JP2009030682A - 電磁弁 - Google Patents

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石橋  亮
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    • F16K31/0603Multiple-way valves
    • F16K31/061Sliding valves
    • F16K31/0613Sliding valves with cylindrical slides

Abstract

【課題】 スプール弁側から電磁アクチュエータ内の呼吸を行う構成を採用しても、スプール弁側からプランジャの摺動部へ異物が侵入するのを防ぐ。
【解決手段】 プランジャ14の駆動力をスプール4へ伝達するシャフト11は、磁気対向部18bに貫通配置される大径パイプ部11aと、プランジャ軸芯のプランジャ呼吸孔14aに挿入される小径パイプ部11bとからなり、ソレノイド前室Aから電磁アクチュエータ2側へ吸い込まれるオイルは、必ず大径パイプ部11aの内部に導かれる。シャフト11は段付き構造であるため、オイルに混入した異物は大径パイプ部11aの内部に堆積し、異物がプランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに導かれるのを防ぐことができ、プランジャ14の摺動不良を防ぐことができる。また、非磁性材よりなるプレート24を、シャフト11の段差面とプランジャ14との間に挟んで支持するため、製造コストを抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行う電磁弁に関するものであり、特に電磁アクチュエータの内部においてプランジャより区画される2つの容積変動室(プランジャ前室とプランジャ後室)の容積変動(呼吸)の技術に関する。
(従来技術)
オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うバルブ装置(例えば、スプール弁等)を、電磁アクチュエータによって駆動する電磁弁の一例として、例えば特許文献1に開示された油圧電磁制御弁が知られている。
特許文献1の油圧電磁制御弁は、スプール弁が油圧サーキットを成す油路制御ケース(油圧コントローラのケース)内に挿入され、電磁アクチュエータが油路制御ケースの外部に配置されるものであり、電磁アクチュエータが外気に触れる状態で配置される。
従来の油圧電磁制御弁の一例を図4を参照して説明する。
この油圧電磁制御弁は、スリーブ3とスプール4を用いたスプール弁1と、このスプール弁1を駆動する電磁アクチュエータ2とを備える。
この電磁アクチュエータ2は、コイル13、このコイル13を収容するヨーク17、コイル13の内側に配置されたステータコア21、このステータコア21の内部を軸方向へ摺動するプランジャ14を備え、ステータコア21にはプランジャ14と軸方向に対向する磁気対向部18bが設けられている。
コイル13が通電されると、プランジャ14が磁気対向部18bへ磁気吸引され、プランジャ14の変位力が、磁気対向部18bに貫通配置されたシャフト11を介してスプール4へ伝達される。
(従来技術の問題点1)
電磁アクチュエータ2の内部は、ヨーク17によって覆われるとともに、シール部材(Oリング等)22により外部と区画されている。即ち、電磁アクチュエータ2内のオイルが外部へ漏れ出さないように設けられている。
一方、電磁アクチュエータ2の内部には、プランジャ14により軸方向へ区画された2つの空間が形成されている。この2つの空間は、プランジャ14の変位に伴って容積変動する容積変動室で、プランジャ14と磁気対向部18bとの間の空間(図中左側の空間)を「プランジャ前室B」と称し、プランジャ14の磁気対向部18bとは異なる側の空間(図中右側の空間)を「プランジャ後室C」と称して説明する。
プランジャ14を軸方向へ変位させるには、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cをスプール弁1側の外部連通部と連通させて、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cの容積変動を可能にする必要がある。
スプール弁1側の外部連通部は、スプール4と電磁アクチュエータ2との間の空間(以下、この空間を「ソレノイド前室A」と称して説明する)であり、このソレノイド前室Aは、スリーブ3に形成されたスリーブ呼吸孔7aを介して外部(低圧部)と連通する。
ソレノイド前室Aと、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cとを連通させる手段として、従来の技術では、図4(a)に示すように、シャフト11の外周に軸方向に沿うシャフト呼吸溝J1を形成し、プランジャ14の内部に軸方向に貫通するプランジャ呼吸孔14a(あるいはプランジャ14の外周に軸方向に沿うプランジャ呼吸溝)を形成していた。
このため、プランジャ14の変位に伴う「プランジャ前室Bとプランジャ後室Cの容積変化量の差」のオイルが、シャフト呼吸溝J1を介して給排される。即ち、プランジャ14の変位に伴い、ソレノイド前室Aから異物を含んだオイルがシャフト呼吸溝J1を通ってプランジャ前室Bに直接流入する。プランジャ前室Bに異物を含んだオイルが直接流入することで、オイルに含まれる異物がプランジャ前室Bに堆積することになり、プランジャ前室Bに堆積した異物によりプランジャ14の摺動不良が生じる懸念がある。
(従来技術の問題点2)
電磁アクチュエータ2では、プランジャ14がフルストロークした際に、プランジャ14がステータコア21の磁気対向部18bに接触するのを防ぐ非磁性材よりなるプレート24を用いている。
このプレート24は、図4(a)に示すように、シャフト11の周囲に圧入固定するものであり、シャフト11とプレート24の圧入工程が必要となることで、コストアップの要因になっていた。
また、図4(b)に示すように、プレート24に代えて、シャフト11の端部に拡径部J2を設けることで、プランジャ14とステータコア21の直接接触を防ぐ技術も考えられるが、シャフト呼吸溝J1を形成する際の削り代が拡径部J2により多くなり、削り代の増加によるコストアップが生じてしまう。
特開2005−214236号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、バルブ装置側から電磁アクチュエータ内の呼吸を行う構成を採用しても、バルブ装置側からプランジャの摺動部へ異物が侵入するのを防ぐことのできる電磁弁の提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段の電磁弁の電磁アクチュエータは、プランジャの移動に伴って電磁アクチュエータ内のプランジャ前室およびプランジャ後室の容積が変動すると、プランジャ前室およびプランジャ後室は、共にシャフトの大径パイプ部の内部とオイルの給排を行う。そして、バルブ装置側と大径パイプ部の内部とは、第1内外連通部を介して「プランジャ前室とプランジャ後室の容積変化量の差」だけ給排交換される。
バルブ装置側から電磁アクチュエータ側へ吸い込まれるオイルは、一旦、シャフト内に供給される。シャフトは大径パイプ部と小径パイプ部の段付き構造であるため、オイルに混入した異物が大径パイプ部の内部に堆積し易い。その結果、バルブ装置側から電磁アクチュエータ側へ吸い込まれたオイルに含まれる異物を大径パイプ部の内部で堆積させることができ、オイルに含まれる異物がプランジャ前室およびプランジャ後室に導かれるのを防ぐことができる。
このように、請求項1の手段の電磁弁は、バルブ装置側から電磁アクチュエータ内の呼吸を行う構成を採用しているが、大径パイプ部の内部において異物を堆積させる構造を採用することで、プランジャ摺動部への異物の侵入および堆積を防ぐことができる。その結果、長期にわたりプランジャ摺動部の摺動不良の発生を防ぐことができ、電磁弁の信頼性を高めることができる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段の電磁弁における第1内外連通部は、径方向に貫通して設けられる。
これにより、バルブ装置側の呼吸孔(例えば、スリーブ呼吸孔など)と、第1内外連通部とが直線的に通じる不具合を回避でき、バルブ装置側から異物がシャフト内に吸い込まれる不具合を回避できる。
[請求項3の手段]
請求項3の手段の電磁弁の大径パイプ部内の容積は、「プランジャ前室とプランジャ後室の容積変化量の差」以上である。
これにより、第2内外連通部および第3内外連通部を通過するオイルが、大径パイプ部の内部に保持されることになり、プランジャ前室およびプランジャ後室に吸い込まれるオイル量のうち、バルブ装置側から新しく吸い込まれるオイル量を極めて少なく抑えることができ、プランジャ前室およびプランジャ後室に異物が侵入する可能性を小さくすることができる。
[請求項4の手段]
請求項4の手段の電磁弁は、大径パイプ部と小径パイプ部の段差面と、プランジャとの間に、非磁性材よりなり、磁気対向部とプランジャとの直接接触を防ぐプレートが挟まれて支持される。
非磁性材のプレートは、シャフトの段差とプランジャとの間で挟まれて固定される構造であるため、従来技術(シャフトにプレートを圧入する技術や、シャフトに拡径部を設けてシャフト呼吸溝を切削加工する技術)に比較して、製造コストを低く抑えることができる。
[請求項5の手段]
請求項5の手段の電磁弁は、プランジャの軸方向の端面に、磁気対向部に直接接触する凸部が設けられる。
プランジャにおいて磁気対向部に直接接触する部分を凸部に設けることで、接触面積を小さくでき、接触部を磁気飽和させることができる。これにより、従来技術で用いていた非磁性材のプレートを廃止して部品点数を減らすことができる、あるいはシャフトに拡径部を設けてシャフト呼吸溝を切削加工する技術に比較して、製造コストを低く抑えることができる。
[請求項6の手段]
請求項6の手段の電磁弁は、大径パイプ部のプランジャ側に拡径した拡径屈曲部を設け、この拡径屈曲部によって磁気対向部とプランジャとの直接接触を防ぐ。
これにより、従来技術で用いていた非磁性材のプレートを廃止して部品点数を減らすことができる、あるいはシャフトに拡径部を設けてシャフト呼吸溝を切削加工する技術に比較して、製造コストを低く抑えることができる。
最良の形態1の電磁弁は、オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うスプール(弁体の一例)を備えたスプール弁(バルブ装置の一例)と、通電により磁力を発生するコイル、軸方向へ摺動自在に支持されるプランジャ、このプランジャの軸方向に対向配置されてコイルの発生した磁力によってプランジャを弁体側へ磁気吸引する磁気対向部(例えば、ステータコアの一部によって設けられる)を備えた電磁アクチュエータと、磁気対向部に設けられた軸方向の貫通穴の内部に貫通配置され、プランジャの変位力を弁体に与えるシャフトとを具備する。
プランジャの軸中心には、軸方向へ貫通するプランジャ呼吸孔が設けられ、プランジャ呼吸孔とプランジャ後室とが連通する。
シャフトは中空部品で、プランジャ呼吸孔に挿入される小径パイプ部と、プランジャ呼吸孔より大径の大径パイプ部とを備え、薄板金属をプレス加工等の加工技術で形成される。
大径パイプ部のスプール弁側には、スプール弁内のソレノイド前室(外部連通部の一例)と、大径パイプ部の内部とを連通する第1内外連通部が設けられている。この第1内外連通部は、径方向に貫通して設けられることが望ましい。
大径パイプ部のプランジャ側には、プランジャ前室と、大径パイプ部の内部とを連通する第2内外連通部が設けられている。この第2内外連通部は、径方向に貫通して設けられることが望ましく、特に電磁弁の使用状態において上方(天方向)に向いて開口することが望ましい。
小径パイプ部の先端部には、プランジャ後室と、小径パイプ部の内部とを連通する第3内外連通部が設けられている。これにより、大径パイプ部の内部と、プランジャ後室とが、小径パイプ部の内部およびプランジャ呼吸孔を介して連通する。
このように、プランジャ前室とプランジャ後室は、共に大径パイプ部の内部と連通するものであり、大径パイプ部を介してスプール弁側と呼吸を行う。
以下では、本発明を自動変速機の油圧制御を行う油圧電磁制御弁に適用した実施例を、図1を参照して説明する。なお、以下では実施例の説明のために、図1の左側を前(フロント)、右側を後(リヤ)として説明するが、実際の搭載方向にかかるものではない。
〔油圧電磁制御弁の構造〕
この実施例1の油圧電磁制御弁は、油圧を制御する電磁スプール弁であり、自動変速機の油圧制御装置に搭載されるものである。具体的に、実施例1に示す油圧電磁制御弁は、外部と油密にシールされた油圧制御ケースの内部に挿入され、油圧制御ケース内においてオイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行うスプール弁1と、油圧制御ケースの外部に配置されてスプール弁1の駆動を行う電磁アクチュエータ2(リニアソレノイド)とからなり、電磁アクチュエータ2が空気に触れる状態で配置される。
(スプール弁1の説明)
スプール弁1は、スリーブ3、スプール4およびバネ5(リターンスプリング)を備えている。
スリーブ3は、略円筒形状を呈するものであり、中心にはスプール4を軸方向へ摺動自在に支持する挿通穴6が形成され、径方向にはオイルポート7が形成されている。
このオイルポート7は、図示しないオイルポンプのオイル吐出口に連通して入力圧が供給される入力ポート、油圧電磁制御弁で調圧した出力圧が出力される出力ポート、低圧側に連通する排出ポート、呼吸用のドレーンポート等である。
呼吸用のドレーンポートは、スプール弁1の内部の呼吸(容積変動に伴うオイルの給排)および電磁アクチュエータ2の内部の呼吸を行うものであり、油圧制御ケース内に形成された油路を介して排出ポートに連通しており、排出ポートは油圧制御ケース内の油路を介して低圧側(自動変速機のオイルパン)に開口するものである。
この実施例に示すスリーブ3には、ドレーンポートが前側と後側に1つづつ設けられている。
スリーブ3の前側のドレーンポートは、バネ5が配置されたバネ室とスリーブ3の外部(低圧側)とを連通させるものである。
スリーブ3の後側のドレーンポートは、スプール4と電磁アクチュエータ2(具体的には、後述する磁気対向部18b)との軸方向間に形成されるソレノイド前室Aとスリーブ3の外部(低圧側)とを連通させるものである。なお、以下では、ソレノイド前室Aとスリーブ3の外部(低圧側)とを連通させる呼吸用のドレーンポートを、スリーブ呼吸孔7aと称して説明する。
スプール4は、スリーブ3内に摺動可能に配置され、オイルポート7の開口面積を可変(具体的には、入力ポートと排出ポートの開口面積を可変して出力ポートの出力油圧を可変)するとともに、オイルポート7の連通状態を切り替え(具体的には、排出ポートを閉塞して入力ポートと出力ポートを連通する状態と、入力ポートを閉塞して出力ポートと排出ポートを連通する状態との切り替え)を行うものであり、オイルポート7を閉塞可能な複数のランド8と、ランド8間に設けられた小径部9とを備える。
このスプール4の後端は、電磁アクチュエータ2の駆動力をスプール4に伝達するシャフト11の前端と当接しており、そのシャフト11の後端は、後述するプランジャ14の前端面に当接して、プランジャ14がスプール4を軸方向へ駆動するように設けられている。
バネ5は、スプール4を電磁アクチュエータ2側に付勢する圧縮コイルスプリングであり、スリーブ3の前側のバネ室内に圧縮された状態で配置される。このバネ5は、一端がスプール4の前面に当接し、他端がスリーブ3の挿通穴6の前端を閉塞する調整ネジ12の底面に当接するものであり、調整ネジ12の螺合量(ねじ込み量)により、バネ5の付勢力が調整できるようになっている。
(電磁アクチュエータ2の説明)
電磁アクチュエータ2は、コイル13、プランジャ14、磁気固定子15、コネクタ16を備えている。
コイル13は、通電されると磁力を発生して、プランジャ14と磁気固定子15を通る磁束ループを形成させるものであり、樹脂性のボビン13aの周囲に、絶縁被覆が施された導線(エナメル線等)を多数巻回したものである。
プランジャ14は、略円柱形状を呈した磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)である。
このプランジャ14は、磁気固定子15の内周面(具体的には、後述するステータコア21の内周面)と直接摺動するものである。
また、プランジャ14は、上述したように前端面がスプール4のシャフト11の後端と当接しており、スプール4に伝わるバネ5の付勢力によってスプール4とともにプランジャ14も後側に付勢されている。
磁気固定子15は、コイル13の外周を覆う略カップ形状を呈した磁性体製のヨーク17と、磁気吸引コア18、磁気遮断部19、摺動コア20が一体に設けられた磁性体製のステータコア21とから構成され、ヨーク17のカップ開口部(前側)からステータコア21を差し入れ、ヨーク17のカップ開口部においてスリーブ3とともにステータコア21を固定した構成を採用する。
ヨーク17は、コイル13の周囲を覆って磁束を流す磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)であり、内部に電磁アクチュエータ2の構成部品を組み込んだ後、端部に形成された爪部をカシメることでスリーブ3と強固に結合される。
磁気吸引コア18は、ヨーク17の開口端と磁気的に結合されるフランジ部18aと、プランジャ14と軸方向に対向するとともに、シャフト11を軸方向に摺動自在に支持する磁気対向部18bとを有する磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)であり、磁気対向部18bとプランジャ14との間に磁気吸引部(メイン磁気ギャップ)が形成される。なお、この実施例では、フランジ部18aの内周面に磁気対向部18bが圧入等の固定技術で結合される例を示すが、フランジ部18aと磁気対向部18bが一体のものであっても良い。
磁気吸引コア18の一部には、プランジャ14の端部が侵入可能な筒形凹部18cが設けられ、磁気吸引コア18とプランジャ14の一部が軸方向に交差するように設けられている。なお、筒形凹部18cの外周面にはテーパが形成されており、プランジャ14のストローク量に対して磁気吸引力が変化しない特性に設けられている。
磁気遮断部19は、磁気吸引コア18と摺動コア20との間で直接磁束が流れるのを阻害する磁気飽和部であり、磁気抵抗の大きい薄肉部により形成されている。
摺動コア20は、プランジャ14の略全周を覆う円筒形状を呈する磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)であり、ヨーク17のカップ底部(後側)に形成された凹部に挿入配置されて、ヨーク17と磁気的に結合されている。
この摺動コア20は、その内周面においてプランジャ14が直接摺動するものであり、プランジャ14と径方向の磁束の受け渡しを行うものである。そして、摺動コア20とプランジャ14との間に磁気受渡し部(サイド磁気ギャップ)が形成される。
コネクタ16は、油圧電磁制御弁を制御する電子制御装置(図示しないAT−ECU)と接続線を介して電気的な接続を行う接続手段であり、その内部にはコイル13の両端にそれぞれ接続される端子16aが配置されている。
なお、図中符号22は、Oリング等のシール部材であり、ヨーク17により覆われる電磁アクチュエータ2の内部を外部と区画シールして、電磁アクチュエータ2が露出する空間にオイルが漏れ出る不具合を防いでいる。
シャフト11は、磁気対向部18bの軸芯に設けられた軸方向の貫通穴の内部に貫通配置され、貫通穴の内周面に設けられたスラスト軸受23によって軸方向へ摺動自在に支持されている。シャフト11は、スプール4とプランジャ14との間に挟まれた状態で組み付けられ、上述したように、プランジャ14の駆動力をスプール4へ伝えるとともに、スプール4に与えられたバネ5の付勢力をプランジャ14へ伝える。
(実施例1の特徴1)
この実施例1に示すシャフト11は、非磁性金属の薄板(例えば、ステンレス板等)を略パイプ形状に加工した中空部品であり、磁気対向部18bの中心部に配置される大径パイプ部11aと、この大径パイプ部11aより小径の小径パイプ部11bとからなる2段パイプ形状を呈し、前端(スプール4との当接部)はシャフト11を成す金属板によって閉塞されている。
シャフト11の内部は、上述したように中空であり、この中空部によりシャフト内呼吸通路が形成される。
大径パイプ部11aのスプール弁1側(前側)には、スリーブ呼吸孔7aを介して外部(低圧側)に連通するソレノイド前室A(外部連通部の一例)と、大径パイプ部11aの内部とを連通する第1内外連通部A1が設けられている。
この第1内外連通部A1は、シャフト11の内外を径方向に貫通して設けられた径方向の貫通穴であり、大径パイプ部11aの前側(コイル13の通電が停止されて、プランジャ14が初期位置であってもスラスト軸受23の前端より前方に位置する大径パイプ部11a)に設けられ、シャフト11の全移動範囲においてソレノイド前室Aと常に連通する。
大径パイプ部11aのプランジャ14側(後側)には、磁気対向部18bとプランジャ14の間に形成されるプランジャ前室Bと、大径パイプ部11aの内部とを連通する第2内外連通部B1が設けられている。
この第2内外連通部B1は、上記第1内外連通部A1と同様、シャフト11の内外を径方向に貫通して設けられた径方向の貫通穴であり、大径パイプ部11aの後側(コイル13が最大通電されて、プランジャ14がフルストロークした状態であってもスラスト軸受23の後端より後方に位置する大径パイプ部11a)に設けられ、シャフト11の全移動範囲においてプランジャ前室Bと常に連通する。
なお、第1、第2内外連通部A1、B1を成す内外貫通穴の数は、それぞれ1つであっても複数であっても良い。また、第1、第2内外連通部A1、B1を成す内外貫通穴は、車両搭載時(使用状態)において上方(天方向)のみに向けられることが望ましい。具体的には、第1、第2内外連通部A1、B1を径方向の一方のみに偏って設けることで、第1、第2内外連通部A1、B1が偏って設けられた側が軽くなり、第1、第2内外連通部A1、B1を上方に向けることが可能になる。
ここで、プランジャ14には、軸方向へ貫通するプランジャ呼吸孔14aが形成されている。このプランジャ呼吸孔14aの後端は、プランジャ14とヨーク17のカップ底部との軸方向間に形成されるプランジャ後室Cと常時連通するものであり、この実施例におけるプランジャ呼吸孔14aは、プランジャ14の軸中心において軸方向へ貫通形成されている。
小径パイプ部11bは、プランジャ呼吸孔14aの内部に挿入配置されるものであり、小径パイプ部11bの外径寸法は、小径パイプ部11bがプランジャ呼吸孔14aの内部に軽圧入される径、あるいは小径パイプ部11bがプランジャ呼吸孔14aの内部に組付クリアランスを介して挿入される径に設けられている。
小径パイプ部11bの後端には、プランジャ後室Cと、小径パイプ部11bの内部とを連通する第3内外連通部C1が設けられている。この第3内外連通部C1は、小径パイプ部11bの先端のパイプ開口であり、プランジャ呼吸孔14aの内部において開口して設けられている。
以上で示したように、この実施例1のプランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cは、それぞれ第2、第3内外連通部B1、C1を介して大径パイプ部11aの内部のみと連通しており、大径パイプ部11aの内部は第1内外連通部A1、ソレノイド前室A、スリーブ呼吸孔7aを介して外部(低圧側)に連通する構造を採用している。
このため、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cは、大径パイプ部11aの内部を介してのみ、プランジャ14の移動に伴う容積変動(呼吸)が可能になる。
この実施例1では、大径パイプ部11aの内部容積を「プランジャ前室Bとプランジャ後室Cの容積変化量の差」以上に設けている。なお、この実施例1とは異なり、大径パイプ部11aの内部の容積を「プランジャ前室Bとプランジャ後室Cの容積変化量の差」より小さく設けるものであっても良い。
(実施例1の効果1)
電磁アクチュエータ2のコイル13が通電制御されて、プランジャ14が移動する際、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cの容積が変動し、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cは、共に大径パイプ部11aの内部とオイルの給排を行う。
そして、スプール弁1側(ソレノイド前室A)と大径パイプ部11aの内部とは、第1内外連通部A1を介して「プランジャ前室Bとプランジャ後室Cの容積変化量の差」だけオイルの給排交換を行う。
ここで、ソレノイド前室Aから電磁アクチュエータ2側へ吸い込まれるオイルは、第1内外連通部A1を通ってシャフト11内に供給される。シャフト11は大径パイプ部11aと小径パイプ部11bの段付き構造であるため、オイルに混入した異物が大径パイプ部11aの内部に堆積し易い。その結果、ソレノイド前室Aから電磁アクチュエータ2側へ吸い込まれたオイルに含まれる異物が大径パイプ部11aの内部で堆積し、オイルに含まれた異物がプランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに導かれるのを防ぐことができる。 その結果、長期にわたりプランジャ摺動部の摺動不良の発生を防ぐことができ、油圧電磁制御弁の信頼性を高めることができる。
一方、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cは、共に容積室として機能する大径パイプ部11aの内部とオイルの給排を行うため、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに吸い込まれるオイル量のうち、ソレノイド前室Aから新しく吸い込まれるオイル量を抑えることができる。
特にこの実施例1では、大径パイプ部11aの内部の容積を「プランジャ前室Bとプランジャ後室Cの容積変化量の差(つまり、呼吸により第1内外連通部A1を通過するオイル量)」以上に設けているため、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに給排されるオイルが、大径パイプ部11aの内部に保持されることになる。これにより、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに吸い込まれるオイル量のうち、ソレノイド前室Aから新しく吸い込まれるオイル量を極めて少なく抑えることができ、プランジャ前室Bおよびプランジャ後室Cに異物が侵入する可能性を小さくすることができ、油圧電磁制御弁の信頼性を高めることができる。
また、この実施例では、上述したように、第1内外連通部A1が、径方向に貫通して設けられるため、スリーブ呼吸孔7aと第1内外連通部A1とが直線的に通じなくなり、ソレノイド前室Aを簡易的なラビリンスとして用いることができる。その結果、第1内外連通部A1に異物が導かれる可能性を小さくすることができ、油圧電磁制御弁の信頼性を高めることができる。
特に、第1内外連通部A1を成す内外貫通穴を、車両搭載時(使用状態)において上方のみに向けることにより、重力で下方へ沈む切削粉や摩耗粉などの異物が第1内外連通部A1に到達する可能性を小さくすることができ、油圧電磁制御弁の信頼性を高めることができる。
さらに、第2内外連通部B1を成す内外貫通穴を、車両搭載時(使用状態)において上方のみに向けることにより、大径パイプ部11a内の下部に沈む異物が大径パイプ部11aの外部(プランジャ前室B)へ排出される不具合を回避することができ、油圧電磁制御弁の信頼性を高めることができる。
(実施例1の特徴2)
この実施例1の電磁アクチュエータ2は、プランジャ14がフルストロークした際に、プランジャ14が磁気対向部18bに接触するのを防ぐ非磁性材よりなるプレート24を用いている。
このプレート24は、大径パイプ部11aと小径パイプ部11bによる段差面と、プランジャ14との間に挟まれて支持されるものである。
具体的に、プレート24は、黄銅、銅、ステンレス等の非磁性体金属、あるいは硬質樹脂よりなるリング円盤形状を呈する。プレート24の中心の穴は、小径パイプ部11bの挿通穴であり、プレート24の穴径は、小径パイプ部11bの外径寸法より大きく設けられている。
このように、プレート24は、シャフト11の段差面とプランジャ14との間に挟み込むだけで固定可能なものであり、従来技術(シャフト11にプレート24を圧入する技術や、シャフト11の端部に拡径部を設けてシャフト呼吸溝を切削加工する技術)に比較して、製造コストを低く抑えることができる。
なお、この実施例1では、プレート24を非磁性材で設ける例を示すが、プレート24はプランジャ14と磁気対向部18bとの磁気的結合を防ぐものであるため、この目的を果たすものであれば、プレート24を磁性材で設けても良い。
具体的には、プレート24を鉄等の磁性体金属で設けるとともに、図1(b)に示すように、磁気対向部18bに対向するプレート24の前面の一部(局所的)に凸部24aを設けて接触時の磁気抵抗を大きくして磁気飽和させ、プランジャ14と磁気対向部18bとの磁気的結合を防ぐものであっても良い。なお、凸部24aの形状は、筋状凸部であっても良いし、丸状凸部などであっても良い。プレート24の材料を安価な金属(鉄等)で設けることにより、材料費を抑えることができる。
図2を参照して、実施例2を説明する。なお、以下の各実施例において、上記実施例1と同一符号は、同一機能物を示すものである。
上記実施例1では、別部品で設けたプレート24を、大径パイプ部11aと小径パイプ部11bの段差面と、プランジャ14との間に挟んで支持する構造を示した。
これに対し、この実施例2では、実施例1のプレート24を廃止し、プランジャ14の前面の中央部を前方へ膨出させ、その膨出部の前端面にプランジャ14がフルストロークした際に磁気対向部18bに直接接触する局所的な凸部14bを設けたものである。なお、凸部14bの形状は、筋状凸部(例えば、軸方向から見て十字形状の凸部等)であっても良いし、丸状凸部(例えば、1つあるいは複数)などであっても良い。
この実施例2を採用することにより、磁気対向部18bにプランジャ14が直接接触しても、プランジャ14の前面に設けた局所的な凸部の先端のみが磁気対向部18bに接触することになり、接触部の磁気抵抗を大きくして磁気飽和させることができ、プランジャ14と磁気対向部18bとの磁気的結合を防ぐことができる。
これによって、プレート24の組付けが不要になるとともに、部品点数を減らすことができるため、製造コストを抑えることができる。
図3を参照して、実施例3を説明する。
上記実施例2では、プランジャ14に凸部14bを設けることでプレート24を廃止する例を示した。
これに対し、この実施例3では、非磁性材よりなる中空のシャフト11の一部にプレート24の機能を持たせることで、プレート24を廃止するものである。
具体的に、この実施例3では、大径パイプ部11aのプランジャ14側の端部(後端)に、磁気対向部18bの中心に形成された軸方向の貫通穴の内径寸法より大径の拡径屈曲部11cを設けたものであり、この拡径屈曲部11cが磁気対向部18bとプランジャ14との間に挟まれることで磁気対向部18bとプランジャ14との直接接触を防ぐものである。
これにより、実施例2と同様、プレート24の組付けが不要になるとともに、部品点数を減らすことができるため、製造コストを抑えることができる。
〔変形例〕
上記の実施例では、自動変速機の油圧制御装置に用いられる油圧電磁制御弁に本発明を適用する例を示したが、自動変速機以外の他の油圧電磁制御弁に本発明を適用しても良い。また、油圧電磁制御弁以外の電磁弁に本発明を適用しても良い。
上記の実施例では、バルブ装置の一例としてスプール弁1を示したが、シャフト11を介して弁体が駆動されるバルブ装置であれば良い。
上記の実施例では、磁気吸引コア18と摺動コア20を一体に設けた例を示したが、磁気吸引コア18と摺動コア20が別体に設けられるものであっても良い。
油圧電磁制御弁の軸方向に沿う断面図、および要部断面図である(実施例1)。 油圧電磁制御弁の軸方向に沿う断面図、および要部断面図である(実施例2)。 油圧電磁制御弁の軸方向に沿う断面図、および要部断面図である(実施例3)。 油圧電磁制御弁の軸方向に沿う断面図である(背景技術)。
符号の説明
1 スプール弁(バルブ装置)
2 電磁アクチュエータ
4 スプール(弁体)
11 シャフト
11a 大径パイプ部
11b 小径パイプ部
11c 拡径屈曲部
13 コイル
14 プランジャ
14a プランジャ呼吸孔
14b 凸部
18b 磁気対向部
24 プレート
A ソレノイド前室(外部連通部)
B プランジャ前室
C プランジャ後室
A1 第1内外連通部
B1 第2内外連通部
C1 第3内外連通部

Claims (6)

  1. オイル流路の開閉、切替、調圧、調量等を行う弁体を備えたバルブ装置と、
    通電により磁力を発生するコイル、軸方向へ摺動自在に支持されるプランジャ、このプランジャの軸方向に対向配置されて前記コイルの発生した磁力によって前記プランジャを前記弁体側へ磁気吸引する磁気対向部を備えた電磁アクチュエータと、
    前記磁気対向部に設けられた軸方向の貫通穴の内部に貫通配置され、前記プランジャの変位力を前記弁体に与えるシャフトとを具備する電磁弁において、
    前記プランジャは、軸中心において軸方向へ貫通するプランジャ呼吸孔を備え、
    前記シャフトは、前記プランジャ呼吸孔に挿入される小径パイプ部と、前記プランジャ呼吸孔より内径および外径が大径の大径パイプ部とを備え、
    前記大径パイプ部の前記バルブ装置側には、前記バルブ装置において外部に連通する外部連通部と、当該大径パイプ部の内部とを連通する第1内外連通部が設けられ、
    前記大径パイプ部の前記プランジャ側には、前記磁気対向部と前記プランジャの間に形成されるプランジャ前室と、当該大径パイプ部の内部とを連通する第2内外連通部が設けられ、
    前記小径パイプ部の先端部には、前記プランジャの反磁気対向部側に形成されるプランジャ後室と、当該小径パイプ部の内部とを連通する第3内外連通部が設けられることを特徴とする電磁弁。
  2. 請求項1に記載の電磁弁において、
    前記第1内外連通部は、径方向に貫通して設けられることを特徴とする電磁弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電磁弁において、
    前記大径パイプ部内の容積は、前記プランジャ前室と前記プランジャ後室の容積変化量の差以上であることを特徴とする電磁弁。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電磁弁において、
    前記大径パイプ部と前記小径パイプ部の段差面と、前記プランジャとの間には、非磁性材よりなり、前記磁気対向部と前記プランジャとの直接接触を防ぐプレートが挟まれて支持されることを特徴とする電磁弁。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電磁弁において、
    前記プランジャの軸方向の端面には、前記磁気対向部に直接接触する凸部が設けられることを特徴とする電磁弁。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の電磁弁において、
    前記大径パイプ部は、前記プランジャ側において拡径して設けられ、前記磁気対向部と前記プランジャとの間に挟まれて、前記磁気対向部と前記プランジャとの直接接触を防ぐ拡径屈曲部を備えることを特徴とする電磁弁。
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