JP2013233856A - 車両の送風構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の方向に空気を吹き出すことができる構造でありながら、部品点数を少なくできるとともに、空気吹き出し部を小型化でき、狭いスペースにも空気吹き出し部を設けることができる車両の送風構造を提供する。
【解決手段】送風ダクト9内を流れる空気を車室内に吹き出す空気吹き出し部7に複数の横フィン11が設けられ、空気吹き出し部7に縦フィン12が設けられ、縦フィン12は下流側ほど横フィン11の一側部11S1側に位置するように傾斜し、縦フィン12よりも上流側の送風ダクト9の一側部9S1側から空気の流路内に凸部14が突出している。
【選択図】図4

Description

本発明は、
送風ダクト内を流れる空気を車室内に吹き出す空気吹き出し部に複数の横フィンが設けられている車両の送風構造に関する。
インストルメントパネルの側部には、フロントウインドガラスやサイドウインドガラスなどの曇りを取るための空調装置の空気吹き出し部を設けてある。
前記曇りを取るには、空気吹き出し部からフロントウインドガラスやサイドウインドガラス側に向かう複数方向に空気を吹き出さなければならない。
その手段として、複数の方向に各別に空気を吹き出す複数の空気吹き出し部を設け、各空気吹き出し部にフィンやダクトを設ける手段がある。しかしながら、この手段によれば部品点数が増加する。
そこで、従来、特許文献1に開示されている技術が開発されていた。この技術では、一つの空気吹き出し部に形成した空気吹き出し口を、上側空気吹き出し口と下側空気吹き出し口とに仕切り板で仕切ってある。
そして、複数の第1の横フィンを介して上側空気吹き出し口からフロントウインドガラスの隅に空気を吹き付け、複数の第2の横フィンを介して下側空気吹き出し口からサイドウインドガラスに空気を吹き付けるよう構成してあった。
実用新案登録2598089号公報
上記、従来の構造によれば、上側空気吹き出し口と下側空気吹き出し口とにフィン等の部品をそれぞれ設ける必要があるために、部品点数を十分少なくすることができなかった。また、空気吹き出し部が大型化し、空気吹き出し部をスペースの狭い個所に設けることが困難であった。
本発明の目的は、複数の方向に空気を吹き出すことができる構造でありながら、部品点数を少なくできるとともに、空気吹き出し部を小型化でき、狭いスペースにも空気吹き出し部を設けることができる車両の送風構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
送風ダクト内を流れる空気を車室内に吹き出す空気吹き出し部に複数の横フィンが設けられている車両の送風構造であって、
前記空気吹き出し部に縦フィンが設けられ、
前記縦フィンは下流側ほど前記横フィンの一側部側に位置するように傾斜し、
前記縦フィンよりも上流側の前記送風ダクトの一側部側、又は、前記縦フィンよりも上流側の前記空気吹き出し部の一側部側から前記空気の流路内に凸部が突出している点にある。(請求項1)
上記の構成によれば、前記縦フィンは下流側ほど前記横フィンの一側部側に位置するように傾斜している。従って、送風ダクトから送られて縦フィンに当たった空気は、下流側ほど横フィンの一側部側に位置するように前記縦フィンに沿って流れる。つまり、縦フィンに当たった空気は、縦フィンよりも上流側の空気の流通方向(以下、「直進方向」と称する)に対して傾斜した方向に流れる。
この場合、送風ダクトから送られた空気を単に縦フィンに当てるだけの構造では、前記傾斜した方向の空気の流れを維持できなくなる。すなわち、縦フィンの下流側の端縁を通過した直後の空気が、横フィンの一側部と縦フィンの下流側の端縁との間を流れる空気につられ、コアンダ効果により再び直進方向に流れる。
しかしながら、本発明の構成によれば、前記凸部により空気を乱流にし、乱流となった空気を縦フィンに当てている。これにより、横フィンの一側部と縦フィンの下流側の端縁との間を直進する空気を少なくして、縦フィンに当たる空気を増加させることができる。
従って、前記コアンダ効果を抑制でき、縦フィンに当たった空気を、縦フィンの下流側の端縁を通過した後も前記傾斜した方向に流すことができる。
一方、送風ダクトから送られて空気吹き出し部の縦フィンに当たることなく縦フィンの周りを流れる空気は前記横フィンにより案内されて直進方向に流れる。このような空気として、横フィンの他側部と縦フィンの上流側の端縁との間を流れる空気がある。
上記のように、本発明の構成によれば、単一の空気吹き出し口を備えた構造でありながら、送風ダクトから空気吹き出し部に送られる空気を、前記傾斜した方向と直進方向との2方向に流すことができる。
従って、2個の空気吹き出し口から前記2方向に空気を吹き出す構造に比べると、空気吹き出し部の各部品を小型化でき、部品点数を少なくできるとともに、空気吹き出し部を小型化できる。また、省スペース化でき、狭いスペースにも空気吹き出し部を設けることができる。(請求項1)
本発明において、
前記空気の流通方向から見て、前記凸部の突出方向の先端が前記縦フィンと重複していると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
凸部により乱流にされた空気を縦フィンに当てやすくすることができ、横フィンの一側部と縦フィンの下流側の端縁との間を直進する空気をより少なくして、縦フィンに当たる空気を増加させることができる。
これにより、前記コアンダ効果を抑制でき、縦フィンに当たった空気を、縦フィンの下流側の端縁を通過した後も前記傾斜した方向に流すことができる。(請求項2)
本発明において、
前記凸部は、前記送風ダクトの側壁を前記流路の内方側に凹ませて形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
一般に送風ダクトは樹脂で成形されている。上記の構成によれば、板厚を増やすこと無く凸部を送風ダクトに形成できるので、樹脂の収縮による寸法変化が生じにくく、成形誤差を抑制でき、送風ダクトの重量の増加も防ぐことができる。(請求項3)
本発明において、
前記縦フィンは、上下に隣り合った一対の横フィンを連結するように、前記一対の横フィンに一体に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
横フィンの剛性を向上させることができる。(請求項4)
本発明において、
前記空気吹き出し部はインストルメントパネルの側部に設けられ、
前記インストルメントパネルに設けられた被固定部に固定される固定部が前記送風ダクトの凸部の周辺に設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記固定部が前記送風ダクトの凸部の周辺に設けられているから、凸部が固定部に対してビード効果を奏して、固定部の剛性を向上させることができる。これにより、固定部の固定強度を向上させることができる。
従って、撓んで変形しやすい送風ダクトであっても、縦フィンに対する凸部の向きや位置の精度を向上させることができる。その結果、縦フィンに当たる乱流を凸部により正確に発生させることができる。(請求項5)
本発明によれば、
複数の方向に空気を吹き出すことができる構造でありながら、部品点数を少なくできるとともに、空気吹き出し部を小型化でき、狭いスペースにも空気吹き出し部を設けることができる車両の送風構造を提供することができた。
車室内の前側の側部を示す斜視図 空気吹き出し部の斜視図 空気吹き出し部と送風ダクトの下流側の部分とを示す斜視図 (a)は送風ダクトと空気吹き出し部内の空気の流れを示す断面図、(b)は図4(a)に対応する比較例の断面図 送風ダクトと、この送風ダクトに連通接続した空気吹き出し部とを示す斜視図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動車のフロントサイドドア2に、昇降自在なサイドウインドガラス4と固定式の視認用小窓としてのフロントウインドガラス5とが設けられている。フロントウインドガラス5はサイドウインドガラス4の車両前方側Frに位置するとともに、インストルメントパネル1の側方に位置する。
サイドウインドガラス4とフロントウインドガラス5の間には上下方向に延びるサッシュ8が設けられている。サッシュ8は、サイドウインドガラス4が昇降する際のガイドレールとなる。符号3は後ろ上がりに傾斜したフロントピラーである。
そして、送風ダクト9内を流れる空気を車室内に吹き出す第1空気吹き出し部7が、インストルメントパネル1の上壁1Jの側部に設けられている。さらに、送風ダクト9内を流れる空気を車室内に吹き出す第2空気吹き出し部6が、インストルメントパネル1の縦壁1Tの側部に設けられている。
送風ダクト9には空調装置で温度調整された空気が空調装置から送られる。前記第1空気吹き出し部7はサイドウインドガラス4の前下方のコーナー部とフロントウインドガラス5の後ろ下方のコーナー部とに空気を吹き付けて各ウインドガラスの曇りを取る。第2空気吹き出し部6は車室内の車両前後方向中央側に空気を吹き出す。
空調装置と送風ダクト9と第1空気吹き出し部7と第2空気吹き出し部6とで車両の送風構造を構成する。送風ダクト9と第1空気吹き出し部7と第2空気吹き出し部6は樹脂で成形されている。
図2,図3,図5に示すように、前記第1空気吹き出し部7は断面台形の角筒状の周壁10を備えている。前記台形の各辺に対応する周壁10の第1壁部10A〜第4壁部10Dのうち、連続する第1壁部10A〜第3壁部10Cの隣り合うもの同士は互いに直角に位置する。そして、第1壁部10Aと第3壁部10Cが互いに平行に位置する。第1壁部10Aは、断面において第3壁部10Cよりも長く設定され、第1壁部10Aと第3壁部10Cの端部同士を連結する第4壁部10Dは傾斜している。
前記第2壁部10Bには、インストルメントパネル1の被固定部(図示せず)に対する連結片13と、インストルメントパネル1の第1被係合部(図示せず)に対する第1係合爪32とが設けられている。そして、前記連結片13に、締結部材を挿通させる挿通孔13Hが形成されている。また、第4壁部10Dに、インストルメントパネル1の第2被係合部(図示せず)に対する第2係合爪33が設けられている。
図1,図3,図5に示すように、前記周壁10がインストルメントパネル1に取り付けられた状態で、第1壁部10Aと第3壁部10Cは車幅方向に延び、第1壁部10Aが第3壁部10Cよりも車両前方側Frに位置する。また、第2壁部10Bは第4壁部10Dよりも車幅方向外側W2に位置して車両前後方向に沿う。第4壁部10Dは、車両前方側Frほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜している。
図5に示すように、前記周壁10の上流側の端部10Fは拡径されて、送風ダクト9の下流側の端部に連通接続している。周壁10の下流側の端部は上方に向かって開口し(図1参照)、この開口が空気吹き出し口7Hに構成されている。前記空気吹き出し口7Hはデミスタ開口部と称されている。
そして、周壁10の内周面間に互いに平行な複数(本実施形態では3枚)の横フィン11が架設されている。前記複数の横フィン11は空気の流れに直交する方向に長い長方形の板状に形成されている。また、車幅方向内側W1ほど車両後方側Rrに位置するように傾斜するとともに、下流側ほど上方に位置するように傾斜している。
図2,図4(a)に示すように、3枚の横フィン11のうち上下に隣り合った上側の一対の横フィン11を連結する縦フィン12が前記一対の横フィン11に一体に形成されている。横フィン11と縦フィン12は直交している。前記縦フィン12は長方形の板状に形成され、前記空気の流路の下流側ほど横フィン11の一側部11S1側に位置するように傾斜している。
さらに、前記縦フィン12は、その上端縁の略全体が上側の横フィン11の下面に連なっている。また、縦フィン12の下流側の下端縁部分が下側の横フィン11の上面に連なり、残りの下端縁部分は下側の横フィン11から上流側に突出して露出した状態になっている(図2参照)。
また、前記縦フィン12よりも上流側の送風ダクト9の一側部9S1側から空気の流路内に断面三角形状の凸部14が突出している。この凸部14は、送風ダクト9の側壁9Dを流路の内方側に凹ませて形成されている。図3,図4(a),図5の符号14Uは凸部14の裏面を示している。
図3,図5に示すように、インストルメントパネル1の被固定部(図示せず)に固定される固定ブラケット15(固定部に相当)が、送風ダクト9の凸部14の周辺に一体に設けられている。この固定ブラケット15は、凸部14の裏面14Uの近傍の送風ダクト9の側壁9Dから立ち上がる板状の脚部15Kと、脚部15Kに対して折り曲げられた固定片部15Lとから成る。固定片部15Lは凸部14の裏面14Uの外方側に位置し、固定片部15Lには、締結部材を挿通させる挿通孔15Hが形成されている。
前記空気の流通方向から見て、前記凸部14の突出方向の先端14Aは前記縦フィン12と重複している。本実施形態では、前記空気の流通方向から見て、前記凸部14の突出方向の先端14Aが縦フィン12の下流側の端縁12Bと略一致している。前記空気の流通方向から見て、前記先端14Aが、縦フィン12の下流側の端縁12Bよりも縦フィン12の中央側に位置していてもよい。
図1に示すように、前記第2空気吹き出し部6は、上下複数の横フィン20と、この横フィン20の上流側に位置する複数の縦フィン21とを備えている。空気吹き出し口6Hは車両後方側Rrを向いている。
本発明の構成によれば、
(1) 図4(a)に示すように、第1空気吹き出し部7の縦フィン12は下流側ほど横フィン11の一側部11S1側に位置するように傾斜している。従って、送風ダクト9から送られて縦フィン12に当たった空気S2は、下流側ほど横フィン11の一側部11S1側に位置するように縦フィン12に沿って流れる。つまり、縦フィン12に当たった空気S2は、縦フィン12よりも上流側の空気S1の流通方向A(以下、「直進方向」と称する)に対して傾斜した方向Bに流れる。
この場合、送風ダクト9から送られた空気を単に縦フィン12に当てるだけの構造(前記凸部14を備えない構造)では、前記傾斜した方向B(縦フィン12に沿った方向)の空気の流れを維持できなくなる。すなわち、前記凸部14を備えない図4(b)の比較例の構造に示すように、縦フィン12の下流側の端縁12Bを通過した直後の空気S5が、横フィン11の一側部11S1と縦フィン12の下流側の端縁12Bとの間を流れる空気S4につられ、コアンダ効果により再び直進方向Aに流れる。
しかしながら、本発明の構成によれば、図4(a)に示すように、前記凸部14により前記空気S4を乱流にし、乱流となった空気S4を縦フィン12に当てている。これにより、横フィン11の一側部11S1と縦フィン12の下流側の端縁12Bとの間を直進する空気を少なくして、前記縦フィン12に当たる空気S1,S4を増加させることができる。
従って、前記コアンダ効果を抑制でき、縦フィン12に当たった空気S1,S4を、縦フィン12の下流側の端縁12Bを通過した後も前記傾斜した方向Bに流すことができる。この傾斜した方向Bに流れる空気S2をフロントウインドガラス5の後ろ下方のコーナー部に吹き付ける(図1も参照)。
一方、送風ダクト9から送られて第1空気吹き出し部7の縦フィン12に当たることなく縦フィン12の周りを流れる空気S3は、前記横フィン11により案内されて直進方向Aに流れる。このような空気として、横フィン11の他側部11S2と縦フィン12の上流側の端縁12Aとの間を流れる空気S3がある。前記直進方向Aに流れる空気S3をサイドウインドガラス4の前下方のコーナー部に吹き付ける(図1も参照)。
上記のように、本発明の構成によれば、単一の空気吹き出し口7Hを備えた構造でありながら、送風ダクト9から第1空気吹き出し部7に送られる空気S1,S3,S4を、前記傾斜した方向Bと直進方向Aとの2方向に流すことができる。
従って、2個の空気吹き出し口から前記2方向A,Bに空気を吹き出す構造に比べると、第1空気吹き出し部7の各部品を小型化でき、部品点数を少なくできるとともに、第1空気吹き出し部7を小型化できる。また、省スペース化でき、狭いスペースにも第1空気吹き出し部7を設けることができる。
(2) 前記空気の流通方向から見て、前記凸部14の突出方向の先端14Aが前記縦フィン12と重複しているから、凸部14により乱流にされた空気を縦フィン12に当てやすくすることができる。そして、横フィン11の一側部11S1と縦フィン12の下流側の端縁12Bとの間を直進する空気をより少なくして、縦フィン12に当たる空気を増加させることができる。
これにより、前記コアンダ効果を抑制でき、縦フィン12に当たった空気を、縦フィン12の下流側の端縁12Bを通過した後も前記傾斜した方向Bに流すことができる。
(3) 前記凸部14は、送風ダクト9の側壁9Dを流路の内方側に凹ませて形成されているから、板厚を増やすこと無く凸部14を形成でき、樹脂の収縮による寸法変化が生じにくく、成形誤差を抑制でき、送風ダクト9の重量の増加も防ぐことができる。
(4) 前記縦フィン12は、上下に隣り合った一対の横フィン11を連結するように、前記一対の横フィン11に一体に形成されているから、横フィン11の剛性を向上させることができる。
(5) 前記固定ブラケット15は送風ダクト9の凸部14の周辺に設けられているから、凸部14が固定ブラケット15に対してビード効果を奏して、固定ブラケット15の剛性を向上させることができる。これにより、固定ブラケット15の固定強度を向上させることができる。
従って、撓んで変形しやすい送風ダクト9であっても、縦フィン12に対する凸部14の向きや位置の精度を向上させることができる。その結果、縦フィン12に当たる乱流を凸部14により正確に発生させることができる。
[別実施形態]
(1) 前記凸部14が、前記縦フィン12よりも上流側の前記第1空気吹き出し部7の一側部7S1側から前記空気の流路内に突出していてもよい。
(2) 上記の実施形態では、3枚の横フィン11のうちの上側の2枚の横フィン11を連結するように縦フィン11を配置しているが、下側の2枚の横フィン11を連結するように縦フィン11が配置されていてもよい。
(3) 前記凸部14は、送風ダクト9の壁部の一部分を肉厚が増すように隆起させて形成してあってもよい。
7 空気吹き出し部(第1空気吹き出し部)
7S1 空気吹き出し部の一側部
9 送風ダクト
9D 送風ダクトの側壁
9S1 送風ダクトの一側部
11 横フィン
11S1 横フィンの一側部
12 縦フィン
14 凸部
14A 凸部の先端
15 固定部(固定ブラケット)

Claims (5)

  1. 送風ダクト内を流れる空気を車室内に吹き出す空気吹き出し部に複数の横フィンが設けられている車両の送風構造であって、
    前記空気吹き出し部に縦フィンが設けられ、
    前記縦フィンは下流側ほど前記横フィンの一側部側に位置するように傾斜し、
    前記縦フィンよりも上流側の前記送風ダクトの一側部側、又は、前記縦フィンよりも上流側の前記空気吹き出し部の一側部側から前記空気の流路内に凸部が突出している車両の送風構造。
  2. 前記空気の流通方向から見て、前記凸部の突出方向の先端が前記縦フィンと重複している請求項1記載の車両の送風構造。
  3. 前記凸部は、前記送風ダクトの側壁を前記流路の内方側に凹ませて形成されている請求項1又は2記載の車両の送風構造。
  4. 前記縦フィンは、上下に隣り合った一対の横フィンを連結するように、前記一対の横フィンに一体に形成されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両の送風構造。
  5. 前記空気吹き出し部はインストルメントパネルの側部に設けられ、
    前記インストルメントパネルに設けられた被固定部に固定される固定部が前記送風ダクトの凸部の周辺に設けられている請求項1〜4のいずれか一つに記載の車両の送風構造。
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