JP2011077355A - リニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置 - Google Patents

リニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】シャフトレスの可動コアであっても、前記可動コアの固定コアへの接触を防止する非磁性ストッパを容易に設定すること。
【解決手段】コイル26に対する通電作用下に固定コア20に吸引される円柱状の可動コア22と、前記可動コア22の外周面を囲繞する円筒状ヨーク14bとを有するリニアソレノイド部12を備え、前記可動コア22はシャフトレスからなり、前記可動コア22の軸方向に沿った一端部側には、固定コア20側への一方の変位を規制する第1ストッパ部材25が固定コア20の貫通孔20cに圧入され、前記可動コア22の軸方向に沿った他端部側には、固定コア20から離間する方向の変位を規制する第2ストッパ部材27がハウジング14の底部側に加締めて保持される。
【選択図】図2

Description

本発明は、通電することによって励磁作用を発揮するリニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置に関する。
従来から、ソレノイドの励磁作用によって可動コアを変位させ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポートとアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有するリニアソレノイドバルブが用いられている。
この種のリニアソレノイドバルブに関し、本出願人は、可動コアに対する吸引力をより一層向上させることが可能なリニアソレノイドバルブを提案している(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されたリニアソレノイドバルブでは、可動コアの中心を貫通するシャフトの両端部を、それぞれ、焼結金属を含む焼結体によって形成された第1平軸受け及び第2平軸受けによって支持するように構成されている。
特開2006−97723号公報
ところで、前記特許文献1に開示されたリニアソレノイドバルブでは、可動コアに装着されたシャフトに対して非磁性のリング体を係合配置することで、可動コアの固定コアへの接触を防止する非磁性ストッパが構成されるようになっている。
しかしながら、近年、リニアソレノイドバルブの小型化の要請から、可動コアのシャフトレス化が進んでおり、この場合、シャフトレスによって可動コアにシャフトが設けられていないと、前記可動コアに対して非磁性のリング体を係合配置することができない、という問題がある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、シャフトレスの可動コアであっても、前記可動コアの固定コアへの接触を防止する非磁性ストッパを容易に設定することが可能なリニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、ハウジング内に設けられ、コイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引され円柱状のシャフトレスからなる可動コアと、前記可動コアの外周面を囲繞する円筒状ヨークとを有するリニアソレノイド部を備え、前記固定コアには、前記可動コアが臨む凹部が形成され、前記凹部に連続する孔部内には、非磁性材料からなり前記可動コアの一方の変位を規制する第1ストッパ部材が設けられ、前記第1ストッパ部材には、前記可動コアの変位が伝達される変位伝達部材を挿通させる挿通孔が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、固定コアに可動コアが臨む凹部を形成し、前記凹部に連続する孔部内に非磁性材料からなり可動コアの一方の変位を規制する第1ストッパ部材を設け、前記第1ストッパ部材には、前記可動コアの変位が伝達される変位伝達部材を挿通させる挿通孔を設けている。この結果、本発明では、可動コアに対して従来のシャフトが設けられていないシャフトレス構造とした場合であっても、可動コアの固定コアへの接触を防止する非磁性ストッパとして第1ストッパ部材を容易に設定することができる。
また、本発明は、前記ハウジングが、前記ハウジングの軸方向に沿った一端部側に設けられたハウジング底部を有し、前記ハウジング底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材と、前記第2ストッパ部材を加締めて保持する加締め部とが設けられることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジング底部に、非磁性材料からなり可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材と、前記第2ストッパ部材を加締めて保持する加締め部とを設けている。この結果、本発明では、可動コアの他方の変位を規制する非磁性の第2ストッパ部材をハウジングに設けることにより、可動コアが配設される空間部へのコンタミ混入を容易に防ぐことができると共に、可動コアの第2ストッパ部材に対する貼り付きを防止することができる。加えて、本発明では、ハウジング底部に加締め部を設けることにより、第2ストッパ部材をハウジング底部に対して簡便に保持することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
さらに、本発明は、前記ハウジングが、前記ハウジングの軸方向に沿った一端部側に設けられたハウジング底部と、前記ハウジング底部から延在する突出底部とを含み、前記突出底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材が設けられ、前記第2ストッパ部材は、前記突出底部の貫通孔を貫通した柱状部が加締められることにより、前記突出底部に対して固着されることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジング底部から延在する突出底部と、非磁性材料からなり可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材とをハウジングに設けている。この結果、本発明では、可動コアの他方の変位を規制する非磁性の第2ストッパ部材を設けることにより、可動コアが配設されるハウジング内の空間部へのコンタミ混入を容易に防ぐことができると共に、可動コアの第2ストッパ部材に対する貼り付きを防止することができる。加えて、本発明では、第2ストッパ部材において、突出底部の貫通孔を貫通した柱状部が加締められて前記突出底部に対して固着されることにより、第2ストッパ部材をハウジング底部に対して簡便に保持することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
さらにまた、本発明は、前記円筒状ヨークの軸方向に沿った部位に、前記可動コアを摺動可能に支持する単一又は複数の軸受けが設けられ、前記軸受けは、前記円筒状ヨークの内周面から前記可動コア側に向かう半径内方向へ所定長突出して設けられることを特徴とする。
本発明によれば、円筒状ヨークの軸方向に沿った部位に可動コアを摺動可能に支持する単一又は複数の軸受けを設けることにより、円筒状ヨークに対する可動コアの同軸性を容易に確保することができる。この円筒状ヨークに対する可動コアの同軸性を確保することにより、サイドフォース(可動コアを半径外方向に向かって吸引する力)を低減させて良好なヒステリシス特性を得ることができる。
またさらに、本発明は、圧力流体が流通する複数のポートを有するバルブボデイと、請求項1乃至4のいずれか1項記載のリニアソレノイドと、前記バルブボデイ内に設けられ、前記可動コアの変位によって前記複数のポート間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部とを備えることを特徴とする。
バルブ装置をこのように構成することにより、小型化され、しかもヒステリシス特性を向上させたリニアソレノイドを備えたバルブ装置とすることができ、バルブ装置全体の小型化・軽量化を達成することができる。
本発明では、シャフトレスの可動コアであっても、前記可動コアの固定コアへの接触を防止する非磁性ストッパを容易に設定することが可能なリニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置を得ることができる。
本発明の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図である。 図1に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図である。 (a)は、固定コアに対して第1ストッパ部材が圧入された状態を示す拡大縦断面斜視図、(b)は、可動コアの側面図である。 (a)〜(c)は、ハウジングの円筒突出部に対して、第2ストッパ部材が加締められる工程を示す説明図である。 (a)〜(c)は、円筒状ヨークに対して、平軸受け等が組み付けられる工程を示す説明図である。 図1に示すリニアソレノイド部のオフ状態から前記リニアソレノイド部が通電されて可動コアが変位し第1ストッパ部材に当接した状態を示す縦断面図である。 本発明の他の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図である。 図7に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図である。 可動コアが第2ストッパ部材に当接した状態を示す拡大縦断面斜視図である。 (a)〜(c)は、ハウジングの底部に対して、第2ストッパ部材がローリング加締め加工される工程を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図、図2は、図1に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図である。
図1に示されるように、油圧制御装置(バルブ装置)10は、例えば、磁性金属材料によって有底円筒状に形成され、内部にリニアソレノイド部(リニアソレノイド)12が配設されたハウジング14と、前記ハウジング14と一体的に結合され、内部に弁機構部16が設けられたスリーブ状のバルブボデイ18とを含む。
図1及び図2に示されるように、前記ハウジング14は、軸方向に沿って長尺に形成された最も外径側に設けられた円筒部14aと、前記円筒部14aの径方向内側に所定間隔離間して形成され該円筒部14aと略平行に延在し且つ短尺に形成された円筒状ヨーク14bと、前記円筒部14a及び円筒状ヨーク14bの軸方向の一端部(結合部位)に形成され軸方向の肉厚が前記円筒部14aの径方向の肉厚と比較して厚肉に形成されたハウジング底部14cとを含む。
さらに、前記ハウジング14は、前記ハウジング底部14cに連続し前記円筒部14aと略平行に延在する円筒突出部14dと、前記円筒突出部14dから延在し後記する第2ストッパ部材を加締めて保持する薄肉の加締め部14eとを有する。この場合、前記円筒部14a、円筒状ヨーク14b、ハウジング底部14c、円筒突出部14d及び加締め部14eが一体化されて形成される。
なお、前記円筒状ヨーク14bは、例えば、ハウジング14と別体で構成された略円筒体からなる他のヨーク(図示せず)を、ハウジング底部14cの内周面に形成した図示しない圧入嵌合部に圧入嵌合するように形成してもよい。
図1及び図2に示されるように、前記リニアソレノイド部12は、ハウジング14内に収容されるコイル組立体と、前記ハウジング14の閉塞端側に該ハウジング14と一体的に形成され前記コイル組立体の内部に配置される円筒状ヨーク14bと、前記円筒部14aの開口端部に結合されると共に、コイル組立体の内側で軸方向に沿って円筒状ヨーク14bと所定のクリアランスを介して配置される固定コア20と、前記円筒状ヨーク14bの内側に変位自在に配置された可動コア22と、前記可動コア22の固定コア20側への変位(一方の変位)を規制する非磁性の第1ストッパ部材25を有する。
図2及び図3(a)に示されるように、所定間隔離間して前記可動コア22と対向する前記固定コア20の一端部には、外周面が徐々に縮径するテーパ面を有し、縦断面が鋭角状に形成された環状の鍔部20aと、前記環状の鍔部20aの内径側に形成された環状の凹部20bと、前記凹部20bから軸方向に沿って延在する貫通孔20cとが設けられる。
第1ストッパ部材25は、非磁性材料によって形成され、固定コア20の凹部20bに係合する環状のフランジ部25aと、前記フランジ部25aに連続し固定コア20の貫通孔20c内に圧入される円筒部25bとから構成される。前記円筒部25bには、後記するスプール(変位伝達部材)のシャフトが挿通する挿通孔25cが設けられる。
前記コイル組立体は、樹脂製材料によって形成され軸方向に沿って両端部にフランジを有するコイルボビン24と、前記コイルボビン24に巻回されるコイル26とから構成される。
第1ストッパ部材25と対向する可動コア22の軸方向に沿った反対側の端部には、前記可動コア22の固定コア20から離間する方向への変位(他方の変位)を規制する非磁性の第2ストッパ部材27が設けられる。
図2及び図4(a)に示されるように、この第2ストッパ部材27は、非磁性材料で形成された円板状部材からなり、外周面には、ハウジング14の加締め部14eによって保持されるテーパ面27aが形成される。また、可動コア22と対向する第2ストッパ部材27の内壁には、可動コア22の一方の流路孔30aと他方の流路孔30bとを連通させる環状溝部27bが形成される。
この場合、図4(a)〜(c)に示されるように、ハウジング14の加締め部14eに沿って第2ストッパ部材27を挿入し、円筒突出部14dに対して第2ストッパ部材27を当接させた状態において、図示しない加圧手段で薄肉の加締め部14eを内側に加圧して折曲させることによって、前記円筒突出部14d(ハウジング14)が閉塞される。
本実施形態では、ハウジング14に円筒突出部14dを形成し、前記円筒突出部14dを閉塞する円板状の第2ストッパ部材27を非磁性材料で構成することにより、可動コア22が配設されるハウジング14内の空間部へのコンタミ混入を容易に防ぐことができると共に、可動コア22の第2ストッパ部材27に対する貼り付きを防止することができる。
図2に戻って、前記ハウジング14と前記コイル26との間には、前記コイル26の外周面等をモールドした樹脂封止体28が設けられ、前記樹脂封止体28は、前記コイル26に接続された図示しないカプラ部を含んで樹脂製材料によって一体成形される。前記カプラ部には、前記コイル26と電気的に接続される図示しないターミナル端子部が設けられる。
図3(b)に示されるように、前記可動コア22は、その中心部を貫通する従来のシャフトが設けられていないシャフトレスの円柱体からなり、前記円柱体の外表面の全面には、所定厚さからなり、例えば、カニゼンメッキ(無電解ニッケルメッキ、登録商標)等の硬質層29が設けられる。また、前記円柱体には、周方向に沿って約180度の離間角度で且つ軸方向に沿って貫通する複数の流路孔30a、30bが設けられる。この流路孔30a、30bによって、可動コア22の軸方向に沿った一端側の圧油と他端側の圧油を流通させることができる。
再び、図2に戻って、前記可動コア22の軸方向に沿った一端部側には、円筒状ヨーク14bの内周面に形成された環状凹部32a内に装着(圧入)される第1平軸受け36aが設けられ、前記第1平軸受け36aを介して可動コア22が軸方向に沿って摺動可能に支持される。また、前記可動コア22の軸方向に沿った他端部側には、ハウジング底部14cに近接する円筒状ヨーク14bの内周面に形成された環状凹部32b内に装着(圧入)される第2平軸受け36bが設けられ、前記第2平軸受け36bを介して可動コア22が軸方向に沿って摺動可能に支持される。なお、前記可動コア22は、後記するスプール40のシャフト部40bを含んで一体成形するようにしてもよい。
図2に示される縦断面において、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bは、一定の内径を有する環状体によって構成される。前記環状体は、例えば、SPCC(JIS規格)等の金属製材料によって形成された外径層(バックメタル層)と、青銅等を焼結して形成される青銅焼結層(中間層)と、可動コア22との摺動面であって4フッ化エチレン樹脂等の樹脂材料からなる樹脂層(内径層)とが積層されて構成されたベアリングが用いられるとよい。このベアリングとしては、例えば、自己潤滑性を有するすべり軸受けからなり、このような自己潤滑性を有するすべり軸受けを用いることにより、摺動性を向上させることができる。
可動コア22の外周面に摺接する第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bの内径面は、円筒状ヨーク14bの内周面から径方向に向かって所定長Tだけ突出するように設けられる(図2参照)。従って、可動コア22は、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bのみと摺接し、円筒状ヨーク14bの内周面と可動コア22の外周面との間には、前記突出量(所定長T)に対応する径方向の間隙37が形成される。この径方向の間隙37は、可動コア22と円筒状ヨーク14bとの径方向における磁気ギャップとして機能するものである。
なお、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bが圧入される円筒状ヨーク14bの環状凹部32a及び環状凹部32bの隣接部位には、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bをそれぞれ円筒状ヨーク14bに対して組み付けるときに案内面として機能するテーパ面39が形成される。
このように、同一の円筒状ヨーク14bに配置される第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bを介して、可動コア22の両端部をそれぞれ摺動自在に軸支する両端支持構造とすることができる。この結果、可動コア22の安定した直進性の確保及び円筒状ヨーク14bと可動コア22との同軸性を容易に確保することができると共に、リニアソレノイド部12のヒステリシス特性を向上させることができる。
図1に戻って、前記弁機構部16は、インレットポート44、アウトレットポート46、ドレンポート48、50がそれぞれ設けられたバルブボデイ18と、リニアソレノイド部12の可動コア22の端面と当接し前記可動コア22によって押圧されることにより、前記バルブボデイ18内部の空間部に沿ってそれぞれ摺動可能に配設されたスプール(弁体)40とを含む。
なお、ドレンポート50は、可動コア22の進退動作に対応してハウジング14内の圧油を導入・導出するものである。また、前記インレットポート44、アウトレットポート46及びドレンポート48は、圧力流体が流通する複数のポートとして機能するものである。
前記スプール40は、弁本体を有し、前記弁本体は、半径外方向に向かって膨出形成された複数のランドを有するランド部40aと、固定コア20の貫通孔内に進退自在に挿通され、一端部が可動コア22の端面に当接するシャフト部40bとから構成される。
また、前記スプール40の外周面には、前記スプール40の変位位置に対応して、インレットポート44とアウトレットポート46とを連通させ、又は、アウトレットポート46とドレンポート48とを連通させる環状凹部52が形成される。
さらに、弁機構部16は、図1に示されるように、前記スプール40の端面と対向するように配置されバルブボデイ18の空間部を閉塞する閉塞部材54と、前記スプール40と閉塞部材54との間に介装されスプール40を原位置に復帰させるリターンスプリング56とを有する。なお、前記閉塞部材54の外周面には、環状溝を介して装着部位を液密乃至気密に保持するシールリング58が設けられる。
例えば、前記インレットポート44は、供給油路を介して油圧ポンプ等の図示しない油圧源(圧力流体供給源)にそれぞれ接続され、前記アウトレットポート46は、出力油路を介して図示しない油圧機器の油圧作動部に接続され、ドレンポート48は、図示しないリザーバタンクに接続される。なお、本実施形態では、圧油を用いて説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、圧縮エア等を含む圧力流体を作動媒体として用いることが可能である。
本実施形態に係る油圧制御装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、ハウジング14の円筒状ヨーク14bに対する第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bの組み付け作業を図5に基づいて説明する。
円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った両端部側に第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bをそれぞれ配置し(図5(a)参照)、案内面であるテーパ面39に沿って第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bをスライドさせた後、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bの最大外径よりも若干小径に形成された環状凹部32a及び環状凹部32bの内径面に対して第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bを図中の横方向に押圧して圧入する(図5(b)参照)。前記第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bを圧入した後、リング状に形成された第1平軸受け36a及び第2平軸受け36b内の空間部に可動コア22を挿入する(図5(c)参照)。
このように、本実施形態では、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bを、円筒状ヨーク14bの両端側からそれぞれ軸方向に沿って圧入することにより、円筒状ヨーク14bの軸方向の両端部側に形成された環状凹部32a及び環状凹部32bに対して第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bを簡便に装着することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
なお、ハウジング14の円筒突出部14d側の開口部は、図4に示されるように、円板状の第2ストッパ部材27を円筒突出部14dに当接させた状態で、薄肉に形成された加締め部14eを加圧して内側に加締めることにより、前記円筒突出部14d側の開口部を容易に閉塞することができる。
次に、油圧制御装置10の動作について説明する。
リニアソレノイド部12の非通電時には、図1に示されるように、前記リニアソレノイド部12の電磁力(電磁推力)が何ら発生しないため、スプール40は、リターンスプリング56のばね力によってリニアソレノイド部12側に向かって押圧された状態にある。このスプール40に付与される押圧力によって可動コア22は、第2ストッパ部材27に当接した状態にある。
従って、リニアソレノイド部12のオフ状態では、図1に示されるように、スプール40の外周面に形成された環状凹部52によって、インレットポート44とアウトレットポート46とが連通した状態にあり(図1の太線矢印参照)、インレットポート44から導入された圧油が環状凹部52及びアウトレットポート46を経由して図示しない他の部材に供給される。
このように、リニアソレノイド部12のオフ状態では、可動コア22が何ら変位することがなく原位置にあって、インレットポート44とアウトレットポート46とが連通したノーマルオープン状態にある。
次に、図示しない電源によってリニアソレノイド部12へ電流を流すことにより、リニアソレノイド部12がオン状態となる。このオン状態では、図6に示されるように、コイル26へ流れる電流値に比例した電磁力によって可動コア22が第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bに沿って摺動しながら固定コア20側に向かって吸引され、前記可動コア22が固定コア20に保持された第1ストッパ部材25に当接することにより、変位終端位置となる。
すなわち、リニアソレノイド部12の励磁作用による可動コア22の変位がスプール40に伝達され、前記スプール40がリターンスプリング56のばね力に抗して閉塞部材54側に向かって接近する方向に変位する。
従って、図6に示されるように、スプール40のランドによってインレットポート44とアウトレットポート46との連通状態が遮断されると共に、スプール40の外周面に形成された環状凹部52によってアウトレットポート46とドレンポート48との間が連通した状態に弁位置が切り換えられる。
この結果、アウトレットポート46は、スプール40の外周面に形成された環状凹部52を介してドレンポート48と連通した状態となり(図6の太線矢印参照)、前記アウトレットポート46に残存する圧油がドレンポート48から好適に排出される。
本実施形態では、固定コア20に可動コア22が臨む凹部20bを形成し、前記凹部20bに連続する貫通孔20c内に非磁性材料からなり可動コア22の一方の変位を規制する第1ストッパ部材25を保持するように設け、前記第1ストッパ部材25には、前記可動コア22の変位が伝達されるスプール40(変位伝達部材)を挿通させる挿通孔25cを設けている。この結果、本実施形態では、可動コア22に対して従来のシャフトが設けられていないシャフトレス構造とした場合であっても、可動コア22の固定コア20への接触を防止する非磁性ストッパとして第1ストッパ部材25を容易に設定することができる。
また、本実施形態では、ハウジング底部14cに非磁性材料からなり可動コア22の他方の変位を規制する第2ストッパ部材27と、前記第2ストッパ部材27を加締めて保持する加締め部14eとを設けている。この結果、本実施形態では、可動コア22の他方の変位を規制する非磁性の第2ストッパ部材27を設けることにより、可動コア22が配設される空間部へのコンタミ混入を容易に防ぐことができる。加えて、本実施形態では、ハウジング底部14cに加締め部14eを設けることにより、第2ストッパ部材27をハウジング底部14cに対して簡便に保持することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、非磁性材料によって形成される第1ストッパ部材25が固定コア20の貫通孔20cに圧入して保持されることにより、コイル26に対する通電が停止されたとき、残留磁気の影響によって可動コア22が固定コア20に吸着されたままになることを防止する機能(貼り付き防止機能)を有する。
さらにまた、本実施形態では、可動コア22に対して従来のシャフトが設けられていないシャフトレス構造とすることにより、シャフトが設けられた従来構造と比較して可動コア22の磁束密度飽和を低減させることができる。この結果、本実施形態では、可動コア22を縮径及び/又は軸方向寸法を短縮して可動コア22の小型化を達成することができる。この結果、リニアソレノイド部12全体を小型化することができる。
またさらに、本実施形態では、第1平軸受け36a及び第2平軸受け36bが同一の円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った両端部側にそれぞれ配置されるため、円筒状ヨーク14bに対する可動コア22の同軸性を容易に達成することができる。この円筒状ヨーク14bに対する可動コア22の同軸性を確保することにより、サイドフォース(可動コア22を半径外方向に向かって吸引する力)を低減させて良好なヒステリシス特性を得ることができる。
次に、本発明の他の実施形態に係るソレノイドが組み込まれた油圧制御装置100を以下に説明する。なお、図1に示される油圧制御装置10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付している。
図7は、本発明の他の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図、図8は、図7に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図、図9は、可動コアが第2ストッパ部材に当接した状態を示す拡大縦断面斜視図、図10(a)〜(c)は、ハウジングの底部に対して、第2ストッパ部材がローリング加締め加工される工程を示す説明図である。
なお、この他の実施形態では、第2ストッパ部材119をローリング加締め加工によってハウジング14の底部側に保持していると共に、複数ではなく単一の平軸受け36が設けられている点で前記実施形態と相違しており、第1ストッパ部材25等のその他の構成は、同一であるため、その詳細な説明を省略する。
図7及び図8に示されるように、ハウジング14は、ハウジング底部14cに連続し円筒部14aと略平行に延在する円筒突出部14dと、前記円筒突出部14dから略同一の肉厚で延在し第2ストッパ部材119が略中央部に固着される突出底部14fとを有する。この場合、前記円筒部14a、円筒状ヨーク14b、ハウジング底部14c、円筒突出部14d及び突出底部14fが一体化されて形成される。
図7、図8及び図9に示されるように、第2ストッパ部材119は、非磁性材料で形成された縦断面略H状部材からなり、可動コア22の軸方向の一端部が当接して前記可動コア22の他方の変位を規制するストッパとして機能するものである。第2ストッパ部材119は、突出底部14fの貫通孔121内に保持(クリアランスを介して遊嵌されてもよい)される円柱部119aと、前記突出底部14fの外壁側に係合する一方の円板部119bと、前記突出底部14fの内壁側に係合する他方の円板部119cとが一体的に構成される。なお、可動コア22と対向する突出底部14fの内壁との間には、可動コア22の一方の流路孔30aと他方の流路孔30bとを連通させる環状間隙部123が形成される。
この場合、図10(a)〜(c)に示されるように、ハウジング14の突出底部14fに形成された貫通孔121に沿って加工前の第2ストッパ部材119の柱状部119dを前記ハウジング14の内側から挿入し、ローリング加締め装置の回転軸Mによって前記柱状部119dを加圧し塑性変形させることによって、前記第2ストッパ部材119の柱状部119dが突出底部14fの外壁に沿って拡径して円板部119bが形成されることで、第2ストッパ部材119が突出底部14fの略中央部に固着される。
他の実施形態では、ハウジング14に突出底部14fを形成し、前記突出底部14fに固着された非磁性材料の第2ストッパ部材119を介して可動コア22の他方の変位を規制することができる。また、非磁性材料の第2ストッパ部材119を、1部品からなる簡素な構造で構成すると共に、突出底部14fの貫通孔121を貫通した柱状部119dをローリング加締め加工によって塑性変形させて簡便に製造することにより、製造コストを低減することができる。なお、他の実施形態では、第2ストッパ部材119をハウジング14の内側から挿入しているが(図10(a)参照)、これに限定されるものではなく、例えば、第2ストッパ部材119をハウジング14の外側から貫通孔121に挿入して、ハウジング14の内側に設けられたローリング加締め装置の回転軸Mによって前記柱状部119dを加圧し塑性変形させるようにしてもよい。
前記可動コア22の軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部には、円筒状ヨーク14bの内周面に形成された環状凹部32内に装着(圧入)される単一の平軸受け36が設けられ、前記平軸受け36を介して可動コア22が軸方向に沿って摺動可能に支持される。
図8及び図9に示される縦断面において、平軸受け36は、軸方向に沿って一定の内径を有する環状体によって構成される。前記環状体は、例えば、SPCC(JIS規格)等の金属製材料によって形成された外径層(バックメタル層)と、青銅等を焼結して形成される青銅焼結層(中間層)と、可動コア22との摺動面であって4フッ化エチレン樹脂等の樹脂材料からなる樹脂層(内径層)とが積層されて構成されたベアリングが用いられるとよい。このベアリングとしては、例えば、自己潤滑性を有するすべり軸受けからなり、このような自己潤滑性を有するすべり軸受けを用いることにより、摺動性を向上させることができる。
可動コア22の外周面に摺接する平軸受け36の内径面は、円筒状ヨーク14bの内周面から径方向に向かって所定長Tだけ突出するように設けられる(図8参照)。従って、可動コア22は、平軸受け36のみと摺接し、円筒状ヨーク14bの内周面と可動コア22の外周面との間には、前記突出量(所定長T)に対応する径方向の間隙37が形成される。この径方向の間隙37は、可動コア22と円筒状ヨーク14bとの径方向における磁気ギャップとして機能するものである。
なお、平軸受け36が圧入される円筒状ヨーク14bの環状凹部32の一端部であって固定コア20と近接する部位には、平軸受け36を円筒状ヨーク14bに対して組み付けるときに案内面として機能するテーパ面39が形成される。
このように、円筒状ヨーク14bの内周面に配置される平軸受け36を介して、可動コア22の中間部を摺動自在に軸支する支持構造とすることができる。この結果、可動コア22の安定した直進性の確保及び円筒状ヨーク14bと可動コア22との同軸性を容易に確保することができると共に、リニアソレノイド部12のヒステリシス特性を向上させることができる。
他の実施形態では、可動コア22の他方の変位を規制する非磁性の第2ストッパ部材119を設けることにより、可動コア22が配設されるハウジング14内の空間部へのコンタミ混入を容易に防ぐことができると共に、可動コア22の第2ストッパ部材119に対する貼り付きを防止することができる。加えて、他の実施形態では、第2ストッパ部材119において、突出底部14fの貫通孔121を貫通した柱状部119dが加締められて前記突出底部14fの外壁側で塑性変形し前記突出底部14fに対して固着されることにより、第2ストッパ部材119をハウジング底部14cに対して簡便に保持することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。なお、その他の作用効果は、前記実施形態と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
10、100 油圧制御装置(バルブ装置)
12 リニアソレノイド部(リニアソレノイド)
14 ハウジング
14b 円筒状ヨーク
14c ハウジング底部
14e 加締め部
14f 突出底部
16 弁機構部
18 バルブボデイ
20 固定コア
20b 凹部
22 可動コア
25 第1ストッパ部材
25c 挿通孔
26 コイル
27、119 第2ストッパ部材
36a、36b、36 平軸受け
40 スプール(弁体)
40b シャフト部(変位伝達部材)
44 インレットポート
46 アウトレットポート
119d 柱状部
121 貫通孔

Claims (5)

  1. ハウジング内に設けられ、コイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引され円柱状のシャフトレスからなる可動コアと、前記可動コアの外周面を囲繞する円筒状ヨークとを有するリニアソレノイド部を備え、
    前記固定コアには、前記可動コアが臨む凹部が形成され、
    前記凹部に連続する孔部内には、非磁性材料からなり前記可動コアの一方の変位を規制する第1ストッパ部材が設けられ、
    前記第1ストッパ部材には、前記可動コアの変位が伝達される変位伝達部材を挿通させる挿通孔が設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  2. 請求項1記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記ハウジングは、前記ハウジングの軸方向に沿った一端部側に設けられたハウジング底部を有し、
    前記ハウジング底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材と、前記第2ストッパ部材を加締めて保持する加締め部とが設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  3. 請求項1記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記ハウジングは、前記ハウジングの軸方向に沿った一端部側に設けられたハウジング底部と、前記ハウジング底部から延在する突出底部とを含み、
    前記突出底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材が設けられ、前記第2ストッパ部材は、前記突出底部の貫通孔を貫通した柱状部が加締められることにより、前記突出底部に対して固着されることを特徴とするリニアソレノイド。
  4. 請求項1記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記円筒状ヨークの軸方向に沿った部位には、前記可動コアを摺動可能に支持する単一又は複数の軸受けが設けられ、前記軸受けは、前記円筒状ヨークの内周面から前記可動コア側に向かう半径内方向へ所定長突出して設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  5. 圧力流体が流通する複数のポートを有するバルブボデイと、
    請求項1乃至4のいずれか1項記載のリニアソレノイドと、
    前記バルブボデイ内に設けられ、前記可動コアの変位によって前記複数のポート間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
    を備えることを特徴とするバルブ装置。
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