JP2010001859A - 電動圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することのできる電動圧縮機を提供する。
【解決手段】端子本体51とモータ30側のリード線33との接続部51cを覆うように設けられた絶縁カバー56を備え、絶縁カバー56の第1絶縁部材53側の面に、第1絶縁部材53に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部56bを設けたので、第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の漏電経路を遮断することができ、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することができる。
【選択図】図2
【解決手段】端子本体51とモータ30側のリード線33との接続部51cを覆うように設けられた絶縁カバー56を備え、絶縁カバー56の第1絶縁部材53側の面に、第1絶縁部材53に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部56bを設けたので、第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の漏電経路を遮断することができ、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータとモータ駆動回路を電気的に接続する密封端子を備えた電動圧縮機に関するものである。
従来、この種の電動圧縮機としては、冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータ側の空間とモータ駆動回路側の空間とを仕切る仕切壁に設けられ、モータ側のリード線とモータ駆動回路側のリード線とを電気的に接続する密封端子とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−324920号公報
ところで、駆動トルクが外部から伝達される開放型の圧縮機では、ハウジング内の摺動部を潤滑するために、ポリアルキルグリコール(PAG)系の潤滑油が使用されている。しかし、ポリアルキルグリコール系の潤滑油は電気絶縁性能が低いため、モータを内蔵した前記電動圧縮機では、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用することができず、電気絶縁性能が高く高価なポリオールエステル(POE)系の潤滑油が使用されている。これにより、開放型の圧縮機と前記電動圧縮機に対してそれぞれ異なる種類の潤滑油を使用する必要があり、メンテナンス等の作業が煩雑となる。
本発明の目的とするところは、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することのできる電動圧縮機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータ側の空間とモータ駆動回路側の空間とを仕切る仕切壁に設けられ、モータ側のリード線とモータ駆動回路側のリード線とを電気的に接続する密封端子とを備えた電動圧縮機において、前記密封端子とモータ側のリード線との接続部を覆うように設けられた絶縁性の絶縁カバーを備え、絶縁カバーの仕切壁側の面に、仕切壁側の部材に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部を設けている。
これにより、絶縁カバーに設けられた遮断部が仕切壁側の部材に当接することから、仕切壁側の部材と絶縁カバーとの間の漏電経路が遮断される。
本発明によれば、仕切壁側の部材と絶縁カバーとの間の漏電経路を遮断することができるので、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することができる。
図1乃至図4は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は電動圧縮機の側面断面図、図2は密封端子の断面図、図3は密封端子の分解斜視図、図4は密封端子の要部断面図である。
本発明の電動圧縮機は、円筒状に形成されたハウジング10と、冷媒を圧縮するための圧縮部20と、圧縮部20を駆動させるためのモータ30と、モータ30の運転制御を行うためのモータ駆動回路としての駆動回路部40とを備えたスクロール型の電動圧縮機であり、冷媒として例えばHFC−134aや二酸化炭素等が用いられる。
ハウジング10は、圧縮部20が収納される第1ハウジング11と、モータ30が収納される第2ハウジング12と、駆動回路部40が収納される第3ハウジング13とからなる。
第1ハウジング11は、一端面が閉鎖され、他端面側が第2ハウジング12の一端面に結合されている。また、第1ハウジング11の一端面側の周面には図示しない冷媒吐出口が設けられている。
第2ハウジング12は、一端面側が第1ハウジング11に結合され、他端面側が第3ハウジング13の一端面に結合されている。
第1ハウジング11及び第2ハウジング12は、圧縮部20駆動用の後述する駆動シャフトの一端側を回転自在に支持するための後述するセンタープレートを介してボルト14によって結合されている。
第3ハウジング13は、一端面側が第2ハウジング12に結合され、他端面側が開放可能なように閉鎖板15によって閉鎖されている。また、第3ハウジング13の一端面側の周面には冷媒吸入口が設けられている。更に、第3ハウジング13は、内部が仕切壁13aによって冷媒吸入口を含む一端面側と他端面側とに仕切られており、駆動回路部40を収納するための駆動回路収納室13bとモータ30側に連通する冷媒吸入チャンバ13cが設けられている。
圧縮部20は、第1ハウジング11の一端側に固定された固定スクロール部材21と、第1ハウジング11の他端側に設けられ、固定スクロール部材21に対して旋回可能に設けられた旋回スクロール部材22とを有している。
固定スクロール部材21は、第1ハウジング11内を仕切るように設けられた円板状の部材からなり、旋回スクロール部材22側の面に渦巻体21aが設けられている。また、固定スクロール部材21の径方向中央部には、圧縮部20において圧縮した冷媒を吐出するための冷媒吐出孔21bが設けられている。第1ハウジング11内の一端面と固定スクロール部材21との間には、冷媒吐出室11aが形成され、冷媒吐出室11aに冷媒吐出口から吐出される冷媒が流入するようになっている。
旋回スクロール部材22は、固定スクロール部材21側の面に渦巻体22aが設けられ、その反対側の面にモータ30の回転力を伝達するための駆動シャフト23の一端側が駆動ブッシュ24を介して連結されている。
駆動シャフト23は、第2ハウジング12の中心軸に沿って延びるように設けられている。駆動シャフト23は、駆動ブッシュ24との連結部23aが駆動シャフト23の回転中心から偏心するように設けられている。また、駆動シャフト23は、一端側が圧縮部20とモータ30の間に設けられたセンタープレート25にボールベアリング26を介して回転自在に支持され、他端側が第2ハウジング12の他端面側に設けられた軸受け12aにボールベアリング27を介して回転自在に支持されている。即ち、駆動シャフト23は、モータ30によって回転し、旋回スクロール部材22を所定の円軌道上を旋回させるようになっている。
センタープレート25は、ハウジング10内の圧縮部20側の空間とモータ30側の空間を仕切るように設けられ、圧縮部20側の空間とモータ30側の空間を連通するための連通孔が設けられている。また、センタープレート25には、外周面の周方向に亘ってフランジ部25aが設けられ、フランジ部25aが第1ハウジング11と第2ハウジング12との間に狭持されるようになっている。
旋回スクロール部材22とセンタープレート25との間には、旋回スクロール部材22の旋回位置を規制するために、旋回スクロール部材22及びセンタープレート25にそれぞれ固定されたピンと、ピン同士を連結するための連結部材とからなる旋回位置規制機構28が設けられている。
モータ30は、三相誘導モータ等からなり、駆動シャフト23に固定された永久磁石からなるロータ31と、ロータ31を囲むように設けられ、第2ハウジング12内に固定されたステータ32とを有している。
駆動回路部40は、基板上に複数の発熱性部品としてのパワー半導体素子41aを有するインバータ回路41、平滑コンデンサやノイズフィルタ等のパワー回路部品42、マイクロコンピュータ構成の制御部43等からなり、駆動回路収納室13bに収納され、モールド樹脂44によって駆動回路収納室13b内に固定されている。
また、この電動圧縮機は、冷媒吸入チャンバ13cの下方に位置する仕切壁13aに設けられ、インバータ回路41からの電力をステータ32の巻線に供給するための3本の密封端子50を備えている。
各密封端子50は、仕切壁13aに設けられた貫通孔13dに挿入される端子本体51と、端子本体51を仕切壁13aに固定するための固定ナット52と、仕切壁13aの第2ハウジング12側に介装される第1絶縁部材53と、固定ナット52と仕切壁13aの間に介装される第2絶縁部材54と、端子本体51の駆動回路収納室13b側の端部に結合可能に設けられ、駆動回路収納室13b側のリード線45が溶接によって接合される接合部材としての接合ナット55と、端子本体51とモータ30側のリード線33との接続部51cを覆うための絶縁カバー56とから構成されている。ここで、駆動回路収納室13b側のリード線45は、銅系の材料によって形成されている。
端子本体51は、鉄系の金属からなり、第2ハウジング12側の端部にフランジ51aが設けられ、駆動回路収納室13b側の端部に雄ネジ部51bが設けられ、第2ハウジング12側の端部にモータ30側のリード線33がカシメ加工等によって接続されるようになっている。端子本体51は、仕切壁13aの第2ハウジング12側に第1絶縁部材53が介装されるとともに、仕切壁13aの駆動回路収納室13b側に第2絶縁部材54が介装された状態で、固定ナット52を雄ネジ部51bに螺合することによって仕切壁13aに取り付けられている。
第1絶縁部材53及び第2絶縁部材54は、それぞれセラミックまたは樹脂等の絶縁性を有する部材からなる。第1絶縁部材53は、3本の端子本体51をそれぞれ挿通する3つの孔53aが設けられ、3本の端子本体51に対して1つの第1絶縁部材53が介装されている。また、第2絶縁部材54は、端子本体51を挿通する孔54aが設けられ、1本の端子本体51に対して1つの第2絶縁部材54が介装されている。
接合ナット55は、銅系の金属からなり、一端側が閉鎖された袋ナット状に形成されている。接合ナット55には、一端側から突出するように溶接部55aが設けられ、溶接部55aに駆動回路収納室13b側のリード線45が溶接によって接合されるようになっている。
絶縁カバー56は、ゴム等の弾性及び絶縁性を有する材料からなり、第1絶縁部材53の一端面のほぼ全面を覆うように形成されている。また、絶縁カバー56は、モータ30側の3本のリード線33をそれぞれ挿通するための3つの孔56aが設けられ、孔56aにリード線33を挿通した状態で3本の端子本体51とリード線33との接続部51cを覆うようになっている。絶縁カバー56の第1絶縁部材53側の面には、外周部に沿って第1絶縁部材53側に延びるように設けられ、第1絶縁部材53に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部56bが設けられている。遮断部56bには、接続された冷媒回路の真空引きを行う際に、絶縁カバー56と第1絶縁部材53との間の空気を抜くための抜気部としての抜気孔56cが設けられている。抜気孔56cは、遮断部56bの端部をV字形状に切り欠くことにより設けられ、端子本体51に取り付けられた状態で開口面積が10平方ミリメートル以下となるように形成されている。
以上のように構成された電動圧縮機において、モータ30に通電して駆動シャフト23を回転させると、圧縮部20において固定スクロール部材21に対して旋回スクロール部材22が旋回運動する。これにより、冷媒吸入口からハウジング20内に流入する冷媒は、冷媒吸入チャンバ13cの仕切壁13aを介して駆動回路部40のインバータ回路41の各パワー半導体素子41aを冷却し、第2ハウジング12内を流通してモータ30を冷却する。第2ハウジング12内を流通した冷媒は、センタープレート25の連通孔を介して旋回スクロール部材22とセンタープレート25との間を流通し、旋回位置規制機構50を冷却した後、圧縮部20に流入する。圧縮部20において圧縮された冷媒は、冷媒吐出孔21bから冷媒吐出室11aに流入し、冷媒吐出口から吐出される。
また、各密封端子50において、駆動回路収納室13b側のリード線45を接続する作業を行う際には、端子本体51を仕切壁13aに取り付けた状態で接合ナット55を雄ネジ部51bに螺合させ、接合ナット55の溶接部55aにリード線45を溶接によって接合する。
また、端子本体51とリード線33との接続部51cは、絶縁カバー56によって覆われるため、ハウジング10側への漏電が遮断されて絶縁される。また、絶縁カバー56の遮断部56bが第1絶縁部材53の外周部に沿って当接しているため、第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の漏電経路が遮断される。更に、遮断部56bには抜気孔56cが設けられているため、密封端子50の組み付け時に第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の空気が冷凍回路の真空引きの際に抜気孔56cから外部に排出される。また、抜気孔56cは、開口面積が10平方ミリメートル以下に形成されているため、所定の絶縁性能を確保することができる。
このように、本実施形態の電動圧縮機によれば、端子本体51とモータ30側のリード線33との接続部51cを覆うように設けられた絶縁カバー56を備え、絶縁カバー56の第1絶縁部材53側の面に、第1絶縁部材53に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部56bを設けたので、第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の漏電経路を遮断することができ、ポリアルキルグリコール系の潤滑油を使用しても、所定の絶縁性能を確保することができる。
また、遮断部56bに、絶縁カバー56と第1絶縁部材53との間の空気を抜くための抜気孔56cを設けたので、冷媒回路の真空引きの際に絶縁カバー56と第1絶縁部材53との間の空気を抜くことができ、冷媒回路の真空引きを確実に行うことが可能となる。
また、抜気孔56cの開口面積を10平方ミリメートル以下としたので、所定の絶縁性能を確保することができ、所定の絶縁性能を確保するとともに、真空引きを確実に行うことが可能となる。
また、絶縁カバー56を、複数の端子本体51に対して一体に設けたので、1つの絶縁カバー56によって複数の端子本体51とリード線33との接続部51cを絶縁することができ、部品点数を低減することが可能となる。
尚、前記実施形態では、絶縁カバー56を、複数の端子本体51に対して一体に設けたものを示したが、図5に示すように、1つの端子本体51に対して1つの絶縁カバー57としても、前記実施形態と同様に、絶縁性能を確保することができる。
また、前記実施形態では、遮断部56bを絶縁カバー56の外周部に沿って第1絶縁部材53側に延びるように設けたものを示したが、図6に示すように、絶縁カバー56の第1絶縁部材53側面の外周部側から突出するように遮断部56dを設けても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図7に示すように、第1絶縁部材53の一端面の外周部に沿って絶縁カバー56側に延びる壁53bと、第1絶縁部材53の壁53bの内面に当接する絶縁カバー56の延出部56eとから遮断部を構成しても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図8に示すように、第1絶縁部材53と絶縁カバー56との間の外周部に沿って設けられたリング状のパッキン56fから遮断部を構成しても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、前記実施形態では、絶縁カバー56と第1絶縁部材53との間の空気を抜くための抜気部としての抜気孔56cを、遮断部56bの端部をV字形状に切り欠くことにより構成したものを示したが、図9に示すように、遮断部56bに開口面積が10平方ミリメートル以下の丸形の抜気孔56gを抜気部として設けても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、図10に示すように、遮断部56bの端部に突起部56hを設け、遮断部56bを第1絶縁部材53に当接させたときに突起部56hの近傍に開口面積が10平方ミリメートル以下の隙間ができるように抜気部を構成しても前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
20…圧縮部、30…モータ、33…リード線、40…駆動回路部、45…リード線、50…密封端子、51…端子本体、51c…接続部、53…第1絶縁部材、53b…壁、56…絶縁カバー、56b…遮断部、56c…抜気孔、56d…遮断部、56e…延出部、56f…パッキン、56g…抜気孔、56h…突起部。
Claims (4)
- 冷媒を圧縮する圧縮部と、圧縮部を駆動するモータと、モータを駆動するモータ駆動回路と、モータ側の空間とモータ駆動回路側の空間とを仕切る仕切壁に設けられ、モータ側のリード線とモータ駆動回路側のリード線とを電気的に接続する密封端子とを備えた電動圧縮機において、
前記密封端子とモータ側のリード線との接続部を覆うように設けられた絶縁性の絶縁カバーを備え、
絶縁カバーの仕切壁側の面に、仕切壁側の部材に当接することにより漏電経路を遮断する遮断部を設けた
ことを特徴とする電動圧縮機。 - 前記遮断部に、絶縁カバーと仕切壁側の部材との間に形成される空間の空気を抜くための抜気部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の電動圧縮機。 - 前記抜気部を、絶縁カバーと仕切壁側の部材との間に形成される空間とモータ側の空間とを連通する開口部によって構成し、
開口部の開口面積を10平方ミリメートル以下とした
ことを特徴とする請求項2記載の電動圧縮機。 - 前記絶縁カバーを、複数の密封端子に対して一体に設けた
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の電動圧縮機。
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