JP6620418B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6620418B2 JP6620418B2 JP2015099059A JP2015099059A JP6620418B2 JP 6620418 B2 JP6620418 B2 JP 6620418B2 JP 2015099059 A JP2015099059 A JP 2015099059A JP 2015099059 A JP2015099059 A JP 2015099059A JP 6620418 B2 JP6620418 B2 JP 6620418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base member
- cover member
- yoke
- brushless motor
- bearing housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 50
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 28
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
また、カバー部材とベース部材との間からモータの内部に液体が浸入することを防止するために、カバー部材の周縁部とベース部材との間をシール部材にて封止することがある。この場合、カバー部材が車両のエンジン等と共振すると、カバー部材とベース部材とのシール面やシール部材に大きな応力が生じ、防水機能が低下する虞がある。
図1に示すように、車両に搭載されるバルブタイミング調整装置1は、駆動源としてのブラシレスモータ2(以下、モータ2とする)と、モータ2が出力する回転トルクが伝達される調整機構3とを備えている。調整機構3は、図示しないエンジンバルブを開閉するカムシャフト4に連結されている。そして、バルブタイミング調整装置1では、モータ2が出力する回転トルクにて作動された調整機構3がカムシャフト4を作動させてエンジンバルブを開閉するタイミングを調整するようになっている。
図1及び図2に示すように、モータ本体11のヨークハウジング12(以下、ヨーク12とする)は、有底円筒状をなしている。ヨーク12の底部12aの径方向の中央部には、ヨーク12の外側に向かって軸方向に延出された円筒状の軸受収容部12bが設けられている。軸受収容部12bの内部には、円環状をなす軸受13が収容されている。本実施形態の軸受13はボールベアリングである。
図1に示すように、コネクタ部32tに接続された図示しない外部コネクタからコネクタ部32tの図示しないコネクタ端子を介して駆動回路装置34に電流が供給される。駆動回路装置34は、ロータ21の回転角度(位置)に応じて適切なタイミングで切り替わる3相の駆動電流を巻線17に供給する。すると、ステータ14にて回転磁界が発生され、ロータ21が回転駆動される。すなわち、ロータ21と一体回転するシャフト18が回転駆動される。そして、シャフト18の回転(回転トルク)が調整機構3に出力される。
(1)カバー部材33は、その周縁部のみでベース部材32に対して固定されるのではなく、ベース部材32の軸受収容部32mにも固定されている。そのため、カバー部材33を軸方向に大型化させなくとも、カバー部材33がベース部材32に固定された状態において同カバー部材33の剛性を高めることができる。よって、カバー部材33が車両のエンジンと共振することを抑制できる。従って、モータ2の軸方向の大型化を抑制しつつカバー部材33の振動を抑制することができる。
・上記実施形態では、ベース部材32は、回路部側取付部32gと被係止部32kとを3個ずつ備えている。しかしながら、回路部側取付部32g及び被係止部32kは、3個に限らず、2個以下、若しくは4個以上であってもよい。また、回路部側取付部32gの数と被係止部32kの数とは同数でなくてもよい。また、ベース部材32は、必ずしも回路部側取付部32g及び被係止部32kを備えなくてもよい。ベース部材32が被係止部32kを備えない場合、カバー部材33は、必ずしも係止部33aを備えなくてもよい。
・上記実施形態では、カバー部材33は、その周縁部がベース部材32の側壁部32bに固定されるとともに、その周縁部よりも内側で軸受収容部32mに固定されている。しかしながら、カバー部材33は、軸受収容部32m以外に、ベース部材32の剛性を高めるための補強リブに固定されてもよい。例えば、図5に示すベース部材41は、上記実施形態のベース部材32に代えて上記実施形態のモータ2に備えられるものである。なお、図5では、上記実施形態と同一の構成に同一の符号を付している。ベース部材41は、上記実施形態の補強リブ32qに代えて補強リブ32vを有する。この補強リブ32vは、ベース部材32(被覆部32a、軸受収容部32m等)の剛性を高めるためのものである。補強リブ32vは、被覆部32aにおけるヨーク12と反対側の側面に形成され、ベース部材32の周縁部に設けられた側壁部32bの内側で被覆部32aからヨーク12(図1参照)と反対側に突出している。また、補強リブ32vは、被覆部32a上を軸受収容部32mの外周面から側壁部32bの方へ延びている。この補強リブ32vの軸方向の高さ(被覆部32aからの軸方向の突出量)は、側壁部32bの軸方向の高さと等しく形成されている。さらに、補強リブ32vの先端面(軸方向の端面)は、シャフト18の軸方向と直交する平面状をなす第3の固定面32wとなっている。第3の固定面32wは、側壁部32bの第1の固定面32cと同一平面内に位置する。なお、軸受収容部32mの軸方向の高さは、補強リブ32vの軸方向の高さよりも低く形成されている。そのため、軸受収容部32mにおけるヨーク12と反対側の軸方向の端面(図5において上面)は、補強リブ32vの第3の固定面32wよりも被覆部32a側に位置する。このようなベース部材41に対して、カバー部材33は、その周縁部が側壁部32bの第1の固定面32cに固定される。さらに、カバー部材33は、その周縁部よりも内側でベース部材41の補強リブ32vの第3の固定面32wに固定される。第1の固定面32c及び第3の固定面32wとカバー部材33とは、例えば接着剤にて固定される。
・上記実施形態では、モータ本体11と回路部31とは、ヨーク側かしめ部12gをヨーク固定部32eに係止することにより一体化されている。しかしながら、モータ本体11と回路部31とを一体化する手段はこれに限らない。例えば、ベース部材32とヨーク12のフランジ部12dとを接着固定することによりモータ本体11と回路部31とを一体化してもよい。
・モータ2は、バルブタイミング調整装置1以外の装置の駆動源として車両に搭載されるものであってもよい。
(イ)請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記カバー部材の周縁部と前記ベース部材との間には、前記カバー部材の周縁部と前記ベース部材との間を液密に封止するシール部材が設けられていることを特徴とするブラシレスモータ。
Claims (4)
- 回転駆動されるシャフトが内部に配置された有底筒状のヨークハウジングを有するモータ本体と、
前記ヨークハウジングの開口部を閉塞するベース部材、前記ベース部材に固定されるカバー部材、及び前記モータ本体を駆動する駆動回路装置を有する回路部と
を備え、
前記ベース部材は、前記シャフトを回転可能に支持する軸受を収容する軸受収容部を有し、
前記カバー部材は、前記カバー部材の周縁部が前記ベース部材に固定されるとともに、前記カバー部材の周縁部よりも内側で前記軸受収容部に固定されており、
前記ベース部材は、前記ヨークハウジングの開口部を覆う被覆部を有し、
前記ベース部材は、前記被覆部に対して前記ヨークハウジングと反対側に形成され前記駆動回路装置を収容する回路収容部と、前記被覆部に対して前記ヨークハウジングと反対側に突出する補強リブとを有し、
前記補強リブと前記回路収容部とは、前記軸受収容部の外周範囲において前記軸受収容部を挟んで互いに反対側に設けられていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、
前記カバー部材は、前記カバー部材の周縁部が前記ベース部材に固定されるとともに、前記カバー部材の周縁部よりも内側で前記軸受収容部及び前記補強リブに固定されていることを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、
前記ベース部材は、前記ベース部材の周縁部に沿って設けられ前記ヨークハウジングと反対側に突出した側壁部と、前記ヨークハウジングと反対側に突出した前記軸受収容部とを有し、
前記駆動回路装置は、前記モータ本体を駆動する駆動回路が形成された回路基板を有し、
前記回路基板は、前記側壁部と前記軸受収容部との間の空間に前記軸受収容部と隣接して配置され、前記軸受収容部の外周縁に沿って湾曲した湾曲部を有することを特徴とするブラシレスモータ。 - 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記カバー部材は、前記カバー部材の外周縁から突出し前記ベース部材に係止される係止部を有し、
前記ベース部材は、前記ブラシレスモータを外部に固定するための取付部と、前記係止部が係止される被係止部とを同数有することを特徴とするブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015099059A JP6620418B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015099059A JP6620418B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016220285A JP2016220285A (ja) | 2016-12-22 |
JP6620418B2 true JP6620418B2 (ja) | 2019-12-18 |
Family
ID=57581807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015099059A Active JP6620418B2 (ja) | 2015-05-14 | 2015-05-14 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6620418B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6698011B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2020-05-27 | 株式会社ケーヒン | 空調用ブロアモータユニット |
JP6984221B2 (ja) * | 2017-08-08 | 2021-12-17 | 株式会社デンソー | モータ装置 |
JP7204246B2 (ja) * | 2021-06-14 | 2023-01-16 | 日益電機股▲ふん▼有限公司 | キャンドモータポンプ |
WO2023243316A1 (ja) * | 2022-06-15 | 2023-12-21 | ニデック株式会社 | 回転電機 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4468033B2 (ja) * | 2004-03-22 | 2010-05-26 | アスモ株式会社 | 車両用エンジンのバルブタイミング可変装置用電動機 |
JP4956923B2 (ja) * | 2005-06-23 | 2012-06-20 | 日本電産株式会社 | ブラシレスモータ |
JP5200724B2 (ja) * | 2008-07-17 | 2013-06-05 | 株式会社デンソー | 車両搭載用モータ装置 |
JP5702046B2 (ja) * | 2008-08-01 | 2015-04-15 | 日本精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP5386958B2 (ja) * | 2008-12-08 | 2014-01-15 | 日本電産株式会社 | モータ |
JP5264864B2 (ja) * | 2010-11-01 | 2013-08-14 | 三菱電機株式会社 | 電動機の固定子及びモールド固定子及び電動機及び空気調和機 |
JP5385325B2 (ja) * | 2011-03-07 | 2014-01-08 | 日本電産サーボ株式会社 | ブラシレスモータ及び送風ファン |
JP6047751B2 (ja) * | 2012-05-28 | 2016-12-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ブラシレスモータ |
-
2015
- 2015-05-14 JP JP2015099059A patent/JP6620418B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016220285A (ja) | 2016-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5850263B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP6009856B2 (ja) | 回転電機 | |
JP6108590B2 (ja) | 電動ポンプ | |
JP7039990B2 (ja) | 電動オイルポンプ | |
JP6620418B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP6372756B2 (ja) | モータおよびそれを備えた電動工具 | |
JP6462313B2 (ja) | 駆動装置 | |
JP6511137B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2019180172A (ja) | 電動オイルポンプ | |
JP2014223000A (ja) | モータ装置および電子機器 | |
JP5934879B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2012005232A (ja) | 極異方性リングマグネット及びそれを備えたブラシレスモータ | |
US20130193787A1 (en) | Motor and brushless motor | |
JP5705259B2 (ja) | 回転電機のステータコア固定構造 | |
JP5525887B2 (ja) | ブラシレスdcモータ | |
JP2014017919A (ja) | 回転電機 | |
JP2010178469A (ja) | モータ | |
WO2017169077A1 (ja) | モータ | |
JP2015063899A (ja) | 電動ウォータポンプ | |
JP6405625B2 (ja) | 液体ポンプ | |
JP2018046613A (ja) | モータおよびポンプ装置 | |
JP2020133550A (ja) | 軸流ファン | |
JP5729727B2 (ja) | 磁気式回転センサ内蔵モータ | |
JP6680073B2 (ja) | ブラシレスモータ及びブラシレスモータの製造方法 | |
JP2018026928A (ja) | 電動モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171115 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20180501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180911 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180918 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190402 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190517 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191105 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6620418 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |