JP2003075196A - 角度検出器 - Google Patents
角度検出器Info
- Publication number
- JP2003075196A JP2003075196A JP2001272779A JP2001272779A JP2003075196A JP 2003075196 A JP2003075196 A JP 2003075196A JP 2001272779 A JP2001272779 A JP 2001272779A JP 2001272779 A JP2001272779 A JP 2001272779A JP 2003075196 A JP2003075196 A JP 2003075196A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- angle detector
- shaft
- case
- resin
- rotor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 角度検出器の軸あるいはケースの製造材料を
検討することによって、製造コストを低減、製品軽量
化、および軸やケースに絶縁性を付与できる角度検出器
を提供すること。 【解決手段】 筒状ケース2に設けられたステータと、
該筒状ケース2の内側に設けられた回転する軸1と、該
軸1に設けられたロータとを有する角度検出器におい
て、該軸1または該ケース2の少なくとも一方を樹脂材
料とする。
検討することによって、製造コストを低減、製品軽量
化、および軸やケースに絶縁性を付与できる角度検出器
を提供すること。 【解決手段】 筒状ケース2に設けられたステータと、
該筒状ケース2の内側に設けられた回転する軸1と、該
軸1に設けられたロータとを有する角度検出器におい
て、該軸1または該ケース2の少なくとも一方を樹脂材
料とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角度検出器に係り、
特に、軸の材料を樹脂とすることにより、製造コスト低
減、製品軽量化、および軸やケースに絶縁性を付与でき
る角度検出器に関する。
特に、軸の材料を樹脂とすることにより、製造コスト低
減、製品軽量化、および軸やケースに絶縁性を付与でき
る角度検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】角度検出器には、ブラシレスレゾルバ、
ブラシ付きレゾルバ、ブラシレスシンクロ、ブラシ付き
シンクロ等がある。いずれも、ステータと、軸と一体と
なったロータが筒状ケースに納められた構造をとり、交
流電圧による励磁側巻線の励磁によって誘起される出力
側巻線の出力電圧が回転角に依存することを利用して、
角度を検出するものである。
ブラシ付きレゾルバ、ブラシレスシンクロ、ブラシ付き
シンクロ等がある。いずれも、ステータと、軸と一体と
なったロータが筒状ケースに納められた構造をとり、交
流電圧による励磁側巻線の励磁によって誘起される出力
側巻線の出力電圧が回転角に依存することを利用して、
角度を検出するものである。
【0003】従来、これら角度検出器の軸やケースに
は、アルミニウムやステンレス鋼等の金属材料が使用さ
れてきた。しかし、諸分野においてこれら角度検出器の
需要が増加する中、係る金属材料の使用は、製造コスト
低減の障害となっており、解決策が求められていた。
は、アルミニウムやステンレス鋼等の金属材料が使用さ
れてきた。しかし、諸分野においてこれら角度検出器の
需要が増加する中、係る金属材料の使用は、製造コスト
低減の障害となっており、解決策が求められていた。
【0004】また、角度検出器全体の軽量化が求められ
る中、ステータおよびロータの材料選択には制限がある
ため、他の部位における軽量化が求められていた。さら
に、角度検出の精度低下防止のためには、軸やケースの
絶縁性確保が必要であり、改善が求められていた。
る中、ステータおよびロータの材料選択には制限がある
ため、他の部位における軽量化が求められていた。さら
に、角度検出の精度低下防止のためには、軸やケースの
絶縁性確保が必要であり、改善が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の欠点を除き、角度検出器の軸あるいはケース
の製造材料を検討することによって、製造コストを低
減、製品軽量化、および軸やケースに絶縁性を付与でき
る角度検出器を提供することである。
従来技術の欠点を除き、角度検出器の軸あるいはケース
の製造材料を検討することによって、製造コストを低
減、製品軽量化、および軸やケースに絶縁性を付与でき
る角度検出器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本願で特許請求される発明は以下のとお
りである。
の手段として、本願で特許請求される発明は以下のとお
りである。
【0007】(1)筒状ケースに設けられたステータ
と、該筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該
軸に設けられたロータとを有する角度検出器において、
該軸が樹脂材料よりなることを特徴とする、角度検出
器。
と、該筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該
軸に設けられたロータとを有する角度検出器において、
該軸が樹脂材料よりなることを特徴とする、角度検出
器。
【0008】(2)前記ケースが樹脂材料よりなること
を特徴とする、(1)の角度検出器。
を特徴とする、(1)の角度検出器。
【0009】(3)前記樹脂材料が、液晶ポリマー樹脂
(LCP)、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PP
S)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ま
たはポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)の何れ
かよりなることを特徴とする、(1)または(2)の角
度検出器。
(LCP)、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PP
S)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、ま
たはポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)の何れ
かよりなることを特徴とする、(1)または(2)の角
度検出器。
【0010】(4)角度検出器の種類がブラシレスレゾ
ルバである(1)ないし(3)のいずれかの角度検出
器。
ルバである(1)ないし(3)のいずれかの角度検出
器。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、ブラシレスレゾ
ルバを例に挙げ、図面により説明する。なおブラシレス
レゾルバは本発明の角度検出器の一例であり、本発明は
これに限定されるものではなく、ブラシ付きレゾルバ、
ブラシレスシンクロ、ブラシ付きシンクロ等にも適用さ
れる。
ルバを例に挙げ、図面により説明する。なおブラシレス
レゾルバは本発明の角度検出器の一例であり、本発明は
これに限定されるものではなく、ブラシ付きレゾルバ、
ブラシレスシンクロ、ブラシ付きシンクロ等にも適用さ
れる。
【0012】図1は、本発明に係る角度検出器の一例で
あるブラシレスレゾルバの概略構成を示す半断面図であ
る。図において本発明の角度検出器は、後記ステータお
よび後記ロータを包容する筒状のケース2と、該ケース
2に設けられ、回転角度に応じた出力電圧を検出するた
めのステータ鉄芯3Aおよびステータ巻線3Bからなる
ステータと、該筒状ケース2の内側中心線上に設けられ
た、樹脂材料よりなる回転する軸1と、該軸1に設けら
れた、回転角度に応じた出力電圧を検出するためのロー
タ鉄芯4Aおよびロータ巻線4Bからなるロータと、か
ら主として構成される。
あるブラシレスレゾルバの概略構成を示す半断面図であ
る。図において本発明の角度検出器は、後記ステータお
よび後記ロータを包容する筒状のケース2と、該ケース
2に設けられ、回転角度に応じた出力電圧を検出するた
めのステータ鉄芯3Aおよびステータ巻線3Bからなる
ステータと、該筒状ケース2の内側中心線上に設けられ
た、樹脂材料よりなる回転する軸1と、該軸1に設けら
れた、回転角度に応じた出力電圧を検出するためのロー
タ鉄芯4Aおよびロータ巻線4Bからなるロータと、か
ら主として構成される。
【0013】前記ケース2は、樹脂材料により構成する
ことができる。
ことができる。
【0014】なお、図1のブラシレスレゾルバにおいて
は、前記ロータに信号(電圧)を伝達するためのステー
タトランス5Aおよびステータトランス巻線5Bからな
るステータトランスと、前記軸1に設けられたロータト
ランス6Aおよびロータトランス巻線6Bからなるロー
タトランスとにより、前記ロータに信号(電圧)を伝達
するための回転トランスが構成され、設けられている。
は、前記ロータに信号(電圧)を伝達するためのステー
タトランス5Aおよびステータトランス巻線5Bからな
るステータトランスと、前記軸1に設けられたロータト
ランス6Aおよびロータトランス巻線6Bからなるロー
タトランスとにより、前記ロータに信号(電圧)を伝達
するための回転トランスが構成され、設けられている。
【0015】前記軸1および前記ケース2を製造、構成
するための材料である樹脂材料としては、たとえば、液
晶ポリマー樹脂(LCP)、ポリフェニレンスルフィド
樹脂(PPS)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(P
BT)、またはポリエチレンテレフタレート樹脂(PE
T)等、機械強度と耐熱性に優れた樹脂材料が用いられ
るが、角度検出器の軸またはケースとして必要な特性を
備え、かつアルミニウムやステンレス鋼等の金属材料よ
りも軽量であり、絶縁性を備えるものである限り、材料
とする樹脂として、いかなるものでも用いることができ
る。
するための材料である樹脂材料としては、たとえば、液
晶ポリマー樹脂(LCP)、ポリフェニレンスルフィド
樹脂(PPS)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(P
BT)、またはポリエチレンテレフタレート樹脂(PE
T)等、機械強度と耐熱性に優れた樹脂材料が用いられ
るが、角度検出器の軸またはケースとして必要な特性を
備え、かつアルミニウムやステンレス鋼等の金属材料よ
りも軽量であり、絶縁性を備えるものである限り、材料
とする樹脂として、いかなるものでも用いることができ
る。
【0016】樹脂材料による前記軸1および前記ケース
2の製造は、たとえば成形加工により行い、寸法公差に
精度が要求される箇所は、必要に応じて機械加工により
行うことができる。
2の製造は、たとえば成形加工により行い、寸法公差に
精度が要求される箇所は、必要に応じて機械加工により
行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明の角度検出器によれば、上述のよ
うに構成されているため、製造コストを低減することが
できる。さらに、従来の金属材料における製品軽量化の
制限、絶縁性確保の必要性という問題を解決し、製品の
軽量化および良好な絶縁性の付与を実現することができ
る。
うに構成されているため、製造コストを低減することが
できる。さらに、従来の金属材料における製品軽量化の
制限、絶縁性確保の必要性という問題を解決し、製品の
軽量化および良好な絶縁性の付与を実現することができ
る。
【図1】 本発明の角度検出器の概略構成を示す半断面
図。
図。
1…軸、2…ケース、3A…ステータ鉄芯、3B…ステ
ータ巻線、4A…ロータ鉄芯、4B…ロータ巻線、5A
…ステータトランス、5B…ステータトランス巻線、6
A…ロータトランス、6B…ロータトランス巻線、8…
リード線
ータ巻線、4A…ロータ鉄芯、4B…ロータ巻線、5A
…ステータトランス、5B…ステータトランス巻線、6
A…ロータトランス、6B…ロータトランス巻線、8…
リード線
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状ケースに設けられたステータと、該
筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該軸に設
けられたロータとを有する角度検出器において、該軸が
樹脂材料よりなることを特徴とする、角度検出器。 - 【請求項2】 前記ケースが樹脂材料よりなることを特
徴とする、請求項1記載の角度検出器。 - 【請求項3】 前記樹脂材料が、液晶ポリマー樹脂(L
CP)、ポリフェニレンスルフィド樹脂(PPS)、ポ
リブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、またはポリ
エチレンテレフタレート樹脂(PET)の何れかよりな
ることを特徴とする、請求項1または2記載の角度検出
器。 - 【請求項4】 角度検出器の種類がブラシレスレゾルバ
である、請求項1ないし3のいずれかに記載の角度検出
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272779A JP2003075196A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272779A JP2003075196A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003075196A true JP2003075196A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19098089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001272779A Pending JP2003075196A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003075196A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138807A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Tamagawa Seiki Co Ltd | ブラシレスレタイプ回転検出器 |
JP2008086178A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Tamagawa Seiki Co Ltd | ブラシレス回転検出器 |
JP2012037367A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nsk Ltd | 角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434618U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-23 | ||
JP2002084724A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流電機 |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001272779A patent/JP2003075196A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0434618U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-23 | ||
JP2002084724A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用交流電機 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138807A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Tamagawa Seiki Co Ltd | ブラシレスレタイプ回転検出器 |
JP2008086178A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Tamagawa Seiki Co Ltd | ブラシレス回転検出器 |
JP2012037367A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nsk Ltd | 角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110201 |