JP5291548B2 - リニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置 - Google Patents

リニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置 Download PDF

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本発明は、通電することによって励磁作用を発揮するリニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置に関する。
従来から、ソレノイドの励磁作用によって可動コアを変位させ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポートとアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有するリニアソレノイドバルブが用いられている。
この種のリニアソレノイドバルブに関し、本出願人は、可動コアに対する吸引力をより一層向上させることが可能なリニアソレノイドバルブを提案している(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されたリニアソレノイドバルブでは、可動コアの中心を貫通するシャフトの両端部を、それぞれ、焼結金属を含む焼結体によって形成された第1平軸受け及び第2平軸受けによって支持するように構成されている。
特開2006−97723号公報
ところで、前記特許文献1に開示されたリニアソレノイドバルブでは、可動コアの貫通する中心孔に沿ってシャフトが固定されているため、例えば、可動コアの外径を縮径して小径化を達成しようとすると、前記可動コアにおいて磁束密度の飽和状態が発生するおそれがある。この結果、可動コアを小径化することが困難となり、終局的にソレノイドの小型化を達成することが困難となる。
また、前記特許文献1に開示されたリニアソレノイドバルブでは、可動コアの貫通する中心孔に沿ってシャフトを圧入する際、前記可動コアの軸線とシャフトの軸線との同軸度がずれてしまい、可動コアの外周面と前記可動コアを囲繞する円筒状ヨークの内周面との間において、前記可動コアを円筒状ヨーク側に向かって径方向に吸引する力(サイドフォース)が大きくなることが懸念される。この結果、ソレノイドのヒステリシス特性を向上させることが困難となる。
さらに、可動コアを貫通するシャフトの両端部を第1平軸受けと第2平軸受けとによってそれぞれ支持しているため、シャフトの軸方向に沿ってソレノイドが長尺化して構成される。この結果、ソレノイドの小型化を達成することが困難となる。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、小型化することができると共に、ヒステリシス特性を向上させることが可能なリニアソレノイド及びそれを用いたバルブ装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、ハウジング内に設けられ、コイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される円柱状の可動コアと、前記可動コアの外周面を囲繞する円筒状ヨークとを有するリニアソレノイド部を備え、前記可動コアはシャフトレスからなり、前記円筒状ヨークの軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部には、前記可動コアを摺動可能に支持する単一の軸受けが設けられ、前記軸受けは、前記円筒状ヨークの内周面から前記可動コア側に向かう半径内方向へ所定長突出して設けられ
前記円筒状ヨークの内周面の前記固定コア側には、前記軸受けを前記円筒状ヨークの軸方向に沿って前記固定コア側から挿入可能な単一の環状凹部が設けられ、前記ハウジングは、円筒部と、前記円筒部の内側に形成される前記円筒状ヨークと、前記円筒部及び前記円筒状ヨークの軸方向に沿った一端部に形成されるハウジング底部とを含んで一体形成されており、前記円筒状ヨークの単一の前記環状凹部に配置される単一の前記軸受けは、前記ハウジングの内側底面よりも前記固定コア側の略水平方向に所定距離だけ偏位した部位に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、可動コアに対して従来のシャフトが設けられていないシャフトレス構造とすることにより、シャフトが設けられた従来構造と比較して可動コアの磁束密度飽和を低減させることができる。この結果、本発明では、可動コアを縮径及び/又は軸方向寸法を短縮して可動コアの小型化を達成することができる。この結果、リニアソレノイド全体を小型化することができる。
また、本発明によれば、単一の軸受けが円筒状ヨークの軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部に配置されるため、円筒状ヨークに対する可動コアの同軸性を容易に達成することができる。この円筒状ヨークに対する可動コアの同軸性を確保することができることにより、サイドフォース(可動コアを半径外方向に向かって吸引する力)を低減させて良好なヒステリシス特性を得ることができる。
さらに、本発明によれば、例えば、円筒状ヨークの内周面から可動コア側に向かう半径内方向へ突出する軸受けの突出量(所定長)を適宜設定することにより、円筒状ヨークの内周面と可動コアの外周面との径方向における間隙である磁気ギャップを容易に且つ高精度に設定することができる。この結果、本発明では、前記磁気ギャップを極小に設定して、可動コアに対する吸引力を向上させることができる。
さらにまた、本発明によれば、単一の軸受けが円筒状ヨークの軸方向に沿った中間部に配置されることにより、ハウジング底部から可動コアに向かう磁束の流入を前記単一の軸受けによって妨げることが好適に回避され、ハウジング底部側から可動コアに向けて流入する磁束流れを良好とすることができる。従って、本発明では、リニアソレノイドの励磁作用によって発生する磁束密度を増大させ、可動コアに対する吸引力を向上させることができる。この結果、本発明では、可動コアの軸方向寸法を短縮したリニアソレノイドの小型化と、発生する磁束密度の増大による可動コアの吸引力向上とを両立させることができる。なお、可動コアを摺動可能に支持する軸受けを単一の部材とすることにより、部品点数が削減されてコスト低減に寄与することができる。
さらにまた、本発明によれば、ハウジングの内側底面(E)よりも固定コア側の略水平方向に所定距離(ΔX)だけ偏位した部位に配置されることにより、ハウジング底部から可動コアに向かう磁束の流入を単一の軸受けによって妨げることが好適に回避され、ハウジング底部側から可動コアに向けて流入する磁束流れをより一層良好とすることができる。
本発明によれば、可動コアを摺動可能に支持する単一の軸受けを、固定コア側から円筒状ヨークの軸方向に沿って挿入(圧入を含む)することにより、円筒状ヨークの内周面に形成された単一の環状凹部に対して前記軸受けを簡便に装着することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
また、本発明によれば、円筒状ヨークの内周面に対して固定コア側の方向からのみ軸受けが挿入可能な環状凹部を設け、前記固定コア側と反対側の方向からなるハウジング底部側の円筒状ヨークの内周面には環状凹部が設けられていない構造とすることにより、円筒状ヨークとハウジング底部とを一体化することができる。この場合、ハウジング底部側に、例えば、キャップ部材等を設けて前記ハウジング底部を閉塞する構造と比較して、組付工数及び部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
さらに、本発明によれば、円筒状ヨークの内周面には単一の環状凹部を形成するだけでよいため、円筒状ヨークの内周面に、例えば、複数の環状凹部を設けた場合と比較して、円筒状ヨークと可動コアとの同軸度のずれが発生することを回避することができる。この結果、円筒状ヨークと可動コアとの同軸性を達成して、ヒステリシス特性を向上させることができる。
さらに、本発明は、前記ハウジングが、前記ハウジング底部から延在する円筒突出部と、前記円筒突出部から延在する突出底部とを含み、前記突出底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの一方の変位を規制する第1ストッパ部材が設けられ、前記第1ストッパ部材は、前記突出底部の貫通孔を貫通した柱状部が加締められて前記突出底部の内壁で塑性変形することにより、前記突出底部に対して固着されることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングに突出底部を形成し、前記突出底部に固着された非磁性材料の第1ストッパ部材を介して可動コアの一方の変位を規制することができる。また、非磁性材料の第1ストッパ部材を、1部品からなる簡素な構造で構成すると共に、突出底部の貫通孔を貫通した柱状部を加締めて突出底部の内壁側で塑性変形させて簡便に製造することにより、製造コストを低減することができる。
さらにまた、本発明は、前記固定コアには、前記可動コアが臨む凹部が形成され、前記凹部に連続する孔部内には、前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材が圧入され、前記第2ストッパ部材には、前記可動コアの変位が伝達される変位伝達部材を挿通させる挿通孔が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、固定コアの凹部に連続する孔部内に圧入された第2ストッパ部材を介して、可動コアの他方の変位を規制することができる。また、前記第2ストッパ部材に形成された挿通孔を介して可動コアの変位が伝達されて変位伝達部材を移動させることができる。さらに、前記第2ストッパ部材を固定コアの孔部内に圧入することにより、前記第2ストッパ部材を固定コアに対して簡便に且つ確実に固定することができる。
またさらに、本発明は、圧力流体が流通する複数のポートを有するバルブボデイと、請求項1乃至のいずれか1項記載のリニアソレノイドと、前記バルブボデイ内に設けられ、前記可動コアの変位によって前記複数のポート間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部とを備えることを特徴とする。
バルブ装置をこのように構成することにより、小型化され、しかもヒステリシス特性を向上させたリニアソレノイドを備えたバルブ装置とすることができ、バルブ装置全体の小型化・軽量化を達成することができる。
本発明では、リニアソレノイドを小型化することができると共に、ヒステリシス特性を向上させることが可能なリニアソレノイドを得ることができる。
また、本発明では、小型化され、しかもヒステリシス特性を向上させたリニアソレノイドを備えたバルブ装置を得ることができる。
本発明の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図である。 図1に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図である。 (a)は、可動コアが第1ストッパ部材に当接した状態を示す拡大縦断面斜視図、(b)は、固定コアに対して第2ストッパ部材が圧入された状態を示す拡大縦断面斜視図である。 (a)〜(c)は、ハウジングの突出底部に対して、第1ストッパ部材がローリング加締め加工される工程を示す説明図である。 (a)〜(c)は、円筒状ヨークに対して、平軸受けが組み付けられる工程を示す説明図である。 図1に示すリニアソレノイド部のオフ状態から前記リニアソレノイド部が通電されてスプールの弁位置が切り換えられた状態を示す縦断面図である。 (a)は、可動コアが第1ストッパ部材に当接した初期状態におけるリニアソレノイド部に発生した磁束流れを示す説明図、(b)は、可動コアが固定コア側に変位した変位終端位置におけるリニアソレノイド部に発生した磁束流れを示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係るリニアソレノイドが組み込まれた油圧制御装置の軸方向に沿った縦断面図、図2は、図1に示す油圧制御装置のリニアソレノイド部の拡大縦断面図である。
図1に示されるように、油圧制御装置(バルブ装置)10は、例えば、磁性金属材料によって有底円筒状に形成され、内部にリニアソレノイド部(リニアソレノイド)12が配設されたハウジング14と、前記ハウジング14と一体的に結合され、内部に弁機構部16が設けられたスリーブ状のバルブボデイ18とを含む。
図1及び図2に示されるように、前記ハウジング14は、軸方向に沿って長尺に形成され最も外径側に設けられた円筒部14aと、前記円筒部14aの径方向内側に所定間隔離間して形成され該円筒部14aと略平行に延在し且つ短尺に形成された円筒状ヨーク14bと、前記円筒部14a及び円筒状ヨーク14bの軸方向の一端部(結合部位)に形成され軸方向の肉厚が前記円筒部14aの径方向の肉厚と比較して厚肉に形成されたハウジング底部14cとを含む。
さらに、前記ハウジング14は、前記ハウジング底部14cに連続し前記円筒部14aと略平行に延在する円筒突出部14dと、前記円筒突出部14dから延在し後記する第1ストッパ部材19が略中央部に固着される突出底部14eとを有する。この場合、前記円筒部14a、円筒状ヨーク14b、ハウジング底部14c、円筒突出部14d及び突出底部14eが一体化されて形成される。
図2及び図3(a)に示されるように、第1ストッパ部材19は、非磁性材料で形成された縦断面略H状部材からなり、後記する可動コア22の軸方向の一端部が当接して前記可動コア22の一方の変位を規制するストッパとして機能するものである。第1ストッパ部材19は、突出底部14eの貫通孔21内に保持(クリアランスを介して遊嵌されてもよい)される円柱部19aと、前記突出底部14eの内壁側に係合する一方の円板部19bと、前記突出底部14eの外壁側に係合する他方の円板部19cとが一体的に構成される。なお、後記する可動コア22と対向する突出底部14eの内壁との間には、後記する可動コア22の一方の流路孔30aと他方の流路孔30bとを連通させる環状間隙部23が形成される。
この場合、図4(a)〜(c)に示されるように、ハウジング14の突出底部14eに形成された貫通孔21に沿って加工前の第1ストッパ部材19の柱状部19dを挿入し、ローリングかしめ装置の回転軸Mによって前記柱状部19dを加圧し塑性変形させることによって、前記第1ストッパ部材19の柱状部19dが突出底部14eの内壁に沿って拡径して円板部19bが形成されることで、第1ストッパ部材19が突出底部14eの略中央部に固着される。
本実施形態では、ハウジング14に突出底部14eを形成し、前記突出底部14eに固着された非磁性材料の第1ストッパ部材19を介して可動コア22の一方の変位を規制することができる。また、非磁性材料の第1ストッパ部材19を、1部品からなる簡素な構造で構成すると共に、突出底部14eの貫通孔21を貫通した柱状部19dをローリング加締め加工によって塑性変形させて簡便に製造することにより、製造コストを低減することができる。
なお、前記円筒状ヨーク14bは、例えば、ハウジング14と別体で構成された略円筒体からなる他のヨーク(図示せず)を、ハウジング底部14cの内周面に形成した図示しない圧入嵌合部に圧入嵌合するように形成してもよい。
図1及び図2に示されるように、前記リニアソレノイド部12は、ハウジング14内に収容されるコイル組立体と、前記ハウジング14の閉塞端側に該ハウジング14と一体的に形成され前記コイル組立体の内部に配置される円筒状ヨーク14bと、前記円筒部14aの開口端部に結合されると共に、コイル組立体の内側で軸方向に沿って円筒状ヨーク14bと所定のクリアランスを介して配置される固定コア20と、前記円筒状ヨーク14bの内側に変位自在に配置された可動コア22と、前記可動コア22が臨む固定コア20の凹部20aに連続する孔部20b内に圧入され、前記可動コア22の他方の変位を規制する第2ストッパ部材25とを有する。
図2及び図3(b)に示されるように、所定間隔離間して前記可動コア22と対向する前記固定コア20の一端部には、外周面が徐々に縮径するテーパ面を有し、縦断面が鋭角状に形成された環状の鍔部20cが設けられる。また、第2ストッパ部材25は、非磁性材料によって形成され、固定コア20の凹部20aに係合する環状のフランジ部25aと、前記フランジ部25aに連続し固定コア20の孔部20b内に圧入される円筒部25bとから構成される。前記円筒部25bには、後記するスプール(変位伝達部材)40のシャフト部40bが挿通する挿通孔25cが設けられる。さらに、前記コイル組立体は、樹脂製材料によって形成され軸方向に沿って両端部にフランジを有するコイルボビン24と、前記コイルボビン24に巻回されるコイル26とから構成される。
前記ハウジング14と前記コイル26との間には、前記コイル26の外周面等をモールドした樹脂封止体28が設けられ、前記樹脂封止体28は、前記コイル26に接続された図示しないカプラ部を含んで樹脂製材料によって一体成形される。前記カプラ部には、前記コイル26と電気的に接続される図示しないターミナル端子部が設けられる。
前記可動コア22は、その中心部を貫通する従来のシャフトが設けられていないシャフトレスの円柱体からなり、前記円柱体には、周方向に沿って約180度の離間角度で且つ軸方向に沿って貫通する複数の流路孔30a、30bが設けられる。この流路孔30a、30bによって、可動コア22の軸方向に沿った一端側の圧油と他端側の圧油を流通させることができる。
前記可動コア22の軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部には、円筒状ヨーク14bの内周面に形成された環状凹部32内に装着(圧入)される単一の平軸受け36が設けられ、前記平軸受け36を介して可動コア22が軸方向に沿って摺動可能に支持される。なお、前記可動コア22は、後記するスプール40のシャフト部40bを含んで一体成形するようにしてもよい。
図2及び図3(a)に示される縦断面において、平軸受け36は、軸方向に沿って一定の内径を有する環状体によって構成される。前記環状体は、例えば、SPCC(JIS規格)等の金属製材料によって形成された外径層(バックメタル層)と、青銅等を焼結して形成される青銅焼結層(中間層)と、可動コア22との摺動面であって4フッ化エチレン樹脂等の樹脂材料からなる樹脂層(内径層)とが積層されて構成されたベアリングが用いられるとよい。このベアリングとしては、例えば、自己潤滑性を有するすべり軸受けからなり、このような自己潤滑性を有するすべり軸受けを用いることにより、耐摩耗性を向上させることができる。
可動コア22の外周面に摺接する平軸受け36の内径面は、円筒状ヨーク14bの内周面から径方向に向かって所定長Tだけ突出するように設けられる(図2参照)。従って、可動コア22は、平軸受け36のみと摺接し、円筒状ヨーク14bの内周面と可動コア22の外周面との間には、前記突出量(所定長T)に対応する径方向の間隙37が形成される。この径方向の間隙37は、可動コア22と円筒状ヨーク14bとの径方向における磁気ギャップとして機能するものである。
なお、平軸受け36が圧入される円筒状ヨーク14bの環状凹部32の一端部であって固定コア20と近接する部位には、平軸受け36を円筒状ヨーク14bに対して組み付けるときに案内面として機能するテーパ面39が形成される。
このように、円筒状ヨーク14bの内周面に配置される平軸受け36を介して、可動コア22の中間部を摺動自在に軸支する支持構造とすることができる。この結果、可動コア22の安定した直進性の確保及び円筒状ヨーク14bと可動コア22との同軸性を容易に確保することができると共に、リニアソレノイド部12のヒステリシス特性を向上させることができる。この点については、後記で詳細に説明する。
本実施形態では、円筒状ヨーク14bと別体で形成された平軸受け36を前記円筒状ヨーク14bの固定コア20に近接する側に配置するように構成しているが、例えば、円筒状ヨーク14bの内周面から可動コア22側に向かって所定長Tだけ突出する環状凸部(図示せず)を前記円筒状ヨーク14bと一体的に形成するようにしてもよい。また、前記とは反対に、円筒状ヨーク14b側に向かって所定長Tだけ突出する環状凸部(図示せず)を可動コア22の外周面に一体的に形成するようにしてもよい。
固定コア20の凹部20aに設けられる第2ストッパ部材25は、非磁性材料によって形成され、コイル26に対する通電が停止されたとき、残留磁気の影響によって可動コア22が固定コア20に吸着されたままになることを防止する機能(貼り付き防止機能)を有する。
この場合、図示しない電源をオンにしてコイル26に電流を流すことにより励磁作用が発生し、前記励磁作用によって可動コア22が固定コア20側に向かって一体的に変位することにより、後記するスプール40を作動(進退動作)させることができる。
図1に戻って、前記弁機構部16は、インレットポート44、アウトレットポート46、ドレンポート48、50がそれぞれ設けられたバルブボデイ18と、リニアソレノイド部12の可動コア22の端面と当接し前記可動コア22によって押圧されることにより、前記バルブボデイ18内部の空間部に沿ってそれぞれ摺動可能に配設されたスプール(弁体)40とを含む。
なお、ドレンポート50は、可動コア22の進退動作に対応してハウジング14内の圧油を導入・導出するものである。また、前記インレットポート44、アウトレットポート46及びドレンポート48は、圧力流体が流通する複数のポートとして機能するものである。
前記スプール40は、弁本体を有し、前記弁本体は、半径外方向に向かって膨出形成された複数のランドを有するランド部40aと、固定コア20の貫通孔内に進退自在に挿通され、一端部が可動コア22の端面に当接するシャフト部40bとから構成される。
また、前記スプール40の外周面には、前記スプール40の変位位置に対応して、インレットポート44とアウトレットポート46とを連通させ、又は、アウトレットポート46とドレンポート48とを連通させる環状凹部52が形成される。
さらに、弁機構部16は、図1に示されるように、前記スプール40の端面と対向するように配置されバルブボデイ18の空間部を閉塞する閉塞部材54と、前記スプール40と閉塞部材54との間に介装されスプール40を原位置に復帰させるリターンスプリング56とを有する。なお、前記閉塞部材54の外周面には、環状溝を介して装着部位を液密乃至気密に保持するシールリング58が設けられる。
例えば、前記インレットポート44は、供給油路を介して油圧ポンプ等の図示しない油圧源(圧力流体供給源)にそれぞれ接続され、前記アウトレットポート46は、出力油路を介して図示しない油圧機器の油圧作動部に接続され、ドレンポート48は、図示しないリザーバタンクに接続される。なお、本実施形態では、圧油を用いて説明しているが、これに限定されるものではなく、例えば、圧縮エア等を含む圧力流体を作動媒体として用いることが可能である。
本実施形態に係る油圧制御装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、ハウジング14の円筒状ヨーク14bに対する平軸受け36の組み付け作業を図5に基づいて説明する。
円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った一端部側(固定コア20側)に平軸受け36を配置し(図5(a)参照)、案内面であるテーパ面39に沿って平軸受け36をスライドさせた後、平軸受け36の最大外径よりも若干小径に形成された環状凹部32の内径面に対して平軸受け36を図中の横方向に押圧して圧入する(図5(b)参照)。前記平軸受け36を圧入した後、リング状に形成された平軸受け36内の空間部に可動コア22を挿入する(図5(c)参照)。
このように、本実施形態では、単一の平軸受け36を、円筒状ヨーク14bの一端側(固定コア20側)から軸方向に沿って圧入することにより、円筒状ヨーク14bの内径面に形成された環状凹部32に対して平軸受け36を簡便に装着することができ、組み付け作業が容易となって組み付け性を向上させることができる。
また、本実施形態では、円筒状ヨーク14bの内周面に対して固定コア20側の方向からのみ平軸受け36が挿入可能な環状凹部32を設け、前記固定コア20側と反対側の方向からなるハウジング底部14c側の円筒状ヨーク14bの内周面には環状凹部32が設けられていない構造とすることにより、円筒状ヨーク14bとハウジング底部14cとを一体化することができる。この場合、ハウジング底部14c側に、例えば、図示しないキャップ部材等を設けて前記ハウジング底部14cを閉塞する構造と比較して、組付工数及び部品点数を削減して製造コストを低減することができる。
さらに、本実施形態では、円筒状ヨーク14bの内周面には単一の環状凹部32を形成するだけでよいため、円筒状ヨーク14bの内周面に、例えば、複数の環状凹部を設けた場合と比較して、円筒状ヨーク14bと可動コア22との同軸度のずれが発生することを回避することができる。この結果、円筒状ヨーク14bと可動コア22との同軸性を達成して、ヒステリシス特性を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、非磁性材料からなる第1ストッパ部材19を、1部品からなる簡素な構造で構成すると共に、突出底部14eの貫通孔21を貫通した柱状部19d(図4参照)を、ローリングかしめ装置で加締めて突出底部14eの内壁で塑性変形させて簡便に製造することにより、製造コストを低減することができる。
またさらに、本実施形態では、固定コア20の凹部20aに連続する孔部20b内に圧入された第2ストッパ部材25を介して、可動コア22の他方の変位(固定コア20側への変位)を規制することができる。また、前記第2ストッパ部材25に形成された挿通孔25cを介して可動コア22の変位がシャフト部40bに伝達されてスプール40を移動させることができる。さらに、前記第2ストッパ部材25を固定コア20の孔部20b内に圧入することにより、前記第2ストッパ部材25を固定コア20に対して簡便に且つ確実に固定することができる。
次に、油圧制御装置10の動作について説明する。
リニアソレノイド部12の非通電時には、図1に示されるように、前記リニアソレノイド部12の電磁力(電磁推力)が何ら発生しないため、スプール40は、リターンスプリング56のばね力によってリニアソレノイド部12側に向かって押圧された状態にある。
従って、リニアソレノイド部12のオフ状態では、図1に示されるように、スプール40の外周面に形成された環状凹部52によって、インレットポート44とアウトレットポート46とが連通した状態にあり(図1の太線矢印参照)、インレットポート44から導入された圧油が環状凹部52及びアウトレットポート46を経由して図示しない他の部材に供給される。
このように、リニアソレノイド部12のオフ状態では、可動コア22が何ら変位することがなく原位置にあって、インレットポート44とアウトレットポート46とが連通したノーマルオープン状態にある。
次に、図示しない電源によってリニアソレノイド部12へ電流を流すことにより、リニアソレノイド部12がオン状態となる。このオン状態では、図6に示されるように、コイル26へ流れる電流値に比例した電磁力によって可動コア22が単一の平軸受け36に沿って摺動しながら固定コア20側に向かって吸引され、前記可動コア22が固定コア20に設けられた第2ストッパ部材25に当接した変位終端位置で停止する。
すなわち、リニアソレノイド部12の励磁作用による可動コア22の変位がスプール40に伝達され、前記スプール40がリターンスプリング56のばね力に抗して閉塞部材54側に向かって接近する方向に変位する。
従って、図6に示されるように、スプール40のランドによってインレットポート44とアウトレットポート46との連通状態が遮断されると共に、スプール40の外周面に形成された環状凹部52によってアウトレットポート46とドレンポート48との間が連通した状態に弁位置が切り換えられる。
この結果、アウトレットポート46は、スプール40の外周面に形成された環状凹部52を介してドレンポート48と連通した状態となり(図6の太線矢印参照)、前記アウトレットポート46に残存する圧油がドレンポート48から好適に排出される。
本実施形態では、可動コア22に対して従来のシャフトが設けられていないシャフトレス構造とすることにより、シャフトが設けられた従来構造と比較して可動コア22の磁束密度飽和を低減させることができる。この結果、本実施形態では、可動コア22を縮径及び/又は軸方向寸法を短縮して可動コア22の小型化を達成することができる。この結果、リニアソレノイド部12全体を小型化することができる。
また、本実施形態では、単一の平軸受け36が円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部に配置されるため、円筒状ヨーク14bに対する可動コア22の同軸性を容易に達成することができる。この円筒状ヨーク14bに対する可動コア22の同軸性を確保することにより、サイドフォース(可動コア22を半径外方向に向かって吸引する力)を低減させて良好なヒステリシス特性を得ることができる。
さらに、本実施形態では、円筒状ヨーク14bと可動コア22との径方向における間隙37である磁気ギャップを容易に且つ高精度に設定することができる。例えば、平軸受け36が圧入される環状凹部32の凹部深さを適宜設定し、又は前記平軸受け36の厚さ寸法を適宜設定することにより、前記平軸受け36の内径面が、円筒状ヨーク14bの内周面から径方向に向かって突出する突出量(所定長T)を容易に設定することができる。この結果、本実施形態では、前記磁気ギャップを極小に設定して、可動コア22に対する吸引力を向上させることができる。
しかも、本実施形態では、前述したように、円筒状ヨーク14bに対する可動コア22の同軸性を確保することにより、可動コア22に対する吸引力を増大させると共に、ヒステリシス特性を向上させることができる。さらに、本実施形態では、可動コア22が平軸受け36のみと部分的に摺動する構造とすることにより、摺動抵抗を著しく低減させてヒステリシス特性をより一層向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、単一の平軸受け36が円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った中間部であって、図2に示されるように、可動コア22の軸線と略直交しハウジング底部14cの中央部(軸方向に沿った肉厚の中央部)を通る一点鎖線Dと非交差状に配置されることにより、ハウジング底部14cから可動コア22に向かう磁束の流入を前記単一の平軸受け36によって妨げることが好適に回避され、ハウジング底部14c側から可動コア22に向けて流入する磁束流れを良好とすることができる。
またさらに、本実施形態では、単一の平軸受け36が円筒状ヨーク14bの軸方向に沿った中間部であって、図2に示されるように、ハウジング14の内側底面Eよりも固定コア20側の略水平方向に所定距離ΔXだけ偏位した部位に配置されることにより、ハウジング底部14cから可動コア22に向かう磁束の流入を前記単一の平軸受け36によって妨げることが好適に回避され、ハウジング底部14c側から可動コア22に向けて流入する磁束流れをより一層良好とすることができる。
図7(a)は、可動コアが第1ストッパ部材に当接した初期状態におけるリニアソレノイド部に発生した磁束流れを示す説明図、図7(b)は、可動コアが固定コア側に変位した変位終端位置におけるリニアソレノイド部に発生した磁束流れを示す説明図である。
単一の平軸受け36は、ハウジング14の内側底面Eから固定コア20側に略水平方向に所定距離ΔXだけ偏位した部位に配置(図2参照)されているため、図7(a)、(b)に示されるように、ハウジング底部14cから可動コア22側に向かって磁束が流入する際、平軸受け36が磁束流れBの邪魔部材となることがなく(図7中のC部参照)、円滑な磁束流れBを得ることができる。
従って、本実施形態では、リニアソレノイド部12の励磁作用によって発生する磁束密度を増大させ、可動コア22に対する吸引力を向上させることができる。この結果、本実施形態では、可動コア22の軸方向寸法を短縮したリニアソレノイド部12の小型化と、発生する磁束密度の増大による可動コア22の吸引力向上とを両立させることができる。なお、可動コア22を摺動可能に支持する軸受けを単一の部材とすることにより、部品点数が削減されてコスト低減に寄与することができる。
10 油圧制御装置
12 リニアソレノイド部(リニアソレノイド)
14 ハウジング
14b 円筒状ヨーク
14c ハウジング底部
14d 円筒突出部
14e 突出底部
16 弁機構部
18 バルブボデイ
19 第1ストッパ部材
19d 柱状部
20 固定コア
20a 凹部
20b 孔部
21 貫通孔
22 可動コア
25 第2ストッパ部材
26 コイル
32 環状凹部
36 平軸受け
40 スプール(弁体、変位伝達部材)
44 インレットポート
46 アウトレットポート

Claims (4)

  1. ハウジング内に設けられ、コイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される円柱状の可動コアと、前記可動コアの外周面を囲繞する円筒状ヨークとを有するリニアソレノイド部を備え、
    前記可動コアはシャフトレスからなり、前記円筒状ヨークの軸方向に沿った一端部と他端部との間の中間部には、前記可動コアを摺動可能に支持する単一の軸受けが設けられ、前記軸受けは、前記円筒状ヨークの内周面から前記可動コア側に向かう半径内方向へ所定長突出して設けられ
    前記円筒状ヨークの内周面の前記固定コア側には、前記軸受けを前記円筒状ヨークの軸方向に沿って前記固定コア側から挿入可能な単一の環状凹部が設けられ、
    前記ハウジングは、円筒部と、前記円筒部の内側に形成される前記円筒状ヨークと、前記円筒部及び前記円筒状ヨークの軸方向に沿った一端部に形成されるハウジング底部とを含んで一体形成されており、
    前記円筒状ヨークの単一の前記環状凹部に配置される単一の前記軸受けは、前記ハウジングの内側底面よりも前記固定コア側の略水平方向に所定距離だけ偏位した部位に配置されていることを特徴とするリニアソレノイド。
  2. 請求項1記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記ハウジングは、前記ハウジング底部から延在する円筒突出部と、前記円筒突出部から延在する突出底部とを含み、
    前記突出底部には、非磁性材料からなり前記可動コアの一方の変位を規制する第1ストッパ部材が設けられ、前記第1ストッパ部材は、前記突出底部の貫通孔を貫通した柱状部が加締められて前記突出底部の内壁で塑性変形することにより、前記突出底部に対して固着されることを特徴とするリニアソレノイド。
  3. 請求項1又は請求項2記載のリニアソレノイドにおいて、
    前記固定コアには、前記可動コアが臨む凹部が形成され、
    前記凹部に連続する孔部内には、前記可動コアの他方の変位を規制する第2ストッパ部材が圧入され、
    前記第2ストッパ部材には、前記可動コアの変位が伝達される変位伝達部材を挿通させる挿通孔が設けられることを特徴とするリニアソレノイド。
  4. 圧力流体が流通する複数のポートを有するバルブボデイと、
    請求項1乃至のいずれか1項記載のリニアソレノイドと、
    前記バルブボデイ内に設けられ、前記可動コアの変位によって前記複数のポート間の連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
    を備えることを特徴とするバルブ装置。
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