JP4379188B2 - 空調用レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、室内に空調用空気を供給する空調用レジスタに関する。
例えば、特許文献1には、風向調整モードとシャットモードとに切り替え可能な空調用レジスタが紹介されている。風向調整モードにおいては、シャットダンパにより、通風路が開放されている。同モードにおいては、横フィン群あるいは縦フィン群により、空調用空気の風向を調整することができる。一方、シャットモードにおいては、シャットダンパにより、通風路がシャットされている。同モードにおいては、横フィン群により吹出口もシャットされる。吹出口がシャットされることにより、操作者は空調用空気が吹出口から供給されないことを視認することができる。
特開平11−180140号公報
ところで、同文献記載の空調用レジスタにおいて、風向調整モード時に空調用空気の風向を下向きにする場合、横フィン群を構成する六枚の横フィン部材は、全て揺動可能である。すなわち、操作者が空調用空気の風向を下方に向ける場合、最下段の横フィン部材も、残りの五枚の横フィン部材同様に、下向きになる。
一方、同文献記載の空調用レジスタの吹出口は、上方から下方に向かって、室内に張り出すように傾斜している。このため、最下段の横フィン部材が下向きになると、当該横フィン部材と、吹出口が開設されている意匠パネルとが、空調用空気の送風方向に、比較的近い傾斜角で連なることになる。このため、最下段の横フィン部材に沿う空調用空気の気流は、そのまま意匠パネルに沿って室内下方へ流れてしまうことになる。したがって、伴流が発生してしまう。このように、同文献記載の空調用レジスタの場合、風向を下方に向ける場合、空調用空気の指向性が低かった。
本発明の空調用レジスタは、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は風向調整時における空調用空気の指向性が高い空調用レジスタを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明の空調用レジスタは、空調用空気が流れる通風路と該通風路に連通し空調用空気を室内に吹き出す吹出口とを持つ筒状のリテーナと、該リテーナ内部において該吹出口に近接して揺動可能に配列されるフィン群と、該フィン群を連結する連結部材と、該連結部材を駆動する操作部と、を備え、該フィン群により空調用空気の風向を調整する風向調整モードと、該フィン群により該吹出口を閉じるシャットモードと、に切り替え可能であり、意匠パネルに埋設される空調用レジスタであって、前記通風路の路長方向と前記意匠パネル表面との交角は、鋭角であり、前記フィン群は、複数のメインフィン部材と、複数の該メインフィン部材の列端に配列される単一のサブフィン部材と、からなり、前記風向調整モードにおいて、複数の該メインフィン部材は揺動し、該サブフィン部材は該通風路の路長方向と略平行に保持され、前記風向調整モードから前記シャットモードに切り替える際において、複数の該メインフィン部材は、該風向調整モードにおける揺動角度域を超えて揺動し、前記サブフィン部材の揺動速度は、複数の該メインフィン部材の揺動速度よりも、大きく、前記連結部材は、前記メインフィン部材と同数のメイン用接続部と、単一のサブ用接続部と、を備え、複数の該メインフィン部材は、各々、揺動時に揺動中心となるメイン側中心部と、該メイン用接続部に接続されるメイン側接続部と、を持ち、該サブフィン部材は、揺動時に揺動中心となるサブ側中心部と、該サブ用接続部に接続されるサブ側接続部と、を持ち、該サブ側中心部と該サブ側接続部との間の距離は、該メイン側中心部と該メイン側接続部との間の距離よりも、短いことを特徴とする。
フィン群は、複数のメインフィン部材とサブフィン部材とからなる。サブフィン部材は、フィン群の群端に配列されている。つまり、サブフィン部材は、リテーナ内面に近接して配置されている。
風向調整モードにおいては、複数のメインフィン部材が揺動する。これに対して、サブフィン部材は、メインフィン部材から独立して、通風路の路長方向と略平行に保持されている。このため、サブフィン部材と意匠パネル表面とが、比較的近い角度に配置されるおそれが小さい。したがって、伴流が発生するおそれが小さい。このように、本発明の空調用レジスタは、伴流の発生が抑制されるため、空調用空気の指向性が高い。
風向調整モードからシャットモードへの切り替えは、風向調整モードでの揺動角度域を超えて、メインフィン部材を揺動させることにより行われる。このため、風向調整モードからシャットモードへの切り替え開始時点において、メインフィン部材は風向調整モードでの揺動角度域の分だけ、通風路の路長方向に対して揺動済みである。
一方、風向調整モードにおいて、サブフィン部材は、前述したように、通風路の路長方向と略平行に保持されている。このため、風向調整モードからシャットモードへの切り替え開始時点において、サブフィン部材は、通風路の路長方向と略平行に保持されたままである。
このように、メインフィン部材とサブフィン部材との間には、風向調整モードでの揺動角度域の分だけ、揺動角度に較差がある。この較差を是正するため、本構成のサブフィン部材の揺動速度は、メインフィン部材の揺動速度よりも、大きく設定されている。本構成によると、風向調整モードからシャットモードへの切り替え時におけるメインフィン部材とサブフィン部材との動きが、意匠的に調和しており見栄えがよい。
サブ側中心部とサブ側接続部との間の距離を、サブフィン部材の揺動半径と定義する。同様に、メイン側中心部とメイン側接続部との間の距離を、メインフィン部材の揺動半径と定義する。これらサブフィン部材とメインフィン部材とは、連結部材を介して連なっている。
ここで、風向調整モードからシャットモードへの切り替え時における連結部材の変位量とメインフィン部材の揺動量とサブフィン部材の揺動量とが、全てLであると仮定する。この場合、メインフィン部材の揺動半径をR1、サブフィン部材の揺動半径をR2とすると、メインフィン部材の揺動角度θ1(°)は、360L/2πR1と表すことができる。一方、サブフィン部材の揺動角度θ2(°)は、360L/2πR2と表すことができる。本構成においては、R2<R1に設定されている。このため、θ2>θ1となる。したがって、サブフィン部材の揺動速度は、メインフィン部材の揺動速度よりも、大きくなる。
このように、本構成によると、サブフィン部材の揺動半径R2をメインフィン部材の揺動半径R1よりも小さく設定するという比較的簡単な手段により、サブフィン部材の揺動速度を大きくすることができる。
)好ましくは、本発明の空調用レジスタにおいて、前記サブ用接続部および前記サブ側接続部のうち、一方はガイド溝、他方は該ガイド溝に相対的に摺接する被ガイド突起であり、前記風向調整モードにおいては、該ガイド溝における該被ガイド突起の可動域内において、前記連結部材が動くことにより、該連結部材から前記サブフィン部材への駆動力の伝達が禁止され、該風向調整モードから前記シャットモードに切り替える際においては、該ガイド溝における該被ガイド突起の可動域を超えて、該連結部材が動くことにより、該連結部材から前記サブフィン部材への駆動力の伝達が許可される構成とする方がよい。
風向調整モードにおいては、被ガイド突起がガイド溝内を相対的に摺動するだけである。このため、連結部材とサブフィン部材との間で、駆動力の伝達は行われない。したがって、サブフィン部材は揺動しない。
これに対して、風向調整モードからシャットモードに切り替える際においては、被ガイド突起がガイド溝の可動域端に当接する。このため、この当接部分を介して、連結部材からサブフィン部材へ駆動力の伝達が行われる。したがって、サブフィン部材は揺動する。
このように、本構成によると、ガイド溝と被ガイド突起との摺接、当接により、比較的簡単に、サブフィン部材の揺動を制御することができる。
本発明によると、風向調整時における空調用空気の指向性が高い空調用レジスタを提供することができる。
以下、本発明の空調用レジスタを、車室内のインストルメントパネルに配置した実施の形態について説明する。
まず、本実施形態の空調用レジスタの構成について説明する。図1に、本実施形態の空調用レジスタの分解斜視図を示す。図2に、同空調用レジスタの合体斜視図を示す。図3に、同空調用レジスタの縦フィン群のリンク機構を示す。図4に、同空調用レジスタの横フィン群のリンク機構を示す。これらの図においては、車両前後方向を基準に方位を定義している。また、図3においては、説明の便宜上、縦フィン部材を透過して示す。
これらの図に示すように、空調用レジスタ1は、主に、リテーナ2と縦フィン群3と横フィン群4と横フィン連結ロッド42と縦フィン操作ダイヤル5と横フィン操作ダイヤル6とシャットダンパ7とを備えている。横フィン連結ロッド42は、本発明の連結部材に含まれる。横フィン操作ダイヤル6は、本発明の操作部に含まれる。
リテーナ2は、リテーナ本体20とベゼル21とを備えている。リテーナ本体20は、前上方向から後下方向に向かって張り出すスラント形状のインストルメントパネル(図略)の内部に、配置されている。リテーナ本体20は、樹脂製であって前後方向に延びる角筒状を呈している。リテーナ本体20内部には、通風路204が区画されている。リテーナ本体20の前方には、空調用ダクト(図略)が連結されている。リテーナ本体20の上壁には、縦フィン揺動溝200が形成されている。縦フィン揺動溝200は、横方向(左右方向)に並んで、合計七つ配置されている。リテーナ本体20の下壁には、縦フィン揺動孔201が穿設されている。縦フィン揺動孔201は、上壁の縦フィン揺動溝200に対向して、合計七つ配置されている。また、リテーナ本体20の下壁下面からは、第四ボス208が突設されている。また、リテーナ本体20の下壁には、弧状開口222が開設されている。弧状開口222は、第四ボス208を中心とする部分円弧状を呈している。リテーナ本体20の左壁後縁には、横フィン揺動溝202が形成されている。横フィン揺動溝202は、上下方向に並んで、合計五つ配置されている。リテーナ本体20の右壁後縁には、横フィン揺動孔203が穿設されている。横フィン揺動孔203は、上下方向に並んで、合計五つ配置されている。リテーナ本体20の左壁からは、第一ボス205と第二ボス206と第三ボス207とが突設されている。リテーナ本体20左壁における第一ボス205の後方には、上下方向に延びるアーム突起ガイド溝221が形成されている。一方、リテーナ本体20左壁における第一ボス205の前方からは、角棒状のストッパ220が突設されている。
ベゼル21は、樹脂製であって矩形板状を呈している。ベゼル21は、リテーナ本体20の後端に、スクリュー(図略)により止着されている。ベゼル21は、インストルメントパネルの意匠面と略面一に配置されている。ベゼル21には、矩形の吹出口212が開設されている。吹出口212は、前記通風路204と連通している。空調用空気は、吹出口212から車室内に供給される。吹出口212の下方には、左右方向に延びる縦フィン操作スリット210が開設されている。また、吹出口212の左方には、上下方向に延びる横フィン操作スリット211が開設されている。
縦フィン群3は、合計七枚の縦フィン部材30から構成されている。縦フィン群3は、リテーナ本体20内部に配置されている。各々の縦フィン部材30は、樹脂製であって上下方向に延びる矩形板状を呈している。縦フィン部材30の上端からは、縦フィン揺動軸300aが突設されている。縦フィン揺動軸300aは、リテーナ本体20上壁の前記縦フィン揺動溝200に、挿入されている。縦フィン部材30の下端からは、縦フィン揺動軸300bが突設されている。縦フィン揺動軸300bは、リテーナ本体20下壁の前記縦フィン揺動孔201に、挿入されている。縦フィン部材30は、縦フィン揺動軸300a、300bを中心に、揺動可能である。また、縦フィン部材30のフィン上縁前端からは、上方に向かって縦フィン連結軸301が突設されている。七枚の縦フィン部材30のうち、左右方向中央の縦フィン部材30の前縁下部には、前後方向に延びる駆動力伝達ロッド302が配置されている。
縦フィン群3の上方には、縦フィン連結ロッド31が配置されている。縦フィン連結ロッド31は、樹脂製であって左右方向に延びる細板状を呈している。縦フィン連結ロッド31には、縦フィン連結孔310が穿設されている。縦フィン連結孔310は、長手方向に沿って合計七つ配置されている。縦フィン連結孔310には、前記縦フィン連結軸301が揺動可能に挿入されている。
縦フィン操作ダイヤル5は、樹脂製であって前方後円状を呈している。縦フィン操作ダイヤル5の後部には、部分円弧状の入力部50が配置されている。入力部50は、前記縦フィン操作スリット210から、車室内に表出している。縦フィン操作ダイヤル5の前端からは、丸棒状のダイヤルピン51a、51bが、上方に向かって突設されている。ダイヤルピン51a、51bは、左右方向に所定間隔離れて平行に配置されている。ダイヤルピン51a、51bは、弧状開口222を介して、リテーナ本体20内部に挿入されている。ダイヤルピン51a、51bは、前記駆動力伝達ロッド302を左右方向から挟み込んでいる。入力部50の円弧中心からは、ダイヤル揺動突起52が上方に向かって突設されている。ダイヤル揺動突起52は、前記第四ボス208に、揺動可能に挿入されている。
横フィン群4は、合計四枚のメインフィン部材40と一枚のサブフィン部材41とから構成されている。横フィン群4は、リテーナ本体20内部において、吹出口212に近接して配置されている。四枚のメインフィン部材40は、上下方向に並んで配列されている。各々のメインフィン部材40は、メインフィン体400とメインフィン止着片401とからなる。メインフィン体400は、樹脂製であって左右方向に延びる短冊状を呈している。メインフィン体400の右縁からは、メインフィン揺動軸400aが突設されている。メインフィン揺動軸400aは、前記横フィン揺動孔203に、揺動可能に挿入されている。一方、メインフィン体400の左縁からは、メインフィン揺動軸400bが突設されている。メインフィン揺動軸400bは、本発明のメイン側中心部に含まれる。メインフィン揺動軸400bは、前記横フィン揺動溝202に、揺動可能に挿入されている。メインフィン揺動軸400bの先端は、リテーナ本体20左壁を貫通している。
メインフィン止着片401は、樹脂製であって短い細板状を呈している。メインフィン止着片401の長手方向一端には、メインフィン止着孔401aが穿設されている。前記メインフィン揺動軸400bの先端は、このメインフィン止着孔401aに挿入され、止着されている。一方、メインフィン止着片401の長手方向他端からは、左方に向かってメインフィン連結軸401bが突設されている。メインフィン連結軸401bは、本発明のメイン側接続部に含まれる。
サブフィン部材41は、四枚のメインフィン部材40の下方に配列されている。すなわち、サブフィン部材41は、横フィン群4の最下段に配列されている。サブフィン部材41は、サブフィン体410とサブフィン止着片411とからなる。サブフィン体410は、樹脂製であって左右方向に延びる短冊状を呈している。サブフィン体410の右縁からは、サブフィン揺動軸410aが突設されている。サブフィン揺動軸410aは、前記横フィン揺動孔203に、揺動可能に挿入されている。一方、サブフィン体410の左縁からは、サブフィン揺動軸410bが突設されている。サブフィン揺動軸410bは、本発明のサブ側中心部に含まれる。サブフィン揺動軸410bは、前記横フィン揺動溝202に、揺動可能に挿入されている。サブフィン揺動軸410bの先端は、リテーナ本体20左壁を貫通している。
サブフィン止着片411は、樹脂製であって短い細板状を呈している。サブフィン止着片411の長手方向一端には、サブフィン止着孔411aが穿設されている。前記サブフィン揺動軸410bの先端は、このサブフィン止着孔411aに挿入され、止着されている。一方、サブフィン止着片411の長手方向他端からは、左方に向かって被ガイド突起411bが突設されている。
横フィン群4の左方には、連結アーム43が配置されている。連結アーム43は、サブフィン側ロッド430とメインフィン側ロッド431とを備えている。サブフィン側ロッド430は、樹脂製であって角棒状を呈している。サブフィン側ロッド430の後端には、サブフィン用貫通孔430aが穿設されている。サブフィン用貫通孔430aには、前記被ガイド突起411bが、揺動可能に挿入されている。サブフィン側ロッド430の前端からは、右方に向かって第一アーム突起430bが突設されている。第一アーム突起430bは、前記リテーナ本体20左壁のアーム突起ガイド溝221に摺接している。また、第一アーム突起430bの背面側からは、左方に向かって第二アーム突起430cが突設されている。
メインフィン側ロッド431は、樹脂製であって角棒状を呈している。メインフィン側ロッド431の上端には、メインフィン用貫通孔431aが穿設されている。メインフィン用貫通孔431aには、前記五枚のメインフィン部材40のうち、中央のメインフィン部材40のメインフィン連結軸401bが、揺動可能に挿入されている。一方、メインフィン側ロッド431の下端には、アーム連結孔431bが穿設されている。アーム連結孔431bには、前記第二アーム突起430cが、揺動可能に挿入されている。
横フィン連結ロッド42は、連結アーム43の左方に配置されている。横フィン連結ロッド42は、樹脂製であって上下方向に延びる細板状を呈している。横フィン連結ロッド42には、四枚のメインフィン部材40に対向して、四つのメインフィン揺動孔421が穿設されている。メインフィン揺動孔421は、本発明のメイン用接続部に含まれる。各々のメインフィン揺動孔421には、前記メインフィン連結軸401bが、揺動可能に挿入されている。なお、上から三枚目のメインフィン部材40のメインフィン連結軸401bは、前記メインフィン用貫通孔431aを貫通後、上から三番目のメインフィン揺動孔421に挿入されている。メインフィン揺動孔421の下方には、異形円弧状のガイド溝420が開設されている。ガイド溝420には、前記被ガイド突起411bが摺接している。すなわち、被ガイド突起411bは、前記サブフィン用貫通孔430aを貫通後、ガイド溝420に摺接している。横フィン連結ロッド42の下端からは、左方に向かって連結ロッド第一ピン422が突設されている。また、横フィン連結ロッド42の上部からは、同じく左方に向かって連結ロッド第二ピン423が突設されている。
横フィン操作ダイヤル6は、横フィン連結ロッド42の左方に配置されている。横フィン操作ダイヤル6は、樹脂製であって円板状を呈している。横フィン操作ダイヤル6の右面略中央からは、ダイヤル揺動突起65が突設されている。ダイヤル揺動突起65は、前記第一ボス205に、揺動可能に挿入されている。横フィン操作ダイヤル6の後縁には、入力部64が形成されている。入力部64は、前記横フィン操作スリット211から車室内に表出している。横フィン操作ダイヤル6には、第一ピン用溝60と第二ピン用溝61とストッパ用溝62と扇ギア用溝63とが形成されている。第一ピン用溝60には、前記連結ロッド第一ピン422が摺接している。第二ピン用溝61には、前記連結ロッド第二ピン423が摺接している。ストッパ用溝62には、前記ストッパ220が摺接している。
横フィン操作ダイヤル6の後方には、扇ギア80が配置されている。扇ギア80は樹脂製であって異形扇板状を呈している。扇ギア80の右面からは、ギア揺動突起801が突設されている。ギア揺動突起801は、前記第二ボス206に、揺動可能に挿入されている。扇ギア80の左面からは、扇ギア駆動突起800が突設されている。扇ギア駆動突起800は、前記扇ギア用溝63に摺接している。
扇ギア80の後方には、ダンパ駆動ギア81が配置されている。ダンパ駆動ギア81は、樹脂製であって円板状を呈している。ダンパ駆動ギア81と扇ギア80とは、噛合している。
シャットダンパ7は、ダンパ本体70とシール枠71とからなる。シャットダンパ7は、リテーナ本体20内部において、前記縦フィン群3の前方に配置されている。ダンパ本体70は樹脂製であって矩形板状を呈している。ダンパ本体70の左縁からは、ダンパ揺動軸700が突設されている。ダンパ揺動軸700の先端は、前記第三ボス207からリテーナ本体20左側に突出している。ダンパ揺動軸700の先端には、前記ダンパ駆動ギア81が止着されている。シール枠71は、ゴム製であって矩形枠体状を呈している。シール枠71は、ダンパ本体70の周縁に環装されている。
次に、本実施形態の空調用レジスタの形状について説明する。図5に、本実施形態の空調用レジスタの模式図を示す。図に示すように、通風路204の路長方向と、インストルメントパネルの意匠面つまりベゼル21の意匠面と、の交角αは、略60°つまり鋭角に設定されている。
また、メインフィン部材40の揺動半径r1(メインフィン揺動軸400bとメインフィン連結軸401bとの間の距離)は、サブフィン部材41の揺動半径r2(サブフィン揺動軸410bと被ガイド突起411bとの間の距離)よりも、長く設定されている。
次に、本実施形態の空調用レジスタの風向調整モード時の縦フィン群の動きについて説明する。図6に、本実施形態の空調用レジスタの縦フィン群基準位置(左右方向略中央位置)における上方模式断面図を示す。図7に、同空調用レジスタの縦フィン群左揺動位置における上方模式断面図を示す。図8に、同空調用レジスタの縦フィン群右揺動位置における上方模式断面図を示す。なお、これらの図において、縦フィン群の揺動に関係の無い部材は、省略している。
最初に、基準位置(図6)から左揺動位置(図7)に切り替える場合について説明する。図6において、操作者が、縦フィン操作ダイヤル5の入力部50に、左方向に操作力を加えると、縦フィン操作ダイヤル5は、ダイヤル揺動突起52を中心に、紙面時計回り方向に揺動する。このため、ダイヤルピン51a、51bは、右方向に移動する。二本のダイヤルピン51a、51b間には、駆動力伝達ロッド302が介挿されている。このため、駆動力伝達ロッド302も、ダイヤルピン51a、51bと共に、右方向に揺動する。したがって、左右方向中央の縦フィン部材30は、縦フィン揺動軸300aを中心に、紙面時計回り方向に揺動する。すなわち、中央の縦フィン部材30は、左側を向く。ところで、中央の縦フィン部材30と他の六枚の縦フィン部材30とは、縦フィン連結ロッド31により連結されている。このため、他の六枚の縦フィン部材30も、各々の縦フィン揺動軸300aを中心に、紙面時計回り方向に揺動する。したがって、図7に示すように、全ての縦フィン部材30が左側を向く。このようにして、基準位置から左揺動位置への切り替えが行われる。
次いで、基準位置(図6)から右揺動位置(図8)に切り替える場合について説明する。図6において、操作者が、縦フィン操作ダイヤル5の入力部50に、右方向に操作力を加えると、縦フィン操作ダイヤル5は、ダイヤル揺動突起52を中心に、紙面反時計回り方向に揺動する。このため、ダイヤルピン51a、51bは、左方向に移動する。二本のダイヤルピン51a、51b間には、駆動力伝達ロッド302が介挿されている。このため、駆動力伝達ロッド302も、ダイヤルピン51a、51bと共に、左方向に揺動する。したがって、左右方向中央の縦フィン部材30は、縦フィン揺動軸300aを中心に、紙面反時計回り方向に揺動する。すなわち、中央の縦フィン部材30は、右側を向く。ところで、中央の縦フィン部材30と他の六枚の縦フィン部材30とは、縦フィン連結ロッド31により連結されている。このため、他の六枚の縦フィン部材30も、各々の縦フィン揺動軸300aを中心に、紙面反時計回り方向に揺動する。したがって、図8に示すように、全ての縦フィン部材30が右側を向く。このようにして、基準位置から右揺動位置への切り替えが行われる。
次に、本実施形態の空調用レジスタの風向調整モード時の横フィン群の動きについて説明する。図9に、本実施形態の空調用レジスタの横フィン群基準位置(上下方向略中央位置)における左方模式断面図を示す。図10に、同空調用レジスタの横フィン群上揺動位置における左方模式断面図を示す。図11に、同空調用レジスタの横フィン群下揺動位置における左方模式断面図を示す。なお、これらの図において、横フィン群の揺動に関係の無い部材は、省略している。また、説明の便宜上、横フィン操作ダイヤル6および横フィン連結ロッド42に、点線ハッチングを施す。
最初に、基準位置(図9)から上揺動位置(図10)に切り替える場合について説明する。図9において、操作者が、横フィン操作ダイヤル6の入力部64に、上方向に操作力を加えると、横フィン操作ダイヤル6は、ダイヤル揺動突起65を中心に、紙面反時計回り方向に揺動する。このため、連結ロッド第一ピン422は、第一ピン用溝60内を、紙面時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。並びに、連結ロッド第二ピン423は、第二ピン用溝61内を、紙面時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。ここで、第一ピン用溝60および第二ピン用溝61は、横フィン操作ダイヤル6の揺動中心(ダイヤル揺動突起65の中心軸)に対して、同心円弧状に形成されていない。したがって、連結ロッド第一ピン422は、第一ピン用溝60の溝側面に規制される。同様に、連結ロッド第二ピン423は、第二ピン用溝61の溝側面に規制される。双方の規制により、横フィン連結ロッド42は、後下方向に移動する。横フィン連結ロッド42には、四つのメインフィン連結軸401bが枢支されている。このため、メインフィン連結軸401bも、後下方向に移動する。したがって、図10に示すように、四枚のメインフィン部材40は、紙面反時計回り方向に揺動する。すなわち、メインフィン部材40は上側を向く。メインフィン部材40の揺動は、ストッパ220が、ストッパ用溝62の紙面時計回り方向の溝端に、相対的に当接することにより完了する。このようにして、基準位置から上揺動位置への切り替えが行われる。
なお、被ガイド突起411bは、ガイド溝420内を、上方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。この際、被ガイド突起411bは、ガイド溝420の溝側面あるいは溝端に規制されない。したがって、横フィン連結ロッド42からサブフィン部材41には、駆動力が伝達されない。このため、サブフィン部材41は、略水平方向を向いたままである。
また、扇ギア駆動突起800は、扇ギア用溝63内を、紙面時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。この際、扇ギア駆動突起800は、扇ギア用溝63の溝側面あるいは溝端に規制されない。したがって、横フィン操作ダイヤル6から扇ギア80には、駆動力が伝達されない。このため、シャットダンパ7は、略水平方向を向いたままである。
次いで、基準位置(図9)から下揺動位置(図11)に切り替える場合について説明する。図9において、操作者が、横フィン操作ダイヤル6の入力部64に、下方向に操作力を加えると、横フィン操作ダイヤル6は、ダイヤル揺動突起65を中心に、紙面時計回り方向に揺動する。このため、連結ロッド第一ピン422は、第一ピン用溝60内を、紙面反時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。並びに、連結ロッド第二ピン423は、第二ピン用溝61内を、紙面反時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。ここで、第一ピン用溝60および第二ピン用溝61は、横フィン操作ダイヤル6の揺動中心(ダイヤル揺動突起65の中心軸)に対して、同心円弧状に形成されていない。したがって、連結ロッド第一ピン422は、第一ピン用溝60の溝側面に規制される。同様に、連結ロッド第二ピン423は、第二ピン用溝61の溝側面に規制される。双方の規制により、横フィン連結ロッド42は、前上方向に移動する。横フィン連結ロッド42には、四つのメインフィン連結軸401bが枢支されている。このため、メインフィン連結軸401bも、前上方向に移動する。したがって、図11に示すように、四枚のメインフィン部材40は、紙面時計回り方向に揺動する。すなわち、メインフィン部材40は下側を向く。
ところで、メインフィン部材40が紙面時計回り方向に揺動すると、第一アーム突起430bは、アーム突起ガイド溝221内を上方に移動する。アーム突起ガイド溝221の屈曲部221aに第一アーム突起430bが到達すると、操作抵抗が急に大きくなる。この操作抵抗の変化を、操作者が触感で認知し、入力部64に操作力を加えるのを止めることで、メインフィン部材40の揺動が完了する。このようにして、基準位置から下揺動位置への切り替えが行われる。
なお、被ガイド突起411bは、ガイド溝420内を、下方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。この際、被ガイド突起411bは、ガイド溝420の溝側面あるいは溝端に規制されない。したがって、横フィン連結ロッド42からサブフィン部材41には、駆動力が伝達されない。このため、サブフィン部材41は、略水平方向を向いたままである。
また、扇ギア駆動突起800は、扇ギア用溝63内を、紙面反時計回り方向の溝端に向かって、相対的に摺動する。この際、扇ギア駆動突起800は、扇ギア用溝63の溝側面あるいは溝端に規制されない。したがって、横フィン操作ダイヤル6から扇ギア80には、駆動力が伝達されない。このため、シャットダンパ7は、略水平方向を向いたままである。
次に、本実施形態の空調用レジスタの風向調整モードからシャットモードに切り替える際の動きについて説明する。図12に、本実施形態の空調用レジスタのシャットモードにおける左方模式断面図を示す。なお、図において、横フィン群の揺動に関係の無い部材は、省略している。また、説明の便宜上、横フィン操作ダイヤル6および横フィン連結ロッド42に、点線ハッチングを施す。
前出図11に示す下揺動位置において、操作者が横フィン操作ダイヤル6に、さらに下方向に、操作力を加えると、第一アーム突起430bが屈曲部221aを乗り越える。すなわち、第一アーム突起430bが、アーム突起ガイド溝221の上部に移動する。このため、再び操作抵抗が小さくなる。したがって、四枚のメインフィン部材40は、さらに紙面時計回り方向に揺動する。ところで、四枚のメインフィン部材40のうち、上から三枚目のメインフィン部材40とサブフィン部材41とは、連結アーム43を介して、連結されている。また、連結アーム43の軌道は、アーム突起ガイド溝221の溝形状により規制されている。並びに、被ガイド突起411bは、ガイド溝420の紙面時計回り方向の溝端に、既に到達している。このため、サブフィン体41は、連結アーム43に引っ張られ、また横フィン連結ロッド42のガイド溝420の溝端に押圧され、サブフィン揺動軸410bを中心に、紙面時計回り方向に揺動する。ここで、前出図5に示すように、サブフィン部材41の揺動半径r2は、メインフィン部材40の揺動半径r1よりも、短く設定されている。このため、サブフィン部材41の揺動速度は、メインフィン部材40の揺動速度よりも、大きい。
また、操作者が横フィン操作ダイヤル6に、さらに下方向に、操作力を加えると、扇ギア駆動突起800が、扇ギア用溝63の内周側の溝側面に押圧され、前方に移動する。このため、扇ギア80が、ギア揺動突起801を中心に、紙面反時計回り方向に揺動する。扇ギア80とダンパ駆動ギア81とは噛合している。したがって、ダンパ駆動ギア81は、ダンパ揺動軸700を中心に、紙面時計回り方向に揺動する。このため、シャットダンパ7も、紙面時計回り方向に揺動する。
サブフィン部材41、メインフィン部材40、シャットダンパ7の揺動は、図12に示すように、ストッパ220がストッパ用溝62の紙面反時計回り方向の溝端に当接することにより、完了する。すなわち、ストッパ220がストッパ用溝62の紙面反時計回り方向の溝端に当接することにより、横フィン群4が吹出口212を形式的に閉塞し、シャットダンパ7が通風路204を実質的に閉塞するシャットモードに切り替わる。このようにして、風向調整モードからシャットモードへの切り替えが行われる。
次に、本実施形態の空調用レジスタの作用効果について説明する。本実施形態の空調用レジスタ1によると、風向調整モードにおいては、サブフィン部材41は、メインフィン部材40から独立して、略水平方向に保持されている。このため、サブフィン部材41とインストルメントパネルの意匠面とが、比較的近い角度で、近接して配置されるおそれがない。したがって、伴流が発生するおそれがない。このように、本実施形態の空調用レジスタ1は、伴流の発生が抑制されるため、空調用空気の指向性が高い。
また、サブフィン部材41の揺動半径r2は、メインフィン部材40の揺動半径r1よりも、短く設定されている。このため、サブフィン部材41の揺動速度は、メインフィン部材40の揺動速度よりも、大きい。したがって、風向調整モードからシャットモードへ切り替える際、横フィン群4を構成する全てのフィン部材(四枚のメインフィン部材40および一枚のサブフィン部材41)が、略同時に吹出口212を閉じる。このため、見栄えがよい。
また、本実施形態の空調用レジスタ1によると、風向調整モードにおいては、被ガイド突起411bがガイド溝420内を相対的に摺動するだけである。このため、横フィン連結ロッド42からサブフィン部材41への駆動力の伝達は行われない。したがって、サブフィン部材41は揺動しない。
これに対して、風向調整モードからシャットモードに切り替える際においては、被ガイド突起411bがガイド溝420の溝端つまり可動域端に当接する。このため、この当接部分を介して、横フィン連結ロッド42からサブフィン部材41へ駆動力の伝達が行われる。したがって、サブフィン部材41は揺動する。このように、本実施形態の空調用レジスタ1によると、ガイド溝420と被ガイド突起411bとの摺接、当接により、比較的簡単に、サブフィン部材41の揺動を制御することができる。
以上、本発明の空調用レジスタの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、上記実施形態においては、メインフィン部材40をメインフィン体400とメインフィン止着片401という二部品で構成したが、一部品で構成してもよい。同様に、サブフィン部材41を一部品で構成してもよい。また、メインフィン部材40の枚数は特に限定しない。また、本発明の空調用レジスタは、車両用の空調装置のみならず、航空機、船舶、家屋用の空調装置に用いることもできる。また、上下方向にスラントする意匠パネルのみならず、左右方向にスラントする意匠パネルに用いることもできる。この場合、縦フィン群をメインフィン部材とサブフィン部材とにより構成すればよい。また、上記実施形態におけるストッパ220とストッパ用溝62、連結ロッド第二ピン423と第二ピン用溝61、連結ロッド第一ピン422と第一ピン用溝60、扇ギア駆動突起800と扇ギア用溝63、被ガイド突起411bとガイド溝420各々の配置は、逆であってもよい。また、シャットダンパ7は配置しなくてもよい。すなわち、横フィン群4のみにより、形式的かつ実質的に、吹出口212をシャットしてもよい。
本発明の一実施形態となる空調用レジスタの分解斜視図である。 同空調用レジスタの合体斜視図である。 同空調用レジスタの縦フィン群のリンク機構を示す斜視図である。 同空調用レジスタの横フィン群のリンク機構を示す斜視図である。 同空調用レジスタの模式図である。 同空調用レジスタの縦フィン群基準位置における上方模式断面図である。 同空調用レジスタの縦フィン群左揺動位置における上方模式断面図である。 同空調用レジスタの縦フィン群右揺動位置における上方模式断面図である。 同空調用レジスタの横フィン群基準位置における左方模式断面図である。 同空調用レジスタの横フィン群上揺動位置における左方模式断面図である。 同空調用レジスタの横フィン群下揺動位置における左方模式断面図である。 同空調用レジスタのシャットモードにおける左方模式断面図である。
符号の説明
1:空調用レジスタ。
2:リテーナ、20:リテーナ本体、200:縦フィン揺動溝、201:縦フィン揺動孔、202:横フィン揺動溝、203:横フィン揺動孔、204:通風路、205:第一ボス、206:第二ボス、207:第三ボス、208:第四ボス、21:ベゼル、210:縦フィン操作スリット、211:横フィン操作スリット、212:吹出口、220:ストッパ、221:アーム突起ガイド溝、222:弧状開口。
3:縦フィン群、30:縦フィン部材、300a:縦フィン揺動軸、300b:縦フィン揺動軸、301:縦フィン連結軸、302:駆動力伝達ロッド、31:縦フィン連結ロッド、310:縦フィン連結孔。
4:横フィン群、40:メインフィン部材、400:メインフィン体、400a:メインフィン揺動軸、400b:メインフィン揺動軸(メイン側中心部)、401:メインフィン止着片、401a:メインフィン止着孔、401b:メインフィン連結軸(メイン側接続部)、41:サブフィン部材、410:サブフィン体、410a:サブフィン揺動軸、410b:サブフィン揺動軸(サブ側中心部)、411:サブフィン止着片、411a:サブフィン止着孔、411b:被ガイド突起、42:横フィン連結ロッド(連結部材)、420:ガイド溝、421:メインフィン揺動孔(メイン用接続部)、422:連結ロッド第一ピン、423:連結ロッド第二ピン、43:連結アーム、430:サブフィン側ロッド、430a:サブフィン用貫通孔、430b:第一アーム突起、431:メインフィン側ロッド、431a:メインフィン用貫通孔、431b:アーム連結孔、430c:第二アーム突起。
5:縦フィン操作ダイヤル、50:入力部、51a:ダイヤルピン、51b:ダイヤルピン、52:ダイヤル揺動突起。
6:横フィン操作ダイヤル(操作部)、60:第一ピン用溝、61:第二ピン用溝、62:ストッパ用溝、63:扇ギア用溝、64:入力部、65:ダイヤル揺動突起。
7:シャットダンパ、70:ダンパ本体、71:シール枠、700:ダンパ揺動軸。
80:扇ギア、800:扇ギア駆動突起、801:ギア揺動突起、81:ダンパ駆動ギア。

Claims (2)

  1. 空調用空気が流れる通風路と該通風路に連通し空調用空気を室内に吹き出す吹出口とを持つ筒状のリテーナと、該リテーナ内部において該吹出口に近接して揺動可能に配列されるフィン群と、該フィン群を連結する連結部材と、該連結部材を駆動する操作部と、を備え、該フィン群により空調用空気の風向を調整する風向調整モードと、該フィン群により該吹出口を閉じるシャットモードと、に切り替え可能であり、意匠パネルに埋設される空調用レジスタであって、
    前記通風路の路長方向と前記意匠パネルの意匠面との交角は、鋭角であり、
    前記フィン群は、複数のメインフィン部材と、複数の該メインフィン部材の列端に配列される単一のサブフィン部材と、からなり、
    前記風向調整モードにおいて、複数の該メインフィン部材は揺動し、該サブフィン部材は該通風路の路長方向と略平行に保持され
    前記風向調整モードから前記シャットモードに切り替える際において、複数の該メインフィン部材は、該風向調整モードにおける揺動角度域を超えて揺動し、前記サブフィン部材の揺動速度は、複数の該メインフィン部材の揺動速度よりも、大きく、
    前記連結部材は、前記メインフィン部材と同数のメイン用接続部と、単一のサブ用接続部と、を備え、
    複数の該メインフィン部材は、各々、揺動時に揺動中心となるメイン側中心部と、該メイン用接続部に接続されるメイン側接続部と、を持ち、
    該サブフィン部材は、揺動時に揺動中心となるサブ側中心部と、該サブ用接続部に接続されるサブ側接続部と、を持ち、
    該サブ側中心部と該サブ側接続部との間の距離は、該メイン側中心部と該メイン側接続部との間の距離よりも、短いことを特徴とする空調用レジスタ。
  2. 前記サブ用接続部および前記サブ側接続部のうち、一方はガイド溝、他方は該ガイド溝に相対的に摺接する被ガイド突起であり、
    前記風向調整モードにおいては、該ガイド溝における該被ガイド突起の可動域内において、前記連結部材が動くことにより、該連結部材から前記サブフィン部材への駆動力の伝達が禁止され、
    該風向調整モードから前記シャットモードに切り替える際においては、該ガイド溝における該被ガイド突起の可動域を超えて、該連結部材が動くことにより、該連結部材から前記サブフィン部材への駆動力の伝達が許可される請求項1に記載の空調用レジスタ。
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