JP2012037367A - 角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転体の角度を検出する磁気回路部品を有する角度検出器5であって、前記磁気回路部品7,8及び22,23を剛性の高い支持部材6及び21に固定し、該支持部材6及び21を、前記磁気回路部品を装着する部品装着部2a及び4cに絶縁部材12及び31を介して固定するようにした。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、温度条件、振動条件、衝撃条件等が厳しい環境下でも、簡易な構成で固定強度及び精度保証を確保することができる角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータを提供することを目的としている。
また、本発明の他の形態に係る角度検出器は、前記支持部材を前記絶縁部材及び絶縁接着剤を介して前記部品装着部に固定するようにしたことを特徴としている。
また、本発明の他の形態に係る角度検出器は、前記支持部材、前記絶縁部材及び前記部品装着部を一体成形するようにしたことを特徴としている。
また、本発明の一の形態に係る電動機は、上述した何れか1つの構成を有する角度検出器を備えている。
また、本発明の一の形態に係る鉄道車両用アクチュエータは、上記電動機を搭載している。
ここで、絶縁材料と支持部材及び部品装着部の少なくとも一方との接合部に機械的回転止め部を形成することにより、両者間の回り止め固定を確実に行うことができ、さらに絶縁接着材を使用することにより、より強固な固定を行うことができ、より信頼性の高い角度検出器を提供することができる。
また、上記効果を有する角度検出器を使用して電動機を構成することにより、信頼性の高い電動機を提供することができる。
さらに、電動機を使用して鉄道車両用アクチュエータを構成することにより、信頼性の高い鉄道車両用アクチュエータを提供することができる。
図1は、本発明を電動機に適用した場合の第1の実施形態を示す縦断面図である。
図中、1は例えばドア開閉装置等に使用する鉄道車両用アクチュエータに搭載される電動機であって、モータケース2に転がり軸受3を介して出力軸4が回転自在に支持されている。
レゾルバステータ5Sは、鉄等の剛性が高い金属製のステータ支持部材6に固定された磁気回路部品としてのステータ鉄心7及びステータトランス8を有する。ステータ支持部材6は、円環状板部6aと、この円環状板部6aの内周縁より僅かに外側から外方に突出する円筒部6bとで構成されている。円筒部6bの内周面には円環状板部6a側の小径内面のトランス装着部6cとその外側の大径内面のステータ鉄心装着部6dとが形成されている。そして、トランス装着部6cにステータトランス8が固定され、ステータ鉄心装着部6dにステータ鉄心7が固定されている。ステータ鉄心7にはステータ巻線9が巻回されており、ステータトランス8にはステータトランス巻線10が巻回されている。
また、レゾルバロータ5Rは、ステータ支持部材6の円筒部6bに内方から所定間隔を保って対向する鉄などの剛性が高い金属製のロータ支持部材21に固定された磁気回路部品としてのロータ鉄心22及びロータトランス23を有する。ロータ支持部材21は、図2に示すように、円筒部21aと、この円筒部21aの軸方向中央部の外周面に突出形成された突条部21bと、突条部21bを挟んで形成されたトランス装着部21c及びロータ鉄心装着部21dとで構成されている。
ここで、ロータ支持部材21の内周面には、図2(a)及び(b)に示すように、機械的回り止め部としてのローレット加工部21eが形成されており、絶縁部材31の円筒部31aに嵌合させることにより、ローレット加工部21eが絶縁部材31に食い込むことにより、機械的に回り止めされる。
ここで、平ワッシャ38は絶縁部材31の円筒部31aのフランジ部31bとは反対側の端面に接触されており、ナット39を締め付けることによって、絶縁部材31をロータ装着部4cに固定支持すると共に、皿バネ37によって押圧絶縁部材35を介してロータ支持部材21を適度な押圧力で固定支持している。
先ず、電動機1のモータケース2に転がり軸受3を介して出力軸4を回転自在に支持する。この状態で、出力軸4に形成したロータ装着部4cに絶縁部材31を二面幅33及び34同士を係合させて外嵌する。
次に、又はその前に絶縁部材31の円筒部31aの外周面に、ロータ鉄心22及びロータトランス23を外周面のロータ鉄心装着部21d及び21cに接着、溶接等の固着手段で固定したロータ支持部材21を外嵌させ、ロータ支持部材21の内周面に形成したローレット加工部21eを絶縁部材31の外周面に食い込ませて回転止めを行う。
この状態で、又はその前に、モータケース2のステータ装着部2aに絶縁部材12をボルト11によって固定しておく。また、ステータ支持部材6のトランス装着部6cにステータトランス8を固定し、ステータ鉄心装着部6dにステータ鉄心7を接着材、溶接等の固着手段で固定しておく。
さらに、レゾルバステータ5S及びレゾルバロータ5Rの磁気回路部品であるステータ鉄心7,ステータトランス8及びロータ鉄心22,ロータトランス23に大きな応力が掛かることがなく、磁気特性に影響を与えることを回避することができる。
なお、上記実施形態においては、ロータ支持部材21を絶縁部材31に固定支持する際に、皿バネ37の弾性を使用して押圧する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コイルバネ、竹の子バネ等の他のバネ部材を適用することかできると共に、バネ部材に限らずゴム等の他の弾性体を適用することができる。
また、上記実施形態においては、インナーロータ型の電動機1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、アウターロータ型の電動機にも本発明を適用することができる。
さらに、上記構成を有する電動機1は鉄道車両用アクチュエータに限らず、産業機械等の任意のアクチュエータに適用することができる。
Claims (7)
- 回転体の角度を検出する磁気回路部品を有する角度検出器であって、
前記磁気回路部品を剛性の高い支持部材に固定し、該支持部材を、前記磁気回路部品を装着する部品装着部に、絶縁部材を介して固定するようにしたことを特徴とする角度検出器。 - 前記絶縁部材と前記支持部材及び前記部品装着部の少なくとも一方との接合部に機械的回転止め部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の角度検出器。
- 前記支持部材を前記絶縁部材及び絶縁接着剤を介して前記部品装着部に固定するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の角度検出器。
- 前記支持部材、前記絶縁部材及び前記部品装着部を一体成形するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の角度検出器。
- 回転体の角度を検出する磁気回路部品を有する角度検出器であって、
前記磁気回路部品を剛性の高い絶縁物で形成された支持部材に固定し、該支持部材を、前記磁気回路部品を装着する部品装着部に固定するようにしたことを特徴とする角度検出器。 - 請求項1乃至5の何れか1項に記載の角度検出器を備えた電動機。
- 前記請求項6に記載の電動機を搭載した鉄道車両用アクチュエータ。
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