、剛性が高い板状の部材だけでなく、剛性が低い柔軟なシート状の部材も含まれる。
平型導体Cは、前後方向に延びる帯状をなし、前後方向に延びる複数の回路部(図示せず)が幅方向(前後方向に対して直角な方向)に配列され形成されている。該回路部は、平型導体C内で埋設されて前後方向に延びており、平型導体Cの前端位置まで達している。また、上記回路部は、その前端側部分だけが平型導体Cの上面に露呈しており、後述するコネクタ1の端子20,30と接触可能となっている。また、平型導体Cは、上記前端側部分の両側縁に切欠部C1が形成されており、該切欠部C1の前方に位置する耳部C2の後端縁は、後述するコネクタ1の係止部44Aと係止する被係止部C2Aとして機能する。
コネクタ1は、電気絶縁材製のハウジング10と、該ハウジング10に配列保持される金属製の複数の端子20,30(図3,4をも参照)と、後述する閉位置と開位置との間で回動可能にハウジング10で支持される電気絶縁材製の可動部材40と、ハウジング10に保持される金属製の固定金具50とを備えており、平型導体Cが後方から挿入接続されるようになっている。
コネクタ1の詳細な構成の説明に先立って、まず、コネクタ1に対する平型導体Cの挿入および抜出の動作の概要について説明しておく。コネクタ1への平型導体Cの挿入前においては、図1に示されているように、コネクタ1の可動部材40は、回路基板の実装面(図示せず)に対して平行な姿勢をなす閉位置で、平型導体Cの挿入を許容する。また、平型導体Cが挿入接続された後においても、コネクタ1の使用状態では、可動部材40は閉位置に維持されており、後述するように、可動部材40の係止部44Aと平型導体Cの被係止部C2Aとが係止可能に位置することにより、平型導体Cの後方への抜出が阻止される(図7(C)参照)。また、コネクタ1の不使用時となる平型導体Cの抜出時には、図2に示されるように、可動部材40が起立方向に回動して回路基板の実装面に対して角度をもった姿勢をなす開位置にもたらされることにより、平型導体Cの被係止部C2Aに対する可動部材40の係止部44Aの係止状態が解除されて、平型導体Cの後方への抜出が許容される(図8(C)参照)。
コネクタ1の構成の説明に戻る。図3は、ハウジング10から可動部材40を分離した状態のコネクタ1を後方側から示した斜視図である。図4は、図3のコネクタ1を前方側から示した斜視図である。ハウジング10は、上方から見て、端子20,30の配列方向(「端子配列方向」という)を長手方向とする四角枠状をなしており、互いに平行をなし端子配列方向に延びる前方枠部10Aおよび後方枠部10Bと、端子配列方向で対称に位置し前方枠部10Aおよび後方枠部10Bの端部同士を連結する一対の側方枠部10Cとを有している。
前方枠部10Aは、図4に見られるように、下部をなす前方端子保持部11と、該前方端子保持部11から上方へ突出するとともに上記端子配列範囲にわたって形成されている前壁12とを有している。前方端子保持部11は、後述の第二端子30を一体モールド成形により配列保持している。前壁12の上端面は、閉位置にある可動部材40の下面が当接可能に対向しており(例えば、図6(B),図7(B)参照)、可動部材40の下方への過剰な変位を規制するようになっている。
後方枠部10Bは、端子配列方向で端子配列範囲にわたって延びて後述の第一端子20を配列保持する後方端子保持部13として機能する。該後方端子保持部13は、第一端子20を一体モールド成形により配列保持している。
側方枠部10Cは、前方端子保持部11および後方端子保持部13の端部同士を連結する板状の側方基部14と、端子配列方向での該側方基部14の外側端部に位置し該側方基部14から起立している側壁15と、該側壁15よりも端子配列方向で内方(端子配列範囲側)に位置し側方基部14から上方へ向けて突出する後述の側方案内部16、側方規制部17および前方規制部18とを有している。
側方基部14は、前後方向にて該側方基部14の後端から前端寄り位置までにわたって延びるとともに上下方向に貫通するスリット部14A(図3に一部を図示)が形成されている。該スリット部14Aは、上方から見て全体がクランク状に延びており、後半部が側方案内部16よりも内方(端子配列範囲寄り)に形成され、前半部が側方規制部17よりも外方に形成されている。また、上記後半部と前半部とを連結する部分は、側方案内部16と側方規制部17との間で端子配列方向に延びている。
側方枠部10Cは、該スリット部14Aによって端子配列方向での内側部分と外側部分とに二分されており、該内側部分と外側部分とが側方枠部10Cの前端側で支点部10C−1(図4参照)によって連結されている。このような構成により、後述するように、側方枠部10Cの上記外側部分は、可動部材40をハウジング10に取り付ける際に、支点部10C−1を支点として外方へ向けて弾性変位可能となっている。
また、側方基部14は、図3に見られるように、後端寄り位置に、後方へ向かうにつれて下方へ傾斜する案内面14Bが形成されており、挿入される平型導体Cの下面を支持しながらハウジング10内へ案内するようになっている。
側壁15は、後端寄り位置に、可動部材40の後述の軸部46の端被支持部46Aを受け入れて回動可能に支持するための支持孔部15Aが、上部が半円状をなし端子配列方向に貫通して形成されている。また、側壁15は、前端寄り位置に、後述する可動部材40の被ロック部45と係止するロック部15Bが、上記側壁15の前端寄り位置で該側壁15の内側面(端子配列範囲側の面)から突出して形成されている。該ロック部15Bは、被ロック部45の係止位置への案内を容易とするように、上面が傾斜面となっている。
図3によく見られるように、側方案内部16は、側方基部14の後端寄り位置で、側壁15に連結されて形成されている。該側方案内部16は、前方へ向かうにつれて端子配列方向で内方へ向けて傾斜する案内面16Aを有しており、該案内面16Aによって、挿入される平型導体Cを端子配列方向でハウジング10内へ向けて案内する。
図3,4に見られるように、互いに対向する一対の側方規制部17は、端子配列方向で側壁15よりも内方位置かつ上記支持孔部15Aよりも前方位置にて、端子配列方向に対して直角な板面をもつ壁部として形成されており、側壁15と対向している。側方規制部17は、その内側面(端子配列範囲側の板面)が、ハウジング10に挿入された平型導体Cの幅方向、すなわち端子配列方向での移動を規制するための側方規制面17Aとして形成されている。また、側方規制部17は、前後方向で側壁15の支持孔部15Aと同位置に、可動部材40の後述の軸部46の中間被支持部46Bを受け入れて回動可能に支持するための支持凹部17Bが形成されている。該支持凹部17Bは、上方に開口するとともに、下部が半円状をなしている。
図3,4に見られるように、前方規制部18は、端子配列方向で側方規制部17よりも内方位置かつ側方基部14の前端寄り位置にて、側方規制部17および前壁12に連結されて形成されている。前方規制部18は、図3に見られるように、前後方向に対して直角な後面が、ハウジング10に挿入された平型導体Cの前端部に当接して、該平型導体Cのそれ以上の挿入を規制する前方規制面18Aとして形成されている。
図3および図6(A),(B)によく見られるように、ハウジング10には、次の受入部19A、収容部19Bおよび弾性変位許容部19Cをもつ空間19が形成されている。すなわち、図6(A),(B)を参照すると判るように、上記空間19は、平型導体Cを後方から受け入れるための受入部19Aと、該受入部19Aの上方に位置し閉位置にある可動部材40を収容するための収容部19Bと、受入部19Aの下方に位置し第一端子20の下腕部22の下方への弾性変位を許容する弾性変位許容部19Cとを有している。
受入部19Aは、上下方向では、後方端子保持部13よりも上方かつ閉位置の可動部材40よりも下方に位置し、端子配列方向では、二つの側方規制部17同士間にわたって形成されている。該受入部19Aは、後方へ向けて開放されていて、平型導体Cを受入可能となっている。
収容部19Bは、受入部19Aの上方に位置し該受入部19Aと連通し、上記配列方向で二つの側壁15同士間に形成されている。収容部19Bは、上方へ向けて開放されていて、閉位置にもたらされた可動部材40を収容可能となっている。図3,4に見られるように、収容部19Bは、端子配列方向で側方規制部17に対して内外の両側に及んでおり、該側方規制部17同士間に位置する内側の空間は、可動部材40の後述の本体部41および係止腕部44を収容するための本体収容部19B−1として形成されている。また、収容部19Bのうち、端子配列方向で側壁15と側方規制部17との間に位置する外側の空間は、可動部材40の後述の端腕部42を収容するための端腕収容部19B−2として形成されている。また、上記収容部19Bは、前後方向では、後述する端子20,30の上腕部21,31の後端部の位置からハウジング10の前端部までにわたって形成されている。本実施形態では、収容部19Bが受入部19Aの上方に位置することとしたが、この「上方に位置する」とは、収容部19Bが受入部19Aと上下方向で一部重複して形成されている状態をも含む。
また、弾性変位許容部19Cは、ハウジング10の四角枠状部分(前方枠部10A、後方枠部10Bおよび側方枠部10Cから成る部分)で囲まれるとともに上下方向に貫通した空間で形成されている。該弾性変位許容部19Cは、後述する第一端子20の下腕部22を収容するとともに、該下腕部22の下方への弾性変位を許容する。
図5は、(A)は第一端子20のみを示す斜視図であり、(B)は第二端子30のみを示す斜視図であり、(C)は上記第一端子20および上記第二端子30の配列状態を示す斜視図である。図5(C)では、説明の便宜上、二つの第一端子20および一つの第二端子30のみが抽出されて図示されており、他の端子20,30の図示が省略されている。複数の端子20,30は、互いに形状が異なる二種の第一端子20および第二端子30とから成っている。該第一端子20および第二端子30は、図3,4および図5(C)に見られるように、交互に配列されている。
図5(A)に見られるように、第一端子20は、端子配列方向を幅方向とする帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、前後方向(図5(A)での左右方向)に延び上下方向に弾性変位可能な上腕部21および下腕部22と、上腕部21と下腕部22の前端同士を連結する連結部23と、下腕部22から後方へ向けて延びる接続部24とを有している。第一端子20は、上述のような上腕部21、下腕部22および連結部23を有することで後方へ向けて開口した横U字状部分を形成しており、後述するように、該横U字状部分が平型導体Cの受入れを可能としているとともに、受入時に弾性変位することにより上腕部21と下腕部22とで平型導体Cを挟圧可能としている。
図5(A)に見られるように、第一端子20の上腕部21は、下腕部22よりも幅方向寸法が小さくなっている。また、上腕部21の後半部(自由端側)は、前半部(連結部23側)よりも更に幅寸法が小さく形成されているとともに、該後半部の中間位置で下方へ向けて突出するように屈曲形成された接触突部21A(図6(A)をも参照)を有しており、平型導体Cが挿入されたときには、該接触突部21Aで平型導体Cの回路部と接触可能となっている(図7(A)をも参照)。上腕部21の自由端たる後端部は、上方へ向けて屈曲されていて、後述するように可動部材40の収容溝部41A内に位置して端子配列方向での上腕部21の変位の規制を受ける被規制部21Bとして形成されている(図6(A)をも参照)。
下腕部22は、上腕部21の接触突部21Aよりも前方位置で、上方へ向けて突出するように屈曲形成された支持突部22A(図6(A)をも参照)が形成されており、平型導体Cが挿入されたときには、該支持突部22Aで平型導体Cの下面を支持するようになっている(図7(A),(B)参照)。また、下腕部22の後端寄り部分は、ハウジング10の後方端子保持部13によって一体モールド成形で保持される被保持部22Bとして形成されている。図5(A)に見られるように、被保持部22Bの後半部は、両側端部に、前方へ向かうにつれて幅狭となるような斜縁を有する被保持突部22B−1が形成されて、一体モールド成形により強固に保持されるようになっている。
第一端子20がハウジング10に保持された状態において、上腕部21の接触突部21Aと下腕部22の支持突部22Aは、平型導体Cの挿入前にて第一端子20が自由状態にあるときは、図6(A)に見られるように、それぞれ受入部19A内に上方そして下方から突入している。また、接触突部21Aと支持突部22Aとは、上記自由状態にてそれぞれの頂部が上下方向でほぼ同位置に設けられている(図6(A),(B)参照)。接触突部21Aと支持突部22Aとの上下方向での位置関係は、本実施形態のような同位置に限られず、平型導体Cが挿入されたときに、上腕部21と下腕部22との間が押し拡げられるような位置関係にあればよい。例えば、下腕部22の支持突部22Aが、上腕部21の接触突部21Aよりも下方位置にて上下方向で平型導体Cの厚さ寸法よりも小さい間隔をもって設けられていてもよい。
第一端子20の連結部23は、図5(A)に見られるように、該連結部23の下半部が下腕部22と同幅に形成され、該下半部から上方へ向かうにつれて幅が狭くなっている。第一端子20の接続部24は、図5(C)に見られるように、第一端子20がハウジング10の後方端子保持部13で保持された状態にて、該後方端子保持部13から後方へ向けてクランク状に延出している。該接続部24は、その下面が上記後方端子保持部13の下面よりも下方に位置しており、回路基板の回路部と半田接続されるようになっている。
第二端子30は、図5(B)に見られるように、上記配列方向を幅方向とする帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、全体として略クランク状をなしている。第二端子30は、前後方向に延び上下方向に弾性変位可能な上腕部31と、該上腕部31よりも前方に延びる下腕部32と、上腕部31の前端と下腕部32の後端とを連結する連結部33と、下腕部32から前方へ向けて延びる接続部34とを有し、上記略クランク状をなしている。
図5(B)に見られるように、第二端子30の上腕部31は、下腕部32よりも幅狭となっており、その幅方向寸法は第一端子20の上腕部21の後半部(自由端側)の幅方向寸法とほぼ同じである。上腕部31は、前後方向での中間位置にて下方へ向けて突出するように屈曲形成された接触突部31A(図6(B)をも参照)を有しており、平型導体Cが挿入されたときには、該接触突部31Aで平型導体Cの回路部と接触可能となっている(図7(B)参照)。また、上腕部31の自由端たる後端部は、上方へ向けて屈曲されていて、後述するように可動部材40の収容溝部41A内で上記配列方向での上腕部31の変位の規制を受ける被規制部31Bとして形成されている(図6(B)をも参照)。
第二端子30がハウジング10に保持された状態において、上腕部31の接触突部31Aは、平型導体Cの挿入前にて第二端子30が自由状態にあるときは、図6(B)に見られるように、受入部19A内に上方から突入している。また、図5(C)に見られるように、第二端子30の上腕部31は、上下方向にて第一端子20の上腕部21との重複範囲をもつような位置に設けられている(図6(A),(B)参照)。また、図5(C)に見られるように、第二端子30の上腕部31は、前後方向で第一端子20の上腕部21の後端部と同位置にまで延びており、また、第二端子30の接触突部31Aは、第一端子20の接触突部21Aよりも前方に位置している。
下腕部32の前端寄り部分は、ハウジング10の前方端子保持部11によって一体モールド成形で保持される被保持部32Aが形成されている。図5(B)に見られるように、被保持部32Aの前半部は、両側端部に、後方(連結部33に近づく方向)へ向かうにつれて幅狭となるような斜縁を有する被保持突部32A−1が形成されて、一体モールド成形により強固に保持されるようになっている。第二端子30の下腕部32は、上下方向にて第一端子20の下腕部22との重複範囲をもつような位置に設けられている(図6(A),(B)参照)。
第二端子30の連結部33は、下腕部32と同幅に形成されており、図5(C)に見られるように、第一端子20の連結部23よりも前方に位置している。第二端子30の接続部34は、第二端子30がハウジング10の前方端子保持部11に保持された状態で、該前方端子保持部11から前方へ向けてクランク状に延出している。該接続部24は、その下面がハウジング10の前方端子保持部11の下面よりも下方に位置しており、回路基板の回路部と半田接続されるようになっている。
本実施形態では、既述したように、第一端子20と第二端子30とは、上腕部同士そして下腕部同士が上下方向での重複範囲をもつ位置に設けられているので、コネクタ1の上下方向での大型化を回避できる。また、本実施形態では、図5(C)に見られるように、第一端子20と第二端子30とは、第一端子20の上腕部21と第二端子30の上腕部31とが前後方向で重複範囲をもって位置した状態で交互に配列されている。本実施形態では、第一端子20は、上腕部21が下腕部22よりも幅方向寸法が小さく形成されているので、互いに隣接する上記第一端子20の上腕部21同士間に隙間が存在する。ここで、上腕部21の幅方向寸法が下腕部22よりも小さいということは、上腕部21同士間の隙間が下腕部22同士間の隙間よりも広いことを意味する。本実施形態では、上記第一端子20の上腕部21同士間の広い隙間を利用して上記第二端子30の上腕部31を位置させることにより、端子20,30の配列方向においてもコネクタ1の大型化を回避できる。
可動部材40は、図3,4に見られるように、端子配列方向に延びており、略板状をなす本体部41と、該本体部41の両側外方位置で下方(閉位置での後方)へ向けて延びる端腕部42と、本体部41と端腕部42の上端同士を結合する結合部43と、本体部41と端腕部42との間で結合部43から下方へ向けて片持ち梁状に延びる係止腕部44と、該結合部43から端子配列方向外方へ向けて突出する被ロック部45と、本体部41の両側端面の下部から端子配列方向外方へ延出するとともに端腕部42の下端に連結される軸部46とを有している。
図1に見られるように、本体部41は、可動部材40が閉位置にあるとき、端子配列方向では、端子配列範囲全域にわたり、前後方向では、端子20,30の上腕部21,31の後端部から接続部24,34の中間位置にまでわたるような寸法で形成されている(図6(A),(B)をも参照)。
本体部41は、図4に見られるように、下端側部分(図6(A),(B)に見られる閉位置での後端側部分)が前方(閉位置での下方)へ向けて突出しているとともに、端子配列方向で各端子20,30に対応する位置に、該端子20,30の上腕部21,31の被規制部21B,31Bを収容するための収容溝部41Aが形成されている(図6(A),(B)参照)。このように、上記被規制部21B,31Bが収容溝部41A内に収容されることにより、収容溝部41Aの対向内壁面(上記配列方向に対して直角な面)によって、上記配列方向での被規制部21B,31Bひいては上腕部21,31の不用意な変位が規制される。本実施形態では、収容溝部41が後述する軸部46の領域内の近傍に設けられているので、可動部材40が閉位置から開位置にわたる移動範囲でのいずれの位置においても、上記被規制部21B,31Bの少なくとも一部が収容溝部41Aに収容されるようになっているので、被規制部21B,31Bの変位を常に規制できる。また、収容溝部41Aは、可動部材40に形成されているので、この規制のために別部材を設ける必要がなく、したがって、コネクタ1が上下方向で大型化することはない。
図4に見られるように、本体部41は、上端側部分(図6(A),(B)に見られる閉位置での前端側部分)に、前方(閉位置での下方)へ向けて突出するとともに、端子配列方向で端子配列範囲にわたって延びる壁部41Bを有している。該壁部41Bは、その上面の前半部(閉位置での前面の下半部)が端子配列方向でのほぼ全域にわたって没入部41B−1が形成されていることにより、後半部、すなわち没していない部分が操作部41B−2として形成されている。そして、該操作部41B−2に指を引っ掛けることにより、可動部材40が開位置へ向けて回動されるようになっている。
端腕部42は、図3,図4に見られるように、本体部41の両側外方位置で、下方(図1にて後方)へ向けて延びているとともに、その下端が軸部46に連結されている。また、端腕部42は、端子配列方向に見て、クランク状に屈曲しており、下半部が上半部よりも前方(閉位置での下方)に位置している。
係止腕部44は、図4に見られるように、自由端たる下端部に、前方(閉位置での下方)へ向けて突出する係止部44Aが形成されている。該係止部44Aは、図6(C)に示されているように、可動部材40が閉位置にあるとき、ハウジング10の受入部19A内へ上方から突入しているとともに、側方基部14の上面に当接するか、近接している。また、図6(C)に見られるように、係止部44Aの後端面には、前方へ向かうにつれて下方へ傾斜する傾斜面44A−1が形成されており、挿入過程の平型導体Cの耳部C2の前端部が上記傾斜面44A−1に当接すると、係止腕部44が上方へ向けて容易に弾性変位するようになっている。また、係止部44Aの前端面は、前後方向に対して直角な係止面44A−2として形成されており、該係止面44A−1が平型導体Cの被係止部C2Aに対して確実に係止して、該平型導体Cの不用意な抜出を防止するようになっている。
図3,4に見られるように、結合部43は、上端側部分(図6(A),(B)に見られる閉位置での前端側部分)に、前方(閉位置での下方)へ向けて突出するとともに、本体部41の操作部41B−2の上面と同一レベルの上面をもつ壁部43Aを有している。被ロック部45は、壁部43Aの側端面の前端寄り位置(閉位置での下端寄り位置)で端子配列方向外方へ向けて突出して形成されている。被ロック部45は、可動部材40が閉位置あるとき、ハウジング10のロック部15Bの下方で該ロック部15Bに対して係止可能に位置することにより、可動部材40が不用意に開位置へ回動することを防止している。本実施形態では、被ロック部45は、可動部材40の両側端に設けられることとしたが、被ロック部の位置はこれに限られず、例えば、図3,4での可動部材40の上端(閉位置での前端)に設けられていてもよい。
軸部46は、上記配列方向に対して直角な断面形状が半円状をなし、図1に見られるように、可動部材40が閉位置にあるとき、円弧部分が前方へ向けて凸湾曲した姿勢となる。軸部46は、本体部41の両側端の下部から端子配列方向外方へ延びており、端腕部42よりもさらに外方まで及んでいる。したがって、図3,4に見られるように、軸部46は、その自由端側部分が端腕部42の外側面よりも外方へ突出している。該自由端側部分は、端子配列方向でハウジング10の側壁15の支持孔部15Aと対応して位置しており、該支持孔部15Aによって回動可能に支持される端被支持部46Aとして機能する。また、軸部46は、端子配列方向で端腕部42と係止腕部44との間に位置する部分が、ハウジング10の側方規制部17の支持凹部17Bと対応して位置しており、該支持凹部17Bによって回動可能に支持される中間被支持部46Bとして機能する。
このような構成の可動部材40は、以下の要領で取り付けられる。まず、ハウジング10の二つの側壁15同士間に可動部材40を上方から進入させる。このとき、可動部材40の軸部46の先端でハウジング10の二つの側壁15同士を押し広げる。そして、支点部10C−1を支点として、ハウジング10の側方枠部10Cの外側部分を端子配列方向での外方へ向けて弾性変位させながら、軸部46の端被支持部46Aをハウジング10の側壁15の支持孔部15Aへ内側から進入させるとともに、軸部46の中間被支持部46Bをハウジング10の側方規制部17の支持凹部17Bへ上方から進入させる。そして、上記外側部分が自由状態に戻ることにより、可動部材40がハウジング10に取り付けられる。
図1に見られるように、可動部材40が閉位置にあるとき、該可動部材40の本体部41および係止腕部44がハウジング10の本体収容部19B(図3,4参照)内に収容されるとともに、可動部材40の端腕部42がハウジング10の端腕収容部19B−2(図3,4参照)内に収容される。図1に見られるように、可動部材40は、上記閉位置にて、上下方向でのほぼ全体が上記収容部19Bに収容されており、その分、コネクタ1の上下方向寸法を小さくすることができる(図6(A)〜(C)をも参照)。また、閉位置では、可動部材40が端子配列範囲を覆うので、これによって、端子20,30に埃や塵が付着することが防止される。本実施形態では、可動部材40の上下方向でのほぼ全体が収容部19Bに収容されることとしたが、これに代えて、可動部材の上下方向での一部が収容部に収容されることとしても、収容されている寸法分だけコネクタ1の上下方向寸法を小さくすることができる。
固定金具50は、端子配列方向でのハウジング10の両端寄り位置、かつ前後方向での後端側で該ハウジング10の側方基部14によって保持される。固定金具50は、端子配列方向を幅方向とする帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、ハウジング10に保持される被保持部(図示せず)と、回路基板の対応部に半田接続される固定部51とを有している。上記被保持部は、ハウジング10の側方基部14との一体モールド成形されて、該側方基部14に保持される。固定金具50は、後方へ向けて延出しており、その下面が上記側方基部14の下面よりも下方に位置しており、回路基板の対応部と半田接続されるようになっている。この半田接続が回路基板へのコネクタ1の固定に寄与する。
次に、コネクタ1と平型導体Cとの接続動作を図6〜8に基づいて説明する。図6〜8は、上記配列方向に対して直角な面でのコネクタ1の断面図であり、それぞれ、平型導体Cの挿入前の状態、平型導体Cの挿入後の状態、平型導体Cの抜出直前の状態を示している。また、各図において、(A)は第一端子20の位置、(B)は第二端子30の位置、(C)は可動部材40の係止腕部44の位置での断面を示している。
まず、コネクタ1の端子20,30の接続部24,34を回路基板の対応回路部に半田接続するとともに、固定金具の固定部51を回路基板の対応部に半田接続する。この固定部51の半田接続により、ハウジング10の側方枠部10Cの外側部分が回路基板に固定されるので、支点部10C−1を支点とする上記外側部分の弾性変位が規制される。この結果、ハウジング10から可動部材40が外れることが防止される。
次に、図6(A)〜(C)に示されるように、可動部材40を閉位置にもたらすとともに、コネクタ1の後方に平型導体Cを回路基板の面に沿って前後方向に延びるように位置させる。次に、平型導体Cを前方へ向けてコネクタ1の受入部19Aに挿入する。この挿入の際には、平型導体Cは、ハウジング10に形成された案内面14Bそして案内面16Aによって受入部19Aへ向けて案内される。また、受入部19Aへ挿入された平型導体Cは、ハウジング10の側方規制部17の側方規制面17A(図3,4参照)によって幅方向で位置決めされる。また、平型導体Cは、ハウジング10の前方規制部18の前方規制面18Aによって、前後方向で位置決めされる。したがって、本実施形態では、受入部19Aに平型導体Cを挿入するだけで、該平型導体Cを所定の正規位置へ容易にもたらすことができる。
受入部19Aへの平型導体Cの挿入過程において、平型導体Cは、第一端子20の横U字状部分内に進入し、該横U字状部分を弾性変位させる。具体的には、平型導体Cは、第一端子20の上腕部21の接触突部21Aに当接して該接触突部21Aを押し上げるとともに、第一端子20の下腕部22の支持突部22Aに当接して該支持突部22Aを押し下げることにより、上腕部21を上方へそして下腕部22を下方へ向けて弾性変位させて、上腕部21と下腕部22との間を押し拡げるようにして前進する。この結果、図7(A)に見られるように、平型導体Cの挿入が完了した状態で、該平型導体Cは、上腕部21の接触突部21Aと下腕部22の支持突部22Aとによって上下方向で挟圧され、平型導体Cの上面に露呈した回路部(図示せず)と上腕部21の接触突部21Aとが接圧をもって接触する。
本実施形態では、上腕部21の接触突部21Aが下腕部22の支持突部22Aよりも後方に位置しており、上腕部21の基部(連結部23に連結されている部分)から接触突部21Aまでの長さが、下腕部の基部から支持突部22Aまでの長さよりも大きくなっている。したがって、平型導体Cが上腕部21と下腕部22との間に挿入された状態において、上腕部21は下腕部よりも弾性変位量が大きくなる。
本実施形態では、第一端子20の上腕部21が下腕部22よりも幅方向寸法が小さく形成されていて、幅狭の上腕部21が下腕部22よりも剛性が低く撓みやすくなっている。したがって、本実施形態では、上腕部が下腕部と同じ幅方向寸法で形成されている場合と比較して、上腕部21を上方へ向けて所定量だけ変位させるための上方押圧力(上方へ向けた押圧力)が小さくて済む。一方、下腕部22には、平型導体からの反力として、上腕部21に作用する上方押圧力と同じ大きさの下方押圧力(下方へ向けた押圧力)が作用する。本実施形態では、下腕部22は上腕部21よりも幅方向寸法が大きく形成されており、剛性が高く撓みにくくなっている。下腕部22に作用する下方押圧力は、上述のように、上記上方押圧力と同じ大きさで小さく設定できるので、下腕部22の弾性変位量は、上腕部21と下腕部22とが同幅で形成されている場合と比較して小さくなる。つまり、上記下腕部22での弾性変位量が小さい分、第一端子20全体としても上下方向での弾性変位量は小さくなるので、弾性変位を許容するための空間を上下方向で小さくでき、ハウジング10ひいてはコネクタ1の低背化を図ることができる。
また、受入部19Aへの平型導体Cの挿入過程において、平型導体Cは、第二端子30の上腕部31の接触突部31Aに当接して該接触突部31Aを押し上げることにより、上腕部31を上方へ向けて弾性変位させる。この結果、図7(B)に見られるように、平型導体Cの挿入が完了した状態で、平型導体Cの上面に露呈した回路部(図示せず)と上腕部31の接触突部31Aとが接圧をもって接触する。
また、受入部19Aへの平型導体Cの挿入過程において、平型導体Cの両側端寄りに位置する耳部C2が可動部材40の係止腕部44の後端に形成された係止部44Aの傾斜面44A−1に当接し、係止腕部44を上方へ向けて弾性変位させて平型導体Cの挿入を許容する位置にもたらす。さらに平型導体Cが挿入されて、耳部C2が係止部44Aの位置を通過すると、係止腕部44は弾性変位量を減ずるように下方へ向け変位して自由状態に戻り、平型導体Cの切欠部C1内に突入する。この結果、図7(C)に見られるように、平型導体Cの挿入が完了した状態で、平型導体Cの被係止部C2Aが係止部44Aの係止面44A−2に対して係止可能に位置するので、平型導体Cの後方への抜出が阻止される。なお、係止腕部44が完全に自由状態に戻ることは必須ではない。例えば、係止腕部44が若干の弾性変位量を残した状態で、係止部44Aが平型導体Cの切欠部C1内に突入して被係止部C2Aと係止可能に位置するとともに、上記係止腕部44と側方基部14とによって平型導体Cの耳部C2を上下方向で挟み込むような構成にすることも可能である。
図7(A)〜(C)に示される状態、すなわちコネクタ1との接続状態にある平型導体Cをコネクタ1から抜出する際には、閉位置にある可動部材40を回動させて、図8(A)〜(C)に示される開位置へもたらす。図8(C)に見られように、可動部材40が開位置にあるときには、係止腕部44の係止部44Aは平型導体Cの切欠部C1外に位置する。つまり、平型導体Cの被係止部C2Aに対する係止部44Aの係止状態が解除されて、平型導体Cの後方への抜出が許容される。そして、この状態で、平型導体Cを後方へ引くと、該平型導体Cを容易に抜出することができる。
本実施形態では、ハウジング10は二つの側壁15を有していることとしたが、この側壁は必須の構成ではない。ハウジングに側壁が設けられない場合には、受入部よりも上方で、閉位置での可動部材40が配される空間が収容部として機能する。
本実施形態では、二種類の端子、すなわち第一端子20および第二端子30が設けられていることとしたが、端子の種類数はこれに限られない。例えば、第一端子20および第二端子30のうちいずれか一方の端子のみが設けられていてもよい。
また、本実施形態では、第一端子20は、平型導体Cとの電気的接続のための接触突部21Aが上腕部21に設けられているが、接触突部の位置は、平型導体Cの回路部の位置に合わせて適宜変更可能である。例えば、上記回路部が下面で露呈している場合には、上腕部に代えて下腕部に接触突部を設けることができ、また、上記回路部が上面および下面で露呈している場合には、上腕部および下腕部の両方に接触突部を設けることができる。
本実施形態では、例えば、図6(A),(B)に見られるように、図閉位置にある可動部材40の壁部41Bは、前後方向で第二端子30の接続部34とほぼ同位置にあるが、これに代えて、可動部材の壁部を、前後方向では第二端子の接続部よりも前方に位置させるとともに、上下方向では上記壁部の下端が回路基板の実装面の近傍に及ぶ位置まで延ばすこととしてもよい。これによって、上記壁部で第二端子の接続部を覆うことができるので、該接続部に埃や塵が付着することをより確実に防止できる。
1 コネクタ 31 上腕部
10 ハウジング 34 接続部
19A 受入部 40 可動部材
19B 収容部 41A 収容溝部(溝部)
20 第一端子(一部の端子) 44 係止腕部
21 上腕部 44A 係止部
22 下腕部 C 平型導体
23 連結部 C2A 被係止部
30 第二端子(他の端子)

Claims (3)

  1. 回路基板の実装面上に配され、前後方向に延びる平型導体が接続される平型導体用電気コネクタであって、
    上記平型導体が前方へ向けて挿入されるように後方へ向けて開放された空間として受入部が形成されたハウジングと、
    上記実装面に対して平行な一方向であって前後方向に対して直角な方向を配列方向として、上記ハウジングに配列保持される複数の端子と、
    該端子の上方で上記実装面に対して平行な姿勢で上記ハウジングへの上記平型導体の挿入を許容する閉位置と、上記実装面に対して角度をもった姿勢で上記ハウジングからの上記平型導体の抜出を許容する開位置との間で移動可能に上記ハウジングで支持される可動部材とを備える平型導体用電気コネクタにおいて、
    上記複数の端子のうち少なくとも一部の端子は、前後方向に延びる上腕部および下腕部と、該上腕部および該下腕部の前端同士を連結する連結部とを有していて、上記上腕部、上記下腕部および上記連結部で後方へ向けて開口した横U字状部分を形成しており、該横U字状部分が上記平型導体を受け入れて弾性変位することにより上記上腕部と上記下腕部とで上記平型導体を挟圧可能としており、
    上記ハウジングは、上記配列方向で少なくとも上記端子の配列範囲にわたり、かつ、前後方向で少なくとも上記端子の上記上腕部を含む範囲にわたり、上方へ向けて開放された空間が形成されていて、該空間が上記閉位置の上記可動部材の少なくとも一部を収容するための収容部をなしており、該収容部が上記受入部の上方で該受入部と連通しており、
    上記可動部材は、上記配列方向で上記端子の配列範囲の外側位置には、上記閉位置で上下方向に弾性変位可能な係止腕部を有し、該係止腕部に下方へ向けて突出する係止部が形成されているとともに、上記配列方向での上記端子の配列範囲内には、各端子と対応する位置に、該端子の上記上腕部の一部を収容するための溝部が形成されており、
    上記可動部材が上記閉位置にあるときに、上記平型導体が上記受入部に挿入されると、上記平型導体の前端が上記係止部に当接して、上記係止腕部を上方へ向け弾性変位させて上記平型導体の挿入を許容する位置にもたらし、上記平型導体の所定位置までの挿入が完了した状態では、上記係止腕部が弾性変位量を減ずるように下方へ向け変位し、上記平型導体の両側端に形成された被保持部が上記係止部と係止して上記平型導体の後方への抜出が阻止され、上記可動部材が上記開位置にあるときには、上記被係止部に対する上記係止部の係止状態が解除されて、上記平型導体の後方への抜出が許容されることを特徴とする平型導体用電気コネクタ。
  2. 横U字状部分を有する端子は、該端子の配列方向を幅方向とする帯状の金属板を板厚方向に屈曲して上記横U字状部分が作られており、上腕部が下腕部よりも幅方向寸法が小さく形成されていることとする請求項1の平型導体用電気コネクタ。
  3. 複数の端子は、帯状の金属板を板厚方向に屈曲して作られており、該複数の端子のうち一部の端子は、横U字状部分を有する端子であり、他の端子は、上下方向にて上記一部の端子の上腕部との重複範囲をもつ位置で後方へ向けて延び上下方向で弾性変位可能な腕部を有し、該腕部の一部が可動部材の溝部に収容されており、上記一部の端子と上記他の端子とは、上記一部の端子の上腕部と上記他の端子の腕部とが前後方向で重複範囲をもって位置した状態で交互に配列されていることとする請求項2に記載の平型導体用電気コネクタ。
JP2012182824A 2012-08-22 2012-08-22 平型導体用電気コネクタ Active JP5651652B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012182824A JP5651652B2 (ja) 2012-08-22 2012-08-22 平型導体用電気コネクタ
TW102127106A TWI528648B (zh) 2012-08-22 2013-07-29 Electrical connectors for flat conductors
CN201310368365.5A CN103633471B (zh) 2012-08-22 2013-08-21 扁平导体用电连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012182824A JP5651652B2 (ja) 2012-08-22 2012-08-22 平型導体用電気コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014041731A true JP2014041731A (ja) 2014-03-06
JP5651652B2 JP5651652B2 (ja) 2015-01-14

Family

ID=50214239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012182824A Active JP5651652B2 (ja) 2012-08-22 2012-08-22 平型導体用電気コネクタ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5651652B2 (ja)
CN (1) CN103633471B (ja)
TW (1) TWI528648B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2991166A1 (en) * 2014-08-28 2016-03-02 Harumoto Technology (Shen Zhen) Co., Ltd. Multiple-piece fpc connector
JP2016076459A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2020145079A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 ヒロセ電機株式会社 端子及び該端子を有する電気コネクタ
JP2020145078A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
JP2020167082A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108292813B (zh) 2015-08-31 2021-05-25 安费诺富加宜(亚洲)私人有限公司 电路板连接器
US10305209B2 (en) 2016-02-26 2019-05-28 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Electrical connector and method of assembling the same
JP7107708B2 (ja) * 2018-03-15 2022-07-27 イリソ電子工業株式会社 コネクタ
TWI705623B (zh) * 2019-07-03 2020-09-21 禾昌興業股份有限公司 連接器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3027599U (ja) * 1995-11-24 1996-08-13 モレックス インコーポレーテッド 平型柔軟ケーブル用コネクタ
JP2004006192A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Ace Five:Kk コネクタ
JP2008192574A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Smk Corp コネクタ
JP2010153209A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000021478A (ja) * 1998-06-19 2000-01-21 Molex Inc 平型柔軟ケーブル用コネクタ
JP4437982B2 (ja) * 2005-08-08 2010-03-24 ヒロセ電機株式会社 平型ケーブル用電気コネクタ
JP4707597B2 (ja) * 2006-04-13 2011-06-22 モレックス インコーポレイテド ケーブル用コネクタ
JP4514802B2 (ja) * 2008-02-05 2010-07-28 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
JP4978871B2 (ja) * 2009-11-18 2012-07-18 Smk株式会社 基板接続用コネクタ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3027599U (ja) * 1995-11-24 1996-08-13 モレックス インコーポレーテッド 平型柔軟ケーブル用コネクタ
JP2004006192A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Ace Five:Kk コネクタ
JP2008192574A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Smk Corp コネクタ
JP2010153209A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 I-Pex Co Ltd 電気コネクタ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2991166A1 (en) * 2014-08-28 2016-03-02 Harumoto Technology (Shen Zhen) Co., Ltd. Multiple-piece fpc connector
CN105449422A (zh) * 2014-08-28 2016-03-30 春源科技(深圳)有限公司 多件式fpc连接器
JP2016051702A (ja) * 2014-08-28 2016-04-11 ハルモト テクノロジー (シェンジェン) カンパニー リミテッド マルチピースfpcコネクタ
JP2016076459A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2020145079A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 ヒロセ電機株式会社 端子及び該端子を有する電気コネクタ
JP2020145078A (ja) * 2019-03-07 2020-09-10 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
KR20200107815A (ko) * 2019-03-07 2020-09-16 히로세덴끼 가부시끼가이샤 단자 및 그 단자를 갖는 전기 커넥터
JP6990203B2 (ja) 2019-03-07 2022-01-12 ヒロセ電機株式会社 端子及び該端子を有する電気コネクタ
KR102468460B1 (ko) * 2019-03-07 2022-11-17 히로세덴끼 가부시끼가이샤 단자 및 그 단자를 갖는 전기 커넥터
JP2020167082A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
TW201424136A (zh) 2014-06-16
TWI528648B (zh) 2016-04-01
CN103633471B (zh) 2016-04-20
CN103633471A (zh) 2014-03-12
JP5651652B2 (ja) 2015-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5651652B2 (ja) 平型導体用電気コネクタ
JP5809203B2 (ja) 平型導体用電気コネクタ
JP3121386U (ja) コネクタガイド部材
TWI408853B (zh) 基板對基板連接器
US8475184B2 (en) Electrical connector
JP5699029B2 (ja) コネクタ
JP5659209B2 (ja) 回路基板用電気コネクタおよび電気コネクタ組立体
JP2007165194A (ja) コネクタ
JP2004327321A (ja) コネクタ
JP2004165046A (ja) 平型導体の接続のための電気コネクタ
CN112652902B (zh) 扁平型导体用电连接器
KR20160118145A (ko) 전기 커넥터
JP2008300129A (ja) コネクタ、レセプタクル、スライダ
JP5688059B2 (ja) 電気コネクタ組立体
TWI513116B (zh) Electrical connectors for circuit boards
JP2019117726A (ja) 平型導体用電気コネクタ
KR200467486Y1 (ko) 리셉터클 터미널
KR102128123B1 (ko) 플러그 커넥터
JP6723875B2 (ja) 平型導体用電気コネクタ
JP2007128875A (ja) 電気コネクタ
JP5199972B2 (ja) 平型導体用電気コネクタ
JP2016076318A (ja) 平型導体付電気コネクタ
JP6613129B2 (ja) 金属端子
CN106252929A (zh) 连接器、以及扁平电路体与连接器的连接构造
JP2024066099A (ja) 平型導体用電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5651652

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250