JP2009079605A - 電磁弁装置 - Google Patents

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重晴 山本
Mitsunori Sakakibara
光則 榊原
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Abstract

【課題】
従来の油圧機器を制御する電磁弁装置と比べて小型の電磁弁装置を提供すること。
【解決手段】
通電によって磁力を発生するコイル21と、コイル21を軸方向に貫通して延びる円筒形状の磁性スリーブ51と、磁性スリーブ51内に格納されコイル21への通電または非通電によって軸方向への移動可能に案内されるプランジャ61と、プランジャ61の往復移動によって駆動されるバルブ機構30と、を備え、磁性スリーブ51を磁性体材で構成し、磁性スリーブ51とプランジャ61との間に非磁性材による非磁性スリーブ53を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は油等の流体圧により操作される機器を制御するために利用される電磁弁装置に関する。
従来より、油圧機器等を制御するよう利用される電磁弁装置としては、図3に示される構成のものがある。電磁弁装置110は、コイル150への通電または非通電によって、軸方向に移動するプランジャ160を備える。
コイル150は円筒形状で、円筒中心を軸方向に貫通して、スリーブ167が取付けられている。スリーブ167は中空部167aを備える有底筒状であり、開放端側に鍔部が設けてある。この中空部167a内にプランジャ160が軸方向に移動可能にガイドされて格納される。スリーブ167の外径面とコイル150との間に、プランジャ160に磁束を導くためのヨーク部169が挿入配置されている。プランジャ160と同軸上には、スリーブ167対して移動しないヨーク168が取り付けられる。
上記の構成を採る電磁弁装置110では、通常スリーブ167を厚みの薄い非磁性材料で構成し、コイル150への通電時に、プランジャ160と非磁性スリーブ167との間で磁気吸引力を発生しないようにする。また、非磁性スリーブ167は、ヨーク部169とプランジャ160との間に磁気ギャップとなる僅かな間隔を保つことで、相互の磁束の伝達は許容し、吸引力を弱めるように作用する。この磁気ギャップによって、プランジャ160は、中空部160aの内壁面に過度の荷重で押し付けられることなく、ヨーク168間との磁気吸引力で、円滑な軸方向の移動が可能となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−30548号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電磁弁110では、ヨーク部169からプランジャ160へ磁束を導く必要から、プランジャ160とヨーク部169は軸方向で同位置となる範囲内に配置される。このために、ヨーク部169がコイル150と非磁性スリーブとの間に挿入された構成によって、コイル150は径方向の寸法が大きくなり、電磁弁110の大型化を招いてしまう。
一方、この種の電磁弁は、車両のエンジンのバルブタイミングを制御する油圧機器などに適用され、エンジンルームの限定されたスペース内で配置する必要から、小型化へのニーズは大きい。
このために、本発明の解決すべき課題は、従来の電磁弁装置と比べて小型の電磁弁装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、通電によって磁力を発生するコイルと、
磁性体で形成され、円筒状の一方を開放端とし他方を底部を有する閉塞端としたカップ形状であるとともに、前記コイルを軸方向に貫通して延びる磁性スリーブと、
前記磁性スリーブ内の開放端側に配置された磁性体で形成されたヨーク(フロントヨーク)と、
前記磁性スリーブ内の前記ヨークと前記閉塞端との間に軸方向へ移動可能に格納される磁性体で形成されたプランジャと、
前記プランジャの往復移動によって駆動されるバルブ機構と、
前記磁性スリーブの筒状部の内周面と前記プランジャとの間の摺動面に配され、非磁性材で形成された非磁性スリーブと、
を備える。
請求項1に記載の発明によれば、コイルへ通電を行ったとき、コイルの発生した磁力線は、一部が磁性スリーブの筒状部分を通って戻るが、磁性スリーブの外周は筒状で薄いので、すぐに磁気飽和が起こる。このため、コイルの発生した磁力線の大部分は、磁性スリーブの一側−プランジャ−ヨーク(もしくはその逆)を通過するようになる。これにより、プランジャがヨークに向かって吸引される。磁性スリーブの一側とプランジャとの間には、非磁性スリーブが介挿されているが、この非磁性スリーブが極めて薄ければ、ヨークとプランジャの間の吸引力への影響は少ない。プランジャと磁性スリーブとの間には非磁性スリーブが介挿されているので、プランジャが磁性スリーブに固着されることはなく、プランジャはスムーズに移動する。このように、コイルへの通電と非通電の切り替えによってバルブ機構が作動するようになる。
更に、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、磁性スリーブは、該開放端を前記バルブ機構のバルブケースに挿入し、且つ前記磁性スリーブの外径と前記バルブケースとの間にシール部材を配置し、作動流体を封止する。
請求項2に記載の発明によれば、バルブ機構により制御される作動流体は磁性スリーブの内側に流れることはあるが、この内面からコイル側へは漏れない。磁性スリーブの外周側とバルブケースとの間はシール部材でシールされるので、磁性スリーブの外周側からコイルのある部分への作動流体の漏れもない。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項3に記載の発明に加えて、前記コイルの外周上に配置されたコイルケースに固定して、前記磁性スリーブの前記底部と当接するカバー部材を備えるようにしたことである。
請求項3に記載の発明によれば、プランジャが磁性スリーブ内でヨークから離れる方向に移動する際、内部にストッパ等の構造がなければ、プランジャが磁性スリーブの底部に接触することになる。磁性スリーブの底部がカバー部材と当接しているので、磁性スリーブの底部に与えられるプランジャの停止荷重はカバー部材で支持される。
更に、請求項4に記載の発明は、請求項4に記載の発明に加えて、前記底部と前記カバー部材間に緩衝部材を配置する。
更に、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に加えて、非磁性スリーブは非磁性の薄膜のシートを丸めた形状とした。
請求項1に記載の発明によれば、コイル内径とプランジャの外径との間には、プランジャに磁束を誘導するための軸方向に長いヨーク部材を挿入する必要がない。このために、コイルの径方向の寸法を小さくすることができ、小型の電磁弁装置を実現することができる。
磁性スリーブは、作動流体に対する被耐食性は必要であるが、非磁性材である必要がないため、材料を選びやすい。
磁性スリーブは、鍔をつける必要がなく、カップ状でいいので、製造しやすい。上述のように非磁性材である必要がないので、加工性のよい材料を選びやすい。
また、請求項2に記載の発明によれば、バルブケースに磁性スリーブを挿入して連結する構成で、結合部分での作動流体の封止が単一のシール部材で達成できるようになる。また磁性スリーブの外径に、シール部材を配置するようにしたことで、磁性スリーブの端部にシール部材を支持するため形状を備えるように変形加工を施す不要もなく、安価となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、磁性スリーブの底部がカバー部材と当接しているので、磁性スリーブの底部によるプランジャの停止荷重がカバー部材で支持され、磁性スリーブを薄肉で構成しても強度が確保できる。
更に、請求項4に記載の発明によれば、磁性スリーブの底部へプランジャが当接するときの停止荷重を緩衝部材で受けるために、作動音の軽減が図られる。
更に、請求項5に記載の発明によれば、非磁性スリーブを安価かつ作りやすい構造となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を基に説明する。
図1は、実施形態の電磁弁装置10を示す。磁弁装置10は、電磁ソレノイド部20とバルブ機構部30によって構成される。
電磁ソレノイド部20は、制御装置(図示せず)から電力の供給を受ける端子(図示せず)と連結され、通電によって磁気を発生するコイル21を備える。コイル21は円筒形状を呈し、コイル21の内径を貫通するように、軸方向に延びる磁性スリーブ51が配置される。
磁性スリーブ51は、磁性材料で形成され、一方が開放した端部51bで、他方端は底部51aを有して閉塞する有底の円筒形状(カップ状)となっている。磁性スリーブ51は極薄い円筒壁を備える。このような形状の磁性スリーブ51は、鉄などの材料をプレス成形することで、容易に作成できる。磁性スリーブ51の厚さは、コイル21への通電時に磁性スリーブ51内を通過する磁束がすぐに過飽和となるような厚さとしている。
図1のII部分の拡大図である図2及び更に図2の部分拡大図である図5に示されるように、磁性スリーブ51の内径面51cには、非磁性スリーブ53が取り付けられる。非磁性スリーブ53は極薄い非磁性材料で構成されている。非磁性スリーブ53に対して摺動して軸方向に移動可能に、プランジャ61が配置される。プランジャ61は磁性材料で形成されており、略円柱状の形状を持っている。非磁性スリーブ53としては、プランジャ61が摺動しやすいように低摩擦を実現する軸受け材を利用すると良い。非磁性スリーブ53の厚さは、磁性スリーブ51とプランジャ61との間のエアギャップの影響を抑えるため、極力薄くしている。非磁性スリーブ53の長さは、少なくともプランジャ61の摺動する範囲としておくとよい。非磁性スリーブ53は紙のような薄膜のシートを用意し、まるめることで簡単に製造できる。
磁性スリーブ51の底部には樹脂製でリング状のスペーサ69が置かれている。このスペーサ69により、磁性スリーブ51とプランジャ61が固着することはない。
更に、磁性スリーブ51内には、磁性材料で形成されたフロントヨーク68(請求項のヨーク)がプランジャ61と同軸上に並べて配置される。フロントヨーク68は、圧入などで磁性スリーブ51に固定され、ヨーク68とプランジャ61は、同軸上で互い接近するか、または解離するように作動する構成である。フロントヨーク68は非磁性スリーブ51の開放端側に配置され、プランジャ61は、カップ状の磁性スリーブ51とフロントヨーク68にて形成される空間の内部に置かれるよう形成されている。非磁性スリーブ53は磁性スリーブ51の筒状の内周面とプランジャ61の外側面との間の摺動面に配されている。プランジャ62は軸方向を貫通する穴を有しており、磁性スリーブ51内での摺動時に抵抗を受けにくい構造となっている。
コイル21の外径上を覆う、円筒形状のコイルケース24が取り付けられる。コイルケース24は磁性材で形成されている。更に、図1のIII部分の拡大図である図3に詳細に示されるように、コイルケース24の一方の端部の近くには、内径方向への突起部24aが形成されている。突起部24aは、軸方向と直角となる一方側の側面24bでコイル21と当接し、他方側の側面24cは、バルブ機構部30のバルブケース32の端部32bと当接する。突起部24aの内径面は磁性スリーブ51の外径面51dと当接する。
コイルケース24の内径面24dと磁性スリーブ51の外周面との間に、突起部24aと共にコイル21を軸方向の両側で挟むように、リアヨーク26が圧入固定されている。コイル21の一方端側では突起部24aによって、また他方側ではヨーク26によって磁性スリーブ51と、コイルケース24は径方向で連結されている。そして、磁性材料であるコイルケース24、ヨーク26、磁性スリーブ51、プランジャ61、フロントヨーク68によって、コイル21の通電によって発生する磁気の磁束回路が構成される。
上記の磁束回路では、冒頭に引用した従来技術例(図4を参照)のコイル150と磁性スリーブ167間に挿入した軸方向に長い形状のヨーク部169を必要とする構成とは異なり、ヨーク26は軸方向に短く単純な円盤形状となっている。これは、磁束をヨーク26から軸方向に延びる磁性材料の磁性スリーブ51に導き、更にプランジャ61へと導く構成で十分な容量の磁束回路が得られるためである。円盤形状のヨーク26は、コイル21と軸方向に並べて配置することが可能となり、電磁ソレノイド部20の径を小さくすることができる。その結果、小型の磁弁装置10の実現に寄与できる。また、単純な形状のヨーク26は、安価に作製できる利点もある。
プランジャ61の端部側に形成された円錐凸面61aと、フロントヨーク68の端部側に形成された円錐凹面68aが、対向するように配置される。コイル21へ非通電時には、円錐凸面61aと円錐凹面68aは所定のギャップを保持する。コイル21に通電されて、プランジャ61がヨーク68に吸引される際、円錐凸面61aと円錐凹面68aは、吸引力を平滑にする効果を出す。
コイルケース24の一方端部を閉塞するように、ヨーク26にはカバー28が結合されている。カバー28は樹脂材料で、ヨーク26に一体成形することができる。尚、図示しないが、カバー28にはコイル21への電力供給を行うコネクタを形成することができる。磁性スリーブ51の底部51aとカバー28の間には緩衝部材29が挟まれ配置される。緩衝部材29は、プランジャ61が、後述するバルブ機構部30が備えるスプリング31の作用で、ヨーク68から離れる方向に移動し、底部51aと当接したときの荷重を緩和し、作動音も軽減する。
バルブ機構部30は、バルブケース32を備える。バルブケース32には、軸方向に延びる中空部32aが形成され、中空部32aには軸方向に移動自在にスプール弁35が配置されている。バルブケース32は、コイルケース24と同軸上に配置されている。
一方、フロントヨーク68の中心部を軸方向に貫通して延び、一方端がプランジャ61の先端と当接し、且つ他方端がスプール弁35の端部と当接する連結ステム62が取付けられる。連結ステム62によって、プランジャ61に連動してスプール弁35が移動する構成である。
連結ステム62と当接する方と反対のスプール弁35の端には、スプール弁35を電磁ソレノイド部20側の方向(図1の右方向)へ押すように作用するスプリング31が取付けられる。コイル21への通電時、プランジャ61は、連結ステム62を介し、スプリング31の作用力に抗してスプール弁35を移動させ、コイル21への非通電時は、スプリング31の作用力によって図1に示される位置に戻される。
また、バルブ機構部30は、図示しない油圧機器、油圧ポンプおよび作動油リザーバと連結されるポート36、37、38,39を有する。スプール弁35の移動によって、各ポート36、37、38,39を切替えて作動油の供給又は排出を行い、油圧機器の制御を行う構成である。
図3に示されるように、磁性スリーブ51の端部51bとフロントヨーク68は、バルブケース32の端部に形成された穴32cに挿入され連結される。さらに、コイルケース24の端部24eがバルブケース32の外径上に形成された窪みと係合するように変形加工されて、電磁ソレノイド部20とバルブ機構部30は組付けられている。
バルブケース32の穴32cの開口部は、斜面32dが形成され、磁性スリーブ51の端部51bと、斜面32d及び側面24cに囲まれた三角形の断面空間71が形成される。断面空間71内に、各面から圧縮を受けるようにシール部材72が取付けられる。
磁弁装置10は、例えば車両エンジン(図示せず)のバルブタイミングを制御する油圧機器に適用される場合、バルブ機構部30の部分が車両エンジン内に油圧シール部材を介在して装着される。また、電磁ソレノイド部20は、車両エンジンの外部に露出して取付けられる。
バルブケース32の中空部32aで、スプール弁35の電磁ソレノイド部20側は、概略大気圧となる低圧のドレイン圧となっている。ドレイン圧の作動油は、底部51aを備えて閉塞する磁性スリーブ51、及び磁性スリーブ51とバルブケース32間に取付けられた単一のシール部材72によって、エンジン外への漏れ及びコイル21のある電気回路部分への漏れが封止される構成となっている。
以上のように構成された電磁弁装置10には、油圧機器の制御装置(図示せず)から制御用の電力がコイル21に供給または遮断される。コイル21に電力が供給されていないときは、スプリング31の作用によりプランジャ61は図示右方向に付勢されている。コイル21の中心において図示左方向に磁界が向くようにコイル21に通電された場合、通電されたコイル21によって生じる磁束は、リアヨーク26、磁性スリーブ51から非磁性スリーブ53を透過してプランジャ61へと導かれる。そして、プランジャ61先端の円錐凸面61aとフロントヨーク68先端の円錐凹面68a間に作用する吸引力で、スプリング31に抗してプランジャ61が磁性スリーブ51内を摺動して図示左方向に移動する。
上記作動の際、一部の磁束は、プランジャ61とヨーク68の経路を経由せずに、磁性体で構成した磁性スリーブ51によって、ヨーク26から突起部24aへと短絡して導かれる。しかしながら、磁性スリーブ51の円筒壁は極薄い材用で構成されているために、わずかの磁束で磁気飽和が生じ、大部分の磁束はプランジャ61とヨーク68を経由する。したがって、磁性スリーブ51を磁性体で構成したことによっての吸引力の低下は問題とならない。
例えば車両エンジンのバルブタイミングを制御する油圧機器に適用される電磁弁装置10では、磁性スリーブ51の磁性材料の厚さは0.3mm、また非磁性スリーブ53の非磁性材料の厚さは0.1〜0.3mmの範囲で、実験的に良好な電磁弁装置10の性能が得られることが確かめられている。
磁性スリーブ51は、底部51aで緩衝部材29を介してカバー28で支持されている。一方、磁性スリーブ51の端部51bは、単にバルブケース24の穴32bに挿入されているだけで、抜け方向に係止されていない。このために、プランジャ61が底部51aに当接したとき、磁性スリーブ51の円筒壁には、荷重がほとんど作用しない。このために、磁性スリーブ51の円筒壁を極薄く構成しても、強度上の問題は生じない。
尚、上記の例では、コイル21への通電/遮断の場合を説明したが、コイルへ与える電力を調整したり、通電と遮断をデューティ制御することで、リニア電磁弁として使用することもできる。
実施形態に係り、電磁弁装置の軸方向での断面図である。 図1のII部分に於ける拡大図である。 図1のIII部分に於ける拡大図である。 従来技術の電磁弁装置の軸方向での断面図である。 図2の部分拡大図である。
符号の説明
10 電磁弁装置
21 コイル
24 コイルケース
26 フロントヨーク(ヨーク)
28 カバー部材(カバー)
29 緩衝部材
30 バルブ機構
51 磁性スリーブ
51a 底部
53 非磁性スリーブ
61 プランジャ
72 シール部材

Claims (5)

  1. 通電によって磁力を発生するコイルと、
    磁性体で形成され、円筒状の一方を開放端とし他方を底部を有する閉塞端としたカップ形状であるとともに、前記コイルを軸方向に貫通して延びる磁性スリーブと、
    前記磁性スリーブ内の開放端側に配置された磁性体で形成されたヨークと、
    前記磁性スリーブ内の前記ヨークと前記閉塞端との間に軸方向へ移動可能に格納される磁性体で形成されたプランジャと、
    前記プランジャの往復移動によって駆動されるバルブ機構と、
    前記磁性スリーブの筒状部の内周面と前記プランジャとの間の摺動面に配され、非磁性体で形成された非磁性スリーブと、
    を備える電磁弁装置。
  2. 前記磁性スリーブは、該開放端を前記バルブ機構のバルブケースに挿入し、且つ前記磁性スリーブの外径と前記バルブケースとの間にシール部材を配置し、作動流体を封止する請求項1に記載の電磁弁装置。
  3. 前記コイルの外周上に配置されたコイルケースに固定して、前記磁性スリーブの前記底部と当接するカバー部材を備える請求項2に記載の電磁弁装置。
  4. 前記底部と前記カバー部材間に緩衝部材を配置した請求項3に記載の電磁弁装置。
  5. 前記非磁性スリーブは非磁性の薄膜のシートを丸めた形状とした請求項1に記載の電磁弁装置。
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