JPH11287349A - 電磁制御弁 - Google Patents

電磁制御弁

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JPH11287349A
JPH11287349A JP19715298A JP19715298A JPH11287349A JP H11287349 A JPH11287349 A JP H11287349A JP 19715298 A JP19715298 A JP 19715298A JP 19715298 A JP19715298 A JP 19715298A JP H11287349 A JPH11287349 A JP H11287349A
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JP
Japan
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stator
control valve
moving core
magnetic
electromagnetic control
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Application number
JP19715298A
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English (en)
Inventor
Koji Kuroda
孝司 黒田
Isao Hattori
勲 服部
Hiroshi Numata
浩 沼田
Yoshitsugu Kida
義次 喜田
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0603Multiple-way valves
    • F16K31/061Sliding valves
    • F16K31/0613Sliding valves with cylindrical slides
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86622Motor-operated

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工数、部品点数および組付工数を低減可
能な電磁制御弁を提供する。 【解決手段】 ヨーク3と、ステータ4との間にコイル
5を巻回し、ステータ4の摺動孔部42a内にムービン
グコア10を配置するため、摺動孔部42a内に侵入し
たオイルはコイル5をモールドする樹脂部に接触するこ
とがなく、オイルがソレノイド部1の外部に漏れるのを
防止する。したがって、シールリングを必要とせず、ま
た、シールリングを配置するための溝加工をしなくてよ
いので、部品点数、加工費および製造工数を低減するこ
とができる。さらに、シャフト11の他端11bの端面
がステータ4の底面46aに当接可能であるので、ムー
ビングコア10がボールベアリング8に直接吸着するの
を防止することができる。したがって、ムービングコア
10の反吸引側端面に非磁性材のスペーサを固定しなく
てよいので、部品点数がさらに低減し、組付工数を低減
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を制御
する電磁制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁制御弁は、ソレノイ
ド部に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動
されると、スリーブに収容されたスプールがムービング
コアとともに駆動され、この磁気吸引力と磁気吸引力の
反対方向にスプールを付勢するスプリングの付勢力との
合力がスプールを往復動させることにより流体流量を調
整している。このような電磁制御弁として、例えば特開
平7−151257号公報に開示される電磁制御弁が知
られている。
【0003】特開平7−151257号公報に開示され
る電磁制御弁は、スプールと別体に形成された非磁性体
のシャフトを有し、磁気吸引力を受ける磁性体のムービ
ングコアの中心に両端が突出するようにこのシャフトを
貫通圧入している。シャフトが受ける摩擦抵抗を減少し
極めてスムーズに軸方向移動できるようにシャフトの突
出部分の両端をボールベアリングで軸受支持し、ムービ
ングコアの磁気吸引力を受ける側のシャフトの一方の端
面をスプールに当接させている。ムービングコアの吸引
方向側端面には非磁性材のリングを固定している。
【0004】そして、コイルへの通電時、通電量が増大
するにしたがいムービングコアが軸方向に移動し、さら
に通電量が増大すると、やがてムービングコアに固定の
非磁性材のリングが磁気吸引側のボールベアリングと当
接するところでムービングコアが静止する構成となって
いる。これは、仮に、通電時に発生する磁気吸引力によ
り非磁性材なしに磁性材のムービングコアが磁性材のボ
ールベアリングに直接吸着したとすると、通電を遮断し
たとき、磁性材相互間の吸着力によりボールベアリング
からムービングコアが引き離されずに初期位置に戻らな
いことが発生する。このため、当接時にムービングコア
とボールベアリングとが直接吸着しない構成とし、通電
時の電流値とムービングコアのストロークとの関係に安
定してリニアな特性をもたせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−151257号公報に開示される従来の電磁制御弁
においては、ヨークとステータとをコイルの周囲に配置
し、ヨークとステータとの間に空間ギャップを形成して
磁気回路を構成しているので、ソレノイド部の内部に侵
入した流体がこの空間ギャップを通ってコイルをモール
ドする樹脂部に接触し、ソレノイド部の外部に漏れる恐
れがある。このため、コイルをモールドする樹脂部とヨ
ークとの間、およびコイルをモールドする樹脂部とステ
ータとの間にシールリングを配置してソレノイド部の内
部に侵入した流体がソレノイド部の外部に漏れないよう
な構成としている。したがって、シールリングを配置す
るための溝加工をしなければならないので、加工費や製
造工数が増大するという問題があった。
【0006】また、上記の従来の電磁制御弁において
は、ムービングコアの反吸引側端面に非磁性材のスペー
サを固定しているので、部品点数が増大し、組付工数が
増大するという問題があった。本発明は、このような問
題を解決するためになされたものであり、製造工数、部
品点数および組付工数を低減可能な電磁制御弁を提供す
るを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁制御弁によると、周囲にコイルを巻回し、スリーブ
側に開口端部を有する有底筒状の部分非磁性構造のステ
ータが設けられ、このステータ内をムービングコアが軸
方向に移動可能であるので、ステータ内部の流体が磁気
駆動部の外部に漏れるのを防止することができる。した
がって、シールリングを必要とせず、また、シールリン
グを配置するための溝加工をしなくてよいので、部品点
数、加工費および製造工数を低減することができる。
【0008】さらに、ムービングコアを軸方向に貫通し
て固定されるシャフトは、一端がスプールの軸方向端部
に当接可能であり、他端がステータの底面に当接可能で
あるので、ステータ内に磁性材のボールベアリングを配
設した場合、磁性材のムービングコアがこのボールベア
リングに直接吸着するのを防止することができる。した
がって、ムービングコアの反吸引側端面に非磁性材のス
ペーサを固定しなくてよいので、部品点数がさらに低減
し、組付工数を低減することができる。
【0009】本発明の請求項2記載の電磁制御弁による
と、ステータは開口端部側にフランジ部を有するので、
スリーブにこのフランジ部を当接させてフランジ部をか
しめることにより、スリーブにソレノイド部を固定する
ことができる。したがって、簡便に組付けることが可能
であるので、組付工数を低減することができる。
【0010】さらに、ステータの底部近傍の側面とフラ
ンジ部の外周近傍の表面とに磁性材のヨークを接合する
ことにより、フランジ部を磁気回路を構成する部材の一
部とすることができる。したがって、部品点数や組付工
数をさらに低減することができる。
【0011】本発明の請求項3記載の電磁制御弁による
と、フランジ部は外周近傍に段差部を有するので、この
段差部にヨークを接合することにより、熱による接合方
法を用いても、ステータ内にボールベアリングを配設し
た場合、このボールベアリングにこの熱が悪影響を及ぼ
すのを防止することができる。
【0012】本発明の請求項4または9記載の電磁制御
弁によると、ステータは複合磁性材からなるので、強磁
性体材料と非磁性体材料との複数の部品を組合わせ接合
して部分非磁性構造のステータを製造したものに比べ
て、加工費や製造工数を低減することができる。
【0013】さらに、ステータを複合磁性材の有底筒状
とすることにより、ステータの内部の同軸加工が容易に
なる。したがって、製造工数をさらに低減することがで
きる。さらにまた、ステータの材料をステンレス鋼等の
発錆しない複合磁性材とすることにより、フランジ部に
めっきを施す必要がないので、加工費や製造工数をさら
に低減することができる。
【0014】本発明の請求項5または10記載の電磁制
御弁によると、ムービングコアは呼吸溝を有するので、
ムービングコアの駆動時、この呼吸溝を通してステータ
内の空気を逃がすことができる。したがって、シャフト
を滑らかに摺動させることができる。
【0015】本発明の請求項6記載の電磁制御弁による
と、周囲にコイルを巻回し、ヨークコアのフランジ部側
に開口端部を有する有底筒状の部分非磁性構造のステー
タが設けられ、このステータ内をムービングコアが軸方
向に移動可能である。このため、ヨークコアとステータ
との固定部を密着させることで、ステータ内部の流体が
磁気駆動部の外部に漏れるのを防止することができる。
したがって、シールリングを必要とせず、また、シール
リングを配置するための溝加工をしなくてよいので、部
品点数、加工費および製造工数を低減することができ
る。また、ステータをヨークコアに例えば圧入等により
固定することで、容易にかつ簡便に組付けることができ
るので、組付工数を低減することができる。
【0016】さらに、ムービングコアを軸方向に貫通し
て固定されるシャフトは、一端がスプールの軸方向端部
に当接可能であり、他端がステータの底面に当接可能で
あるので、ステータ内に磁性材のボールベアリングを配
設した場合、磁性材のムービングコアがこのボールベア
リングに直接吸着するのを防止することができる。した
がって、ムービングコアの反吸引側端面に非磁性材のス
ペーサを固定しなくてよいので、部品点数がさらに低減
し、組付工数をさらに低減することができる。
【0017】さらにまた、磁性体のヨークコアを設ける
ことにより、ステータの非磁性部と磁性部との境界精度
の影響を低減することができる。したがって、製品間の
ソレノイド部の吸引力特性のばらつき、いわゆる個体差
を低減することができる。
【0018】本発明の請求項7記載の電磁制御弁による
と、ヨークコアの反フランジ部側の端部の軸方向位置
は、ステータの非磁性部とフランジ部側の磁性部との境
界部近傍、あるいはこの境界部よりも反フランジ部側で
ある。このため、ヨークコアの端部とムービングコアと
の距離を比較的小さくすることができる。したがって、
ステータのフランジ部側の磁性部の磁化特性が比較的弱
くても、ソレノイド部の吸引力特性を向上させることが
できる。
【0019】さらに、ヨークコアの反フランジ部側の端
部がステータの内側に位置する構成とすることにより、
上記の端部とムービングコアとの距離がさらに小さくな
るので、ソレノイド部の吸引力特性をさらに向上させる
ことができる。
【0020】本発明の請求項8記載の電磁制御弁による
と、筒状の磁性体からなるヨークは、コイルを取囲むよ
うにステータおよびヨークコアに固定され、ステータ側
の固定部が内側に折曲げられている。このため、ヨーク
からムービングコアへの磁束の受渡し面積を比較的大き
くすることができる。したがって、ステータの反フラン
ジ部側の磁性部の磁化特性が比較的弱くても、ソレノイ
ド部の吸引力特性を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を示す複
数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)内燃機関のバルブタイミング調整装置の
油圧制御弁に本発明の電磁制御弁を適用した第1実施例
を図1、図2および図3に示す。図2は、ソレノイド部
1に電流を流さないで磁気吸引力を発生させていない状
態、図3は、ソレノイド部1に電流を流して磁気吸引力
を発生させてムービングコアを作動させた状態を示す。
【0022】油圧制御弁は、図2および図3に示すよう
に、電流を供給することにより磁気吸引力を発生するソ
レノイド部1、ソレノイド部1で発生する磁気吸引力に
より駆動され、制御室71および72に供給するオイル
流量と制御室71および72から排出するオイルの流量
とを調整するスプール制御弁2からなる。ソレノイド部
1は、磁性体からなるヨーク3と、複合磁性材からなる
ステータ4とが接合されて磁気回路が構成され、ヨーク
3とステータ4の内部にコイル5を巻回して磁気駆動部
が構成されている。
【0023】図1に示すように、ステータ4は、有底円
筒形状であり、開口端部4a側に設けられるフランジ部
41と、中心部42とを有している。中心部42は、内
部に摺動孔部42aを有しており、フランジ部41に連
接する円筒部43と、円筒部43に連接する円筒部44
と、円筒部44に連接する有底円筒部45とから構成さ
れる。有底円筒部45は底部46を有しており、底部4
6は内壁に底面46aを有している。ステータ4は、フ
ランジ部41の外周端部41aを折曲げることにより、
スプール制御弁2にかしめ固定が可能である。ステータ
4は複合磁性材のステンレス鋼からなる。
【0024】ここで、ステータ4の製造方法について、
図4を用いて説明する。図4に示すように、ステータ4
は、ステンレス鋼板からプレスによる深絞り加工等の冷
間加工により、有底円筒状に加工され、内部に摺動孔部
42aが形成されて全体が非磁性から強磁性に変換され
る。このとき、摺動孔部42aは容易に同軸加工が可能
である。そして、中心部42の略中央部が高周波コイル
100により高周波加熱され、その箇所が強磁性から非
磁性に変換されて非磁性部が形成される。その他の箇所
は強磁性部として形成される。以上の工程により、フラ
ンジ部41、および中心部42のうちの円筒部43と有
底円筒部45とが強磁性体となり、中心部42のうちの
円筒部44のみが非磁性体となる。
【0025】図1に示すように、ヨーク3は、溶接等に
より、ステータ4の底部46の近傍の側面に一端3aが
接合され、フランジ部41の外周近傍の表面に他端3b
が接合されている。上記の構成により、フランジ部41
を磁気回路を構成する部材の一部とすることが可能であ
る。
【0026】ヨーク3とステータ4との間に中空円筒状
のコイル5が内蔵され、コイル5は、巻端をターミナル
7に接続し、コネクタ6と一体にモールド形成されてい
る。コネクタ6は、ステータ4の底部46側に軸方向に
突出しているので、ソレノイド部1を径方向に対して小
型化を図ることが可能である。また、コネクタ6を形成
する樹脂部は、ヨーク3とステータ4との外周を覆って
いるので、ソレノイド部1の軽量化を図ることが可能で
ある。ソレノイド部1を軽量化することにより、例え振
動の大きい内燃機関に搭載されても、ソレノイド部1の
振動を低減することが可能である。したがって、シャフ
ト11とボールベアリング8とが衝突するのを防止し、
シャフト11に凹みが形成されるのを防止することがで
きるので、精密な流量制御が可能となる。
【0027】ステータ4の摺動孔部42aの開口端部4
a側と底部46側との内壁にはそれぞれボールベアリン
グ8が圧入固定されている。ボールベアリング8はボー
ルと該ボールを保持する外輪とで構成されている。開口
端部4a側の外輪は磁性体で形成されている。ボールベ
アリング8は、熱による悪影響を防ぐため、ヨーク3と
ステータ4との接合部からできるだけ距離が離れた位置
に配置されるのが好ましい。
【0028】ステータ4の摺動孔部42aの内壁と一対
のボールベアリング8とで囲まれた空間に磁性体からな
るムービングコア10が配置されている。ムービングコ
ア10のステータ4の開口端部4a側、すなわち磁気吸
引側の端部は磁気吸引側に向かって外径が細くなるよう
にテーパ部10aが形成されている。また、ムービング
コア10の外壁には、軸方向に摺動孔部42a内の空気
を通すための呼吸溝が形成されている。ムービングコア
10の中心部にはムービングコア10を軸方向に貫通し
て非磁性体のシャフト11が圧入固定されている。
【0029】ムービングコア10の吸引方向側端面に凹
溝12を形成している。ムービングコア10とボールベ
アリング8の外輪とが近づいても、凹溝12の形状に依
存して磁気回路が絞られることになり、ムービングコア
10の接近時においても磁気吸引力の上昇を抑制するこ
とができる。すなわち、凹溝がない場合に比較し、より
精密な流量制御が可能になる。
【0030】シャフト11は、基本的に一端11aから
他端11bまで同一外径となっている。これは、組付け
時シャフト11にシャフト11の一端11a側からムー
ビングコア10を圧入し所定の位置まで相対移動し固定
する。外力を解除したとき、その位置でシャフト11と
ムービングコア10との相対位置が圧入固定される。そ
して、シャフト11はボールベアリング8に軸受支持さ
れており、ムービングコア10はシャフト11と一体に
スムーズに軸方向移動できる。シャフト11の他端11
b側の端面は、図1および図2に示すソレノイド部1に
電流を流さない状態で、ステータ4の底面46aに当接
している。
【0031】スプール制御弁2のスリーブ14の一端は
ステータ4にかしめ固定されている。図2に示すよう
に、スリーブ14は所定の壁面位置にオイルを通過させ
る複数の通路と連通する複数の開口部14a、14b、
14c、14d、14eが形成されている。油圧解放路
51は開口部14aとオイルタンク19とを連通し、油
圧通路52は開口部14bと制御室71とを連通し、油
圧供給路53は開口部14cとオイルポンプ18とを連
通し、油圧通路54は開口部14dと制御室72とを連
通し、油圧解放路55は開口部14eとオイルタンク1
9とを連通している。
【0032】スリーブ14の反ソレノイド部側の自由端
は、縮径段差部21が形成される。この縮径段差部21
は、スリーブ14の内径よりも小さい内径を有する部分
で、スリーブ14の自由端側から径内方向に延びて形成
されている。縮径段差部21の中央には内周壁22によ
り穴23が形成されている。縮径段差部21が形成され
ることにより、このスプール15の自由端近傍には調整
ねじ機構が設けられていない。
【0033】プレート26は、円環状の薄板で、中央に
小孔27が形成されている。プレート26は金属製であ
って、非磁性材でもよいし磁性材でもよい。プレート2
6の外径は、穴23の径よりも大きく、小孔27の内径
は穴23の内径よりも小さい。このプレート26は、圧
縮コイルスプリング17のスプリング座の役割がある。
またプレート26は、スプール15の一端に形成される
ガイド棒28の自由端29が当接可能なストッパとして
の役割がある。また小孔27があることにより、スプー
ル15の先端の加工残り突起部分の逃し部分の作用を果
たす。すなわち、スプール15のガイド棒28の自由端
面に突起が加工上形成されるようなときであっても、こ
の突起が小孔27の空間内に衝突なしに入り込むことか
ら、スプール15のストロークの精密な制御を妨げな
い。仮に小孔がないとすると、前述したスプール15の
自由端側の突起が当接すると、この当接した突起の浮き
上がり部分だけスプール15による弁開口部の切替制御
が妨げられてしまうからである。小孔27はプレート2
6の組付け時の中心軸合わせ(芯出し)に使用すること
ができる。
【0034】圧縮コイルスプリング17は、一端がプレ
ート26に当接し、他端がスプール15の一端と当接す
る。この圧縮コイルスプリング17の付勢力によりスプ
ール15の他端はシャフト11の一端11a側の端面に
当接し、シャフト11の他端11b側の端面はステータ
4の底面46aに当接している。
【0035】スプール15は、スリーブ14の内壁に軸
方向に摺動可能に支持されている。スプール15は、ス
リーブ14の内径とほぼ同じ径を有するランド部である
大径部15a、15b、15c、15dと、これら大径
部を連結する小径部とから構成されている。スプール1
5の一端は、プレート26に当接可能な自由端29を有
するガイド棒28が形成されている。
【0036】図2はコイル5に電流を供給していない状
態を示し、ムービングコア10には磁気吸引力が作用し
ておらず、スプール15およびムービングコア10は圧
縮コイルスプリング17により図2の矢印A方向に付勢
されている。このとき、スプール制御弁2の開口部14
cと開口部14d間が連通し、開口部14bと開口部1
4c間および開口部14dと開口部14e間が遮断され
ることによりポンプ18からのオイルが制御室72に圧
送される。同時に、開口部14aと開口部14b間が連
通し、制御室71のオイルがタンク19へ排出される。
【0037】図3は、図2に示す状態からコイル5に電
流を供給しムービングコア10が移動した状態を示して
いる。ステータ4の円筒部43とムービングコア10間
で磁気吸引力が発生し、ムービングコア10とスプール
15がスプリング17の付勢力に抗し、図2に示される
状態から図2の矢印B方向の磁気吸引側に移動し、図3
に示す位置に移動する。ムービングコア10は、プレー
ト26とスプール15のガイド棒28の自由端29とが
当接したところで静止する。このとき、スプール制御弁
2の開口部14bと開口部14c間が連通し、開口部1
4cと開口部14d間および開口部14bと開口部14
a間が遮断されることにより制御圧室71へオイルが圧
送される。同時に開口部14dと開口部14e間が連通
し、制御圧室72のオイルがタンク19へ排出される。
【0038】次に、作動について説明する。通電時、図
2に示すようにソレノイド部1への通電が遮断された状
態である。この状態では、圧縮コイルスプリング17の
付勢力によりシャフト11およびスプール15が図2で
最も右側の位置にある。この位置で通電すると、電流値
の増大に従いシャフト11が図2に示す位置から左方向
に移動しシャフト11の一端11a側の端面がスプール
15を図2で左方向に押す。最大電流値になったとき、
スプール15の自由端29がプレート26に当接する。
この当接した状態が図3に示す状態である。次に、図3
に示す状態でソレノイド部1への通電を遮断すると、圧
縮コイルスプリング17の付勢力によりシャフト11が
図3に示す位置から右方向に移動し、シャフト11の他
端11b側の端面がステータ4の底面46aに当接す
る。このとき、ムービングコア10は呼吸溝10bを有
しているので、この呼吸溝10bを通してステータ4の
摺動孔部42aの内部の空気を逃がすことができるの
で、シャフト11は滑らかに摺動する。
【0039】第1実施例においては、磁性体からなるヨ
ーク3と、有底円筒形状の複合磁性材からなるステータ
4との間にコイル5を巻回し、ステータ4の摺動孔部4
2a内にムービングコア10を配置するので、摺動孔部
42a内に侵入したオイルはコイル5をモールドする樹
脂部に接触することがない。このため、オイルがソレノ
イド部1の外部に漏れるのを防止することができる。し
たがって、シールリングを必要とせず、また、シールリ
ングを配置するための溝加工をしなくてよいので、部品
点数、加工費および製造工数を低減することができる。
【0040】さらに、シャフト11の他端11bの端面
がステータ4の底面46aに当接可能であるので、ムー
ビングコア10がボールベアリング8に直接吸着するの
を防止することができる。したがって、ムービングコア
10の反吸引側端面に非磁性材のスペーサを固定しなく
てよいので、部品点数がさらに低減し、組付工数を低減
することができる。
【0041】さらにまた、ステータ4は複合磁性材から
なるので、強磁性体材料と非磁性体材料との複数の部品
を組合わせ接合してステータを製造したものに比べて、
加工費や製造工数を低減することができる。さらにま
た、ステータの材料をステンレス鋼等の発錆しない複合
磁性材とすることにより、フランジ部にめっきを施す必
要がないので、加工費や製造工数をさらに低減すること
ができる。
【0042】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第2実施例においては、ステータ4の摺動孔部
42aの開口端部4a側の内壁に大径ボールベアリング
81が圧入固定されており、摺動孔部42aの底部46
側の内壁に大径ボールベアリング81よりも小径の小径
ボールベアリング82が圧入固定されている。摺動孔部
42aの小径ボールベアリング82を固定する部分の内
径は、摺動孔部42aのその他の部分の内径よりも小さ
い内径となっている。その他の構成は第1実施例と同様
である。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号
を付す。
【0043】第2実施例においては、小径ボールベアリ
ング82が大径ボールベアリング81よりも小径である
ので、小径ボールベアリング82を圧入固定するとき、
摺動孔部42aの内壁がむしれるのを防止することがで
きる。したがって、簡便に組付けることが可能となり、
組付工数をさらに低減することができる。
【0044】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
に示す。第3実施例においては、ステータ4のフランジ
部41は外周近傍に段差部41bを有しており、この段
差部41bにヨーク3の他端3bが溶接等により接合さ
れている。その他の構成は第2実施例と同様である。第
2実施例と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。
【0045】第3実施例においては、段差部41bにヨ
ーク3の他端3bを接合しているので、この接合部と大
径ボールベアリング81との距離を比較的大きくするこ
とができる。したがって、溶接等による熱が大径ボール
ベアリング81に悪影響を及ぼすのを防止することがで
きる。
【0046】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
に示す。第4実施例においては、図1に示す第1実施例
のソレノイド部1の構成を変更したものであり、その他
の構成は第1実施例と同様である。第1実施例と実質的
に同一構成部分に同一符号を付す。
【0047】図7に示すように、ソレノイド部100
は、強磁性体からなるヨークコア60と、複合磁性材か
らなるステータ70と、磁性体からなるヨーク90とが
接合されて磁気回路が構成され、ヨーク90とステータ
70の内部にコイル5を巻回して磁気駆動部が構成され
ている。
【0048】ヨークコア60は、内部に摺動孔部60a
を有する円筒形状であり、図示しないスリーブ側に設け
られるフランジ部61と、中心部62とを有している。
中心部62はステータ70内に圧入されている。中心部
62の反フランジ部側の端部63の軸方向位置は、後述
するステータ70の円筒部71と円筒部72との境界部
近傍、あるいはこの境界部よりも反フランジ部側であ
る。さらに端部63はステータ70の内側に位置してい
る。
【0049】ステータ70は、内部に摺動孔部70aを
有する有底円筒形状であり、ヨークコア60の中心部6
2に圧入により固定されている。ステータ70は、フラ
ンジ部61側に開口端部70bを有する円筒部71と、
円筒部71に連接する円筒部72と、円筒部72に連接
する縮径部73と、縮径部73に連接する小径部74
と、小径部74に連接する有底円筒部75とから構成さ
れる。円筒部71と円筒部72とは、ヨークコア60の
中心部62の外側に位置している。円筒部71と円筒部
72との境界部の軸方向位置は、ヨークコア60の端部
63の近傍、あるいは端部63よりもフランジ部61側
である。有底円筒部75は底部76を有しており、底部
76は内壁に底面76aを有している。ステータ70は
複合磁性材であって、ステンレス鋼からなる。ステータ
70は、円筒部71と縮径部73と小径部74と有底円
筒部75とが強磁性体であり、円筒部72のみが非磁性
体である。円筒部71の内壁と中心部62の外壁との間
には、図示しない液状ガスケットが設けられており、シ
ール性の向上が図られている。
【0050】ヨーク90は、円筒形状であって、コイル
5を取囲むようにステータ70およびヨークコア60に
固定されている。ヨーク90は、フランジ部61側が内
側に折曲げられて折曲げ部91が設けられており、この
折曲げ部91がステータ70の小径部74に圧入されて
いる。すなわちヨーク90は、ステータ70側の固定部
が内側に折曲げられている。これにより、ヨーク90か
らムービングコア10への磁束の受渡し面積を比較的大
きくすることが可能である。ヨーク90は、フランジ部
61側の端部92を折曲げることにより、図示しないス
プール制御弁にかしめ固定が可能である。ヨーク90を
スプール制御弁にかしめることにより、ヨークコア60
をスリーブの軸方向端部に固定することができる。
【0051】ヨークコア60の摺動孔部60aの内壁
と、ステータ70の摺動孔部70aの底部76側の内壁
とにはそれぞれボールベアリング8が圧入固定されてい
る。これらのボールベアリング8を固定する部分の内径
は、摺動孔部60aおよび摺動孔部70aのその他の部
分の内径よりも小さい内径となっている。このため、ボ
ールベアリング8を圧入固定するとき、摺動孔部60a
および摺動孔部70aの内壁がむしれるのを防止するこ
とができる。
【0052】第4実施例においては、ヨークコア60の
中心部62とステータ70の円筒部71とを圧入により
密着させることにより、摺動孔部70a内に侵入したオ
イルがコイル5をモールドする樹脂部に接触することが
ない。このため、オイルがソレノイド部100の外部に
漏れるのを防止することができる。したがって、シール
リングを必要とせず、また、シールリングを配置するた
めの溝加工をしなくてよいので、部品点数、加工費およ
び製造工数を低減することができる。さらに、ヨークコ
ア60とステータ70とが別部材となっているので、容
易にかつ簡便に組付けることができる。したがって、組
付工数を低減することができる。
【0053】さらに第4実施例においては、強磁性体の
ヨークコア60を設けているので、ステータ70の非磁
性部と磁性部との境界精度の影響を低減することができ
る。したがって、製品間のソレノイド部の吸引力特性の
ばらつき、いわゆる個体差を低減することができる。
【0054】さらにまた第4実施例においては、ヨーク
コア60の端部63の軸方向位置は、ステータ70の非
磁性部とフランジ部61側の磁性部との境界部近傍、あ
るいはこの境界部よりも反フランジ部側であるので、端
部63とムービングコア10との距離を比較的小さくす
ることができる。したがって、フランジ部61側の磁性
部の磁化特性が比較的弱くても、ソレノイド部100の
吸引力特性を向上させることができる。さらに、端部6
3はステータ70の内側に位置しているので、端部63
とムービングコア10との距離がさらに小さくなる。し
たがって、ソレノイド部100の吸引力特性をさらに向
上させることができる。
【0055】さらにまた第4実施例においては、ヨーク
90の折曲げ部91がステータ70の小径部74に圧入
されているので、ヨーク90からムービングコア10へ
の磁束の受渡し面積を比較的大きくすることができる。
したがって、ステータ70の反フランジ部側の磁性部の
磁化特性が比較的弱くても、ソレノイド部100の吸引
力特性を向上させることができる。
【0056】本発明の複数の実施例では、ステータを複
合磁性材で構成したが、本発明では、ステータは強磁性
体材料と非磁性体材料との複数の部品を組合わせ接合し
た部分非磁性構造であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による電磁制御弁を示すも
のであって、図2の主要部拡大図である。
【図2】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
【図3】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施例のステータの製造方法を説
明するための模式的断面図である。
【図5】本発明の第2実施例による電磁制御弁を示す断
面図である。
【図6】本発明の第3実施例による電磁制御弁を示す断
面図である。
【図7】本発明の第4実施例による電磁制御弁を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイド部 2 スプール制御弁 3 ヨーク(磁気駆動部) 4 ステータ(磁気駆動部) 4a 開口端部 5 コイル(磁気駆動部) 6 コネクタ 7 ターミナル 8 ボールベアリング 10 ムービングコア 11 シャフト 14 スリーブ 15 スプール 17 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 41 フランジ部 41a 外周端部 41b 段差部 42 中心部 42a 摺動孔部 43 円筒部 44 円筒部 45 有底円筒部 46 底部 46a 底面 60 ヨークコア(磁気駆動部) 70 ステータ(磁気駆動部) 81 大径ボールベアリング 82 小径ボールベアリング 90 ヨーク(磁気駆動部) 100 ソレノイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 喜田 義次 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成され、流体の通路を形成する
    開口部を有するスリーブと、 前記スリーブの内壁に摺動可能に支持され、大径部と小
    径部とを有するスプールと、 前記スリーブの軸方向端部に固定され、周囲にコイルを
    巻回し、前記スリーブ側に開口端部を有する有底筒状の
    部分非磁性構造のステータと、 筒状に形成され、前記ステータ内を軸方向に移動可能な
    磁性体からなるムービングコアと、 前記ムービングコアを軸方向に貫通して固定され、一端
    が前記スプールの軸方向端部に当接可能であり、他端が
    前記ステータの底面に当接可能な非磁性体からなるシャ
    フトと、 前記スリーブの内部に収容され、前記スプールを反磁気
    吸引側に付勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴とする電磁制御弁。
  2. 【請求項2】 前記ステータは、前記開口端部側にフラ
    ンジ部を有することを特徴とする請求項1記載の電磁制
    御弁。
  3. 【請求項3】 前記フランジ部は、外周近傍に段差部を
    有することを特徴とする請求項2記載の電磁制御弁。
  4. 【請求項4】 前記ステータは、複合磁性材からなるこ
    とを特徴とする請求項1、2または3記載の電磁制御
    弁。
  5. 【請求項5】 前記ムービングコアは、呼吸溝を有する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の電
    磁制御弁。
  6. 【請求項6】 筒状に形成され、流体の通路を形成する
    開口部を有するスリーブと、 前記スリーブの内壁に摺動可能に支持され、大径部と小
    径部とを有するスプールと、 前記スリーブの軸方向端部に固定され、前記スリーブ側
    にフランジ部を有する筒状の磁性体からなるヨークコア
    と、 前記ヨークコアに固定され、周囲にコイルを巻回し、前
    記フランジ部側に開口端部を有する有底筒状の部分非磁
    性構造のステータと、 筒状に形成され、前記ステータ内を軸方向に移動可能な
    磁性体からなるムービングコアと、 前記ムービングコアを軸方向に貫通して固定され、一端
    が前記スプールの軸方向端部に当接可能であり、他端が
    前記ステータの底面に当接可能な非磁性体からなるシャ
    フトと、 前記スリーブの内部に収容され、前記スプールを反磁気
    吸引側に付勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴とする電磁制御弁。
  7. 【請求項7】 前記ヨークコアの反フランジ部側の端部
    の軸方向位置は、前記ステータの非磁性部とフランジ部
    側の磁性部との境界部近傍、あるいは前記境界部よりも
    反フランジ部側であることを特徴とする請求項6記載の
    電磁制御弁。
  8. 【請求項8】 前記コイルを取囲むように前記ステータ
    およびヨークコアに固定され、前記ステータ側の固定部
    が内側に折曲げられている筒状の磁性体からなるヨーク
    を備えることを特徴とする請求項6または7記載の電磁
    制御弁。
  9. 【請求項9】 前記ステータは、複合磁性材からなるこ
    とを特徴とする請求項6、7または8記載の電磁制御
    弁。
  10. 【請求項10】 前記ムービングコアは、呼吸溝を有す
    ることを特徴とする請求項6〜9のいずれか一項記載の
    電磁制御弁。
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