JP2012106531A - 重荷重用タイヤ - Google Patents

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Keizo Shibano
圭三 芝野
Keimo Ri
慶茂 李
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Abstract

【課題】ビード耐久性能を損ねることなく、耐フレッティング性能を向上させた重荷重用タイヤを提供する。
【解決手段】ビード部4に、カーカスプライ本体部6a内側に沿う内片部11iと、カーカスプライ折返し部6b外側に沿う外片部11oと底片部11mとを連ねたU字状第1ビード補強コードプライ11、前記内片部11iと本体部6aとの間の内端から、前記内片部11iを半径方向外側に越え本体部6aに沿ってのびる第2ビード補強コードプライ12o及びフレッティング防止ゴム層15を具える。前記防止ゴム層15の厚さtが0.5〜1.5mmかつ複素弾性率が6.0〜10.0MPaであり、前記第2ビード補強コードプライ12の外端高さP2oと、折返し部6bの高さPcとの差(P2o−Pc)は5〜25mm。前記内片部11iの外端高さP1と、前記第2ビード補強コードプライ12の内端高さP2iとの差(P1−P2i)は10〜40mm。
【選択図】図2

Description

本発明は、カーカスコードとビードコアとのフレッティングを防止して耐久性を向上させた重荷重用タイヤに関する。
図4に示すように、トラック・バス用等の重荷重用タイヤでは、ビードコアaとして、スチール製のビードワイヤを多列多段に巻回した断面多角形状、通常断面六角形状のものが使用されている。
他方、タイヤの骨格をなすカーカスプライbは、通常、その両端部を前記ビードコアaの廻りで折り返されて係止されている。しかしながら前記重荷重用タイヤは、高内圧かつ高荷重の過酷な条件下で使用されるため、ビード部の変形量が大きく、かつカーカスコードに大きなテンション力が作用する。その結果、カーカスコードに、ビードコアaの角部eとの間で強く擦れ合う所謂フレッティングが発生する。そして、このフレッティングのよる磨耗が進行すると、カーカスコードの強力が低下し、最終的にはコード破断に至るなどタイヤの耐久性を低下させる。なお図中の符号fは、U字状のビード補強コードプライである。
そこで従来においては、前記ビードコアaの周囲に、例えばナイロン繊維等の有機繊維のキャンパス布、或いは短繊維入りのゴムシートなどからなる保護層dを形成し、カーカスコードとビードコアとの直接接触を防ぎ、前記フレッティングによる損傷を抑制していた(例えば特許文献1参照。)
しかしながら、このような保護層の形成では、前記高内圧かつ高荷重の条件下で連続的に使用された場合には、フレッティングの抑制効果が充分とはいえず、タイヤの耐久性向上を不充分とするなど、さらなる改善が望まれている。
特開2000−85322号公報
そこで本発明は、カーカスプライとビードコアとの間に所定厚さかつ所定弾性率のフレッティング防止ゴム層を設けるとともに、ビード部に第1、第2のビード補強コードプライを設けかつその外端位置を規制することを基本として、フレッティングの抑制効果を高めながら、前記第1、第2のビード補強コードプライに起因する新たな損傷を抑制することができ、タイヤの耐久性の向上を図りうる重荷重用タイヤを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部の両端に、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部を一連に連ねたカーカスプライからなるカーカス、
前記プライ本体部とプライ折返し部との間を通って前記ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム、
前記プライ本体部のタイヤ軸方向内側面に沿って半径方向にのびる内片部と、前記プライ折返し部のタイヤ軸方向外側面に沿って半径方向にのびる外片部とを前記ビードコアの半径方向内方を通る底片部により一連に連ねたU字状の第1のビード補強コードプライ、
前記第1のビード補強コードプライの前記内片部と前記プライ本体部との間に挟まれる内端から、前記内片部を半径方向外側に越えた位置まで前記プライ本体部に沿ってのびる第2のビード補強コードプライ、
及び前記カーカスプライとビードコアとの間かつ前記カーカスプライに沿って配される
U字状のフレッティング防止ゴム層を具え、
かつ前記フレッティング防止ゴム層は、厚さtが0.5〜1.5mmかつ複素弾性率が6.0〜10.0MPaの硬質のゴムシートからなるとともに、
前記第2のビード補強コードプライの半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さP2oは、前記プライ折返し部の半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さPcよりも大、かつその差(P2o−Pc)を5〜25mmとし、
しかも、前記内片部の半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さP1と、前記第2のビード補強コードプライの半径方向内端のビードベースラインからの半径方向高さP2iとの差(P1−P2i)を10〜40mmとしたことを特徴としている。
又請求項2の発明では、前記ビードエーペックスゴムは、複素弾性率が45〜65MPaの高弾性のゴムからなる半径方向内側の高弾性エーペックス部と、この高弾性エーペックス部よりも複素弾性率が低い半径方向外側の低弾性エーペックス部とからなるとともに、
前記ビードコアの半径方向外端から半径方向外側に10mmの距離を隔たるタイヤ軸方向の基準線上において、前記ビードエーペックスゴムの総厚さt0は20〜30mm、かつ高弾性エーペックス部の厚さtaは15〜25mmであることを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記フレッティング防止ゴム層は、ゴム成分100質量部に対して、脂肪酸コバルト塩を0.5〜2.5質量部含有したことを特徴としている。
又請求項4の発明では、タイヤ内腔内にチューブが装着されるチューブ用タイヤであることを特徴としている。
なお本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、非リム組状態において、タイヤサイズで規定されるリム巾に合わせてビード部を保持したときに特定される値とする。
又前記複素弾性率は、JIS−K6394の規定に準じて、次に示される条件で(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメータを用いて測定した値である。
・初期歪み(10%)、
・振幅(±1%)、
・周波数(10Hz)、
・変形モード(引張)、
・測定温度(70℃)。
本発明は、まずカーカスプライとビードコアとの間に、カーカスプライに沿って配されるフレッティング防止ゴム層を設けるとともに、このフレッティング防止ゴム層の厚さ及び複素弾性率を規制している。これにより、カーカスプライとビードコアとの間の直接的な擦れを抑え、カーカスコードのフレッティングを抑制している。
又ビード部には、第1、第2のビード補強コードプライが形成される。前記第1のビード補強コードプライは、内片部と外片部とを底片部によって連ねたU字状の一般的な補強コードプライであって、ビード部を補強し、ビード部の変形を抑える。又前記第2のビード補強コードプライは、プライ本体部の内側面に沿ってのびるI字状をなし、その内端は前記内片部とプライ本体部との間に挟まれて固定されている。
従って、ビード部には、第2のビード補強コードプライと内片部とプライ本体部とが重なる3層の重なり部、及び第2のビード補強コードプライとプライ本体部とが重なる2層の重なり部が、半径方向に順次連なって形成される。これによりビード部の剛性を、より高くかつバランス良く向上することができ、ビード部の変形をより効果的に抑えることが可能となる。しかも第2のビード補強コードプライは、プライ本体部に隣接し、その外端が保護されるため、第2のビード補強コードプライの外端の高さP2oを、プライ折返し部の外端の高さPcよりも高く設定した場合にも、変形時に、第2のビード補強コードプライの外端に応力が集中しにくく、コード端ルース等の損傷が抑えられる。即ち、第2のビード補強コードプライを高く設定し、前記重なり部の長さを充分に確保して補強効果を高めながら、それによる損傷を抑制することができる。
このように、第1、第2のビード補強コードプライを形成し、ビード部の変形量を抑えることでカーカスプライのビードコアに対する滑り量(擦れ量)及び圧接力を緩和するとともに、前記フレッティング防止ゴム層の形成によってカーカスプライとビードコアとの間の直接的な擦れを抑えている。そしてこれらの相乗効果により、カーカスコードのフレッティングによる損傷を大幅に抑制することができる。又第1、第2のビード補強コードプライに起因する例えばコード端ルースのような新たな損傷を抑制することができ、総合的に、タイヤの耐久性を向上することができる。
本発明の重荷重用タイヤの一実施例を示す断面図である。 そのビード部を拡大して示す断面図である。 フレッティング防止ゴム層をビードコアとともに拡大して示す断面図である。 従来タイヤのビード構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図1は本発明の重荷重用タイヤの断面図、図2はそのビード部を拡大して示す断面図である。
図1において、本実施形態の重荷重用タイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、前記ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8と、ビード部4を補強するビード補強層9とを少なくとも具えて構成させる。なお本例では、前記重荷重用タイヤ1が、タイヤ内腔内にチューブ(図示しない)が装着されるチューブ用タイヤである場合が示される。
前記カーカス6は、スチール製のカーカスコードをタイヤ周方向に対して70〜90°の角度で配列した1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部6bを一連に具える。
又前記カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部には、ベルト層7が配される。このベルト層7は、スチール製のベルトコードを用いた少なくとも2枚のベルトプライから形成される。本例では、ベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば60±15°の角度で配列された第1のベルトプライ7Aと、その外側に重置されかつベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜35°の小角度で配列した第2〜第4のベルトプライ7B〜7Dとからなる4枚構造のものを例示している。
そして前記ビード部4には、図2に拡大して示すように、前記プライ折返し部6bとプライ本体部6aとの間を通って前記ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配される。なお前記ビードコア5は、スチール製のビードワイヤを多列多段に巻回した断面多角形状、本例では断面偏平六角形状のコア本体5Aを有し、本例ではこのコア本体5Aの周囲を、例えばナイロン繊維等の有機繊維のキャンパス布を用いたラッピング層5Bによって被覆することにより、ビードワイヤのバラケ及びコア崩れを抑制している。
前記ビードエーペックスゴム8は、高弾性のゴムからなりかつ半径方向内側に配される高弾性エーペックス部8Aと、この高弾性エーペックス部8Aよりも低弾性のゴムからなりかつ半径方向外側に配される低弾性エーペックス部8Bとから構成される。前記高弾性エーペックス部8Aは、前記ビードコア5から立ち上がり、かつ前記プライ本体部6aのタイヤ軸方向外側面上に頂点Q1を有する断面三角形状をなす。又低弾性エーペックス部8Bは、前記頂点Q1から前記プライ折返し部6bに向かって半径方向内方にのびる境界面Qを介して前記高弾性エーペックス部8Aに連設される。
前記ビードエーペックスゴム8の半径方向外端8Eは、前記プライ折返し部6bの半径方向外端6Eよりも半径方向外側に位置し、かつ前記境界面Qの他端Q2は、プライ折返し部6bのタイヤ軸方向内側面上かつリムフランジRfの上端よりも半径方向内側に位置している。この低弾性エーペックス部8Bは、ビード変形時、プライ折返し部6bとビードエーペックスゴム8との間で生じる剪断歪を緩和する。
ここで、前記高弾性エーペックス部8Aの複素弾性率E*1は、20〜70MPaの範囲が好ましく、又低弾性エーペックス部8Bの複素弾性率E*2は、2.0〜6.0MPaの範囲が好ましい。前記複素弾性率E*1が20MPa未満の場合、必要なビード剛性を確保することが難しく、操縦安定性の低下及びビード耐久性の低下を招く。逆に複素弾性率E*1が70MPaを超える場合、ビード剛性が過大となって乗り心地の悪化を招く。このような観点から、複素弾性率E*1の下限は45MPa以上が好ましく、上限は65MPa以下が好ましい。又前記複素弾性率E*2が2.0MPa未満の場合、ビード剛性不足となり逆に、6.0MPaを越えると前述の剪断歪の緩和効果を損ねるなど、何れの場合もビード耐久性に不利となる。
次に、前記ビード補強層9は、スチール製の補強コードをタイヤ周方向に対して例えば40〜70°の角度で傾斜配列させた第1、第2のビード補強コードプライ11、12から形成される。
前記第1のビード補強コードプライ11は、前記プライ本体部6aのタイヤ軸方向内側面に沿って半径方向にのびる内片部11iと、前記プライ折返し部6bのタイヤ軸方向外側面に沿って半径方向にのびる外片部11oとを前記ビードコア5の半径方向内方を通る底片部11mにより一連に連ねたU字状をなす。又前記第2のビード補強コードプライ12は、前記第1のビード補強コードプライ11の前記内片部11iと前記プライ本体部6aとの間に挟まれる内端12E1から、前記内片部11iを半径方向外側に越えた位置まで前記プライ本体部6aに沿ってのびるI字状をなす。
このようなビード補強層9は、第2のビード補強コードプライ12と内片部11iとプライ本体部6aとが重なる3層の重なり部V3、及び第2のビード補強コードプライ12とプライ本体部6aとが重なる2層の重なり部V2が、半径方向に順次連なって形成される。これにより、ビード剛性を、より高くかつバランス良く向上でき、ビード部4の変形をより効果的に抑制しうる。特に、第1のビード補強コードプライ11と第2のビード補強コードプライ12とで、補強コードの周方向に対する傾斜の向きを相違させた場合には、
前記3層の重なり部V3では、第1、第2のビード補強コードプライ11、12の各補強コードとカーカスコードとが三角形状に交差するトラス構造を構成するため、ビード剛性をより高めることができる。
しかも第2のビード補強コードプライ12は、プライ本体部6aに隣接し、その外端12E2が保護される。そのため、第2のビード補強コードプライ12の外端12E2のビードベースラインBLからの半径方向高さP2oを、前記プライ折返し部6bの外端6EのビードベースラインBLからの半径方向高さPcよりも高く設定した場合にも、変形時に、第2のビード補強コードプライ12の外端12E2に応力が集中しにくく、コード端ルース等の損傷が抑えられる。従って、第2のビード補強コードプライ12を高く設定し、前記重なり部V2、V3の長さを充分に確保して補強効果を高めながら、それによる損傷を抑制することができる。
具体的には、前記第2のビード補強コードプライ12の外端12E2の前記高さP2oを、プライ折返し部6bの外端6Eの前記高さPcよりも5〜25mm高く、即ち差(P2o−Pc)を5〜25mmとする一方、前記3層の重なり部V3の周方向長さL3を10〜40mmとして、補強効果を高めている。なお前記周方向長さL3は、前記内片部11iの半径方向外端11EのビードベースラインBLからの半径方向高さP1と、前記第2のビード補強コードプライ12の半径方向内端12E1のビードベースラインBLからの半径方向高さP2iとの差(P1−P2i)として表すことができる。
なお内片部11iの前記高さP1、及びプライ折返し部6bの前記高さPcは、少なくともリムフランジRfの外端のビードベースラインBLからのフランジ高さPFよりも大であり、又補強効果の観点から、P1<Pc とするのが好ましい。
ここで、前記差(P2o−Pc)が5mm未満では、補強効果が不充分であり、逆に25mmを越えると、第2のビード補強コードプライ12の外端12E2が、曲げ変形が激しいタイヤ最大幅位置に近づくため、プライ本体部6aで保護されるとはいえ、前記外端12E2にコード端ルースを招く傾向となる。又重なり部V3の周方向長さL3である前記差(P1−P2i)が10mm未満では、補強効果が不充分であり、逆に40mmを越えると、第2のビード補強コードプライ12の内端12E1がビードコア5下に回り込んで湾曲する傾向となるため、そのスプリングバックによって前記内端12E1から剥離損傷を誘発する傾向となる。このような観点から、前記差(P2o−Pc)の下限値は10mm以上が好ましく、又上限値は20mm以下が好ましい。又差(P1−P2i)の下限値は20mm以上が好ましく、又上限値は30mm以下が好ましい。
又補強効果と、第2のビード補強コードプライ12の前記外端12E2での損傷を抑えるために、前記高弾性エーペックス部8Aの外端Q1までのビードベースラインBLからの半径方向高さP8を、第2のビード補強コードプライ12の前記高さP2oより大とするのが好ましい。
次に、前記ビード部4に、カーカスプライ6Aとビードコア5との間、かつ前記カーカスプライ6Aに沿って配されるU字状のフレッティング防止ゴム層15が設けられる。図3に拡大して示すように、この前記フレッティング防止ゴム層15は、厚さtが0.5〜1.5mmかつ複素弾性率E*3が6.0〜10.0MPaの硬質のゴムシートからなり、カーカスプライ6Aとビードコア5との間の直接的な擦れを抑える。
詳しくは、本例のビードコア5は、半径方向上面Soと半径方向下面Siとがリムシート面Rsと略平行をなす断面六角形状をなし、従って、前記上面Soの両端に位置するタイヤ軸方向内上の角部J1、タイヤ軸方向外上の角部J2、前記下面Siの両端に位置するタイヤ軸方向内下の角部J5、タイヤ軸方向外下の角部J4、及び前記角部J1、J5間に位置するタイヤ軸方向最内の角部J6、及び前記角部J2、J4間に位置するタイヤ軸方向最外の角部J3とを有する。
そして、前記フレッティング防止ゴム層15は、ビードコア5の前記上面Soを被覆することなく、かつ少なくとも前記角部J3〜J6と接してのびるU字状に形成される。ここで、前記上面Soを被覆しないのは、前記フレッティング防止ゴム層15が高弾性エーペックス部8Aよりも低弾性であるからである。従って、もしフレッティング防止ゴム層15にて前記上面Soが被覆された場合には、高弾性エーペックス部8Aとビードコア5とが一体化しないため、高弾性エーペックス部8Aが強固に支えられなくなってビード剛性が損なわれる。
前記フレッティング防止ゴム層15では、前記厚さtが0.5mmを下回る、及び複素弾性率E*3が6.0MPaを下回る場合には、高負荷時にゴムが潰れてカーカスコードとビードコアとの擦れを抑制できなくなる。又前記厚さtが1.5mmを上回る、及び複素弾性率E*3が10.0MPaを上回る場合には、カーカスプライ6Aとフレッティング防止ゴム層15との間に剪断力が作用して、この間に剥離損傷が生じる傾向となる。このような観点から、前記厚さtの下限は、0.7mm以上が好ましく、又上限は1.3mm以下が好ましい。又前記複素弾性率E*3の下限は、7.0MPa以上が好ましく、又上限は9.0MPa以下が好ましい。
ここで、前記フレッティング防止ゴム層15では、ゴム成分100質量部に対して、脂肪酸コバルト塩を0.5〜2.5質量部、より好ましくは1.0〜2.0質量部含有するのが好ましい。その理由は、高内圧、高荷重によって、カーカスコードのトッピングゴム、及びビードワイヤのトッピングゴムが潰れて薄くなった場合にも、スチールコードとの接着性に優れる脂肪酸コバルト塩を配合したフレッティング防止ゴム層15がその間に介在することで、ビードワイヤ及びカーカスコードとゴムとの接着力を高く維持することが可能となり、剥離損傷、及びフレッティングの防止に有利となるからである。なお脂肪酸コバルト塩の含有量が0.5質量部未満では、前記効果が期待できず、逆に2.5質量部を越えると加硫戻りが促進されて、走行時の物性低下によりカーカスコードとビードワイヤ間の接着性を低下させるという不利を招く。
前記脂肪酸コバルト塩としては、飽和、不飽和、又は直鎖状、分岐状のいずれであってもよく、例えば、ステアリン酸コバルト、バーサチック酸コバルト、オレイン酸コバルト、リノール酸コバルト、リノレイン酸コバルト、アビエチン酸コバルト、カブリル酸コバルト、2−エチルヘキサン酸コバルト、オクチル酸コバルト、ビバリン酸コバルト、n−ヘプタン酸コバルト、2,2−ジメチルペンタン酸コバルト、2−エチルペンタン酸コバルト、4,4−ジメチルペンタン酸コバルト、n−オクタン酸コバルト、2,2−ジメチルヘキサン酸コバルト、2−エチルヘキサン酸コバルト、4,4−ジメチルヘキサン酸コバルト、2,4,4−トリメチルペンタン酸コバルト、n−ノナン酸コバルト、2,2−ジメチルヘプタン酸コバルト、6,6−ジメチルペプタン酸コバルト、3,5,5−トリメチルヘキサン酸コバルト、n−デカン酸コバルト、2,2−ジメチルオクタン酸コバルト、7,7−ジメチルオクタン酸コバルト、n−ウンデカン酸コバルト等が挙げられる。
又ゴム成分としては、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリブタジエン系ゴムなどのジエン系ゴムの1種又は複数種類を混合したものが使用でき、特に接着性の観点から天然ゴムを80質量%以上含有するのが好ましい。又前記ゴム成分には、通常のタイヤゴムと同様、必要に応じて、例えばカーボンブラック等の補強剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤等のゴム用充填材を適宜添加される。
次に、本例では、ビード変形をさらに抑えてフレッティングを抑制するために、ビードエーペックスゴム8を下記のように規制している。具体的には、前記図3に示すように、前記ビードコア5の半径方向外端(本例では上面So)から半径方向外側に10mmの距離を隔たるタイヤ軸方向の基準線X上において、前記ビードエーペックスゴム8の総厚さt0を20〜30mmの範囲とし、かつ高弾性エーペックス部8Aの厚さtaを15〜25mmの範囲としている。なお前記厚さの比ta/t0は、0.75〜0.85の範囲が好ましい。
それは、前記ビード部4がリムフランジRfに持たれるように変形する時、ビードエーペックスゴム8は前記基準線X近傍で最も大きな曲げ変形を受けるからであり、この基準線X近傍でビードエーペックスゴム8を補強することで、ビード部4が動きにくくなってフレッティングを抑制することができる。従って、本例では、この基準線Xの位置で前記厚さのta、t0を規定している。
前記厚さt0が20mm未満、及び厚さtaが15mmでは、補強効果が充分発揮されない。逆に、前記厚さt0が30mmを越える、及び厚さtaが25mmを越える場合には、ビードエーペックスゴム8が厚過ぎとなって、ビード変形時にプライ折返し部6b側に大きな圧縮歪みが発生してしまい、該プライ折返し部6bに剥離損傷を招くなどビード耐久を損ねる結果を招く。従って、前記厚さt0の下限は22mm以上が好ましく、又上限は28mm以下が好ましい。又前記厚さtaの下限は18mm以上が好ましく、又上限は22mm以下が好ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の基本構造を有する重荷重用タイヤ(サイズ11.00R20)を、表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤの耐フレッティング性能、及び一般ビード耐久性能をテストした。表1に記載以外の仕様は、夫々同仕様である。
<ビードエーペックスゴム>
・高弾性エーペックス部 −−−−複素弾性率E*1=50Mpa、
・低弾性エーペックス部 −−−−複素弾性率E*2=4.0Mpa、
・高弾性エーペックス部のビードベースラインBLからの半径方向高さ−−90mm、
・低弾性エーペックス部のビードベースラインBLからの半径方向高さ−−120mm、
<カーカス>
・コード −−−3+8+13/0.23
・コード打ち込み本数 −−−−26本/5cm(ビードコア下にて計測)
・プライ折返し部の外端の半径方向高さPc −−−72mm
<ビードコア>
・ビードワイヤ −−−φ1.55mm(ゴム引き後のφ1.80mm)
・構造 −−−8+9+10+11+12+11+10+9+8
<第1のビード補強コードプライ>
・コード −−−3+8/0.21+W
・コード打ち込み本数 −−−−26本/5cm(ビードコア下にて計測)
・コード角度−−−45度(周方向に対する角度)
・内片部の外端の半径方向高さP1−−−59mm
・外片部の外端の半径方向高さ −−−57mm
<第2のビード補強コードプライ>
・コード −−−3+8/0.21+W
・コード打ち込み本数 −−−−26本/5cm(下端部にて計測)
・コード角度−−−45度(周方向に対する角度)
脂肪酸コバルトとしては、ステアリン酸コバルトを使用。
(1)耐フレッティング性能:
テストタイヤをリム(8.5×20)、内圧(1000kPa)、縦荷重(131kN(規格荷重の350%に相当))の条件下にて速度20km/hでドラム試験機上を走行させ、フレッティングによる損傷(カーカスコード切れ)発生するまでの走行時間を測定するとともに、実施例2のタイヤの走行時間を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
(2)一般ビード耐久性能:
テストタイヤをリム(8.5×20)、内圧(800kPa)、縦荷重(94kN(規格荷重の250%に相当))の条件下にて速度20km/hでドラム試験機上を走行させ、補強層及びカーカスプライの剥離損傷などカーカスコード切れ以外の損傷が発生するまでの走行時間を測定するとともに、実施例2のタイヤの走行時間を100とする指数で表示した。数値が大きいほど良好である。
Figure 2012106531
Figure 2012106531
Figure 2012106531
表の如く、実施例のタイヤは、一般のビード耐久性能を損ねることなく、耐フレッティング性能を向上しうるのが確認できる。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6A カーカスプライ
6a プライ本体部
6b プライ折返し部
8 ビードエーペックスゴム
8A 高弾性エーペックス部
8B 低弾性エーペックス部
11 第1のビード補強コードプライ
11i 内片部
11o 外片部
11m 底片部
12 第2のビード補強コードプライ
15 フレッティング防止ゴム層
又補強効果と、第2のビード補強コードプライ12の前記外端12E2での損傷を抑えるために、前記高弾性エーペックス部8Aの外端Q1までのビードベースラインBLからの半径方向高さPを、第2のビード補強コードプライ12の前記高さP2oより大とするのが好ましい。
前記脂肪酸コバルト塩としては、飽和、不飽和、又は直鎖状、分岐状のいずれであってもよく、例えば、ステアリン酸コバルト、バーサチック酸コバルト、オレイン酸コバルト、リノール酸コバルト、リノレイン酸コバルト、アビエチン酸コバルト、カブリル酸コバルト、2−エチルヘキサン酸コバルト、オクチル酸コバルト、ビバリン酸コバルト、n−ヘプタン酸コバルト、2,2−ジメチルペンタン酸コバルト、2−エチルペンタン酸コバルト、4,4−ジメチルペンタン酸コバルト、n−オクタン酸コバルト、2,2−ジメチルヘキサン酸コバルト、2−エチルヘキサン酸コバルト、4,4−ジメチルヘキサン酸コバルト、2,4,4−トリメチルペンタン酸コバルト、n−ノナン酸コバルト、2,2−ジメチルヘプタン酸コバルト、6,6−ジメチルプタン酸コバルト、3,5,5−トリメチルヘキサン酸コバルト、n−デカン酸コバルト、2,2−ジメチルオクタン酸コバルト、7,7−ジメチルオクタン酸コバルト、n−ウンデカン酸コバルト等が挙げられる。

Claims (4)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部の両端に、前記ビードコアの回りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返されるプライ折返し部を一連に連ねたカーカスプライからなるカーカス、
    前記プライ本体部とプライ折返し部との間を通って前記ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム、
    前記プライ本体部のタイヤ軸方向内側面に沿って半径方向にのびる内片部と、前記プライ折返し部のタイヤ軸方向外側面に沿って半径方向にのびる外片部とを前記ビードコアの半径方向内方を通る底片部により一連に連ねたU字状の第1のビード補強コードプライ、
    前記第1のビード補強コードプライの前記内片部と前記プライ本体部との間に挟まれる内端から、前記内片部を半径方向外側に越えた位置まで前記プライ本体部に沿ってのびる第2のビード補強コードプライ、
    及び前記カーカスプライとビードコアとの間かつ前記カーカスプライに沿って配されるU字状のフレッティング防止ゴム層を具え、
    かつ前記フレッティング防止ゴム層は、厚さtが0.5〜1.5mmかつ複素弾性率が6.0〜10.0MPaの硬質のゴムシートからなるとともに、
    前記第2のビード補強コードプライの半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さP2oは、前記プライ折返し部の半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さPcよりも大、かつその差(P2o−Pc)を5〜25mmとし、
    しかも、前記内片部の半径方向外端のビードベースラインからの半径方向高さP1と、前記第2のビード補強コードプライの半径方向内端のビードベースラインからの半径方向高さP2iとの差(P1−P2i)を10〜40mmとしたことを特徴とする重荷重用タイヤ。
  2. 前記ビードエーペックスゴムは、複素弾性率が45〜65MPaの高弾性のゴムからなる半径方向内側の高弾性エーペックス部と、この高弾性エーペックス部よりも複素弾性率が低い半径方向外側の低弾性エーペックス部とからなるとともに、
    前記ビードコアの半径方向外端から半径方向外側に10mmの距離を隔たるタイヤ軸方向の基準線上において、前記ビードエーペックスゴムの総厚さt0は20〜30mm、かつ高弾性エーペックス部の厚さtaは15〜25mmであることを特徴とする請求項1記載の重荷重用タイヤ。
  3. 前記フレッティング防止ゴム層は、ゴム成分100質量部に対して、脂肪酸コバルト塩を0.5〜2.5質量部含有したことを特徴とする請求項1又は2記載の重荷重用タイヤ。
  4. タイヤ内腔内にチューブが装着されるチューブ用タイヤであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の重荷重用タイヤ。
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