JP2008079470A - ブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラシレスモータに使用されるロータ回転位置検出手段のリード線接続端子の絶縁性向上を図る。
【解決手段】ステータ2と、ステータ2に対し回転自在に配設されたロータ3と、ロータ3の回転位置を検出するレゾルバ31とを有するブラシレスモータ1にて、レゾルバステータ33のリード線接続端子55に、合成樹脂にて形成され、接続端子55を個別に収容可能な端子収容室57を備えたインシュレータ37を装着する。インシュレータ37は、中空状の筐体部56と、筐体部56内に形成され隔壁58によって隔離された複数個の端子収容室57を備えた格子状の構成となっている。インシュレータ37をレゾルバステータ33の端子部33aに装着すると、各接続端子55は、互いに隔絶・絶縁された状態で端子収容室57内に1個ずつ収容される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブラシレスモータに関し、特に、ブラシレスモータにおけるロータ位置検出装置の端子間絶縁構造に関する。
一般にブラシレスモータでは、ロータの回転位置を検出し、検出したロータ回転位置に基づいて、ステータ側のコイル(ステータコイル)を順次励磁してロータを回転駆動させている。ロータの回転位置検出には、従来より、エンコーダやホールIC、レゾルバ等を用いたセンサ装置が使用されており、センサ装置にはリード線が接続され、モータ外部にロータ位置検出信号を出力している。これらのセンサ装置のうち、高温や振動環境下に強く、構造がシンプルで故障にくいことから、近年、レゾルバを使用したブラシレスモータが増加しており、車載用のモータ、特に、電動パワーステアリング装置(EPS)への使用が増大している。
通常、レゾルバは、レゾルバステータとレゾルバロータとから構成され、ステータ側にはコイルが巻装されている。図6は、レゾルバステータ101の構成を示す説明図である。図6に示すように、レゾルバステータ101には、環状の本体部102の内面に、内方へ向けて突出する複数の磁極103が所定間隔で形成されている。磁極103には、励磁コイルと検出コイルとからなるステータ巻線104が巻装されている。本体部102の図中上端部には端子保持部105が設けられており、端子保持部105には、リード線接続端子106が一体成形されている。リード線接続端子106には亜鉛メッキ処理が施されており、その内端部(本体部102側の端部)には、ステータ巻線104の端部が接続されている。
一方、レゾルバロータ(図示せず)は磁性体にて形成され、モータのロータシャフトに固定されている。このようなレゾルバでは、ステータ巻線104の励磁コイルに高周波信号を付与すると、モータのロータ回転位置に応じてステータ巻線104の検出コイルに流れる信号の位相が変化する。この検出信号と基準信号とを比較することにより、モータロータの回転位置が検出される。その際、レゾルバステータ101からの検出信号は、リード線接続端子106に溶接固定されたセンサリード線を介して、モータ外に設けられた図示しない制御装置に送信される。
特開2005-184952号公報 特開2005-210837号公報
しかしながら、図6のレゾルバステータ101では、リード線接続端子106の間隔が狭いため、メッキ処理された端子にウィスカが発生すると、それが他の端子に接触し、端子間の絶縁が確保できない恐れがある。一般に、電気亜鉛メッキ処理の際に光沢剤を添加すると、金属の内部に応力が封じ込められ、処理後ある期間が経過すると、この応力が亜鉛を垂直に押し出し、太さ約2μm、長さ2〜3mmのウィスカと呼ばれる微小なヒゲ状の結晶が生じる。このため、モータが高温状態に置かれると、メッキ部分からこのようなウィスカが発生する場合があり、それが他の端子に接触するとロータの回転位置検出に支障が生じるおそれがある。また、何らかの導体が端子部分に接触した場合、各端子間、あるいは、端子と他の部品との間の絶縁性に問題が生じるおそれがある。
特に、近年、モータの高出力小型化が求められ、モータ内部のレイアウトが非常に厳しくなっており、ブラシレスモータのように、ロータ位置検出用のセンサを必要とするモータではレイアウトにはほとんど余裕がない。そのため、レゾルバステータのように複数の入出力端子を有する部品では、レイアウト上の問題から、各端子の間隔がかなり狭くなることが多く、ウィスカや異物等に対するリード線接続端子の電気的な絶縁性の確保が大きな問題となっていた。
一方、図6のレゾルバステータ101にあっては、センサリード線が外部などから引っ張られた場合、センサリード線が他のセンサリード線やリード線接続端子106と接触し、導通不良が生じる可能性があるという問題があった。また、センサリード線が引っ張られると、引張力により溶接固定した部分に応力が加わり、溶接固定部が損傷を受ける恐れがあるという問題もあった。
本発明の目的は、ブラシレスモータに使用されるロータ回転位置検出手段のリード線接続端子の絶縁性向上を図ることにある。また、本発明の他の目的は、リード線接続端子の溶接固定部の損傷を防止することにある。
本発明のブラシレスモータは、ステータと、前記ステータに対し回転自在に配設されたロータと、前記ロータの回転位置を検出するロータ回転位置検出手段とを有してなるブラシレスモータであって、前記ロータ回転位置検出手段のリード線接続端子に、絶縁素材にて形成され、前記接続端子を個別に収容可能な端子収容部を備えてなる被覆部材を装着したことを特徴とするブラシレスモータ。
本発明にあっては、ロータ回転位置検出手段のリード線接続端子に絶縁素材にて形成された被覆部材を装着し、接続端子を被覆部材の端子収容部に個別に収容することにより、各接続端子を物理的に隔絶した状態とすることができる。このため、リード線接続端子にウィスカが発生したり、何らかの導体が端子に接触したりしても、端子間や端子と他の部品との間の絶縁性が損なわれず、接続端子の電気的絶縁性が確保される。
前記ブラシレスモータにおいて、前記被覆部材を、中空状の筐体部と、前記筐体部内に形成され隔壁によって隔離された複数個の端子収容室を有する構成としても良い。この場合、リード線が外部などから引っ張られても、リード線はまず隔壁部に接触し、引張力はリード線と接続端子との接続部に直接加わらない。このため、接続部に過大な応力が生じず、引張力による接続部の損傷を防止できる。また、前記被覆部材を前記リード線接続端子に装着したとき、各リード線接続端子は、互いに隔絶された状態で前記端子収容部内に1個ずつ収容されるようにしても良い。
さらに、前記ロータ回転位置検出手段としてレゾルバを用いても良く、この場合、前記ブラシレスモータに、前記ロータのシャフトに取り付けられ、前記ロータと共に回転するレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配置され、前記レゾルバロータの回転に伴って出力信号の位相が変化する検出コイルを備えたレゾルバステータとをさらに設け、前記被覆部材を前記レゾルバステータのリード線接続端子に装着するようにしても良い。
本発明のブラシレスモータによれば、ステータと、ステータに対し回転自在に配設されたロータと、ロータの回転位置を検出するロータ回転位置検出手段とを有してなるブラシレスモータにて、ロータ回転位置検出手段のリード線接続端子に、絶縁素材にて形成され、接続端子を個別に収容可能な端子収容部を備えた被覆部材を装着するようにしたので、各接続端子を物理的に隔絶した状態とすると共に、電気的にも互いに絶縁された状態にすることができる。従って、接続端子にウィスカが発生したり、何らかの導体が端子に接触したりしても、端子間や端子と他の部品との間の絶縁性が損なわれず、接続端子の絶縁性が確保され、ロータ回転位置検出に支障が生じるのを防止することが可能となる。
また、被覆部材を、中空状の筐体部と、筐体部内に形成され隔壁によって隔離された複数個の端子収容室とを備えた構成としたことにより、リード線が引っ張られた場合、リード線はまず隔壁部に接触するので、引張力がリード線と接続端子との接続部に直接加わるのを防止することができる。このため、引っ張りによってリード線接続部に過大な応力が生じることがなく、引張力によって接続部が損傷を受けるのを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例であるブラシレスモータの断面図、図2は図1のブラシレスモータの分解斜視図である。図1に示すように、ブラシレスモータ1(以下、モータ1と略記する)は、外側にステータ2、内側にロータ3を配したインナーロータ型のブラシレスモータとなっている。モータ1は、例えば、コラムアシスト式の電動パワーステアリング装置(EPS)の動力源として使用され、自動車のステアリングシャフトに対し動作補助力を付与する。モータ1は、ステアリングシャフトに設けられた減速機構部に取り付けられ、モータ1の回転は、この減速機構部によってステアリングシャフトに減速されて伝達される。
ステータ2は、有底円筒形状のケース4と、ステータコア5、ステータコア5に巻装されたステータコイル6(以下、コイル6と略記する)及びステータコア5に取り付けられるバスバーユニット(端子ユニット)7とから構成されている。ケース4は、鉄等にて有底円筒状に形成されており、その開口部には、固定ネジ23によってアルミダイキャスト製のブラケット24が取り付けられる。ステータコア5は、複数個の分割コア8からなり、分割コア8を周方向に9個集成した構成となっている。分割コア8は、電磁鋼板からなるコアピースを積層して形成され、その周囲には合成樹脂製のインシュレータ9が取り付けられている。
インシュレータ9の外側にはコイル6が巻装され、ステータコア5の一端側には、コイル6の端部6aが径方向に引き出されている。ステータコア5の一端側には、合成樹脂製の本体部内に銅製のバスバーがインサート成形されたバスバーユニット7が取り付けられる。バスバーユニット7の周囲には複数個の給電用端子11が径方向に突設されており、バスバーユニット7の取り付けに際し、コイル端部6aは、この給電用端子11と溶接される。バスバーユニット7では、バスバーはモータ1の相数に対応した個数(ここでは、U相,V相,W相分の3個)設けられており、各コイル6はその相に対応した給電用端子11と電気的に接続される。ステータコア5は、バスバーユニット7を取り付けた後、ケース4内に圧入され、ケース内周面に接着固定される。
ステータ2の内側にはロータ3が挿入されている。ロータ3はロータシャフト21を有しており、ロータシャフト21はベアリング22a,22bによって回転自在に支持されている。ベアリング22aはケース4の底部中央に、ベアリング22bはブラケット24の中央部にそれぞれ固定されている。ロータシャフト21には、円筒形状のロータコア25が固定されており、その外周には、セグメントタイプのマグネット(永久磁石)26が取り付けられている。ロータシャフト21には合成樹脂製のマグネットホルダ27が外挿されており、マグネット26は、マグネットホルダ27に保持される形でロータコア25の外周に配設される。モータ1では、マグネット26は、周方向に沿って6個配置されており、マグネット26の外側には、有底円筒形状のマグネットカバー28が取り付けられている。
マグネットホルダ27の端部には、ロータ回転位置検出手段であるレゾルバ31のロータ(レゾルバロータ)32が取り付けられている。これに対し、レゾルバ31のステータ(レゾルバステータ)33は、金属製のレゾルバホルダ34内に圧入され、その状態でブラケットホルダユニット35に固定されている。レゾルバステータ33には、ロータ32の回転に伴って出力される信号を伝送するためのセンサハーネス36が固定されている。センサハーネス36は、ブラケット24とブラケットホルダユニット35との間を周方向に沿って引き回され、ゴムグロメット38を介してブラケット24の外周部から装置外へと引き出される。
図3は、レゾルバステータ33の構成を示す斜視図である。図3に示すように、レゾルバステータ33には、複数個(ここでは、6個)のリード線接続端子55(以下、接続端子55と略記する)が配された端子部33aが設けられている。各接続端子55には、センサハーネス36のセンサリード線36aが溶接固定され、レゾルバステータ33とセンサハーネス36が電気的に接続される。端子部33aの外側には、センサリード線36aが接続された状態で、合成樹脂製のインシュレータ37(被覆部材)が取り付けられる。図4はインシュレータ37の構成を示す斜視図、図5(a)はインシュレータ37の平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA−A線,B−B線に沿った断面図、(d)は(b)のC−C線に沿った断面図である。
インシュレータ37は、略直方体形状に形成された中空状の筐体部56と、筐体部56内に形成された複数個の端子収容室(端子収容部)57を備えた格子状の構成となっている。端子収容室57は、接続端子55に合わせて、インシュレータ37内に6個形成されており、各端子収容室57は隔壁58によって隔離されている。端子収容室57は、インシュレータ37の正面側から背面側まで貫通形成されており、インシュレータ37を端子部33aに取り付けると、各接続端子55が個別に各端子収容室57内に収容されるようになっている。また、インシュレータ37の上下面正面側には、嵌合孔59が形成されている。これに対し、端子部33aの基部に設けられた端子保持部61の上下面には、嵌合突起62(下面側は図示せず)が突設されている。インシュレータ37を端子部33aに取り付ける際には、この嵌合突起62を嵌合孔59に嵌め込むことにより、両者は抜け止めされて固定される。
このように、当該モータ1では、レゾルバステータ33の端子部33aにインシュレータ37を取り付け、各接続端子55を隔壁58によって隔絶しつつインシュレータ37内に収容する。これにより、各接続端子55は、隔壁58にて物理的に隔絶されると共に、電気的にも互いに絶縁された状態で端子収容室57内に配置される。また、モータ1では、接続端子55がインシュレータ37によって覆われる形となるため、接続端子55は外部に露出しない状態でインシュレータ37内に格納される。従って、接続端子55にウィスカが発生したり、何らかの導体が接続端子55に接触したりしても、接続端子55間や接続端子55と他の部品との間の絶縁性が損なわれない。すなわち、インシュレータ37により、接続端子55の絶縁性が確保される。このため、接続端子55の絶縁不良により、ロータ回転位置検出に支障が生じるのを防止することができ、モータの信頼性向上を図ることが可能となる。
また、センサリード線36aが外部から引っ張られるなどして、延伸方向に引張力を受けた場合、センサリード線36aはまず隔壁58(端部のリード線は筐体部56の側壁)に接触し、この引張力は、接続端子55とセンサリード線36aとの溶接固定部には直接加わらない。従って、センサリード線36aと端子部33aとの溶接部に、引張力による過大な応力が生じることがない。このため、外からの引っ張りによってリード線接続部が破損してしまうことを防止でき、この点においても製品信頼性の向上が図られる。
モータ1では、レゾルバホルダ34は有底円筒形状に形成されており、ブラケットホルダユニット35の中央部に挿入装着される。一方、フランジ部34aが形成された開口側端部は、ブラケット24に設けられたリブ39の端部外周に軽圧入される。リブ39は、ブラケット24の中央部に、軸方向に向かって円筒形状に突設されており、その内側には、ロータシャフト21を支持するベアリング22bが固定されている。従って、リブ39にレゾルバホルダ34を軽圧入することにより、レゾルバステータ33がロータシャフト21と同心状に取り付けられ、レゾルバ31のステータ33とロータ32の芯精度が向上し、ロータ位置検出精度の向上が図られる。
ブラケットホルダユニット35は合成樹脂にて形成されており、金属製の雌ネジ部41がインサート成形されている。雌ネジ部41には、ブラケット24に設けられたレゾルバ固定孔48bから取付ネジ42がねじ込まれ、これにより、レゾルバホルダ34がブラケット24の内側に固定される。レゾルバホルダ34のフランジ部34aに形成された取付孔34bは、周方向に延びる長孔となっており、レゾルバホルダ34の位置を周方向に微調整できるようになっている。
ブラケットホルダユニット35にはまた、外部給電用端子43が3個設けられている。外部給電用端子43はU,V,Wの各相ごとに設けられ、ブラケットホルダユニット35をブラケット24に組み付けたとき、外部給電用端子43は、ブラケット24の側面から径方向に突出するよう設けられている。各外部給電用端子43(43U,43V,43W)は、ブラケットホルダユニット35内に設けられた接続端子44(44U,44V,44W)と電気的に接続されている。各接続端子44は、ブラケットホルダユニット35の本体部45から軸方向に向かって突設されており、バスバーユニット7に設けられたバスバー端子46(46U,46V,46W)と溶接される。
バスバー端子46もまた、バスバーユニット7の本体部47から軸方向に向かって突設されており、モータ1を組み付けると、バスバー端子46と接続端子44が並列に対向するようになっている。モータ1では、ケース4にブラケット24を取り付けた後、バスバー端子46と接続端子44を溶接固定する。ブラケット24にはそのための溶接作業孔48aが形成されおり、溶接作業孔48aには、溶接工程後にブラケットキャップ49が取り付けられる。
このようなモータ1は次のように組み付けられる。まず、ステータ2やロータ3、ブラケットアッセンブリ51を個々に組み付ける。この場合、ブラケットアッセンブリ51は、ベアリング22bを組み込んだブラケット24と、レゾルバステータ33関係の部品を組み付けたブラケットホルダユニット35とを一体化し、タッピンネジ52にて固定したアッセンブリ品である。ステータ2は、コイル6を巻装したステータコア5にバスバーユニット7を取り付け、給電用端子11とコイル端部6aを溶接したものをケース4内に収容固定したアッセンブリ品である。また、ロータ3は、ロータシャフト21にロータコア25を固定し、マグネットホルダ27を取り付けた後、マグネット26を圧入しマグネットカバー28を装着すると共に、マグネットホルダ27にレゾルバロータ32を圧入固定したアッセンブリ品である。
このようなアッセンブリ品をそれぞれ組み立てた後、ロータ3をブラケットアッセンブリ51に取り付け、そこにステータ2を外装して固定ネジ23にてケース4とブラケット24を締結する。次に、溶接作業孔48aを介して、バスバー端子46と接続端子44を溶接固定する。この状態にてモータ抵抗や絶縁チェック等を行い、その後、レゾルバ31の原点調整を行う。原点調整は、長孔の取付孔34bを利用して、レゾルバホルダ34の位置をブラケット24の外側から周方向に微調整して実施される。ブラケット24にはレゾルバ調整孔48cが形成されており、原点調整は、このレゾルバ調整孔48cから行われる。その際、レゾルバ調整孔48cには図示しない調整用治具が挿入され、レゾルバホルダ34の位置が取付孔34bを利用して周方向に微調整され、レゾルバ31の原点が調整される。
原点調整した後、ブラケット24の外側からレゾルバ固定孔48bを介して取付ネジ42を挿入し、雌ネジ部41に螺入固定する。これにより、レゾルバホルダ34のフランジ部34aが、ブラケット24とブラケットホルダユニット35との間に挟まれる形で固定される。取付ネジ42を締め付けた後、ブラケットキャップ49を取り付ける。これにてモータ1の組み付け作業は完了し、その後、各種特性チェック等が行われ、完成品となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、前述の実施例では、絶縁物のひとつである合成樹脂にてインシュレータ37を形成した例を示したが、インシュレータの素材は合成樹脂には限定されず、例えばセラミックなど、他の絶縁性の高い物質も使用可能である。また、前述の実施例では、コラムアシスト式のEPSに使用されるブラシレスモータを示したが、他の方式のEPS用モータにも本発明は適用可能である。さらに、EPSや各種車載電動品用のモータ以外にも広くブラシレスモータ一般にも適用可能である。
本発明の一実施例であるブラシレスモータの断面図である。 図1のブラシレスモータの分解斜視図である。 レゾルバステータの構成を示す斜視図である。 インシュレータの構成を示す斜視図である。 (a)はインシュレータの平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のA−A線,B−B線に沿った断面図、(d)は(b)のC−C線に沿った断面図である。 レゾルバステータの一般的な構成を示す説明図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 ステータ
3 ロータ
4 ケース
5 ステータコア
6 ステータコイル
6a コイル端部
7 バスバーユニット
8 分割コア
9 インシュレータ
11 給電用端子
21 ロータシャフト
22a,22b ベアリング
23 固定ネジ
24 ブラケット
25 ロータコア
26 マグネット
27 マグネットホルダ
28 マグネットカバー
31 レゾルバ(ロータ回転位置検出手段)
32 ロータ
33 ステータ
33a 端子部
34 レゾルバホルダ
34a フランジ部
34b 取付孔
35 ブラケットホルダユニット
36 センサハーネス
36a センサリード線
37 インシュレータ(被覆部材)
38 ゴムグロメット
39 リブ
41 雌ネジ部
42 取付ネジ
43 外部給電用端子
44 接続端子
45 本体部
46 バスバー端子
47 本体部
48a 溶接作業孔
48b レゾルバ固定孔
48c レゾルバ調整孔
49 ブラケットキャップ
51 ブラケットアッセンブリ
52 タッピンネジ
55 リード線接続端子
56 筐体部
57 端子収容室(端子収容部)
58 隔壁
59 嵌合孔
61 端子保持部
62 嵌合突起
101 レゾルバステータ
102 本体部
103 磁極
104 ステータ巻線
105 端子保持部
106 リード線接続端子

Claims (4)

  1. ステータと、前記ステータに対し回転自在に配設されたロータと、前記ロータの回転位置を検出するロータ回転位置検出手段とを有してなるブラシレスモータであって、
    前記ロータ回転位置検出手段のリード線接続端子に、絶縁素材にて形成され、前記接続端子を個別に収容可能な端子収容部を備えてなる被覆部材を装着したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、前記被覆部材は、中空状の筐体部と、前記筐体部内に形成され隔壁によって隔離された複数個の端子収容室を有することを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項1又は2記載のブラシレスモータにおいて、前記被覆部材を前記リード線接続端子に装着したとき、各リード線接続端子は、互いに隔絶された状態で前記端子収容部内に1個ずつ収容されることを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ロータ回転位置検出手段がレゾルバであり、前記ブラシレスモータはさらに、前記ロータのシャフトに取り付けられ、前記ロータと共に回転するレゾルバロータと、前記レゾルバロータの外側に配置され、前記レゾルバロータの回転に伴って出力信号の位相が変化する検出コイルを備えたレゾルバステータとを有し、前記被覆部材は、前記レゾルバステータのリード線接続端子に装着されることを特徴とするブラシレスモータ。
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