JP2003075197A - 角度検出器 - Google Patents
角度検出器Info
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- JP2003075197A JP2003075197A JP2001272785A JP2001272785A JP2003075197A JP 2003075197 A JP2003075197 A JP 2003075197A JP 2001272785 A JP2001272785 A JP 2001272785A JP 2001272785 A JP2001272785 A JP 2001272785A JP 2003075197 A JP2003075197 A JP 2003075197A
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Links
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- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 13
- -1 spray coating Substances 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータに取り付けられた際にモータとの電気
的絶縁が確保される角度検出器を提供すること。 【解決手段】 筒状ケース2に設けられたステータと、
該筒状ケース2の内側に設けられた回転する軸1と、該
軸1に設けられたロータとを有する角度検出器におい
て、該軸1または該ケース2の少なくとも一方を絶縁性
樹脂でコーティングする。
的絶縁が確保される角度検出器を提供すること。 【解決手段】 筒状ケース2に設けられたステータと、
該筒状ケース2の内側に設けられた回転する軸1と、該
軸1に設けられたロータとを有する角度検出器におい
て、該軸1または該ケース2の少なくとも一方を絶縁性
樹脂でコーティングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は角度検出器に係り、
特に、軸やケースを絶縁性樹脂でコーティングとするこ
とにより、モータに取り付けた際にモータとの電気的絶
縁が確保される角度検出器に関する。
特に、軸やケースを絶縁性樹脂でコーティングとするこ
とにより、モータに取り付けた際にモータとの電気的絶
縁が確保される角度検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】角度検出器には、ブラシレスレゾルバ、
ブラシ付きレゾルバ、ブラシレスシンクロ、ブラシ付き
シンクロ等がある。いずれも、ステータと、軸と一体と
なったロータが筒状ケースに納められた構造をとり、交
流電圧による励磁側巻線の励磁によって誘起される出力
側巻線の出力電圧が回転角に依存することを利用して、
角度を検出するものである。
ブラシ付きレゾルバ、ブラシレスシンクロ、ブラシ付き
シンクロ等がある。いずれも、ステータと、軸と一体と
なったロータが筒状ケースに納められた構造をとり、交
流電圧による励磁側巻線の励磁によって誘起される出力
側巻線の出力電圧が回転角に依存することを利用して、
角度を検出するものである。
【0003】従来、これら角度検出器の軸やケースに
は、アルミニウムやステンレス鋼等の金属材料が使用さ
れてきた。しかし、通常これら角度検出器は、モータに
取り付けられ、角度検出器の軸、ケースは、それぞれ、
モータ軸、モータケースと触接した状態で使用されるこ
とが多いため、角度検出器の軸やケースの材料が金属で
は、モータに取り付けた際の電気的絶縁を得ることがで
きず、したがって角度検出器は、モータの発生する電磁
ノイズの影響を受けやすく、角度検出精度向上等の障害
になるという問題があった。
は、アルミニウムやステンレス鋼等の金属材料が使用さ
れてきた。しかし、通常これら角度検出器は、モータに
取り付けられ、角度検出器の軸、ケースは、それぞれ、
モータ軸、モータケースと触接した状態で使用されるこ
とが多いため、角度検出器の軸やケースの材料が金属で
は、モータに取り付けた際の電気的絶縁を得ることがで
きず、したがって角度検出器は、モータの発生する電磁
ノイズの影響を受けやすく、角度検出精度向上等の障害
になるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の欠点を除き、モータに取り付けられた際にモ
ータとの電気的絶縁が確保される角度検出器を提供する
ことである。
従来技術の欠点を除き、モータに取り付けられた際にモ
ータとの電気的絶縁が確保される角度検出器を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本願で特許請求される発明は以下のとお
りである。
の手段として、本願で特許請求される発明は以下のとお
りである。
【0006】(1)筒状ケースに設けられたステータ
と、該筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該
軸に設けられたロータとを有する角度検出器において、
該軸が絶縁性樹脂でコーティングされていることを特徴
とする、角度検出器。
と、該筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該
軸に設けられたロータとを有する角度検出器において、
該軸が絶縁性樹脂でコーティングされていることを特徴
とする、角度検出器。
【0007】(2)前記ケースが絶縁性樹脂でコーティ
ングされていることを特徴とする、(1)の角度検出
器。
ングされていることを特徴とする、(1)の角度検出
器。
【0008】(3)前記絶縁性樹脂のコーティングが、
エポキシ系樹脂の電着塗装、吹付塗装、または粉体塗装
によりなされているか、またはポリブチレンテレフタレ
ートのインサートモールドによりなされていることを特
徴とする、(1)または(2)の角度検出器。
エポキシ系樹脂の電着塗装、吹付塗装、または粉体塗装
によりなされているか、またはポリブチレンテレフタレ
ートのインサートモールドによりなされていることを特
徴とする、(1)または(2)の角度検出器。
【0009】(4)角度検出器の種類がブラシレスレゾ
ルバである、(1)ないし(3)のいずれかの角度検出
器。
ルバである、(1)ないし(3)のいずれかの角度検出
器。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、ブラシレスレゾ
ルバを例に挙げ、図面により説明する。なおブラシレス
レゾルバは本発明の角度検出器の一例であり、本発明は
これに限定されるものではなく、ブラシ付きレゾルバ、
ブラシレスシンクロ、ブラシ付きシンクロ等にも適用さ
れる。
ルバを例に挙げ、図面により説明する。なおブラシレス
レゾルバは本発明の角度検出器の一例であり、本発明は
これに限定されるものではなく、ブラシ付きレゾルバ、
ブラシレスシンクロ、ブラシ付きシンクロ等にも適用さ
れる。
【0011】図1は、本発明に係る角度検出器の一例で
あるブラシレスレゾルバの概略構成を示す半断面図であ
る。図において本発明の角度検出器は、後記ステータお
よび後記ロータを包容する筒状のケース2と、該ケース
2に設けられ、回転角度に応じた出力電圧を検出するた
めのステータ鉄芯3Aおよびステータ巻線3Bからなる
ステータと、該筒状ケース2の内側中心線上に設けられ
た、絶縁性樹脂がコーティングされて絶縁性樹脂被膜1
0Cが表面に形成されている回転する軸1と、該軸1に
設けられた、回転角度に応じた出力電圧を検出するため
のロータ鉄芯4Aおよびロータ巻線4Bからなるロータ
と、から主として構成される。
あるブラシレスレゾルバの概略構成を示す半断面図であ
る。図において本発明の角度検出器は、後記ステータお
よび後記ロータを包容する筒状のケース2と、該ケース
2に設けられ、回転角度に応じた出力電圧を検出するた
めのステータ鉄芯3Aおよびステータ巻線3Bからなる
ステータと、該筒状ケース2の内側中心線上に設けられ
た、絶縁性樹脂がコーティングされて絶縁性樹脂被膜1
0Cが表面に形成されている回転する軸1と、該軸1に
設けられた、回転角度に応じた出力電圧を検出するため
のロータ鉄芯4Aおよびロータ巻線4Bからなるロータ
と、から主として構成される。
【0012】前記ケース2は、絶縁性樹脂によりコーテ
ィングされて、絶縁性樹脂被膜10Dが表面に形成され
たものとすることができる。
ィングされて、絶縁性樹脂被膜10Dが表面に形成され
たものとすることができる。
【0013】なお、図1のブラシレスレゾルバにおいて
は、前記ロータに信号(電圧)を伝達するためのステー
タトランス5Aおよびステータトランス巻線5Bからな
るステータトランスと、前記軸1に設けられたロータト
ランス6Aおよびロータトランス巻線6Bからなるロー
タトランスとにより、前記ロータに信号(電圧)を伝達
するための回転トランスが構成され、設けられている。
は、前記ロータに信号(電圧)を伝達するためのステー
タトランス5Aおよびステータトランス巻線5Bからな
るステータトランスと、前記軸1に設けられたロータト
ランス6Aおよびロータトランス巻線6Bからなるロー
タトランスとにより、前記ロータに信号(電圧)を伝達
するための回転トランスが構成され、設けられている。
【0014】前記軸1および前記ケース2をコーティン
グするための材料である絶縁性樹脂材料としては、たと
えば、エポキシ系樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂(PBT)が用いられるが、本発明はこれらに限定さ
れず、他の絶縁性樹脂材料も用いることができる。
グするための材料である絶縁性樹脂材料としては、たと
えば、エポキシ系樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂(PBT)が用いられるが、本発明はこれらに限定さ
れず、他の絶縁性樹脂材料も用いることができる。
【0015】絶縁性樹脂をコーティングする方法は、た
とえば前記エポキシ樹脂の場合には、電着塗装、吹付塗
装、粉体塗装等があり、また前記PBTの場合にはイン
サートモールドがあるが、前記軸、前記ケースに絶縁性
を付与できるものである限り本発明はこれらに限定され
ず、他のコーティング方法も用いることができる。
とえば前記エポキシ樹脂の場合には、電着塗装、吹付塗
装、粉体塗装等があり、また前記PBTの場合にはイン
サートモールドがあるが、前記軸、前記ケースに絶縁性
を付与できるものである限り本発明はこれらに限定され
ず、他のコーティング方法も用いることができる。
【0016】図2は、図1のブラシレスレゾルバの使用
例を示した断面図である。図においてブラシレスレゾル
バは、通常多い使用態様である、モータに取り付けられ
た状態であり、該ブラシレスレゾルバの軸1は該モータ
軸11に触接し、該ブラシレスレゾルバのケース2は該
モータのケース12と触接している。
例を示した断面図である。図においてブラシレスレゾル
バは、通常多い使用態様である、モータに取り付けられ
た状態であり、該ブラシレスレゾルバの軸1は該モータ
軸11に触接し、該ブラシレスレゾルバのケース2は該
モータのケース12と触接している。
【0017】
【作用】本発明の角度検出器は、上述のように、前記軸
1または前記ケース2の少なくとも一方が、絶縁性樹脂
でコーティングされて絶縁性樹脂皮膜(10C、10
D)が表面に形成された構成であるため、角度検出器と
該角度検出器が取り付けられたモータは、該軸1と前記
モータ軸11との間、または該ケース2と前記モータケ
ース12との間、あるいはその両方において電気的絶縁
が付与され、該モータの発生する電磁ノイズの影響が、
該角度検出器に及びにくくなる。
1または前記ケース2の少なくとも一方が、絶縁性樹脂
でコーティングされて絶縁性樹脂皮膜(10C、10
D)が表面に形成された構成であるため、角度検出器と
該角度検出器が取り付けられたモータは、該軸1と前記
モータ軸11との間、または該ケース2と前記モータケ
ース12との間、あるいはその両方において電気的絶縁
が付与され、該モータの発生する電磁ノイズの影響が、
該角度検出器に及びにくくなる。
【0018】
【発明の効果】本発明の角度検出器によれば、上述のよ
うに構成されているため、モータに取り付けた際にもモ
ータとの電気的絶縁が確保され、モータの発生する電磁
ノイズの影響が角度検出器に及びにくくなり、角度検出
精度向上を図ることができる。
うに構成されているため、モータに取り付けた際にもモ
ータとの電気的絶縁が確保され、モータの発生する電磁
ノイズの影響が角度検出器に及びにくくなり、角度検出
精度向上を図ることができる。
【図1】 本発明の角度検出器の概略構成を示す半断面
図。
図。
【図2】 図1のブラシレスレゾルバの使用例を示した
断面図。
断面図。
1…軸、2…ケース、3A…ステータ鉄芯、3B…ステ
ータ巻線、4A…ロータ鉄芯、4B…ロータ巻線、5A
…ステータトランス、5B…ステータトランス巻線、6
A…ロータトランス、6B…ロータトランス巻線、8…
リード線、9…レゾルバカバー、10C、10D・・・絶
縁性樹脂被膜、11・・・モータ軸、12・・・モータケー
ス、13…ベアリング
ータ巻線、4A…ロータ鉄芯、4B…ロータ巻線、5A
…ステータトランス、5B…ステータトランス巻線、6
A…ロータトランス、6B…ロータトランス巻線、8…
リード線、9…レゾルバカバー、10C、10D・・・絶
縁性樹脂被膜、11・・・モータ軸、12・・・モータケー
ス、13…ベアリング
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状ケースに設けられたステータと、該
筒状ケースの内側に設けられた回転する軸と、該軸に設
けられたロータとを有する角度検出器において、該軸が
絶縁性樹脂でコーティングされていることを特徴とす
る、角度検出器。 - 【請求項2】 前記ケースが絶縁性樹脂でコーティング
されていることを特徴とする、請求項1記載の角度検出
器。 - 【請求項3】 前記絶縁性樹脂のコーティングが、エポ
キシ系樹脂の電着塗装、吹付塗装、または粉体塗装によ
りなされているか、またはポリブチレンテレフタレート
のインサートモールドによりなされていることを特徴と
する、請求項1または2記載の角度検出器。 - 【請求項4】 角度検出器の種類がブラシレスレゾルバ
である、請求項1ないし3のいずれかに記載の角度検出
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272785A JP2003075197A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001272785A JP2003075197A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003075197A true JP2003075197A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19098095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001272785A Pending JP2003075197A (ja) | 2001-09-07 | 2001-09-07 | 角度検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003075197A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037367A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nsk Ltd | 角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121447A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Makita Denki Seisakusho:Kk | ア−ス付き電動工具における雑音低減装置 |
JPH0434618U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-23 | ||
JPH1054734A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-02-24 | Omron Corp | ロータリエンコーダ |
-
2001
- 2001-09-07 JP JP2001272785A patent/JP2003075197A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121447A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Makita Denki Seisakusho:Kk | ア−ス付き電動工具における雑音低減装置 |
JPH0434618U (ja) * | 1990-07-16 | 1992-03-23 | ||
JPH1054734A (ja) * | 1996-08-09 | 1998-02-24 | Omron Corp | ロータリエンコーダ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012037367A (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-23 | Nsk Ltd | 角度検出器、これを使用した電動機、鉄道車両用アクチュエータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110201 |