JP6405625B2 - 液体ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板を覆うカバーを備えた液体ポンプに関する。
下記特許文献1に記載された液体ポンプでは、モータ部を駆動制御する回路基板がハウジング(カバー)によって覆われている。このハウジングは、樹脂製とされると共に、略有底筒状に形成されている。そして、ハウジングの開放端部が、モータ部を収容するポンプボディ(モータハウジング)に固定されている。
特開2010−13946号公報
ところで、上記液体ポンプでは、ハウジングが樹脂材により構成されているが、ハウジングが金属(例えば鋼板)により構成される場合がある。この場合には、樹脂材により構成されたハウジングと比べてハウジングの固有振動数が高くなり、モータ部の磁気振動周波数とハウジングの固有振動数との差が小さくなる傾向になる。このため、モータ部の駆動時にハウジングが共振して、液体ポンプの作動音が大きくなる可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮し、金属により構成されたカバーのモータ部の駆動時における共振を抑制できる液体ポンプを提供することを目的とする。
請求項1に記載の液体ポンプは、内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、前記インペラを回転させるモータ部を収容するモータハウジングと、金属製にされると共に、有底円筒状に形成され、前記モータ部を駆動制御する回路基板を覆った状態で開口部が前記モータハウジングに固定されたカバーと、前記カバーの底壁に形成され、当該底壁の板厚方向一方側又は板厚方向他方側へ突出された絞り部と、を備え、前記絞り部は、第1ビード及び第2ビードであり、前記第1ビード及び前記第2ビードの縁部は、直線状に形成された直線状縁部と、円弧状に形成された円弧状縁部とによって構成され、前記第1ビード及び前記第2ビードの各前記直線状縁部が、前記底壁の板厚方向から見て、前記底壁の中心を避けるようにして配置され、前記回路基板に実装された部品の中で最も高さ寸法の大きい部品と前記カバーの底壁との間に隙間が確保されている。
請求項2に記載の液体ポンプは、内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、前記インペラを回転させるモータ部を収容するモータハウジングと、金属製にされると共に、有底円筒状に形成され、前記モータ部を駆動制御する回路基板を覆った状態で開口部が前記モータハウジングに固定されたカバーと、前記カバーの底壁に形成され、当該底壁の板厚方向一方側又は板厚方向他方側へ突出された絞り部と、を備え、前記絞り部は、前記底壁の板厚方向から見て、平行に延びる複数の長尺状のビードであり、前記複数の長尺状のビードに含まれる一対の前記ビードの直線状縁部が、前記底壁の板厚方向から見て、前記底壁の中心を避けるようにして配置され、前記回路基板に実装された部品の中で最も高さ寸法の大きい部品と前記カバーの底壁との間に隙間が確保されている。
上記構成の液体ポンプによれば、モータハウジング内にモータ部が収容されている。また、モータ部を駆動制御する回路基板が、カバーにより覆われている。このカバーは有底円筒形状に形成されており、カバーの開口部がモータハウジングに固定されている。そして、回路基板によってモータ部が駆動されることで、インペラが回転して、ポンプ部内に流入された液体が圧送される。
ここで、カバーが金属により構成されている。また、カバーの底壁には、絞り部が形成されており、絞り部は、当該底壁の板厚方向一方側又は板厚方向他方側へ突出されている。このため、カバーの底壁が絞り部によって補強されるため、仮にカバーに絞り部が省略された場合と比べて、カバーの固有振動数が高くなる。これにより、カバーを金属製にすることで、モータ部の磁気振動周波数とカバーの固有振動数との差が小さくなる場合でも、カバーに絞り部を形成することで、モータ部の磁気振動周波数とカバーの固有振動数との差を大きくすることができる。その結果、金属により構成されたカバーのモータ部の駆動時における共振を抑制できる。
また、上記構成の液体ポンプによれば、絞り部の縁部の一部が、直線状に形成された直線状縁部とされている。そして、底壁の板厚方向から見て、直線状縁部が底壁の中心を避けるようにして配置されている。これにより、カバーの1次の固有振動数を効果的に高くすることができる。
すなわち、カバーは有底円筒形状に形成されているため、カバーの1次の固有振動数では、カバーの底壁の中心部が腹となりカバーの底壁の周縁部が節となる振動モードとなる。これに対して、請求項1及び請求項2に記載の発明では、カバーの底壁の中心を避けるように直線状縁部が配置されるため、絞り部によって主にカバーの底壁の中心部が補強される。このため、カバーの1次の固有振動数を効果的に高くすることができる。
請求項に記載の液体ポンプは、請求項1又は請求項2に記載の液体ポンプにおいて、前記回路基板は、前記底壁の板厚方向一方側において、前記底壁と平行に配置されており、前記回路基板の前記底壁側の面には、前記最も高さ寸法の大きい部品であるコンデンサが実装され、前記絞り部が前記底壁の板厚方向他方側へ突出され、前記底壁の板厚方向から見て、前記コンデンサと前記絞り部とがオーバーラップして配置されている。
上記構成の液体ポンプによれば、カバーの底壁の板厚方向一方側に回路基板が配置されており、回路基板はカバーの底壁と平行に配置されている。また、回路基板の底壁側の面には、コンデンサが実装されている。
ここで、絞り部が底壁の板厚方向他方側へ突出されており、底壁の板厚方向から見て、コンデンサと絞り部とがオーバーラップして配置されている。このため、絞り部を活用して、比較的背の高いコンデンサとカバーとの間の隙間を確保しつつ、カバーの共振を抑制できる。
本実施の形態に係るウォータポンプに用いられる回路カバーを示す平面図である。 本実施の形態に係るウォータポンプの全体を示す縦断面図である。 図2に示されるウォータポンプの回路カバーを取外した状態を示す下方側から見た平面図である。 図1に示される回路カバーの変形例を示す図1に対応する平面図である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る「液体ポンプ」としてのウォータポンプ10について説明する。
本実施の形態に係るウォータポンプ10は、例えば車両(自動車)のエアコンヒータ用の冷却水(液体)を圧送するためのポンプとして用いられている。図2に示されるように、ウォータポンプ10は、インペラ70が収容され且つ冷却水を圧送するポンプ部12と、インペラ70を回転させるためのモータ部60と、を備えている。また、ウォータポンプ10は、モータ部60を収容するモータハウジング30と、モータ部60を駆動制御する回路基板96を有する回路装置90と、を備えている。
以下、上記各構成をポンプ部12、モータハウジング30、モータ部60、及び回路装置90の順で説明する。なお、ウォータポンプ10は、全体として略円柱形状に形成されており、以下の説明では、図面に適宜示される矢印A方向を上方とし、矢印B方向を下方としている。
(ポンプ部12について)
ポンプ部12はウォータポンプ10の上部を構成している。ポンプ部12はポンプケース14を備えており、ポンプケース14はポンプ部12の外周部分を構成している。このポンプケース14はケース本体部16を有しており、ケース本体部16は下方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。ケース本体部16の内部には、中央部において、インペラ70を収容するインペラ収容部18が形成されており、インペラ収容部18は、下方側へ開放された略凹状に形成されている。さらに、ケース本体部16の内部には、インペラ収容部18に対してケース本体部16の径方向外側において、流路20が形成されている。この流路20は、下方側へ開放された断面略U字形状に形成されると共に、ケース本体部16の周方向に沿って延在されている。
また、ケース本体部16の上壁には、中央部(ウォータポンプ10の軸心部)において、入口管22が一体に形成されている。入口管22は、管状に形成されて、ケース本体部16から上方側へ延出されている。また、入口管22はインペラ収容部18と連通されており、冷却水が入口管22からケース本体部16の内部へ流入されるようになっている。
さらに、ケース本体部16の外周部には、出口管24(図3参照)が一体に形成されている。この出口管24は、管状に形成されて、ケース本体部16の側壁からウォータポンプ10の軸線に対して直交する方向に延出されている。そして、出口管24は流路20と連通されており、ケース本体部16内に流入された冷却水が出口管24から流出されるようになっている。
また、ケース本体部16の開放端部には、ポンプ側フランジ部26が一体に形成されており、ポンプ側フランジ部26は、ケース本体部16からケース本体部16の径方向外側へ突出されると共に、ケース本体部16の全周に亘って略リング状に形成されている。このポンプ側フランジ部26の下面には、略円筒形状のリブ26Aが立設されており、リブ26Aはケース本体部16の全周に亘って形成されて、ポンプ側フランジ部26から下方側へ突出されている。
(モータハウジング30について)
モータハウジング30は、ウォータポンプ10の上下方向中間部を構成すると共に、ポンプ部12に対して下方側に配置されている。このモータハウジング30は、全体として下方側へ開放された略有底円筒状に形成されて、入口管22(ウォータポンプ10の軸線)と同軸上に配置されている。具体的には、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向外側部分を構成する外筒部32を有しており、外筒部32は下方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。また、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向内側部分を構成する内筒部34を有している。この内筒部34は、上方側へ開放された略有底円筒状に形成されており、内筒部34の開放端(上端)が外筒部32の底壁に結合されている。
そして、外筒部32と内筒部34との間の空間が、後述するステータ80を収容するためのステータ収容部36とされており、ステータ収容部36は下方側へ開放された略円環状の空間に形成されている。さらに、内筒部34の内側の空間が、後述するロータ62を収容するためのロータ収容部38とされている。
また、外筒部32の外周部分を構成する外筒壁32Aの上端部(ウォータポンプ10の軸方向一方側の端部)には、第1結合部40が一体に形成されている。第1結合部40は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出され、外筒壁32Aの全周に亘って略リング状に形成されると共に、前述したポンプ側フランジ部26と上下方向に対向して配置されている。また、第1結合部40の上面には、前述したポンプ側フランジ部26のリブ26Aと対応する位置において、リブ収容凹部40Aが形成されている。リブ収容凹部40Aは、上方側へ開放されると共に、モータハウジング30の軸方向から見て円環状(リング状)に形成されている。そして、リブ収容凹部40A内にポンプケース14のリブ26Aが収容された状態で、第1結合部40とポンプ側フランジ部26とが結合されている。また、この状態では、外筒部32の底壁がポンプケース14内に入り込むと共に、ポンプケース14内とロータ収容部38内とが連通されている。
一方、外筒壁32Aの下端部には、第2結合部42が一体に形成されている。第2結合部42は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出されると共に、外筒壁32Aの全周に亘って所定の形状に形成されている。また、第2結合部42の下面には、第2結合部42の外周部分において、囲繞壁42Aが一体に形成されている。囲繞壁42Aは、第2結合部42から下方側へ突出されると共に、第2結合部42の全周に亘って形成されている。
さらに、第2結合部42には、図3に示されるように、外部コネクタ(図示省略)と嵌合されるコネクタ部44が一体に形成されている。このコネクタ部44は、下方側(図2の矢印B方向側)へ開放された略有底矩形筒状に形成されて、第2結合部42から下方側へ突出されている。また、モータハウジング30には、外部コネクタと接続されるコネクタターミナル46が設けられており、コネクタターミナル46の一端部がコネクタ部44の内部に配置されている。さらに、コネクタターミナル46は所定の形状に屈曲されており、コネクタターミナル46の他端部が、モータハウジング30から下方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。
また、図2に示されるように、内筒部34の底壁には、中央部において、略円筒形状の支持部48が一体に形成されている。支持部48は、ポンプ部12の入口管22と同軸上に配置されて、内筒部34の底壁から上方側へ突出されている。さらに、内筒部34内には、円柱状の回転軸50が設けられており、回転軸50は支持部48と同軸上に配置されている。そして、回転軸50の下端部が支持部48に固定支持されており、回転軸50は支持部48から上方側へ突出されている。
(モータ部60について)
図2に示されるように、モータ部60は、ロータ62とステータ80とを含んで構成されている。ロータ62は、モータハウジング30のロータ収容部38内に収容されている。また、ロータ62は、略円筒状に形成されると共に、回転軸50の径方向外側で且つ回転軸50と同軸上に配置されている。このロータ62の内部には、複数のマグネット(図示省略)が設けられており、マグネットはロータ62の周方向に沿って配置されている。また、ロータ62の径方向内側には、軸受64がロータ62とは離間して設けられている。この軸受64は、略円筒形状に形成されて、回転軸50に回転可能に支持されている。そして、軸受64とロータ62とが、樹脂材により構成されたモールド部66によって一体に成形されている。これにより、ロータ62が軸受64を介して回転軸50に回転可能に支持されている。
また、モールド部66の上端部には、インペラ70を構成する第1円盤部72及びブレード74が一体に形成されている。第1円盤部72は、略円板状に形成されて、板厚方向を回転軸50の軸方向にして回転軸50と同軸上に配置されている。また、ブレード74は、第1円盤部72から上方側へ突出されている。さらに、ブレード74の上側には、インペラ70を構成する第2円盤部76が設けられている。第2円盤部76は、略円板状に形成されると共に、第1円盤部72とブレード74を介して対向するように配置されて、ブレード74と一体に結合されている。
ステータ80は、環状に形成されたステータコア82と、導電性を有する巻線84と、を含んで構成されて、モータハウジング30のステータ収容部36内に収容されている。ステータコア82は、所定の形状に打ち抜かれた複数の鋼板によって構成されており、当該鋼板が板厚方向を上下方向にして上下方向に積層されている。そして、ステータコア82には、自身の径方向外側へ延びる複数のティース部82Aが形成されている。
巻線84は、ステータコア82のティース部82Aに巻回されている。これにより、ティース部82Aの外周部に沿って巻き回された巻線部84Aが形成されている。また、巻線84の端末部は、モータハウジング30(ステータ収容部36)から下方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。なお、巻線部84Aとティース部82Aとの間には、絶縁部材85が介装されている。
また、ステータ80は、ステータホルダ86によって覆われている。ステータホルダ86は、鋼板で製作されると共に、下方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。また、ステータホルダ86の底壁には、円形状の配置孔86Aが上下方向に貫通形成されている。そして、ステータ80がステータホルダ86内に配置された状態で、ステータ80及びステータホルダ86がステータ収容部36内に収容されている。また、この状態では、モータハウジング30の内筒部34が配置孔86Aの内側に配置されている。
また、ステータホルダ86の開放端(下端)には、ホルダ側フランジ部86Bが一体に形成されている。このホルダ側フランジ部86Bは、ステータホルダ86の開放端からステータホルダ86の径方向外側へ延出されて、モータハウジング30の第2結合部42の下側で且つ囲繞壁42Aの内側に配置されている。
(回路装置90について)
図2に示されるように、回路装置90は、ウォータポンプ10の下部を構成すると共に、モータハウジング30の下方側に配置されている。また、回路装置90は、プレートユニット92と、回路基板96と、「カバー」としての回路カバー98と、を含んで構成されている。
プレートユニット92は、略円盤状に形成されて、モータハウジング30に対して下方側に配置されている。このプレートユニット92は、樹脂材で構成されたプレート本体93と、鋼板で構成され且つ略リング状に形成されたリングプレート94と、を有している。そして、リングプレート94がプレート本体93の上方側に配置された状態で、プレート本体93及びリングプレート94が一体に成形されている。
さらに、リングプレート94には、複数の固定孔(図示省略)が形成されている。そして、リングプレート94がステータホルダ86のホルダ側フランジ部86Bと上下方向に対向して配置されており、当該固定孔内にネジ等の締結部材が挿入されて、プレートユニット92がホルダ側フランジ部86Bに締結固定されている。
また、リングプレート94には、後述する回路基板96を固定するための複数の固定片94Bが一体に形成されている。この固定片94Bは、リングプレート94の外周部から下方側へ延出されており、固定片94Bの先端部がリングプレート94の径方向内側へ屈曲されている。そして、固定片94Bの先端部には、後述する回路基板96を締結するためのバーリング94Cが形成されており、バーリング94Cは下方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。
さらに、プレートユニット92には、図示しないガイド孔が上下方向に貫通形成されており、ガイド孔内に、前述したコネクタターミナル46の他端部及び巻線84の端末部が挿入されるようになっている。
図3にも示されるように、回路基板96は、略円板状に形成されて、板厚方向を上下方向にしてプレートユニット92の下方側に配置されている。そして、ネジ95(図3参照)が、前述したリングプレート94のバーリング94Cに螺合されて、ネジ95によって回路基板96がプレートユニット92(図3では不図示)に固定されている。また、回路基板96には、前述したコネクタターミナル46の他端部及び巻線84の端末部が接続されている(図3参照)。さらに、回路基板96には、複数の回路素子が実装されており、当該回路素子を構成する一対のコンデンサ96Aa,96Abが、回路基板96の下面に実装されて、回路基板96から下方側へ突出されている。そして、コンデンサ96Aaが、回路基板96に実装される部品の中で最も高さ寸法の大きい(背の高い)部品とされている(図2参照)。
図2に示されるように、回路カバー98は、鋼板で製作されると共に、上方側(モータハウジング30側)へ開口された略有底円筒形状に形成されて、回転軸50と同軸上に配置されている。また、図1にも示されるように、回路カバー98の開口端(上端)には、カバー側フランジ部98Aが一体に形成されており、カバー側フランジ部98Aは、回路カバー98の開口端から回路カバー98の径方向外側へ突出されると共に、回路カバー98の全周に亘って形成されている。また、カバー側フランジ部98Aには、複数(本実施の形態では4箇所)の取付孔98B(図1参照)が形成されている。そして、回路カバー98は、回路基板96及びプレートユニット92を覆うと共に、モータハウジング30の下端部を閉塞している。具体的には、カバー側フランジ部98Aが、モータハウジング30の囲繞壁42Aの内側に且つステータホルダ86のホルダ側フランジ部86Bと上下方向に対向して配置されている。そして、回路カバー98の取付孔98B内にネジ97(図3参照)が挿入されて、当該ネジ97によって回路カバー98がホルダ側フランジ部86Bと共にモータハウジング30の第2結合部42に締結固定されている。これにより、回路基板96が、回路カバー98の底壁98Cと平行に配置されると共に、底壁98Cの上方側(底壁98Cの板厚方向一方側)に配置されている。
回路カバー98の底壁98Cには、「絞り部」としての第1ビード100が一体に形成されている。第1ビード100は、プレス加工等によって底壁98Cに対して下方側(底壁98Cの板厚方向他方側)へ突出(隆起)されると共に、上方側へ開放された断面略U字形状に形成されている。具体的には、第1ビード100は、板厚方向を上下方向にして配置された第1ビード底壁部102と、第1ビード底壁部102及び底壁98Cを連結する第1ビード縁部104と、を含んで構成されている。また、図1に示されるように、第1ビード100は、底壁98Cの板厚方向(すなわち、回路カバー98の軸方向)から見て略逆D字形状に形成されている。具体的には、第1ビード縁部104が、直線状に形成された「直線状縁部」としての第1直線状縁部104Aと、回路カバー98の周方向に沿って略円弧状に形成された第1円弧状縁部104Bと、によって構成されている。そして、第1直線状縁部104Aが底壁98Cの中心Cの近傍において直線状に延在されて、第1直線状縁部104Aの長手方向両端部が、第1円弧状縁部104Bの長手方向両端部に滑らかに接続されている。
また、底壁98Cの板厚方向から見て、第1直線状縁部104Aが底壁98Cの中心Cを避けるようにして直線状に配置されている。すなわち、底壁98Cの板厚方向から見て、第1直線状縁部104Aに対して直交する方向において、底壁98Cの中心Cと第1直線状縁部104Aとがオーバーラップして配置されている。さらに、底壁98Cの板厚方向から見て、回路基板96に実装された一対のコンデンサ96Aa(図3参照)と第1ビード100とがオーバーラップするよう設定されている。
さらに、図1及び図2に示されるように、回路カバー98の底壁98Cには、「絞り部」としての第2ビード110が一体に形成されており、第2ビード110は、第1ビード100と隣接するように配置されている。また、第2ビード110は、第1ビード100と同様に、プレス加工等によって底壁98Cに対して下方側(底壁98Cの板厚方向他方側)へ突出(隆起)されると共に、上方側へ開放された断面略U字形状に形成されている。具体的には、第2ビード110は、板厚方向を上下方向とし且つ第1ビード底壁部102と面一に配置された第2ビード底壁部112と、第2ビード底壁部112及び底壁98Cを連結する第2ビード縁部114と、を含んで構成されている。さらに、図1に示されるように、第2ビード110は、底壁98Cの板厚方向から見て、略D字形状に形成されている。具体的には、第2ビード縁部114が、直線状に形成された「直線状縁部」としての第2直線状縁部114Aと、第1円弧状縁部104Bと同一円を成すように略円弧状に形成された第2円弧状縁部114Bと、によって構成されている。そして、第2直線状縁部114Aが第1直線状縁部104Aと平行に延在されており、第2円弧状縁部114Bの長手方向両端部が、第2直線状縁部114Aの長手方向両端部に滑らかに接続されている。
また、第2直線状縁部114Aも第1直線状縁部104Aと同様に、底壁98Cの板厚方向から見て、第2直線状縁部114Aが底壁98Cの中心Cを避けるようにして直線状に配置されている。すなわち、底壁98Cの板厚方向から見て、第2直線状縁部114Aに対して直交する方向において、底壁98Cの中心Cと第2直線状縁部114Aとがオーバーラップして配置されている。さらに、底壁98Cの板厚方向から見て、回路基板96に実装された一対のコンデンサ96Ab(図3参照)と第2ビード110とがオーバーラップするように設定されている。
さらに、図2に示されるように、回路カバー98の側壁98Dの上端部には、傾斜壁98Eが形成されており、傾斜壁98Eは、下方側(底壁98C側)へ向かうに従い回路カバー98の径方向内側へ傾斜されて、底壁98Cと滑らかに接続されている。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成されたウォータポンプ10では、コネクタ部44に外部コネクタが接続されて、モータ部60を駆動制御する電力が外部コネクタから回路装置90へ供給される。これにより、モータ部60が駆動して、モータ部60のロータ62が回転軸50の軸線回りに回転されると共に、インペラ70が回転軸50の軸線回りに回転される。そして、インペラ70が回転されることで、ポンプ部12の入口管22からポンプケース14内に流入された冷却水が圧送されて出口管24から流出される。
また、ウォータポンプ10では、モータ部60を駆動制御する回路基板96が回路カバー98によって覆われている。この回路カバー98は有底円筒形状に形成されており、回路カバー98のカバー側フランジ部98Aが、モータハウジング30の第2結合部42に締結固定されている。
ここで、回路カバー98が鋼板(金属)により構成されている。また、回路カバー98の底壁98Cには、第1ビード100及び第2ビード110が形成されており、第1ビード100及び第2ビード110は、底壁98Cに対して下方側(底壁98Cの板厚方向他方側)へ突出されている。このため、回路カバー98の底壁98Cが第1ビード100及び第2ビード110によって補強されるため、仮に回路カバー98において第1ビード100及び第2ビード110が省略された場合と比べて、回路カバー98の固有振動数が高くなる。これにより、回路カバー98を鋼板(金属)により構成することで、モータ部60の磁気振動周波数と回路カバー98の固有振動数との差が小さくなる場合でも、回路カバー98に第1ビード100及び第2ビード110を形成することで、モータ部60の磁気振動周波数と回路カバー98の固有振動数との差を大きくすることができる。その結果、金属により構成された回路カバー98のモータ部60の駆動時における共振を抑制できる。
また、回路基板96の下面に、一対のコンデンサ96Aa,96Abが実装されており、コンデンサ96Aa,96Abが回路基板96から下方側へ突出されている。そして、底壁98Cの板厚方向から見て、一対のコンデンサ96Aaとオーバーラップするように第1ビード100が配置されると共に、一対のコンデンサ96Abとオーバーラップするように第2ビード110が配置されている。このため、第1ビード100及び第2ビード110を活用して、比較的背の高いコンデンサ96Aa,96Abと回路カバー98との間の隙間を確保しつつ、回路カバー98の共振を抑制できる。換言すると、底壁98Cの板厚方向から見て、比較的背の高いコンデンサ96Aa,96Abとオーバーラップしない回路カバー98の底壁98C部分を回路基板96側に配置できる。これにより、回路カバー98の体格の大型化を抑制しつつ、モータ部60の駆動時における回路カバー98の共振を抑制できる。
さらに、第1ビード100の第1ビード縁部104の一部が第1直線状縁部104Aとされており、第2ビード110の第2ビード縁部114の一部が第2直線状縁部114Aとされている。そして、底壁98Cの板厚方向から見て、第1直線状縁部104A及び第2直線状縁部114Aが底壁98Cの中心Cを避けるようにして直線状に配置されている。すなわち、底壁98Cの板厚方向から見て、第1直線状縁部104A及び第2直線状縁部114Aに対して直交する方向において、底壁98Cの中心Cと第1直線状縁部104A及び第2直線状縁部114Aとがオーバーラップして配置されている。これにより、回路カバー98の1次の固有振動数を効果的に高くすることができる。
すなわち、回路カバー98は有底円筒形状に形成されているため、回路カバー98の1次の固有振動数では、底壁98Cの中心部が腹となり底壁98Cの周縁部が節となる振動モードとなる。これに対して、本実施の形態の回路カバー98では、底壁98Cの中心Cを避けるように第1直線状縁部104A及び第2直線状縁部114Aが配置されるため、第1ビード100及び第2ビード110によって主に回路カバー98の底壁98Cの中心部が補強される。このため、回路カバー98の1次の固有振動数を効果的に高くすることができる。
なお、本実施の形態では、第1ビード100及び第2ビード110が、回路カバー98の底壁98Cに対して下方側(底壁98Cの板厚方向他方側)へ突出されている。これに代えて、第1ビード100及び第2ビード110を、底壁98Cに対して上方側(底壁98Cの板厚方向一方側)へ突出するように構成してもよい。この場合には、第1ビード100及び第2ビード110とコンデンサ96Aa,96Abとの隙間を確保するように、回路カバー98の底壁98Cを下方側へ位置するように配置してもよい。
また、本実施の形態では、回路カバー98の底壁98Cに、略D字形状の第1ビード100及び第2ビード110が形成されているが、回路カバー98の底壁98Cに形成するビードの形状及び個数は、各種ウォータポンプの仕様に応じて変更してもよい。例えば、図4に示されるように、回路カバー98の底壁98Cに略長尺状の「絞り部」としてのビード120A〜ビード120Dを4箇所形成して、ビード120A〜ビード120Dを平行に配置するように構成してもよい。そして、この場合には、ビード120A〜ビード120Dの縁部において直線状に形成された部分が、本発明の「直線状縁部」となり、ビード120A〜ビード120Dの直線状縁部が、底壁98Cの中心Cを避けるように配置される。
10・・・ウォータポンプ(液体ポンプ)、12・・・ポンプ部、30・・・モータハウジング、60・・・モータ部、70・・・インペラ、96Aa,96Ab・・・コンデンサ、96・・・回路基板、98・・・回路カバー(カバー)、98C・・・底壁、100・・・第1ビード(絞り部)、104・・・第1ビード縁部(縁部)、104A・・・第1直線状縁部(直線状縁部)、110・・・第2ビード(絞り部)、114・・・第2ビード縁部(縁部)、114A・・・第2直線状縁部(直線状縁部)、C・・・中心

Claims (3)

  1. 内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、
    前記インペラを回転させるモータ部を収容するモータハウジングと、
    金属製にされると共に、有底円筒状に形成され、前記モータ部を駆動制御する回路基板を覆った状態で開口部が前記モータハウジングに固定されたカバーと、
    前記カバーの底壁に形成され、当該底壁の板厚方向一方側又は板厚方向他方側へ突出された絞り部と、
    を備え、
    前記絞り部は、第1ビード及び第2ビードであり、
    前記第1ビード及び前記第2ビードの縁部は、直線状に形成された直線状縁部と、円弧状に形成された円弧状縁部とによって構成され、
    前記第1ビード及び前記第2ビードの各前記直線状縁部が、前記底壁の板厚方向から見て、前記底壁の中心を避けるようにして配置され、
    前記回路基板に実装された部品の中で最も高さ寸法の大きい部品と前記カバーの底壁との間に隙間が確保された液体ポンプ。
  2. 内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、
    前記インペラを回転させるモータ部を収容するモータハウジングと、
    金属製にされると共に、有底円筒状に形成され、前記モータ部を駆動制御する回路基板を覆った状態で開口部が前記モータハウジングに固定されたカバーと、
    前記カバーの底壁に形成され、当該底壁の板厚方向一方側又は板厚方向他方側へ突出された絞り部と、
    を備え、
    前記絞り部は、前記底壁の板厚方向から見て、平行に延びる複数の長尺状のビードであり、
    前記複数の長尺状のビードに含まれる一対の前記ビードの直線状縁部が、前記底壁の板厚方向から見て、前記底壁の中心を避けるようにして配置され、
    前記回路基板に実装された部品の中で最も高さ寸法の大きい部品と前記カバーの底壁との間に隙間が確保された液体ポンプ。
  3. 前記回路基板は、前記底壁の板厚方向一方側において、前記底壁と平行に配置されており、前記回路基板の前記底壁側の面には、前記最も高さ寸法の大きい部品であるコンデンサが実装され、
    前記絞り部が前記底壁の板厚方向他方側へ突出され、前記底壁の板厚方向から見て、前記コンデンサと前記絞り部とがオーバーラップして配置された請求項1又は請求項2に記載の液体ポンプ。
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