JP2012521191A5

JP2012521191A5 -

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Publication number: JP2012521191A5
Application number: JP2011551173A
Authority: JP
Filing date: 2010-02-17
Publication date: 2014-04-17
Anticipated expiration: 2030-02-17

Claims

重鎖及び軽鎖を含む、ヒトＯＸ４０に結合するアンタゴニスト性抗体であって、重鎖可変ドメインが、ＣＤＲ−Ｈ１に関して配列番号１に提供する配列を有するＣＤＲ、ＣＤＲ−Ｈ２に関して配列番号２または配列番号２０に提供する配列を有するＣＤＲ、およびＣＤＲ−Ｈ３に関して配列番号３に提供する配列を有するＣＤＲを含み、そして、軽鎖可変ドメインが、ＣＤＲ−Ｌ１に関して配列番号４または配列番号２１に提供する配列、ＣＤＲ−Ｌ２に関して配列番号５に提供する配列、およびＣＤＲ−Ｌ３に関して配列番号６に提供する配列を含む、前記抗体。
重鎖が配列番号９に提供する配列を含む、請求項１記載の抗体。
軽鎖が配列番号７に提供する配列を含む、請求項１又は２記載の抗体。
抗体分子が：全長重鎖および軽鎖を有する完全抗体分子あるいはその断片、例えばＦａｂ、修飾Ｆａｂ’、Ｆａｂ’、Ｆ（ａｂ’）_２、Ｆｖ、ＶＨ、ＶＬまたはｓｃＦｖ断片からなる群より選択される、請求項１〜３のいずれか一項記載の中和抗体分子。
配列番号９に提供する配列を含む重鎖および配列番号７に提供する配列を含む軽鎖を有する、ヒトＯＸ４０に結合するアンタゴニスト性抗体。
軽鎖可変ドメインが請求項５の抗体の軽鎖可変ドメインに少なくとも８０％の同一性または類似性を有する配列を含み、そして重鎖可変ドメインが請求項５の抗体の重鎖可変ドメインに少なくとも８０％の同一性または類似性を有する配列を含む、ヒトＯＸ４０に結合するアンタゴニスト性抗体。
配列番号１５に提供する配列を含む重鎖および配列番号１１に提供する配列を含む軽鎖を有する、ヒトＯＸ４０に結合するアンタゴニスト性抗体。
重鎖および軽鎖が、請求項７の抗体の対応する重鎖および軽鎖に少なくとも８０％同一または類似である、ヒトＯＸ４０に結合するアンタゴニスト性抗体。
エフェクターまたはレポーター分子が付着している、請求項１〜８のいずれか一項記載のアンタゴニスト性抗体分子。
エフェクター分子が１以上のポリマーを含む、請求項９記載のアンタゴニスト性抗体分子。
１以上のポリマーが、場合によって置換された直鎖または分枝鎖ポリアルキレン、ポリアルケニレンまたはポリオキシアルキレンポリマー、あるいは分枝または非分枝多糖である、請求項１０記載のアンタゴニスト性抗体分子。
１以上のポリマーがメトキシポリ（エチレングリコール）またはポリ（エチレングリコール）である、請求項１１記載のアンタゴニスト性抗体分子。
重鎖のＣ末端のシステイン残基の１つに付着したリジルマレイミドまたはリジルビスマレイミド基を有する請求項１２記載のアンタゴニスト性抗体分子であって、リジル残基の各アミノ基に、２０，０００Ｄａの分子量を有するメトキシポリ（エチレングリコール）残基が共有結合している、前記抗体分子。
ヒトＯＸ４０に特異性を有するアンタゴニスト性抗体分子であって、配列番号１５に提供する配列を含む重鎖および配列番号１１に提供する配列を含む軽鎖を有し、そして重鎖の２２６位のシステインにリジルマレイミド基が付着し、リジル残基の各アミノ基に、２０，０００Ｄａの分子量を有するメトキシポリ（エチレングリコール）残基が共有結合している、前記抗体分子。
請求項１〜１４のいずれか一項記載の抗体の重鎖（単数または複数）および／または軽鎖（単数または複数）をコードする単離ＤＮＡ。
請求項１５記載の１以上のＤＮＡを含む、クローニングまたは発現ベクター。
配列番号１４および配列番号１８に提供する配列を含む、請求項１６記載のベクター。
配列番号１９に提供する配列を含む、請求項１６記載のベクター。
請求項１６または請求項１７または請求項１８に記載される１以上のクローニングまたは発現ベクターを含む、宿主細胞。
請求項１９の宿主細胞を培養し、そして抗体を単離する工程を含む、請求項１〜１４のいずれか一項の抗体を産生するための方法。
薬学的に許容されうる賦形剤、希釈剤またはキャリアーの１以上と組み合わされた、請求項１〜１４のいずれか一項記載の抗体を含む、薬学的組成物。
他の活性成分をさらに含む、請求項２１記載の薬学的組成物。
ＯＸ４０によって仲介されるか、またはＯＸ４０レベルの増加と関連する病理学的障害の治療または予防において使用するための、請求項１〜１４のいずれか一項記載の抗体、あるいは請求項２１または請求項２２記載の薬学的組成物。
ＯＸ４０によって仲介されるか、またはＯＸ４０レベルの増加と関連する病理学的障害の治療または予防のための薬剤製造における、請求項１〜１４のいずれか一項記載の抗体の使用。
ＯＸ４０に結合する免疫グロブリン部分及び２つのドメイン抗体を含むＯＸ４０結合抗体融合タンパク質であって、ＯＸ４０に結合する免疫グロブリン部分が請求項１記載のアンタゴニスト性抗体である、前記融合タンパク質。
免疫グロブリン部分が、ＦａｂおよびＦａｂ’である、請求項２５記載の融合タンパク質。
２つのドメイン抗体が、ジスルフィド結合によって連結された、可変重鎖（ＶＨ）及び可変軽鎖（ＶＬ）対である、請求項２５又は２６に記載の融合タンパク質。
ＶＨ及びＶＬ対がアルブミンに結合する、請求項２７記載の方法。
病理学的障害が感染である、請求項２４の使用。
病理学的障害が移植片対宿主病又は移植拒絶である、請求項２４の使用。
病理学的障害が、アレルギー、ＣＯＰＤ、喘息、自己免疫疾患又は関節リウマチである、請求項２４の使用。