JP6405787B2 - 液体ポンプ用ロータ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、液体ポンプ用ロータ構造に関する。
下記特許文献1に記載された電動ポンプ(液体ポンプ)のロータ構造では、ロータアセンブリが、ロータコアと、カラー部材と、軸受部材と、を含んで構成されている。具体的には、カラー部材の係合凸部がロータコアの係合凹部内に係合されて、カラー部材がロータコアに相対回転不能に組付けられている。また、軸受部材の凸部がカラー部材の凹部に嵌合されて、軸受部材がカラー部材に相対回転不能に組付けられている。そして、ロータアセンブリとインペラ部材とが樹脂材によって一体化されている。これにより、軸受部材が、ロータコア及びインペラと一体回転可能に構成されている。
特開2014−84846号公報
しかしながら、上記電動ポンプのロータ構造では、上述したように軸受部材が、カラー部材を介してロータコアに相対回転不能に連結され、さらに樹脂部材を介してインペラと一体化されている。このため、上記電動ポンプのロータ構造では、部品点数が増加するという問題がある。これにより、電動ポンプのロータ構造において、軸受部の回り止め状態を維持しつつ部品点数の増加を抑制する構造にすることが望ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、軸受の回り止め状態を維持しつつ部品点数の増加を抑制できる液体ポンプ用ロータ構造を提供することを目的とする。
本発明の液体ポンプ用ロータ構造は、回転することでポンプ部内の液体を圧送するインペラと、筒状に形成されると共に、前記インペラの回転軸と同軸上に配置され、ロータマグネットが軸方向に埋設されるロータコアと、前記ロータコアの径方向内側において同軸上に配置されると共に、樹脂モールド部によって前記インペラ及び前記ロータコアと一体に設けられ、前記樹脂モールド部に対する相対回転を阻止する回り止め部を有する軸受と、を備え、前記軸受は、筒状に形成された本体部と、前記本体部から径方向外側へ突出されたフランジ部と、を含んで構成され、前記回り止め部が前記フランジ部の外周側面に形成され、前記樹脂モールド部は、筒形状のインナモールド部と、前記インナモールド部の軸方向一端部から前記ロータコアの径方向外側へ延びて環状に形成されたアッパモールド部と、を有しており、前記アッパモールド部が前記回り止め部を被覆している。
上記構成の液体ポンプ用ロータ構造によれば、ロータコアの径方向内側に軸受が同軸上に配置されており、ロータコア、軸受、及びインペラが、樹脂モールド部によって一体に設けられている。このため、ロータコアとインペラとを一体化する樹脂モールド部を利用して、軸受を両者と一体化することができる。これにより、従来技術のように、カラー部材等の他の部材を用いる必要がなくなるため、部品点数の増加を抑制することができる。
しかも、軸受は回り止め部を有しており、回り止め部によって樹脂モールド部に対する相対回転が阻止される。このため、軸受と樹脂モールド部とが一体にされた状態が仮に解除されたとしても、樹脂モールド部に対する軸受の相対回転を回り止め部によって阻止することができる。以上により、軸受の回り止め状態を維持しつつ部品点数の増加を抑制できる。
さらに、この液体ポンプ用ロータ構造によれば、前記軸受が、筒状に形成された本体部と、本体部から径方向外側へ突出されたフランジ部と、を含んで構成されている。そして、回り止め部がフランジ部の外周側面に形成されている。このため、軸受の軸心から回り止め部までの距離を大きく設定することができる。これにより、インペラが回転するときに比較的大きな回転トルクが生じても、軸受の樹脂モールド部に対する回り止め状態を有効に維持することができる。
きる。
本発明の液体ポンプ用ロータ構造は、上記構成に加えて、前記回り止め部は、前記軸受の外周側面に複数形成された平面部とされており、前記平面部が、前記軸受の軸方向から見て前記軸受の径方向に対して交差する方向に沿って形成されている。
上記構成の液体ポンプ用ロータ構造によれば、軸受の軸方向から見た軸受の外周側面の形状を非円形状にすることができる。これにより、樹脂モールド部に対する軸受の相対回転を簡易な構成で阻止することができる。
本発明の液体ポンプ用ロータ構造は、上記構成に加えて、前記軸受が樹脂材で構成されており、前記平面部には、前記軸受を成形するときの溶融樹脂の流入口であるゲートが設定されている。
上記構成の液体ポンプ用ロータ構造によれば、軸受を成形するときの溶融樹脂の流入口であるゲートが平面部に設定されているため、軸受成形時のゲートを軸受の回り止め部の部位を利用して設定することができる。
(A)は、本実施の形態に係る液体ポンプ用ロータ構造が適用されたロータの一部を構成する軸受を示す平面図であり、(B)は、(A)に示される軸受の縦断面図(図1(A)の1B−1B線断面図)である。 本実施の形態に係る液体ポンプ用ロータ構造が適用されたロータを用いたウォータポンプの全体を示す縦断面図である。 図2に示されるロータ及びインペラを拡大して示す縦断面図である。 図3に示されるロータを軸方向から見た平断面図(図3の4−4線断面図)である。
以下、図面を用いて本実施の形態に係る液体ポンプ用ロータ構造Sが適用されたロータ52を備えた「液体ポンプ」としてのウォータポンプ10について説明する。
本実施の形態に係るウォータポンプ10は、例えば車両(自動車)のエアコンヒータ用の冷却水(液体)を圧送するためのポンプとして用いられている。図2に示されるように、ウォータポンプ10は、インペラ70が収容され且つ冷却水を圧送するポンプ部12と、インペラ70を回転させるためのモータ部50と、を備えている。また、ウォータポンプ10は、モータ部50を収容するモータハウジング30(広義には、「ハウジング」として把握される要素である)と、モータ部50を駆動制御するための回路装置90と、を備えている。
以下、上記各構成をポンプ部12、モータハウジング30、モータ部50、及び回路装置90の順で説明する。なお、ウォータポンプ10は、全体として略円柱形状に形成されており、以下の説明では、図面に適宜示される矢印A方向(ウォータポンプ10の軸方向一方側)を上方とし、矢印B方向を下方としている。
(ポンプ部12について)
図2に示されるように、ポンプ部12はウォータポンプ10の上部を構成している。ポンプ部12はポンプケース14を備えており、ポンプケース14はポンプ部12の外周部分を構成している。このポンプケース14はケース本体部16を有しており、ケース本体部16は下方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。ケース本体部16の内部には、中央部において、後述するインペラ70を収容するインペラ収容部18が形成されており、インペラ収容部18は、下方側へ開放された略凹状に形成されている。さらに、ケース本体部16の内部には、インペラ収容部18に対してケース本体部16の径方向外側において、流路20が形成されている。この流路20は、下方側へ開放された断面略U字形状に形成されると共に、ケース本体部16の周方向に沿って延在されている。
また、ケース本体部16の上壁には、中央部(ウォータポンプ10の軸心部)において、入口管22が一体に形成されている。入口管22は、管状に形成されて、ケース本体部16から上方側へ延出されている。また、入口管22はインペラ収容部18と連通されており、冷却水が入口管22からケース本体部16内へ流入されるようになっている。
さらに、ケース本体部16の外周部には、図示しない出口管が一体に形成されている。この出口管は、管状に形成されて、ケース本体部16の側壁からウォータポンプ10の軸線に対して直交する方向に延出されている。そして、出口管は流路20と連通されており、ケース本体部16内に流入された冷却水が出口管から流出されるようになっている。
また、ケース本体部16の開放端部には、ポンプ側フランジ部26が一体に形成されており、ポンプ側フランジ部26は、ケース本体部16からケース本体部16の径方向外側へ突出されると共に、ケース本体部16の全周に亘って略リング状に形成されている。このポンプ側フランジ部26の下面には、略円筒形状のリブ26Aが立設されており、リブ26Aはケース本体部16の全周に亘って形成されて、ポンプ側フランジ部26から下方側へ突出されている。
(モータハウジング30について)
図2に示されるように、モータハウジング30は、ウォータポンプ10の上下方向中間部を構成すると共に、ポンプ部12に対して下方側に配置されている。このモータハウジング30は、全体として下方側へ開放された略有底円筒状に形成されて、入口管22(ウォータポンプ10の軸線)と同軸上に配置されている。具体的には、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向外側部分を構成する外筒部32を有しており、外筒部32は下方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。また、モータハウジング30は、モータハウジング30の径方向内側部分を構成する内筒部34を有している。この内筒部34は、上方側へ開放された略有底円筒状に形成されており、内筒部34の開放端(上端)が外筒部32の底壁に結合されている。
そして、外筒部32と内筒部34との間の空間が、後述するステータ80を収容するためのステータ収容部36とされており、ステータ収容部36は下方側へ開放された略円環状の空間に形成されている。さらに、内筒部34の内側の空間が、後述するロータ52を収容するためのロータ収容部38とされている。
また、外筒部32の外周部分を構成する外筒壁32Aの上端部には、第1結合部40が一体に形成されている。第1結合部40は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出され、外筒壁32Aの全周に亘って略リング状に形成されると共に、前述したポンプ側フランジ部26と上下方向に対向して配置されている。また、第1結合部40の上面には、前述したポンプ側フランジ部26のリブ26Aと対応する位置において、リブ収容凹部40Aが形成されている。リブ収容凹部40Aは、上方側へ開放されると共に、モータハウジング30の軸方向から見て円環状(リング状)に形成されている。そして、リブ収容凹部40A内にポンプケース14のリブ26Aが収容された状態で、第1結合部40とポンプ側フランジ部26とが結合されている。また、この状態では、外筒部32の底壁がポンプケース14内に入り込むと共に、ポンプケース14内とロータ収容部38内とが連通されている。
一方、外筒壁32Aの下端部には、第2結合部42が一体に形成されている。第2結合部42は、外筒壁32Aからモータハウジング30の径方向外側へ突出されると共に、外筒壁32Aの全周に亘って所定の形状に形成されている。また、第2結合部42の下面には、第2結合部42の外周部分において、囲繞壁42Aが一体に形成されている。囲繞壁42Aは、第2結合部42から下方側へ突出されると共に、第2結合部42の全周に亘って枠状に形成されている。
さらに、第2結合部42には、コネクタ部(図示省略)が一体に形成されている。このコネクタ部は、下方側へ開放された略有底矩形筒状に形成されると共に、第2結合部42から下方側へ突出されており、コネクタ部内に外部コネクタ(図示省略)が嵌合されるようになっている。また、図示は省略するが、モータハウジング30には、外部コネクタと接続されるコネクタターミナルが設けられており、コネクタターミナルの一端部がコネクタ部の内部に配置されている。さらに、コネクタターミナルは所定の形状に屈曲されており、コネクタターミナルの他端部が、モータハウジング30から下方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。
また、内筒部34の底壁には、中央部において、略円筒形状の支持部44が一体に形成されている。支持部44は、ポンプ部12の入口管22と同軸上に配置されて、内筒部34の底壁から上方側へ突出されている。さらに、内筒部34内には、円柱状の回転軸46が設けられており、回転軸46は支持部44と同軸上に配置されている。そして、回転軸46の下端部が支持部44に固定支持されており、回転軸46は支持部44から上方側へ突出されている。
(モータ部50について)
図2に示されるように、モータ部50は、ロータ52とステータ80とを含んで構成されている。以下、初めにロータ52について説明し、次いでステータ80について説明する。
ロータ52は、全体として略円筒形状に形成されると共に、回転軸46の径方向外側でモータハウジング30のロータ収容部38内に収容されている。また、図3及び図4に示されるように、ロータ52は、ロータコア54と、複数(本実施の形態では4つ)のロータマグネット56と、ロータカバー58と、樹脂モールド部60と、軸受62と、を含んで構成されている。そして、本発明の要部である液体ポンプ用ロータ構造Sがロータ52に適用されている。
ロータコア54は、略円環状に打ち抜かれた複数の鋼板で構成されており、当該鋼板が上下方向を板厚方向にして上下方向に積層されている。そして、ロータコア54が全体として略円筒形状に形成されると共に、回転軸46(図4参照)と同軸上に配置されている。また、図4に示されるように、ロータコア54には、複数(本実施の形態では4箇所)の孔部54Aが上下方向(ロータコア54の軸方向)に貫通形成されている。孔部54Aは、ロータコア54の軸方向から見て、ロータコア54の径方向に対して直交する方向を長手方向とした断面略矩形状に形成されると共に、ロータコア54の周方向に沿って等間隔(90°毎)に配置されている。
さらに、ロータコア54には、孔部54Aの幅方向外側の位置において、一対のスリット54Bが形成されている(すなわち、本実施の形態では、8箇所のスリット54Bが形成されている)。このスリット54Bは、ロータコア54の径方向外側に開放されると共に、上下方向に貫通されている。
図3及び図4に示されるように、ロータマグネット56は、ネオジウム系磁石として構成されると共に、略矩形柱状に形成されている。そして、長手方向から見たロータマグネット56の外形が、孔部54Aの外形に比して僅かに小さく設定されており、ロータマグネット56が、上下方向を長手方向として孔部54A内に嵌入(挿入)されている。これにより、ロータコア54の内部においてロータマグネット56が上下方向(ロータコア54の軸方向)に埋設されている。そして、上述したロータコア54及びロータマグネット56の表面には、それぞれ防錆処理(例えばニッケルめっき又は樹脂塗装等)が施されている。これにより、ロータコア54及びロータマグネット56の防食及び防錆性が高められている。
ロータカバー58は、SUSの板材で製作されると共に、上方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。具体的には、ロータカバー58は、略円筒形状に形成された筒部58Aを有している。また、ロータカバー58は底壁部58Bを有しており、底壁部58Bは、上下方向を板厚方向にした略円環板状に形成されて、筒部58Aの下端(軸方向一方側端)から筒部58Aの径方向内側へ延びている(図3参照)。そして、ロータカバー58内にロータコア54が嵌入(挿入)されて、ロータカバー58がロータ52の外郭の一部を構成している。すなわち、ロータコア54の径方向外側の側面が、ロータカバー58の筒部58Aによってロータ52の径方向外側から覆われて、筒部58Aがロータ52の径方向外側部分を構成している。また、ロータコア54の下面における径方向外側部分及びロータマグネット56の下面が、ロータカバー58の底壁部58Bによって下側から覆われて、底壁部58Bがロータ52の下端部を構成している。なお、ロータカバー58はSUSの板材で製作されているが、ロータカバー58を腐食し難い金属の板材によって製作してもよい。
図3に示されるように、樹脂モールド部60は、ロータカバー58内に嵌入されたロータコア54とインサート成形によって一体成形されて、ロータカバー58と共にロータ52の外郭を構成している。具体的には、樹脂モールド部60は、略円筒形状のインナモールド部60Aを有しており、インナモールド部60Aはロータコア54の径方向内側の側面を被覆するようにロータコア54と一体に形成されている。また、インナモールド部60Aの下端部が、ロータコア54の径方向外側へ屈曲されて、ロータカバー58の底壁部58Bの先端部と一体に形成されている。
さらに、樹脂モールド部60はアッパモールド部60Bを有している。このアッパモールド部60Bは、インナモールド部60Aの上端部からロータ52の径方向外側へ延びて、略円環状に形成されている。そして、アッパモールド部60Bは、ロータコア54の上面及びロータマグネット56の上面と一体に形成されている。さらに、アッパモールド部60Bの径方向外側端部がロータカバー58の筒部58Aの上端部と一体に形成されており、アッパモールド部60Bがロータカバー58を閉塞するようになっている。これにより、ロータカバー58と樹脂モールド部60との結合部分の液密性が確保された状態で、ロータコア54及びロータマグネット56がロータカバー58及び樹脂モールド部60によって覆われている。
軸受62は、インナモールド部60A(すなわち、ロータコア54)の径方向内側に設けられている。軸受62は、「本体部」としての軸受本体62Aを有している。この軸受本体62Aは、上下方向を軸方向とした略円筒状に形成されると共に、ロータコア54と同軸上に配置されている。そして、軸受本体62Aの内径寸法が、前述した回転軸46の外径寸法に比べて僅かに小さく設定されている。
また、図1(A)及び(B)に示されるように、軸受62はフランジ部62Bを有している。このフランジ部62Bは、軸受本体62Aの上端部(軸方向一方側の端部)から径方向外側へ突出されると共に、略円筒状に形成されている。また、フランジ部62Bの上面における外周縁部には、段差部64が形成されており、段差部64は、フランジ部62Bの周方向全周に亘って形成されると共に、縦断面視で軸受62の径方向外側且つ上方側へ開放された段差状に形成されている。具体的には、段差部64は、フランジ部62Bの上面と平行に配置された底面64Aと、底面64Aの径方向内側端から上側へ延出された側面64Bと、を含んで構成されている。これにより、フランジ部62Bの外周部における下端部が、側面64Bに対してフランジ部62Bの径方向外側へ突出するように構成されている。また、底面64Aは、フランジ部62Bの略上下方向中央に配置されている。そして、底面64Aの径方向外側端から下側へ延出された面が、フランジ部62Bの外周側面62B1とされている。
図1(A)に示されるように、フランジ部62Bの外周側面62B1には、複数(本実施の形態では、3箇所)の「回り止め部」としての平面部66が形成されている。平面部66は、軸受62の軸方向から見て、フランジ部62Bの径方向に対して直交する方向に沿って形成されている。換言すると、軸受62の軸方向から見て、フランジ部62Bの外周側面62B1の一部が直線状に切り欠かれることで、平面部66が形成されている。そして、平面部66は、フランジ部62Bの周方向において、等間隔(120°毎)に配置されている。これにより、軸受62の軸方向から見たフランジ部62Bの外周側面62B1の形状が、非円形状になるように構成されている。
また、軸受62は樹脂材により構成されており、当該樹脂材を射出成形することで軸受62が製作されている。そして、平面部66は、軸受62を成形するときの溶融樹脂の流入口であるゲートGに対応している。すなわち、軸受62を成形するときには、ゲートGが、フランジ部62Bの径方向において平面部66と対向して配置されるようになっている。なお、図1(A)では、軸受62を成形するための金型Mを模式的に図示している。
さらに、図3に示されるように、軸受62は、樹脂モールド部60によってロータコア54と一体に形成されるようになっている。つまり、樹脂モールド部60を成形するときには、軸受62が、ロータカバー58内に嵌入されたロータコア54と共に、樹脂モールド部60を成形する金型内にインサートされて、樹脂モールド部60、ロータコア54、及び軸受62が一体成形されるようになっている。
また、軸受62と樹脂モールド部60とが一体に形成された状態では、インナモールド部60Aが軸受本体62Aの外周側面62A1を被覆して、軸受本体62Aとインナモールド部60Aとが一体に形成されている。また、アッパモールド部60Bが、フランジ部62Bの下面、外周側面62B1、及び段差部64の底面64Aを被覆して、フランジ部62Bとアッパモールド部60Bとが一体に形成されている。すなわち、フランジ部62Bの外周部における下部が、アッパモールド部60Bによって上下方向に挟みこまれている。これにより、軸受62とロータコア54とが一体回転可能に構成されている。そして、軸受本体62A内に回転軸46が挿入されて、ロータ52が回転軸46の軸回りを回転するように構成されている。
一方、樹脂モールド部60の上側には、樹脂モールド部60とインペラ70とを連結するための連結軸部68が一体に形成されている。連結軸部68は略円筒形状に形成されて、回転軸46と同軸上に配置されると共に、樹脂モールド部60のアッパモールド部60Bから上方側へ延出されている。
連結軸部68の上端には、インペラ70を構成する第1円盤部72及びブレード74が一体に形成されている。第1円盤部72は、略円板状に形成されて、板厚方向を回転軸46の軸方向にして回転軸46と同軸上に配置されている。また、ブレード74は、第1円盤部72から上方側へ突出されている。さらに、ブレード74の上側には、インペラ70を構成する第2円盤部76が設けられている。第2円盤部76は、略円板状に形成されると共に、第1円盤部72とブレード74を介して対向するように配置されて、ブレード74と一体に結合されている。
次にステータ80について説明する。図2に示されるように、ステータ80は、環状に形成されたステータコア82と、導電性を有する巻線84と、を含んで構成されて、モータハウジング30のステータ収容部36内に収容されている。ステータコア82は、所定の形状に打ち抜かれた複数の鋼板によって構成されており、当該鋼板が上下方向を板厚方向にして上下方向に積層されている。そして、ステータコア82には、自身の径方向外側へ延びる複数のティース部82Aが形成されている。
巻線84は、ステータコア82のティース部82Aに巻回されている。これにより、ティース部82Aの外周部に沿って巻き回された巻線部84Aが形成されている。また、巻線84の端末部は、モータハウジング30(ステータ収容部36)から下方側へ延出されて、後述する回路基板96に接続されている。なお、巻線部84Aとティース部82Aとの間には、絶縁部材85が介装されている。
また、ステータ80は、ステータホルダ86によって覆われている。ステータホルダ86は、鋼板で製作されると共に、下方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。また、ステータホルダ86の底壁には、円形状の配置孔86Aが上下方向に貫通形成されている。そして、ステータ80がステータホルダ86内に配置(挿入)された状態で、ステータ80及びステータホルダ86がステータ収容部36内に収容されている。また、この状態では、モータハウジング30の内筒部34が配置孔86Aの内側に配置されている。
また、ステータホルダ86の開放端(下端)には、ホルダ側フランジ部86Bが一体に形成されている。このホルダ側フランジ部86Bは、ステータホルダ86の開放端(下端)からステータホルダ86の径方向外側へ延出されて、モータハウジング30の第2結合部42の下側で且つ囲繞壁42Aの内側に配置されている。
(回路装置90について)
図2に示されるように、回路装置90は、ウォータポンプ10の下部を構成すると共に、モータハウジング30の下方側に配置されている。この回路装置90は、プレートユニット92と、回路基板96と、回路カバー98と、を含んで構成されている。
プレートユニット92は、略円盤状に形成されて、モータハウジング30に対して下方側に配置されている。このプレートユニット92は、樹脂材で構成されたプレート本体93と、鋼板で構成され且つ略リング状に形成されたリングプレート94と、を有している。そして、リングプレート94がプレート本体93の上方側に配置された状態で、プレート本体93及びリングプレート94が一体に成形されている。
さらに、リングプレート94はステータホルダ86のホルダ側フランジ部86Bと上下方向に対向して配置されており、プレートユニット92が、図示しない位置においてホルダ側フランジ部86Bに締結固定されている。
また、リングプレート94には、後述する回路基板96を固定するための複数の固定片94Bが一体に形成されている。この固定片94Bは、リングプレート94の外周部から下方側へ延出されており、固定片94Bの先端部がリングプレート94の径方向内側へ屈曲されている。そして、固定片94Bの先端部には、後述する回路基板96を締結するためのバーリング94Cが形成されており、バーリング94Cは下方側へ開放された略有底円筒状に形成されている。
さらに、プレートユニット92には、図示しないガイド孔が上下方向に貫通形成されており、ガイド孔内に、前述したコネクタターミナルの他端部及び巻線84の端末部が挿入されるようになっている。
回路基板96は、略円板状に形成されて、板厚方向を上下方向にしてプレートユニット92の下方側に配置されている。そして、前述したリングプレート94のバーリング94Cにネジ(図示省略)が挿入されて、該ネジによって回路基板96がプレートユニット92に固定されている。また、回路基板96には、複数の回路素子96Aが実装されると共に、前述したコネクタターミナルの他端部及び巻線84の端末部が接続されている。
回路カバー98は、鋼板で製作されると共に、上方側へ開放された略有底円筒形状に形成されている。また、回路カバー98の開放端(上端)には、カバー側フランジ部98Aが一体に形成されており、カバー側フランジ部98Aは、回路カバー98の開放端から回路カバー98の径方向外側へ突出されると共に、回路カバー98の全周に亘って形成されている。そして、回路カバー98は、回路基板96及びプレートユニット92を覆うと共に、モータハウジング30の下端部を閉塞している。具体的には、カバー側フランジ部98Aが、モータハウジング30の囲繞壁42Aの内側で且つステータホルダ86のホルダ側フランジ部86Bと対向して配置されて、図示しないネジ等の締結部材によってホルダ側フランジ部86Bに締結固定されている。
次に本実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成されたウォータポンプ10では、ポンプ部12(ポンプケース14)内とモータハウジング30のロータ収容部38内とが連通されている。また、ポンプケース14のインペラ収容部18内には、インペラ70が収容されており、ロータ収容部38内には、モータ部50のロータ52が収容されている。さらに、ロータ52の径方向外側には、モータ部50のステータ80が配置されており、ステータ80はモータハウジング30のステータ収容部36内に収容されている。
そして、外部コネクタがコネクタ部に接続されて、モータ部50を駆動制御する電力が外部コネクタから回路装置90へ供給されると、モータ部50が駆動して、モータ部50のロータ52が回転軸46の軸線回りに回転される。これにより、インペラ70が回転軸46の軸線回りに回転して、ポンプ部12の入口管22からポンプケース14内に流入された冷却水が圧送されてポンプ部12の出口管から流出される。
ここで、ロータ52では、軸受62がロータコア54及びインペラ70と樹脂モールド部60によって一体に形成されている。換言すると、ロータコア54及びロータマグネット56を被覆する樹脂モールド部60によって、軸受62がロータコア54及びインペラ70と一体に形成されている。このため、従来技術のように、カラー部材等の他の部材を用いることなく、軸受62をロータコア54及びインペラ70と一体化することができる。したがって、ロータ52において部品点数の増加を抑制することができる。
しかも、軸受62のフランジ部62Bの外周側面62B1には、3箇所の平面部66が形成されており、平面部66は、軸受62の軸方向から見て、フランジ部62Bの径方向に対して直交する方向に沿って形成されている。これにより、軸受62の軸方向から見たフランジ部62Bの外周側面62B1の形状が非円形状になるため、平面部66が樹脂モールド部60に対する軸受62の回り止めとして機能する。その結果、樹脂モールド部60と軸受62とが一体にされた状態が仮に解除されたとしても、樹脂モールド部60に対する軸受62の相対回転を平面部66によって阻止することができる。したがって、軸受62の樹脂モールド部60に対する回り止め状態を維持することができる。
また、軸受62では、フランジ部62Bの外周側面62B1を一部切り欠くことで平面部66を形成することができる。これにより、樹脂モールド部60に対する軸受62の相対回転を簡易な構成で阻止することができる。
さらに、軸受62は樹脂材で構成されており、軸受62を成形するときの溶融樹脂の流入口であるゲートが平面部66に設定されている。このため、軸受62の平面部66を利用して軸受62のゲートを設定することができる。すなわち、一般に、成形品において、溶融樹脂の流入口であるゲートを設定する部位を平面状にすることで、金型を簡易に構成できる等から金型構造に対して有利になる。また、成形品の成形後におけるゲートの後処理も処理し易くなる。これにより、平面状に形成された軸受62の平面部66にゲートGを設定することで、軸受62の成形性を向上しつつ、軸受62の樹脂モールド部60に対する回り止め状態を維持することができる。
また、上述したように、フランジ部62Bの外周側面62B1に平面部66が形成されている。このため、例えば、軸受本体62Aの外周側面62A1に平面部66を仮に形成する場合と比較して、軸受62の軸心から平面部66までの距離を大きくすることができる。これにより、インペラ70が回転するときに比較的大きな回転トルクが軸受62に生じても、軸受62の樹脂モールド部60に対する回り止め状態を有効に維持することができる。
さらに、上述したように、軸受62では、フランジ部62Bの外周側面62B1を一部切り欠くことで平面部66が形成されている。このため、軸受62に対するコストアップの抑制に寄与することができる。すなわち、樹脂モールド部60に対して軸受62を回り止め状態にするために、例えば、フランジ部62Bの径方向外側へ突出する突起部を外周側面62B1に形成することで、当該突起部を回り止め部とすることができる。この場合には、フランジ部62Bの外形が大きくなるため、軸受62に用いられる材料が増える。これに対して、本実施の形態では、フランジ部62Bの外周側面62B1を一部切り欠くことで平面部66が形成されているため、上記突起部を設ける場合と比較して、軸受62に用いる材料を減らすことができる。これにより、軸受62に対するコストアップの抑制に寄与することができる。
また、軸受62では、フランジ部62Bの上面における外周縁部に段差部64が形成されており、段差部64内にアッパモールド部60Bが充填されている。すなわち、段差部64の底面64Aとアッパモールド部60Bが当接されている。このため、軸受62と樹脂モールド部60とが一体にされた状態が仮に解除された場合でも、樹脂モールド部60に対する軸受62の上側への相対移動を阻止することができる。したがって、樹脂モールド部60に対して軸受62が上側へ抜けることを防止できる。
なお、本実施の形態では、平面部66が、軸受62の軸方向から見て、フランジ部62Bの径方向に対して直交する方向に沿って形成されているが、フランジ部62Bの径方向に対する平面部66の方向はこれに限らない。すなわち、軸受62の軸方向から見て、平面部66が、フランジ部62Bの径方向に対して交差する方向に沿って形成されていればよい。
また、本実施の形態では、軸受62の軸方向から見たフランジ部62Bの外周側面62B1の形状が、非円形状になるように構成されている。具体的には、軸受62の軸方向から見た外周側面62B1が、円弧状の側面と平面部66とによって構成されているが、外周側面62B1の形状はこれに限らない。例えば、外周側面62B1を3つ以上の平面部66で構成して、外周側面62B1の形状を正多角形としてもよい。
また、本実施の形態では、軸受62が樹脂材で構成されているが、軸受62を金属材で構成してもよい。
10・・・ウォータポンプ(液体ポンプ)、12・・・ポンプ部、54・・・ロータコア
56・・・ロータマグネット、60・・・樹脂モールド部、62・・・軸受、62A・・・軸受本体(本体部)、62B・・・フランジ部、62B1・・・フランジ部の外周側面
66・・・平面部(回り止め部)、70・・・インペラ、G・・・ゲート、S・・・液体ポンプ用ロータ構造

Claims (3)

  1. 回転することでポンプ部内の液体を圧送するインペラと、
    筒状に形成されると共に、前記インペラの回転軸と同軸上に配置され、ロータマグネットが軸方向に埋設されるロータコアと、
    前記ロータコアの径方向内側において同軸上に配置されると共に、樹脂モールド部によって前記インペラ及び前記ロータコアと一体に設けられ、前記樹脂モールド部に対する相対回転を阻止する回り止め部を有する軸受と、
    を備え
    前記軸受は、筒状に形成された本体部と、前記本体部から径方向外側へ突出されたフランジ部と、を含んで構成され、
    前記回り止め部が前記フランジ部の外周側面に形成され、
    前記樹脂モールド部は、筒形状のインナモールド部と、前記インナモールド部の軸方向一端部から前記ロータコアの径方向外側へ延びて環状に形成されたアッパモールド部と、を有しており、
    前記アッパモールド部が前記回り止め部を被覆している液体ポンプ用ロータ構造。
  2. 前記回り止め部は、前記軸受の外周側面に複数形成された平面部とされており、前記平面部が、前記軸受の軸方向から見て前記軸受の径方向に対して交差する方向に沿って形成されている請求項1に記載の液体ポンプ用ロータ構造。
  3. 前記軸受が樹脂材で構成されており、
    前記平面部には、前記軸受を成形するときの溶融樹脂の流入口であるゲートが設定されている請求項2に記載の液体ポンプ用ロータ構造。
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