JP2013167243A - 電動ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ部の熱を放散させ易くしつつも、回路基板には伝わり難くすることができる電動ポンプを提供すること。
【解決手段】電動ポンプは、モータステータ6及びモータロータ9を収容する金属製のステータケース3と、ステータケース3の一端側に取り付けられる金属製のポンプハウジング1と、ステータケース3のポンプハウジング1が固定される側の反対側である他端側に固定される樹脂製の回路ケース部材4と、回路ケース部材4に固定されるとともにステータケース3とは離間された回路基板23とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、オイル等の流体を吸入・排出する電動ポンプに関するものである。
従来、電動ポンプとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この電動ポンプは、回転軸の中間部を回転可能に軸支する軸支持孔を有する金属製のポンプハウジングと、ポンプハウジングに固定されその内部にモータステータが設けられるとともにそのモータステータの内側に回転軸の端部に設けられたモータロータを収容するモータケースとを備える。この電動ポンプにおけるモータケースは、樹脂製であって、モータステータを略覆うようにインサート成形されている。又、このモータケースにおける前記ポンプハウジングが固定される側の反対側には、回路部品を実装した回路基板を取り付けるための取付部が一体成形され、該取付部に回路基板が取り付けられ、その回路基板及び回路部品は、モータケースに固定されるカバーにて覆われている。
特許第4042050号公報
しかしながら、上記したような電動ポンプでは、モータ部(モータステータとモータロータ)で発生した熱が樹脂製のモータケースによって放散され難くなる。又、モータで発生した熱はモータケース(一体成形された取付部)から直接回路基板に伝達されるため、回路部品の熱による損傷を招く原因となる。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、モータ部の熱を放散させ易くしつつも回路基板には伝わり難くすることができる電動ポンプを提供することにある。
請求項1に記載の発明は、一端側にポンプ作用部が設けられ他端側にモータロータが設けられる回転軸の中間部を回転可能に軸支する軸支持孔と、前記軸支持孔の一端側にポンプ室の一部を構成するポンプ室構成部とを有する金属製のポンプハウジングと、前記ポンプハウジングの他端側に固定され、その内部にモータステータ及びモータロータからなるモータ部を収容する金属製のモータケースと、前記モータケースの前記ポンプハウジングが固定される側の反対側である他端側に固定される樹脂製の回路ケース部材と、前記モータ部の駆動を制御するための回路部品が実装された回路基板とを備え、前記回路基板は、前記回路ケース部材に固定され、前記モータケースとは離間されている電動ポンプを要旨とする。
同構成によれば、モータ部で発生した熱は、金属製のモータケース及びポンプハウジングから良好に放散される。また、回路ケース部材に固定された回路基板は、モータケースから離間されて構成されるため、モータ部の熱がモータケースから回路基板に直接伝わり難く、また、回路ケース部材が樹脂製であるため、モータケースの熱が回路ケース部材を介して回路基板に伝わり難い。従って、モータ部の熱をモータケース及びポンプハウジングから放散させ易くしつつも回路基板には伝わり難くすることができ、その結果、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。
尚、同構成では、ポンプ作用部やモータ部で発生する振動が、モータケースから回路基板に直接的に伝わることも回避でき、その結果、振動による回路基板及び回路部品の損傷を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動ポンプにおいて、前記回路基板は、前記モータケースの内部に位置するように構成されていることを要旨とする。
同構成によれば、熱を良好に放散できるモータケースの長さを確保しつつも、電動ポンプの全長の大型化を抑えることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電動ポンプにおいて、回路部品の熱を放熱するための金属製のヒートシンクを備え、前記回路ケース部材が前記ヒートシンクと前記モータケースとの間に介在されていることを要旨とする。
同構成によれば、モータケースとヒートシンクとの間に樹脂製の回路ケース部材を介していることで、モータ部で発生した熱が金属製のポンプハウジング側に伝達され易くなり、ヒートシンク側には伝達され難くなる。よって、ヒートシンクが回路部品で発生した熱の放散に専念しやすい構成となるため、回路部品の熱をヒートシンクから良好に放散させることができ、その結果、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電動ポンプにおいて、前記回路ケース部材は、前記回路基板を前記モータケース側で保持するとともに、前記回転軸の軸方向に貫通する貫通孔を有し、前記ヒートシンクは、前記貫通孔を閉栓するように前記回路ケース部材に設けられていることを要旨とする。
同構成によれば、回路ケース部材の貫通孔を閉栓するヒートシンクは、回路基板が保持された回路ケース部材のモータケース側に露出されるため、回路部品で生じる熱をヒートシンクに効率的に伝達させることができ、その結果、回路部品の熱を効率的に放散させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電動ポンプにおいて、前記ヒートシンクは、前記回転軸の軸方向から見て前記回路ケース部材の外形より内側に設けられていることを要旨とする。
同構成によれば、樹脂に対し比重の重い金属製のヒートシンクを小型化することができるため、ヒートシンクが樹脂製の回路ケース部材に与える負担を効果的に軽減することができる。また、回路ケース部材は樹脂製であることから、モータケースからの熱によって劣化が懸念される部材であるため、ヒートシンクの回路ケース部材に対する荷重負担を抑えることは、回路ケース部材の劣化を抑えるという点で効果的である。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の電動ポンプにおいて、前記回路基板には、前記モータステータの接続部と接続された導通孔が形成され、前記導通孔の軸線が、前記回路ケース部材の前記貫通孔を通るように構成されていることを要旨とする。
同構成によれば、ヒートシンクが取り付けられていない状態の回路ケース部材の貫通孔を介して、回路基板の導通孔とモータステータの接続部との接続状態を目視で確認することが可能となり、その結果、作業性が向上される。
請求項7に記載の発明は、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、前記回路ケース部材は、前記回路部品を収容すべく前記回路基板から離間する方向に窪む収容凹部を有し、前記ヒートシンクは、前記回転軸の軸直交方向に沿って前記収容凹部と並設されていることを要旨とする。
同構成によれば、ヒートシンクと収容凹部とが回転軸の軸直交方向に沿って並設されるため、ヒートシンクを設けることによる回路ケース部材の軸方向の大型化を抑えることができ、ひいては、電動ポンプの軸方向の小型化に寄与できる。
請求項8に記載の発明は、請求項3に記載の電動ポンプにおいて、前記ヒートシンクは、前記回路ケース部材を前記モータケースとで挟むように固定されたヒートシンクカバーであり、前記ヒートシンクカバーは、そのモータケース側に前記回路部品を収容するための回路収容凹部を有することを要旨とする。
同構成によれば、ヒートシンクカバーの回路収容凹部に回路部品が収容されるため、回路部品で発生した熱をヒートシンクカバーからより良好に放散させることができ、その結果、回路部品の熱による損傷をより抑えることができる。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の電動ポンプにおいて、前記回路収容凹部は、大きな前記回路部品を収容可能とすべく前記回転軸の軸方向に深い大凹部と、小さな前記回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に浅い小凹部とを有し、前記ヒートシンクカバーの前記小凹部の裏面には前記軸方向に突出する放熱フィン部が形成されたことを要旨とする。
同構成によれば、ヒートシンクカバーの小凹部の裏面に軸方向に突出する放熱フィン部が形成されるため、放熱フィン部によって電動ポンプの全体の軸方向長さが増大してしまうことを抑えつつ、放熱フィン部によって放熱性能を高くすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の電動ポンプにおいて、前記モータステータは、ブラシレスモータのステータであって、前記小凹部には、前記モータステータを制御するためのパワートランジスタが収容されたことを要旨とする。
同構成によれば、小凹部には、モータステータを制御するためのパワートランジスタが収容されるため、発熱し易いパワートランジスタからの熱を効率良く小凹部の裏面に形成された放熱フィン部から放散することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の電動ポンプにおいて、前記パワートランジスタは、前記回路ケース部材に対して固定される回路基板上に実装されるとともに、弾性部材を介して前記小凹部の底面に当接されたことを要旨とする。
同構成によれば、パワートランジスタは、回路ケース部材に対して固定される回路基板上に実装されるとともに、弾性部材を介して小凹部の底面に当接されるため、高精度な寸法精度を要することなく、パワートランジスタからの熱を、弾性部材を介してより効率良く小凹部の裏面に形成された放熱フィン部から放散することができる。
請求項12に記載の発明は、請求項8乃至11のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、前記回路ケース部材は、前記モータステータのコイル接続端部を保持するとともに前記回路収容凹部側に導出するための導出保持部を有し、前記モータケース及び前記回路ケース部材は、互いの相対移動を不能とする保持構造部を有することを要旨とする。
同構成によれば、回路ケース部材は、モータステータのコイル接続端部を保持するとともに回路収容凹部側に導出するための導出保持部を有し、モータケース及び回路ケース部材は、互いの相対移動を不能とする保持構造部を有するため、コイル接続端部を回路収容凹部側に安定して配置することができる。即ち、前記導出保持部及び前記保持構造部を有さない構成では、コイル接続端部が自由に動ける(変形する)ため、例えば、回路ケース部材に対して固定される回路基板への接続の信頼性を高くすることが困難となるが、このような接続の信頼性を高くすることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、前記回路ケース部材は、可撓性を有する樹脂材料よりなることを要旨とする。
同構成によれば、可撓性を有する回路ケース部材がモータケースの振動を吸収するため、モータステータから回路ケース部材を介して回路基板に伝わる振動を抑えることができる。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の電動ポンプにおいて、前記回路基板は、前記回路ケース部材に熱かしめにより固定されていることを要旨とする。
同構成によれば、ボルト等の固定部材を用いずとも回路ケース部材と回路基板とを固定することができ、その結果、構成の簡素化に寄与できる。
本発明によれば、モータ部の熱を放散させ易くしつつも回路基板には伝わり難くすることができる。
第1実施形態における電動ポンプの断面図。 同形態における電動ポンプの分解斜視図。 同形態における電動ポンプの斜視図。 同形態における電動ポンプの斜視図。 別例における電動ポンプの断面図。 (a)〜(c)別例における電動ポンプの一部断面図。 第2実施形態における電動ポンプの一部を拡大して示す断面図。 同形態の電動ポンプの側面図。 回路基板が固定された回路ケース部材を裏面側(ステータケース側)から見た側面図。 同形態の電動ポンプの一部を拡大して示す側面図。 ヒートシンクを外した状態の回路ケース部材を示す側面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を車両のオイルを循環するための電動ポンプとして具体化した第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
図1に示すように、電動ポンプは、ポンプハウジング1と、ポンプエンドプレート2と、ステータケース3(モータケース)と、回路ケース部材4と、ヒートシンクカバー5とを備え、それらにて全体の筐体が構成されるとともに、その内部にモータステータ6と、回転軸7と、ポンプ作用部としてのポンプロータ8と、モータロータ9と、後述する回路部品等を備える。
ポンプハウジング1は、金属製であって、具体的には非磁性金属であるアルミニウム合金よりなる。ポンプハウジング1は、略円柱状に形成され、その軸中心に回転軸7の中間部を回転可能に軸支するための軸支持孔1aを有する。尚、本実施形態の回転軸7は、非磁性金属であるステンレス鋼よりなる。又、ポンプハウジング1の一端側(図1中、左側)には、ポンプ室Pの一部を構成するポンプ室構成部としてのポンプ室凹部1bが形成されている。ポンプ室凹部1bは、軸方向から見てポンプハウジング1(軸支持孔1a)の軸中心からずれた軸中心の円形に形成されている。又、ポンプハウジング1の他端側(図1中、右側)には、外径が小さく筒状に突出するポンプハウジング側印籠筒部1cが形成されている。又、ポンプハウジング側印籠筒部1cにおける端部には、更に外径が小さく筒状に突出する小筒部1dが形成され、その小筒部1dを含むポンプハウジング1の他端側には、前記軸支持孔1aから径が大きくされることでオイルシール11を収容保持可能とされたオイルシール収容部1eが形成されている。オイルシール11は、オイルシール収容部1eに内嵌されつつ回転軸7に外嵌された状態でポンプ室P側(図1中、左側)とモータステータ6が収容される収容室S側(図1中、右側)とを液密に区画する。又、ポンプハウジング1の外周における他端部には、図2に示すように、径方向外側に突出する一対の固定突出部1fが形成され、それら固定突出部1fにはそれぞれ軸方向に貫通した固定用貫通孔1gが形成されている。そして、ポンプハウジング1の一端側には、ポンプエンドプレート2が固定される。
ポンプエンドプレート2は、金属製であって、具体的には非磁性金属であるアルミニウム合金よりなる。ポンプエンドプレート2は、図1に示すように、前記ポンプ室凹部1bを略閉塞して、ポンプ室凹部1bと共に前記ポンプ室Pを構成する。又、ポンプエンドプレート2には、図2及び図3に示すように、外部とポンプ室P内とを連通する吸入口2aと排出口2bとが形成されている。又、図2に示すように、ポンプエンドプレート2の前記固定用貫通孔1gと対応した位置には雌ネジ孔2cが形成され、ポンプエンドプレート2は後述するスルーボルト12によってポンプハウジング1に対して固定される。尚、この際、ポンプハウジング1とポンプエンドプレート2間には、シールリング13が挟持され、その(ポンプ室P)内外のシール性が確保されている。そして、前記ポンプ室P内において回転軸7の一端側には、ポンプロータ8が設けられている。
本実施形態のポンプロータ8は、内接ギヤ式のものであって、歯数がn(nは3以上の自然数)個の外ロータ8aと歯数がn−1個の内ロータ8bとからなり、内ロータ8bに回転軸7の一端側が圧入固定されている。
又、ポンプハウジング1の他端側には、ステータケース3が固定される。
ステータケース3は、金属製(例えば鉄製や鋼製)であって、図1に示すように、その内部にモータステータ6が収容固定されるとともにそのモータステータ6の内側に前記回転軸7の他端側に設けられたモータロータ9を収容する。詳述すると、ステータケース3は、金属板材からなり、その内周にモータステータ6が固定(圧入)される大筒部3aと、該大筒部3aの一端部から径方向内側に延びる円盤部3bと、該円盤部3bの内縁から軸方向の他端部側に延びてその内周面に前記ポンプハウジング側印籠筒部1cが印籠嵌合されるステータケース側印籠筒部3cとを有する。このステータケース3は、好ましくは、プレス加工により一体的に形成される。そして、ステータケース3は、ステータケース側印籠筒部3cにポンプハウジング側印籠筒部1cが印籠嵌合された状態で、後述するスルーボルト12によってポンプハウジング1に対して固定される。尚、この際、ポンプハウジング1とステータケース3(円盤部3b)間には、シールリング14が挟持され、その内外のシール性が確保されている。
又、モータステータ6は、モータロータ9と共にインナーロータ型のブラシレスモータを構成するステータであって、ステータコア6a(そのティース)に巻線6bが巻装されてなる。又、ここで、前述した本実施形態の印籠嵌合部の径(即ち、ポンプハウジング側印籠筒部1cの外径及びステータケース側印籠筒部3cの内径)は、モータステータ6の内径より大きく設定されている。又、モータロータ9は、図1及び図2に示すように、ロータコア15の周方向に一方の磁極のマグネット16が複数配置(4個埋設)されてマグネット磁極部が形成されるとともに、各マグネット磁極部間におけるロータコア15の鉄心部15a(図2参照)が他方の磁極として機能するように構成されたコンシクエントポール型のロータとされている。尚、本実施形態のロータコア15は、コアシートを積層してなる積層コアとされている。又、本実施形態のモータロータ9は、その直径が軸方向長さよりも大きい扁平ロータとされている。
又、ここで、前記回転軸7と前記ポンプロータ8と前記モータロータ9とからなる回転部材は、その軸支持孔1aの軸方向中心からポンプロータ8側の重量モーメントと軸支持孔1aの軸方向中心からモータロータ9側の重量モーメントとが一致するように設定されている。尚、前記重量モーメントは、ポンプロータ8とモータロータ9の重量や、それらの軸支持孔1aの軸方向中心からの距離等によって決定される値である。
又、前記モータステータ6は、その軸方向中心が、前記モータロータ9の軸方向中心から軸方向に若干ずれた位置となるように設けられている。本実施形態のモータステータ6は、その軸方向中心が、前記モータロータ9の軸方向中心よりも他端側(図1中、右側)に変位した位置となるように設けられている。これにより、モータロータ9及びポンプロータ8は常に他端側(図1中、右側)に付勢された状態とされている。ポンプロータ8は、この付勢力により前記ポンプ室凹部1bの底面(他端側端面)に摺動当接することになる。尚、この付勢方向は、ポンプ室Pにおける一端側に設けられたオイルの出入口である排出口2bと反対側であって、排出口2b側のオイルによりポンプロータ8が付勢される方向と同じとなり、他端側への付勢効果が大きいものとなる。
又、前記ステータケース3(大筒部3a)の他端側の開口には、回路ケース部材4が固定される。詳しくは、ステータケース3(大筒部3a)の他端側の開口には、その径方向外側に延びるフランジ部3dが形成され、そのフランジ部3dには、図2に示すように、軸方向に延びてその先端に一対の腕を有するかしめ片3eが複数(図2中、1つのみ図示)形成されている。一方、回路ケース部材4は、樹脂製であって、図1に示すように、ステータケース3(大筒部3a)の他端側の開口に内嵌可能な内嵌筒部4aと、その内嵌筒部4aの他端側(図1中、右側)から前記フランジ部3dに沿って(軸直交方向の)外側に延び該フランジ部3dの端面を覆うように当接するフランジ当接板部4bとを有する。又、本実施形態の回路ケース部材4は、前記フランジ当接板部4bから軸直交方向(図1中、下方)に延設された延設部4cと、その延設部4cから軸方向の一端側(図1中、左側)に筒状に延びるコネクタ部4dとを有する。このコネクタ部4d内には、前記延設部4cに埋設された接続端子17の一端が導出されている。そして、図2及び図4に示すように、回路ケース部材4(フランジ当接板部4b)の外縁において前記かしめ片3eと対応した位置には、前記かしめ片3eをかしめる(一対の腕を広げる)ことでかしめ片3eに保持される被かしめ部4eが形成されている。尚、本実施形態では、かしめ片3eと被かしめ部4eが、ステータケース3と回路ケース部材4の相対移動を不能とする保持構造を構成している。又、この保持構造は、ステータケース3と回路ケース部材4を固定するものの、電動ポンプとしては仮の保持構造であって、最終的には後述するスルーボルト12によって強固に固定される。
又、回路ケース部材4は、図1及び図2に示すように、前記内嵌筒部4aの他端側(図1中、右側)から(軸直交方向の)内側に延びる内延部4fを有し、その内延部4fには、前記モータステータ6(巻線6b)のコイル接続端部6cを保持するとともに他端側に導出するための導出保持部としての導出保持溝4gが複数形成されている。
又、回路ケース部材4の他端側(図1中、右側)には、種々の回路部品(コンデンサ21やパワートランジスタ22等)が実装された回路基板23が固定される。この回路基板23には、前記導出保持溝4gから導出されたコイル接続端部6cや前記接続端子17の他端を挿通可能な接続孔が形成され、コイル接続端部6cや前記接続端子17は、前記接続孔に挿通され、且つ、回路ケース部材4が(前記仮の保持構造によって)前記ステータケース3に固定された状態で回路基板23に接続(はんだ付け)される。
そして、図1及び図2に示すように、前記回路ケース部材4には、該回路ケース部材4をステータケース3とで挟むようにヒートシンクカバー5が固定される。ヒートシンクカバー5は、金属製であって、図1に示すように、その一端側(ステータケース3側)に前記回路部品(コンデンサ21やパワートランジスタ22等)を収容するための回路収容凹部5aを有する。本実施形態の回路収容凹部5aは、コンデンサ21等の大きな回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に深い大凹部5bと、パワートランジスタ22等の小さな(薄い)回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に浅い小凹部5cとを有する。又、パワートランジスタ22は、モータステータ6(巻線6b)に供給する電流をスイッチング制御するためのものであって、弾性部材であるシリコーンゴム24を介して前記小凹部5cの底面(一端側端面)に当接されている。
又、ヒートシンクカバー5における前記小凹部5cの裏面(他端側端面)には、図1及び図2に示すように、前記軸方向に突出する放熱フィン部5dが形成されている。本実施形態の放熱フィン部5dは、図1に示すように、前記大凹部5bの他端側(右側)端面よりも突出しない範囲内で突出形成されている。又、図2に示すように、ヒートシンクカバー5の外縁において前記固定用貫通孔1g及び雌ネジ孔2cと対応した位置には、軸直交方向の外側に突出する一対(図2中、1個のみ図示)の固定突出部5eが形成され、それら固定突出部5eにはそれぞれ軸方向に貫通した固定用貫通孔5fが形成されている。そして、ヒートシンクカバー5は、その固定用貫通孔5f及び前記固定用貫通孔1gを貫通して前記雌ネジ孔2cに螺合されるスルーボルト12によって回路ケース部材4をステータケース3とで挟むように固定される。
次に、上記実施形態の作用(動作)について説明する。
図示しない外部電源からコネクタ部4dの接続端子17及び回路基板23の回路部品を介してモータステータ6の巻線6bに電流(3相駆動電流)が供給されると、モータステータ6で回転磁界が発生され、その回転磁界に基づいてモータロータ9、回転軸7及びポンプロータ8からなる回転部材が一体回転される。すると、ポンプロータ8の回転に伴って吸入口2aからオイルが吸入されるとともに排出口2bからオイルが排出される。
次に、上記実施の形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)ブラシレスモータ(モータステータ6とモータロータ9)で発生した熱は、金属製のステータケース3及びポンプハウジング1から良好に放散される。また、回路ケース部材4に固定された回路基板23は、ステータケース3から離間されて構成されるため、モータステータ6の熱がステータケース3から回路基板23に直接伝わり難く、また、回路ケース部材4が樹脂製であるため、ステータケース3の熱が回路ケース部材4を介して回路基板23に伝わり難い。従って、モータステータ6の熱をステータケース3及びポンプハウジング1から放散させ易くしつつも回路基板23には伝わり難くすることができ、その結果、回路部品(コンデンサ21やパワートランジスタ22等)の熱による損傷を抑えることができる。
(2)ステータケース3とヒートシンクカバー5との間に樹脂製の回路ケース部材4を介していることで、モータステータ6で生じた熱が金属製のヒートシンクカバー5(回路収容凹部5a)側には伝達され難くなる。よって、ヒートシンクカバー5の回路収容凹部5aに収容された回路部品には、ブラシレスモータで発生した熱が伝達され難く、且つ回路部品で発生した熱はヒートシンクカバー5から良好に放散される。これらのことから、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。
(3)回路収容凹部5aは、コンデンサ21等の大きな回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に深い大凹部5bと、パワートランジスタ22等の小さな(薄い)回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に浅い小凹部5cとを有する。そして、ヒートシンクカバー5の小凹部5cの裏面に軸方向に突出する放熱フィン部5dが形成されるため、放熱フィン部5dによって電動ポンプの全体の軸方向長さが増大してしまうことを抑えつつ、放熱フィン部5dによって放熱性能を高くすることができる。
(4)小凹部5cには、モータステータ6を制御するためのパワートランジスタ22が収容されるため、発熱し易いパワートランジスタ22からの熱を効率良く小凹部5cの裏面に形成された放熱フィン部5dから放散することができる。
(5)パワートランジスタ22は、回路ケース部材4に対して固定される回路基板23上に実装されるとともに、シリコーンゴム24を介して小凹部5cの底面に当接される。よって、高精度な寸法精度を要することなく、パワートランジスタ22からの熱を、シリコーンゴム24を介してより効率良く小凹部5cの裏面に形成された放熱フィン部5dから放散することができる。
(6)回路ケース部材4は、コイル接続端部6cを保持するとともに回路収容凹部5a側に導出するための導出保持溝4gを有し、ステータケース3及び回路ケース部材4は、互いの相対移動を不能とする保持構造部(かしめ片3eと被かしめ部4e)を有するため、コイル接続端部6cを回路収容凹部5a側に安定して配置することができる。即ち、前記導出保持溝4g及び前記保持構造部(かしめ片3eと被かしめ部4e)を有さない構成では、コイル接続端部6cが自由に動ける(変形する)ため、例えば、回路ケース部材4に対して固定される回路基板23への接続の信頼性を高くすることが困難となるが、このような接続の信頼性を高くすることができる。
(7)ロータコア15は、コアシートを積層してなる積層コアとされるため、コンシクエントポール型のロータを採用したことにより生じ易い渦電流を抑えることができ、ひいてはブラシレスモータを高効率とすることができるとともにロータコア15での発熱を小さく抑えることができる。よって、回路部品の熱による損傷を更に抑えることができる。
(8)回路ケース部材4を可撓性を有する樹脂材料にて形成することで、回路ケース部材4がステータケース3の振動を吸収するため、モータステータ6から回路ケース部材4を介して回路基板23に伝わる振動を抑えることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ステータケース3は、大筒部3aと、円盤部3bと、ステータケース側印籠筒部3cとを有し、そのステータケース側印籠筒部3cにポンプハウジング側印籠筒部1cが(軸方向に長い範囲で)印籠嵌合されるとしたが、ポンプハウジングと印籠嵌合する構成であれば、その部分の形状や構成を変更してもよい。
例えば、図5に示すように、変更してもよい。このステータケース31は、金属板材からなり、その内周にモータステータ6が固定される大筒部31aと、該大筒部31aの一端部から径方向内側に延びてその内周面にポンプハウジング側印籠筒部1cが印籠嵌合されるステータケース側印籠円盤部31bとを有する。このようにすると、ステータケース31は、金属板材からなるため、ステータケースを(樹脂よりなるもの等と比べて)高い剛性としながら安価に製造することができる。又、ステータケース側印籠筒部3cを有した上記実施形態に比べて、簡単な形状としてステータケース31をより安価に製造することができる。
・上記実施形態のロータコア15は、各部の軸方向長さ(厚さ)が一定であるものとしたが、これに限定されず、回転軸7が圧入される径方向内側部分の軸方向長さが径方向外側部分の軸方向長さよりも短く形成されたものとしてもよい。
具体的には、例えば、図6(a)に示すように、変更してもよい。この例のロータコア41には、径方向内側部分41aの軸方向長さが短く形成されることでポンプハウジング1の反対側(図中、右側)に反ポンプ側環状凹部41bが形成されている。
このようにすると、ロータコア41の重量を軽くすることができる。よって、例えば、モータロータ9側の重量モーメントを小さくしてポンプロータ8側の重量モーメントと容易に一致するように設定することが可能となる。又、ポンプハウジング1の反対側(図中、右側であって軸支持孔1aから遠い位置)に反ポンプ側環状凹部41bが形成されるため、ポンプハウジング1側のみにポンプ側環状凹部を形成したものに比べてモータロータ9側の重量モーメントをより小さくすることができる。よって、例えば、前記モータロータ9側の重量モーメントとポンプロータ8側の重量モーメントを容易に一致するように設定することが可能となる。
又、例えば、図6(b)に示すように、変更してもよい。この例のロータコア42には、径方向内側部分42aの軸方向長さが短く形成されることでポンプハウジング1側にポンプ側環状凹部42bが形成されている。そして、ポンプ側環状凹部42b内には、オイルシール11の少なくとも一部(この例では全部)が配置されている。
このようにすると、ロータコア42の重量を軽くすることができる。よって、例えば、モータロータ9側の重量モーメントを小さくしてポンプロータ8側の重量モーメントと容易に一致するように設定することが可能となる。又、ポンプ側環状凹部42b内にオイルシール11の少なくとも一部(この例では全部)が配置されるため、ポンプ側環状凹部42b内に配置されない場合(例えば、上記実施形態(図1参照)及び別例(図6(a)参照))に比べて、電動ポンプの全体の軸方向長さを短くすることが可能となる。
又、例えば、図6(c)に示すように、変更してもよい。この例のロータコア43には、径方向内側部分43aの軸方向長さが短く形成されることでポンプハウジング1の反対側に反ポンプ側環状凹部43bが形成されるとともにポンプハウジング1側にポンプ側環状凹部43cが形成されている。そして、ポンプ側環状凹部43c内には、オイルシール11の少なくとも一部(この例では略半分)が配置されている。このようにしても、上記別例の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態では、ポンプハウジング1とステータケース3との印籠嵌合部の径(即ち、ポンプハウジング側印籠筒部1cの外径及びステータケース側印籠筒部3cの内径)は、モータステータ6の内径より大きく設定されるとしたが、これに限定されず、例えば、同じに設定してもよい。
・上記実施形態では、ポンプハウジング1とステータケース3とは、互いに離間する側の軸方向端部同士に亘る(電動ポンプの両端の部材であるポンプエンドプレート2からヒートシンクカバー5まで亘る)スルーボルト12によって締結固定されるとしたが、これに限定されず、他の構成にて固定してもよい。
・上記実施形態では、回路収容凹部5aは大凹部5bと小凹部5cとを有するとしたが、これに限定されず、例えば、一定の深さの回路収容凹部としてもよい。
・上記実施形態では、ヒートシンクカバー5の小凹部5cの裏面に軸方向に突出する放熱フィン部5dが形成されるとしたが、これに限定されず、例えば、放熱フィン部5dが形成されていないヒートシンクカバーとしてもよいし、大凹部5bの裏面に放熱フィン部を形成してもよい。
・上記実施形態では、小凹部5cには、パワートランジスタ22が収容されるとしたが、これに限定されず、パワートランジスタ22が収容されていない構成としてもよい。又、パワートランジスタ22はシリコーンゴム24を介して小凹部5cの底面に当接されるとしたが、これに限定されず、例えばシリコーンゴム24を備えず、小凹部5cの底面に当接されない構成としてもよい。
・上記実施形態では、回路ケース部材4は、導出保持溝4gを有し、ステータケース3及び回路ケース部材4は、互いの相対移動を不能とする保持構造部(かしめ片3eと被かしめ部4e)を有するとしたが、これに限定されず、導出保持溝4gや保持構造部(かしめ片3eと被かしめ部4e)を有さない構成としてもよい。又、上記実施形態の導出保持溝4g(導出保持部)は、コイル接続端部6cを保持するとともに回路収容凹部5a側に導出することができればよく、例えば、軸方向に貫通する導出保持孔に変更してもよい。
・上記実施形態では、ロータコア15は、コアシートを積層してなる積層コアであるとしたが、これに限定されず、例えば、焼結金属よりなるロータコアに変更してもよい。
・上記実施形態では、モータロータ9は、コンシクエントポール型のロータであるとしたが、これに限定されず、他のタイプのロータに変更してもよい。
・上記実施形態では、回転軸7とポンプロータ8とモータロータ9とからなる回転部材は、その軸支持孔1aの軸方向中心からポンプロータ8側の重量モーメントと軸支持孔1aの軸方向中心からモータロータ9側の重量モーメントとが一致するように設定されるとしたが、これに限定されず、上記のように設定しなくてもよい。
・上記実施形態では、モータステータ6は、その軸方向中心が、モータロータ9の軸方向中心から軸方向にずれた位置となるように設けられるとしたが、これに限定されず、互いの軸方向中心が一致するように設けてもよい。
・上記実施形態では、モータステータ6は、その軸方向中心が、モータロータ9の軸方向中心よりも他端側、即ちポンプ室Pから離間する側に変位した位置となるように設けられるとしたが、これに限定されず、一端側、即ちポンプ室P側に変位した位置となるように設けてもよい。
・上記実施形態では、モータロータ9は、その直径が軸方向長さよりも大きい扁平ロータとされるとしたが、これに限定されず、軸方向長さが直径よりも大きいロータに変更してもよい。
・上記実施形態では、ポンプロータ8(ポンプ作用部)は、内接ギヤ式のものとしたが、流体を吸入・排出することができれば、他のポンプロータ(ポンプ作用部)に変更してもよい。
・上記実施形態において、回路ケース部材4に対して回路基板23を熱かしめにより固定してもよい。この構成によれば、ボルト等の固定部材を用いずとも回路ケース部材4と回路基板23とを固定することができ、その結果、構成の簡素化に寄与できる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
本実施形態の電動ポンプでは、主に、回路ケース部材及び回路基板の固定構造が前記第1実施形態と異なる。従って、以下には、前記第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7に示すように、本実施形態の電動ポンプにおけるステータケース50(モータケース)は、例えば鉄製や鋼製等の略円筒状の部材よりなり、その内部にモータ部(モータステータ6及びモータロータ9)が収容されている。ステータケース50の軸方向一端部には、前記第1実施形態と同様のポンプハウジング1が固定され、ステータケース50におけるポンプハウジング1とは反対側の開口端部50aには、その開口端部50aを閉塞する回路ケース部材51が組み付けられている。尚、ステータケース50には、開口端部50aから軸方向の所定長さに亘ってステータケース50の軸方向中間部位よりも径が大きい拡径部50bが形成されている。
図8に示すように、回路ケース部材51は、可撓性を有する樹脂材料よりなり、軸方向視でステータケース50と同軸の円形をなしている。回路ケース部材51の外周壁51a(外周面)には、周方向に複数(本実施形態では4つ)の係止片51bが設けられている。この各係止片51bが拡径部50bの外周面に設けられた係止凸部50cに係止されることで、回路ケース部材51が拡径部50bに対して固定されている。なお、ステータケース50の開口端部50aと回路ケース部材51との間にはシールリング51c(図7参照)が介在されており、その間のシール性が確保されている。
回路ケース部材51のステータケース50側には、種々の回路部品(コンデンサ61、コイル62(雑防素子)、パワートランジスタ63及び制御IC64等)が実装された回路基板60が固定される。
詳述すると、図9に示すように、回路ケース部材51には、外周壁51aから径方向内側に延びる複数(本実施形態では4つ)の基板固定部52が形成されている。各基板固定部52は、回路基板60と当接する当接面52aを有し、その各当接面52aは、回転軸7の軸線と直交する同一平面上に位置するように形成されている。
各当接面52aには、軸方向に突出する突出部52bが形成されており、各突出部52bを回路基板60に挿通し各当接面52aを回路基板60の板面に当接させた状態で、各突出部52bを熱で溶かすことで、回路基板60が各当接面52aに対して固定(熱かしめ)される。
回路基板60は、各当接面52aと当接することで、板面が回転軸7の軸線と直交するように固定されている(図7参照)。また、回路基板60は軸方向視で略円形をなし、その中心が回路ケース部材51の中心(即ち、ステータケース50の軸線)と一致するように固定されている。そして、図8に示すように、回路基板60は、ステータケース50の拡径部50bの内周面50dよりも小径をなすとともに、ステータケース50の開口端部50aよりも軸方向内側の位置で各基板固定部52に固定されている。即ち、回路基板60は、ステータケース50の拡径部50bの内部に配置されている。
図8及び図10に示すように、回路ケース部材51には、回路基板60の第1基板面60a(反モータ部側の板面)に実装されたコンデンサ61及びコイル62を収容する収容凹部53が形成されている。
図8に示すように、収容凹部53は、軸方向視で円形をなす回路ケース部材51の外形の半分よりも若干広い範囲に形成されており、回路ケース部材51における収容凹部53以外の範囲には、金属製(例えばアルミニウム製)のヒートシンク54が取り付けられるヒートシンク取付部55が形成されている。図10に示すように、収容凹部53とヒートシンク取付部55とは軸方向高さが異なっており、ヒートシンク取付部55に対して収容凹部53の方が、回路基板60から離間する方向により窪んでいる。つまり、回路ケース部材51は、収容凹部53とヒートシンク取付部55とからなる段差形状を有している。
なお、図8に示すように、収容凹部53の天井部53a(軸方向端面)には、電動ポンプ内の気圧調整のためのベント部56が設けられている。ベント部56は、回路ケース部材51の径中心に対応して設けられ、収容凹部53におけるベント部56に対応する部位には、ヒートシンク取付部55側に突出する突出部53bが形成されている。ヒートシンク54は、軸方向視で収容凹部53の突出部53bに沿って窪む形状をなしている。
図8及び図10に示すように、収容凹部53は、回路基板60の第1基板面60aに実装される回路部品のうち、比較的背の高い部品を収容する部位である。本実施形態では、3つのコンデンサ61とコイル62が、収容凹部53に収容される背高部品として、回路基板60の第1基板面60aの収容凹部53に対応する領域に配置されている。
図11に示すように、ヒートシンク取付部55には、回転軸7の軸方向に貫通する貫通孔57が形成されるとともに、その貫通孔57を閉栓するようにヒートシンク54が固定される。詳しくは、ヒートシンク54は、貫通孔57に嵌入される嵌入部54a(図10参照)を有しており、その嵌入部54aによって貫通孔57が閉塞される。また、嵌入部54aは、貫通孔57に嵌入されることで、ヒートシンク取付部55の内部側に延出(露出)されるとともに、回路基板60の第1基板面60aに近接している。
このように、本実施形態の回路ケース部材51は、収容凹部53とヒートシンク取付部55でステータケース50の開口端部50aを略覆うとともに、ヒートシンク取付部55に形成された貫通孔57がヒートシンク54にて閉栓されることで、ステータケース50の開口端部50aが封止されるようになっている。
図10に示すように、ヒートシンク取付部55に取り付けられたヒートシンク54は、回転軸7の軸直交方向に沿って収容凹部53と並設されている。ここで、ヒートシンク54には、軸方向外側(反嵌入部側)に突出する放熱フィン部54bが形成されている。この放熱フィン部54bは、収容凹部53の天井部53aよりも軸方向に突出しない範囲内で突出形成されている。これにより、放熱フィン部54bによって電動ポンプの全体の軸方向長さが増大してしまうことを抑えつつ、放熱フィン部54bによってヒートシンク54の放熱性能が向上されている。
また、図8に示すように、ヒートシンク54は、回路ケース部材51の外形の内側に設けられる。つまり、ヒートシンク54は、回路ケース部材51に比べて小型とされ、回路ケース部材51の一部を構成していると言える。なお、ヒートシンク54は、軸方向視における面積が回路基板60よりも小さく構成されている。
図11に示すように、回路基板60には、複数の導通孔60cが回転軸7の軸線に沿って貫通形成されている。導通孔60cの軸線(貫通方向に沿った線)は、回転軸7の軸線に対して平行であり、その導通孔60cの軸線は、回路ケース部材51の貫通孔57を通るように構成される。つまり、貫通孔57の軸方向への投影範囲内に導通孔60cが形成されている。導通孔60cには、モータステータ6の巻線6bから引き出されたコイル接続端部6cが挿通され、そのコイル接続端部6cは、はんだ等により回路基板60と電気的に接続されている。コイル接続端部6cの接続作業時等においては、ヒートシンク54が取り付けられていない状態の貫通孔57が作業窓の役割をなすため、貫通孔57を介して導通孔60cとコイル接続端部6cとの接続状態を目視で確認することが可能となっている。
図9に示すように、回路基板60の第2基板面60b(第1基板面60aの裏面であって、モータ部側の板面)には、複数(本実施形態では6つ)のパワートランジスタ63と制御IC64が実装されている。このパワートランジスタ63と制御IC64は、収容凹部53に収容されたコンデンサ61やコイル62に比べて背の低い回路部品であり、そのような背の低い回路部品を第2基板面60b側に集めた構成となっている。
なお、各パワートランジスタ63は、モータステータ6の巻線6bに供給する電流をスイッチング制御するものであり、発熱し易い回路部品である。本実施形態では、この各パワートランジスタ63の少なくとも一部を、ヒートシンク54の軸方向への投影範囲内に配置することで、パワートランジスタ63をヒートシンク54に対してより近い配置とすることができ、パワートランジスタ63で生じる熱を効率的に放散させることが可能となっている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
ステータケース50が金属製をなし、そのステータケース50に対して、金属製のポンプハウジング1とは反対側(開口端部50a)に樹脂製の回路ケース部材51が固定されている。このため、モータ部(モータロータ9及びモータステータ6)で発生した熱は、ステータケース50及びポンプハウジング1から良好に放散される。そして、回路基板60は、回路ケース部材51に対して固定され、ステータケース50とは離間されているため、モータ部の熱がステータケース50から回路基板60に直接伝わり難く、また、回路ケース部材51が樹脂製であるため、ステータケース50の熱が回路ケース部材51を介して回路基板60に伝わり難い。従って、モータ部の熱をステータケース50及びポンプハウジング1から放散させ易くしつつも回路基板60には伝わり難くすることができ、その結果、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。また、ポンプロータ8やモータ部で発生する振動が、ステータケース50から回路基板60に直接的に伝わることも回避でき、その結果、振動による回路基板60及び回路部品の損傷を抑えることができる。
また、回路ケース部材51は、ステータケース50の開口端部50aに固定され、ヒートシンク54は、回路ケース部材51に対してその一部を構成するように設けられている。つまり、ステータケース50とヒートシンク54との間に樹脂製の回路ケース部材51が介在されているため、モータ部で発生した熱が金属製のポンプハウジング1側に伝達され易くなり、ヒートシンク54側には伝達され難くなっている。
また、回路ケース部材51に固定された回路基板60は、ステータケース50の拡径部50bの内部に位置するように構成されている。ここで、本実施形態とは異なり、回路基板60が回路ケース部材51の内部に配置された構成を考えると、回路ケース部材51が軸方向に大型化してしまう。また、回路基板60が回路ケース部材51の内部に配置した構成において電動ポンプの全長(軸方向長さ)を変えない(電動ポンプの全長が大型とならない)ようにするためには、ステータケース3の軸方向長さを短くする(即ち、電動ポンプの全長に対するステータケース3の比率を小さくする)ことが考えられるが、ステータケース3の軸方向長さを短くすると、モータ部の熱を放熱するステータケース3の放熱能力が低下してしまう。その点、本実施形態のように回路基板60をステータケース50の内部に配置すれば、ステータケース3の軸方向長さを短くせずとも(比率を小さくせずとも)、電動ポンプの全長が大型化しないように構成できる。つまり、熱を良好に放散できるステータケース50の軸方向長さを確保しつつ、電動ポンプの全長の大型化が抑えられるようになっている。
次に、本実施形態の特徴的な効果を記載する。
(9)ステータケース50の開口端部50aに固定される樹脂製の回路ケース部材51と、モータ部(モータロータ9及びモータステータ6)の駆動を制御するための回路部品が実装された回路基板60とを備える。そして、回路基板60は、回路ケース部材51に固定され、ステータケース50とは離間される。この構成によれば、モータ部で発生した熱は、金属製のステータケース50及び回路ケース部材51とは反対側のポンプハウジング1から良好に放散される。また、回路ケース部材51に固定された回路基板60は、ステータケース50から離間されて構成されるため、モータ部の熱がステータケース50から回路基板60に直接伝わり難く、また、回路ケース部材51が樹脂製であるため、ステータケース50の熱が回路ケース部材51を介して回路基板60に伝わり難い。従って、モータ部の熱をステータケース50及びポンプハウジング1から放散させ易くしつつも回路基板60には伝わり難くすることができ、その結果、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。また、ポンプロータ8やモータ部で発生する振動が、ステータケース50から回路基板60に直接的に伝わることも回避でき、その結果、振動による回路基板60及び回路部品の損傷を抑えることができる。
(10)回路部品の熱を放熱するための金属製のヒートシンク54を備え、回路ケース部材51がヒートシンク54とステータケース50との間に介在される。この構成によれば、ステータケース50とヒートシンク54との間に樹脂製の回路ケース部材51を介していることで、モータ部で発生した熱が金属製のポンプハウジング1側に伝達され易くなり、ヒートシンク54側には伝達され難くなる。よって、ヒートシンク54が回路部品で発生した熱の放散に専念しやすい構成となるため、回路部品の熱をヒートシンク54から良好に放散させることができ、その結果、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。
(11)回路基板60は、ステータケース50(拡径部50b)の内部に位置するように構成されるため、熱を良好に放散できるステータケース50の軸方向長さを確保しつつも、電動ポンプの全長の大型化(軸方向への大型化)を抑えることができる。
(12)回路ケース部材51は、そのステータケース50側で回路基板60を保持するとともに、回転軸7の軸方向に貫通する貫通孔57を有し、その貫通孔57を閉栓するようにヒートシンク54が設けられる。この構成によれば、回路ケース部材51の貫通孔57を閉栓するヒートシンク54は、回路基板60が保持されたステータケース50側に露出されるため、回路部品で生じる熱をヒートシンク54に効率的に伝達させることができ、その結果、回路部品の熱を効率的に放散させることができる。
(13)ヒートシンク54は、回転軸7の軸方向から見て回路ケース部材51の外形より内側に設けられる。これにより、樹脂に対し比重の重い金属製のヒートシンク54を小型化することができるため、ヒートシンク54が樹脂製の回路ケース部材51に与える負担を効果的に軽減することができる。また、回路ケース部材51は樹脂製であることから、モータケースからの熱によって劣化が懸念される部材であるため、ヒートシンク54の回路ケース部材51に対する荷重負担を抑えることは、回路ケース部材51の劣化を抑えるという点で効果的である。
(14)回路基板60には、モータステータ6の巻線6bから引き出されたコイル接続端部6c(接続部)と接続された導通孔60cが形成され、導通孔60cの軸線が、回路ケース部材51の貫通孔57を通るように構成される。この構成によれば、ヒートシンク54が取り付けられていない状態の回路ケース部材51の貫通孔57を介して、回路基板60の導通孔60cとコイル接続端部6cとの接続状態を目視で確認することが可能となり、その結果、作業性が向上される。
(15)回路ケース部材51は、回路部品(コンデンサ61及びコイル62等の背高部品)を収容すべく回路基板60から離間する方向に窪む収容凹部53を有し、ヒートシンク54は、回転軸7の軸直交方向に沿って収容凹部53と並設される。このため、ヒートシンク54を設けることによる回路ケース部材51の軸方向の大型化を抑えることができ、ひいては、電動ポンプの軸方向の小型化に寄与できる。
(16)回路ケース部材51は、可撓性を有する樹脂材料よりなる。これにより、可撓性を有する回路ケース部材51がステータケース50の振動を吸収するため、モータステータ6から回路ケース部材51を介して回路基板60に伝わる振動を抑えることができる。
(17)回路基板60は、回路ケース部材51に熱かしめにより固定されるため、ボルト等の固定部材を用いずとも回路ケース部材51と回路基板60とを固定することができ、その結果、構成の簡素化に寄与できる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第2実施形態では、回路基板60を回路ケース部材51に対して熱かしめにより固定したが、これに特に限定されるものではなく、ボルトや接着剤等によって固定してもよい。
・上記第2実施形態では、回路ケース部材51において、収容凹部53とヒートシンク54を回転軸7の軸直交方向に沿って並設させたが、これ以外に例えば、ヒートシンク54が収容凹部53よりも軸方向外側(反ステータケース側)に位置するように構成してもよい。
・上記第2実施形態では、回路基板60をステータケース50(拡径部50b)の内部に配置したが、これ以外に例えば、回路ケース部材51の内側に配置してもよい。
・回路基板60に実装する回路部品の種類は、上記第2実施形態に限定されるものではなく、構成に応じて適宜変更してもよい。
・上記各実施形態では、車両のオイルを循環するための電動ポンプとしたが、他の用途に用いられる電動ポンプとしてもよい。
上記各実施形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)一端側にポンプ作用部が設けられ他端側にモータロータが設けられる回転軸の中間部を回転可能に軸支する軸支持孔と、前記軸支持孔の一端側にポンプ室の一部を構成するポンプ室構成部とを有する金属製のポンプハウジングと、
前記ポンプハウジングの他端側に固定され、その内部にモータステータが収容固定されるとともにそのモータステータの内側に前記モータロータを収容する金属製のステータケースと、
前記ステータケースの前記ポンプハウジングが固定される側の反対側である他端側に固定される樹脂製の回路ケース部材と、
前記回路ケース部材を前記ステータケースとで挟むように固定され、そのステータケース側に回路部品を収容するための回路収容凹部を有する金属製のヒートシンクカバーと
を備えたことを特徴とする電動ポンプ。
同構成によれば、モータ(モータステータとモータロータ)で発生した熱は、金属製のステータケース及びポンプハウジングから良好に放散されるとともに、樹脂製の回路ケース部材を介していることで金属製のヒートシンクカバー(回路収容凹部)側には伝達され難くなる。よって、ヒートシンクカバーの回路収容凹部に収容された回路部品には、モータで発生した熱が伝達され難く、且つ回路部品で発生した熱はヒートシンクカバーから良好に放散される。これらのことから、回路部品の熱による損傷を抑えることができる。
(ロ)上記付記(イ)及び請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、前記モータロータのロータコアは、コアシートを積層してなる積層コアであることを特徴とする電動ポンプ。
同構成によれば、ロータコアは、コアシートを積層してなる積層コアであるため、渦電流を抑えることができ、ひいてはモータを高効率とすることができるとともにロータコアでの発熱を小さく抑えることができる。よって、回路部品の熱による損傷を更に抑えることができる。
1…ポンプハウジング、1a…軸支持孔、1b…ポンプ室凹部(ポンプ室構成部)、3,31,50…ステータケース(モータケース)、3e…保持構造の一部を構成するかしめ片、4,51…回路ケース部材、4e…保持構造の一部を構成する被かしめ部、4g…導出保持溝(導出保持部)、5…ヒートシンクカバー、5a…回路収容凹部、5b…大凹部、5c…小凹部、5d,54b…放熱フィン部、6…モータステータ、6c…コイル接続端部(接続部)、7…回転軸、8…ポンプロータ(ポンプ作用部)、9…モータロータ、21,61…コンデンサ(回路部品)、22,63…パワートランジスタ(回路部品)、23,60…回路基板、24…シリコーンゴム(弾性部材)、53…収容凹部、54…ヒートシンク、57…貫通孔、60c…導通孔、62…コイル(回路部品)、64…制御IC(回路部品)、P…ポンプ室。

Claims (14)

  1. 一端側にポンプ作用部が設けられ他端側にモータロータが設けられる回転軸の中間部を回転可能に軸支する軸支持孔と、前記軸支持孔の一端側にポンプ室の一部を構成するポンプ室構成部とを有する金属製のポンプハウジングと、
    前記ポンプハウジングの他端側に固定され、その内部にモータステータ及びモータロータからなるモータ部を収容する金属製のモータケースと、
    前記モータケースの前記ポンプハウジングが固定される側の反対側である他端側に固定される樹脂製の回路ケース部材と、
    前記モータ部の駆動を制御するための回路部品が実装された回路基板と
    を備え、
    前記回路基板は、前記回路ケース部材に固定され、前記モータケースとは離間されていることを特徴とする電動ポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路基板は、前記モータケースの内部に位置するように構成されていることを特徴とする電動ポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路部品の熱を放熱するための金属製のヒートシンクを備え、
    前記回路ケース部材が前記ヒートシンクと前記モータケースとの間に介在されていることを特徴とする電動ポンプ。
  4. 請求項3に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路ケース部材は、前記回路基板を前記モータケース側で保持するとともに、前記回転軸の軸方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記ヒートシンクは、前記貫通孔を閉栓するように前記回路ケース部材に設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  5. 請求項4に記載の電動ポンプにおいて、
    前記ヒートシンクは、前記回転軸の軸方向から見て前記回路ケース部材の外形より内側に設けられていることを特徴とする電動ポンプ。
  6. 請求項4又は5に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路基板には、前記モータステータの接続部と接続された導通孔が形成され、
    前記導通孔の軸線が、前記回路ケース部材の前記貫通孔を通るように構成されていることを特徴とする電動ポンプ。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路ケース部材は、前記回路部品を収容すべく前記回路基板から離間する方向に窪む収容凹部を有し、
    前記ヒートシンクは、前記回転軸の軸直交方向に沿って前記収容凹部と並設されていることを特徴とする電動ポンプ。
  8. 請求項3に記載の電動ポンプにおいて、
    前記ヒートシンクは、前記回路ケース部材を前記モータケースとで挟むように固定されたヒートシンクカバーであり、
    前記ヒートシンクカバーは、そのモータケース側に前記回路部品を収容するための回路収容凹部を有することを特徴とする電動ポンプ。
  9. 請求項8に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路収容凹部は、大きな前記回路部品を収容可能とすべく前記回転軸の軸方向に深い大凹部と、小さな前記回路部品を収容可能とすべく前記軸方向に浅い小凹部とを有し、
    前記ヒートシンクカバーの前記小凹部の裏面には前記軸方向に突出する放熱フィン部が形成されたことを特徴とする電動ポンプ。
  10. 請求項9に記載の電動ポンプにおいて、
    前記モータステータは、ブラシレスモータのステータであって、
    前記小凹部には、前記モータステータを制御するためのパワートランジスタが収容されたことを特徴とする電動ポンプ。
  11. 請求項10に記載の電動ポンプにおいて、
    前記パワートランジスタは、前記回路ケース部材に対して固定される回路基板上に実装されるとともに、弾性部材を介して前記小凹部の底面に当接されたことを特徴とする電動ポンプ。
  12. 請求項8乃至11のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路ケース部材は、前記モータステータのコイル接続端部を保持するとともに前記回路収容凹部側に導出するための導出保持部を有し、
    前記モータケース及び前記回路ケース部材は、互いの相対移動を不能とする保持構造部を有することを特徴とする電動ポンプ。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路ケース部材は、可撓性を有する樹脂材料よりなることを特徴とする電動ポンプ。
  14. 請求項13に記載の電動ポンプにおいて、
    前記回路基板は、前記回路ケース部材に熱かしめにより固定されていることを特徴とする電動ポンプ。
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