JP2013147762A - 織物製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を用いて、50〜200本/インチ(2.54cm)の経糸密度および緯糸密度で製織された略矩形の織地を含む織物製品であって、該織地の四辺の各端部に、経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれており、該織地の四隅部の各々において2本以上の経糸の該熱融着性弾性繊維と2本以上の緯糸の該熱融着性弾性繊維とが、少なくとも1つの格子を形成するように交差し、該交差部において相互に熱融着している、織物製品。
【選択図】 図1
Description
好ましい実施形態においては、上記熱融着性弾性繊維が、熱融着性ポリウレタン弾性繊維または該熱融着性ポリウレタン弾性繊維を含む複合糸である。
好ましい実施形態においては、上記織地の四辺の各端部に、経糸または緯糸として2〜50本の熱融着性弾性繊維が織り込まれている。
好ましい実施形態においては、上記織地が、平織のローンまたはガーゼ生地であるか、あるいは綾織または朱子織の織地である。
好ましい実施形態においては、上記セルロース系繊維が、架橋剤によって架橋されている。
好ましい実施形態においては、上記織地の内部領域に、経糸および緯糸としてそれぞれ1本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれており、その交差部において相互に熱融着している。
好ましい実施形態においては、上記織地の一部に熱融着性樹脂が熱融着している。
好ましい実施形態においては、上記織物製品の端部の少なくとも一部が、切りっぱなし仕様である。
好ましい実施形態においては、上記織物製品の目ずれ度が、5.0%以下である。
好ましい実施形態においては、上記織物製品は、ハンカチ、スカーフ、タオル、ランチョンマット、テーブルクロス、またはシーツである。
本発明の別の局面によれば、織物製品の製造方法が提供される。該製造方法は、セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を50〜200本/インチの経糸密度および緯糸密度で含む複数の地組織部を有し、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む織地であって、該複数の地組織部が経糸および/または緯糸として隣接するように織り込まれた4本以上の熱融着性弾性繊維によって区切られている織地を製織すること、得られた織地を熱処理して、該熱融着性弾性繊維を相互に熱融着させること、および、該地組織部を区切る熱融着性弾性繊維上を裁断して、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む複数枚の織地を得ることを含む。
本発明の織物製品は、セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を用いて50〜200本/インチ(2.54cm)の経糸密度および緯糸密度で製織された略矩形の織地を含む。該織地の四辺の各端部には、経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれており、その四隅部の各々においては、2本以上の経糸の該熱融着性弾性繊維と2本以上の緯糸の該熱融着性弾性繊維とが少なくとも1つの格子を形成するように交差し、該交差部において相互に熱融着している。本発明の織物製品においては、必要に応じて、該織地の内部領域に経糸および緯糸としてそれぞれ1本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれ、その交差部において相互に熱融着していてもよい。また、本発明の織物製品においては、必要に応じて、該織地の一部に熱融着性樹脂が熱融着していてもよい。なお、本明細書において、「略矩形」とは、本発明の効果が得られる範囲において、厳密な矩形でなくても良いことを意味する。具体的には、各辺は、その延びる方向が直線であればよく、直線、曲線(例えば、波線)、ジグザグ線、またはその組み合わせ等であり得る。角は、曲線であってもよく、裁断により切り落とされていてもよい。また、「隅部」とは、例えば、角を形成する二本の辺の端部から内側に71mmまで、好ましくは42mmまでの領域であり得る。また、「内部領域」とは、該織地全体から四辺の端部領域(例えば、辺の端部から内側に50mmまで、好ましくは40mmまでの領域)を除いた領域を意味する。また、「融着」とは、溶融または軟化による接着および密着を意味し、「熱融着」とは、外からの熱または熱と圧力とに起因する融着を意味する。また、「経」または「経方向」は、経糸の延びる方向を意味し、「緯」または「緯方向」は、緯糸の延びる方向を意味し、「経方向の端部」および「緯方向の端部」は、それぞれ経方向および緯方向に延びる端部を意味する。
上記織地は、略矩形であり、セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を用いて50〜200本/インチ(2.54cm)の経糸密度および緯糸密度で製織されている。上記織地における該セルロース系繊維の含有率は、例えば、50質量%〜99.99質量%である。
上記熱融着性弾性繊維は、上記織地の四辺の各端部に(すなわち、織地の最外端の構成繊維となるように)、経糸または緯糸として2本以上織り込まれており、該織地の四隅部の各々において少なくとも1つの格子を形成するように4箇所以上で交差し、該交差部において相互に熱融着している。織地(地組織部)の四辺を取り囲むように織り込まれた熱融着性弾性繊維がいわば織地の固定枠のように機能することにより、上記織地の変形や上記セルロース系繊維等の動きが抑制されるので、ほつれ、目ずれ、変形等の低減効果が発揮され得る。また、格子の形成により、熱融着性弾性繊維が動き難く、かつ、抜け難くなっているので、使用および洗濯を繰り返しても固定枠としての効果を保持し得る。該2本以上の熱融着性弾性繊維は、好ましくは、隣接するように連続して各辺の端部に織り込まれている。隣接して織り込まれた熱融着性弾性繊維は相互に接触(線接触)して熱融着できるので、ほつれ、目ずれ、変形等の抑制効果がより好適に発揮され得るからである。なお、各辺の端部に織り込まれる熱融着性弾性繊維の数は、同じであってもよく、異なっていてもよい。
織地中の糸の充填率(%)={(経糸の直径(cm)×経糸密度(本/2.54cm))/2.54+(緯糸の直径(cm)×緯糸密度(本/2.54cm))/2.54}/2×100…(1)式
糸の直径(cm)={1/(26.2×√(英国式綿番手))}×2.54…(2)式
ポリウレタン弾性繊維の混率(%)=(PU/DR)/((PU/DR)+D)×100…(3)式
C = (0.012 × √ D × T / ( 1000/ D R ) ) ×100…(4)式
ここで、Cは被覆率(%)を、PUは熱融着ポリウレタン弾性繊維の繊度(デシテックス)を、Dは熱融着性ポリウレタン弾性繊維の周囲に被覆される非熱融着性繊維の繊度(デシテックス)を、Tは撚糸時の撚り数(T/m)を、DRはカバリングまたは撚糸時のポリウレタン弾性繊維の伸長倍率(倍)を示す。
本発明においては、必要に応じて、上記織地の一部に熱融着性樹脂が熱融着していてもよい。熱融着性樹脂が織地に熱融着していることにより、ほつれ、目ずれ、変形等がより好適に抑制され得る。熱融着性樹脂を熱融着させる位置としては、上記織地の各辺の端部領域であってもよく、内部領域であってもよく、その両方であってもよい。
本発明の織物製品においては、上記織地中のセルロース系繊維は架橋剤によって架橋されていてもよい。セルロース系繊維が架橋されることにより、目ずれおよび変形がより一層抑制され得るとともに、防しわ性およびウォッシュアンドウェアー性(以下、「W&W性」と称する場合がある)に優れた織物製品が得られ得る。
1つの好ましい実施形態において、本発明の織物製品は、
セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を50〜200本/インチの経糸密度および緯糸密度で含み、かつ、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む織地を製織すること(製織工程)、および
得られた織地を熱処理して、該熱融着性弾性繊維を相互に熱融着させること(融着工程)
を含む製造方法(製造方法1)によって得られ得る。
セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を50〜200本/インチの経糸密度および緯糸密度で含む複数の地組織部を有し、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む織地であって、該複数の地組織部が経糸および/または緯糸として隣接するように織り込まれた4本以上の熱融着性弾性繊維によって区切られている織地を製織すること(製織工程)、
得られた織地を熱処理して、該熱融着性弾性繊維を相互に熱融着させること(融着工程)、および
該地組織部を区切る熱融着性弾性繊維上を裁断して、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む複数枚の織地を得ること(裁断工程)
を含む製造方法(製造方法2)によって得られ得る。該製造方法2によれば、大面積で上記織地を製織および熱処理した後に、熱融着した熱融着性弾性繊維上を裁断することにより、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の相互に熱融着した熱融着性弾性繊維を含む織地を一度に複数枚得ることができる。該織地の四隅部の各々においては、該2本以上の経糸の該熱融着性弾性繊維と該2本以上の緯糸の該熱融着性弾性繊維とが、少なくとも1つの格子を形成するように交差し、該交差部において相互に熱融着している。このような織地は、無縫製のままで製品とすることができるので、当該製造方法2は、生産性に非常に優れるという利点がある。
図3を用いて目ずれ評価試験の具体的な方法を説明する。評価する生地1を経方向の長さが1mとなるように切断し、任意の一方の耳端部における緯糸2に印(a点)をつける。該a点から生地1の経方向に対しての垂線をもう一方の耳端部まで直線で結ぶ。その直線の長さ(生地の全幅)をAcmとする。一方、上記の緯糸2が上記垂線から最も外れる距離(垂直距離)をBcmとする。これらを下記式に代入して目ずれ度を算出する。3回(3か所)測定の平均値と目ずれ度とする。なお、生地がハンカチ用途である場合、生地の全幅Aを30〜50cmとして評価した。
目ずれ度(%) = B / A × 100
経10〜250cm×緯10〜150cmの織物製品サンプル(1〜5枚)を、家庭用2槽式洗濯機(TOSHIBA(株)製 AW-60SDF(W))を使用して下記条件にて洗濯および乾燥を5回行った。
洗濯(5分)→遠心脱水(3分)→注水すすぎ(2分)→遠心脱水(3分)→注水すすぎ(2分)→遠心脱水(3分)→タンブル乾燥(30分)
液温は、洗い時が40℃、すすぎ時が30℃であった。水流は強水流であった。洗剤はライオン(株)製の商品名「(登録商標)トップ」を使用した。水量は23リットルであった。洗濯水1リットルに対して洗剤1.3gを使用した。織物製品サンプルと負荷布の重量をあわせて、0.8kgになるように負荷布の重量を定めて、織物製品サンプルと負荷布を一緒に洗濯した。
5回の洗濯および乾燥後の織物製品サンプルの端部のほつれ程度を観察し、下記の4段階で評価した。なお、△および×は、使用をためらう程度の傷みであり、◎または○が洗濯耐久性の点で好ましい。
〈評価基準〉
◎(4点):傷みが認められない
○(3点):やや傷みが認められる
△(2点):傷みが認められる
×(1点):傷みが激しい
JIS L−1096 D法(ペンジュラム法)に準拠して測定した。具体的には、試料の大ききに応じて以下の2つの方法で測定した。なお、以下の測定方法は緯方向の引裂強力の測定方法であるが、経方向の引裂強力は、試験片の長辺を緯方向とすること以外は同様にして測定できる。経方向および緯方向の引裂強力のうち、より低い値を物性評価に用いた。
(i)通常サイズ
経10cm×緯6.3cmの試験片をそれぞれ3枚以上採取した。エレメンドルフ形引裂強さ試験機を用い、両つかみの中央で該試験片の長辺のほぼ中央に該辺と直角に鋭利な刃によって2cmの切れ目を入れ、残りの4.3cm分の経糸が引裂かれたときに示す荷重(cN)を測定した。平均値を生地の緯方向の引裂強力とした。
(ii)小サイズ
試験片の大きさが経10cm×緯3.0cmであること、および、該試験片の長辺のほぼ中央に該辺と直角に鋭利な刃によって1cmの切れ目を入れ、残りの2.0cm分の経糸が引裂かれたときに示す荷重(cN)を測定した以外は上記(i)と同様にして生地の緯方向の引裂強力を求めた。
JIS L−1041 アセチルアセトン B法に準拠して測定した。具体的には、次のとおりである。測定する生地を1cm角に切って、三角フラスコに入れ、その上に蒸留水100ccを加えて、40℃の高温槽に1時間浸漬した。その後、ガラスフィルターで濾過し、得られたろ液を5ml採取し、2,4−ペンタジオン(アセチルアセトン)試薬を5ml加えて撹拌した。得られた混合液を40℃の恒温槽に30分間浸漬した。分光光度計で混合液の吸光度を測定して、ブランクとの差から残留ホルマリン量を求めた。
JIS L―1096 洗濯後のしわ A法に準じて、洗濯を実施した。脱水後はタンブル乾燥を実施した。試験点数は1点とした。W&W性の判定者は1名として、レプリカ(AATCC TEST METHOD 124にて規定)と比較して判定した。判定標準間は0.1級刻みで評価した。例えば、等級3.0から等級3.5の場合、3.1級と3.2級、3.3級、3.4級、3.5級とした。なお、一般に、W&W性が3.0級以上であれば、織物製品のしわが少なくなり、3.2級以上であればさらにしわが目立ちにくくなり、さらに3.5級以上とすると、アイロン掛けをしなくても安心してそのまま使用できるレベルとされている。
経糸として英国式綿番手綿40番手(40番単糸、綿100%)、緯糸として英国式綿番手綿32番手(64番双糸の精紡交撚糸、綿100%)を用い、経糸120本/インチ、緯糸70本/インチ、2/2綾織組織(織地中の糸の充填率は58%)で製織した織地の各辺の端部に2本のSCY(シングルカバードヤーン、芯糸の熱融着ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度156dtex4フィラメント、伸長倍率1.3倍)であり、鞘糸は、東レ(株)製のウーリーナイロン(繊度78dtex46フィラメント、黒色先染糸、撚り数300T/m)であり、ポリウレタン弾性繊維の混率61%、被覆率4.1%である)を織り込んで、30cm四方のハンカチ生地とした。
経糸および緯糸として英国式綿番手綿60番手(60番単糸、綿100%、先染め糸使用)を用い、経糸133本/インチ、緯糸78本/インチ、5枚サテン(朱子織)組織(織地中の糸の充填率は51%)で製織した地組織を囲むように、経緯共に51cm毎に幅10mmにわたりSCY(シングルカバードヤーン、芯糸の熱融着ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度156dtex4フィラメント、伸長倍率1.3倍、黒の原着糸)であり、鞘糸は、東レ(株)製のウーリーナイロン(繊度78dtex24フィラメント、撚り数300T/m)であり、熱融着性ポリウレタン弾性繊維の混率61%、被覆率4.1%であり、黒の原着糸は糸の質量に対し、0.2%カーボンブラックを練りこんで得た)を、経糸52本/10mm幅、緯糸30本/10mm幅で織り込み、緯方向に2枚のハンカチが採取できる生地を得た。
SCYを使用しないこと以外は実施例1と同様にして、裁断したままの無縫製のハンカチを得た。
各端部に織り込むSCYの本数を1本としたこと以外は実施例1と同様にして、裁断したままの無縫製のハンカチを得た。
実施例1で得たハンカチの四隅をはさみで斜めに切り落とすことにより、四隅部の各々に熱融着性弾性繊維の交差部を有さないハンカチを得た。
SCYを使用しないこと以外は実施例2と同様にして、裁断したままの無縫製のハンカチを得た。
SCYを使用しないこと、および、はさみで裁断した後、四辺の裁断部を三ツ巻で縫製(縫製条件:折り込み幅2mm、運針11/2.54cm、縫製糸は英国式綿番手綿糸50番手を使用)したこと以外は実施例2と同様にして、端部に縫製を施したハンカチを得た。
SCYの種類を変更して、SCY(シングルカバードヤーン、芯糸の熱融着ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度110dtex4フィラメント、伸長倍率2.3倍)であり、鞘糸は、東レ(株)製のウーリーナイロン(繊度13dtex5フィラメント、撚り数600T/m)であり、ポリウレタン弾性繊維の混率79%、被覆率6.0%である)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、裁断したままの無縫製の織物製品(ハンカチ)を得た。
織り込んだSCY中の熱融着性の芯糸を完全に熱融着させた段階(1回目の熱処理後の段階)の実施例2の生地を用いて、実施例1と同様の架橋処理液を付与したパッダーに該生地を浸漬し、マングルでパッドオン率65%として絞った後、乾燥させた。乾燥は、該生地の幅を45インチにセットした状態で、100℃設定のピンテンターで2分間処理することによって行った。
経糸として英国式綿番手綿20番手(40番双糸、綿100%)、緯糸として英国式綿番手綿30番手(30番単糸、綿100%)を用い、経糸55本/インチ、緯糸60本/インチ、平織組織(織地中の糸の充填率は43%)で製織した地組織を囲むように、経100cm緯45cm毎に幅10mmにわたりSCY(芯糸の熱融着ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度500dtex8フィラメント、伸長倍率1.3倍、黒の原着糸)であり、鞘糸は、帝人ファイバー(株)製のウーリーテトロン(繊度84dtex36フィラメント、撚り数300T/m)であり、製熱融着性ポリウレタン弾性繊維の混率82%、被覆率4.3%であり、黒の原着糸は糸の質量に対し、0.2%カーボンブラックを練りこんで得た)を、経糸22本/10mm幅、緯糸24本/10mm幅で織り込み、さらに地組織の中央の経94cm緯39cmの範囲に経パイル糸として英国式綿番手綿20番手(20番単糸、綿100%)を、55本/インチ、パイル織組織で織り込み(パイル織地中の糸の充填率は66%)、緯方向に3枚のタオルが採取できる生地を得た。
図5に示すように、経糸および緯糸として英国式綿番手綿40番手(40番単糸、綿100%、先染め糸使用)を用い、経糸50本/インチ、緯糸50本/インチ、平織組織(織地中の糸の充填率は29%)で製織した地組織を囲むように、経緯共に50.9cm毎に幅10mmにわたりSCY(シングルカバードヤーン、芯糸の熱融着ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度156dtex4フィラメント、伸長倍率1.3倍、黒の原着糸)、鞘糸は、東レ(株)製のウーリーナイロン(繊度78dtex24フィラメント、撚り数300T/m)であり、熱融着性ポリウレタン弾性繊維の混率61%、被覆率4.1%であり、黒の原着糸は糸の質量に対し、0.2%カーボンブラックを練りこんで得た)を、経糸20本/10mm幅、緯糸20本/10mm幅で織り込み、さらに地組織の中に、経緯共に10.1cm間隔で1mmにわたりSCYを格子状に織り込み(織り込み本数は経2本/1mm幅、緯2本/1mm幅)、緯方向に2枚のハンカチが採取できる生地を得た。
経糸および緯糸として英国式綿番手綿30番手(30番手、綿100%)を用い、経糸120本/インチ、緯糸65本/インチの平織組織(織地中の糸の充填率は63%)であり、緯方向の中心位置で経糸としてSCY(シングルカバードヤーン、芯糸の熱融着性ポリウレタン弾性繊維は、日清紡テキスタイル(株)製の熱融着性モビロン糸R−LLタイプ(繊度231dtex5フィラメント、伸長倍率1.2倍)であり、鞘糸は、帝人(株)製のウーリーテトロン(繊度84dtex36フィラメント、撚り数300T/m)であり、ポリウレタン弾性繊維の混率70%、被覆率4.0%)を1本織り込んだ織組織を囲むように、該SCYを経方向の端部に幅10mmにわたり経糸48本/10mm幅で、緯方向には250cm間隔で幅10mmにわたり緯糸26本/10mm幅で織り込んで、ベッドシーツ生地とした。
実施例2で得たハンカチ(経緯共に52cm)のデザインを変更した略矩形のハンカチを図6に示す。図中、直線はSCYを示す。具体的には、緯方向の端部に織り込まれたSCY上に三角形の切り抜きを施し、端部を該切り抜きに沿うようにジグザグに裁断し、このパターンを緯方向に延ばした。また、経方向の端部に織り込まれたSCY上に楕円形の切り抜きを施し、端部を該切り抜きに沿うように波状に裁断し、このパターンを経方向に延ばした。さらに、隅部は、曲線で裁断した。このとき、地組織部を囲むように各辺の最も内側に織り込まれた熱融着弾性繊維を含む2本以上の熱融着性弾性繊維およびその交差部を切断することなく残存させた。このようにして得られたハンカチの洗濯耐久性および目ずれ度は、実施例2のハンカチと同等であり、端部の引裂強力も実用上十分であった。このようなハンカチの裁断は、生産者が行ってもよく、使用者が好みのパターンで行ってもよい。
実施例1で得たハンカチから緯方向の端部を含む布片を経6mm、緯300mmの寸法で2枚切り出した。1枚を無縫製のまま、もう1枚を三ツ巻で縫製(縫製条件:折り込み幅2mm、運針11/2.54cm、縫製糸は綿糸50番手を使用)して試料とし、両者の乾燥性能を調べた。具体的には、試料に同重量の水を均一に浸み込ませ、14℃、40RH%の室内で乾燥させ、質量を計量することで残留水分を求めた。結果を表3に示す。なお、手で触れることで乾きを判断したところ、残留水分率が4%の時点で乾いた状態であると認識できた。
100 織地
10 熱融着性弾性繊維
20 交差部
30 熱融着性樹脂
Claims (11)
- セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を用いて、50〜200本/インチ(2.54cm)の経糸密度および緯糸密度で製織された略矩形の織地を含む織物製品であって、
該織地の四辺の各端部に、経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれており、
該織地の四隅部の各々において2本以上の経糸の該熱融着性弾性繊維と2本以上の緯糸の該熱融着性弾性繊維とが、少なくとも1つの格子を形成するように交差し、該交差部において相互に熱融着している、織物製品。 - 前記熱融着性弾性繊維が、熱融着性ポリウレタン弾性繊維または該熱融着性ポリウレタン弾性繊維を含む複合糸である、請求項1に記載の織物製品。
- 前記織地の四辺の各端部に、経糸または緯糸として2〜50本の熱融着性弾性繊維が織り込まれている、請求項1または2に記載の織物製品。
- 前記織地が、平織のローンまたはガーゼ生地であるか、あるいは綾織または朱子織の織地である、請求項1から3のいずれか一項に記載の織物製品。
- 前記セルロース系繊維が、架橋剤によって架橋されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の織物製品。
- 前記織地の内部領域に、経糸および緯糸としてそれぞれ1本以上の熱融着性弾性繊維が織り込まれており、その交差部において相互に熱融着している、請求項1から5のいずれか一項に記載の織物製品。
- 前記織地の一部に熱融着性樹脂が熱融着している、請求項1から6のいずれか一項に記載の織物製品。
- 端部の少なくとも一部が、切りっぱなし仕様である、請求項1から7のいずれか一項に記載の織物製品。
- 目ずれ度が、5.0%以下である、請求項1から8のいずれか一項に記載の織物製品。
- ハンカチ、スカーフ、タオル、ランチョンマット、テーブルクロス、またはシーツである、請求項1から9のいずれか一項に記載の織物製品。
- セルロース繊維を50質量%以上含み、英式綿番手が5番手〜100番手であるセルロース系繊維を50〜200本/インチの経糸密度および緯糸密度で含む複数の地組織部を有し、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む織地であって、該複数の地組織部が経糸および/または緯糸として隣接するように織り込まれた4本以上の熱融着性弾性繊維によって区切られている織地を製織すること、および
得られた織地を熱処理して、該熱融着性弾性繊維を相互に熱融着させること、および
該地組織部を区切る熱融着性弾性繊維上を裁断して、四辺の各端部に経糸または緯糸として2本以上の熱融着性弾性繊維を含む複数枚の織地を得ること
を含む、織物製品の製造方法。
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