JP6443199B2 - 電動ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、電動ポンプに関する。
下記特許文献1に記載された電動ポンプでは、樹脂製のポンプボディ(ハウジング)を有している。このポンプボディは、ポンプ部の軸方向を長手方向とする略有底筒状に形成されており、ポンプボディの内部にモータ部のステータが収容されている。
特開2010−13946号公報
ところで、電動ポンプでは、例えば、有底筒状のホルダによってステータを外側から覆うように構成して、ホルダをポンプボディ内に圧入する場合がある。これにより、ポンプボディに対するホルダ(ステータ)の位置ずれを抑制しつつ、ホルダ(ステータ)をポンプボディ内に収容することができる。具体的には、ポンプボディの内周面に、径方向内側へ突出された複数の圧入部を設けて、圧入部にホルダが当接することで、ホルダがポンプボディ内に圧入される。
しかしながら、上述した圧入部をポンプボディに形成すると、ポンプボディの径方向において、圧入部が形成されたポンプボディの部位の厚みが厚くなる。このため、ポンプボディの成形時の成形不良によって、複数の圧入部における寸法精度が悪化する可能性がある。この場合には、ポンプボディに対するホルダの位置ずれが発生する虞がある。
本発明は、上記事実を考慮し、ハウジングに対するホルダの位置ずれを抑制しつつホルダをハウジングに圧入できる電動ポンプを提供することを目的とする。
請求項1に記載の電動ポンプは、内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、ロータ及びステータを含んで構成され、駆動することで前記インペラを回転させるモータ部と、前記モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されると共に、内部に前記ステータが配置され、長手方向一端から径方向外側へ突出されたホルダ側フランジを有するホルダと、樹脂材により構成され、前記モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されて前記ホルダを収容する収容部を内部に有すると共に、前記ホルダ側フランジを締結するための複数の締結部を有し且つ径方向外側へ突出されたハウジング側フランジが長手方向一端部に形成されたハウジングと、
前記収容部の内周面から径方向内側へ突出され、前記ホルダの前記収容部への収容時に前記ホルダに当接して前記ホルダが前記収容部に圧入されると共に、前記締結部に対して前記ハウジングの径方向内側に配置された圧入部と、を備えている。
上記構成によれば、モータ部がロータ及びステータを含んで構成されている。そして、モータ部が駆動することで、ポンプ部のインペラが回転されて、ポンプ部に流入された液体が圧送される。また、ステータはホルダの内部に配置されており、ホルダは、モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されている。そして、ホルダはホルダ側フランジを有しており、ホルダ側フランジは長手方向一端から径方向外側へ突出されている。
一方、電動ポンプは、樹脂材により構成されたハウジングを有している。このハウジングは、モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されて、ホルダを収容する収容部を内部に有している。さらに、ハウジングの長手方向一端部には、径方向外側へ突出されたハウジング側フランジが形成されており、ハウジング側フランジは、ホルダ側フランジを締結するための複数の締結部を有している。これにより、収容部に収容されたホルダをハウジングに締結固定することができる。
ここで、圧入部が、収容部の内周面からハウジングの径方向内側へ突出されている。そして、ホルダの収容部への収容時に圧入部がホルダに当接して、ホルダが収容部に圧入される。これにより、収容部にホルダが収容されたときに、ホルダ(ステータ)のハウジングに対する位置を決定することができる。そして、圧入部は、締結部に対してハウジングの径方向内側に配置されている。このため、ハウジング側フランジの圧入部が形成された部位では、ハウジングの径方向において締結部が介在されるようになる。これにより、圧入部が形成されたハウジング側フランジの部位における、ハウジングの径方向の肉厚が厚くなることを抑制できる。したがって、ハウジングの成形後における圧入部の寸法精度を高くすることができる。その結果、ハウジングに対するホルダの位置ずれを抑制しつつホルダをハウジングに圧入できる。
請求項2に記載の電動ポンプは、請求項1に記載の発明において、前記締結部は、インサート成形によってハウジング側フランジに埋設されたインサートナットで構成されている。
上記構成によれば、締結部がインサートナットで構成されているため、締結部材によってホルダをハウジングに締結するときの締付トルクを比較的高くすることができる。これにより、簡易な構成でホルダを締結するときの締付トルクを確保することができる。
請求項3に記載の電動ポンプは、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記インサートナットは、筒状に形成されており、前記圧入部の外周面が、前記ハウジングの長手方向一方側から見て前記インサートナットを囲う方向に湾曲または屈曲されている。
上記構成によれば、インサートナットの外周面から圧入部の外周面までの肉厚を略一定に設定することができる。これにより、圧入部の寸法精度を一層高くすることができる。
請求項4に記載の電動ポンプは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の発明において、前記ホルダの長手方向一端部には、前記ホルダの径方向外側へ拡径された拡径部が形成されており、前記ホルダが前記収容部に収容された状態では、前記拡径部が前記圧入部に当接されている。
上記構成によれば、ホルダが収容部に収容された状態(つまり、圧入された状態)では、ホルダの拡径部と圧入部とが当接されている。このため、例えば、成形後の圧入部に対する寸法管理をするときには、圧入部における拡径部と当接される部位を管理すれば足りることになる。したがって、成形後におけるホルダの寸法管理をし易くすることができる。
請求項5に記載の電動ポンプは、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の発明において、前記ハウジングの長手方向一方側には、前記モータ部を駆動制御するための回路基板と、前記回路基板を固定するための固定プレートと、が設けられており、前記固定プレートが、前記ホルダ側フランジと共に前記締結部に締結されている。
上記構成によれば、回路基板を固定するための固定プレートが、ホルダ側フランジと共に締結部に締結されている。このため、固定プレートをホルダに固定させつつハウジングに固定させることができる。
請求項6に記載の電動ポンプは、請求項5に記載の発明において、前記ハウジング側フランジは、前記締結部が設けられた複数の締結フランジ部と、前記ハウジングの周方向において前記締結フランジ部に隣接され且つ前記ハウジングからの突出量が前記締結フランジ部よりも大きく設定された複数の厚肉フランジ部と、を含んで構成され、前記ハウジングの長手方向一方側には、前記回路基板を覆うカバーが設けられ、前記カバーは、前記ハウジング側へ開放された有底筒状を成しており、前記カバーの開口端には、前記カバーの径方向外側へ突出され且つ固定部材によって前記ホルダ側フランジに固定されるカバー側フランジが形成され、前記固定部材が、前記ハウジングの長手方向一方側から見て、前記厚肉フランジ部が形成された部位に配置されている。
上記構成によれば、ハウジング側フランジは、複数の締結フランジ部と、ハウジングの周方向において締結フランジ部に隣接された複数の厚肉フランジ部と、を含んで構成されている。そして、締結フランジ部に締結部が設けられており、厚肉フランジ部のハウジングからの突出量が締結フランジ部の突出量よりも大きく設定されている。
また、ハウジングの長手方向一方側には、回路基板を覆うカバーが設けられている。このカバーは、ハウジング側へ開放された有底筒状を成しており、カバーの開口端には、カバーの径方向外側へ突出されたカバー側フランジが形成されている。そして、カバー側フランジが固定部材によってホルダ側フランジに固定されている。
ここで、固定部材が、ハウジングの長手方向一方側から見て、厚肉フランジ部が形成された部位に配置されている。このため、カバーを固定するための固定部材をカバー側フランジの外形に対して内側に配置することができる。
本実施の形態に係るウォータポンプに用いられるモータハウジングを模式的に示す上方側から見た平面図である。 本実施の形態に係るウォータポンプの全体を示す縦断面図(図1の2−2線断面図)である。 図2に示されるステータホルダの開口端部を拡大して示す縦断面図である。 図2に示されるウォータポンプの回路カバーを取り外した状態を示す平面図である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る「電動ポンプ」としてのウォータポンプ10について説明する。
本実施の形態に係るウォータポンプ10は、例えば車両(自動車)のエアコンヒータ用の冷却水(液体)を圧送するためのポンプとして用いられている。図2に示されるように、ウォータポンプ10は、インペラ70が収容され且つ冷却水を圧送するポンプ部12と、インペラ70を回転させるためのモータ部60と、を備えている。また、ウォータポンプ10は、モータ部60を収容する「ハウジング」としてのモータハウジング30と、モータ部60を駆動制御する回路基板96を有する回路装置90と、を備えている。
以下、上記各構成をポンプ部12、モータハウジング30、モータ部60、及び回路装置90の順で説明する。なお、ウォータポンプ10は、全体として略円柱形状に形成されており、以下の説明では、図面に適宜示される矢印A方向を下方とし、矢印B方向を上方としている。
(ポンプ部12について)
ポンプ部12はウォータポンプ10の下部を構成している。ポンプ部12はポンプケース14を備えており、ポンプケース14はポンプ部12の外周部分を構成している。このポンプケース14はケース本体部16を有しており、ケース本体部16は上方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。ケース本体部16の内部には、中央部において、インペラ70を収容するインペラ収容部18が形成されており、インペラ収容部18は、上方側へ開放された略凹状に形成されている。さらに、ケース本体部16の内部には、インペラ収容部18に対してケース本体部16の径方向外側において、流路20が形成されている。この流路20は、上方側へ開放された断面略U字形状に形成されると共に、ケース本体部16の周方向に沿って延在されている。
また、ケース本体部16の下壁には、中央部(ウォータポンプ10の軸心部)において、入口管22が一体に形成されている。入口管22は、管状に形成されて、ケース本体部16から下方側へ延出されている。また、入口管22はインペラ収容部18と連通されており、冷却水が入口管22からケース本体部16の内部へ流入されるようになっている。
さらに、ケース本体部16の外周部には、図示しない出口管が一体に形成されている。この出口管は、管状に形成されて、ケース本体部16の側壁からウォータポンプ10の軸線に対して直交する方向に延出されている。そして、出口管は流路20と連通されており、ケース本体部16内に流入された冷却水が出口管24から流出されるようになっている。
また、ケース本体部16の開放端部には、ポンプ側フランジ26が一体に形成されており、ポンプ側フランジ26は、ケース本体部16からケース本体部16の径方向外側へ突出されると共に、ケース本体部16の全周に亘って略リング状に形成されている。このポンプ側フランジ26の上面には、略円筒形状のリブ26Aが立設されており、リブ26Aはケース本体部16の全周に亘って形成されて、ポンプ側フランジ26から上方側へ突出されている。
(モータハウジング30について)
モータハウジング30は、ウォータポンプ10の上下方向中間部を構成すると共に、ポンプ部12に対して上方側に配置されている。このモータハウジング30は、上下方向を長手方向とし且つ全体として上方側へ開放された略有底円筒状に形成されて、入口管22(ウォータポンプ10の軸線)と同軸上に配置されている。具体的には、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向外側部分を構成する外筒部32を有しており、外筒部32は上方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。また、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向内側部分を構成する内筒部34を有している。この内筒部34は、下方側へ開放された略有底円筒状に形成されており、内筒部34の開放端(下端)が外筒部32の底壁に結合されている。
そして、外筒部32と内筒部34との間の空間が、後述するステータ80を収容するための「収容部」としてのステータ収容部36とされており、ステータ収容部36は上方側へ開放された略円環状の空間に形成されている。さらに、内筒部34の内側の空間が、後述するロータ62を収容するためのロータ収容部38とされている。
また、外筒部32の外周部分を構成する外筒壁32Aの下端部には、下側フランジ40が一体に形成されている。下側フランジ40は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出され、外筒壁32Aの全周に亘って略リング状に形成されると共に、前述したポンプ側フランジ26と上下方向に対向して配置されている。また、下側フランジ40の下面には、前述したポンプ側フランジ26のリブ26Aと対応する位置において、リブ収容凹部40Aが形成されている。リブ収容凹部40Aは、下方側へ開放されると共に、モータハウジング30の軸方向から見て円環状(リング状)に形成されている。そして、リブ収容凹部40A内にポンプケース14のリブ26Aが収容された状態で、下側フランジ40とポンプ側フランジ26とが結合されている。また、この状態では、外筒部32の底壁がポンプケース14内に入り込むと共に、ポンプケース14内とロータ収容部38内とが連通されている。
一方、外筒壁32Aの上端部(長手方向一方側の端部)には、「ハウジング側フランジ」としての上側フランジ42が一体に形成されている。上側フランジ42は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出されると共に、外筒壁32Aの全周に亘って所定の形状に形成されている。具体的には、図1に示されるように、上側フランジ42は、上方側から見て略矩形状に形成されている。このため、モータハウジング30の径方向における上側フランジ42の厚み(外筒壁32Aからの突出量)が、上側フランジ42の角部周辺において厚くなるように設定されている。すなわち、上側フランジ42は、上側フランジ42の角部周辺を構成する4箇所の厚肉フランジ部42−1と、モータハウジング30の周方向において厚肉フランジ部42−1に隣接して配置され且つ厚肉フランジ部42−1よりも上記厚みが薄く設定された4箇所の締結フランジ部42−2と、を含んで構成されている。
また、上側フランジ42には、「締結部」としてのインサートナット43が、複数(本実施の形態では、3つ)設けられている。インサートナット43は、上方側へ開放された略有底円筒状に形成されると共に、インサート成形によって上側フランジ42に埋設されている。また、インサートナット43は、上側フランジ42の締結フランジ部42−2に配置されると共に、モータハウジング30の周方向に等間隔毎(120度毎)に配置されている。
さらに、モータハウジング30における外筒壁32Aの内周面(以下、この内周面をステータ収容部36の内周面という)には、複数(本実施の形態では、3箇所)の圧入部36Aが一体に形成されている。圧入部36Aは、上方側から見てモータハウジング30の径方向内側へ凸となる略円弧状に形成されると共に、インサートナット43に対してモータハウジング30の径方向内側に配置されている。具体的には、圧入部36Aが、上方側から見てインサートナット43と同心円を成す略円弧状に形成されると共に、モータハウジング30の長手方向に亘って延在されている。これにより、圧入部36Aが、モータハウジング30の周方向に等間隔毎(120度毎)に配置されている。さらに、上方側から見て、3箇所の圧入部36Aの頂点を結ぶ架空円の直径は、後述するステータホルダ86の直径寸法(詳しくは、ステータホルダ86の拡径部86Cの直径寸法)に比べて若干小さく設定されている。なお、図1では、便宜上、モータハウジング30の内筒部34を図示省略している。
また、上側フランジ42の上面には、上側フランジ42の外周縁部において、囲繞壁42Aが一体に形成されている。囲繞壁42Aは、上側フランジ42から上方側へ突出されると共に、上側フランジ42の全周に亘って形成されている。
さらに、上側フランジ42には、外部コネクタ(図示省略)と嵌合されるコネクタ部44が一体に形成されている。このコネクタ部44は、上方側へ開放された略有底矩形筒状に形成されて、上側フランジ42から上方側へ突出されている。また、モータハウジング30には、外部コネクタと接続されるコネクタターミナル46が設けられており、コネクタターミナル46の一端部がコネクタ部44の内部に配置されている。さらに、コネクタターミナル46は所定の形状に屈曲されており、コネクタターミナル46の他端部が、モータハウジング30から上方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。
また、図2に示されるように、内筒部34の底壁には、中央部において、略円筒形状の支持部48が一体に形成されている。支持部48は、ポンプ部12の入口管22と同軸上に配置されて、内筒部34の底壁から下方側へ突出されている。さらに、内筒部34内には、円柱状の回転軸50が設けられており、回転軸50は支持部48と同軸上に配置されている。そして、回転軸50の上端部が支持部48に固定支持されており、回転軸50は支持部48から下方側へ突出されている。
(モータ部60について)
図2に示されるように、モータ部60は、ロータ62とステータ80とを含んで構成されている。ロータ62は、モータハウジング30のロータ収容部38内に収容されている。また、ロータ62は、略円筒状に形成されると共に、回転軸50の径方向外側で且つ回転軸50と同軸上に配置されている。このロータ62の内部には、複数のマグネット63が設けられており、マグネット63はロータ62の周方向に沿って配置されている。また、ロータ62の径方向内側には、軸受64がロータ62とは離間して設けられている。この軸受64は、略円筒形状に形成されて、回転軸50に回転可能に支持されている。そして、軸受64とロータ62とが、樹脂材により構成されたモールド部66によって一体に成形されている。これにより、ロータ62が軸受64を介して回転軸50に回転可能に支持されている。
また、モールド部66の下端部には、インペラ70を構成する第1円盤部72及びブレード74が一体に形成されている。第1円盤部72は、略円板状に形成されて、板厚方向を回転軸50の軸方向にして回転軸50と同軸上に配置されている。また、ブレード74は、第1円盤部72から下方側へ突出されている。さらに、ブレード74の上側には、インペラ70を構成する第2円盤部76が設けられている。第2円盤部76は、略円板状に形成されると共に、第1円盤部72とブレード74を介して対向するように配置されて、ブレード74と一体に結合されている。
ステータ80は、環状に形成されたステータコア82と、導電性を有する巻線84と、を含んで構成されて、モータハウジング30のステータ収容部36内に収容されている。ステータコア82は、所定の形状に打ち抜かれた複数の鋼板によって構成されており、当該鋼板が板厚方向を上下方向にして上下方向に積層されている。そして、ステータコア82には、自身の径方向外側へ延びる複数のティース部82Aが形成されている。
巻線84は、ステータコア82のティース部82Aに巻回されている。これにより、ティース部82Aの外周部に沿って巻き回された巻線部84Aが形成されている。また、巻線84の端末部は、モータハウジング30(ステータ収容部36)から上方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。なお、巻線部84Aとティース部82Aとの間には、絶縁部材85が介装されている。
また、ステータ80は、ステータホルダ86によって覆われており、ステータホルダ86がステータ80の外郭を構成している。ステータホルダ86は、鋼板で製作されると共に、上方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。また、ステータホルダ86の底壁には、円形状の配置孔86Aが上下方向に貫通形成されている。
また、ステータホルダ86の開口端(上端)には、ホルダ側フランジ86Bが一体に形成されている。このホルダ側フランジ86Bは、ステータホルダ86の開口端からステータホルダ86の径方向外側へ延出されて、モータハウジング30の上側フランジ42の上側で且つ囲繞壁42Aの内側に配置されている。また、ホルダ側フランジ86Bの外形は、囲繞壁42A(上側フランジ42)の形状に対応して、下側から見て略矩形状に形成されている(図1参照)。
図3に示されるように、ホルダ側フランジ86Bには、インサートナット43に対応する位置において、3箇所の締結孔87が上下方向に貫通形成されている。そして、締結孔87の内部に締結ネジ88(広義には、締結部材として把握される要素である)が上方側から挿入されて、締結ネジ88がインサートナット43に螺合されることで、ステータホルダ86が、モータハウジング30に締結固定されている。
また、図1に示されるように、ホルダ側フランジ86Bの4箇所の角部には、後述する回路カバー98を締結固定するためのバーリング89が形成されている。このバーリング89は、略円筒状に形成されて、ホルダ側フランジ86Bから下方側へ突出されている。また、前述したモータハウジング30の上側フランジ42(厚肉フランジ部42−1)には、上記バーリング89に対応した位置において、上方側へ開放された断面円形状の凹部42Bが形成されている。そして、バーリング89が当該凹部42Bの内部に配置されるようになっている。
さらに、図3に示されるように、ステータホルダ86の開口端部(上端部)には、ステータホルダ86の径方向外側に拡径された拡径部86Cが形成されている。そして、ステータ80がステータホルダ86内に配置された状態で、ステータ80及びステータホルダ86がステータ収容部36内に収容されている。具体的には、ステータ80及びステータホルダ86がステータ収容部36内に上方側から収容(挿入)されるときに、ステータホルダ86における拡径部86Cの外周面が、上述した3箇所の圧入部36Aに当接されて、ステータホルダ86がステータ収容部36内に圧入される。すなわち、この状態では、ステータホルダ86の外周面は、ステータ収容部36の圧入部36Aの上端部のみに当接されて、圧入部36Aの上端部以外の内周面には当接されていない。また、この状態では、モータハウジング30の内筒部34が配置孔86Aの内側に配置されている。
(回路装置90について)
図2に示されるように、回路装置90は、ウォータポンプ10の上部を構成すると共に、モータハウジング30の上方側に配置されている。また、回路装置90は、「固定プレート」としてのプレートユニット92と、回路基板96と、「カバー」としての回路カバー98と、を含んで構成されている。
プレートユニット92は、略円盤状に形成されて、モータハウジング30に対して上方側に配置されている。このプレートユニット92は、樹脂材で構成されたプレート本体93と、鋼板で構成されたリングプレート94と、を有している。また、リングプレート94は、リング状に形成されたリング部94Aと、リング部94Aよりも上側で且つ径方向内側に形成された円板上の天壁94Bと、を含んで構成されており、リング部94Aと天壁94Bとが図示しない位置において連結されている。そして、プレート本体93が略円筒状に形成されて、リングプレート94と一体に形成されている。
さらに、図3に示されるように、リングプレート94のリング部94Aは、ホルダ側フランジ86Bの上方側に隣接して配置されており、リング部94Aには、複数の固定孔94Aaが形成されている。そして、当該固定孔94Aa内に、前述した締結ネジ88が挿入されて、プレートユニット92がホルダ側フランジ86Bと共にインサートナット43に締結固定されている。これにより、プレートユニット92がホルダ側フランジ86Bと共にモータハウジング30に締結固定されている。
また、図示は省略するが、リングプレート94のリング部94Aには、後述する回路基板96を固定するための複数の固定片が一体に形成されている。この固定片は、リング部94Aから上方側に突出されて、所定の形状に屈曲されると共に、後述する回路基板96の下面に隣接するようになっている。
図2及び4に示されるように、回路基板96は、略円板状に形成されて、板厚方向を上下方向にしてプレートユニット92の上方側に配置されている。そして、ネジ95(図4参照)が、リングプレート94の固定片に締結されて、ネジ95によって回路基板96がプレートユニット92(図4では不図示)に固定されている。また、回路基板96には、巻線84の端末部が接続される接続孔96Aが形成されており、接続孔96A内に巻線84の端末部が挿入されて巻線84が回路基板96に電気的に接続されている。さらに、回路基板96には、前述したコネクタターミナル46の他端部が電気的に接続されている。また、回路基板96には、前述した巻線84の端末とは別のターミナルが接続される接続孔96Bも形成されている。
図2に示されるように、回路カバー98は、鋼板で製作されると共に、下方側(モータハウジング30側)へ開口された略有底円筒形状に形成されて、回転軸50と同軸上に配置されている。また、回路カバー98の開口端(下端)には、カバー側フランジ98Aが一体に形成されている。このカバー側フランジ98Aは、回路カバー98の開口端から回路カバー98の径方向外側へ突出され、前述したリング部94Aよりも回路カバー98の径方向外側に配置されると共に、回路カバー98の全周に亘って形成されている。また、カバー側フランジ98Aの外周縁部は、モータハウジング30の囲繞壁42A(上側フランジ42)に対応した形状に形成されて、上方側から見て略矩形状に形成されている。
また、図示は省略するが、カバー側フランジ98Aには、前述したホルダ側フランジ86Bのバーリング89(図1参照)に対応した位置において、4箇所の取付孔が上下方向に貫通形成されている。そして、回路カバー98は、回路基板96及びプレートユニット92を覆うと共に、モータハウジング30の上端部を閉塞している。具体的には、カバー側フランジ98Aが、モータハウジング30の囲繞壁42Aの内側に且つステータホルダ86のホルダ側フランジ86Bと上下方向に対向して配置されている。そして、回路カバー98の取付孔内に「固定部材」としての取付ネジ97(図4参照)が挿入されて、取付ネジ97がホルダ側フランジ86Bのバーリング89に螺合されることによって回路カバー98がホルダ側フランジ86Bに締結固定されている。これにより、回路基板96及びステータ80が、ステータホルダ86及び回路カバー98によって覆われるようになっている。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成されたウォータポンプ10では、コネクタ部44に外部コネクタが接続されて、モータ部60を駆動制御する電力が外部コネクタから回路装置90へ供給される。これにより、モータ部60が駆動して、モータ部60のロータ62が回転軸50の軸線回りに回転されると共に、インペラ70が回転軸50の軸線回りに回転される。そして、インペラ70が回転されることで、ポンプ部12の入口管22からポンプケース14内に流入された冷却水が圧送されて出口管24から流出される。
また、ウォータポンプ10では、モータ部60のステータ80が、筒状のステータホルダ86の内部に配置されており、ステータホルダ86の上端部(長手方向一端部)には、径方向外側へ突出されたホルダ側フランジ86Bが形成されている。
さらに、ステータホルダ86は、樹脂製のモータハウジング30のステータ収容部36内に収容されており、モータハウジング30の上端部(長手方向一端部)には、径方向外側へ突出された上側フランジ42が形成されている。そして、上側フランジ42には、ホルダ側フランジ86Bを締結するための複数のインサートナット43が埋設されている。
ここで、ステータ収容部36の内周面には、圧入部36Aが形成されており、圧入部36Aは、当該内周面からモータハウジング30の径方向内側へ突出されている。そして、ステータホルダ86のステータ収容部36への収容時にステータホルダ86が圧入部36Aに当接して、ステータホルダ86がステータ収容部36に圧入される。このため、ステータ収容部36にステータホルダ86が収容されたときには、ステータホルダ86がモータハウジング30に保持されると共に、ステータホルダ86(ステータ80)のモータハウジング30に対する位置が決定される。
また、圧入部36Aは、インサートナット43に対してモータハウジング30の径方向内側に配置されている。このため、上側フランジ42における圧入部36Aが形成された部位では、モータハウジング30の径方向においてインサートナット43が介在されるようになる。これにより、上側フランジ42における圧入部36Aが形成された部位では、モータハウジング30の径方向における肉厚が厚くなることを抑制できる。したがって、モータハウジング30の成形後における圧入部36Aの寸法精度を高くすることができる。その結果、ステータホルダ86(ステータ80)のモータハウジング30に対する位置ずれ(軸ずれ)を抑制しつつ、ステータホルダ86(ステータ80)のモータハウジング30に対する位置を良好に決定することができる。
すなわち、仮に圧入部36Aを上側フランジ42の厚肉フランジ部42−1に形成した場合には、圧入部36Aが形成された厚肉フランジ部42−1の部位における厚み(モータハウジング30の径方向における厚み)が、比較的厚くなる。このため、モータハウジング30の成形後において樹脂材が熱収縮することによって、圧入部36Aの寸法精度が悪化する可能性がある。例えば、圧入部36Aのステータ収容部36の内周面からの突出高さが、設定した突出高さよりも小さくなる可能性がある。また、圧入部36Aが形成された厚肉フランジ部42−1の部位における厚みが厚くなることで、モータハウジング30の成形時に圧入部36Aにおいて所謂ヒケが発生する虞がある。この場合にも、圧入部36Aの寸法精度が悪化する虞がある。この場合には、ステータホルダ86をステータ収容部36内に良好に圧入することができなくなると共に、ステータホルダ86(ステータ80)のモータハウジング30に対する位置がずれる虞がある。
これに対して、本実施の形態のモータハウジング30によれば、上述したように、圧入部36Aが、インサートナット43に対してモータハウジング30の径方向内側に配置されている。このため、上側フランジ42における圧入部36Aが形成された部位では、モータハウジング30の径方向においてインサートナット43が介在されるようになる。これにより、圧入部36Aが形成された部位における、モータハウジング30の径方向の肉厚が厚くなることを抑制できる。したがって、ステータホルダ86(ステータ80)のモータハウジング30に対する位置ずれ(軸ずれ)を抑制しつつ、ステータホルダ86(ステータ80)をモータハウジング30に良好に圧入することができる。
しかも、本実施の形態では、ステータホルダ86を締結するためのインサートナット43を活用して、圧入部36Aが形成された部位の肉厚が厚くなることを抑制している。したがって、インサートナット43を有効に活用して、モータハウジング30の成形性を向上することができる。
また、ステータホルダ86をモータハウジング30に締結するための締結部がインサートナット43で構成されている。このため、ホルダ側フランジ86Bを締結ネジ88によってインサートナット43に締結するときの締付トルクを比較的高く設定することができる。これにより、簡易な構成でステータホルダ86に対する締付トルクを確保することができる。
さらに、圧入部36Aの外周面が、上方側から見て、インサートナット43と同心円状を成す円弧状に形成されている。このため、インサートナット43の外周面から圧入部36Aの外周面までの肉厚を略一定にすることができる。これにより、モータハウジング30における圧入部36Aが形成された部位の寸法精度を一層高くすることができる。
また、回路基板96を固定するためのプレートユニット92が、ホルダ側フランジ86Bと共にインサートナット43に締結されている。このため、プレートユニット92をステータホルダ86に固定させつつモータハウジング30に固定させることができる。
さらに、モータハウジング30の上側フランジ42の外形が、上方側から見て、略矩形状に形成されている。そして、上側フランジ42は、上側フランジ42の角部周辺を構成する4箇所の厚肉フランジ部42−1と、モータハウジング30の周方向において厚肉フランジ部42−1に隣接して配置され且つ厚肉フランジ部42−1よりも上記厚みが薄く設定された締結フランジ部42−2と、を含んで構成されている。さらに、回路カバー98のカバー側フランジ98Aが、厚肉フランジ部42−1に対応する位置において、ホルダ側フランジ86Bのバーリング89に締結されている。このため、取付ネジ97が、上方側から見て、厚肉フランジ部42−1の位置に配置されている。これにより、回路カバー98を固定するための取付ネジ97を上側フランジ42の外形(詳しくは、囲繞壁42A)の内側に配置することができる。
換言すると、回路カバー98を固定するための取付ネジ97を上側フランジ42の外形の内側に配置するために、上側フランジ42に厚肉フランジ部42−1が設定されている。よって、このような形状を成す上側フランジ42を備えたモータハウジング30に圧入部36Aを形成した場合でも、インサートナット43に対してモータハウジング30の径方向内側に圧入部36Aを設定することで、圧入部36Aの寸法精度を高くしてモータハウジング30を成形することができる。
さらに、回路カバー98のカバー側フランジ98Aが、ステータホルダ86のホルダ側フランジ86Bに締結固定されるため、回路基板96及びステータ80が、回路カバー98及びステータホルダ86によって覆われている。このため、回路基板96及びステータ80から発せられる電気ノイズや磁気ノイズがウォータポンプ10の外部へ輻射することを抑制できる。
また、ステータホルダ86の開口端部(上端部)には、ステータホルダ86の径方向外側に拡径された拡径部86Cが形成されている。そして、ステータホルダ86がステータ収容部36の内部に圧入された状態では、ステータホルダ86の外周面が、ステータ収容部36の圧入部36Aの上端部のみに当接されて、圧入部36Aの上端部以外の内周面には当接されていない。すなわち、ステータホルダ86の拡径部86Cのみが圧入部36Aに当接されている。このため、圧入部36Aでは、圧入部36Aの上端部の寸法精度を高くすれば足りることになる。これにより、圧入部36Aの寸法管理では、圧入部36Aを上端部から下端部に亘って寸法管理する必要がなくなり、圧入部36Aの上端部を寸法管理すれば足りることになる。したがって、圧入部36Aの寸法管理をし易くすることができる。
なお、本実施の形態では、モータハウジング30のステータホルダ86に対する締結部をインサートナット43で構成されているが、インサートナット43の代わりにネジが螺合される凹部を上側フランジ42に形成してもよい。すなわち、この場合には、締結ネジ88をタッピングネジにして、締結ネジ88を当該凹部の内周面に螺合させるように構成してもよい。
また、本実施の形態では、モータハウジング30の上側フランジ42の外形が上方側から見て略矩形状に形成されているが、上側フランジ42の外形は任意に設定することができる。
また、本実施の形態では、インサートナット43及び圧入部36Aが3箇所設けられているが、インサートナット43及び圧入部36Aの個数は任意に設定することができる。
また、本実施の形態では、圧入部36Aの外周面が、上方側から見て、インサートナット43と同心円状を成す円弧状に形成されているが、上方側から見た圧入部36Aの外周面の形状はこれに限らない。例えば、上方側から見た圧入部36Aの外周面の形状を、略台形状や略矩形状にしてもよい。
10・・・ウォータポンプ(電動ポンプ)、12・・・ポンプ部、30・・・モータハウジング(ハウジング)、36・・・ステータ収容部(収容部)、36A・・・圧入部、42・・・上側フランジ(ハウジング側フランジ)、42−1・・・厚肉フランジ部、42−2・・・締結フランジ部、43・・・インサートナット(締結部)、60・・・モータ部、62・・・ロータ、80・・・ステータ、86・・・ステータホルダ(ホルダ)、86B・・・ホルダ側フランジ、92・・・プレートユニット(固定プレート)、96・・・回路基板、97・・・取付ネジ(固定部材)、98・・・回路カバー(カバー)、98A・・・カバー側フランジ

Claims (6)

  1. 内部にインペラが収容され、前記インペラが回転することで流入された液体を圧送するポンプ部と、
    ロータ及びステータを含んで構成され、駆動することで前記インペラを回転させるモータ部と、
    前記モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されると共に、内部に前記ステータが配置され、長手方向一端から径方向外側へ突出されたホルダ側フランジを有するホルダと、
    樹脂材により構成され、前記モータ部の軸方向を長手方向とする筒状に形成されて前記ホルダを収容する収容部を内部に有すると共に、前記ホルダ側フランジを締結するための複数の締結部を有し且つ径方向外側へ突出されたハウジング側フランジが長手方向一端部に形成されたハウジングと、
    前記収容部の内周面から径方向内側へ突出され、前記ホルダの前記収容部への収容時に前記ホルダに当接して前記ホルダが前記収容部に圧入されると共に、前記締結部に対して前記ハウジングの径方向内側に配置された圧入部と、
    を備えた電動ポンプ。
  2. 前記締結部は、インサート成形によってハウジング側フランジに埋設されたインサートナットで構成されている請求項1に記載の電動ポンプ。
  3. 前記インサートナットは、筒状に形成されており、
    前記圧入部の外周面が、前記ハウジングの長手方向一方側から見て前記インサートナットを囲う方向に湾曲または屈曲されている請求項2に記載の電動ポンプ。
  4. 前記ホルダの長手方向一端部には、前記ホルダの径方向外側へ拡径された拡径部が形成されており、
    前記ホルダが前記収容部に収容された状態では、前記拡径部が前記圧入部に当接されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の電動ポンプ。
  5. 前記ハウジングの長手方向一方側には、前記モータ部を駆動制御するための回路基板と、前記回路基板を固定するための固定プレートと、が設けられており、
    前記固定プレートが、前記ホルダ側フランジと共に前記締結部に締結されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の電動ポンプ。
  6. 前記ハウジング側フランジは、
    前記締結部が設けられた複数の締結フランジ部と、
    前記ハウジングの周方向において前記締結フランジ部に隣接され且つ前記ハウジングからの突出量が前記締結フランジ部よりも大きく設定された複数の厚肉フランジ部と、
    を含んで構成され、
    前記ハウジングの長手方向一方側には、前記回路基板を覆うカバーが設けられ、
    前記カバーは、前記ハウジング側へ開放された有底筒状を成しており、前記カバーの開口端には、前記カバーの径方向外側へ突出され且つ固定部材によって前記ホルダ側フランジに固定されるカバー側フランジが形成され、
    前記固定部材が、前記ハウジングの長手方向一方側から見て、前記厚肉フランジ部が形成された部位に配置されている請求項5に記載の電動ポンプ。
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