JP4606714B2 - 電動モータ - Google Patents

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本発明は、磁気エネルギを介して電気エネルギを機械エネルギに変換する電動モータに関し、特に、巻線が重ね巻により巻装されるアマチュアコアを備えたものに関する。
電動モータは、モータハウジングの内部に回転自在に収容されるアマチュアと、モータハウジングの内面にアマチュアと対向して固定される一対のマグネットとを有しており、アマチュアに供給される直流電流つまり電機エネルギを機械エネルギであるアマチュアの回転に変換して出力するようになっている。
このような電動モータに用いられるアマチュアは、回転軸と回転軸に固定されるアマチュアコアとを有しており、回転軸においてモータハウジングに回転自在に支持されている。アマチュアコアは回転軸に固定されるボス部とボス部から放射状に突出する複数のティースとを有しており、各ティースの相互間は回転軸の軸方向に延びるスロットとなっている。通常、各ティースは全て同一の形状に形成されるとともに周方向に等間隔に配置されており、これにより、各スロットも全て同一の形状に形成されている。そして、これらのスロットには巻線が巻装されており、この巻線に直流電流を供給することにより、磁界内に位置する巻線が電磁力を生じてアマチュアつまり回転軸に回転力が生じるようになっている。
このようなアマチュアコアへの巻線の巻装方法としては、重ね巻を回転軸に点対称となる関係で2カ所同時に行う所謂ダブルフライヤ方式が知られている。この場合、所定数のティースを隔てた一対のスロット間に巻始めの巻線を施し、また、これを回転軸に点対称となる関係で両側に行い、これを所定の巻方向に向けて順次隣接するスロット間にずらして巻線が行われる。
しかし、このような巻線方法では、後に巻かれる巻線の渡り線部つまりアマチュアコアの端面でスロット間を結ぶ部分は先に巻かれた巻線の渡り線部の外側に重ねられることになるので、後に巻かれる巻線ほどスロット内において開口側に配置されることになる。また、巻線の巻装は回転軸に対して点対称となる関係で両側で行われるので、あるスロットは最初に巻装される巻線と2番目に巻装される巻線を収容し、あるスロットは最後に巻装される巻線と最後から2番目に巻装される巻線を収容することになる。そのため、全てのスロットが同一の形状に形成されていると、各スロットに無駄なスペースが生じてスロットに対する巻線の占積率が低下することになる。
そこで、たとえば特許文献1に示される電動モータでは、スロットの形状を巻始め側の巻線を収容するスロットを底部側が周方向に広く、開口側が狭い形状に形成するとともに、その分、巻終わり側の巻線を収容するスロットを底部側が狭く、開口側が広い形状に形成している。これにより、各スロットに生じる無駄なスペースを減少させて巻線の占積率を高めるようにしている。このように、形状の異なる複数種類のスロットを有するアマチュアコアは異形コアとも呼ばれており、巻線量を増やして電動モータの効率を増す技術として広く用いられている。
特開平4−255438号公報(第3−4頁、第2−7図)
しかしながら、このような異形コアを備えた電動モータでは、隣り合うティースの間隔が各ティース間で相違しており、また、これにより各巻線の渡り線部の長さが各巻装工程における巻線毎に相違することになる。そのため、アマチュアコアとマグネットとの間の磁気バランスが回転方向に相違することになり、各巻線が生じる電磁力やコギングトルクの変動を減少させて出力トルクのトルクリップルを低減させるのは困難であった。
本発明の目的は、電動モータの効率を向上させるとともにトルクリップルを低減させることにある。
本発明の電動モータは、モータハウジングと、前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と前記ボス部から突出する10個のティースとを備え、前記10個のティースは、前記回転軸の円周方向の同一方向に傾斜した互いに隣接する3つのティース(T1,T2,T3)からなる第1のティース群と、前記第1のティース群の一方に隣接し、前記第1のティース群の傾斜方向とは反対方向に傾斜した互いに隣接する2つのティース(T4,T5)からなる第2のティース群と、前記第1のティース群の他方に隣接し、前記第1のティース群の傾斜方向とは反対方向に傾斜した互いに隣接する2つのティース(T9,T10)からなる第3のティース群と、前記第1のティース群に前記回転軸を中心として点対称に配置され、前記第1のティース群の傾斜方向と同一方向に傾斜した互いに隣接する3つのティース(T6,T7,T8)からなる第4のティース群とからなり、前記巻線は、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする。
本発明の電動モータは、モータハウジングと、前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と、前記ボス部から突出し、周方向に配列された10個のティース(T1〜T10)とを備え、それぞれの前記ティースは円周方向に傾斜して前記ボス部の中心に対して非放射状に配置され、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)、前記ティース(T2)と前記ティース(T9)、前記ティース(T4)と前記ティース(T7)、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)は、それぞれ前記ボス部の中心を通る第1スロット位置基準線(L1)に対して互いに線対称に配置され、前記ティース(T3)と前記ティース(T8)は、前記ボス部の中心に対して互いに点対称に配置され、前記巻線は、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする。
本発明の電動モータは、モータハウジングと、前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と、前記ボス部から突出し、周方向に配列された10個のティース(T1〜T10)とを備え、それぞれの前記ティースは円周方向に傾斜して前記ボス部の中心に対して非放射状で且つ点対称に配置され、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)、前記ティース(T2)と前記ティース(T9)、前記ティース(T4)と前記ティース(T7)及び前記ティース(T5)と前記ティース(T6)は、それぞれ前記ボス部の中心を通る第1スロット位置基準線(L1)に対して互いに線対称に配置され、前記ティース(T3)と前記ティース(T10)、及び前記ティース(T5)と前記ティース(T8)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に36度ずれた第2スロット位置基準線(L2)に対して互いに線対称に配置され、前記ティース(T1)と前記ティース(T4)、及び前記ティース(T6)と前記ティース(T9)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に72度ずれた第3スロット位置基準線(L3)に対して互いに線対称に配置され、前記ティース(T2)と前記ティース(T5)、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)、前記ティース(T7)と前記ティース(T10)及び前記ティース(T8)と前記ティース(T9)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に108度ずれた第4スロット位置基準線(L4)に対して互いに線対称に配置され、前記巻線は、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記ティース(T1、T2、T3、T6、T7、T8)は円周方向の一方側に傾斜し、前記ティース(T4、T5、T9、T10)は円周方向の他方側に傾斜していることを特徴とする。
本発明の電動モータは、それぞれの前記ティースは先端部に該先端部から周方向に延びるとともに先端が鋭角の係止部を備えており、それぞれの前記係止部は周方向の幅が同一であり、周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする。
本発明の電動モータは、前記第1巻線(C1)と前記第2巻線(C2)、前記第3巻線(C3)と前記第4巻線(C4)、前記第5巻線(C5)と前記第6巻線(C6)、前記第7巻線(C7)と前記第8巻線(C8)、前記第9巻線(C9)と前記第10巻線(C10)とは、それぞれダブルフライヤ方式により同時に前記アマチュアコアに巻装されることを特徴とする。
本発明によれば、巻線を収容するスロットは形状が異なる少なくとも2種類を有するとともに回転軸の軸方向に対して回転方向に傾斜しているので、スロットに巻装される巻線の占積率を高めるとともにアマチュアのマグネットに対する磁気バランスを均一化することができる。したがって、この電動モータの効率を向上させるとともにトルクリップルを低減することができる。また、トルクリップルが低減されることにより、この電動モータの作動時における振動や騒音を低減させることができる。
また、本発明によれば、スロットが回転軸の軸方向に対して回転方向に傾斜することにより減少する巻線量をスロットを不等形状とすることにより補うことができるので、スロットの傾斜角度を大きくして、この電動モータのトルクリップルをさらに低減することができる。
さらに、本発明によれば、係止部の先端は鋭角に形成されているので、巻線のスロットへの保持性を高めることができる。また、隣り合う係止部の間におけるレラクタンスが低減されるので、漏れインダクタンスを低減させて、巻線に対する整流性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態である電動モータが設けられたレギュレータモータを示す一部切り欠き断面図であり、図2は図1に示すアマチュアコアを軸方向から見た形状を示す断面図である。また、図3(a)〜(c)は、それぞれアマチュアコアへの巻線の巻装方法を示す断面図である。
図1に示すレギュレータモータ11は、図示しない車両に設けられたドアに装着されて、このドアに開閉自在に設けられたドアガラスを開閉駆動するためのものである。この場合、ドアガラスはガイド部材を介してドアの上下方向に開閉自在に支持されるとともにレギュレータを介してレギュレータモータ11の図示しない出力軸に接続されており、レギュレータモータ11が作動すると、その出力軸の回転運動がレギュレータによりドアガラスの上下運動に変換されて開閉動作されるようになっている。
図1に示すように、レギュレータモータ11は電動モータ12と減速機13とを有しており、電動モータ12の回転は減速機13により所定の回転数に減速されて出力軸から出力されるようになっている。
電動モータ12は断面小判形に形成されたモータハウジング14を有しており、このモータハウジング14の内部にはアマチュア15が収容されている。アマチュア15はアマチュアシャフトとも呼ばれる回転軸16と鉄心とも呼ばれるアマチュアコア17とを有しており、回転軸16は軸受け21を介してモータハウジング14に回転自在に支持されている。これにより、アマチュア15はモータハウジング14の内部で回転自在となっている。
アマチュアコア17は、所定の形状に形成された抜き板を複数枚重ね合わせて形成されており、その軸心において回転軸16に固定されて回転軸16と一体的に回転するようになっている。また、アマチュアコア17には10個のスロットS1〜S10が形成されており、各スロットS1〜S10にはそれぞれ巻線C1〜C10が収容されている。
また、各スロットS1〜S10の軸方向は、抜き板が回転方向に順次所定の角度ずつずらして積層されることにより回転軸16の軸方向に対して回転軸16の回転方向に所定の角度だけ傾斜した所謂スキューが施されている。なお、このアマチュアコア17や巻線C1〜C10の詳細については後述する。
回転軸16には整流子22が固定されており、この整流子22には互いに絶縁されて放射状に配置される10個の整流子片22aが設けられている。そして、各巻線C1〜C10はその端部において対応する整流子片22aに接続されている。また、整流子片22aには図示しない一対のブラシが摺接するようになっており、整流子22はこれらのブラシに供給される直流電流を整流して各巻線C1〜C10へ供給するようになっている。つまり、この電動モータはブラシ付きモータとなっている。
モータハウジング14の内面には互いに異なる磁極を向かい合わせて配置された2つのマグネット23,24が固定されており、これらのマグネット23,24によりモータハウジング14の内部に磁界が形成されるようになっている。これらのマグネット23,24はアマチュアコア17の外周面に所定の空隙(エアギャップ)を介して対向するようになっており、つまり、アマチュアコア17や巻線C1〜C10はマグネット23,24が形成する磁界の内部に位置するようになっている。これにより、整流子22により整流された直流電流が巻線C1〜C10に供給されると、磁界中に位置する巻線C1〜C10に電磁力が生じてアマチュア15に回転力が発生することになる。つまり、この電動モータ12は、ブラシを介して巻線C1〜C10に供給される直流電流つまり電機エネルギを、マグネット23,24と巻線C1〜C10が生じる電磁力とによる磁気エネルギを介してアマチュア15の回転つまり機械エネルギに変換するようになっている。
一方、減速機13はモータハウジング14に固定されるギヤケース25の内部に減速機構26を収容した構造となっており、この場合、減速機構26としてはウォームギヤ機構が用いられている。電動モータ12の回転軸16はモータハウジング14の内部からギヤケース25の内部にまで突出しており、この回転軸16のギヤケース25に突出する部分の外周面には減速機構26を構成するウォーム27が一体的に形成されている。また、ギヤケース25には前述の図示しない出力軸が回転自在に支持されており、この出力軸にはウォーム27と噛み合うウォームホイル28が固定されている。これにより、電動モータ12つまり回転軸16の回転はウォーム27とウォームホイル28とを介して出力軸に減速して伝達される。
また、ギヤケース25の内部には回転軸16の回転速度や回転方向を検出するために回転センサ31が設けられている。この回転センサ31は周方向に並ぶ複数の磁極を備えた円環状のセンサマグネット32と2つの磁気センサ33とを有しており、センサマグネット32は回転軸16に嵌合されて回転軸16と一体に回転するようになっている。また、各磁気センサ33は回転軸16を中心として周方向に90度の位相差を有してセンサマグネット32と対向するように配置されており、それぞれセンサマグネット32の回転に伴う磁極の変化に応じて検出信号であるパルス信号を出力するようになっている。なお、この場合、磁気センサ33としてはホール素子が用いられている。
ギヤケース25にはカプラ34が設けられており、各ブラシや磁気センサ33はこのカプラ34を介して図示しない制御装置に接続されている。この制御装置としてはCPUやメモリ等を備えた所謂マイクロコンピュータが用いられており、図示しないパワーウインドスイッチ等の操作に応じて、車載された電源からの直流電流をブラシに供給するようになっている。また、制御装置は磁気センサ33から入力されるパルス信号の周期から回転軸16の回転速度を検出し、各磁気センサ33が出力するパルス信号の出現順序から回転軸16の回転方向を検出するようになっており、これらの検出結果に基づいて電動モータ12の作動制御を行うようになっている。これにより、たとえばパワーウインドスイッチが開方向に操作されると電動モータ12は制御装置によりドアガラスを開く方向に作動制御され、回転軸16の回転が出力軸からレギュレータを介してドアガラスに伝達されてドアガラスは開動作される。反対に、パワーウインドスイッチが閉方向に操作されると電動モータ12はドアガラスを閉じる方向に作動制御されて、ドアガラスは閉動作することになる。
図2に示すように、この電動モータ12に用いられるアマチュアコア17は回転軸16に固定される円筒状のボス部41とボス部41から突出する10個のティースT1〜T10とを備えており、前述のスロットS1〜S10は各々隣り合うティースT1〜T10の相互間に形成されている。
ティースT1〜T10は、その先端部に該先端部から周方向に延びるとともに先端が鋭角に形成される係止部42を有しており、全体として略T字状に形成されている。また、第1のティース群を構成するティースT1,T2,T3と第4のティース群を構成するT6,T7,T8は径方向に対して図2中反時計回り方向に傾斜し、第2のティース群を構成するティースT4,T5と第3のティース群を構成するT9,T10は径方向に対して図2中時計回り方向に傾斜しており、さらに、各ティースT1〜T10の係止部42は周方向の幅寸法が全て同一であるとともに周方向に等間隔に配置されている。さらに、各係止部42は、それぞれ互いに周方向逆向きに延出する第1の係止部42aと第2の係止部42bとを有し、第1と第4のティース群つまりティースT1,T2,T3,T6,T7,T8においては第1の係止部42aの長さに比して第2の係止部42bの周方向の長さが長く、第2と第3のティース群つまりティースT4,T5,T9,T10においては第2の係止部42bの長さに比して第1の係止部42aの周方向の長さが長くなっている。これにより、このアマチュアコア17に形成されるスロットS1〜S10は形状の異なる4種類が設けられることになる。以下に各スロットS1〜S10の形状について説明する。
スロットS1はティースT1とティースT10との相互間に形成されており、隣り合う係止部42の間の開口部の周方向の中間位置と回転軸16とを結ぶ図中一点鎖線で示すスロット位置基準線Lを基準として周方向に対称であるとともに、ボス部41側つまり底部側と径方向の外側つまり開口側とにおける周方向の幅が略等しく形成されている。また、スロットS1に対して回転軸16を中心とした180度点対称の位置にあるスロットS6も、ティースT5とティースT6との相互間でスロットS1と同様の形状に形成されている。
これに対して、スロットS1の両隣に形成されるスロットS2,S10は、それぞれスロット位置基準線Lを基準としてスロットS1とは反対側の部分はスロットS1と略同一の形状に形成されるが、スロット位置基準線LよりスロットS1側の部分は底部側における周方向の幅がスロットS1より狭く形成されるとともに開口側における周方向の幅がスロットS1より広く形成されている。つまり、スロットS2とスロットS10は、底部側における周方向の幅がスロットS1,S6より狭く形成され、開口側における周方向の幅がスロットS1,S6より広く形成されるとともに全体的にスロットS1側に偏倚している。また、スロットS6の隣に形成されるスロットS5はスロットS10と同一の形状に形成され、スロットS6の隣に形成されるスロットS7はスロットS2と同一の形状に形成される。さらに、スロットS2にスロットS1とは反対側に隣接するスロットS3と、スロットS7にスロットS6とは反対側に隣接するスロットS8は、それぞれスロットS2,S7と略同一の形状に形成される。
次いで、スロットS3とスロットS5の間に形成されるスロットS4は、スロット位置基準線Lを基準として周方向に略対称であるとともに底部側における周方向の幅がスロットS2,S3,S5,S7,S8,S10よりさらに狭く、且つ開口側における周方向の幅がスロットS2,S3,S5,S7,S8,S10よりさらに広く形成されている。また、ティースT8とティースT9との相互間に形成されてスロットS4と回転軸に対して180度点対称の位置にあるスロットS9も、スロットS4と同様な形状に形成されている。このように、このアマチュアコア17は形状が4種類に相違するスロットS1〜S10を有する所謂異形コアとなっている。
次に、このアマチュアコア17への巻線C1〜C10の巻装方法について図3に基づいて説明する。
このアマチュアコア17への巻線C1〜C10の巻装は、重ね巻を回転軸16に点対称となる関係で2カ所同時に行う所謂ダブルフライヤ方式により行われる。つまり、4つのティースを隔てた一対のティースに巻始めの巻線を掛け渡して巻装するとともに、これを回転軸16に点対称となる関係で両側に行い、さらに、これを所定の巻方向に向けて順次隣接するスロット間にずらして行われる。この場合、巻方向は、図3中時計回りの方向となっている。
図3(a)に示すように、巻始めの巻線C1,C2はティースT1とティースT4との間と、ティースT6とティースT9との間との回転軸16を挟んだ両側で行われ、ティースT1とティースT4とに掛け渡された巻線C1はスロットS1とスロットS5に収容され、ティースT6とティースT9とに掛け渡された巻線C2はスロットS6とスロットS10に収容される。このとき、各巻線C1,C2はそれぞれスロットS1,S5もしくはスロットS6,S10の底部側に収容されている。そして、これらの巻線C1、C2は巻終わりの後にその端部において整流子22の対応する整流子片22aに接続される。
次いで、図3(b)に示すように、2番目の巻線C3,C4が、ティースT2とティースT5もしくはティースT7とティースT10に掛け渡され、巻線C3はスロットS2とスロットS6に収容され、巻線C4はスロットS7とスロットS1に収容される。このとき、各巻線C3,C4のスロット間を結ぶ渡り線部は最初に巻かれた巻線C1,C2の渡り線部の外側に重ねられるので、巻線C3,C4はスロットS2,S7においては底部側よりやや開口側にずれて収容され、スロットS6,S1においては最初の巻線C1,C2に隣接して巻線C1,C2より開口側に収容される。そして、これらの巻線C3,C4においても巻終わりの後にはその端部において整流子22の対応する整流子片22aに接続される。
そして、巻線C5,C6、巻線C7,C8を、同様な方法で順次巻方向にずらしながら巻装し、最終つまり5番目の巻線C9,C10を巻き終えると、図3(c)に示す状態となる。なお、これらの巻線C1〜C10は外面がエナメル等により被覆されて電気的に絶縁されたワイヤを複数回巻いて形成されたものであり、図中では、便宜上これらのワイヤをまとめた形状として示してある。
このようなアマチュアコア17にダブルフライヤ方式により巻線C1〜C10が施されると、図3(c)に示すように、最終の巻線C9,C10の渡り線部は一番外側に重ねられるので、それぞれスロットS5,S9もしくはスロットS4,S10において開口側に収容されることになる。また、最後から1つ前の巻線C7,C8も、それぞれスロットS4,S8もしくはスロットS3,S9において開口側に収容されることになる。そのため、第2のスロットとしてのスロットS4やスロットS9では巻終わり側の2つの巻線C9,C10が開口側に集中することになる。一方、最初に巻かれる巻線C1,C2は、図3(a)に示すようにスロットS1,S5もしくはスロットS6,S10の底部側に収容され、2番目に巻かれる巻線C3,C4も、図3(b)に示すようにスロットS2,S6もしくはスロットS7,S1の底部側に収容されることになる。そのため、第1のスロットとしてのスロットS1もしくはスロットS6では巻始め側の2つの巻線C1,C2が底部側に集中することになる。
しかし、この電動モータ12に用いられるアマチュアコア17では、開口側に巻線C9,C10が集中するスロットS4,S9の開口側における周方向の幅は広く設定されており、また、底部側に巻線C1,C2が集中するスロットS1,S6における底部側の周方向の幅は大きく設定されているので、各スロットS1,S6への巻線C1,C2の収容スペースや各スロットS4,S9への巻線C9,C10の収容スペースは実質拡大されることになる。つまり、巻始め側の巻線C1,C2を収容するスロットS1,S6を、その周方向の幅が底部側で広く、開口側で狭くなるように形成するとともに、その分、巻終わり側の巻線C9,C10を収容するスロットS4,S9を、その周方向の幅が底部側で狭く、開口側で広くなるように形成することにより、各スロットS1,S4,S6,S9に生じる無駄なスペースを減少させている。これにより、巻線C1,C2,C9,C10を効率よく収容することができる。また、巻装工程の中間に巻かれる巻線C3〜C8が収容されるスロットS2,S3およびスロットS7,S8はスロットS1,S6とスロットS4,S9の中間の形状に形成されているので、各巻線C3〜C8を効率よく収容することができる。したがって、このアマチュアコア17では、各スロットS1〜S10へ巻装される巻線C1〜C10の占積率つまりスロットの収容スペースで巻線量が占める割合は高められることになり、各スロットS1〜S10に巻装される巻線C1〜C10の巻線量を増やしてこの電動モータ12の効率を向上させることができる。
このように、この電動モータ12では、アマチュアコア17は形状が相違する4種類のスロットS1〜S10を有しているので、巻線C1〜C10の占積率を向上させて、この電動モータ12の効率を向上させることができる。
また、巻終わり側の巻線C9,C10が収容されるスロットS3,S4,S5,S8,S9,S10の開口側における周方向の幅は広く形成されているので、これらの巻線C9,C10が掛け渡される側におけるティースT2,T3,T4,T5、T7,T8,T9,T10の係止部42は長くなる。したがって、各巻線C9,C10のティースT2,T3,T4,T5、T7,T8,T9,T10への引っ掛かりが確実となり、巻線C9,C10の保持性が高められることになる。
さらに、この電動モータ12では、各ティースT1〜T10の係止部42は先端が鋭角に形成されているので、巻装持において巻線が各スロットS1からS10内へ落ち込み易くなり、巻線C1〜C10の巻装を容易にすることができる。また、先端が鋭角であるので、スロットS1〜S10内に収容された巻線は係止部42に確実に引っかけられることになり、特に、最終の巻線C9のティースT5,T8による保持性や、巻線C10のティースT3,T10による保持性が高められることになる。
このように、この電動モータ12では、係止部42の先端は鋭角に形成されているので、スロットS1〜S10への巻線C1〜C10の巻装を容易にすることができる。また、ティースT1〜T10による巻線C1〜C10の保持性を高めることができる。
さらに、各係止部42は鋭角に形成されているので、隣り合う係止部42の対向面積は小さくなり、係止部42の間のレラクタンスは低減されることになる。したがって、各巻線C1〜C10に給電された際に生じる係止部42の間からの漏れインダクタンスが低減されて、巻線C1〜C10の整流性を高めることができる。
このように、この電動モータ12では、係止部42の先端は鋭角に形成されているので、隣り合う係止部42の間からの漏れインダクタンスを低減させて、巻線C1〜C10の整流性を高めることができる。
ところで、このアマチュアコア17では各ティースT1〜T10の周方向の間隔は相違することになり、また、これにより各巻線C1〜C10の渡り線部の長さつまり巻線長は相違することになる。そのため、アマチュア15とマグネット23,24の間の磁気バランスは回転方向に相違することになる。しかし、この電動モータ12では、スロットS1〜S10を形状が相違する4種類で形成するとともに、図1から解るように、スロットS1〜S10を回転軸16の軸方向に対して回転方向に傾斜させて延びるようにスキューを施したので、各ティースT1〜T10や各巻線C1〜C10による磁気的アンバランスは均一化されて低減されることになる。つまり、各ティースT1〜T10の周方向の間隔が相違することにより生じるコギングトルクの変動や、各巻線C1〜C10の巻線長が相違することにより生じる各巻線C1〜C10の電磁力の相違つまり出力トルクの変動は、スロットS1〜S10にスキューが施されることにより均一化されることになる。したがって、形状が相違する4種類のスロットS1〜S10をアマチュアコア17に設けた場合であっても、この電動モータ12の出力トルクに生じるトルクリップルを低減することができる。
また、スロットが全て同一の形状に形成されたアマチュアコアにあっては、スロットを回転軸16の軸方向に対して回転方向に傾斜させると各スロットの投影面積が減少することになる、したがって、これらのスロットに収容可能な巻線量は低下し、電動モータの効率が低下することになる。しかし、この電動モータ12では、スロットS1〜S10を回転軸16の軸方向に対して回転方向に傾斜させた場合であっても、スロットS1〜S10の投影面積が低下したことにより減少する巻線量をスロットS1〜S10を不等形状とすることにより補うことができる。
このように、この電動モータ12では、アマチュアコア17に形状が相違する4種類のスロットS1〜S10を形成するとともに、各スロットS1〜S10を回転軸16の軸方向に対して回転方向に傾斜させたので、異形コアとスキューの相互作用により、この電動モータ12の効率を向上させるとともにトルクリップルを低減することができる。また、トルクリップルが低減することにより、この電動モータ12の作動時の振動や騒音を低減することができる。また、巻線C1〜C10の占積率を低下させることなく、スロットS1〜S10の回転軸16の回転方向に対する傾斜角度を増すことができるので、この電動モータ12のトルクリップルを更に低減させることができる。
さらに、この電動モータ12を車両のドアガラスを開閉するレギュレータモータ11に用いた場合には、このドアガラスを滑らかに作動させることができ、また、この電動モータ12を小型化して車両への搭載性を向上させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、前記実施の形態においては、本発明の電動モータ12を車両のドアガラスを開閉するためのレギュレータモータ11に適用した場合を示しているが、これに限らず、たとえば、車両に設けられるリヤワイパを駆動するワイパモータなど、他の被駆動部材を駆動する用途に用いてもよい。これらの場合においても、各被駆動部材を滑らかに作動させることができ、また、電動モータ12を小型化してその搭載性や設置性を向上させることができる。
また、前記実施の形態においては、アマチュアコア17は形状の異なる4種類を有する合計10個のスロットS1〜S10を備えているが、これに限らず、形状の相違する少なくとも2種類のスロットを備えていればよい。
さらに、前記実施の形態においては、減速機構26としてウォームギヤ機構が用いられているが、これに限らず、歯数の相違する平歯車を組み合わせたものなど、他の構造の減速機構を用いてもよい。
本発明の一実施の形態である電動モータが設けられたレギュレータモータを示す一部切り欠き断面図である。 図1に示すアマチュアコアを軸方向から見た形状を示す断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれアマチュアコアへの巻線の巻装方法を示す断面図である。
符号の説明
11 レギュレータモータ
12 電動モータ
13 減速機
14 モータハウジング
15 アマチュア
16 回転軸
17 アマチュアコア
21 軸受け
22 整流子
22a 整流子片
23,24 マグネット
25 ギヤケース
26 減速機構
27 ウォーム
28 ウォームホイル
31 回転センサ
32 センサマグネット
33 磁気センサ
34 カプラ
41 ボス部
42 係止部
S1〜S10 スロット
C1〜C10 巻線
T1〜T10 ティース
L スロット位置基準線

Claims (6)

  1. モータハウジングと、
    前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、
    前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、
    前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と前記ボス部から突出する10個のティースとを備え、
    前記10個のティースは
    前記回転軸の円周方向の同一方向に傾斜した互いに隣接する3つのティース(T1,T2,T3)からなる第1のティース群と、
    前記第1のティース群の一方に隣接し、前記第1のティース群の傾斜方向とは反対方向に傾斜した互いに隣接する2つのティース(T4,T5)からなる第2のティース群と、
    前記第1のティース群の他方に隣接し、前記第1のティース群の傾斜方向とは反対方向に傾斜した互いに隣接する2つのティース(T9,T10)からなる第3のティース群と、
    前記第1のティース群に前記回転軸を中心として点対称に配置され、前記第1のティース群の傾斜方向と同一方向に傾斜した互いに隣接する3つのティース(T6,T7,T8)からなる第4のティース群とからなり、
    前記巻線は、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、
    前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、
    前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、
    前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、
    前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、
    前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、
    前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、
    前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、
    前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、
    前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、
    前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする電動モータ。
  2. モータハウジングと、
    前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、
    前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、
    前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と、前記ボス部から突出し、周方向に配列された10個のティース(T1〜T10)とを備え、それぞれの前記ティースは円周方向に傾斜して前記ボス部の中心に対して非放射状に配置され、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T10)、前記ティース(T2)と前記ティース(T9)、前記ティース(T4)と前記ティース(T7)、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)は、それぞれ前記ボス部の中心を通る第1スロット位置基準線(L1)に対して互いに線対称に配置され、
    前記ティース(T3)と前記ティース(T8)は、前記ボス部の中心に対して互いに点対称に配置され、
    前記巻線は、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、
    前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、
    前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、
    前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、
    前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、
    前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、
    前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、
    前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、
    前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、
    前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、
    前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする電動モータ。
  3. モータハウジングと、
    前記モータハウジングの内面に固定された一対のマグネットと、
    前記モータハウジングに回転自在に支持された回転軸と前記回転軸に固定されたアマチュアコアと前記アマチュアコアに巻装された巻線とを備え、前記一対のマグネット間に配置されたアマチュアとからなる電動モータであって、
    前記アマチュアコアは回転軸に固定されたボス部と、前記ボス部から突出し、周方向に配列された10個のティース(T1〜T10)とを備え、それぞれの前記ティースは円周方向に傾斜して前記ボス部の中心に対して非放射状で且つ点対称に配置され、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T10)、前記ティース(T2)と前記ティース(T9)、前記ティース(T4)と前記ティース(T7)及び前記ティース(T5)と前記ティース(T6)は、それぞれ前記ボス部の中心を通る第1スロット位置基準線(L1)に対して互いに線対称に配置され、
    前記ティース(T3)と前記ティース(T10)、及び前記ティース(T5)と前記ティース(T8)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に36度ずれた第2スロット位置基準線(L2)に対して互いに線対称に配置され、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T4)、及び前記ティース(T6)と前記ティース(T9)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に72度ずれた第3スロット位置基準線(L3)に対して互いに線対称に配置され、
    前記ティース(T2)と前記ティース(T5)、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)、前記ティース(T7)と前記ティース(T10)及び前記ティース(T8)と前記ティース(T9)は、前記第1スロット位置基準線(L1)に対して前記ボス部を中心として回転方向に108度ずれた第4スロット位置基準線(L4)に対して互いに線対称に配置され、
    前記巻線は、
    前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)に巻装される第1巻線(C1)と、
    前記第1巻線(C1)に対向し、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第2巻線(C2)と、
    前記第1巻線(C1)の外側にて、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T5)と前記ティース(T6)の間のスロット(S6)に巻装される第3巻線(C3)と、
    前記第2巻線(C2)の外側にて前記第3巻線(C3)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T10)の間のスロット(S1)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第4巻線(C4)と、
    前記第3巻線(C3)の外側にて、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T6)と前記ティース(T7)の間のスロット(S7)に巻装される第5巻線(C5)と、
    前記第4巻線(C4)の外側にて前記第5巻線(C5)に対向し、前記ティース(T1)と前記ティース(T2)の間のスロット(S2)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第6巻線(C6)と、
    前記第5巻線(C5)の外側にて、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T7)と前記ティース(T8)の間のスロット(S8)に巻装される第7巻線(C7)と、
    前記第6巻線(C6)の外側にて前記第7巻線(C7)に対向し、前記ティース(T2)と前記ティース(T3)の間のスロット(S3)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第8巻線(C8)と、
    前記第7巻線(C7)の外側にて、前記ティース(T4)と前記ティース(T5)の間のスロット(S5)と、前記ティース(T8)と前記ティース(T9)の間のスロット(S9)に巻装される第9巻線(C9)と、
    前記第8巻線(C8)の外側にて前記第9巻線(C9)に対向し、前記ティース(T3)と前記ティース(T4)の間のスロット(S4)と、前記ティース(T9)と前記ティース(T10)の間のスロット(S10)に巻装される第10巻線(C10)からなり、
    前記アマチュアコアの各スロット(S1〜S10)は軸方向に対して回転方向に傾斜したスキューが施されていることを特徴とする電動モータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動モータにおいて、
    前記ティース(T1、T2、T3、T6、T7、T8)は円周方向の一方側に傾斜し、前記ティース(T4、T5、T9、T10)は円周方向の他方側に傾斜していることを特徴とする電動モータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電動モータにおいて、
    それぞれの前記ティースは先端部に該先端部から周方向に延びるとともに先端が鋭角の係止部を備えており、それぞれの前記係止部は周方向の幅が同一であり、周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする電動モータ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電動モータにおいて、
    前記第1巻線(C1)と前記第2巻線(C2)、前記第3巻線(C3)と前記第4巻線(C4)、前記第5巻線(C5)と前記第6巻線(C6)、前記第7巻線(C7)と前記第8巻線(C8)、前記第9巻線(C9)と前記第10巻線(C10)とは、それぞれダブルフライヤ方式により同時に前記アマチュアコアに巻装されることを特徴とする電動モータ。
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