JP2002027723A - 電磁駆動装置の製造方法 - Google Patents
電磁駆動装置の製造方法Info
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- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 収容部材と吸引部材との同軸度を高め、可動
子の吸引力を増加する電磁駆動装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 プランジャを往復移動自在に収容する収
容部材13の収容母材50と、プランジャとの間で磁気
吸引力を発生する吸引部材14の吸引母材51とを軸合
わせして配置し、樹脂でインサート成形する。その結
果、コイルを巻回するボビン21の巻回母材52が形成
される。収容母材50の反吸引母材51側から吸引母材
51に向け、収容母材50、吸引母材51および巻回母
材52を同一内径に切削加工する。この切削加工工程に
より、収容部材13、吸引部材14およびボビン21が
形成されるので、収容部材13と吸引部材14との軸を
容易に高精度に合わせることができる。したがって、プ
ランジャと収容部材13および吸引部材14との間に径
方向に形成されるクリアランスを極力小さくすることが
できる。
子の吸引力を増加する電磁駆動装置の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 プランジャを往復移動自在に収容する収
容部材13の収容母材50と、プランジャとの間で磁気
吸引力を発生する吸引部材14の吸引母材51とを軸合
わせして配置し、樹脂でインサート成形する。その結
果、コイルを巻回するボビン21の巻回母材52が形成
される。収容母材50の反吸引母材51側から吸引母材
51に向け、収容母材50、吸引母材51および巻回母
材52を同一内径に切削加工する。この切削加工工程に
より、収容部材13、吸引部材14およびボビン21が
形成されるので、収容部材13と吸引部材14との軸を
容易に高精度に合わせることができる。したがって、プ
ランジャと収容部材13および吸引部材14との間に径
方向に形成されるクリアランスを極力小さくすることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動子を収容する
吸引部材と可動子を吸引する吸引部材との同軸度を高め
る電磁駆動装置の製造方法に関する。
吸引部材と可動子を吸引する吸引部材との同軸度を高め
る電磁駆動装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コイルに通電することにより収容部材に
収容されたプランジャと吸引部材との間で磁力を発生
し、吸引部材にプランジャを吸引する電磁駆動装置とし
て、収容部材と吸引部材とが別部材であるもの、または
収容部材と吸引部材とが一体であるものが知られてい
る。
収容されたプランジャと吸引部材との間で磁力を発生
し、吸引部材にプランジャを吸引する電磁駆動装置とし
て、収容部材と吸引部材とが別部材であるもの、または
収容部材と吸引部材とが一体であるものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、収容部
材と吸引部材とが別部材であると、組み付けるときに収
容部材と吸引部材との軸がずれることがある。収容部材
と吸引部材との軸がずれると、可動子が収容部材または
吸引部材に接触し滑らかな往復移動が妨げられる恐れが
ある。可動子と収容部材および吸引部材との間で径方向
に形成されるクリアランスを大きくし、可動子が収容部
材または吸引部材に接触することを避けることが考えら
れる。しかし、可動子と収容部材および吸引部材との間
で径方向に形成されるクリアランスを大きくすると、可
動子を吸引する力が低下するという問題がある。
材と吸引部材とが別部材であると、組み付けるときに収
容部材と吸引部材との軸がずれることがある。収容部材
と吸引部材との軸がずれると、可動子が収容部材または
吸引部材に接触し滑らかな往復移動が妨げられる恐れが
ある。可動子と収容部材および吸引部材との間で径方向
に形成されるクリアランスを大きくし、可動子が収容部
材または吸引部材に接触することを避けることが考えら
れる。しかし、可動子と収容部材および吸引部材との間
で径方向に形成されるクリアランスを大きくすると、可
動子を吸引する力が低下するという問題がある。
【0004】特開平10−299932号公報に開示さ
れる電磁駆動装置では、コイルを巻回するボビンが可動
子であるプランジャを保持することにより、別部材であ
る第1ヨークと第2ヨークとの軸がずれていても、プラ
ンジャの往復移動が妨げられない。
れる電磁駆動装置では、コイルを巻回するボビンが可動
子であるプランジャを保持することにより、別部材であ
る第1ヨークと第2ヨークとの軸がずれていても、プラ
ンジャの往復移動が妨げられない。
【0005】米国特許第5769391号明細書に開示
される電磁弁のように、収容部材と吸引部材とを一体成
形して固定子を構成している場合、組み付け誤差が発生
しないので、収容部材と吸引部材との同軸度は高まる。
しかし、収容部材と吸引部材とを結合する部分の肉厚が
薄いと、収容部材および吸引部材の外周に樹脂製のボビ
ンを成形したり、ボビンにコイルを巻回するときの力に
より、固定子が変形することがある。固定子が変形しな
い程度に収容部材と吸引部材とを結合する部分の肉厚を
厚くすると、結合部を通り収容部材と吸引部材との間を
流れる磁束が増える。すると、コイルに供給する電流値
に対し、発生する磁力が低下するという問題がある。本
発明の目的は、収容部材と吸引部材との同軸度を高め、
可動子の吸引力を増加する電磁駆動装置の製造方法を提
供することにある。
される電磁弁のように、収容部材と吸引部材とを一体成
形して固定子を構成している場合、組み付け誤差が発生
しないので、収容部材と吸引部材との同軸度は高まる。
しかし、収容部材と吸引部材とを結合する部分の肉厚が
薄いと、収容部材および吸引部材の外周に樹脂製のボビ
ンを成形したり、ボビンにコイルを巻回するときの力に
より、固定子が変形することがある。固定子が変形しな
い程度に収容部材と吸引部材とを結合する部分の肉厚を
厚くすると、結合部を通り収容部材と吸引部材との間を
流れる磁束が増える。すると、コイルに供給する電流値
に対し、発生する磁力が低下するという問題がある。本
発明の目的は、収容部材と吸引部材との同軸度を高め、
可動子の吸引力を増加する電磁駆動装置の製造方法を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁駆動装置の製造方法によると、別部材である収容母
材と吸引母材とを樹脂でインサート成形した後、往復移
動自在に可動子を収容できるように収容母材および吸引
母材を例えば切削等により加工し、収容部材および吸引
部材を形成する。収容母材および吸引母材をインサート
成形するときに収容母材と吸引母材との軸がずれていて
も、収容母材および吸引母材を切削等により加工するこ
とにより、収容部材と吸引部材との同軸度を容易に高め
ることができる。これにより、収容部材および吸引部材
が可動子と径方向に形成するクリアランスを極力小さく
できるので、可動子を吸引する力が増加する。
電磁駆動装置の製造方法によると、別部材である収容母
材と吸引母材とを樹脂でインサート成形した後、往復移
動自在に可動子を収容できるように収容母材および吸引
母材を例えば切削等により加工し、収容部材および吸引
部材を形成する。収容母材および吸引母材をインサート
成形するときに収容母材と吸引母材との軸がずれていて
も、収容母材および吸引母材を切削等により加工するこ
とにより、収容部材と吸引部材との同軸度を容易に高め
ることができる。これにより、収容部材および吸引部材
が可動子と径方向に形成するクリアランスを極力小さく
できるので、可動子を吸引する力が増加する。
【0007】収容母材および吸引母材を加工した後にコ
イルを巻回すると、コイルを巻回するときの力が収容部
材および吸引部材に加わり収容部材と吸引部材との同軸
度が低下する恐れがある。そこで本発明の請求項2記載
の電磁駆動装置の製造方法によると、巻回母材にコイル
を巻回してから収容母材および吸引母材を加工し収容部
材および吸引部材を形成するので、収容部材と吸引部材
との軸ずれを防止できる。
イルを巻回すると、コイルを巻回するときの力が収容部
材および吸引部材に加わり収容部材と吸引部材との同軸
度が低下する恐れがある。そこで本発明の請求項2記載
の電磁駆動装置の製造方法によると、巻回母材にコイル
を巻回してから収容母材および吸引母材を加工し収容部
材および吸引部材を形成するので、収容部材と吸引部材
との軸ずれを防止できる。
【0008】本発明の請求項3記載の電磁駆動装置の製
造方法によると、収容部材および吸引部材の母材であり
一体成形されている固定子母材を樹脂でインサート成形
した後、往復移動自在に可動子を収容できるように固定
子母材を切削等により加工して収容部材と吸引部材を形
成する。インサート成形時の圧力により薄肉部を境に収
容部材部分と吸引部材部分との軸がずれても、固定子母
材を加工することにより収容部材と吸引部材との同軸度
を容易に高めることができる。これにより、収容部材お
よび吸引部材が可動子と径方向に形成するクリアランス
を極力小さくできるので、可動子を吸引する力が増加す
る。
造方法によると、収容部材および吸引部材の母材であり
一体成形されている固定子母材を樹脂でインサート成形
した後、往復移動自在に可動子を収容できるように固定
子母材を切削等により加工して収容部材と吸引部材を形
成する。インサート成形時の圧力により薄肉部を境に収
容部材部分と吸引部材部分との軸がずれても、固定子母
材を加工することにより収容部材と吸引部材との同軸度
を容易に高めることができる。これにより、収容部材お
よび吸引部材が可動子と径方向に形成するクリアランス
を極力小さくできるので、可動子を吸引する力が増加す
る。
【0009】本発明の請求項4記載の電磁駆動装置の製
造方法によると、固定子母材を加工した後、収容部材と
吸引部材とは加工された薄肉部で結合されている。巻回
部材の樹脂面は可動子と摺動せず、収容部材、薄肉部お
よび吸引部材の面粗度が均一であるから、可動子が滑ら
かに往復移動する。
造方法によると、固定子母材を加工した後、収容部材と
吸引部材とは加工された薄肉部で結合されている。巻回
部材の樹脂面は可動子と摺動せず、収容部材、薄肉部お
よび吸引部材の面粗度が均一であるから、可動子が滑ら
かに往復移動する。
【0010】固定子母材を加工した後にコイルを巻回す
ると、コイルを巻回するときの力が収容部材および吸引
部材に加わり収容部材と吸引部材との同軸度が低下する
恐れがある。そこで本発明の請求項5記載の電磁駆動装
置の製造方法によると、巻回母材にコイルを巻回してか
ら固定子母材を加工し収容部材および吸引部材を形成す
るので、収容部材と吸引部材との軸ずれを防止できる。
ると、コイルを巻回するときの力が収容部材および吸引
部材に加わり収容部材と吸引部材との同軸度が低下する
恐れがある。そこで本発明の請求項5記載の電磁駆動装
置の製造方法によると、巻回母材にコイルを巻回してか
ら固定子母材を加工し収容部材および吸引部材を形成す
るので、収容部材と吸引部材との軸ずれを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。本発明の第1実
施例による電磁駆動装置を用いた電磁弁を図1に示す。
電磁弁1は、車両等の自動変速機の油圧制御装置に供給
する作動油の油圧を制御するスプール型油圧制御弁であ
る。
複数の実施例を図に基づいて説明する。本発明の第1実
施例による電磁駆動装置を用いた電磁弁を図1に示す。
電磁弁1は、車両等の自動変速機の油圧制御装置に供給
する作動油の油圧を制御するスプール型油圧制御弁であ
る。
【0012】電磁駆動装置としてのリニアソレノイド1
0は、有底円筒状のヨーク11、収容部材13、吸引部
材14、可動子としてのプランジャ17、シャフト1
8、コイル20等を有する。ヨーク11、収容部材13
および吸引部材14は固定子を構成している。ヨーク1
1、収容部材13、吸引部材14およびプランジャ17
は磁性材で形成されており、磁気回路を構成している。
ヨーク11は、スプール30を往復移動自在に支持する
ハウジング31をかしめることにより、ヨーク11とハ
ウジング31との間に吸引部材14を固定している。
0は、有底円筒状のヨーク11、収容部材13、吸引部
材14、可動子としてのプランジャ17、シャフト1
8、コイル20等を有する。ヨーク11、収容部材13
および吸引部材14は固定子を構成している。ヨーク1
1、収容部材13、吸引部材14およびプランジャ17
は磁性材で形成されており、磁気回路を構成している。
ヨーク11は、スプール30を往復移動自在に支持する
ハウジング31をかしめることにより、ヨーク11とハ
ウジング31との間に吸引部材14を固定している。
【0013】収容部材13は往復移動可能にプランジャ
17を支持している。プランジャ17との摺動抵抗を低
減するため、収容部材13の内周壁に被覆として例えば
ニッケル・リンめっきが施されている。吸引部材14
は、プランジャ17との間で吸引力を発生するととも
に、プランジャ17を案内する案内部14aを有してい
る。コイル20に通電すると、吸引部材14とプランジ
ャ17との間にプランジャ17を吸引する力が発生す
る。プランジャ17と軸方向に向き合う吸引部材14の
端面に非磁性材で形成したストッパ15が配置されてい
る。シャフト18の一端はプランジャ17に圧入してい
る。シャフト18の他端はスプール30の一端に当接し
ている。
17を支持している。プランジャ17との摺動抵抗を低
減するため、収容部材13の内周壁に被覆として例えば
ニッケル・リンめっきが施されている。吸引部材14
は、プランジャ17との間で吸引力を発生するととも
に、プランジャ17を案内する案内部14aを有してい
る。コイル20に通電すると、吸引部材14とプランジ
ャ17との間にプランジャ17を吸引する力が発生す
る。プランジャ17と軸方向に向き合う吸引部材14の
端面に非磁性材で形成したストッパ15が配置されてい
る。シャフト18の一端はプランジャ17に圧入してい
る。シャフト18の他端はスプール30の一端に当接し
ている。
【0014】コイル20は樹脂製の巻回部材であるボビ
ン21に巻回されている。コイル20と電気的に接続し
ている図示しないターミナルからコイル20に電流が供
給されると、ヨーク11、収容部材13、吸引部材14
およびプランジャ17によって構成された磁気回路に磁
束が流れ、吸引部材14とプランジャ17との間に磁気
吸引力が発生する。すると、プランジャ17およびシャ
フト18は図1の下方に移動する。プランジャ17の図
1の下方への移動は、プランジャ17がストッパ15に
係止されることにより規制される。
ン21に巻回されている。コイル20と電気的に接続し
ている図示しないターミナルからコイル20に電流が供
給されると、ヨーク11、収容部材13、吸引部材14
およびプランジャ17によって構成された磁気回路に磁
束が流れ、吸引部材14とプランジャ17との間に磁気
吸引力が発生する。すると、プランジャ17およびシャ
フト18は図1の下方に移動する。プランジャ17の図
1の下方への移動は、プランジャ17がストッパ15に
係止されることにより規制される。
【0015】スプール30はリニアソレノイド10のシ
ャフト18と常に当接し、シャフト18を介してプラン
ジャ17の動きが伝達されハウジング31内を往復移動
する。ハウジング31は、スプール30を往復移動自在
に収容し支持している。ハウジング31には、入力ポー
ト32、出力ポート33、フィードバックポート34お
よび排出ポート35が形成されている。入力ポート32
は、図示しないタンクからポンプによって供給される作
動油が流入するポートである。出力ポート33は図示し
ない自動変速機の係合装置に作動油を供給するポートで
ある。出力ポート33とフィードバックポート34とは
電磁弁1の外部で連通しており、出力ポート33から流
出する作動油の一部がフィードバックポート34に導入
される。フィードバック室36はフィードバックポート
34と連通している。排出ポート35はタンクに作動油
を排出するポートである。スプール30には反リニアソ
レノイド側から大径ランド37、大径ランド38、小径
ランド39がこの順で形成されている。小径ランド39
は大径ランド37、38よりも外径が小さい。
ャフト18と常に当接し、シャフト18を介してプラン
ジャ17の動きが伝達されハウジング31内を往復移動
する。ハウジング31は、スプール30を往復移動自在
に収容し支持している。ハウジング31には、入力ポー
ト32、出力ポート33、フィードバックポート34お
よび排出ポート35が形成されている。入力ポート32
は、図示しないタンクからポンプによって供給される作
動油が流入するポートである。出力ポート33は図示し
ない自動変速機の係合装置に作動油を供給するポートで
ある。出力ポート33とフィードバックポート34とは
電磁弁1の外部で連通しており、出力ポート33から流
出する作動油の一部がフィードバックポート34に導入
される。フィードバック室36はフィードバックポート
34と連通している。排出ポート35はタンクに作動油
を排出するポートである。スプール30には反リニアソ
レノイド側から大径ランド37、大径ランド38、小径
ランド39がこの順で形成されている。小径ランド39
は大径ランド37、38よりも外径が小さい。
【0016】フィードバック室36は大径ランド38と
小径ランド39との間に形成されており、ランドの外径
の差によりフィードバックされた油圧が作用する面積が
異なる。そのため、フィードバック室36の油圧は反リ
ニアソレノイド方向にスプール30を押圧するように作
用する。電磁弁1において出力される油圧の一部をフィ
ードバックするのは、供給される作動油の圧力すなわち
入力圧の変動により出力圧が変動することを防止するた
めである。スプール30は、スプリング40の付勢力
と、コイル20に供給される電流によりプランジャ17
が吸引部材14に吸引されシャフト18がスプール30
を押す力と、フィードバック室36の油圧からスプール
30が受ける力とがつり合う位置で静止する。スプール
30の反リニアソレノイド側に設けられている付勢手段
としてのスプリング40は、スプール30をリニアソレ
ノイド10方向へ付勢している。アジャストスクリュ4
1のねじ込み量によってスプリング40の荷重を調整で
きる。
小径ランド39との間に形成されており、ランドの外径
の差によりフィードバックされた油圧が作用する面積が
異なる。そのため、フィードバック室36の油圧は反リ
ニアソレノイド方向にスプール30を押圧するように作
用する。電磁弁1において出力される油圧の一部をフィ
ードバックするのは、供給される作動油の圧力すなわち
入力圧の変動により出力圧が変動することを防止するた
めである。スプール30は、スプリング40の付勢力
と、コイル20に供給される電流によりプランジャ17
が吸引部材14に吸引されシャフト18がスプール30
を押す力と、フィードバック室36の油圧からスプール
30が受ける力とがつり合う位置で静止する。スプール
30の反リニアソレノイド側に設けられている付勢手段
としてのスプリング40は、スプール30をリニアソレ
ノイド10方向へ付勢している。アジャストスクリュ4
1のねじ込み量によってスプリング40の荷重を調整で
きる。
【0017】入力ポート32から出力ポート33へ流れ
る作動油量は、ハウジング31の内周壁31aと大径ラ
ンド38の外周壁との重なり部分の長さであるシール長
によって決定される。シール長が短くなると入力ポート
32から出力ポート33へ流れる作動油量が増大し、シ
ール長が長くなると入力ポート32から出力ポート33
へ流れる作動油量が減少する。同様に、出力ポート33
から排出ポート35へ流れる作動油量は、ハウジング3
1の内周壁31bと大径ランド37の外周壁とのシール
長によって決定される。
る作動油量は、ハウジング31の内周壁31aと大径ラ
ンド38の外周壁との重なり部分の長さであるシール長
によって決定される。シール長が短くなると入力ポート
32から出力ポート33へ流れる作動油量が増大し、シ
ール長が長くなると入力ポート32から出力ポート33
へ流れる作動油量が減少する。同様に、出力ポート33
から排出ポート35へ流れる作動油量は、ハウジング3
1の内周壁31bと大径ランド37の外周壁とのシール
長によって決定される。
【0018】コイル20に電流が供給されることにより
スプール30がスプリング40方向、つまり図1の下方
へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38とのシー
ル長が長くなり内周壁31bと大径ランド37とのシー
ル長が短くなるため、入力ポート32から出力ポート3
3へ流れる作動油量が減少し、出力ポート33から排出
ポート35へ流れる作動油流量が増大する。その結果、
出力ポート33から流出する作動油の油圧が低下する。
スプール30がスプリング40方向、つまり図1の下方
へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38とのシー
ル長が長くなり内周壁31bと大径ランド37とのシー
ル長が短くなるため、入力ポート32から出力ポート3
3へ流れる作動油量が減少し、出力ポート33から排出
ポート35へ流れる作動油流量が増大する。その結果、
出力ポート33から流出する作動油の油圧が低下する。
【0019】一方、スプール30がリニアソレノイド1
0方向へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38と
のシール長が短くなり内周壁31bと大径ランド37と
のシール長が長くなるため、入力ポート32から出力ポ
ート33へ流通する作動油の流量が増大し、出力ポート
33から排出ポート35へ流通する作動油の流量が減少
する。その結果、出力ポート33から流出する作動油の
油圧が上昇する。
0方向へ移動すると、内周壁31aと大径ランド38と
のシール長が短くなり内周壁31bと大径ランド37と
のシール長が長くなるため、入力ポート32から出力ポ
ート33へ流通する作動油の流量が増大し、出力ポート
33から排出ポート35へ流通する作動油の流量が減少
する。その結果、出力ポート33から流出する作動油の
油圧が上昇する。
【0020】電磁弁1は、コイル20に供給する電流値
を制御することでリニアソレノイド10がスプール30
を反リニアソレノイド10方向へ押す力を調整し、出力
ポート33から流出する作動油の油圧を調整する。コイ
ル20に供給する電流値に比例して出力ポート33から
流出する作動油の油圧が低下する。このように、コイル
20に供給する電流を制御することにより、スプール3
0の位置が変化し自動変速機に供給する作動油の圧力を
調整することが可能である。
を制御することでリニアソレノイド10がスプール30
を反リニアソレノイド10方向へ押す力を調整し、出力
ポート33から流出する作動油の油圧を調整する。コイ
ル20に供給する電流値に比例して出力ポート33から
流出する作動油の油圧が低下する。このように、コイル
20に供給する電流を制御することにより、スプール3
0の位置が変化し自動変速機に供給する作動油の圧力を
調整することが可能である。
【0021】次に、リニアソレノイド10の製造工程を
図2に基づいて説明する。 (1) 図2の(A)に示すように、収容部材13の収容母
材50と吸引部材14の吸引母材51とを軸合わせして
配置し、樹脂でインサート成形する。その結果、ボビン
21の巻回母材52が形成される。 (2) 図2の(B)に示すように、収容母材50の反吸引
母材51側から吸引母材51に向け、収容母材50、吸
引母材51および巻回母材52を同一内径に切削加工す
る。 (3) 図2の(B)における切削加工工程により、図2の
(C)に示すように、収容部材13、吸引部材14およ
びボビン21が形成される。
図2に基づいて説明する。 (1) 図2の(A)に示すように、収容部材13の収容母
材50と吸引部材14の吸引母材51とを軸合わせして
配置し、樹脂でインサート成形する。その結果、ボビン
21の巻回母材52が形成される。 (2) 図2の(B)に示すように、収容母材50の反吸引
母材51側から吸引母材51に向け、収容母材50、吸
引母材51および巻回母材52を同一内径に切削加工す
る。 (3) 図2の(B)における切削加工工程により、図2の
(C)に示すように、収容部材13、吸引部材14およ
びボビン21が形成される。
【0022】収容母材50および吸引母材51を軸合わ
せしてインサート成形しても、収容母材50と吸引母材
51との配置誤差により、軸がずれることがある。第1
実施例では、インサート成形後、収容母材50、吸引母
材51および巻回母材52を同一内径に切削することに
より、収容部材13と吸引部材14との軸を容易に高精
度に合わせることができる。プランジャ17と収容部材
13および吸引部材14との間に径方向に形成されるク
リアランスを極力小さくすることができるので、コイル
20に供給する電流値に対し、吸引部材14とプランジ
ャ17との間に発生する吸引力が大きくなる。すなわ
ち、磁気効率が向上する。
せしてインサート成形しても、収容母材50と吸引母材
51との配置誤差により、軸がずれることがある。第1
実施例では、インサート成形後、収容母材50、吸引母
材51および巻回母材52を同一内径に切削することに
より、収容部材13と吸引部材14との軸を容易に高精
度に合わせることができる。プランジャ17と収容部材
13および吸引部材14との間に径方向に形成されるク
リアランスを極力小さくすることができるので、コイル
20に供給する電流値に対し、吸引部材14とプランジ
ャ17との間に発生する吸引力が大きくなる。すなわ
ち、磁気効率が向上する。
【0023】(第2実施例)本発明の第2実施例による
リニアソレノイドの製造工程を図3に示す。第1実施例
と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。 (1) 図3の(A)に示すように、収容母材50と吸引母
材51とを軸合わせして配置し、樹脂でインサート成形
する。その結果、巻回母材52が形成される。この巻回
母材52にコイル20を巻回する。 (2) 図3の(B)に示すように、収容母材50の反吸引
母材51側から吸引母材51に向け、収容母材50、吸
引母材51および巻回母材52を同一内径に切削加工す
る。 (3) 図3の(B)における切削加工工程により、図3の
(C)に示すように、収容部材13、吸引部材14およ
びボビン21が形成される。
リニアソレノイドの製造工程を図3に示す。第1実施例
と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。 (1) 図3の(A)に示すように、収容母材50と吸引母
材51とを軸合わせして配置し、樹脂でインサート成形
する。その結果、巻回母材52が形成される。この巻回
母材52にコイル20を巻回する。 (2) 図3の(B)に示すように、収容母材50の反吸引
母材51側から吸引母材51に向け、収容母材50、吸
引母材51および巻回母材52を同一内径に切削加工す
る。 (3) 図3の(B)における切削加工工程により、図3の
(C)に示すように、収容部材13、吸引部材14およ
びボビン21が形成される。
【0024】第2実施例では、コイル20を巻回母材5
2に巻回してから収容母材50、吸引母材51および巻
回母材52を切削しているので、切削してからコイル2
0を巻回する第1実施例に比べ、コイル20を巻回する
ときの力が収容部材13および吸引部材14に加わらな
い。したがって、収容部材13および吸引部材14の軸
ずれを防止できる。
2に巻回してから収容母材50、吸引母材51および巻
回母材52を切削しているので、切削してからコイル2
0を巻回する第1実施例に比べ、コイル20を巻回する
ときの力が収容部材13および吸引部材14に加わらな
い。したがって、収容部材13および吸引部材14の軸
ずれを防止できる。
【0025】(第3実施例)本発明の第3実施例による
電磁弁を図4に示す。電磁駆動装置としてのリニアソレ
ノイド60の収容部材62、吸引部材63および薄肉部
65はステータコア61を構成しており、一体に形成さ
れている。薄肉部65は断面積が小さく、収容部材62
と吸引部材63との間を磁束が流れることを妨げる磁気
抵抗部として作用する。これ以外の構成は第1実施例と
実質的に同一である。
電磁弁を図4に示す。電磁駆動装置としてのリニアソレ
ノイド60の収容部材62、吸引部材63および薄肉部
65はステータコア61を構成しており、一体に形成さ
れている。薄肉部65は断面積が小さく、収容部材62
と吸引部材63との間を磁束が流れることを妨げる磁気
抵抗部として作用する。これ以外の構成は第1実施例と
実質的に同一である。
【0026】次に、リニアソレノイド60の製造工程を
図5に基づいて説明する。 (1) 図5の(A)に示すように、ステータコア61の固
定子母材70を樹脂でインサート成形する。その結果、
ボビン66の巻回母材71が形成される。 (2) 図5の(B)に示すように、固定子母材70の収容
部材62側から吸引部材63に向け、固定子母材70を
同一内径に切削加工する。 (3) 図5の(B)における切削加工工程により、図5の
(C)に示すように、収容部材62、吸引部材63、薄
肉部65およびボビン66が形成される。 収容部材62と吸引部材63とが薄肉部65で結合して
いるので、プランジャ17と摺動する面が同じ材質で同
じ面粗度で形成される。したがって、プランジャ17の
往復移動が滑らかである。
図5に基づいて説明する。 (1) 図5の(A)に示すように、ステータコア61の固
定子母材70を樹脂でインサート成形する。その結果、
ボビン66の巻回母材71が形成される。 (2) 図5の(B)に示すように、固定子母材70の収容
部材62側から吸引部材63に向け、固定子母材70を
同一内径に切削加工する。 (3) 図5の(B)における切削加工工程により、図5の
(C)に示すように、収容部材62、吸引部材63、薄
肉部65およびボビン66が形成される。 収容部材62と吸引部材63とが薄肉部65で結合して
いるので、プランジャ17と摺動する面が同じ材質で同
じ面粗度で形成される。したがって、プランジャ17の
往復移動が滑らかである。
【0027】(第4実施例)本発明の第4実施例による
リニアソレノイドの製造工程を図6に示す。第3実施例
と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。 (1) 図6の(A)に示すように、固定子母材70を樹脂
でインサート成形する。その結果、ボビン66の巻回母
材71が形成される。この巻回母材71にコイル20を
巻回する。 (2) 図6の(B)に示すように、固定子母材70の収容
部材62側から吸引部材63に向け、固定子母材70を
同一内径に切削加工する。 (3) 図6の(B)における切削加工工程により、図6の
(C)に示すように、収容部材62、吸引部材63、薄
肉部65およびボビン66が形成される。
リニアソレノイドの製造工程を図6に示す。第3実施例
と実質的に同一構成部分に同一符号を付す。 (1) 図6の(A)に示すように、固定子母材70を樹脂
でインサート成形する。その結果、ボビン66の巻回母
材71が形成される。この巻回母材71にコイル20を
巻回する。 (2) 図6の(B)に示すように、固定子母材70の収容
部材62側から吸引部材63に向け、固定子母材70を
同一内径に切削加工する。 (3) 図6の(B)における切削加工工程により、図6の
(C)に示すように、収容部材62、吸引部材63、薄
肉部65およびボビン66が形成される。
【0028】第4実施例では、コイル20を巻回母材7
1に巻回してから固定子母材70を切削しているので、
切削してからコイル20を巻回する第3実施例に比べ、
コイル20を巻回するときの力がステータコア61に加
わらない。したがって、ステータコア61の変形を防止
し、収容部材62および吸引部材63の軸ずれを防止で
きる。
1に巻回してから固定子母材70を切削しているので、
切削してからコイル20を巻回する第3実施例に比べ、
コイル20を巻回するときの力がステータコア61に加
わらない。したがって、ステータコア61の変形を防止
し、収容部材62および吸引部材63の軸ずれを防止で
きる。
【0029】第3実施例および第4実施例では、固定子
母材70を同一内径に切削した後、収容部材62と吸引
部材63とを結合する薄肉部65を残した。しかし、固
定子母材70を切削して薄肉部を除去し、収容部材62
と吸引部材63とを分離してもよい。
母材70を同一内径に切削した後、収容部材62と吸引
部材63とを結合する薄肉部65を残した。しかし、固
定子母材70を切削して薄肉部を除去し、収容部材62
と吸引部材63とを分離してもよい。
【0030】(第5実施例)本発明の第5実施例による
電磁弁を図7に示す。ヨーク81およびステータコア8
2の形状が異なっており、ストッパ15がプランジャ1
7に取付けられている以外の電磁弁80の構成は第3実
施例と実質的に同一である。ステータコア81の収容部
材83および吸引部材84は薄肉部85で連結されてお
り一体に形成されている。また、ステータコア82の固
定子母材の形状が異なる以外、第3実施例または第4実
施例のいずれの製造方法でリニアソレノイドを製造して
もよい。
電磁弁を図7に示す。ヨーク81およびステータコア8
2の形状が異なっており、ストッパ15がプランジャ1
7に取付けられている以外の電磁弁80の構成は第3実
施例と実質的に同一である。ステータコア81の収容部
材83および吸引部材84は薄肉部85で連結されてお
り一体に形成されている。また、ステータコア82の固
定子母材の形状が異なる以外、第3実施例または第4実
施例のいずれの製造方法でリニアソレノイドを製造して
もよい。
【0031】以上説明した上記複数の実施例では、収容
部材と吸引部材との同軸度が高いので、プランジャ17
と収容部材および吸引部材との間に径方向に形成される
クリアランスを極力小さくできる。したがって、コイル
20に供給する電流値に対しプランジャ17を吸引する
吸引力が大きくなる。
部材と吸引部材との同軸度が高いので、プランジャ17
と収容部材および吸引部材との間に径方向に形成される
クリアランスを極力小さくできる。したがって、コイル
20に供給する電流値に対しプランジャ17を吸引する
吸引力が大きくなる。
【0032】上記複数の実施例では、スプール型油圧制
御装置の電磁駆動部に本発明の電磁駆動装置を用いた。
これ以外にも、体格を大型化せず可動子の吸引力を増加
するのであれば、どうのような流量制御装置や装置の駆
動装置として本発明の電磁駆動装置を用いてもよい。
御装置の電磁駆動部に本発明の電磁駆動装置を用いた。
これ以外にも、体格を大型化せず可動子の吸引力を増加
するのであれば、どうのような流量制御装置や装置の駆
動装置として本発明の電磁駆動装置を用いてもよい。
【図1】本発明の第1実施例による電磁弁を示す断面図
である。
である。
【図2】第1実施例による製造工程を示す断面図であ
り、(A)は収容母材および吸引母材を樹脂でインサー
ト成形した状態を示し、(B)は収容母材および吸引母
材の切削加工工程を示し、(C)は切削後の状態を示し
ている。
り、(A)は収容母材および吸引母材を樹脂でインサー
ト成形した状態を示し、(B)は収容母材および吸引母
材の切削加工工程を示し、(C)は切削後の状態を示し
ている。
【図3】本発明の第2実施例による製造工程を示す断面
図であり、(A)は収容母材および吸引母材を樹脂でイ
ンサート成形し、コイルを巻回した状態を示し、(B)
は収容母材および吸引母材の切削加工工程を示し、
(C)は切削後の状態を示している。
図であり、(A)は収容母材および吸引母材を樹脂でイ
ンサート成形し、コイルを巻回した状態を示し、(B)
は収容母材および吸引母材の切削加工工程を示し、
(C)は切削後の状態を示している。
【図4】本発明の第3実施例による電磁弁を示す断面図
である。
である。
【図5】第3実施例による製造工程を示す断面図であ
り、(A)は固定子母材を樹脂でインサート成形した状
態を示し、(B)は固定子母材の切削加工工程を示し、
(C)は切削後の状態を示している。
り、(A)は固定子母材を樹脂でインサート成形した状
態を示し、(B)は固定子母材の切削加工工程を示し、
(C)は切削後の状態を示している。
【図6】本発明の第4実施例による製造工程を示す断面
図であり、(A)は固定子母材を樹脂でインサート成形
し、コイルを巻回した状態を示し、(B)は固定子母材
の切削加工工程を示し、(C)は切削後の状態を示して
いる。
図であり、(A)は固定子母材を樹脂でインサート成形
し、コイルを巻回した状態を示し、(B)は固定子母材
の切削加工工程を示し、(C)は切削後の状態を示して
いる。
【図7】本発明の第5実施例による電磁弁を示す断面図
である。
である。
1 電磁弁 10、60 リニアソレノイド(電磁駆動装置) 11 ヨーク 13、62 収容部材 14、63 吸引部材 17 プランジャ(可動子) 20 コイル 21、66 ボビン 50 収容母材 51 吸引母材 52、71 巻回母材 65 薄肉部 70 固定子母材
フロントページの続き Fターム(参考) 3H106 DA08 DA23 DB02 DB12 DB22 DB32 DC09 DC19 DD09 EE35 EE48 GA01 GA03 GA04 GA10 GA11 JJ02 JJ05 JJ09 KK03 KK17 5E048 AB01 AD02 CB01 5H633 BB07 BB10 GG02 GG05 GG07 GG09 HH16 HH21 JA05 JA08 JA10 JB05
Claims (5)
- 【請求項1】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部材と、 前記可動子の往復移動方向の一方に前記収容部材と並ん
で配置され、前記収容部材とともに前記可動子を往復移
動自在に収容し、前記可動子を往復移動方向の一方に吸
引する磁力が前記可動子との間に働き、前記可動子およ
び前記収容部材と磁気回路を形成する吸引部材と、 前記収容部材および前記吸引部材の外周に配置され、通
電することにより前記吸引部材側に前記可動子を吸引す
る磁力を発生するコイルと、 前記コイルを巻回する樹脂製の巻回部材とを備える電磁
駆動装置の製造方法であって、 別部材である前記収容部材の収容母材と前記吸引部材の
吸引母材とを樹脂でインサート成形し、前記巻回部材の
巻回母材を形成する工程と、 往復移動自在に前記可動子を収容できるように、インサ
ート成形された前記収容母材および前記吸引母材を加工
する工程とを含むことを特徴とする電磁駆動装置の製造
方法。 - 【請求項2】 前記巻回母材を形成する工程と、前記収
容母材および前記吸引母材を加工する工程との間に、前
記巻回母材にコイルを巻回する工程を含むことを特徴と
する請求項1記載の電磁駆動装置の製造方法。 - 【請求項3】 可動子と、 前記可動子を往復移動自在に収容する収容部材と、 前記可動子の往復移動方向の一方に前記収容部材と並ん
で配置され、前記収容部材とともに前記可動子を往復移
動自在に収容し、前記可動子を往復移動方向の一方に吸
引する磁力が前記可動子との間に働き、前記可動子およ
び前記収容部材と磁気回路を形成する吸引部材と、 前記収容部材および前記吸引部材の外周に配置され、通
電することにより前記吸引部材側に前記可動子を吸引す
る磁力を発生するコイルと、 前記コイルを巻回する樹脂製の巻回部材とを備える電磁
駆動装置の製造方法であって、 前記収容部材および前記吸引部材の母材であり、前記収
容部材部分と前記吸引部材部分とを薄肉部で結合して一
体成形されている固定子母材を樹脂でインサート成形
し、前記巻回部材の巻回母材を形成する工程と、 往復移動自在に前記可動子を収容できるように、インサ
ート成形された前記固定子母材を加工する工程とを含む
ことを特徴とする電磁駆動装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記固定子母材を加工した後、前記収容
部材と前記吸引部材とは加工された薄肉部で結合されて
いることを特徴とする請求項3記載の電磁駆動装置の製
造方法。 - 【請求項5】 前記巻回母材を形成する工程と、前記固
定子母材を加工する工程との間に、前記巻回母材にコイ
ルを巻回する工程を含むことを特徴とする請求項3また
は4記載の電磁駆動装置の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209778A JP2002027723A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 電磁駆動装置の製造方法 |
US09/900,198 US6564443B2 (en) | 2000-07-11 | 2001-07-09 | Method for manufacturing electromagnetic operating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000209778A JP2002027723A (ja) | 2000-07-11 | 2000-07-11 | 電磁駆動装置の製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2002027723A (ja) |
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KR101506286B1 (ko) | 2013-10-07 | 2015-03-26 | 주식회사 현대케피코 | 솔레노이드 밸브 및 제작방법 |
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WO2019102908A1 (ja) * | 2017-11-22 | 2019-05-31 | イーグル工業株式会社 | ソレノイドバルブ |
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US12098778B2 (en) | 2019-08-29 | 2024-09-24 | Eagle Industry Co., Ltd. | Solenoid valve |
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