JP4905970B2 - エンコーダ付きモータ - Google Patents

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Description

本発明は、エンコーダ付きモータに関するものである。
従来、モータのシャフトにモータの回転位置検出を行うエンコーダを接続したエンコーダ付きモータが提案されている。このような、エンコーダ付きモータにおいては、モータのシャフトにエンコーダのシャフトが連結される。そして、一般に、モータシャフトに対するエンコーダの連れ回りを抑制する目的で、モータとエンコーダとの間に、回り止めとして板バネを設ける。この板バネは、所定の弾力性を有しており、モータとエンコーダとの間で一方に発生する振動が他方に伝わることがないように、相互の振動を吸収する(例えば、特許文献1および2参照)。
このようなエンコーダ付きモータにおいて、モータの軸電圧を原因として、エンコーダのボールベアリングに電触が発生することがある。すなわち、モータにおいては、原理上、出力電圧の中性点とアース間にキャリア周波数に同期した電圧が発生する。この中性点−アース間の電圧がモータ内部に存在する浮遊容量によって分圧され、ロータ軸(モータシャフト)とステータフレーム間に電圧が発生する。そして、この軸電圧がモータシャフトからエンコーダシャフトに伝わり、エンコーダベアリング内部のグリスの絶縁電圧を越えることで放電電流が流れ、この際に発生する微小なスパークがベアリングボール転走面を局部的に侵食する。
従来、この電触に対して、キャリア周波数を下げて、電触の転走面への侵食スピードを遅らせるという対策がある。
特開2000−116066号公報 特開平08−284971号公報
しかしながら、このキャリア周波数を下げる方法は、騒音が大きくなるため、低騒音が要求されるエンコーダ付きモータに対しては実施することができない。さらに、この方法は、電触の侵食スピードを遅らせるという延命措置であって、完全に不具合を無くすものではなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大きなコスト増を伴うことなく、また、大きな設計変更をすることなしに、容易に電触の発生を抑制することができるエンコーダ付きモータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のエンコーダ付きモータは、モータと、モータのシャフトに連結されモータシャフトの回転量に基づいて位置検出を行うエンコーダと、モータ及びエンコーダの間に設けられモータシャフトに対するエンコーダの連れ回りを抑制する板バネとを有するエンコーダ付きモータにおいて、モータとエンコーダとの間及び板バネとエンコーダとの間の少なくとも一方に絶縁部材を設けたことを特徴とする。
また、本発明の他のエンコーダ付きモータは、モータと、モータのシャフトに連結され該モータシャフトの回転量に基づいて位置検出を行うエンコーダとを有するエンコーダ付きモータにおいて、モータシャフト、エンコーダシャフト、エンコーダベアリング、エンコーダケーシング、モータケーシング、ステータ、ロータ、モータシャフトの経路で流れる放電電流を遮断するように絶縁部材を設けたことを特徴とする。
この発明のエンコーダ付きモータによれば、モータとエンコーダとの間及び板バネとエンコーダとの間の少なくとも一方に絶縁部材を設けたので、大きなコスト増を伴うことなく、また、大きな設計変更をすることなしに、容易に電触の発生を抑制することができるという効果を奏する。
また、この発明の他のエンコーダ付きモータによれば、モータシャフト、エンコーダシャフト、エンコーダベアリング、エンコーダケーシング、モータケーシング、ステータ、ロータ、モータシャフトの経路の中で、設計、製造のともに都合のよい位置に絶縁部材を設ければよく、設計、製造のともに都合のよい位置に設けることにより、大きなコスト増を伴うことなく、また、大きな設計変更をすることなしに、容易に電触の発生を抑制することができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるエンコーダ付きモータの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1はこの発明にかかるエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。図1において、エンコーダ付きモータ50Aは、ベクトルモータであるモータ10と、モータ10のシャフトに連結されモータ10の位置検出を行うエンコーダ20と、モータ10とエンコーダ20との間に設けられモータシャフトに対するエンコーダ20の連れ回りを抑制する回り止めとして働く板バネ30とを有している。
モータ10は、概略円筒状のモータフレーム11と、モータフレーム11の内面に固定されたステータ12と、このステータ12に巻装された巻線13を有している。モータ10は、さらにモータフレーム11の前後に配設されるモータブラケット14a,14bと、これらモータブラケット14a,14bにそれぞれ固定されたモータベアリング15a,15bと、これらモータベアリング15a,15bに回転自在に軸支されたモータシャフト16と、このモータシャフト16を貫通させることにより該モータシャフト16に支持され、ステータ12との間に所定の間隙を開けて対向するロータ17とを有している。モータフレーム11とモータブラケット14a,14bとは、モータ10のケーシングを構成している。ベアリング15a,15b内には、図中点線のハッチングで示すベアリンググリスが充填されている。
エンコーダ20は、有底円筒状のエンコーダケーシング21と、エンコーダケーシング21の内面に固定されたエンコーダベアリング22a、22bと、これらエンコーダベアリング22a、22bに回転自在に軸支されたエンコーダシャフト23と、このエンコーダシャフト23の端部に固定され当該エンコーダシャフト23と一体に回転する回転スリット板24と、回転スリット板24に対向するようにエンコーダケーシング21の図示しない固定支持構造に支持された回転スリット板25とを有している。ベアリング22a、22b内には、図中点線のハッチングで示すベアリンググリスが充填されている。
図2はモータシャフト16とエンコーダシャフト23の連結部を拡大して示す一部を断面とした側面図である。モータシャフト16とエンコーダシャフト23とは、以下のように連結されている。つまり、エンコーダシャフト23の軸端に同軸に筒状部23aが形成されており、筒状部23aの内径穴が係合穴部23cとされている。一方、モータシャフト16の軸先端が嵌合部16aとされており、モータシャフト16は、この嵌合部16aを係合穴部23cに挿入して連結されている。嵌合部16aの外周面は、嵌合面とされ係合穴部23cの内周に形成された被嵌合面と嵌合している。
エンコーダシャフト23には、筒状部23aを貫通して係合穴部23c内面から出没する六角穴付きボルトである止めネジ26が設けられている。止めネジ26は、抜け止めと回り止めをかねて先端部を嵌合部16aに圧接している。そして、嵌合部16aは、止めネジ26が圧接した際に、圧接箇所の周囲に形成される突状の圧痕により嵌め合い時に抜き差し不能の不具合が発生することがないように、外周面に形成された逃げ凹部16bに止めネジ26を圧接させている。逃げ凹部16bの軸方向幅を大きくすると嵌合面の面積が減るので確実な支持ができなくなる。この点を考慮して止めネジ26が逃げ凹部16b内を移動できる距離は軸方向に±0.5mm程度である。
このような構成のエンコーダ20においては、回転スリット板26は、モータ10のシャフト16に同期して回転する。そして、光源である図示しない発光ダイオードから発せられて固定スリット板25を透過して回転スリット板26にて射した光を、図示しない検出器で検出することによりモータ10の回転角位置を検出する。
図3は板バネ30の上面図、図4は板バネ30の正面図、図5は板バネ30の側面図である。板バネ30は、厚さ数mmの鋼板を折り曲げるようにして形成され、概略環状の連結部31と、この連結部31からエンコーダ20側へ断面L字型に延びるエンコーダ側脚部(固定ネジ挿入部)32と、この連結部31からモータ20側へ断面L字型に延びるモータ側脚部(固定ネジ挿入部)33とから構成されている。エンコーダ側脚部32には、第1の固定ネジ36が挿入されるネジ穴が開口されている。モータ側脚部33には、第2の固定ネジ37が挿入されるネジ穴が開口されている。モータ側脚部33に形成されたネジ穴は、位置ずれを吸収できるように、円周方向に湾曲して延びる長穴とされている。板バネ30は、所定のバネ性を有しており、モータシャフト16に対するエンコーダ20の連れ回りを抑制するとともに、モータ10とエンコーダ20との間で相互に振動が伝達されることを防止する。
本実施の形態の板バネ30においては、図1および図3から図5に示すように、板バネ30のエンコーダ20側、つまり、エンコーダ側脚部32にポリエチレン塗装が施されている。すなわち、板バネ30のエンコーダ側脚部(固定ネジ挿入部)32にポリエチレン塗装が施され、これにより表面にポリエチレン樹脂層41が形成されている。このポリエチレン樹脂層41は、固定ネジ36を貫通させる穴(φ3.2)内で、約0.2mm、エンコーダ20側の表面に約0.4mmの厚さで形成されている。塗装により形成されたポリエチレン樹脂層41は柔らかいので、ネジ締めの際、層をねじ切ってしまうことがないように、第1の固定ネジ36は、ワッシャを介して板バネ30を締め付けている。
上述のようにエンコーダ20は、エンコーダシャフト23がモータシャフト16に嵌められて止めネジ26で固定され支持されている。板バネ30のエンコーダ側脚部32は、第1の固定ネジ36によりエンコーダケーシング21に固定されている。モータ側脚部33は、第2の固定ネジ37によりモータブラケット14aに固定されている。
ここで、電触が発生するメカニズムを説明する。図6はこのような構成のエンコーダ付きモータに従来電触が発生していたメカニズムを説明するための図であって、従来のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。図6において、エンコーダ側脚部32に施されたポリエチレン樹脂層41と第1の固定ネジ36に嵌められたワッシャを除けば、本実施の形態のエンコーダ付きモータと同じである。
このような構造のモータ10において、ステータ12とロータ17との間に静電容量があり、巻線13の中性点電圧に比例した静電容量で分圧された軸電圧が、ロータ17に発生する。ロータ17とモータシャフト16とは電気的に導通しており、この軸電圧は嵌合しているエンコーダシャフト23を介してエンコーダベアリング22a,22bにまで達する。エンコーダ20のケーシング21は、板バネ30を介して、モータブラケット14a、モータフレーム11を経由してアースへと繋がっている。このように、エンコーダシャフト23がモータ軸電圧を持ち、エンコーダケーシング21がアース電位となるので、その間にあるエンコーダベアリング22a,22b内部のグリスの絶縁電圧を越えることで放電電流が流れ、この放電電流により放電が発生して電触が発生する。
このときの放電電流経路は、図6に太線矢印にて示すように、モータシャフト16→エンコーダシャフト23→エンコーダベアリング22a,22b→エンコーダケーシング21→第1の固定ネジ36→板バネ30→第2の固定ネジ37→モータブラケット14a→モータフレーム11→ステータ12→ロータ17→モータシャフト16となる。
本実施の形態のエンコーダ付きモータにおいては、上記の経路にて流れる放電電流を遮断すべく、板バネ30のエンコーダ側脚部(固定ネジ挿入部)32に、塗装によりポリエチレン樹脂層41(絶縁部材)を形成したので、大きなコスト増を伴うことなく、また、大きな設計変更をすることなしに、容易に電触の発生を抑制することができる。
なお、絶縁部材の厚さが軸方向に厚さが大きいと、エンコーダシャフト23の筒状部23aとモータシャフト16の嵌合部16aの嵌合位置において、止めネジ26が逃げ凹部16bに挿入されないおそれがあるが、ポリエチレン樹脂層41は、その厚さが0.4mmと非常に薄いので設計変更することなく、既存のエンコーダ付きモータに適用することができる。また、軸方向に厚さが小さいので装置が大きくなってしまうことがない。
なお、ポリエチレン樹脂層41は、エンコーダ20側に固定されるエンコーダ側脚部32に限らず、モータ10側に固定されるモータ側脚部33に設けられてもよい。しかしながら、本実施の形態のエンコーダ20は、モータ10と接続される前に、板バネ30のみが取り付けられた状態で中間組立体として、管理、保管される。そのため、エンコーダ側脚部32にポリエチレン塗装を施すことで、全体の組み立を待たずに、絶縁箇所の検査をすることができ、作製工程上効果的である。
実施の形態2.
図7はこの発明にかかる実施の形態2のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。本実施の形態のエンコーダ付きモータ50Bにおいては、板バネ30のエンコーダ側脚部(固定ネジ挿入部)32が熱収縮チューブ42(絶縁部材)にて覆われている。その他の構成は実施の形態1と同様である。熱収縮チューブ42は、熱せられて収縮する樹脂であり絶縁性を有している。
図8は第1の固定ネジ36の首部に熱収縮チューブ42が挟まれた状態を示す側面図である。図8に示すように、固定ネジ36が挿入されるネジ挿入穴の内側に、熱収縮チューブ42を所定量突出させておくことにより、固定ネジ36が挿入された際、この突出した部分が固定ネジ36の首部に挟まれる。この状態にて固定ネジ36を締め付けると、突出した熱収縮チューブ42がネジ挿入穴の内面を覆って両者間を良好に絶縁する。なお、この熱収縮チューブ42は、板バネ30のモータ側脚部33に設けられてもよい。
このような構成のエンコーダ付きモータにおいては、実施の形態1のものと概略同様の効果を得ることができるとともに、剛性が高くしっかりとした絶縁層を形成でき信頼性が向上する。なお、本実施の形態の熱収縮チューブ42に替えて、絶縁テープをエンコーダ側脚部32の表裏両面に貼着してもより、この絶縁テープによっても概略同様の効果を得ることができるとともに、作業が簡単で生産性が向上する。
実施の形態3.
図9はこの発明にかかる実施の形態3のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。図10は板バネ30のモータ側脚部33が切り欠かれた様子を示す上面図である。本実施の形態のエンコーダ付きモータ50Cにおいては、板バネ30のモータ側脚部33がポリエステル製の薄板(絶縁部材)43に強く挟まれて支持されている。厚さ0.125mmで中央部にて折り曲げられたポリエステル薄板43は、重なった2枚の薄板43を貫通する第2の固定ネジ37にて締め付けられることにより、固定ネジ37の周囲の部分でモータ側脚部33を強く挟み込む。つまり、ポリエステル薄板43は、モータ10側にて、モータ10から板バネ30の脚部33を支持する絶縁支持部材を構成している。図10に示されるように、モータ側脚部33に形成された長穴中央部の周囲は、ポリエステル薄板43がモータ側脚部33を挟み込んだ際、固定ネジ37が板バネ33に接触することがないように矩形状に切り欠かれて切り欠き33cとされている。この切り欠き33cは、必要以上に大きく形成すると脚部33の狭持力を弱める原因となるので注意が必要である。なお、このポリエステル薄板43は、板バネ30のエンコーダ側脚部32に設けられてもよい。
実施の形態4.
図12はこの発明にかかる実施の形態4のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。本実施の形態においては、実施の形態1から3の絶縁部材に替えて、エンコーダ側脚部32のエンコーダ20側に貼着した絶縁テープ46と絶縁性材料にて作製された第1の固定ネジ36Aを用いることにより絶縁を図っている。第1の固定ネジ36Aは、具体的には、セラミック製の固定ネジ或いは樹脂製の固定ネジを用いている。
セラミック製の固定ネジは高価であるという点、樹脂製の固定ネジは締め付けトルクが小さいという点にそれぞれ欠点もあるが、本実施の形態のエンコーダ付きモータにおいては、全く設計変更をすることなしに、容易に電触の発生を抑制することができる。
第1の固定ネジ36Aが絶縁性材料にて作製されているので、ネジ締め付け時に第1の固定ネジ36Aが板バネ30に接触しても問題とならない。さらには、絶縁部材がネジ頭部に設ける必要がなくなるので、固定ネジが絶縁材料に沈み込むことを防止する(専用)座がねを設ける必要がなくなる。
実施の形態5.
図11はこの発明にかかる実施の形態5のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。本実施の形態のエンコーダ付きモータ50Dにおいては、図6にて説明した放電電流経路を遮断する目的で、図11中Aの位置、つまり、エンコーダケーシング21とエンコーダベアリング22a,22bの外輪との間に、例えば強化プラスチック等の樹脂材料にて作製された絶縁部材44が嵌め込まれている。このような構成のエンコーダ付きモータにおいては、放電電流経路を遮断して電触を抑制することができる。
なお、放電電流経路を遮断するという同様の目的を達成するために、エンコーダベアリング22a,22bのボールが例えばセラミック等の絶縁部材とされてもよい。さらに同様の目的で、図11中Dの位置、つまり、エンコーダベアリング22a,22bの内輪とエンコーダシャフト23との間に樹脂材料の絶縁部材44が嵌め込まれてもよい。さらには、エンコーダシャフト23とモータシャフト16との間に絶縁部材44が嵌め込まれてもよい。
以上のように、本発明にかかるエンコーダ付きモータは、モータ軸電圧がエンコーダシャフトにおよぶ構成のエンコーダ付きモータに有用であり、特に、モータとエンコーダの間に設けられモータシャフトに対するエンコーダの連れ回りを抑制する板バネを有する構成のエンコーダ付きモータに適している。
この発明にかかるエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。 モータシャフトとエンコーダシャフトの連結部を拡大して示す一部を断面とした側面図である。 板バネの上面図である。 板バネの正面図である。 板バネの側面図である。 エンコーダ付きモータに従来電触が発生していたメカニズムを説明するための従来のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。 この発明にかかる実施の形態2のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。 固定ネジの首部に熱収縮チューブが挟まれた状態を示す側面図である。 この発明にかかる実施の形態3のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。 板バネのモータ側脚部が切り欠かれた様子を示す上面図である。 この発明にかかる実施の形態5のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。 この発明にかかる実施の形態4のエンコーダ付きモータの模式的な断面図である。
符号の説明
10 モータ
11 モータフレーム(モータケーシング)
12 ステータ
13 巻線
14a,14b モータブラケット(モータケーシング)
15a,15b モータベアリング
16 モータシャフト
16a 嵌合部(モータシャフトの軸端)
17 ロータ
20 エンコーダ
21 エンコーダケーシング
22a,22b エンコーダベアリング
23 エンコーダシャフト
23a エンコーダシャフトの軸端に形成された穴部
24 回転スリット板
25 固定スリット板
26 止めネジ
30 板バネ(回り止め)
31 板バネの連結部
32 板バネのモータ側脚部(固定ネジ挿入部)
33 板バネのエンコーダ側脚部(固定ネジ挿入部)
33c 板バネの脚部切り欠き
36 第1の固定ネジ
37 第2の固定ネジ
41 塗装されたポリエチレン樹脂層(絶縁部材)
42 熱収縮チューブ(絶縁部材)
43 ポリエステル薄板(絶縁部材、絶縁支持部材)
44 絶縁部材
46 絶縁テープ
50 エンコーダ付きモータ






Claims (10)

  1. モータケーシング、モータシャフト、ロータ及びステータを有するモータと、
    エンコーダケーシング、エンコーダシャフト及びエンコーダベアリングを有し、エンコーダシャフトが前記モータシャフトに連結され該モータシャフトの回転量に基づいて位置検出を行うエンコーダと、
    前記モータケーシング及び前記エンコーダケーシングの間に設けられ前記モータシャフトに対する前記エンコーダの連れ回りを抑制する板バネとを有するエンコーダ付きモータにおいて、
    モータシャフト、エンコーダシャフト、エンコーダベアリング、エンコーダケーシング、モータケーシング、ステータ、ロータ、モータシャフトの経路で流れる放電電流を遮断するように、前記板バネに絶縁部材を設けた
    ことを特徴とするエンコーダ付きモータ。
  2. 前記絶縁部材は、前記板バネの固定ネジ挿入部に被覆された樹脂層である
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ付きモータ。
  3. 前記樹脂層は、前記板バネを前記エンコーダに固定する固定ネジが挿入される前記固定ネジ挿入部に被覆されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のエンコーダ付きモータ。
  4. 前記モータのシャフトと前記エンコーダのシャフトとは、いずれか一方の軸端に形成された係合穴部と、他方の軸端に形成され前記係合穴部に嵌合する嵌合部とを有し、前記嵌合部は、嵌合面に形成された逃げ凹部に、前記係合穴部の内壁面から出没する止めネジを圧接されて連結されている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のエンコーダ付きモータ。
  5. 前記樹脂層は、前記板バネに塗装された樹脂である
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のエンコーダ付きモータ。
  6. 前記樹脂層は、前記板バネに挿入された熱収縮チューブである
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のエンコーダ付きモータ。
  7. 前記熱収縮チューブは、前記板バネを前記モータ及び前記エンコーダのいずれかに固定する固定ネジの首部に挿入されている
    ことを特徴とする請求項6に記載のエンコーダ付きモータ。
  8. 前記樹脂層は、前記板バネに貼着された絶縁テープである
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のエンコーダ付きモータ。
  9. 前記絶縁部材は、前記モータ及び前記エンコーダのいずれかから前記板バネの脚部を支持する絶縁支持部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ付きモータ。
  10. 前記絶縁部材は、前記板バネを前記モータ及び前記エンコーダのいずれかに固定する絶縁性材料にて作製された固定ネジである
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ付きモータ。
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