JP2012070517A - ポンプ装置 - Google Patents

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    • F04D13/06Units comprising pumps and their driving means the pump being electrically driven
    • F04D13/0606Canned motor pumps
    • F04D13/064Details of the magnetic circuit

Abstract

【課題】ステータコアが複数の分割コアによって構成されている場合であっても、装置の構成を簡素化することが可能なポンプ装置を提供する。
【解決手段】ポンプ装置1は、羽根車2と、羽根車2が取り付けられるロータ4と、駆動用コイル23とステータコア24とを有するステータ5と、羽根車2およびロータ4が配置されるポンプ室9と、ステータ5の配置箇所へのポンプ室9内の流体の流入を防止する隔壁28aを有する隔壁部材28とを備えている。隔壁28aは、底部28dと円筒部28cと鍔部28eとを有する鍔付きの略有底円筒状に形成され、鍔部28eは、円筒部28cの開口側端部からステータ5の径方向の外側へ広がるように形成されている。隔壁部材28は、円筒部28cの外周側に配置され鍔部28eから底部28d側に向かって立ち上る略円筒状の外周壁部28bを備えており、ステータ5は、円筒部28cと外周壁部28bとの間に保持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、羽根車およびロータが配置されるポンプ室とステータの配置箇所との間に流体の流入を防止する隔壁が配置されたポンプ装置に関する。
従来、羽根車およびロータが配置されるポンプ室とステータの配置箇所との間に流体の流入を防止する隔壁(キャン)が配置されたポンプ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のポンプ装置では、ステータコアは、ステータコアの外周側を構成する円環状の外周部と、外周部から径方向の内側に突出する複数の突極部とを備えており、外周部と複数の突極部とが一体で形成されている。また、このポンプ装置では、ボビンに巻回された駆動用コイルを径方向の内側から突極部に差し込むことでステータが組み立てられている。
特許文献1に記載のポンプ装置の場合、ボビンに巻回された駆動用コイルを径方向の内側から突極部に差し込むことでステータが組み立てられているため、突極部に差し込まれている駆動用コイルの、ステータコアの径方向における内側部分の間を、新たに差し込まれる駆動用コイルが通過できるように、ボビンに巻回される駆動用コイルの厚さが設定されなければならない。そのため、このポンプ装置の場合、突極部に差し込まれた複数の駆動用コイルの、ステータコアの径方向における外側部分の間に隙間が生じてしまい、ロータとステータとによって構成されるモータの効率が低下する。
従来、この問題を解決することが可能なポンプ装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のポンプ装置では、ステータコアは、突極部ごとに分割される複数の分割コアによって構成されており、複数の分割コアの外周側が薄い金属板等で接合されることで、複数の分割コアが連結されている。また、このポンプ装置では、複数の分割コアの間の1箇所が接合されていない状態で、分割コアの突極部に駆動用コイルが巻回される。このとき、複数の分割コアは薄い金属板を介して連結されているため、複数の分割コアの境界部分で金属板を折り曲げた状態で、分割コアの突極部に駆動用コイルが巻回される。また、分割コアの突極部に駆動用コイルが巻回されると、連結された分割コアは、隔壁に巻き付けられて固定される。このときには、複数の分割コアの間の接合されていなかった1箇所が隔壁に巻き付けられた後に互いに接合されて、複数の分割コアが一体化される。
このように特許文献2に記載のポンプ装置では、分割コアのそれぞれに駆動用コイルが巻回された後に、連結されている分割コアが隔壁に巻き付けられて固定されるため、突極部に巻回された複数の駆動用コイルの、ステータコアの径方向における外側部分の間に隙間が生じにくい。したがって、このポンプ装置では、ロータとステータとによって構成されるモータの効率を高めることが可能となる。
特開2007−97257号公報 特開2009−74473号公報
しかしながら、特許文献2に記載のポンプ装置では、複数の分割コアを接合して一体化するための薄い金属板が必要であるため、ポンプ装置の構成が複雑になる。
そこで、本発明の課題は、ステータコアが複数の分割コアによって構成されている場合であっても、装置の構成を簡素化することが可能なポンプ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のポンプ装置は、羽根車と、羽根車が取り付けられるロータと、ロータの外周側に配置されるとともに駆動用コイルと駆動用コイルが巻回される複数の突極部が形成されるステータコアとを有するステータと、羽根車およびロータが配置され流体が通過するポンプ室と、ステータとポンプ室との間に配置されステータの配置箇所へのポンプ室内の流体の流入を防止する隔壁を有する隔壁部材とを備え、隔壁は、底部と円筒部と鍔部とを有する鍔付きの略有底円筒状に形成され、鍔部は、円筒部の開口側端部からステータの径方向の外側へ広がるように形成され、隔壁部材は、円筒部の外周側に配置され鍔部から底部側に向かって立ち上る略円筒状の外周壁部を備え、ステータは、円筒部と外周壁部との間に保持されていることを特徴とする。
本発明において、ステータコアは、たとえば、突極部ごとに分割される複数の分割コアによって構成されている。
本発明のポンプ装置では、ステータとポンプ室との間に配置される隔壁を有する隔壁部材は、隔壁を構成する円筒部の外周側に配置される略円筒状の外周壁部を備えており、ステータは、円筒部と外周壁部との間に保持されている。そのため、ステータコアが複数の分割コアによって構成されている場合であっても、外周壁部を利用して、複数の分割コアを一体化することが可能になる。すなわち、ステータの配置箇所へのポンプ室内の流体の流入を防止するための隔壁部材を用いて、複数の分割コアを一体化することが可能になる。したがって、本発明では、ステータコアが複数の分割コアによって構成されている場合であっても、ポンプ装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、ステータコアの外周面は、所定の接触圧で外周壁部の内周面に接触していることが好ましい。このように構成すると、たとえば、組み合わされた状態の複数の分割コアを外周壁部の内周側に圧入することで、複数の分割コアを一体化し、かつ、複数の分割コアを隔壁部材に固定することが可能になる。したがって、ポンプ装置の組立作業を簡素化することが可能になる。
本発明において、ポンプ装置は、駆動用コイルを覆うための樹脂製の樹脂部材を備え、樹脂部材は、外周壁部の少なくとも底部側を覆うように形成されていることが好ましい。このように構成すると、樹脂部材によって、隔壁部材に対するステータコアの固定強度を高めることが可能になる。したがって、たとえば、ステータコアの外周面が所定の接触圧で外周壁部の内周面に接触することで、ステータコアが隔壁部材に固定されている場合には、ステータコアの外周面と外周壁部の内周面との接触圧を低減させても、隔壁部材に対するステータコアの固定強度を確保することが可能になる。そのため、たとえば、外周壁部の内周側に複数の分割コアを圧入する際の作業が容易になる。また、このように構成すると、隔壁部材および/または樹脂部材に互いに離れる方向への力が作用したときに、外周壁部の底部側と樹脂部材との間に作用する摩擦力等を利用して、隔壁部材と樹脂部材とが離れるのを防止することが可能になる。すなわち、このように構成すると、外周壁部を利用して、隔壁部材と樹脂部材との固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、ステータコアの外周面は、所定の接触圧で外周壁部の内周面に接触しており、ステータコアの外周面の一部は、外周壁部の内周面との間に樹脂部材の一部が配置されるように切り欠かれた切欠部となっていることが好ましい。このように構成すると、外周壁部と切欠部との間に配置される樹脂部材の一部によって、隔壁部材と樹脂部材との固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、ステータコアは、径方向の内側へ突出するように形成される突極部ごとに分割される複数の分割コアによって構成され、分割コアは、略円弧状に形成されステータコアの外周側の一部を構成する外周部を備え、外周部の、突極部が繋がる部分の外周面には、突極部の突出方向に略直交する平面状の平面部が形成され、この平面部が切欠部であることが好ましい。このように構成すると、突極部に駆動用コイルを巻回する際に、平面部を利用して分割コアを位置決めすることが可能になる。また、このように構成すると、平面部が切欠部であるため、平面部を利用して、隔壁部材と樹脂部材との固定強度を高めることが可能になる。
本発明において、ロータの軸方向における外周壁部の長さは、軸方向におけるステータコアの長さよりも長くなっており、外周壁部の底部側の端部は、ステータコアの底部側の端面よりも底部側に配置されていることが好ましい。このように構成すると、ステータコアの全体が外周壁部の内周側に配置されるため、外周壁部を利用して、隔壁部材に対するステータコアの固定強度を高めることが可能になる。また、この場合には、隔壁部材は、樹脂で形成され、外周壁部の底部側の端部は、ステータコアに溶着されていることが好ましい。このように構成すると、外周壁部の底部側の端部を利用して、隔壁部材に対するステータコアの固定強度をさらに高めることが可能になる。したがって、たとえば、ステータコアの外周面が所定の接触圧で外周壁部の内周面に接触することで、ステータコアが隔壁部材に固定されている場合には、ステータコアの外周面と外周壁部の内周面との接触圧を低減させても、隔壁部材に対するステータコアの固定強度を確保することが可能になる。そのため、たとえば、外周壁部の内周側に複数の分割コアを圧入する際の作業が容易になる。
本発明において、円筒部の外周面には、突極部の先端部である突極先端部の、ロータの円周方向の端面に当接して、ステータの回転を防止する複数の凸部が形成されていることが好ましい。このように構成すると、凸部を利用してステータの回転を防止することができる。
以上のように、本発明では、ステータコアが複数の分割コアによって構成されている場合であっても、ポンプ装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるポンプ装置の断面図である。 図1に示すステータが隔壁部材に固定されている状態を底面側から示す斜視図である。 図1に示すステータが隔壁部材に固定されている状態の底面図である。 図2に示すステータ、隔壁部材および磁気センサを分解した状態を示す分解斜視図である。 図4に示すステータの斜視図である。 図5に示す分割コアに駆動用コイルが巻回された状態を示す斜視図である。 図6に示す分割コアの斜視図である。 図3のE部の拡大図である。 図8のF部の拡大図である。 図3のG−G断面の断面図である。 図4に示す隔壁部材を他の方向から示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(ポンプ装置の概略構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるポンプ装置1の断面図である。なお、以下の説明では、図1の上側(Z1方向側)を「上」側、図1の下側(Z2方向側)を「下」側とする。
本形態のポンプ装置1は、キャンドポンプと呼ばれるタイプのポンプであり、羽根車2と、羽根車2を回転させるDCブラシレスモータ3(以下、「モータ3」とする。)とを備えている。モータ3は、ロータ4とステータ5とによって構成されている。羽根車2およびモータ3は、ハウジング6と、ハウジング6の上部を覆う上ケース7とによって構成されるケース体の内部に配置されている。ハウジング6と上ケース7とは、ネジ8によって互いに固定されている。
上ケース7には、流体の吸入部7aと、流体の吐出部7bとが形成されている。ハウジング6と上ケース7との間には、吸入部7aから吸入された流体が吐出部7bに向かって通過するポンプ室9が形成されている。また、ハウジング6と上ケース7との接合部分には、ポンプ室9の密閉性を確保するためのシール部材(Oリング)10が配置されている。
ロータ4は、駆動用磁石14と、円筒状のスリーブ15と、駆動用磁石14およびスリーブ15を保持する保持部材16とを備えている。保持部材16は、鍔付きの略円筒状に形成されている。駆動用磁石14は、保持部材16の外周側に固定され、スリーブ15は、保持部材16の内周側に固定されている。上側に配置される保持部材16の鍔部16aには、羽根車2が固定されている。羽根車2およびロータ4は、ポンプ室9の内部に配置されている。
ロータ4は、固定軸17に回転可能に支持されている。固定軸17は、上下方向を軸方向として配置されている。すなわち、上下方向は、ロータ4の軸方向である。固定軸17の上端は、上ケース7に保持され、固定軸17の下端は、ハウジング6に保持されている。固定軸17は、スリーブ15の内周側に挿通されている。また、固定軸17には、上下方向でスリーブ15を挟むように2個のスラスト軸受部材18が取り付けられている。本形態では、スリーブ15がロータ4のラジアル軸受として機能し、スリーブ15およびスラスト軸受部材18がロータ4のスラスト軸受として機能している。
また、ポンプ装置1は、駆動用磁石14の外周面に形成される磁極を検出するための磁気センサ20(図4参照)を備えている。以下、ステータ5の構成およびハウジング6の構成について説明する。また、ハウジング6の構成に併せて、磁気センサ20の配置を説明する。
(ステータの構成)
図2は、図1に示すステータ5が隔壁部材28に固定されている状態を底面側から示す斜視図である。図3は、図1に示すステータ5が隔壁部材28に固定されている状態の底面図である。図4は、図2に示すステータ5、隔壁部材28および磁気センサ20を分解した状態を示す分解斜視図である。図5は、図4に示すステータ5の斜視図である。図6は、図5に示す分割コア24cに駆動用コイル23が巻回された状態を示す斜視図である。図7は、図6に示す分割コア24cの斜視図である。図8は、図3のE部の拡大図である。図9は、図8のF部の拡大図である。
ステータ5は、駆動用コイル23と、ステータコア24と、絶縁性材料からなる絶縁性部材(インシュレータ)25とを備えており、全体として略円筒状に形成されている。ステータ5は、後述の隔壁28aを介して、ロータ4の外周側に配置されている。なお、以下では、ロータ4およびステータ5の径方向を「径方向」とし、ロータ4およびステータ5の円周方向を「円周方向」とする。
ステータコア24は、磁性材料からなる薄い磁性板が積層されて形成された積層コアである。このステータコア24は、ステータコア24の外周面を構成する略円環状の円環部24aと、円環部24aから径方向の内側へ突出する複数の突極部24bとを備えている。また、ステータコア24は、突極部24bごとに分割された複数の分割コア24cによって構成されている。本形態のステータコア24は、6個の分割コア24cによって構成されている。
分割コア24cは、図7に示すように、突極部24bと、円環部24aの一部を構成する外周部24dとによって構成されている。突極部24bは、突極部24bの先端部である突極先端部24eと、突極先端部24eと外周部24dとを繋ぐ連結部24fとから構成されており、上下方向から見たときの突極部24bの形状は、略T形状となっている。より具体的には、突極先端部24eは、直線状に形成される連結部24fの内側端から円周方向の両側に向かって広がる略円弧状に形成されている。突極部24eの内周面は、後述の隔壁28aを介して、駆動用磁石14の外周面と対向している。
外周部24dは、略円弧状に形成されている。図7に示すように、円周方向における外周部24dの一方の端面24gには、円周方向の外側へ突出する係合凸部24hが形成され、円周方向における外周部24dの他方の端面24jには、円周方向の内側へ窪む係合凹部24kが形成されている。突極部24bは、円周方向における外周部24dの略中心位置から径方向の内側へ突出している。円周方向における外周部24dの中心部分の外周面は、図8、図9に示すように、突極部24bの突出方向に略直交する平面状に形成されている。すなわち、円周方向における外周部24dの中心部分の外周面(すなわち、突極部24bが繋がる部分の外周面)には、突極部24bの突出方向に略直交する平面状の平面部24mが形成されている。
絶縁性部材25は、樹脂材料で形成されており、分割コア24cと一体成型されている。この絶縁性部材25は、駆動用コイル23と分割コア24cとの接触を防止するため、突極先端部24eの外周側と、連結部24fと、外周部24dの内周側とを覆うように形成されている。すなわち、絶縁性部材25は、図1、図6に示すように、突極先端部24eの内周面および円周方向の両端側を除く突極先端部24eのその他の部分を覆う先端側絶縁部25aと、外周部24dの内周面および上下両端面の一部を覆う外周側絶縁部25bと、連結部24fを覆うとともに先端側絶縁部25aと外周側絶縁部25bとを繋ぐ連結絶縁部25cとから構成されている。
先端側絶縁部25aは、上下方向から見たときの形状が略円弧状になるように形成されている。また、先端側絶縁部25aは、突極先端部24eから上下方向の両側へ延びるように形成されている。円周方向における突極先端部24eの端面24nは、円周方向における先端側絶縁部25aの端面25dよりも突出している。外周側絶縁部25bは、上下方向から見たときの形状が略円弧状になるように形成されている。また、外周側絶縁部25bは、外周部24dから上下方向の両側へ延びるように形成されている。円周方向における外周部24dの端面24g、24jは、円周方向における外周側絶縁部25bの端面25eよりも突出している。
連結絶縁部25cは、連結部24fを覆う略四角筒状に形成されており、連結絶縁部25cの外周側に駆動用コイル23が巻回されている。すなわち、連結部24fの外周側には、連結絶縁部25cを介して駆動用コイル23が巻回されている。駆動用コイル23の両端部は、外周側絶縁部25bの下面に固定される端子ピン26に絡げられている。
駆動用コイル23が巻回された状態の複数の分割コア24cは、円周方向で隣り合う一方の分割コア24cの端面24gと他方の分割コア24cの端面24jとが当接して、一方の分割コア24cの係合凸部24hと他方の分割コア24cの係合凹部24kとが係合するように略円筒状に組み合わされて、後述の外周壁部28bの内周側に固定される。
(ハウジングの構成)
図10は、図3のG−G断面の断面図である。図11は、図4に示す隔壁部材28を他の方向から示す斜視図である。
ハウジング6は、図1に示すように、ポンプ室9とステータ5とを隔てるようにポンプ室9とステータ5との間に配置される隔壁28aを有する隔壁部材28と、隔壁部材28の下面および側面を覆う樹脂製の樹脂部材29とを備えている。隔壁部材28は、樹脂で形成されている。また、隔壁部材28は、隔壁28aに加えて、隔壁28aの外周側に配置される略円筒状の外周壁部28bを備えている。
隔壁28aは、鍔付きの略有底円筒状に形成されており、円筒部28cと底部28dと鍔部28eとを備えている。円筒部28cは、円筒状に形成されており、駆動用磁石14の外周面を覆うように配置されている。底部28dは、円筒部28cの下端を塞ぐ円板状に形成されている。鍔部28eは、円筒部28cの開口側端部となる上端部から径方向の外側へ広がるように形成されている。図1に示すように、隔壁28aの内側および上側がポンプ室9となっており、羽根車2およびロータ4は、隔壁28aの内側および上側に配置されている。隔壁28aは、ステータ5の配置箇所へのポンプ室9内の流体の流入を防止する機能を果たしている。
底部28dの下面には、基板30を隔壁部材28に固定するための固定用突起28fと、基板30を位置決めするための位置決め用突起28gとが形成されている。基板30は、図1に示すように、固定用突起28fと位置決め用突起28gとによって位置決めされた状態で、固定用突起28fにねじ込まれるネジ31によって、底部28dの下面側に固定されている。基板30には、磁気センサ20の端子が接続されている。また、基板30には、端子ピン26が接続されており、駆動用コイル23には、基板30から電流が供給されている。なお、本形態では、ステータ5が隔壁部材28に固定された後に、磁気センサ20が取り付けられた状態の基板30が底部28dに固定される。
円筒部28cの外周面には、図4、図11に示すように、径方向の外側へ突出する複数の凸部28h、28jが形成されている。本形態では、6個の凸部28h、28jが等角度ピッチで形成されている。凸部28h、28jは、上下方向へ延びる細長い直方体状に形成されている。6個の凸部28h、28jのうちの3個の凸部28hの上下方向の長さは、残りの3個の凸部28jの上下方向の長さよりも長くなっている。具体的には、凸部28hは、円筒部28cの上端から下端までの全域に形成されている。一方、凸部28jは、円筒部28cの上端から形成されてはいるが、円筒部28cの下端までは形成されていない。すなわち、凸部28jの下端面28mは、凸部28hの下端面28kよりも上側に配置されている。また、3個の凸部28hおよび3個の凸部28jは、円周方向にこの順番で形成されている。
外周壁部28bは、略円筒状に形成されており、円筒部28cの外周側に配置されている。この外周壁部28bは、鍔部28eから下側に向かって立ち上るように形成されている。外周壁部28bの高さ(上下方向の長さ)は、円筒部28cの高さよりも低くなっている。外周壁部28bの内径は、円筒部28cの外径よりも大きくなっており、外周壁部28bの内周面と円筒部28cの外周面との間に、ステータ5が配置されている。外周壁部28bの内周面には、ステータコア24の円環部24aの上端面が当接する円環状の段差面28nが形成されている。図10に示すように、段差面28nから外周壁部28bの下端までの距離L1は、上下方向におけるステータコア24の長さL2よりも長くなっている。すなわち、外周壁部28bの下端部は、円環部24aの下面よりも下側に配置されている。ポンプ装置1の組立前の隔壁部材28では、外周壁部28bの下端部の内周面は、下側に向かうにしたがって径方向外側へ広がる傾斜面28pとなっている。
外周壁部28bの、段差面28nよりも下側の内径は、ステータコア24の円環部24aの外径よりも小さくなっている。本形態では、駆動用コイル23が巻回された状態の複数の分割コア24cが略円筒状に組み合わされた状態で外周壁部28bの内周側に圧入されることで、複数の分割コア24cが一体化されるとともにステータ5が隔壁部材28に固定されており、ステータコア24の外周面は、所定の接触圧で外周壁部28bの内周面に接触している。また、ステータ5が隔壁部材28に固定された状態では、ステータコア24の円環部24aの上端面が段差面28nに当接しており、段差面28nによって、ステータ5が上下方向で位置決めされている。
上述のように、外周壁部28bの下端部の内周面は、傾斜面28pとなっている。そのため、本形態では、略円筒状に組み合わされた状態の複数の分割コア24cを外周壁部28bの内周側に圧入しやすい。また、本形態では、上述のように、段差面28nから外周壁部28bの下端までの距離L1は、ステータコア24の長さL2よりも長くなっており、複数の分割コア24cが外周壁部28bに圧入された後に、外周壁部28bの下端部は、ステータコア24の円環部24aに溶着される。すなわち、ステータコア5が隔壁部材28に固定された後の外周壁部28bの下端部は、図1に示すように、溶着部28rとなる。なお、外周壁部28bの下端部は、円環部24aの平面部24mを避けた箇所に溶着される。すなわち、溶着部28rは、円環部24aの平面部24mを避けた位置に形成される。また、1個の分割コア24cの外周部24dに対して少なくとも1個の溶着部28rが形成される。
円周方向で隣り合う一方の分割コア24cの端面24gと他方の分割コア24cの端面24jとが当接するように、駆動用コイル23が巻回された状態の複数の分割コア24cが略円筒状に組み合わされた状態では、図3、図5に示すように、円周方向で隣り合う突極先端部24eの端面24nの間には隙間が形成され、また、円周方向で隣り合う先端側絶縁部25aの端面25dの間にも隙間が形成されている。上述のように、突極先端部24eの端面24nは、先端側絶縁部25aの端面25dよりも突出しており、円周方向で隣り合う端面24nの間に形成される隙間は、円周方向で隣り合う端面25dの間に形成される隙間よりも狭くなっている。
本形態では、ステータ5が隔壁部材28に固定されたときには、円周方向で隣接する端面24n間に形成される隙間および円周方向で隣接する端面25d間に形成される隙間に凸部28h、28jが配置されている。具体的には、凸部28hは、円周方向で隣接する突極先端部24eの間、および、先端側絶縁部25aの、突極先端部24eの上下両側に形成される部分の間に配置されている。また、凸部28jは、円周方向で隣接する突極先端部24eの間、および、先端側絶縁部25aの、突極先端部24eの上側に形成される部分の間に配置されている。凸部28h、28jは、突極先端部24eの端面24nに当接可能となっており、隔壁部材28に対するステータ5の回転を防止する機能を果たしている。すなわち、凸部28h、28jは、ステータ5の回転止めとなっている。
上述のように、ステータコア24の外周面には、突極部24bの突出方向に略直交する平面状の平面部24mが形成されている。そのため、ステータ5が隔壁部材28に固定されたときには、図9に示すように、外周壁部28bの内周面と平面部24mとの間に、隙間Sが形成されている。
本形態のモータ1は、3相ブラシレスモータであり、3個の磁気センサ20を備えている。モータ1では、磁気センサ20の検出結果に基づいて、駆動用コイル23に供給される電流が制御されている。磁気センサ20は、凸部28jの下側に配置されている。具体的には、磁気センサ20は、凸部28jを挟んで配置される先端側絶縁部25aの、突極先端部24eの下側に形成される部分の間に配置されており、磁気センサ20は、凸部28jを挟んで配置される先端側絶縁部25aの、突極先端部24eの下側に形成される部分の端面25dによって、円周方向で位置決めされている。また、磁気センサ20の上端面は、凸部28jの下端面28mに当接しており、磁気センサ20は、下端面28mによって上下方向で位置決めされている。なお、磁気センサ20の幅は、凸部28jの円周方向の幅と略等しくなっている。
樹脂部材29は、駆動用コイル23および基板30等を完全に覆うために設けられている。この樹脂部材29は、ステータ5が固定され、かつ、磁気センサ20が取り付けられた基板30が固定された状態の隔壁部材28に対して、樹脂材料を射出することで形成されている。すなわち、樹脂部材29は、ステータ5が固定され、かつ、基板30が固定された後の隔壁部材28と一体成型されている。本形態では、樹脂部材29は、略有底円筒状に形成されており、鍔部28eを除く隔壁部材28の側面(具体的には、外周壁部28bの側面)および隔壁部材28の下端部と、ステータ5の下端部と、基板30とを完全に覆っている。
樹脂部材29を形成する際には、樹脂材料が、外周壁部28bの内周面と平面部24mとの間に形成される隙間Sの中に入り込む。すなわち、硬化後の樹脂部材29の一部は、隙間Sの中に配置されている。本形態の平面部24mは、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との間に樹脂部材29の一部が配置されるように切り欠かれた切欠部である。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、隔壁部材28に外周壁部28bが形成されており、駆動用コイル23が巻回された状態の複数の分割コア24cが略円筒状に組み合わされた状態で外周壁部28bの内周側に圧入されることで、分割コア24cが一体化されている。すなわち、本形態では、ステータ5の配置箇所へのポンプ室9内の流体の流入を防止するための隔壁部材28を用いて、複数の分割コア24cが一体化されている。そのため、本形態では、ステータコア24が複数の分割コア24cによって構成されている場合であっても、複数の分割コア24cを一体化するための部材を別途、設ける必要がなくなり、ポンプ装置1の構成を簡素化することが可能になる。
また、本形態では、複数の分割コア24cが略円筒状に組み合わされた状態で外周壁部28bの内周側に圧入されることで、分割コア24cが一体化されて隔壁部材28に固定されるため、隔壁部材28へのステータコア24の固定作業が容易になる。
本形態では、樹脂部材29は、略有底円筒状に形成されており、外周壁部28bの側面および隔壁部材28の下端部と、ステータ5の下端部とを完全に覆っている。そのため、樹脂部材29によって、隔壁部材28に対するステータ5の固定強度を高めることが可能になる。また、本形態では、段差面28nから外周壁部28bの下端までの距離L1は、ステータコア24の長さL2よりも長くなっており、ステータコア24の全体が外周壁部28bの内周側に配置されている。そのため、外周壁部28bを利用して、隔壁部材28に対するステータコア24の固定強度を高めることが可能になる。特に本形態では、複数の分割コア24cが外周壁部28bに圧入された後に、外周壁部28bの下端部が、ステータコア24の円環部24aに溶着されているため、外周壁部28bの下端部を利用して、隔壁部材28に対するステータコア24の固定強度をさらに高めることが可能になる。
したがって、本形態では、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との接触圧が比較的小さくなるように、複数の分割コア24cが外周壁部28bの内周側に圧入されても(すなわち、複数の分割コア24cが外周壁部28bの内周側に軽圧入されても)、隔壁部材28に対するステータ5の固定強度を確保することが可能になる。このように、本形態では、隔壁部材28に対するステータ5の固定強度を確保しつつ、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との接触圧を比較的小さくすることが可能になるため、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との接触圧を比較的小さくすることで、複数の分割コア24cを外周壁部28bの内周側に圧入する際の作業を容易に行うことが可能になる。
また、本形態では、樹脂部材29は、外周壁部28bの側面および隔壁部材28の下端部を完全に覆っているため、隔壁部材28および/または樹脂部材29に互いに離れる方向への力が作用したときに、外周壁部28bの側面および下端側と樹脂部材29との間に作用する摩擦力等を利用して、隔壁部材28と樹脂部材29とが離れるのを防止することが可能になる。すなわち、本形態では、外周壁部28bを利用して、隔壁部材28と樹脂部材29との固定強度を高めることが可能になる。
特に本形態では、硬化後の樹脂部材29の一部が、外周壁部28bの内周面と平面部24mとの間に形成される隙間Sの中に配置されているため、隙間Sに配置される樹脂部材29の一部によって、隔壁部材28と樹脂部材29との固定強度をより高めることが可能になる。また、本形態では、外周壁部28bの内周面と平面部24mとの間に隙間Sが形成されているため、射出成型によって樹脂部材29を形成する際に、隙間Sが空気抜けとして作用する。したがって、本形態では、樹脂部材29を射出成型する際に金型内を脂材料が回りやすくなり、樹脂材料の未充填部分が生じるのを防止することが可能になる。その結果、本形態では、樹脂部材29によって、ステータ5と隔壁部材28との固定強度、および、隔壁部材28と樹脂部材29との固定強度を効果的に高めることが可能になる。
本形態では、平面部24mは、外周部24dの、突極部24bが繋がる部分の外周面に形成されている。そのため、突極部24bに駆動用コイル23を巻回する際に、平面部24mを利用して分割コア24cを位置決めすることが可能になる。また、本形態では、平面部24mを利用して、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との間に隙間Sを形成することができる。
本形態では、鍔部28eから下側へ向かって立ち上るように略円筒状の外周壁部28bが形成されている。そのため、本形態では、鍔部28eの強度を高めることが可能になる。また、本形態では、駆動用コイル23および基板30等を完全に覆うように、樹脂部材29が設けられているため、駆動用コイル23および基板30等の配置箇所への水等の液体の浸入を防止することができ、ポンプ装置1の防水性および防錆性を高めることが可能になる。また、本形態では、樹脂部材29が設けられているため、ポンプ装置1の静音化を図ることが可能になるとともに、ポンプ装置1の防振性および放熱性を高めることが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、段差面28nから外周壁部28bの下端までの距離L1は、ステータコア24の長さL2よりも長くなっている。この他にもたとえば、段差面28nから外周壁部28bの下端までの距離L1は、ステータコア24の長さL2と等しくても良いし、ステータコア24の長さL2より短くても良い。また、上述した形態では、複数の分割コア24cが外周壁部28bに圧入された後に、外周壁部28bの下端部は、ステータコア24の円環部24aに溶着されているが、外周壁部28bの下端部は、ステータコア24の円環部24aに溶着されなくても良い。
上述した形態では、円周方向における外周部24dの中心部分の外周面に平面部24mが形成されている。この他にもたとえば、円周方向における外周部24dの中心部分から外れた位置に平面部24mが形成されても良い。また、ステータコア24の外周面と外周壁部28bの内周面との間に隙間Sが形成されるように、平面部24mに代えて、外周部24dの外周面に凹部が形成されても良い。
1 ポンプ装置
2 羽根車
4 ロータ
5 ステータ
9 ポンプ室
23 駆動用コイル
24 ステータコア
24b 突極部
24c 分割コア
24d 外周部
24e 突極先端部
24m 平面部(切欠部)
24n 円周方向における突極先端部の端面
28 隔壁部材
28a 隔壁
28b 外周壁部
28c 円筒部
28d 底部
28e 鍔部
28h、28j 凸部
29 樹脂部材

Claims (9)

  1. 羽根車と、前記羽根車が取り付けられるロータと、前記ロータの外周側に配置されるとともに駆動用コイルと前記駆動用コイルが巻回される複数の突極部が形成されるステータコアとを有するステータと、前記羽根車および前記ロータが配置され流体が通過するポンプ室と、前記ステータと前記ポンプ室との間に配置され前記ステータの配置箇所への前記ポンプ室内の流体の流入を防止する隔壁を有する隔壁部材とを備え、
    前記隔壁は、底部と円筒部と鍔部とを有する鍔付きの略有底円筒状に形成され、
    前記鍔部は、前記円筒部の開口側端部から前記ステータの径方向の外側へ広がるように形成され、
    前記隔壁部材は、前記円筒部の外周側に配置され前記鍔部から前記底部側に向かって立ち上る略円筒状の外周壁部を備え、
    前記ステータは、前記円筒部と前記外周壁部との間に保持されていることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記ステータコアは、前記突極部ごとに分割される複数の分割コアによって構成されていることを特徴とする請求項1記載のポンプ装置。
  3. 前記ステータコアの外周面は、所定の接触圧で前記外周壁部の内周面に接触していることを特徴とする請求項1または2記載のポンプ装置。
  4. 前記駆動用コイルを覆うための樹脂製の樹脂部材を備え、
    前記樹脂部材は、前記外周壁部の少なくとも前記底部側を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のポンプ装置。
  5. 前記ステータコアの外周面は、所定の接触圧で前記外周壁部の内周面に接触しており、
    前記ステータコアの外周面の一部は、前記外周壁部の内周面との間に前記樹脂部材の一部が配置されるように切り欠かれた切欠部となっていることを特徴とする請求項4記載のポンプ装置。
  6. 前記ステータコアは、前記径方向の内側へ突出するように形成される前記突極部ごとに分割される複数の分割コアによって構成され、
    前記分割コアは、略円弧状に形成され前記ステータコアの外周側の一部を構成する外周部を備え、
    前記外周部の、前記突極部が繋がる部分の外周面には、前記突極部の突出方向に略直交する平面状の平面部が形成され、前記平面部が前記切欠部であることを特徴とする請求項5記載のポンプ装置。
  7. 前記ロータの軸方向における前記外周壁部の長さは、前記軸方向における前記ステータコアの長さよりも長くなっており、前記外周壁部の前記底部側の端部は、前記ステータコアの前記底部側の端面よりも前記底部側に配置されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のポンプ装置。
  8. 前記隔壁部材は、樹脂で形成され、
    前記外周壁部の前記底部側の端部は、前記ステータコアに溶着されていることを特徴とする請求項7記載のポンプ装置。
  9. 前記円筒部の外周面には、前記突極部の先端部である突極先端部の、前記ロータの円周方向の端面に当接して、前記ステータの回転を防止する複数の凸部が形成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載のポンプ装置。
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