JP2019103363A - 排水ポンプ用モータおよびそれを有する排水ポンプ - Google Patents
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Abstract
【課題】含油軸受の油による樹脂部材の破壊を抑制しつつ、含油軸受の圧入による不具合も抑制できる排水ポンプ用モータおよびその排水ポンプ用モータを有する排水ポンプを提供する。【解決手段】排水ポンプ1のモータ100は、ステータ120が有する樹脂製のステータモールド121に埋め込まれた筒状隔離壁125に含油軸受160が圧入されている。そして、筒状隔離壁125と含油軸受160との間に、回転軸L方向に貫通する空間からなる応力逃がし部170が複数設けられている。【選択図】図4
Description
本発明は、排水ポンプに用いられるモータおよびそのモータを有する排水ポンプに関する。
室内の天井に設置する空気調和機は、室内熱交換器の表面で凝縮したドレン水を受け入れるドレンパンと、ドレンパン内のドレン水を排出する排水ポンプ(ドレンポンプ)と、を有している。
従来の排水ポンプの一例が特許文献1に開示されている。この排水ポンプは、ポンプ部と、その駆動源となるモータ部とを有している。モータ部は、ポンプ部の上方に配置されたモータ本体と、モータ本体から下方に突出する出力軸とを有している。モータ本体の出力軸にポンプ部が有する羽根車(回転羽根)が固定されている。モータ部によって羽根車が回転駆動される。
モータ本体は、樹脂製の下側モータケースおよび上側モータケースを備えている。下側モータケースは、円環状の底板と、底板の内周縁部分から上方に延びる筒部と、を有している。筒部の内周側には、含油軸受が取り付けられている。含油軸受には、上記出力軸が回転自在の状態で支持されている。
上記モータケースなどの樹脂部材において含油軸受を用いる場合、油に触れることによる破壊やひび割れなどのいわゆるケミカルアタックが生じるおそれがある。そのため、油に直接触れないようにするために、樹脂部材に金属製の筒状隔離壁を埋め込み、この筒状隔離壁に含油軸受を圧入する構成が考えられる。しかしながら、圧入の際に生じる応力によって、樹脂部材が割れたり、含油軸受が変形したりするなどの不具合のおそれがあった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、含油軸受の油による樹脂部材の破壊を抑制しつつ、含油軸受の圧入による不具合も抑制できる排水ポンプ用モータおよびその排水ポンプ用モータを有する排水ポンプを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る排水ポンプ用モータは、排水ポンプに用いられるモータであって、金属製の筒状隔離壁が埋め込まれた樹脂製のステータモールドを有するステータと、前記筒状隔離壁に圧入された含油軸受と、前記含油軸受に回転可能に軸支されるとともに前記ステータにより回転駆動されるロータと、を有し、前記筒状隔離壁と前記含油軸受との間に、回転軸方向に貫通する空間からなる応力逃がし部が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする。
本発明において、前記応力逃がし部は、複数設けられ、複数の前記応力逃がし部は、回転軸に対して回転対称性を有するように配置され、または、回転軸を通る平面に対して鏡像対称性を有するように配置されていることが好ましい。
本発明において、前記筒状隔離壁の内周面が、多角形の横断面形状を有し、前記含油軸受の外周面が、円形の横断面形状を有していることが好ましい。
本発明において、前記筒状隔離壁の内周面が、円形の横断面形状を有し、前記含油軸受の外周面が、多角形の横断面形状を有していることが好ましい。
本発明において、上記排水ポンプ用モータと、前記排水ポンプ用モータに回転駆動される回転羽根と、前記回転羽根を収容するハウジングと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ステータが有するステータモールドに埋め込まれた筒状隔離壁に含油軸受が圧入されている。そして、筒状隔離壁と含油軸受との間に、回転軸方向に貫通する空間からなる応力逃がし部が少なくとも1つ設けられている。このようにしたことから、含油軸受の圧入による変形を許容して、応力を効果的に逃がすことができる。そのため、含油軸受の油による樹脂の破壊を抑制しつつ、圧入の際に生じる応力による不具合も抑制できる。
以下、本発明の一実施例に係る排水ポンプの構成について図1〜図4を参照して説明する。本実施例の排水ポンプは、一例として、空気調和機の室内ユニットのドレンパン内に溜まったドレン水を外部に排出するためのものである。もちろん、この排水ポンプの用途は、ドレン水の排出に限られず、各種液体の排出や汲み上げなどに用いることができる。
図1(a)は、本発明の一実施例に係る排水ポンプの正面図であり、図1(b)は平面図である。図2は、図1のA−A線に沿う断面図である。図3は、図1の排水ポンプが有するモータの回転軸に沿う断面図(縦断面図)である。図4は、モータが有する筒状隔離壁および含油軸受を示す図である。詳細には、図4(a)は本実施例の筒状隔離壁および含油軸受であり、図4(b)〜(d)は、本実施例の変形例の筒状隔離壁および含油軸受である。図4(a)〜(d)において、上は縦断面図であり、下は底面図である。
図1および図2に示すように、本実施例の排水ポンプ1は、ハウジング10と、カバー20と、回転羽根30と、モータ100と、を有している。本実施例において、ハウジング10、カバー20および回転羽根30は、合成樹脂製である。
ハウジング10は、本体部11と、吸込管16と、吐出管18とを一体に有している。本体部11は、逆円錐台形状を有する底壁部12と、底壁部12の外周縁に連接された周壁部13と、を有している。吸込管16は、底壁部12の中心から下方に延びており、下方に向く吸込口17を有している。吐出管18は、周壁部13から側方(図1の左方向)に延び、側方を向く吐出口19を有している。本実施例において、吐出管18は、側方に直線状に延びているが、これに限定されるものではない。例えば、吐出口が上方を向く略L字状や円弧状に形成されていてもよい。本体部11の周壁部13の内周面14には、吐出管18への入口となる吐出管入口15が設けられている。
ハウジング10は、その内側に回転羽根30が配置される空間を有しており、当該空間をカバー20とともに囲むことでポンプ室25を形成(画定)している。
カバー20は、略円筒形状を有し、その下端部がハウジング10の本体部11の上部開口と嵌合されて、スナップフィット部21によりハウジング10に取り付けられる。カバー20の上端部には、係止部22を介してブラケット23が取り付けられている。ブラケット23には、排水ポンプ1を他の機器に取り付けるための取付部24が設けられている。
回転羽根30は、ポンプ室25内に回転可能に収容されている。回転羽根30は、軸部31と、大径羽根33と、小径羽根34と、環状部材36と、を有している。回転羽根30は、略平板状に形成された大径羽根33および小径羽根34を複数枚有しており、本実施例においてはそれぞれ4枚ずつ有している。
軸部31は、円柱状に形成され、モータ100の駆動軸144が嵌合される取付穴32が上端部に設けられている。軸部31は、カバー20の貫通孔26に挿通されている。複数の大径羽根33は、軸部31の外周面から放射方向(径方向)に延びている。複数の小径羽根34は、各大径羽根33の下端における径方向内側部分に連結されている。環状部材36は、逆円錐台形状を有し、中央に開口37が設けられている。環状部材36は、各大径羽根33の下端におけるテーパ状部分を互いに連結している。大径羽根33は、それぞれの径方向外側端部がハウジング10の周壁部13の内周面14と対向するようにポンプ室25内に配置されている。小径羽根34は、環状部材36の開口37を通り、吸込管16に挿入されている。
排水ポンプ用モータとしてのモータ100は、カバー20内に収容されている。モータ100は、ステータ120と、ロータ140と、含油軸受160と、を有している。
図3は、ステータおよびロータの縦断面図である。ステータ120は、樹脂製の成型品であるステータモールド121を有している。ステータモールド121は、略円板状の上壁部122と、上壁部122の周縁から下方に延びる外側周壁部123と、上壁部122から側方に突出するコネクタ部124と、を一体に有している。上壁部122の中央には、六角形筒状の筒状隔離壁125がインサート成形により埋め込まれている。筒状隔離壁125の内周面125aは、正六角形の横断面形状(回転軸L方向と直交する断面形状)を有している。筒状隔離壁125は開口した端部が下方に向けられている。外側周壁部123には、金属板が積層されてなるステータコア126と一体にされたボビン127が、コイル状に銅線が巻回された状態でインサート成形により埋め込まれている。コネクタ部124には配線128が接続されている。配線128は、ボビン127に巻回された銅線に電流を供給し、ステータコア126を励磁する。
ロータ140は、樹脂製の成型品であるロータ基部141を有している。ロータ基部141は、略円板状の底壁部142と、底壁部142の周縁から上方に延びる内側周壁部143と、を一体に有している。底壁部142の中央には、金属製の駆動軸144が底壁部142を貫通した状態で固定されている。駆動軸144の上端部144aは、含油軸受160に回転可能に軸支される。内側周壁部143には、マグネット145がインサート成形により埋め込まれている。マグネット145は、ロータ140のステータコア126と径方向に間隔をあけて対向するように配置される。ロータ140は、マグネット145に作用するステータコア126の磁力により回転駆動される。
含油軸受160は、例えば、金属粉を押し固めて焼結させたのち油を含浸させたものである。含油軸受160は、略円筒形状に形成されている。含油軸受160の外周面160aは、円形の横断面形状を有している。含油軸受160は、ステータ120の筒状隔離壁125に圧入されている。
図4(a)に示すように、筒状隔離壁125の内周面125aは正六角形の横断面形状を有し、含油軸受160の外周面160aは円形の横断面形状を有している。含油軸受160の外周面160aの円形は、概略的に筒状隔離壁125の内周面125aの正六角形の内接円となる。つまり、筒状隔離壁125の内周面125aと含油軸受160の外周面160aとは線接触している。これにより、筒状隔離壁125と含油軸受160との間に、含油軸受160の軸線方向に貫通する空間からなる応力逃がし部170が設けられている。本実施例において、応力逃がし部170は周方向に等間隔に6つ設けられている。つまり、応力逃がし部170は、回転軸Lに対して回転対称性を有するように配置されており、回転軸Lを通る平面に対して鏡像対称性を有するようにも配置されている。なお、応力逃がし部170は、少なくとも1つ以上設けられていればよい。
含油軸受160がステータ120の筒状隔離壁125に圧入されたとき、圧入によって加わる力により含油軸受160と筒状隔離壁125とが変形しようとする。このとき、含油軸受160と筒状隔離壁125とが全周にわたって接触していると、変形を十分に許容できず強い応力が生じる。一方、応力逃がし部170を設けることにより、含油軸受160と筒状隔離壁125とが周方向に部分的に接触していると、接触部分およびその近傍における局所的な変形を許容して、応力を効果的に逃がすことができる。
以上より、本実施例の排水ポンプ1によれば、モータ100において、ステータ120が有する樹脂製のステータモールド121に埋め込まれた筒状隔離壁125に含油軸受160が圧入されている。そして、筒状隔離壁125と含油軸受160との間に、回転軸L方向に貫通する空間からなる応力逃がし部170が複数設けられている。このようにしたことから、筒状隔離壁125によって、ステータモールド121と含油軸受160とを隔離して、含油軸受160の油がステータモールド121に触れることを抑制できる。また、応力逃がし部170によって、含油軸受160の圧入による変形を許容して、応力を効果的に逃がすことができる。そのため、含油軸受160の油による樹脂の破壊を抑制しつつ、圧入の際に生じる応力によるステータモールド121の割れや含油軸受け160の変形などの不具合も抑制できる。
また、応力逃がし部170は、回転軸Lに対して回転対称性を有するように配置されている。このようにしたことから、応力を周方向に均等に逃がすことができ、圧入の際に生じる応力による不具合をより効果的に抑制できる。
上述した実施例の排水ポンプ1では、モータ100において、筒状隔離壁125の内周面125aが正六角形の横断面形状を有し、含油軸受160の外周面160aが円形の横断面形状を有している。筒状隔離壁125の内周面125aは、例えば、三角形や八角形などの多角形の横断面形状を有していてもよい。
これ以外にも、例えば、図4(b)に示すように、筒状隔離壁125の内周面125aは円形の横断面形状を有し、含油軸受160の外周面160aは多角形(図は正六角形)の横断面形状を有する構成を採用してもよい。この構成において、筒状隔離壁125の内周面125aの円形は、概略的に含油軸受160の外周面160aの多角形の外接円となる。この構成においても、上記実施例と同様に複数の応力逃がし部170が設けられ、応力逃がし部170は、回転軸Lに対して回転対称性を有するように配置されている。
または、図4(c)に示すように、筒状隔離壁125の内周面125aは円形の横断面形状を有し、含油軸受160の外周面160aは、一方向に対向する2つの直線部分と一方向と直交する他方向に対向する2つの円弧部分とを有する略長円形の横断面形状を有する構成を採用してもよい。この構成では、筒状隔離壁125の内周面125aと含油軸受160の外周面160aにおける円弧部分が面接触し、筒状隔離壁125の内周面125aと含油軸受160の外周面160aにおける直線部分との間に2つの応力逃がし部170が設けられる。この構成において、応力逃がし部170は、回転軸Lに対して回転対称性を有するように配置されている。
または、図4(d)に示すように、筒状隔離壁125の内周面125aは円形の横断面形状を有し、含油軸受160の外周面160aは、3つの直線部分と1つの半円部分とを有する形の横断面形状を有する構成を採用してもよい。この構成では、筒状隔離壁125の内周面125aと含油軸受160の外周面160aにおける半円部分が面接触し、筒状隔離壁125の内周面125aと含油軸受160の外周面160aにおける3つの直線部分との間に3つの応力逃がし部170が設けられる。この構成において、応力逃がし部170は、回転軸Lに対して鏡像対称性を有するように配置されている。
図4(b)〜(d)の構成においても、本実施例と同様の効果を奏する。
上記に本発明の実施例を説明したが、本発明はこれらの例に限定されない。前述の実施例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、実施例の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1…排水ポンプ、10…ハウジング、11…本体部、12…底壁部、13…周壁部、14…内周面、15…吐出管入口、16…吸込管、17…吸込口、18…吐出管、19…吐出口、20…カバー、21…スナップフィット部、22…係止部、23…ブラケット、24…取付部、25…ポンプ室、26…貫通孔、30…回転羽根、31…軸部、32…取付穴、33…大径羽根、34…小径羽根、36…環状部材、37…開口、100…モータ、120…ステータ、121…ステータモールド、122…上壁部、123…外側周壁部、124…コネクタ部、125…筒状隔離壁、125a…内周面、126…ステータコア、127…ボビン、128…配線、140…ロータ、141…ロータ基部、142…底壁部、143…内側周壁部、144…駆動軸、144a…上端部、145…マグネット、160…含油軸受、160a…外周面、170…応力逃がし部、L…回転軸
Claims (5)
- 排水ポンプに用いられるモータであって、
金属製の筒状隔離壁が埋め込まれた樹脂製のステータモールドを有するステータと、
前記筒状隔離壁に圧入された含油軸受と、
前記含油軸受に回転可能に軸支されるとともに前記ステータにより回転駆動されるロータと、を有し、
前記筒状隔離壁と前記含油軸受との間に、回転軸方向に貫通する空間からなる応力逃がし部が少なくとも1つ設けられていることを特徴とする排水ポンプ用モータ。 - 前記応力逃がし部は、複数設けられ、
複数の前記応力逃がし部は、回転軸に対して回転対称性を有するように配置され、または、回転軸を通る平面に対して鏡像対称性を有するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の排水ポンプ用モータ。 - 前記筒状隔離壁の内周面が、多角形の横断面形状を有し、
前記含油軸受の外周面が、円形の横断面形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水ポンプ用モータ。 - 前記筒状隔離壁の内周面が、円形の横断面形状を有し、
前記含油軸受の外周面が、多角形の横断面形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排水ポンプ用モータ。 - 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の排水ポンプ用モータと、
前記排水ポンプ用モータに回転駆動される回転羽根と、
前記回転羽根を収容するハウジングと、を有することを特徴とする排水ポンプ。
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