JP6200695B2 - 油浸型ソレノイド - Google Patents

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Description

この発明は、建設機械や産業機械に使用される油圧機器を制御する弁装置などに用いられる油浸型ソレノイドに関する。
周知のように、建設機械や産業機械に使用される油圧機器を制御する弁装置などに油浸型ソレノイドが広く用いられている。この油浸型ソレノイドとして、コイルと固定磁極部と可動鉄心とを備え、可動鉄心が収容される空間に作動油が充填された状態でコイルに通電することにより、可動鉄心を固定磁極部に吸引させて可動鉄心に固定したシャフトを移動させるものが一般に知られている。
例えば特許文献1には、このような油浸型ソレノイドが開示されている。図15に示すように、このソレノイド100は、底部111、外筒部112、下側固定磁極部113及びフランジ部114が一体成形されたケーシング115と、ケーシング115の下側固定磁極部113に接合された内筒部120と、内筒部120内に収容される可動鉄心131を有するプランジャ130と、コイル141が巻回されたボビン142と、カバー150とを有し、コイル141に通電することによりプランジャ130を移動させるように構成されている。
特開2006−300222号公報
しかしながら、特許文献1に記載のソレノイド100では、図15に示すように、内筒部120は磁性体からなる上側固定磁極部121と非磁性体からなる筒状部122とをロウ付け接合して形成されると共に、内筒部120とケーシング110の下側固定磁極部113とがロウ付け接合されている。
そして、内筒部120が接合されたケーシング115に対して、内筒部120内にプランジャ130を挿入すると共に内筒部120の外周にコイル141が巻回されたボビン142を嵌め合わせ、その後にカバー150を被せ、次いで外筒部112の先端部をカバー150に対してカシメ加工して、ソレノイド100が組み立てられている。
このようにして組み立てられるソレノイド100では、内筒部120を形成するためにロウ付け接合が行われると共に内筒部120とケーシング115の下側磁極部113とを接合するためにロウ付け接合が行われており、複数の接合が必要であることから組立工数が多くなり組立コストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、容易に組み立てることができ、組立工数を大幅に削減して組立コストの低減を図ることができる油浸型ソレノイドを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に係る発明は、油圧制御機器に用いられる油浸型ソレノイドであって、底部、該底部から筒状に延びる筒状部、及び前記底部から前記筒状部の外方に延びるフランジ部が一体成形されたケーシングと、前記底部から前記筒状部内に延びるように配置された固定磁極部と、前記固定磁極部の軸方向に延びる挿通孔に挿通されるシャフト、及び該シャフトが固定された可動鉄心を有するプランジャと、筒状に形成され、前記プランジャを覆うように前記固定磁極部の外周に嵌め合わせられたガイドパイプと、コイルが巻回された本体部、及び該本体部の外周面に設けられたコネクタ部を有するコイルユニットと、前記ガイドパイプと前記コイルユニットとを前記ケーシングの底部とは反対側から覆うように前記筒状部内に配置されたカバーとを備え、前記ケーシングと前記固定磁極部とが一体成形され又は前記ケーシングに前記固定磁極部が取り付けられ、前記ケーシングの前記筒状部には、前記コイルユニットの前記コネクタ部に対応して周方向に切り欠かれた切欠部が形成され、前記ケーシングの筒状部内に、前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが順次挿入され、前記固定磁極部の挿通孔に前記シャフトが挿通するように前記プランジャが取り付けられ、前記プランジャを覆うように前記固定磁極部の外周に前記ガイドパイプが嵌め合わせられ、前記ケーシングの筒状部と前記ガイドパイプとの間隙に前記コイルユニットが挿入され、前記ガイドパイプ及び前記コイルユニットを覆うように前記カバーが取り付けられた状態で、前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが順次挿入された後に前記筒状部の先端部が前記カバーに対してカシメ加工されることにより、前記ケーシングに前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが保持されることを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記コイルユニットに、前記カバーが配置される側に前記本体部に隣接して前記コイルユニットの本体部より外径寸法が大きい外周部を有する継鉄が一体的に形成され、前記ケーシングの筒状部の内面に前記継鉄の外周部と係合するための段差部が形成されていることを特徴とする。
更に、本願の請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に係る発明において、前記コイルユニットは、前記ケーシングの底部との対向面に凹部を有すると共に、前記凹部内に前記凹部の底部から前記筒状部の先端部のカシメ加工前に前記対向面より突出して前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記ケーシングの底部に押し潰される突起部を有していることを特徴とする。
また更に、本願の請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に係る発明において、前記カバーは、前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記筒状部の先端部が接触する前記カバーの表面の周縁部に前記表面から突出する突出部を有していることを特徴とする。
また更に、本願の請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4の何れか1項に係る発明において、前記カバーは、前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記筒状部の先端部が接触する前記カバーの表面の周縁部に該周縁部の他の部分より軸方向に窪む溝部を有していることを特徴とする。
また更に、本願の請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5の何れか1項に係る発明において、前記ガイドパイプは、前記固定磁極部に嵌め合わせられる大径部分と前記プランジャの可動鉄心に嵌め合わせられる小径部分とを有し、前記小径部分の軸方向両端部が作動油によって押圧されることを特徴とする。
以上の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、本願の請求項1に係る発明によれば、ケーシングに固定磁極部が一体成形され又はケーシングに固定磁極部を取り付け、ケーシングの筒状部内に、プランジャ、ガイドパイプ、コイルユニット及びカバーが順次挿入され、プランジャが取り付けられ、固定磁極部及びプランジャの外周にガイドパイプが嵌め合わせられ、ガイドパイプの外周にコイルユニットが嵌め合わせられ、ガイドパイプ及びコイルユニットを覆うようにカバーが取り付けられた状態で、プランジャ、ガイドパイプ、コイルユニット及びカバーが順次挿入された後に筒状部の先端部がカバーに対してカシメ加工されることにより、ケーシングにプランジャ、ガイドパイプ、コイルユニット及びカバーが保持される。これにより、ケーシング内にプランジャ、ガイドパイプ、コイルユニット及びカバーを順次挿入し、その後に筒状部の先端部をカシメ加工してソレノイドを組み立てることができるので、非常に容易に組み立てることができ、組立工数を大幅に削減して組立コストの低減を図ることができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、コイルユニットに、カバーが配置される側に本体部に隣接してコイルユニットの本体部より外径寸法が大きい外周部を有する継鉄が一体的に形成され、ケーシングの筒状部の内面に継鉄の外周部と係合するための段差部が形成されることにより、ソレノイドに継鉄が配置される場合に、継鉄をコイルユニットと別体にした場合に比して、組立工数を削減することができると共に、継鉄及びコイルユニットを所定位置に保持してガタツキを抑制することができる。また、カシメ時の押圧力を継鉄のみで受け、コイルユニットはその押圧力を受けないので、コイルユニットの変形を防止できる。
更に、本願の請求項3に係る発明によれば、コイルユニットは、ケーシングの底部との対向面に凹部を有すると共に、凹部内に凹部の底部から筒状部の先端部のカシメ加工前に対向面より突出して筒状部の先端部がカシメ加工される際にケーシングの底部に押し潰される突起部を有していることにより、ケーシングの筒状部の先端部をカバーに対してカシメ加工する際に、ケーシングの底部にコイルユニットの突起部が押し潰されてコイルユニットがケーシングに保持されるので、コイルユニットを所定位置に保持してガタツキを抑制することができる。ソレノイドに外部から荷重が作用する場合に、コイルユニットが振動することを抑制することができる。
また更に、本願の請求項4に係る発明によれば、カバーは、筒状部の先端部がカシメ加工される際に筒状部の先端部が接触するカバーの表面の周縁部に表面から突出する突出部を有していることにより、スプリングバックによって戻ることを考慮して筒状部の先端部を突出部に沿ってカシメ加工することができるので、筒状部の先端部を所定角度に精度良く変形させることができる。
また更に、本願の請求項5に係る発明によれば、カバーは、筒状部の先端部がカシメ加工される際に筒状部の先端部が接触するカバーの表面の周縁部に該周縁部の他の部分より軸方向に窪む溝部を有していることにより、筒状部の先端部をカバーに対してカシメ加工する際に、筒状部の先端部をカバーの溝部に食い込ませることができ、組立工程を変更することなく比較的容易にカバーの回り止めを行うことができる。
また更に、本願の請求項6に係る発明によれば、ガイドパイプは、固定磁極部に嵌め合わせられる大径部分とプランジャの可動鉄心に嵌め合わせられる小径部分とを有し、小径部分の軸方向両端部が作動油によって押圧されることにより、ガイドパイプの小径部分の両端部に等しい押圧力を作用させることができるので、ガイドパイプの移動を抑制することができ、ソレノイドの信頼性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る油浸型ソレノイドの斜視図である。 図1に示すソレノイドの分解斜視図である。 図1におけるY3−Y3線に沿ったソレノイドの断面図である。 図1におけるA1方向から見たソレノイドの正面図である。 ソレノイドのプランジャの斜視図である。 ソレノイドのコイルユニットの断面図である。 ソレノイドの要部を拡大して示す図である。 図6におけるA2方向から見たコイルユニットの正面図である。 図8におけるY9−Y9線に沿ったコイルユニットの断面図である。 ソレノイドのカバーの正面図である。 図10におけるY11−Y11線に沿ったカバーの断面図である。 図10におけるY12−Y12線に沿ったカバーの断面図である。 ソレノイドのガイドパイプを模式的に示す断面図である。 ソレノイドの組立方法を説明するための説明図である。 従来の油浸型ソレノイドを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る油浸型ソレノイドの斜視図である。図2は、図1に示すソレノイドの分解斜視図である。図3は、図1におけるY3−Y3線に沿ったソレノイドの断面図である。図4は、図1におけるA1方向から見たソレノイドの正面図である。なお、図3及び図4では、プランジャの付勢力を調整するための付勢力調整機構を破線で示している。
図1から図4に示すように、本発明の実施形態に係る油浸型ソレノイド1は、例えば建設機械に使用される油圧機器を制御する弁装置(油圧制御機器)に用いられるもので、主たる構成要素として、ケーシング10と、プランジャ20と、ガイドパイプ30と、コイルユニット40と、カバー50とを備えている。
ケースユニット10は、略円盤状に形成される底部11と、該底部11の周縁部から略円筒状に延びる筒状部12と、底部11から筒状部12の外方に延びるフランジ部13と、底部11から筒状部12と反対側に延びる取付部14とを有している。ケースユニット10は、炭素鋼などの磁性材料を用いて鍛造によって成形され、底部11と筒状部12とフランジ部13と取付部14とが一体成形されている。
ケースユニット10の筒状部12内には、コイルユニット40のコイル41によって磁極が生成される固定磁極部15が配置され、固定磁極部15は、底部12から略円柱状に延びるように設けられている。固定磁極部15は、外周にシール部材18が装着される環状溝部15aを有し、環状溝部15aより先端側の先端部15bが、環状溝部15aより底部11側の基部15cに対して外径寸法が小さく形成されている。固定磁極部15の中央には、軸方向に延びる挿通孔15dが形成されている。
本実施形態では、固定磁極部15もまた、炭素鋼などの磁性材料を用いて形成され、固定磁極部15は、ケースユニット10と共に鍛造によって一体成形されている。なお、固定磁極部15とケースユニット10とは一体構造に限らず、ケースユニット10に固定磁極部15が取り付けられる構造であっても良い。
プランジャ20は、固定磁極部15の挿通孔15dに挿通されるシャフト21が固定された可動鉄心22を有している。シャフト21は、固定磁極部15の挿通孔15dに挿通され、その先端側が図示しない弁装置のスプールに連結されている。
図5は、ソレノイドのプランジャの斜視図である。図5に示すように、プランジャ20の可動鉄心22は、略円柱状に形成されると共に、その側面に軸方向に延びる2つの連通溝部22aが軸対称に形成されている。連通溝部22aは、プランジャ20が配置される空間24に作動油が充填された状態で可動鉄心22が移動する際に、作動油が連通溝部22aを通じて移動できるように設けられている。
プランジャ20は、シャフト21と可動鉄心22とが同軸上に配置された状態でシャフト21が可動鉄心22に圧入されて一体的に形成されている。シャフト21は、ステンレス鋼などの非磁性材料を用いて形成され、可動鉄心22は、炭素鋼などの磁性材料を用いて形成されている。
ガイドパイプ30は、固定磁極部15及び可動鉄心22の形状に応じて略円筒状に形成されている。ガイドパイプ30は、固定磁極部15の基部15cに嵌め合わせられる大径部分31と固定磁極部15の先端部15b及びプランジャ20の可動鉄心22に嵌め合わせられる小径部分32とを有している。大径部分31は、小径部分32に対してガイドパイプ30の肉厚分だけ内径寸法が大きく形成され、大径部分31の内径寸法と小径部分32の外径寸法とが略等しく形成されている。
ガイドパイプ30は、大径部分31側の端部がケーシング10の底部11に当接するように固定磁極部15及びプランジャ22の外周に嵌め合わせられ、固定磁極部15及びプランジャ22の外周に嵌め合わせられたときにプランジャ20の可動鉄心22が軸方向に移動する空間24を規定する。
本実施形態では、ガイドパイプ30は、ステンレス鋼などの非磁性材料を用いて深絞り加工によって有底円筒状に形成した後にパンチ加工によって底部に開口部33を成形することにより形成されている。なお、ガイドパイプ30は、その底部に開口を有さない有底円筒状であってもよい。
図6は、ソレノイドのコイルユニットの断面図である。図6に示すように、コイルユニット40は、コイル41が巻回されたボビン42を有し、ボビン42は、コイル41が巻回される略円筒状に形成された円筒部42aと、円筒部42aの軸方向両端部に円筒部42aから外方に延びるようにそれぞれ形成されたフランジ部42bとを有している。
ボビン42は、円筒部42aの内径寸法D1を有する部分がガイドパイプ30の大径部分31の外径寸法より大きく形成され、円筒部42aの内径寸法D2を有する部分がガイドパイプ30の小径部分32の外径寸法より大きく形成されている。コイルユニット40は、ボビン42をガイドパイプ30の外周に嵌め合わせることにより構成される。
コイルユニット40はまた、コイル41に電流を供給するための端子43を備えたコネクタ部44を有している。端子43は、コイル41に接続されてボビン42のフランジ部42bから外方に延びる第1端子片43aと、第1端子片43aに接続されてボビン42の軸方向に延びる第2端子片43bとから構成され、第2端子片43bの先端部がプラグ接続口44a内に突出するように設けられている。
コイル41、第1端子片43a及び第2端子片43bは、銅などの導電性材料から形成され、ボビン42は、熱可塑性合成樹脂などの非磁性材料から形成されている。コイルユニット40は、コイル41が巻回されたボビン42に第1端子片43a及び第2端子片43bを組み付けた状態で熱可塑性合成樹脂を用いてインサート成形することにより、コイル41及びボビン42がモールド層45によって覆われた略円柱状の本体部46と、端子43がモールド層45によって覆われたコネクタ部44とを有するように形成される。
本体部46は、その外周がケーシング10の筒状部12内に挿入されるように形成されている。一方、コネクタ部44は、ケーシング10の筒状部42にコネクタ部44に対応して周方向に切り欠かれて形成された切欠部16を通じてケーシング10の筒状部12の外方に突出するように形成されている。
コイルユニット40にはまた、カバー50が配置される側に本体部46に隣接して継鉄47が配置されている。継鉄47は、炭素鋼などの磁性材料を用いて形成され、環状に形成された環状部47aを有し、環状部47a内には、軸方向に貫通する複数の貫通孔47bが形成されている。本実施形態では、具体的には3つの貫通孔47bが、周方向に等間隔に形成されている。
本実施形態では、コイルユニット40を成形する際に、コイル41が巻回されたボビン42に第1端子片43a及び第2端子片43bを組み付けると共にボビン42に隣接して継鉄47を配置した状態でインサート成形が行われ、継鉄47の貫通孔47b内にモールド層45が形成され、コイルユニット40に継鉄47が一体的に形成される。
図7は、ソレノイドの要部を拡大して示す図である。図7に示すように、継鉄47は、内径寸法が隣接するボビン42の内径寸法と略等しく形成され、外径寸法がコイルユニット40の本体部46の外径寸法より大きく形成され、コイルユニット40より外径寸法が大きい外周部47cを有している。
ケーシング10の内筒部12には、その内面に継鉄47の外周部47cと係合するための段差部12aが形成され、ケーシング10内にコイルユニット40が組み付けられる際にコイルユニット40に一体的に形成された継鉄47の外周部47cが筒状部12の段差部12aに当接するようになっている。
このように、コイルユニット40に、カバー50が配置される側に本体部46に隣接して外周部47cを有する継鉄47が一体的に形成され、ケーシング10の筒状部12の内面に継鉄47の外周部47cと係合するための段差部12aが形成されることにより、ソレノイド1に継鉄47が配置される場合に、継鉄47をコイルユニット40と別体にした場合に比して、組立工数を削減することができると共に、継鉄47及びコイルユニット40を所定位置に保持してガタツキを抑制することができる。また、カシメ時の押圧力を継鉄47のみで受け、コイルユニット40はその押圧力を受けないので、コイルユニット40の変形を防止できる。
図8は、図6におけるA2方向から見たコイルユニットの正面図である。図9は、図8におけるY9−Y9線に沿ったコイルユニットの断面図である。図8及び図9に示すように、コイルユニット40にはまた、本体部46の継鉄47が配置される端面とは反対側の端面46aに、該端面46aから円柱状に開口された凹部46bが形成され、凹部46b内には該凹部46bの底部から軸方向に円柱状に延びる突起部46cが本体部46の端面46aより突出するように形成されている。本体部46の端面46aには、3つの凹部46b及び突起部46cが、周方向に等間隔に形成されている。
図10は、ソレノイドのカバーの正面図である。図11は、図10におけるY11−Y11線に沿ったカバーの断面図である。図12は、図10におけるY12−Y12線に沿ったカバーの断面図である。
図10から図12に示すように、カバー50は、ステンレス鋼などの非磁性材料又は鉄材などの磁性材料を用いて形成され、底面51と上面52と側面53とを備えて略円盤状に形成されている。カバー50は、図3に示すように、ガイドパイプ30とコイルユニット40とをケーシング10の底部11とは反対側から覆うように筒状部12内に配置され、後述するケーシング10の筒状部12の先端部12bがカシメ加工される際に、底面51がコイルユニット40に一体的に形成された継鉄47に接触し、上面52が筒状部12の先端部12bに接触する。
カバー50の底面51には、底面51から上面52側に円柱状に開口される第1溝部51aと、第1溝部51aからさらに上面52側に円柱状に開口される第2溝部51bとが形成されている。第1溝部51aは、シール部材58が装着されるように形成され、第2溝部51bは、ガイドパイプ30の小径部分32側の端部が収容されるように形成される。
カバー50の上面52は、筒状部12の先端部12bが接触する表面であり、カバー50は、図12に示すように、表面52の周縁部に周方向に延びると共に表面52から所定高さHだけ突出する突出部52aを有している。これにより、筒状部12の先端部12bがカシメ加工後にスプリングバックによって戻ることを考慮して筒状部12の先端部12bを突出部52aに沿ってカシメ加工することができるので、筒状部12の先端部12bを所定角度、本実施形態では90度に精度良く曲げ変形させることができる。
カバー50はまた、表面52の周縁部に周縁部の他の部分より軸方向に窪む溝部52bを有している。本実施形態では、表面52の周縁部に形成された突出部52aが、図10に示すように周方向に一部切り欠かれて形成され、突出部52aの切り欠かれた部分によって溝部52bが形成されている。カバー50には、4つの溝部52bが周方向に等間隔に形成されている。
これにより、筒状部12の先端部12bをカバー50に対してカシメ加工する際に、筒状部12の先端部12bをカバー50の溝部52bに食い込ませることができ、組立工程を変更することなく比較的容易にカバー50の回り止めを行うことができる。
カバー50にはまた、図3に示すように、プランジャ20の付勢力を調整するための付勢力調整機構60が取り付けられている。付勢力調整機構60は、カバー50のネジ部55に螺合される調整ネジ61と、調整ネジ61に取り付けられると共に可動鉄心22の後端部に形成された装着溝部22bに装着されるスプリング62とから構成されている。
付勢力調整機構60は、調整ネジ61を回転させてスプリング62の付勢力を調整することによりプランジャ20の付勢力を調整するように構成されている。調整ネジ61にはまた、シールナット63が螺合され、調整ネジ61とカバー50のネジ部55とが密封されるようになっている。
このようにして形成されたケーシング10、プランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50を備えた油浸型ソレノイド1では、ケーシング10の筒状部12の先端部12bがカバー50に対してカシメ加工され、筒状部12の先端部12bがカバー50の上面52に沿って曲げ変形される。
油浸型ソレノイド1では、図3に示すように、ケーシング10にプランジャ20、ガイドパイプ30、継鉄47が一体的に形成されたコイルユニット40及びカバー50が組み込まれた状態で、プランジャ20が収容される空間24に作動油が充填される。
図13は、ソレノイドのガイドパイプを模式的に示す断面図である。ガイドパイプ30は、大径部分31の内面がシール部材18によって密閉されると共に小径部分32の外面がシール部材58によって密閉され、油浸型ソレノイド1に作動油が充填されると、図13に示すように、ガイドパイプ30の小径部分32は、軸方向両端部が作動油によって等しい押圧力P1で押圧される。
これにより、ガイドパイプ30の小径部分32に作動油による等しい押圧力を作用させることができるのでガイドパイプ30の移動を抑制することができ、ガイドパイプ30に作動油による押圧力が作用してガイドパイプ30が移動される場合に比して、ソレノイド1の信頼性を向上させることができる。
このようにして構成される油浸型ソレノイド1では、端子43を通じてコイル41に電流を供給することにより固定磁極部15に磁極を生成させて、電流に応じた吸引力を発生させ、この吸引力によって可動鉄心22を吸引してプランジャ20を移動させることができる。
次に、本実施形態に係る油浸型ソレノイド1の組立方法について説明する。
図14は、ソレノイドの組立方法を説明するための説明図であり、油浸型ソレノイド1を構成するケーシング10、プランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50をそれぞれ断面図で示している。なお、図14では、付勢力調整機構60を省略して示している。
油浸型ソレノイド1を組み立てる際には先ず、前述したケーシング10、プランジャ20、ガイドパイプ30、継鉄47が一体的に形成されたコイルユニット40及びカバー50を準備し、ケーシング10の環状溝部15aにシール部材18を装着し、カバー50の第1溝部51aにシール部材58を装着する。そして、図14に示すように、ケーシング10の筒状部12内に、プランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50を順次組み付ける。
具体的には、ケーシング12の筒状部12内に、固定磁極部15の挿通孔15dにシャフト21が挿通するようにプランジャ20を取り付け、固定磁極部15及びプランジャ20の外周にガイドパイプ30を嵌め合わせ、ガイドパイプ30の外周にコイルユニット40を嵌め合わせ、ガイドパイプ30及びコイルユニット40を覆うようにカバー50を取り付ける。
その後に、ケーシング10の筒状部12内にプランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50が取り付けられた状態で、図示しないカシメ金型を用いて筒状部12の先端部12bをカバー50に対してカシメ加工し、ケーシング10にプランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50を保持する。
このようにして油浸型ソレノイド1が組み立てられた後に、付勢力調整機構60が取り付けられる。そして、油浸型ソレノイド1が図示しない弁装置に組み付けられ、空間24内に作動油が供給される。なお、油浸型ソレノイド1に、付勢力調整機構60を有しないようにすることも可能である。
このように、本実施形態に係る油浸型ソレノイド1は、ケーシング10に固定磁極部15が一体成形され又はケーシング10に固定磁極部15を取り付け、ケーシング10の筒状部12内に、プランジャ20が取り付けられ、固定磁極部15及びプランジャ20の外周にガイドパイプ30が嵌め合わせられ、ガイドパイプ30の外周にコイルユニット40が嵌め合わせられ、ガイドパイプ30及びコイルユニット40を覆うようにカバー50が取り付けられ、筒状部12の先端部12bがカバー50に対してカシメ加工されることにより、ケーシング10にプランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50が保持される。これにより、ケーシング10内にプランジャ20、ガイドパイプ30、コイルユニット40及びカバー50を順次挿入し、その後にケーシング10の筒状部12の先端部12bをカシメ加工してソレノイド1を組み立てることができるので、非常に容易に組み立てることができ、組立工数を大幅に削減して組立コストの低減を図ることができる。
また、コイルユニット40は、ケーシング10の底部11との対向面46aに凹部46bを有すると共に、凹部46b内に凹部46bの底部から対向面46aより突出する突起部46cを有していることにより、ケーシング10の筒状部12の先端部12bをカバー50に対してカシメ加工する際に、ケーシング10の底部11にコイルユニット40の突起部46cが押し潰されてコイルユニット40がケーシング10に保持されるので、コイルユニット40を所定位置に保持してガタツキを抑制することができる。ソレノイド1に外部から荷重が作用する場合に、コイルユニット40が振動することを抑制することができる。
本実施形態では、カバー50の上面52の周縁部に周縁部の他の部分より軸方向に窪む溝部52bが、上面52から突出する突出部52aを切り欠いて形成されているが、上面52から軸方向に窪むように溝部を形成することも可能である。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、容易に組み立てることができ、組立工数を大幅に削減して組立コストの低減を図ることができるので、油浸型ソレノイド、あるいはそれを組み込んだ油圧機器の製造分野において好適に利用される可能性がある。
1 油浸型ソレノイド
10 ケーシング
11 底部
12 筒状部
13 フランジ部
15 固定磁極部
20 プランジャ
21 シャフト
22 可動鉄心
30 ガイドパイプ
31 大径部分
32 小径部分
40 コイルユニット
41 コイル
42 ボビン
46 本体部
47 継鉄
50 カバー

Claims (6)

  1. 油圧制御機器に用いられる油浸型ソレノイドであって、
    底部、該底部から筒状に延びる筒状部、及び前記底部から前記筒状部の外方に延びるフランジ部が一体成形されたケーシングと、
    前記底部から前記筒状部内に延びるように配置された固定磁極部と、
    前記固定磁極部の軸方向に延びる挿通孔に挿通されるシャフト、及び該シャフトが固定された可動鉄心を有するプランジャと、
    筒状に形成され、前記プランジャを覆うように前記固定磁極部の外周に嵌め合わせられたガイドパイプと、
    コイルが巻回された本体部、及び該本体部の外周面に設けられたコネクタ部を有するコイルユニットと、
    前記ガイドパイプと前記コイルユニットとを前記ケーシングの底部とは反対側から覆うように前記筒状部内に配置されたカバーとを備え、
    前記ケーシングと前記固定磁極部とが一体成形され又は前記ケーシングに前記固定磁極部が取り付けられ、
    前記ケーシングの前記筒状部には、前記コイルユニットの前記コネクタ部に対応して周方向に切り欠かれた切欠部が形成され、
    前記ケーシングの筒状部内に、前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが順次挿入され、前記固定磁極部の挿通孔に前記シャフトが挿通するように前記プランジャが取り付けられ、前記プランジャを覆うように前記固定磁極部の外周に前記ガイドパイプが嵌め合わせられ、前記ケーシングの筒状部と前記ガイドパイプとの間隙に前記コイルユニットが挿入され、前記ガイドパイプ及び前記コイルユニットを覆うように前記カバーが取り付けられた状態で、前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが順次挿入された後に前記筒状部の先端部が前記カバーに対してカシメ加工されることにより、前記ケーシングに前記プランジャ、前記ガイドパイプ、前記コイルユニット及び前記カバーが保持される、
    ことを特徴とする油浸型ソレノイド。
  2. 前記コイルユニットに、前記カバーが配置される側に前記本体部に隣接して前記コイルユニットの本体部より外径寸法が大きい外周部を有する継鉄が一体的に形成され、前記ケーシングの筒状部の内面に前記継鉄の外周部と係合するための段差部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の油浸型ソレノイド。
  3. 前記コイルユニットは、前記ケーシングの底部との対向面に凹部を有すると共に、前記凹部内に前記凹部の底部から前記筒状部の先端部のカシメ加工前に前記対向面より突出して前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記ケーシングの底部に押し潰される突起部を有している、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の油浸型ソレノイド。
  4. 前記カバーは、前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記筒状部の先端部が接触する前記カバーの表面の周縁部に前記表面から突出する突出部を有している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の油浸型ソレノイド。
  5. 前記カバーは、前記筒状部の先端部がカシメ加工される際に前記筒状部の先端部が接触する前記カバーの表面の周縁部に該周縁部の他の部分より軸方向に窪む溝部を有している、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の油浸型ソレノイド。
  6. 前記ガイドパイプは、前記固定磁極部に嵌め合わせられる大径部分と前記プランジャの可動鉄心に嵌め合わせられる小径部分とを有し、前記小径部分の軸方向両端部が作動油によって押圧される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の油浸型ソレノイド。
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