JP2019533719A5 - - Google Patents
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Description
本発明の別の態様は、上述の単離核酸もしくはベクターのいずれか1つを含む宿主細胞を培養すること、またはコードされた抗CTLA−4構築物の産生に効果的な条件下で上述の単離宿主細胞のいずれか1つを培養すること;及び発現された抗CTLA−4構築物を前記宿主細胞から得ることを含む、上述の単離抗CTLA−4構築物のいずれか1つの産生方法を提供する。いくつかの実施形態では、方法は、上述の単離核酸またはベクターのいずれか1つを含む宿主細胞を産生することをさらに含む。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
CTLA−4を特異的に認識する単一ドメイン抗体(sdAb)部分を含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記sdAb部分が、配列番号17〜32及び213〜222のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49〜64、233〜242、及び339のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81〜96及び253〜262のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
(項目2)
前記sdAb部分が、配列番号17〜32及び213〜222のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号49〜64、233〜242、及び339のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号81〜96及び253〜262のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、項目1に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目3)
前記sdAb部分が、以下:
(1)配列番号17のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(2)配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号82のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(3)配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号83のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(4)配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号52のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(5)配列番号21のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(6)配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(7)配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号87のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(8)配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号56のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(9)配列番号25のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(10)配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号90のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(11)配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(12)配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号60のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(13)配列番号29のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号93のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(14)配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(15)配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(16)配列番号32のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号64のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号96のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(17)配列番号213のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号233のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号253のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(18)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号234のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(19)配列番号215のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号235のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号255のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(20)配列番号216のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号236のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号256のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(21)配列番号217のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号237のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号257のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(22)配列番号218のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号238のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号258のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(23)配列番号219のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号239のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号259のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(24)配列番号220のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号240のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号260のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(25)配列番号221のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号241のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号261のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(26)配列番号222のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号242のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号262のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;または
(27)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号339のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体
のいずれか1つを含む、項目1または2に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目4)
前記sdAb部分が、以下:
(1)配列番号17のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(2)配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号82のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(3)配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号83のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(4)配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号52のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(5)配列番号21のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(6)配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(7)配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号87のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(8)配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号56のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(9)配列番号25のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(10)配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号90のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(11)配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(12)配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号60のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(13)配列番号29のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号93のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(14)配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(15)配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(16)配列番号32のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号64のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号96のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(17)配列番号213のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号233のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号253のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(18)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号234のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(19)配列番号215のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号235のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号255のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(20)配列番号216のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号236のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号256のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(21)配列番号217のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号237のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号257のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(22)配列番号218のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号238のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号258のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(23)配列番号219のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号239のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号259のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(24)配列番号220のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号240のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号260のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(25)配列番号221のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号241のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号261のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(26)配列番号222のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号242のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号262のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;または
(27)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号339のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体
のいずれか1つを含む、項目1〜3のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目5)
前記sdAb部分が、以下:
a−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、V、L、A、H、S、I、W、C、N、G、D、T、及びPからなる群から選択され;
a−2)44位のアミノ酸残基が、E、Q、G、D、A、K、R、L、P、S、V、H、T、N、W、M、及びIからなる群から選択され;
a−3)45位のアミノ酸残基が、L、R、P、H、F、G、Q、S、E、T、Y、C、I、D、及びVからなる群から選択され;
a−4)103位のアミノ酸残基が、W、R、G、S、K、A、M、Y、I、F、T、N、V、Q、P、E、及びCからなる群から選択され;及び
a−5)108位のアミノ酸残基が、Q、L、R、P、E、K、S、T、M、A、及びHからなる群から選択され;または
b−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、L、I、及びVからなる群から選択され;
b−2)44位のアミノ酸残基が、E及びQからなる群から選択され;
b−3)45位のアミノ酸残基が、R及びLからなる群から選択され;
b−4)103位のアミノ酸残基が、W、R、G、及びSからなる群から選択され;及び
b−5)108位のアミノ酸残基が、Q及びLからなる群から選択され;または
c−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、L、I、及びVからなる群から選択され;
c−2)44位のアミノ酸残基が、A、G、E、D、Q、R、S、及びLからなる群から選択され;
c−3)45位のアミノ酸残基が、L、R、及びCからなる群から選択され;
c−4)103位のアミノ酸残基が、P、R、及びSからなる群から選択され;及び
c−5)108位のアミノ酸残基が、Q及びLからなる群から選択される;
のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメインを含み、
前記アミノ酸位置が、Kabat番号付けに従っており、108位がQである場合、108位が、Lに適宜ヒト化することができる、項目1〜4のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目6)
前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメイン、または配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つに対して少なくとも約80%の配列同一性を有するその変異体を含む、項目1〜5のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目7)
前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメイン、または前記V H Hドメインにおいて最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、項目6に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目8)
前記sdAb部分が、配列番号114、129、201、202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメインを含む、項目7に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目9)
前記sdAb部分と前記CTLA−4の間の結合のK d が、約10 −5 M〜約10 −12 Mである、項目1〜8のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目10)
前記sdAb部分と前記CTLA−4の間の結合のK d が、約10 −7 M〜約10 −12 Mである、項目9に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目11)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分が、ラクダ、キメラ、ヒト、部分ヒト化、または完全ヒト化である、項目1〜10のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目12)
前記単離抗CTLA−4構築物が、重鎖のみ抗体(HCAb)である、項目1〜11のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目13)
前記HCAbが、単量体または二量体である、項目12に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目14)
前記HCAbが、配列番号130〜133、283〜291、及び366〜371のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目12または13に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目15)
前記単離抗CTLA−4構築物が、第2のエピトープを特異的に認識する第2の抗体部分をさらに含む、項目1〜11のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目16)
前記第2の抗体部分が、完全長抗体、Fab、Fab’、(Fab’)2、Fv、一本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、またはsdAbである、項目15に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目17)
前記抗CTLA−4構築物が、多重特異性である、項目15または16に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目18)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分、及び前記第2の抗体部分が、ペプチドリンカーによって適宜連結される、項目15〜17のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目19)
前記ペプチドリンカーが、配列番号162、163、307、または365のアミノ酸配列を含む、項目18に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目20)
前記第2の抗体部分が、2つの重鎖及び2つの軽鎖からなる完全長抗体である、項目15〜19のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目21)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目22)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のC末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのN末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目23)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目24)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目25)
前記抗CTLA−4構築物が、CTLA−4を特異的に認識する4つのsdAb部分を含み、CTLA−4を特異的に認識する各sdAb部分のC末端が、前記完全長抗体の各鎖のN末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目26)
前記完全長抗体が、PD−1を特異的に認識する、項目20〜25のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目27)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目28)
前記完全長抗体が、配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目29)
前記完全長抗体が、配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目30)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号134〜145、292〜296、及び319〜323のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目31)
前記完全長抗体が、配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号146〜157、297〜301、及び324〜328のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目32)
前記完全長抗体が、配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号310〜318及び329〜337のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目33)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号354及び355のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目34)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記抗CTLA−4 sdAbが、前記完全長抗体の重鎖及び軽鎖の両方のN末端に融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号356のアミノ酸配列を含み、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号357のアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目35)
前記抗CTLA−4構築物が、CTLA−4を特異的に認識する4つの同一なsdAbを含み、CTLA−4を特異的に認識する2つのsdAbが一緒に融合し、前記完全長抗体の各重鎖のN末端にさらに融合される、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目36)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号358のアミノ酸配列を含む、項目35に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目37)
前記完全長抗体が、PD−L1を特異的に認識する、項目20〜25のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目38)
前記完全長抗体が、配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目37に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目39)
前記完全長抗体が、配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目37に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目40)
前記完全長抗体が、配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号171〜182、302〜306、及び345〜349のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目37〜39のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目41)
前記完全長抗体が、配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号183〜194のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目37〜39のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目42)
CTLA−4を特異的に認識するsdAb部分を含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のうちのいずれか1つのCDR1、CDR2、及びCDR3を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
(項目43)
項目1〜42のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物と競合的にCTLA−4に特異的に結合する、単離抗CTLA−4構築物。
(項目44)
項目1〜43のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物、及び医薬的に許容可能な担体を含む、医薬組成物。
(項目45)
CTLA−4関連疾患を有する個体の治療方法であって、前記個体に有効量の項目44に記載の医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目46)
前記CTLA−4関連疾患が、がんである、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記がんが、固形腫瘍である、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記がんが、大腸癌である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記個体に追加のがん療法を投与することをさらに含む、項目45〜48のいずれか1項に記載の方法。
(項目50)
前記医薬組成物が、全身投与される、項目45〜49のいずれか1項に記載の方法。
(項目51)
前記医薬組成物が、局所投与される、項目45〜49のいずれか1項に記載の方法。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
CTLA−4を特異的に認識する単一ドメイン抗体(sdAb)部分を含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記sdAb部分が、配列番号17〜32及び213〜222のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49〜64、233〜242、及び339のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81〜96及び253〜262のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
(項目2)
前記sdAb部分が、配列番号17〜32及び213〜222のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号49〜64、233〜242、及び339のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号81〜96及び253〜262のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、項目1に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目3)
前記sdAb部分が、以下:
(1)配列番号17のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(2)配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号82のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(3)配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号83のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(4)配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号52のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(5)配列番号21のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(6)配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(7)配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号87のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(8)配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号56のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(9)配列番号25のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(10)配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号90のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(11)配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(12)配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号60のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(13)配列番号29のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号93のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(14)配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(15)配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(16)配列番号32のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号64のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号96のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(17)配列番号213のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号233のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号253のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(18)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号234のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(19)配列番号215のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号235のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号255のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(20)配列番号216のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号236のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号256のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(21)配列番号217のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号237のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号257のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(22)配列番号218のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号238のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号258のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(23)配列番号219のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号239のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号259のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(24)配列番号220のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号240のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号260のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(25)配列番号221のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号241のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号261のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(26)配列番号222のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号242のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号262のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;または
(27)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号339のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体
のいずれか1つを含む、項目1または2に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目4)
前記sdAb部分が、以下:
(1)配列番号17のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(2)配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号82のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(3)配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号83のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(4)配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号52のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(5)配列番号21のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(6)配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(7)配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号87のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(8)配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号56のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(9)配列番号25のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(10)配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号90のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(11)配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(12)配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号60のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(13)配列番号29のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号93のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(14)配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(15)配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(16)配列番号32のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号64のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号96のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(17)配列番号213のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号233のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号253のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(18)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号234のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(19)配列番号215のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号235のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号255のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(20)配列番号216のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号236のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号256のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(21)配列番号217のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号237のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号257のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(22)配列番号218のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号238のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号258のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(23)配列番号219のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号239のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号259のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(24)配列番号220のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号240のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号260のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(25)配列番号221のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号241のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号261のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;
(26)配列番号222のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号242のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号262のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体;または
(27)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1;配列番号339のアミノ酸配列を含むCDR2;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3;または前記CDR領域において最大で約3つ(例えば、約1、2、または3のいずれか)のアミノ酸置換を含むその変異体
のいずれか1つを含む、項目1〜3のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目5)
前記sdAb部分が、以下:
a−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、V、L、A、H、S、I、W、C、N、G、D、T、及びPからなる群から選択され;
a−2)44位のアミノ酸残基が、E、Q、G、D、A、K、R、L、P、S、V、H、T、N、W、M、及びIからなる群から選択され;
a−3)45位のアミノ酸残基が、L、R、P、H、F、G、Q、S、E、T、Y、C、I、D、及びVからなる群から選択され;
a−4)103位のアミノ酸残基が、W、R、G、S、K、A、M、Y、I、F、T、N、V、Q、P、E、及びCからなる群から選択され;及び
a−5)108位のアミノ酸残基が、Q、L、R、P、E、K、S、T、M、A、及びHからなる群から選択され;または
b−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、L、I、及びVからなる群から選択され;
b−2)44位のアミノ酸残基が、E及びQからなる群から選択され;
b−3)45位のアミノ酸残基が、R及びLからなる群から選択され;
b−4)103位のアミノ酸残基が、W、R、G、及びSからなる群から選択され;及び
b−5)108位のアミノ酸残基が、Q及びLからなる群から選択され;または
c−1)37位のアミノ酸残基が、F、Y、L、I、及びVからなる群から選択され;
c−2)44位のアミノ酸残基が、A、G、E、D、Q、R、S、及びLからなる群から選択され;
c−3)45位のアミノ酸残基が、L、R、及びCからなる群から選択され;
c−4)103位のアミノ酸残基が、P、R、及びSからなる群から選択され;及び
c−5)108位のアミノ酸残基が、Q及びLからなる群から選択される;
のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメインを含み、
前記アミノ酸位置が、Kabat番号付けに従っており、108位がQである場合、108位が、Lに適宜ヒト化することができる、項目1〜4のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目6)
前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメイン、または配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つに対して少なくとも約80%の配列同一性を有するその変異体を含む、項目1〜5のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目7)
前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメイン、または前記V H Hドメインにおいて最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、項目6に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目8)
前記sdAb部分が、配列番号114、129、201、202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むV H Hドメインを含む、項目7に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目9)
前記sdAb部分と前記CTLA−4の間の結合のK d が、約10 −5 M〜約10 −12 Mである、項目1〜8のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目10)
前記sdAb部分と前記CTLA−4の間の結合のK d が、約10 −7 M〜約10 −12 Mである、項目9に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目11)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分が、ラクダ、キメラ、ヒト、部分ヒト化、または完全ヒト化である、項目1〜10のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目12)
前記単離抗CTLA−4構築物が、重鎖のみ抗体(HCAb)である、項目1〜11のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目13)
前記HCAbが、単量体または二量体である、項目12に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目14)
前記HCAbが、配列番号130〜133、283〜291、及び366〜371のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目12または13に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目15)
前記単離抗CTLA−4構築物が、第2のエピトープを特異的に認識する第2の抗体部分をさらに含む、項目1〜11のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目16)
前記第2の抗体部分が、完全長抗体、Fab、Fab’、(Fab’)2、Fv、一本鎖Fv(scFv)、scFv−scFv、ミニボディ、ダイアボディ、またはsdAbである、項目15に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目17)
前記抗CTLA−4構築物が、多重特異性である、項目15または16に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目18)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分、及び前記第2の抗体部分が、ペプチドリンカーによって適宜連結される、項目15〜17のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目19)
前記ペプチドリンカーが、配列番号162、163、307、または365のアミノ酸配列を含む、項目18に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目20)
前記第2の抗体部分が、2つの重鎖及び2つの軽鎖からなる完全長抗体である、項目15〜19のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目21)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目22)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のC末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのN末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目23)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目24)
CTLA−4を特異的に認識する前記sdAb部分のN末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのC末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目25)
前記抗CTLA−4構築物が、CTLA−4を特異的に認識する4つのsdAb部分を含み、CTLA−4を特異的に認識する各sdAb部分のC末端が、前記完全長抗体の各鎖のN末端に融合される、項目20に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目26)
前記完全長抗体が、PD−1を特異的に認識する、項目20〜25のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目27)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目28)
前記完全長抗体が、配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目29)
前記完全長抗体が、配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目26に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目30)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号134〜145、292〜296、及び319〜323のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目31)
前記完全長抗体が、配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号146〜157、297〜301、及び324〜328のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目32)
前記完全長抗体が、配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号310〜318及び329〜337のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目33)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号354及び355のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目34)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記抗CTLA−4 sdAbが、前記完全長抗体の重鎖及び軽鎖の両方のN末端に融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号356のアミノ酸配列を含み、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号357のアミノ酸配列を含む、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目35)
前記抗CTLA−4構築物が、CTLA−4を特異的に認識する4つの同一なsdAbを含み、CTLA−4を特異的に認識する2つのsdAbが一緒に融合し、前記完全長抗体の各重鎖のN末端にさらに融合される、項目26〜29のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目36)
前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号358のアミノ酸配列を含む、項目35に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目37)
前記完全長抗体が、PD−L1を特異的に認識する、項目20〜25のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目38)
前記完全長抗体が、配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目37に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目39)
前記完全長抗体が、配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、項目37に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目40)
前記完全長抗体が、配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号171〜182、302〜306、及び345〜349のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目37〜39のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目41)
前記完全長抗体が、配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号183〜194のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、項目37〜39のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
(項目42)
CTLA−4を特異的に認識するsdAb部分を含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記sdAb部分が、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のうちのいずれか1つのCDR1、CDR2、及びCDR3を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
(項目43)
項目1〜42のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物と競合的にCTLA−4に特異的に結合する、単離抗CTLA−4構築物。
(項目44)
項目1〜43のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物、及び医薬的に許容可能な担体を含む、医薬組成物。
(項目45)
CTLA−4関連疾患を有する個体の治療方法であって、前記個体に有効量の項目44に記載の医薬組成物を投与することを含む、前記方法。
(項目46)
前記CTLA−4関連疾患が、がんである、項目45に記載の方法。
(項目47)
前記がんが、固形腫瘍である、項目46に記載の方法。
(項目48)
前記がんが、大腸癌である、項目47に記載の方法。
(項目49)
前記個体に追加のがん療法を投与することをさらに含む、項目45〜48のいずれか1項に記載の方法。
(項目50)
前記医薬組成物が、全身投与される、項目45〜49のいずれか1項に記載の方法。
(項目51)
前記医薬組成物が、局所投与される、項目45〜49のいずれか1項に記載の方法。
Claims (22)
- CTLA−4を特異的に認識する単一ドメイン抗体(sdAb)部分(「抗CTLA−4 sdAb」)を含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記抗CTLA−4 sdAbが、配列番号17〜32及び213〜222のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49〜64、233〜242、及び339のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81〜96及び253〜262のいずれか1つのアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
- 前記抗CTLA−4 sdAbが、以下:
(1)配列番号24のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号56のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号88のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(2)配列番号18のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号50のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号82のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(3)配列番号26のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号58のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号90のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(4)配列番号213のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号233のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号253のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(5)配列番号17のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号49のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号81のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(6)配列番号19のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号51のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号83のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(7)配列番号20のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号52のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号84のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(8)配列番号21のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号53のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号85のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(9)配列番号22のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号54のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号86のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(10)配列番号23のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号55のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号87のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(11)配列番号25のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号57のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号89のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(12)配列番号27のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号59のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号91のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(13)配列番号28のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号60のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号92のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(14)配列番号29のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号61のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号93のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(15)配列番号30のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号62のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号94のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(16)配列番号31のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号63のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号95のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(17)配列番号32のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号64のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号96のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(18)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号234のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(19)配列番号215のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号235のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号255のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(20)配列番号216のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号236のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号256のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(21)配列番号217のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号237のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号257のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(22)配列番号218のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号238のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号258のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(23)配列番号219のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号239のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号259のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(24)配列番号220のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号240のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号260のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(25)配列番号221のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号241のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号261のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;
(26)配列番号222のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号242のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号262のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;または
(27)配列番号214のアミノ酸配列を含むCDR1、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;配列番号339のアミノ酸配列を含むCDR2、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体;及び配列番号254のアミノ酸配列を含むCDR3、または最大で約3つのアミノ酸置換を含むその変異体
のいずれか1つを含む、請求項1に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - 前記抗CTLA−4 sdAbが、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つのアミノ酸配列を含むVHHドメイン、または配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のいずれか1つに対して少なくとも約80%の配列同一性を有するその変異体を含む、請求項1または2に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記抗CTLA−4 sdAbが、ラクダ、キメラ、ヒト、部分ヒト化、または完全ヒト化である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記単離抗CTLA−4構築物が、重鎖のみ抗体(HCAb)である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記HCAbが、配列番号130〜133、283〜291、及び366〜371のいずれか1つのアミノ酸配列を含む、請求項5に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記単離抗CTLA−4構築物が、第2のエピトープを特異的に認識する第2の抗体部分をさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記抗CTLA−4 sdAb、及び前記第2の抗体部分が、ペプチドリンカーによって連結される、請求項7に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記ペプチドリンカーが、配列番号162、163、307、または365のアミノ酸配列を含む、請求項8に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記第2の抗体部分が、2つの重鎖及び2つの軽鎖からなる完全長抗体である、請求項7〜9のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- (1)前記抗CTLA−4 sdAbのN末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのC末端に融合される;
(2)前記抗CTLA−4 sdAbのC末端が、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つのN末端に融合される;
(3)前記抗CTLA−4 sdAbのN末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのC末端に融合される;
(4)前記抗CTLA−4 sdAbのC末端が、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つのN末端に融合される;
(5)前記抗CTLA−4構築物が、4つの抗CTLA−4 sdAbを含み、各抗CTLA−4 sdAbのC末端が、前記完全長抗体の各鎖のN末端に融合される;および
(6)前記抗CTLA−4構築物が、4つの抗CTLA−4 sdAbを含み、前記4つの抗CTLA−4 sdAbのうちの2つが一緒に融合し、前記完全長抗体の各重鎖のN末端にさらに融合される
からなる群から選択される立体配置を含む、請求項10に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - 前記完全長抗体が、PD−1を特異的に認識する、請求項10または11に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記完全長抗体が、
(1)配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖;
(2)配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖;または
(3)配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖
のうちのいずれかの重鎖CDR(HC−CDR)および軽鎖CDR(LC−CDR)を含む、請求項12に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - (1)前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号134〜145、292〜296、及び319〜323のいずれか1つのアミノ酸配列を含む;
(2)前記完全長抗体が、配列番号160のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号161のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号146〜157、297〜301、及び324〜328のいずれか1つのアミノ酸配列を含む;
(3)前記完全長抗体が、配列番号308のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号309のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号310〜318及び329〜337のいずれか1つのアミノ酸配列を含む;
(4)前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の軽鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号354及び355のいずれか1つのアミノ酸配列を含む;
(5)前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記抗CTLA−4構築物が、4つの抗CTLA−4 sdAbを含み、各抗CTLA−4 sdAbのC末端が、前記完全長抗体の各鎖のN末端に融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号356のアミノ酸配列を含み、前記軽鎖融合ポリペプチドが、配列番号357のアミノ酸配列を含む;または
(6)前記完全長抗体が、配列番号158のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号159のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記抗CTLA−4構築物が、4つの抗CTLA−4 sdAbを含み、前記4つの抗CTLA−4 sdAbのうちの2つが一緒に融合し、前記完全長抗体の各重鎖のN末端にさらに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号358のアミノ酸配列を含む、
請求項12または13に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - 前記完全長抗体が、PD−L1を特異的に認識する、請求項10または11に記載の単離抗CTLA−4構築物。
- 前記完全長抗体が、
(1)配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖;または
(2)配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖
のHC−CDRおよびLC−CDRを含む、請求項15に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - (1)前記完全長抗体が、配列番号195のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号196のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号171〜182、302〜306、及び345〜349のいずれか1つのアミノ酸配列を含む;または
(2)前記完全長抗体が、配列番号197のアミノ酸配列を含む重鎖、及び配列番号198のアミノ酸配列を含む軽鎖を含み、前記完全長抗体の重鎖の少なくとも1つが、前記抗CTLA−4 sdAbに融合され、前記重鎖融合ポリペプチドが、配列番号183〜194のいずれか1つのアミノ酸配列を含む
請求項15または16に記載の単離抗CTLA−4構築物。 - 抗CTLA−4 sdAbを含む単離抗CTLA−4構築物であって、前記抗CTLA−4 sdAbが、配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のうちのいずれか1つのCDR1、CDR2、及びCDR3を含む、前記単離抗CTLA−4構築物。
- 配列番号113〜129、200〜202、274〜282、341〜344、352、及び353のうちのいずれか1つのCDR1、CDR2、及びCDR3を含む抗CTLA−4 sdAbと競合的にCTLA−4に特異的に結合する、単離抗CTLA−4構築物。
- 請求項1〜19のいずれか1項に記載の単離抗CTLA−4構築物、及び医薬的に許容可能な担体を含む、医薬組成物。
- 個体におけるCTLA−4関連疾患を治療するための医薬であって、前記CTLA−4関連疾患を治療するのに十分な量で、請求項1〜19のいずれか1項に記載の抗CTLA−4構築物、または請求項20に記載の医薬組成物を含む、前記医薬。
- 前記CTLA−4関連疾患が、がんである、請求項21に記載の医薬。
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