JP2007269114A - 空調用レジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる空調用レジスタを提供すること。
【解決手段】空調用レジスタのフィン群に、互いに隣接し2以上かつフィンの総数よりも少ない数のフィンからなるフィン組を少なくとも1つ設け、同じフィン組に属するフィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィンの枢支軸同士を通る平面とが交叉するようにし、フィンが所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属するフィン同士が連なるようにする。同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置にまで揺動したときに連なるため、所定位置におけるフィンの実質的な枚数は、その他の位置におけるフィンの枚数よりも少なくなる。したがって、フィンが所定位置まで揺動したときの空調空気の流路を充分に確保できる。
【選択図】図3
【解決手段】空調用レジスタのフィン群に、互いに隣接し2以上かつフィンの総数よりも少ない数のフィンからなるフィン組を少なくとも1つ設け、同じフィン組に属するフィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィンの枢支軸同士を通る平面とが交叉するようにし、フィンが所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属するフィン同士が連なるようにする。同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置にまで揺動したときに連なるため、所定位置におけるフィンの実質的な枚数は、その他の位置におけるフィンの枚数よりも少なくなる。したがって、フィンが所定位置まで揺動したときの空調空気の流路を充分に確保できる。
【選択図】図3
Description
本発明は空調装置に接続され、室内に向けた空調空気の風向を調整する空調用レジスタに関する。
自動車のインストルメントパネルなどには、空調装置からの空調空気を吹き出すとともに空調空気の風向を調整するレジスタが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
図6に示すように、一般的な空調用レジスタは、リテーナ100とフィン群400とを持つ。リテーナ100は筒状をなし空調用空気の流路および吹き出し開口120を構成する。フィン群400は、リテーナ100の内部に枢支されている複数のフィン401が互いに平行に配列されてなる。図6に示すレジスタでは、各フィン401が枢支軸460を中心に揺動して、リテーナ100の内部を流通する空調空気の風向を調整する。
図6に示す空調用レジスタにおいては、フィン401が揺動すると、吹き出し開口120を含む平面650(以下、吹き出し面と呼ぶ)とフィン401とがなす角が変化する。そして、吹き出し面650とフィン401とがなす角が90°に近くなるほど隣接するフィン401同士の間隙Wが大きくなり、吹き出し面650とフィン401とがなす角が0°に近くなるほど隣接するフィン401同士の間隙Wが小さくなる。
ところで、近年では自動車にカーナビゲーションシステムを搭載するのが一般的になっている。そして、一般には、カーナビゲーションシステム用のモニタはインストルメントパネルに配設され、空調用レジスタはモニタの上方に配置される。インストルメントパネルの上端部は傾斜形状に形成されているため、空調用レジスタをモニタの上方に配置する場合には、吹き出し面650はインストルメントパネルの上端部に対応した傾斜形状に形成される(図7)。図7に示すように、吹き出し面650が傾斜形状に形成されている空調用レジスタでは、特に下方向に空調空気の風向を調整する際に、隣接するフィン401同士の間隙Wが過小になる。
したがって、図6や図7に示す従来のレジスタでは、フィン401の配置位置や枚数などによっては、フィン401を揺動させることによって間隙Wが過小あるいは過大になる場合があった。間隙Wが過小になると、圧損が大きくなり、間隙Wを流通する空調空気による騒音も大きくなる問題が生じる。間隙Wが過大になると、間隙Wを流通する空調空気の風向を精度高く調整するのが困難になる。また図7に示す従来のレジスタでは、空調空気の流れ方向における隣接するフィン401同士の重なり量がなくなるため、空調空気の風向を下方に精度高く調整するのが困難になる問題もある。
図8に示すように、フィン401を空調空気の流れ方向に長く形成して、空調空気の流れ方向における隣接するフィン401同士の重なり量W1(以下、フィン401同士の重なり量と呼ぶ)を大きくすれば、空調空気の風向を下方に精度高く調整できると考えられる。しかしこの場合には、空調空気の流路がほぼ閉ざされるため、圧損がさらに大きくなり、隣接するフィン401同士の間隙Wを流通する空調空気による騒音もさらに大きくなる。フィン401の枚数を少なくすれば、フィン401を下方に向けたときの間隙Wを大きくできると考えられるが、この場合には、フィン401を下方以外の方向に向けたときの間隙Wが過大になり、空調空気の風向を下方以外の方向に精度高く調整するのが困難になる。
特開平11−139156号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる空調用レジスタを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の空調用レジスタは、空調用空気の流路および吹き出し開口を構成する筒状のリテーナと、リテーナの内部に枢支され同期して揺動する複数のフィンが互いに平行に配列してなるフィン群と、を持ち、フィン群は、互いに隣接し2以上かつフィンの総数よりも少ない数のフィンからなるフィン組を少なくとも1つ持ち、同じフィン組に属するフィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィンの枢支軸同士を通る平面とは交叉し、フィンが所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属するフィン同士は連なることを特徴とする。
本発明のレジスタは、下記の構成(1)〜(4)の何れかを備えるのが好ましい。構成(1)〜(4)の複数を備えるのが望ましい。
(1)上記フィンが上記所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属する上記フィン同士は直線的に連なる。
(2)上記吹き出し開口を含む平面と上記所定位置における上記フィンとのなす角は、上記吹き出し開口を含む平面と上記所定位置以外の位置における上記フィンとのなす角よりも小さい。
(3)上記吹き出し開口を含む平面は、上記リテーナが延びる方向と直角以外の角度で交叉する。
(4)上記フィンは上記リテーナに対して上下方向に揺動し、上記所定位置において上記空調空気の風向を下方に調整する。
(1)上記フィンが上記所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属する上記フィン同士は直線的に連なる。
(2)上記吹き出し開口を含む平面と上記所定位置における上記フィンとのなす角は、上記吹き出し開口を含む平面と上記所定位置以外の位置における上記フィンとのなす角よりも小さい。
(3)上記吹き出し開口を含む平面は、上記リテーナが延びる方向と直角以外の角度で交叉する。
(4)上記フィンは上記リテーナに対して上下方向に揺動し、上記所定位置において上記空調空気の風向を下方に調整する。
本発明の空調用レジスタにおいて、フィン群は、互いに隣接し2以上かつフィンの総数よりも少ない数のフィンからなるフィン組を少なくとも1つ持つ。そして、フィンが所定位置にまで揺動したときに、同じフィン組に属するフィン同士は連なる。換言すれば、同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置においては互いに合わさって1枚のフィンであるかのように働く。このため、所定位置におけるフィンの実質的な枚数は、その他の位置におけるフィンの枚数よりも少なくなる。したがって、本発明の空調用レジスタでは、所定位置における空調空気の流路(互いに隣接し同じフィン組に属さないフィン同士の間隙)を充分に確保できる。このため、各フィンの空調空気流れ方向の長さを長くして、フィン同士の重なり量を大きくしても、その他の位置において隣接するフィン同士の間隙が過大になることはない。
さらに、本発明の空調用レジスタでは、同じフィン組に属するフィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィンの枢支軸同士を通る平面とは交叉する。このため、所定位置において全てのフィンが連なることはなく、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィン同士の間隙を充分に確保できる。
よって、本発明の空調用レジスタは、圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる。
本発明の空調用レジスタが上記構成(1)を備える場合には、圧損の増大を抑制しつつ風向をより精度高く調整できる。
本発明の空調用レジスタが上記構成(2)を備える場合には、フィンの揺動角度を問わず、圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる。すなわち、上述したように、吹き出し面とフィンとのなす角が90°に近くなるほど隣接するフィン同士の間隙が大きくなり、吹き出し面とフィンとのなす角が0°に近くなるほど隣接するフィン同士の間隙が小さくなる。したがって、図6〜7に示すような従来のレジスタでは、吹き出し面とフィンとのなす角が最小になる位置にまでフィンが揺動したときには、圧損が増大し、騒音が生じ、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できない問題が生じる。本発明の空調用レジスタが上記構成(2)を備える場合には、隣接するフィン同士の間隙が最小になるときに、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィン同士の間隙を充分に確保できるため、フィンの揺動角度を問わず、圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる。
なお、本発明の空調用レジスタにおいて、吹き出し面と所定位置におけるフィンとのなす角、および、吹き出し面と所定位置以外の位置におけるフィンとのなす角は、フィンと吹き出し面とのなす角のなかで鋭角の方を指す。
本発明の空調用レジスタは、上記構成(3)を備える空調用レジスタとして特に好ましく用いられる。すなわち、図7に示すように、従来の空調用レジスタでは吹き出し面を傾斜形状に形成すると、吹き出し面とフィンとのなす角が最小になる位置にまでフィンが揺動したときには、隣接するフィン同士の間隙が極めて小さくなる。この場合には、上述したように、圧損が増大し、騒音が発生し、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できない場合がある。本発明の空調用レジスタは、所定位置における空調空気の流路(互いに隣接し同じフィン組に属さないフィン同士の間隙)を充分に大きくしても、その他の位置における空調空気の流路(互いに隣接するフィン同士の間隙)が過大になることはないため、傾斜形状の吹き出し開口をもつ空調用レジスタとして特に好ましく用いることができる。
本発明の空調用レジスタは、上記構成(4)を備える空調用レジスタとして特に好ましく用いられる。すなわち、図7に示すように、従来の空調用レジスタをモニタとともに自動車のインストルメントパネルに配置する場合には、フィンを下向させると吹き出し面とフィンとのなす角が非常に小さくなり、隣接するフィン同士の間隙が非常に小さくなる。このため、空調空気の風向を下方に精度高く調整するのが困難であった。本発明の空調用レジスタでは、フィンが所定位置(下向する位置)に配されているときの空調空気の流路(互いに隣接し同じフィン組に属さないフィン同士の間隙)を充分に確保でき、かつ、フィンが所定位置以外の位置に配されているときの空調空気の流路(互いに隣接するフィン同士の間隙)を充分に小さくできる。したがって、上記構成(4)を備える本発明の空調用レジスタは、モニタとともに自動車のインストルメントパネルに配置する場合にも、空調空気の風向を下方に精度高く調整できる。
本発明の空調用レジスタにおいて、同じフィン組に属するフィン同士は、同じ形状であっても良いし、異なる形状であっても良い。また、各フィンにおける枢支軸の位置や、リテーナに対する枢支軸の位置は、吹き出し面と所定位置におけるフィンとのなす角、吹き出し面と所定位置以外の位置におけるフィンとのなす角、リテーナの形状、フィンの形状等に基づいて適宜設定すればよい。さらに、同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置において連なれば良く、曲線的に連なっても良いし、屈曲しつつ連なっても良い。また、同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置において互いに接触していても良いし、離間していても良い。圧損の増大をより確実に抑制しつつ空調空気の風向をより精度高く調整するためには、同じフィン組に属するフィン同士は所定位置において直線的に連なるのが好ましい。また、同じフィン組に属するフィン同士は、所定位置においてなるべく近接しているのが好ましく、表面が接触し合うのが望ましい。空調空気をより滑らかに流通させるためである。
なお本発明の空調用レジスタは2以上のフィン組を備えるのが好ましい。空調空気の風向をより精度高く調整するためである。
本発明の空調用レジスタは、1のみのフィン群を持っても良いし、2以上のフィン群を持っても良い。例えば、空調空気の風向を上下に調整する複数のフィンからなるフィン群(横フィン群)と、空調空気の風向を左右に調整する複数のフィンからなるフィン群(縦フィン群)との両者を持っても良い。本発明の空調用レジスタが2以上のフィン群を持つ場合、全てのフィン群がフィン組を持っても良いし、1つのフィン群のみがフィン組を持っても良い。
なお、本発明の空調用レジスタでは、同じフィン組に属するフィンを同期して揺動させるための構造をフィン自身に設けても良いし、フィンとは別に設けても良い。さらに、本発明の空調用レジスタは、リテーナおよびフィン群の他に、フィンの回動を駆動するための操作手段などの、既知の空調用レジスタに設けられる各種の構造を設けることができる。
以下、本発明の空調用レジスタを図面を基に説明する。
(実施例)
実施例の空調用レジスタは、カーナビゲーション用のモニタ(図略)とともに自動車のインストルメントパネルに配設される。実施例の空調用レジスタは上記構成(1)〜(4)を備える。実施例の空調用レジスタを模式的に表す分解斜視図を図1に示す。実施例の空調用レジスタの動作を説明する説明図を図2〜図5に示す。なお、図2〜図5は、図1に示す実施例のレジスタを左側から見た様子を模式的に表す。以下、本実施例において上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
実施例の空調用レジスタは、カーナビゲーション用のモニタ(図略)とともに自動車のインストルメントパネルに配設される。実施例の空調用レジスタは上記構成(1)〜(4)を備える。実施例の空調用レジスタを模式的に表す分解斜視図を図1に示す。実施例の空調用レジスタの動作を説明する説明図を図2〜図5に示す。なお、図2〜図5は、図1に示す実施例のレジスタを左側から見た様子を模式的に表す。以下、本実施例において上、下、左、右、前、後とは、図1に示す上、下、左、右、前、後を指す。
図1に示すように、実施例の空調用レジスタは、リテーナ1とフィン群2(縦フィン群3、横フィン群4)とを持つ。リテーナ1は、リテーナ本体10とベゼル11とからなる。リテーナ本体10は前後方向に延び2端が開口した略角筒状をなす。リテーナ本体10の後端は図略の空調装置に接続される。リテーナ本体10の前端は枠状のベゼル11で覆われている。ベゼル11の略中央部は略矩形状に開口している。この開口が吹き出し開口12となる。吹き出し開口12は後上方から前下方に向けて傾斜している。吹き出し面は、リテーナ1が延びる方向(前後方向)に対して鋭角に交叉している。すなわち、吹き出し面は、リテーナ1が延びる方向と直角以外の角度で交叉する。
実施例の空調用レジスタは2つのフィン群2(縦フィン群3、横フィン群4)を持つ。実施例の空調用レジスタにおいて、縦フィン群3は、互いに平行に左右方向に配列した5枚の縦フィン30からなる。縦フィン群3のなかで、中央に配されている縦フィン30を操作縦フィン31と呼び、その他のフィンを一般縦フィン32と呼ぶ。各縦フィン30は長尺の板状をなし、長手方向の2端に突起状の縦枢支軸35を持つ。縦枢支軸35の一方である上側枢支軸35Uは、リテーナ本体10の上壁とベゼル11との間隙に枢支されている。縦枢支軸35の他方である下側枢支軸35Dは、リテーナ本体10の下壁とベゼル11との間隙に枢支されている。各縦フィン30は上側枢支軸35Uおよび下側枢支軸35Dを中心に同期して揺動する。
詳しくは、操作縦フィン31の下側枢支軸35Dは直線的に延び、リテーナ本体10の下壁とベゼル11との間隙に枢支されている(図2)。この下側枢支軸35Dの先端側には、操作ノブ5が枢支されている。操作ノブ5は、操作縦フィン31に対して上下方向に揺動可能である。また、操作ノブ5と操作縦フィン31とは同期して左右方向に揺動する。操作ノブ5の前側部分は略半球状をなす。操作ノブ5の後側部分には後方に延びる縦フィン駆動部(図略)が形成されている。縦フィン駆動部の後端はギア状をなし、後述する縦リンク部材50と噛合う。ベゼル11には略円形の操作窓部13が形成されている。操作ノブ5の前側部分は、操作窓部13を介して外界に露出している。
図2に示すように、各一般縦フィン32の下側枢支軸35Dは、リテーナ本体10の下壁とベゼル11との間隙に枢支されている。各一般縦フィン32の下側枢支軸35Dの先端には、図1に示すフィン側縦リンク部36が固着されている。なお、図2〜図6では、フィン側縦リンク部36を略している。フィン側縦リンク部36は、下側枢支軸35Dと平行に延びる先端部360と、下側枢支軸35Dと先端部360とを連結する連結部361とからなる。先端部360は下側枢支軸35Dと段違いに配されている。先端部360は縦リンク部材50に枢支されている。
縦リンク部材50は長尺の板状をなす。縦リンク部材50の前面には、操作ノブ5の縦フィン駆動部と噛合うラックが形成されている。ユーザーが操作ノブ5に左右方向の力を加えると、操作ノブ5は左右に揺動し、この揺動に同期して操作縦フィン31が左右に揺動する。操作縦フィン31が左右に揺動すると、縦リンク部材50が左右にスライド移動し、一般縦フィン32が操作縦フィン31に同期して左右に揺動する。
実施例の空調用レジスタにおいて、横フィン群4は5枚の横フィン40からなる。5枚の横フィン40は後上方から前下方に向けて、互いに平行に配列している。5枚の横フィン40を後上方から前下方に向けて、第1横フィン41、第2横フィン42、第3横フィン43、第4横フィン44、第5横フィン45と呼ぶ。第2横フィン42と第3横フィン43とはフィン組(第1フィン組40a)を構成し、第4横フィン44と第5横フィン45とはフィン組(第2フィン組40b)を構成する。すなわち、実施例の空調用レジスタにおける横フィン40群4は、2つのフィン組(40a、40b)を持つ。
各横フィン40は長尺の板状をなし、長手方向の2端に突起状の横枢支軸46を持つ。横枢支軸46の一方である左側枢支軸46Lは、リテーナ本体10の左壁に枢支されている。横枢支軸46の他方である右側枢支軸46Rは、リテーナ本体10の右壁に枢支されている。第3横フィン43は第2横フィン42よりも前後方向(空調空気流れ方向)の長さが長く、第5横フィン45は第4横フィン44よりも前後方向の長さが長い。
各左側枢支軸46Lの先端には、フィン側横リンク部47が固着されている。フィン側横リンク部47は、左側枢支軸46Lと平行に延びる先端部470と、左側枢支軸46Lと先端部470とを連結する連結部471とからなる。先端部470は左側枢支軸46Lと段違いに配されている。各左側枢支軸46Lはリテーナ本体10の左壁に枢支されている。連結部471および先端部470は左壁の左方に露出している。左壁の左方には横リンク部材55が配されている。横リンク部材55は、長尺の板状をなすリンク本体550と、リンク本体550の先端に形成されている略コ字状のリンク基部551と、リンク基部551の端部に形成され左右に延びる略棹状のリンク入力部552とを持つ。フィン側横リンク部47の先端部470は、それぞれ、横リンク部材55のリンク本体550に枢支されている。
操作ノブ5の後側部分には、後方に延びる横フィン駆動部51が形成されている。横フィン駆動部51の先端には略球状の駆動入力部510が形成されている。横フィン駆動部51は接続部材56を介して横リンク部材55に接続されている。接続部材56は、略板状をなす基部560と、2つの固定脚部561と、1つの入力保持部562と、1つの接続脚部563とを持つ。2つの固定脚部561は基部560の長手方向の2端からそれぞれ突出する。固定脚部561には貫通孔が形成されている。入力保持部562は長手方向の略中央部から固定脚部561と同方向に突出する。入力保持部562は基部560の長手方向に沿って延びる。また、入力保持部562は、互いに離間している2つの立壁からなる。接続脚部563は、基部560の長手方向の1端から、固定脚部561と反対方向に突出する。接続脚部563には長孔が形成されている。固定脚部561の貫通孔は、ベゼル11の裏面に形成されている棹状のスライド保持棹110に挿通されている。スライド保持棹110は左右に延びているため、接続部材56はベゼル11に対して左右にスライドできるように保持される。
入力保持部562は、2つの立壁の間隙に、横フィン駆動部51の駆動入力部510を保持する。また、接続脚部563の長孔には、横リンク部材55のリンク入力部552が挿通される。したがって、接続部材56は横リンク部材55に対しても左右にスライドできる。ユーザーが操作ノブ5に上下方向の力を加え、操作ノブ5が上下に揺動すると、接続部材56もまた上下に揺動する。接続部材56が上下に揺動すると、横リンク部材55が上下にスライド移動する。接続部材56はベゼル11に対して左右にスライドでき、かつ、横リンク部材55に対しても左右にスライドできるため、操作ノブ5が左右に揺動し、接続部材56が左右にスライドしても、横リンク部材55には左右方向の力が加わらない。
図5に直線で示すように、第2横フィン42の横枢支軸46(図1参照)と第3横フィン43の横枢支軸46とを通る第1平面61と、第4横フィン44の横枢支軸46と第5横フィン45の横枢支軸46とを通る第2平面62とは平行である。第1横フィン41の横枢支軸46と第2横フィン42の横枢支軸46とを通る第3平面63は、第1平面61および第2平面62と交叉する。第3横フィン43の横枢支軸46と第4横フィン44の横枢支軸46とを通る第4平面64は、第1平面61および第2平面62と交叉する。すなわち、同じフィン組に属する横フィン40の横枢支軸46同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さない横フィン40の横枢支軸46同士を通る平面とは、交叉する。
図1および図2に示すように、リテーナ本体10の下壁は、左右方向に延び前方に開口するガイド溝15と、蝶番状をなすリテーナ側案内部16とを持つ。リテーナ側案内部16は、長尺の板状をなす揺動部160と、長尺の板状をなす従動部161とを持ち、揺動部160と従動部161とが長手方向に沿って軸支されてなる。
揺動部160は、従動部161と逆側の端部に、各横フィン40と同様の左側枢支軸46Lおよび右側枢支軸46Rを持つ。揺動部160の右側枢支軸46Rはリテーナ本体10の右壁に枢支されている。揺動部160の左側枢支軸46Lは、第5横フィン45の左側枢支軸46Lよりも前側下方の位置で、リテーナ本体10の左壁に枢支されている。揺動部160の左側枢支軸46Lの先端には、リテーナ側横リンク部48が固着されている。リテーナ側横リンク部48は、フィン側横リンク部47と同様に、先端部480と連結部481とを持つ。リテーナ側横リンク部48の先端部480は、横リンク部材55に枢支されている。
従動部161は、揺動部160と逆側の端部に略円柱状のスライド係合部162を持つ。スライド係合部162は従動部161の長手方向に沿って延びている。スライド係合部162はガイド溝15と係合しつつ、ガイド溝15内を前後方向にスライドする。
実施例の空調用レジスタにおいて、各横フィン40は図4に示す位置と図2に示す位置との間で同期して揺動する。図4に示す位置が横フィン40の所定位置である。すなわち、実施例の空調用レジスタにおいて、図4に示す位置における横フィン40と吹き出し面65とのなす角αは、他の位置における横フィン40と吹き出し面65とのなす角βよりも小さい。以下、図4に示す横フィン40の位置を下向位置と呼び、図2に示す横フィン40の位置を上向位置と呼び、図3に示す横フィン40の位置を中立位置と呼ぶ。
以下、実施例の空調用レジスタの動作を説明する。
上向位置において、横フィン40は前側の端部を上方に向け、後側の端部を下方に向けている(図2)。したがって、横フィン40は上向位置において空調空気の風向を上方に調整する。このとき、第1横フィン41と第2横フィン42との間隙W1、第2横フィン42と第3横フィン43との間隙W2、第3横フィン43と第4横フィン44との間隙W3、第4横フィン44と第5横フィン45との間隙W4が、それぞれ空調空気の流路となる。すなわち、互いに隣接する横フィン40同士の間隙が空調空気の流路となる。
横フィン40が図2に示す上向位置に配されている状態で、ユーザーが操作ノブ5に下方向の力を加えると、操作ノブ5は下方(図2中時計回り)に揺動する。操作ノブ5の横フィン駆動部51に枢支されている横リンク部材55は、操作ノブ5の揺動に伴って、上方に移動する。横リンク部材55が上方に移動すると、フィン側横リンク部47の先端部470が上方に押される。したがって、各横フィン40はそれぞれ同期して、左側枢支軸46Lおよび右側枢支軸46Rを中心に図2中時計回りに揺動し、図3に示す中立位置に配される。
中立位置において、横フィン40は前側の端部をやや上方に向け、後側の端部をやや下方に向けている(図3)。したがって、横フィン40は中立位置において空調空気の風向をやや上方に調整する。このときにも、互いに隣接する横フィン40同士の間隙(W1〜W4)が空調空気の流路となる。
横フィン40が中立位置に配されている状態で、ユーザーが操作ノブ5にさらに下方向の力を加えると、操作ノブ5はさらに下方(図3中時計回り)に揺動する。したがって、各横フィン40はそれぞれ同期して、左側枢支軸46Lおよび右側枢支軸46Rを中心に図2中時計回りに揺動し、図4に示す下向位置に配される。このとき、第1フィン組40aに属する横フィン40同士(第2横フィン42、第3横フィン43)は直線的に連なる。第2フィン組40bに属する横フィン40同士(第4横フィン44、第5横フィン45)もまた直線的に連なる。
下向位置において、横フィン40は前側の端部を下方に向け、後側の端部を上方に向けている(図4)。したがって、横フィン40は下向位置において空調空気の風向を下方に調整する。
なお、下向位置においては、第1フィン組40aに属する横フィン40同士(第2横フィン42、第3横フィン43)は直線的に連なり、第2横フィン組40bに属する横フィン40同士(第4横フィン44、第5横フィン45)もまた直線的に連なる。このため、第1横フィン41と第2横フィン42との間隙W1、および、第3横フィン43と第4横フィン44との間隙W3(互いに隣接し同じフィン組に属さない横フィン40同士の間隙)が空調空気の流路となる。
実施例の空調用レジスタにおいて、横フィン40の枚数は5枚であり、下向位置における横フィン40の実質的な枚数は3枚(第1横フィン41、第1フィン組40a、第2フィン組40b)となる。したがって、実施例の空調用レジスタでは、下向位置における空調空気の流路を充分に確保できる。また実施例の空調用レジスタでは、下向位置において、第1横フィン41と第2横フィン42との重なり量は充分に大きく、第3横フィン43と第4横フィン44との重なり量は充分大きい(図4)。よって、空調空気の風向を精度高く調整することができる。
さらに、実施例の空調用レジスタでは、第1平面61と第2平面62とは平行であり、第3平面63および第4平面64は第1平面61および第2平面62と交叉する。したがって、下向位置において全ての横フィン40が直線的に連なることはなく、空調空気の流路を充分に確保できる。
よって、実施例の空調用レジスタは、圧損の増大を抑制でき、騒音を低減でき、かつ、空調空気の風向を精度高く調整できる。
なお、実施例の空調用レジスタでは、横フィン40を上向位置から下向位置に向けて揺動させるときには、リテーナ側案内部16の揺動部160が、横フィン40と同期して図2中時計回りに揺動する。従動部161は、揺動部160側の端部が揺動部160に引っ張られて、揺動部160側の端部を上方に向けつつ前方にスライドする。このため、リテーナ本体10の下壁は、揺動部160を第5横フィン45と平行な方向に向けつつ変形(縮径)する。したがって、第5横フィン45とリテーナ1との間隙に形成される空調空気の流路は、隣接する横フィン40同士の間隙に形成される空調空気の流路と平行になる。よって、実施例の空調用レジスタでは、横フィン40だけでなくリテーナ1によっても空調空気の風向を調整できるため、空調空気の風向をより精度高く調整できる。
本発明の空調用レジスタにおいて、縦フィン30は、所定角度に揺動したときに、隣接する縦フィン30と接触するように形成しても良い。この場合には、隣接する縦フィン30同士によって空調空気の流路を閉じることができ、本発明の空調用レジスタを所謂フィンシャット型の空調用レジスタにできる。
実施例の空調用レジスタでは、横フィン群4が縦フィン群3の後方に配されている。本発明の空調用レジスタでは、同じフィン組に属するフィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じフィン組に属さないフィンの枢支軸同士を通る平面とは交叉しているため、横フィン群4は比較的意匠性に劣る。しかし、実施例の空調用レジスタでは、横フィン群4の前方に縦フィン群3が配されているため、横フィン群4はユーザーから視認され難い。したがって実施例の空調用レジスタは意匠性にも優れる。
1:リテーナ、2:フィン群、12:吹き出し開口、4:横フィン群、40:横フィン、40a,40b:フィン組、46L,46R:枢支軸
Claims (5)
- 空調用空気の流路および吹き出し開口を構成する筒状のリテーナと、該リテーナの内部に枢支され同期して揺動する複数のフィンが互いに平行に配列してなるフィン群と、を持ち、
該フィン群は、互いに隣接し2以上かつ該フィンの総数よりも少ない数の該フィンからなるフィン組を少なくとも1つ持ち、
同じ該フィン組に属する該フィンの枢支軸同士を通る平面と、互いに隣接し同じ該フィン組に属さない該フィンの枢支軸同士を通る平面と、は交叉し、
該フィンが所定位置にまで揺動したときに、同じ該フィン組に属する該フィン同士は連なることを特徴とする空調用レジスタ。 - 前記フィンが前記所定位置にまで揺動したときに、同じ前記フィン組に属する前記フィン同士は直線的に連なる請求項1に記載の空調用レジスタ。
- 前記吹き出し開口を含む平面と前記所定位置における前記フィンとのなす角は、前記吹き出し開口を含む平面と前記所定位置以外の位置における前記フィンとのなす角よりも小さい請求項1に記載の空調用レジスタ。
- 前記吹き出し開口を含む平面は、前記リテーナが延びる方向と直角以外の角度で交叉する請求項1に記載の空調用レジスタ。
- 前記フィンは、前記リテーナに対して上下方向に揺動し、前記所定位置において前記空調空気の風向を下方に調整する請求項1に記載の空調用レジスタ。
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