JP2010028925A - モータ及び電動パワーステアリング装置用モータ - Google Patents

モータ及び電動パワーステアリング装置用モータ Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数の低減及び小型化を図り、低振動で高い静粛性を有する制御装置搭載のモータを提供する。
【解決手段】モータ本体10aは、ステータ12及びロータ15が収容されるハウジング11の開口部11bがエンドフレーム20にて閉止され、ロータ15の回転軸16がハウジング11及びエンドフレーム20の軸受19,21にて支持され、エンドフレーム20に設けた挿通孔20eから給電端子14aを軸方向に突出させてなる。制御装置30は、エンドフレーム20側を覆うようにモータ本体10aに取り付けられる金属製のカバー部材40との間に収容され、駆動回路基板32及び制御回路基板31は、基板32をモータ本体10aとの離間側であるカバー部材40の底部40cに密着させて軸方向に並んで配置され、カバー部材40及び基板31,32の各軸挿通孔40x,31x,32xにモータ本体10aの回転軸16が挿通されてなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置等の駆動源に好適な制御装置搭載のモータに関するものである。
近年の車両用のステアリング装置には、電動モータを駆動力にてステアリング操作のアシストを行う電動パワーステアリング装置(EPS)が採用されつつある。このような装置の駆動源に用いるモータには、例えば特許文献1にて示されるようにブラシレスモータが用いられている。
ここで、電動パワーステアリング装置の駆動源に用いるブラシレスモータ等のモータには比較的大きなトルクが必要なことから、モータの駆動電流が大きなものとなる。そのため、従来より室内に配置されていた制御装置とモータとを大電流対応の長い配線にて接続していたものを、特許文献1ではモータに制御装置を搭載し、制御装置とモータとの間の配線が不要、若しくは使用しても極力短くなるように構成されている。
ところで、特許文献1にて示される制御装置搭載のモータについて、制御装置の一対のケースがモータ(モータケース)の径方向外側に突出するように片持ち状に固定されており、該ケース内には、スイッチング素子が主として搭載され大電流を扱う駆動回路基板や、マイコンが主として搭載され小電流を扱う制御回路基板等が収容されている。ケースの一側面には、スイッチング素子等で生じる熱を放熱する放熱部も構成されている。
特開2005−304203号公報
しかしながら、特許文献1のモータでは、制御装置がモータに対して片持ち状に設けられることから、モータ駆動時の振動や騒音がその片持ち状の制御装置にて拡大するという問題があった。特にこの電動パワーステアリング装置では、モータに対して低振動で高い静粛性が要求されることから、振動や騒音の改善は重要な課題となっている。そもそも制御装置がモータケースの外側に設けられることから制御装置用のケースが必要であり、部品点数の増加や、これによる大型化も問題であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数の低減及び小型化を図り、低振動で高い静粛性を図ることができる制御装置搭載のモータ及び電動パワーステアリング装置用モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータ本体の駆動を制御する制御装置搭載のモータであって、前記モータ本体は、ステータと、該ステータに対して回転可能に配置されるロータと、該ロータと前記ステータとを開口部から収容するハウジングと、該開口部を閉止するエンドフレームと、を備え、前記ロータの回転軸が前記ハウジング及び前記エンドフレームに配置された軸受にて回転可能に支持されるとともに、前記エンドフレームには前記ステータに巻装されるコイルへの給電のための給電端子を挿通させる挿通孔が形成され、該挿通孔から前記給電端子を軸方向に突出させてなり、前記制御装置は、スイッチング素子を含む回路部品にて駆動回路が構成され前記給電端子を通じて前記モータ本体に供給する駆動電流を生成する駆動回路基板と、マイコンを含む回路部品にて制御回路が構成され前記モータ本体の回転を制御すべく前記駆動回路を制御する制御回路基板と、又は前記駆動回路と前記制御回路とを一体に備えた駆動制御回路基板を備え、前記エンドフレームと該エンドフレーム側を覆うように前記モータ本体に対して取り付けられる金属製のカバー部材との間に収容されて、前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板が前記モータ本体との離間側で前記カバー部材に隣接するように配置され、前記カバー部材、前記駆動回路基板及び前記制御回路基板、又は前記駆動制御回路基板のそれぞれに形成された軸挿通孔に前記モータ本体の回転軸が挿通されてなることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体は、ステータ及びロータが収容されるハウジングの開口部がエンドフレームにて閉止され、ロータの回転軸がハウジング及びエンドフレームに配置された軸受にて回転可能に支持されるとともに、エンドフレームには給電端子を挿通させる挿通孔が形成され該挿通孔から給電端子を軸方向に突出させてなる。制御装置は、そのエンドフレームと該エンドフレーム側を覆うようにモータ本体に対して取り付けられる金属製のカバー部材との間に収容され、制御装置を構成する駆動回路基板又は駆動制御回路基板がモータ本体との離間側でカバー部材に隣接するように配置され、カバー部材及び基板それぞれの軸挿通孔にモータ本体の回転軸が挿通されて、制御装置搭載のモータが構成される。これにより、先ず制御装置のケースの一部としてモータ本体のエンドフレームが使用されることから、制御装置のケースとしては1つのカバー部材で済み、部品点数の低減及びこれによるモータの小型化が可能となる。また、制御装置を収容するカバー部材は、エンドフレーム側を覆うようにモータ本体に対して安定して固定されることから、ロータの回転により生じる振動がこの制御装置側で拡大することが防止され、またカバー部材にて回転軸の支持を行わないことからもロータの回転により生じる振動が制御装置側に伝搬し難く、モータ駆動時の振動や騒音が低減される。また、駆動回路基板又は駆動制御回路基板は大電流を扱うことから発熱が大きいが、モータ本体の離間側で隣接する金属製のカバー部材がヒートシンクとして機能して別途部材を必要とせず、しかもエンドフレームとともに制御装置のケースを構成するカバー部材は膨出形状、即ち外表面積(熱容量)の大きな形状となることから、十分な放熱効果を得ようとしてもカバー部材を小型に構成可能なため、このことでもモータの小型化に寄与できる。
更に、モータ本体から軸方向に延びる給電端子をそのままエンドフレームの挿通孔に挿通し基板と電気的に接続できるので、給電端子の短尺化・簡素化を図ることができる。また、モータ本体の軸方向外側で給電端子と基板との電気的接続ができるため、その接続が容易となる。また、カバー部材及び両基板に設けた軸挿通孔により、制御装置の廻りに滞留する熱が回転軸の回転によって生じる空気流にて効率良く外部に放出することが可能となる。また、軸挿通孔により回転軸をガイドとする制御装置部分の組付けが可能となり、その組付けが容易となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータにおいて、前記カバー部材は、前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板を配置する底部と、該底部の周縁から軸方向に膨出する筒部とを備え、該筒部を前記モータ本体のハウジングと被駆動体のハウジングとで挟むように固定されることをその要旨とする。
この発明では、カバー部材は、駆動回路基板又は駆動制御回路基板を配置する底部とその周縁から軸方向に膨出する筒部とを備え、該筒部がモータ本体のハウジングと被駆動体のハウジングとで挟むように固定される。つまり、カバー部材を剛性の高い部材間に挟んで固定するので、カバー部材の底部に配置される駆動回路基板又は駆動制御回路基板がロータの回転により生じる振動の影響を受け難い。また、カバー部材のその膨出形状から熱容量が大きく、放熱面積が広い被駆動体のハウジングにその底部側が密着するので、駆動回路基板又は駆動制御回路基板の放熱性も高くなる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記エンドフレームは金属板のプレス加工により作製され、その外周縁に形成した嵌合装着部が前記ハウジングの開口部の内周面と嵌合されていることをその要旨とする。
この発明では、エンドフレームは金属板のプレス加工により作製され、その外周縁に形成した嵌合装着部がハウジングの開口部の内周面と嵌合される。つまり、エンドフレームはプレス加工により容易に作製でき、しかもプレス加工よりなるエンドフレームはその厚み、即ちモータの軸方向長さを小さくできる。また、ハウジングの開口部は剛性が低くなりがちだが、エンドフレームが内嵌することでその開口部の剛性が高くなり、これによりロータの回転により生じる振動を抑制できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータにおいて、前記エンドフレームに形成した前記嵌合装着部の外周面には、前記カバー部材の開口部が嵌合されていることをその要旨とする。
この発明では、エンドフレームに形成した嵌合装着部の外周面には、カバー部材の開口部が嵌合される。つまり、カバー部材がエンドフレームに外嵌することで、カバー部材がモータ本体に対して強固に固定される。また、カバー部材がエンドフレームに外嵌することで、カバー部材内に配置される回路基板側とモータ本体側との電気的接続を図る端子の位置決め精度の向上等に寄与できる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記モータ本体に備えられる給電端子は、前記エンドフレーム側から軸方向に沿って直線状に前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板まで延び、該基板と電気的に接続されていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体に備えられる給電端子は、エンドフレーム側から軸方向に沿って直線状に駆動回路基板又は駆動制御回路基板まで延び、該基板と電気的に接続される。つまり、給電端子に対して曲げ加工が不要なため低コストであり、また給電端子が突出した状態で回路基板等を組み付けていく場合、軸方向に沿った直線状の給電端子を用いることで該端子の回避スペースが小さくて済み、モータの小型化に寄与できる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、前記モータ本体は、ブラシレスモータで構成され、前記給電端子は、前記ステータに巻装されるコイルのコイル端末線にて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体はブラシレスモータで構成され、モータ本体の給電端子は、ステータに巻装されるコイルのコイル端末線にて構成される。これにより、給電端子として別途部材を必要としないため、部品点数を低減でき、低コスト化に寄与できる。
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載のモータにおいて、前記モータ本体は、ブラシレスモータで構成され、前記ステータに巻装される複数のコイルそれぞれから延びるコイル端末線と接続してコイルの結線を図るバスバー装置を備えてなり、前記給電端子は、前記バスバー装置に備えられるバスバーの一部にて構成されていることをその要旨とする。
この発明では、モータ本体はブラシレスモータで構成され、ステータに巻装される複数のコイルそれぞれから延びるコイル端末線と接続してコイルの結線を図るバスバー装置が備えられてなる。モータ本体の給電端子は、バスバー装置に備えられるバスバーの一部にて構成される。これにより、給電端子として別途部材を必要としないため、部品点数を低減でき、低コスト化に寄与できる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のモータにおいて、前記バスバーは、導電性を有する棒状部材の両端部を屈曲させる2つの屈曲部を有し、これら2つの屈曲部間が絶縁樹脂製のバスバーホルダに埋設され、各屈曲部から端部側の直線状部位をそれぞれ前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板と接続する前記給電端子及び前記コイル端末線と接続する接続端子として構成されていることをその要旨とする。
この発明では、バスバーは、導電性の棒状部材の両端部を屈曲させる2つの屈曲部を有し、これら2つの屈曲部間が絶縁樹脂製のバスバーホルダに埋設され、各屈曲部から端部側の直線状部位をそれぞれ給電端子及び接続端子として構成される。つまり、バスバーを棒状部材の曲げ加工品として歩留向上・生産容易化を図ることで低コスト化が可能となり、1つの直線状部位でコイル端末線及び基板との電気的接続も行うこともでき更なる低コスト化が可能となる。また、バスバーの直線状部位でコイル端末線と接続するので、溶接強度のばらつきを抑えることができる。また、バスバーの屈曲部間を絶縁樹脂製のバスバーホルダに埋設したので、隣接する各バスバー間の絶縁が図れるのは勿論、軸方向に延びる給電端子としての直線状部位を撓ませることが可能となり、給電端子の基板との接続部分への応力の低減が可能となる。
請求項9に記載の発明は、請求項5〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、外部からの給電及び信号の授受が行われるように構成される端子キャリアが前記モータ本体のエンドフレームと前記制御回路基板又は前記駆動制御回路基板との間に配置され、該端子キャリアには前記制御回路基板及び前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板との電気的接続を図るための接続端子が該基板に向けて軸方向に沿って直線状に立設されており、前記端子キャリア、前記制御回路基板及び前記駆動回路基板、又は前記駆動制御回路基板には、前記モータ本体又は前記モータ本体側の部材から延びる各種端子を挿通する貫通孔が備えられ、該貫通孔を挿通した端子が前記モータ本体とは反対側で電気的に接続されていることをその要旨とする。
この発明では、外部からの給電及び信号の授受を行う端子キャリアがモータ本体のエンドフレームと制御回路基板との間に配置、即ちモータ本体側(エンドフレーム側)から端子キャリア、制御回路基板及び駆動回路基板、又は駆動制御回路基板が軸方向に積層されるように配置され、モータ本体又はモータ本体側の部材から軸方向に沿って延びる各種端子が端子キャリア、制御回路基板及び駆動回路基板、又は駆動制御回路基板に備えられる貫通孔に挿通され、該貫通孔を挿通した端子がモータ本体とは反対側で、対応する部材に電気的に接続される。これにより、モータ本体側から端子キャリア、制御回路基板及び駆動回路基板、又は駆動制御回路基板の順で順次端子の電気的接続を行いつつ配置でき、しかもこの場合、端子の接続を次の部材を積層する前に行えば、干渉物のない状態で容易に接続を行うことが可能となる。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記カバー部材には、前記モータ本体との取付状態においても前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板と他部材から延びる端子との電気的接続を行うことが可能な接続用窓が形成されていることをその要旨とする。
この発明では、カバー部材には、モータ本体との取付状態においても駆動回路基板又は駆動制御回路基板と他部材から延びる端子との電気的接続を行うことが可能な接続用窓が形成される。これにより、カバー部材に駆動回路基板又は駆動制御回路基板を予め取り付けた状態で該カバー部材をモータ本体に取り付けた後であっても、該基板と他部材から延びる端子との電気的接続が可能となる。またこれにより、カバー部材に駆動回路基板又は駆動制御回路基板を密着させて予め取り付けることも可能となり、大電流を扱う駆動回路基板又は駆動制御回路基板からの発熱を効率良くカバー部材に伝搬でき、効率良く放熱を図ることが可能となる。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータの駆動力にて、車両のステアリング操作のアシストが行われる電動パワーステアリング装置用モータである。
この発明では、請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータよりなることから、部品点数の低減及び小型化が図られる、低振動で高い静粛性の電動パワーステアリング装置用モータを提供できる。特に、この電動パワーステアリング装置では、モータに対して低振動で高い静粛性が要求されることから、効果大である。
本発明によれば、部品点数の低減及び小型化を図り、低振動で高い静粛性を図ることができる制御装置搭載のモータ及び電動パワーステアリング装置用モータを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態の制御装置搭載のモータ10を示す。本実施形態のモータ10は、車両のステアリングシャフトに駆動連結されて設置され、その駆動力にてステアリング操作のアシストを行う電動パワーステアリング装置(EPS)の駆動源として用いられるものである。本実施形態のモータ10はブラシレスモータで構成され、該モータ10の駆動制御を行う制御装置30を搭載している。
図1〜図3に示すように、モータ10は、有底円筒状のハウジング11を備え、該ハウジング11の内周面には、三相コイルを構成すべく導線が巻装された円環状のステータ12が固定されている。ステータ12の軸方向一側には同じく円環状をなすバスバー装置13が支持され、ステータ12に巻装される複数のコイルそれぞれから延びるコイル端末線12aがバスバー装置13に接続されている。
図4に示すように、バスバー装置13は、絶縁樹脂製のバスバーホルダ13aに複数本のバスバー14の所定部位が埋設(インサート成形)されて構成されている。詳しくは、バスバー14は、同一相のコイル間を連結(接続)したり該コイルに電力を供給する部材であるが、ここで用いられるバスバー14は略コ字状をなすものであり、銅等の導電性を有する棒状部材の両端部をプレス成形によりその長手方向から直角に屈曲させる2つの屈曲部14xを有し、これら2つの屈曲部14x間が絶縁樹脂製のバスバーホルダ13aに埋設され保持されている。バスバー14の各屈曲部14xから端部側の直線状部位のうちの3箇所は後述の駆動回路基板32と接続する給電端子14aとして割り当てられ、残りの部位はコイル端末線12aと接続する接続端子14bに割り当てられている。給電端子14a及び接続端子14bはバスバー装置13のモータ10への取付状態において軸線L1方向に向くように直線状に延び、給電端子14aは接続端子14bよりも十分に長くバスバーホルダ13aから突出している。そして、給電端子14a及び接続端子14bはステータ12から延びるコイル端末線12aと接続されるとともに、給電端子14aにおいては後述の駆動回路基板32とも接続され(コイル端末線12aと接続せず、駆動回路基板32のみと接続する態様でもよい)、これらバスバー14とコイル端末線12aとの接続により三相コイルの結線が図られている。
図1〜図3に示すように、ステータ12の内側に配置されるロータ15は、回転軸16と、該回転軸16に固定されたロータコア17と、該ロータコア17の外周面に固定されるマグネット18とを備え、回転軸16の基端部がハウジング11の底部中央の軸受保持部11aに保持される軸受19にて回転可能に支持されている。また、ロータ15は、回転軸16の中間部が後述のエンドフレーム20に備えられる軸受21にて回転可能に支持されており、マグネット18がステータ12と径方向に対向するように該ステータ12の内側にて回転可能に収容されている。
ステータ12及びロータ15を収容したハウジング11の開口部11bには、略円盤状をなすエンドフレーム20が装着され該開口部11bが閉止されている。エンドフレーム20は、円形状の金属板をプレス加工することにより作製され、外周縁が直角に屈曲された嵌合装着部20aを有するとともに、中央部に凹設されたレゾルバ収容部20bと、更に該収容部20bの中央部にて円筒状に延出された軸受保持部20cとを備えている。
このエンドフレーム20の開口部11bへの装着にあたり、先ず軸受保持部20cに軸受21が保持され、レゾルバ収容部20bの内周面に円環状のレゾルバステータ22aが嵌合される。このとき、回転軸16の所定位置には、レゾルバロータ22bが固定される。そして、回転軸16がレゾルバステータ22a側から軸受21に向けて挿通するようにエンドフレーム20がハウジング11の開口部11bに向けて装着され、該フレーム20の外周縁の嵌合装着部20aが開口部11bの内周面に嵌合される。尚、この嵌合装着部20aの外周面に対して後述のカバー部材40が嵌合されることから、エンドフレーム20は、ハウジング11の開口部11bから軸方向に所定量突出するようにして該開口部11bに対して装着されている。
またこの装着により、回転軸16に固定されたレゾルバロータ22bがレゾルバステータ22aと径方向に対向する位置に配置され、ロータ15の回転位置を検出するセンサとしてのレゾルバ22が構成される。因みに、エンドフレーム20のレゾルバ収容部20bに形成された切欠き部20d(図1参照)からレゾルバステータ22aの入出力端子22cが軸線L1方向に沿って突出している。また、エンドフレーム20に形成された挿通孔20e(図1参照)を介してステータ12側(バスバー装置13)から延びる給電端子14aが軸線L1方向に沿って突出している。このようにモータ10におけるモータ本体10aが構成されている。
エンドフレーム20の反ステータ12側では、端子キャリア25、制御装置30を構成する制御回路基板31及び駆動回路基板32がそれぞれ扁平面が軸線L1と直交するように積層されて図示しない支持手段にてそれぞれ取り付けられ、これら端子キャリア25及び制御装置30がカバー部材40にて覆われて構成されている。
端子キャリア25は、絶縁樹脂成形により複数本の接続用端子部材が埋設(インサート成形)されてなり、制御装置30側の面(反エンドフレーム20側の面)においてその埋設された各接続用端子部材の一部が接続端子26として立設されている。接続端子26は、モータ10への取付状態において軸線L1方向に延び、制御回路基板31及び駆動回路基板32を介してカバー部材40に到達する長さとなっている。また、端子キャリア25には、ハウジング11よりも径方向外側に位置するようにコネクタ部27が一体に設けられている。コネクタ部27には車体側コネクタ(図示略)が取り付けられ、これによりモータ10(制御装置30)がバッテリや車両統括ECU(ともに図示略)等と電気的に接続される。
端子キャリア25の反モータ本体10a側には、マイコン35を含む各種回路部品にて制御回路が構成される制御回路基板31が配置され、該制御回路基板31に設けた軸挿通孔31xから回転軸16の先端部が突出されている。制御回路基板31は、端子キャリア25から延びる所定の接続端子26と接続されることでコネクタ部27や駆動回路基板32と接続され、また端子キャリア25の貫通孔25aに挿通された入出力端子22cと接続されることでレゾルバ22と接続されている。制御回路基板31に構成される制御回路は、マイコン35を主とした制御を行っており、レゾルバ22からの信号入力に基づくロータ15の回転位置及び回転速度等の検出や、コネクタ部27を介して入力される指令信号等から、その時々に好適な駆動電流が駆動回路基板32にて生成されるように該基板32に制御信号を出力している。
制御回路基板31の反モータ本体10a側には、スイッチング素子36を含む各種回路部品にて駆動回路が構成される駆動回路基板32が配置され、該駆動回路基板32に設けた軸挿通孔32xから回転軸16の先端部が突出されている。駆動回路基板32は、端子キャリア25から延びる所定の接続端子26と接続されることでコネクタ部27や制御回路基板31と接続され、また端子キャリア25及び制御回路基板31の貫通孔25a,31aに挿通された給電端子14aと接続されることでステータ12のコイルと接続されている。駆動回路基板32に構成される駆動回路は、制御回路の制御に基づくスイッチング素子36のオフオフ動作に基づき、コネクタ部27を介して入力されるバッテリ電源から駆動電流を生成し、給電端子14aを通じてステータ12の各相のコイルに供給している。このように、大電流を扱う駆動回路基板32と小電流を扱う制御回路基板31とは別で構成されている。
駆動回路基板32、制御回路基板31、端子キャリア25及びエンドフレーム20の突出部分は、カバー部材40に設けた有底円筒状の基板収容部40a内に収容されている。カバー部材40は、その基板収容部40aの開口部40bが、ハウジング11の開口部11bから突出するエンドフレーム20の嵌合装着部20aの外周面に嵌合するようにそのハウジング11に対して組み付けられている。
ここで、カバー部材40のハウジング11に対する組み付けは、ハウジング11側の電気的接続が制御回路基板31まで行われた後に、カバー部材40に駆動回路基板32が予め取り付けられた状態で行われる。そのため、カバー部材40の組み付けが行われると、ステータ12側から延びる給電端子14aと、端子キャリア25から延びる接続端子26とが、駆動回路基板32の貫通孔32aを挿通してカバー部材40の底部40cに設けた接続用窓40dまで到達するようになっている。そして、カバー部材40の組み付け後において、接続用窓40dから給電端子14a及び接続端子26と駆動回路基板32との電気的接続(半田付け等)が行われ、その後、接続用窓40dは蓋部材41にて閉塞される。
また、カバー部材40は、放熱性の高いアルミダイキャストよりなり、基板収容部40aの底部40cに密着するようにして駆動回路基板32が取り付けられている。つまり、駆動回路基板32では大電流を扱うとともにその大電流のオンオフを行うスイッチング素子36からの発熱が大きいため、ヒートシンクとして機能するカバー部材40に該駆動回路基板32を密着させて取り付けることで、発生した熱を効果的に外気に放出する構成としている。しかも、基板収容部40aを設けることでカバー部材40が底部40cの周縁から膨出する筒部40eを備えた形状となってその外表面積(熱容量)が大きく構成されており、これによっても基板収容部40a内で生じた熱が効果的に外気に放出できるようになっている。
更に、カバー部材40は、モータ本体10aによって駆動される被駆動体のハウジング(図1参照)とモータ本体10aのハウジング11とでその筒部40eを挟むように固定される。つまり、カバー部材40を剛性の高い部材間に挟んで固定するので、カバー部材40の底部40cに配置される駆動回路基板32等がロータ15の回転により生じる振動の影響を受け難い。また、カバー部材40のその膨出形状から熱容量が大きく、放熱面積が広い被駆動体のハウジングにその底部40c側が密着するので、駆動回路基板32等の放熱性も高くなる。
そして、図1に示すように、カバー部材40の底部40c中央に設けた軸挿通孔40xから回転軸16の先端部が突出し、その突出した回転軸16の先端部には、ステアリング装置側に駆動力を伝達する駆動伝達部材45が装着されている。
このような構成のモータ10の組付工程について、図5及び図6に示す手順で行われている。
先ず、図5(a)に示すように、エンドフレーム20の軸受保持部20cに軸受21が保持され、レゾルバ収容部20bにレゾルバステータ22aが嵌合される。
次いで、図5(b)に示すように、回転軸16、ロータコア17、マグネット18及び基端部の軸受19を用いて組み立てられたロータ15のその回転軸16に対し、先端部側からレゾルバロータ22bが嵌挿され中間部の所定位置に固定される。次いで、レゾルバロータ22bが固定された回転軸16がレゾルバステータ22a側から軸受21に挿通され、エンドフレーム20に対して回転可能に支持される。
次いで、図5(c)に示すように、三相コイルが巻装されるとともにバスバー装置13にて三相コイルの結線が図られたステータ12がハウジング11内に固定される。このとき、バスバー装置13に設けられる三相コイルへの給電のための給電端子14aは、モータ10の軸線L1方向に沿って直線状にハウジング11の開口部11bから長く突出している。次いで、エンドフレーム20に対して支持されたロータ15が基端部からハウジング11の開口部11b内のステータ12の内側に収容され、回転軸16の基端部に保持された軸受19が軸受保持部11aに保持されるとともに、エンドフレーム20の外周縁の嵌合装着部20aが開口部11bの内周面に嵌合される。このとき、エンドフレーム20の嵌合装着部20aは、後のカバー部材40との装着も兼ねるため、ハウジング11の開口部11bから所定長さ突出した状態とされる。こうして、先ずはモータ本体10aが組み立てられる。
次いで、図5(d)に示すように、モータ本体10aに対し、回転軸16の先端部側から端子キャリア25がエンドフレーム20上に装着され、次いで制御装置30の制御回路基板31が端子キャリア25上に装着される。端子キャリア25の接続端子26、ステータ12側(バスバー装置13)からの給電端子14a及びレゾルバステータ22aからの入出力端子22cは、制御回路基板31上まで突出している。
次いで、図6(a)に示すように、レゾルバステータ22aからの入出力端子22c及び端子キャリア25の接続端子26のうちの制御回路基板31の接続用の端子と、制御回路基板31との電気的接続が行われる。
次いで、図6(b)に示すように、駆動回路基板32がカバー部材40の基板収容部40a内に挿入され、該カバー部材40の底部40cに密着して取り付けられる。次いで、駆動回路基板32が取り付けられたカバー部材40がハウジング11の開口部11bに対してネジ等により組み付けられる。このとき、カバー部材40の開口部40bは、エンドフレーム20の嵌合装着部20aの外周面に嵌合される。また、ステータ12側(バスバー装置13)からの給電端子14a及び端子キャリア25の接続端子26のうちの駆動回路基板32の接続用の端子が駆動回路基板32を挿通して該基板32上に突出し、カバー部材40の接続用窓40d内に露出する。
次いで、図6(c)に示すように、接続用窓40dから給電端子14a及び接続端子26と駆動回路基板32との電気的接続が行われる。これにより、駆動回路基板32、制御回路基板31、コネクタ部27を有する端子キャリア25、レゾルバ22(レゾルバステータ22a)及びステータ12のコイルが電気的に接続され、モータ10全体の電気的接続が完了する。
次いで、図6(d)に示すように、接続用窓40dが蓋部材41にて閉塞され、接続用窓40d内への異物等が入り込むことが防止される。そして、カバー部材40の軸挿通孔40xから突出した回転軸16の先端部には、図1に示す駆動伝達部材45が装着される。このようにして本実施形態のモータ10が組み立てられている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態の御装置搭載のモータ10において、モータ本体10aは、ステータ12及びロータ15が収容されるハウジング11の開口部11bがエンドフレーム20にて閉止され、ロータ15の回転軸16がハウジング11及びエンドフレーム20に配置された軸受19,21にて回転可能に支持されるとともに、エンドフレーム20には給電端子14aを挿通させる挿通孔20eが形成され該挿通孔20eから給電端子14aを軸方向(軸線L1方向)に突出させてなる。制御装置30は、そのエンドフレーム20と該エンドフレーム20側を覆うようにモータ本体10a(ハウジング11)に対して取り付けられる金属製(アルミダイキャスト)のカバー部材40との間に収容され、制御装置30を構成する駆動回路基板32及び制御回路基板31は、その駆動回路基板32がモータ本体10aとの離間側であるカバー部材40の底部40cに密着するように両基板31,32が軸方向に並んで配置され、カバー部材40及び両基板31,32それぞれの軸挿通孔40x,31x,32xにモータ本体10aの回転軸16が挿通されてなる。これにより、先ず制御装置30のケースの一部としてモータ本体10aのエンドフレーム20が使用されることから、制御装置30のケースとしては1つのカバー部材40で済み、部品点数の低減及びこれによるモータ10の小型化を図ることができる。また、制御装置30を収容するカバー部材40は、エンドフレーム20側を覆うようにモータ本体10a(ハウジング11)に対して安定して固定されることから、ロータ15の回転により生じる振動がこの制御装置30側で拡大することが防止され、またカバー部材40にて回転軸16の支持を行わないことからもロータ15の回転により生じる振動が制御装置30側に伝搬し難く、モータ駆動時の振動や騒音を低減することができる。特に、電動パワーステアリング装置の駆動源に用いられるモータに対しては低振動で高い静粛性が要求されることから、本実施形態のモータ10はその効果大である。また、駆動回路基板32は大電流を扱うことから発熱が大きいが、モータ本体10aの離間側で隣接する金属製のカバー部材40がヒートシンクとして機能して別途部材を必要とせず、しかもエンドフレーム20とともに制御装置30のケースを構成するカバー部材40は膨出形状、即ち外表面積(熱容量)の大きな形状となることから、十分な放熱効果を得ようとしてもカバー部材40を小型に構成可能なため、このことでもモータ10の小型化に寄与することができる。
更に、モータ本体10aから軸方向に延びる給電端子14aをそのままエンドフレーム20の挿通孔20eに挿通し基板32と電気的に接続できるので、給電端子14aの短尺化・簡素化を図ることができる。また、モータ本体10aの軸方向外側で給電端子14aと基板32との電気的接続ができるため、その接続が容易となる。また、カバー部材40及び両基板31,32に設けた軸挿通孔40x,31x,32xにより、制御装置30の廻りに滞留する熱が回転軸16の回転によって生じる空気流にて効率良く外部に放出することが可能となる。また、軸挿通孔40x,31x,32xにより回転軸16をガイドとする制御装置30部分の組付けが可能となり、その組付けが容易となる。
(2)本実施形態では、カバー部材40は、駆動回路基板32を配置する底部40cとその周縁から軸方向に膨出する筒部40eとを備え、該筒部40eがモータ本体10aのハウジング11と被駆動体のハウジング(図1参照)とで挟むように固定される。つまり、カバー部材40を剛性の高い部材間に挟んで固定するので、カバー部材40の底部40cに配置される駆動回路基板32等がロータの回転により生じる振動の影響を受け難い。また、カバー部材40のその膨出形状から熱容量が大きく、放熱面積が広い被駆動体のハウジングにその底部40c側が密着するので、駆動回路基板32等の放熱性も高くなる。
(3)本実施形態では、エンドフレーム20は金属板のプレス加工により作製され、その外周縁に形成した嵌合装着部20aがハウジング11の開口部11bの内周面と嵌合されている。つまり、エンドフレーム20はプレス加工により容易に作製でき、しかもプレス加工よりなるエンドフレーム20はその厚み、即ちモータ10の軸方向長さを小さくすることができる。また、ハウジング11の開口部11bは剛性が低くなりがちだが、エンドフレーム20が内嵌することでその開口部11bの剛性が高くなり、これによりロータ15の回転により生じる振動を抑制することができる。
(4)本実施形態では、エンドフレーム20に形成した嵌合装着部20aの外周面には、カバー部材40の開口部40bが嵌合されている。つまり、カバー部材40がエンドフレーム20に外嵌することで、カバー部材40がモータ本体10aに対して強固に固定することができる。また、カバー部材40がエンドフレーム20に外嵌することで、カバー部材40内に配置される回路基板31,32及び端子キャリア25とモータ本体10a側との電気的接続を図る端子14a,22cの位置決め精度の向上等に寄与することができる。
(5)本実施形態では、モータ本体10aに備えられる給電端子14aは、エンドフレーム20側から軸方向に沿って直線状に駆動回路基板32まで延び、該基板32と電気的に接続されている。つまり、給電端子14aに対して曲げ加工が不要なため低コストであり、また給電端子14aが突出した状態で端子キャリア25、制御回路基板31を組み付けていく場合、軸方向に沿った直線状の給電端子14aを用いることで該端子14aの回避スペース(貫通孔25a,31aの開口面積)が小さくて済み、モータ10の小型化に寄与することができる。
(6)本実施形態では、モータ本体10aはブラシレスモータで構成され、ステータ12に巻装される複数のコイルそれぞれから延びるコイル端末線12aと接続して三相コイルの結線を図るバスバー装置13が備えられている。そして、バスバー装置13に備えられるバスバー14の一部がモータ本体10aの給電端子14aが構成されている。これにより、給電端子として別途部材を必要としないため、部品点数を低減でき、低コスト化に寄与することができる。
(7)本実施形態では、バスバー14は、導電性の棒状部材の両端部を屈曲させる2つの屈曲部14xを有し、これら2つの屈曲部14x間が絶縁樹脂製のバスバーホルダ13aに埋設され、各屈曲部14xから端部側の直線状部位をそれぞれ給電端子14a及び接続端子14bとして構成されている。つまり、バスバー14を棒状部材の曲げ加工品として歩留向上・生産容易化を図ることで低コスト化が可能となり、1つの直線状部位でコイル端末線12a及び基板32との電気的接続も行うこともでき更なる低コスト化が可能となる。また、バスバー14の直線状部位でコイル端末線12aと接続するので、溶接強度のばらつきを抑えることができる。また、バスバー14の屈曲部14x間を絶縁樹脂製のバスバーホルダ13aに埋設したので、隣接する各バスバー14間の絶縁が図れるのは勿論、軸方向に延びる給電端子14aとしての直線状部位を撓ませることが可能となり、給電端子14aの基板32との接続部分への応力の低減が可能となる。
(8)本実施形態では、外部からの給電及び信号の授受を行う端子キャリア25がモータ本体10aのエンドフレーム20と制御回路基板31との間に配置、即ちモータ本体10a側(エンドフレーム20側)から端子キャリア25、制御回路基板31及び駆動回路基板32が軸方向に積層されるように配置され、モータ本体10a又はモータ本体10a側の部材から軸方向に沿って延びる各種端子14a,22c,26が端子キャリア25、制御回路基板31及び駆動回路基板32に備えられる貫通孔25a,31a,32aに挿通され、該貫通孔25a,31a,32aを挿通した端子14a,22c,26がモータ本体10aとは反対側で、対応する部材に電気的に接続されている。これにより、モータ本体10a側から端子キャリア25、制御回路基板31及び駆動回路基板32の順で順次端子14a,22c,26の電気的接続を行いつつ配置でき、しかもこの場合、端子14a,22c,26の接続を次の部材を積層する前に行う本実施形態では、干渉物のない状態で容易に接続を行うことができる。
(9)本実施形態では、カバー部材40には、モータ本体10aとの取付状態においても駆動回路基板32と他部材から延びる端子14a,26との電気的接続を行うことが可能な接続用窓40dが形成されている。これにより、カバー部材40に駆動回路基板32を予め取り付けた状態で該カバー部材40をモータ本体10aに取り付けた後であっても、該駆動回路基板32と他部材から延びる端子14a,26との電気的接続が行える。またこれにより、本実施形態のようにカバー部材40に駆動回路基板32を密着させて予め取り付けることも可能となり、大電流を扱う駆動回路基板32からの発熱を効率良くカバー部材40に伝搬でき、効率良く放熱を図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、コイル端末線12aと接続して三相コイルの結線を図るバスバー装置13が用いられ、バスバー装置13から延びる給電端子14aをモータ本体10aの給電端子としたが、バスバー装置13を用いないモータに適用してもよく、この場合モータ本体10aの給電端子をコイル端末線12aにて構成してもよい。このようにすれば、給電端子として別途部材を必要としないため、部品点数を低減でき、低コスト化に寄与することができる。
・上記実施形態では、端子14a,22c,26は制御回路基板31及び駆動回路基板32に設けた貫通孔31a,32aを挿通させて該基板31,32上で接続したが、接続方法はこれに限らず、適宜変更してもよい。例えば図7(a)〜(c)のようにしてもよい。
図7(a)では、駆動回路基板32において給電端子14aと接続するための接続端子32bを備え、各端子14a,32bは、互いに対向するように軸方向に沿って延び、先端部において径方向外側に折り曲げられる折曲部14c,32c同士で電気的に接続される。このようにすれば、給電端子14aとの接続部分が接続端子32bを設けることで基板32外となるため、基板32の実装性が向上する。また、基板32の外側での接続が可能となるので、当該接続が容易となる。
図7(b)では、その折曲部14c,32cにネジ挿通孔14d,32dがそれぞれ形成され、各ネジ挿通孔14d,32dに挿通させたネジ50による両折曲部14c,32c間の締め付けにより電気的接続が図られる態様である。このようにすれば、半田付け等の煩雑な接続を行う必要がなく、低コスト化に寄与できる。
図7(c)では、給電端子14aの先端面にネジ穴14eが形成され、接続端子32bに設けたネジ挿通孔32dに挿通させたネジ50を給電端子14aの先端面に設けたネジ穴14eに螺入することにより電気的接続が図られる態様である。このようにすれば同様に、半田付け等の煩雑な接続を行う必要がなく、低コスト化に寄与できる。
・上記実施形態では、エンドフレーム20をハウジング11の開口部11bに嵌合させたが、この嵌合は圧入であってもよい。このように圧入とすることで、ハウジング11の開口部11bの剛性が一層高いものとなり、ロータ15の回転による振動を抑制することができる。
・上記実施形態では、大電流を扱う駆動回路基板32と小電流を扱う制御回路基板31とを別体として用いたが、スペース等に問題なければ、駆動回路と制御回路とを一体に備えた駆動制御回路基板を用いてもよい。
・上記実施形態では、モータ本体10aをブラシレスモータにて構成したが、これ以外のモータ、例えばブラシ付き直流モータにて構成してもよい。
・上記実施形態では、ロータ15の回転検出を行うセンサとしてレゾルバ22を用いたが、これ以外のセンサ、例えばホール磁気センサを用いてもよい。また、センサを省略してもよい。
・上記実施形態では、電動パワーステアリング装置のモータ10に適用したが、その他の装置に用いるモータに適用してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータにおいて、
2部材間の電気的接続を互いに備えられる端子にて行うものであり、各端子は、互いに対向するように軸方向に沿って延び、先端部において径方向外側に折り曲げられる折曲部同士で電気的に接続されることを特徴とするモータ。
このようにすれば、端子の接続部分が例えば回路基板上でなくて済むため、回路基板の実装性が向上する。また、回路基板の外側での接続が可能となるので、当該接続が容易となる。
(ロ) 上記(イ)に記載のモータにおいて、
前記各端子の折曲部にネジ挿通孔がそれぞれ形成され、各ネジ挿通孔に挿通させたネジによる両折曲部間の締め付けにより電気的接続が図られることを特徴とするモータ。
このようにすれば、半田付け等の煩雑な接続を行う必要がなく、低コスト化に寄与できる。
(ハ) 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータにおいて、
2部材間の電気的接続を互いに備えられる端子にて行うものであり、一方の端子にはネジ挿通孔が、他方の端子には先端面にネジ穴がそれぞれ形成され、一方の端子に設けたネジ挿通孔に挿通させたネジを他方の端子の先端面に設けたネジ穴に螺入することにより電気的接続が図られることを特徴とするモータ。
このようにすれば、半田付け等の煩雑な接続を行う必要がなく、低コスト化に寄与できる。
本実施形態における制御装置搭載モータの一部分解した斜視図である。 モータの概略構成を示す断面図である。 モータの概略構成において分解した断面図である。 バスバー装置の構成を説明するための側面図である。 (a)〜(d)は、モータの組付工程を説明するための説明図である。 (a)〜(d)は、モータの組付工程を説明するための説明図である。 (a)〜(c)は、別例における端子の接続手法を説明するための説明図である。
符号の説明
10…モータ、10a…モータ本体、11…ハウジング、11b…開口部、12…ステータ、12a…コイル端末線、13…バスバー装置、13a…バスバーホルダ、14…バスバー、14a…給電端子(端子)、14b…接続端子、14x…屈曲部、15…ロータ、16…回転軸、19…軸受、20…エンドフレーム、20a…嵌合装着部、20e…挿通孔、21…軸受、22c…入出力端子(端子)、25…端子キャリア、25a…貫通孔、26…接続端子(端子)、30…制御装置、31…制御回路基板、31a…貫通孔、31x…軸挿通孔、32…駆動回路基板、32a…貫通孔、32x…軸挿通孔、35…マイコン(回路部品)、36…スイッチング素子(回路部品)、40…カバー部材、40b…開口部、40c…底部、40d…接続用窓、40e…筒部、40x…軸挿通孔。

Claims (11)

  1. モータ本体の駆動を制御する制御装置搭載のモータであって、
    前記モータ本体は、ステータと、該ステータに対して回転可能に配置されるロータと、該ロータと前記ステータとを開口部から収容するハウジングと、該開口部を閉止するエンドフレームと、を備え、前記ロータの回転軸が前記ハウジング及び前記エンドフレームに配置された軸受にて回転可能に支持されるとともに、前記エンドフレームには前記ステータに巻装されるコイルへの給電のための給電端子を挿通させる挿通孔が形成され、該挿通孔から前記給電端子を軸方向に突出させてなり、
    前記制御装置は、スイッチング素子を含む回路部品にて駆動回路が構成され前記給電端子を通じて前記モータ本体に供給する駆動電流を生成する駆動回路基板と、マイコンを含む回路部品にて制御回路が構成され前記モータ本体の回転を制御すべく前記駆動回路を制御する制御回路基板と、又は前記駆動回路と前記制御回路とを一体に備えた駆動制御回路基板を備え、前記エンドフレームと該エンドフレーム側を覆うように前記モータ本体に対して取り付けられる金属製のカバー部材との間に収容されて、前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板が前記モータ本体との離間側で前記カバー部材に隣接するように配置され、前記カバー部材、前記駆動回路基板及び前記制御回路基板、又は前記駆動制御回路基板のそれぞれに形成された軸挿通孔に前記モータ本体の回転軸が挿通されてなることを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記カバー部材は、前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板を配置する底部と、該底部の周縁から軸方向に膨出する筒部とを備え、該筒部を前記モータ本体のハウジングと被駆動体のハウジングとで挟むように固定されることを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記エンドフレームは金属板のプレス加工により作製され、その外周縁に形成した嵌合装着部が前記ハウジングの開口部の内周面と嵌合されていることを特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記エンドフレームに形成した前記嵌合装着部の外周面には、前記カバー部材の開口部が嵌合されていることを特徴とするモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体に備えられる給電端子は、前記エンドフレーム側から軸方向に沿って直線状に前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板まで延び、該基板と電気的に接続されていることを特徴とするモータ。
  6. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体は、ブラシレスモータで構成され、
    前記給電端子は、前記ステータに巻装されるコイルのコイル端末線にて構成されていることを特徴とするモータ。
  7. 請求項5に記載のモータにおいて、
    前記モータ本体は、ブラシレスモータで構成され、前記ステータに巻装される複数のコイルそれぞれから延びるコイル端末線と接続してコイルの結線を図るバスバー装置を備えてなり、
    前記給電端子は、前記バスバー装置に備えられるバスバーの一部にて構成されていることを特徴とするモータ。
  8. 請求項7に記載のモータにおいて、
    前記バスバーは、導電性を有する棒状部材の両端部を屈曲させる2つの屈曲部を有し、これら2つの屈曲部間が絶縁樹脂製のバスバーホルダに埋設され、各屈曲部から端部側の直線状部位をそれぞれ前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板と接続する前記給電端子及び前記コイル端末線と接続する接続端子として構成されていることを特徴とするモータ。
  9. 請求項5〜8のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    外部からの給電及び信号の授受が行われるように構成される端子キャリアが前記モータ本体のエンドフレームと前記制御回路基板又は前記駆動制御回路基板との間に配置され、該端子キャリアには前記制御回路基板及び前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板との電気的接続を図るための接続端子が該基板に向けて軸方向に沿って直線状に立設されており、
    前記端子キャリア、前記制御回路基板及び前記駆動回路基板、又は前記駆動制御回路基板には、前記モータ本体又は前記モータ本体側の部材から延びる各種端子を挿通する貫通孔が備えられ、該貫通孔を挿通した端子が前記モータ本体とは反対側で電気的に接続されていることを特徴とするモータ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記カバー部材には、前記モータ本体との取付状態においても前記駆動回路基板又は前記駆動制御回路基板と他部材から延びる端子との電気的接続を行うことが可能な接続用窓が形成されていることを特徴とするモータ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載のモータの駆動力にて、車両のステアリング操作のアシストが行われることを特徴とする電動パワーステアリング装置用モータ。
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