JPH11118063A - 電磁制御弁 - Google Patents
電磁制御弁Info
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- JPH11118063A JPH11118063A JP27878697A JP27878697A JPH11118063A JP H11118063 A JPH11118063 A JP H11118063A JP 27878697 A JP27878697 A JP 27878697A JP 27878697 A JP27878697 A JP 27878697A JP H11118063 A JPH11118063 A JP H11118063A
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- JP
- Japan
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- spool
- magnetic
- moving core
- control valve
- sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ムービングコアの磁気吸引側端面に非磁性材
を設けることなしに、構成部品点数を低減し、組付け作
業を容易にした電磁制御弁を提供する。 【解決手段】 磁気駆動部のコイル5への通電時にスプ
ール15が最大ストロークの位置に移動したとき、ガイ
ド棒28の自由端29とプレート29との間でスプール
15の前進端が位置決めされる。このとき、通電時に発
生する磁気吸引力により磁性材のムービングコア10が
磁性材のボールベアリング8に直接吸着することなし
に、ムービングコア10とボールベアリング8の外輪と
の間にクリアランスが保持されるため、通電を遮断した
とき、磁性材からムービングコア10が容易に引き離さ
れる。このため、通電時の電流値とムービングコア10
のストロークとの関係に安定してリニアな特性をもたせ
られる。従って、通電時の電流値を変化させることによ
り高精度の流量制御が行える。
を設けることなしに、構成部品点数を低減し、組付け作
業を容易にした電磁制御弁を提供する。 【解決手段】 磁気駆動部のコイル5への通電時にスプ
ール15が最大ストロークの位置に移動したとき、ガイ
ド棒28の自由端29とプレート29との間でスプール
15の前進端が位置決めされる。このとき、通電時に発
生する磁気吸引力により磁性材のムービングコア10が
磁性材のボールベアリング8に直接吸着することなし
に、ムービングコア10とボールベアリング8の外輪と
の間にクリアランスが保持されるため、通電を遮断した
とき、磁性材からムービングコア10が容易に引き離さ
れる。このため、通電時の電流値とムービングコア10
のストロークとの関係に安定してリニアな特性をもたせ
られる。従って、通電時の電流値を変化させることによ
り高精度の流量制御が行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流量を制御
する電磁制御弁に関する。
する電磁制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁制御弁は、ソレノイ
ド部に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動
されると、スリーブに収容されたスプールがムービング
コアとともに駆動され、この磁気吸引力と磁気吸引力の
反対方向にスプールを付勢するスプリングの付勢力との
合力がスプールを往復動させることにより流体流量を調
整している。このとき、理想的には図7の(C)に示す
ように、電流値に略比例してムービングコアのストロー
ク、すなわち軸方向位置が決定されることが望ましい。
そのためには、 図7の(A)に示すように、ソレノ
イド部に入力する電流とソレノイド部に発生する磁束が
ムービングコアを駆動する磁気吸引力とが略比例し、
図7の(B)に示すように、この磁気吸引力がムービ
ングコアのストロークに関係なく一定である必要があ
る。特に、ムービングコアが磁気吸引力により軸方向に
移動するため、ムービングコアのストロークに関係なく
磁気吸引力を一定にすることは工夫を要する。吸引力が
スプールのストロークに関係なく一定になるように、下
記の従来の電磁制御弁が知られている。
ド部に発生する磁気吸引力によりムービングコアが駆動
されると、スリーブに収容されたスプールがムービング
コアとともに駆動され、この磁気吸引力と磁気吸引力の
反対方向にスプールを付勢するスプリングの付勢力との
合力がスプールを往復動させることにより流体流量を調
整している。このとき、理想的には図7の(C)に示す
ように、電流値に略比例してムービングコアのストロー
ク、すなわち軸方向位置が決定されることが望ましい。
そのためには、 図7の(A)に示すように、ソレノ
イド部に入力する電流とソレノイド部に発生する磁束が
ムービングコアを駆動する磁気吸引力とが略比例し、
図7の(B)に示すように、この磁気吸引力がムービ
ングコアのストロークに関係なく一定である必要があ
る。特に、ムービングコアが磁気吸引力により軸方向に
移動するため、ムービングコアのストロークに関係なく
磁気吸引力を一定にすることは工夫を要する。吸引力が
スプールのストロークに関係なく一定になるように、下
記の従来の電磁制御弁が知られている。
【0003】例えば特開平7−151257号公報に開
示される電磁制御弁は、スプールと別体に形成された非
磁性体のシャフトを有し、磁気吸引力を受ける磁性体の
ムービングコアの中心に両端が突出するようにこのシャ
フトを貫通圧入している。シャフトが受ける摩擦抵抗を
減少し極めてスムーズに軸方向移動できるようにシャフ
トの突出部分の両端をボールベアリングで軸受支持し、
ムービングコアの磁気吸引力を受ける側のシャフトの一
方の端面をスプールに当接させている。ムービングコア
の吸引方向側端面には非磁性材のリングを固定してい
る。
示される電磁制御弁は、スプールと別体に形成された非
磁性体のシャフトを有し、磁気吸引力を受ける磁性体の
ムービングコアの中心に両端が突出するようにこのシャ
フトを貫通圧入している。シャフトが受ける摩擦抵抗を
減少し極めてスムーズに軸方向移動できるようにシャフ
トの突出部分の両端をボールベアリングで軸受支持し、
ムービングコアの磁気吸引力を受ける側のシャフトの一
方の端面をスプールに当接させている。ムービングコア
の吸引方向側端面には非磁性材のリングを固定してい
る。
【0004】そして、コイルへの通電時、通電量が増大
するにしたがいムービングコアが軸方向に移動し、さら
に通電量が増大すると、やがてムービングコアに固定の
非磁性材のリングが磁気吸引側のボールベアリングと当
接するところでムービングコアが静止する構成となって
いる。これは、仮に、通電時に発生する磁気吸引力によ
り非磁性材なしに磁性材のムービングコアが磁性材のボ
ールベアリングに直接吸着したとすると、通電を遮断し
たとき、磁性材相互間の吸着力によりボールベアリング
からムービングコアが引き離されずに初期位置に戻らな
いことが発生する。このため、当接時にムービングコア
とボールベアリングとが直接吸着しない構成とし、通電
時の電流値とムービングコアのストロークとの関係に安
定してリニアな特性をもたせるためである。
するにしたがいムービングコアが軸方向に移動し、さら
に通電量が増大すると、やがてムービングコアに固定の
非磁性材のリングが磁気吸引側のボールベアリングと当
接するところでムービングコアが静止する構成となって
いる。これは、仮に、通電時に発生する磁気吸引力によ
り非磁性材なしに磁性材のムービングコアが磁性材のボ
ールベアリングに直接吸着したとすると、通電を遮断し
たとき、磁性材相互間の吸着力によりボールベアリング
からムービングコアが引き離されずに初期位置に戻らな
いことが発生する。このため、当接時にムービングコア
とボールベアリングとが直接吸着しない構成とし、通電
時の電流値とムービングコアのストロークとの関係に安
定してリニアな特性をもたせるためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ムー
ビングコアの磁気吸引側端面に非磁性材を設けることな
しに、構成部品点数を低減し、組付け作業を容易にでき
るようにした電磁制御弁を提供することにある。本発明
の別の目的は、スプールの一部をスリーブに直接的また
は間接的に当接することでスプールの最大ストローク位
置を決定する電磁制御弁を提供することにある。
ビングコアの磁気吸引側端面に非磁性材を設けることな
しに、構成部品点数を低減し、組付け作業を容易にでき
るようにした電磁制御弁を提供することにある。本発明
の別の目的は、スプールの一部をスリーブに直接的また
は間接的に当接することでスプールの最大ストローク位
置を決定する電磁制御弁を提供することにある。
【0006】本発明のさらに別の目的は、開弁特性を調
節するねじ調整機構なしの簡素な構成をもつ電磁制御弁
を提供することにある。
節するねじ調整機構なしの簡素な構成をもつ電磁制御弁
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電磁制御弁によると、磁気駆動部のコイルへの供給通電
量が所定値を超えると、スリーブの一部または該一部に
係止される別部材としての規制部にスプールの一部が当
接する。すなわち、磁気駆動部のコイルへの通電時にス
プールが最大ストロークの位置に移動したとき、スプー
ルの軸方向端部とスリーブとの間でスプールの前進端が
位置決めされる。
電磁制御弁によると、磁気駆動部のコイルへの供給通電
量が所定値を超えると、スリーブの一部または該一部に
係止される別部材としての規制部にスプールの一部が当
接する。すなわち、磁気駆動部のコイルへの通電時にス
プールが最大ストロークの位置に移動したとき、スプー
ルの軸方向端部とスリーブとの間でスプールの前進端が
位置決めされる。
【0008】このとき、通電時に発生する磁気吸引力に
より磁性材のムービングコアが磁性材に直接吸着するこ
となしに、磁性材のムービングコアと磁性材との間にク
リアランスが保持されるため、通電を遮断したとき、磁
性材からムービングコアが容易に引き離される。このた
め、通電時の電流値とムービングコアのストロークとの
関係に安定してリニアな特性をもたせられる。従って、
通電時の電流値を変化させることにより高精度の流量制
御が行える。
より磁性材のムービングコアが磁性材に直接吸着するこ
となしに、磁性材のムービングコアと磁性材との間にク
リアランスが保持されるため、通電を遮断したとき、磁
性材からムービングコアが容易に引き離される。このた
め、通電時の電流値とムービングコアのストロークとの
関係に安定してリニアな特性をもたせられる。従って、
通電時の電流値を変化させることにより高精度の流量制
御が行える。
【0009】本発明の請求項2記載の電磁制御弁による
と、スプール反磁気駆動部側の先端部に該スプール軸方
向に延びるガイド棒を有し、このガイド棒の先端が規制
部と当接可能であるため、スプールの位置が安定する。
本発明の請求項3記載の電磁制御弁によると、スリーブ
の反磁気駆動部側端部にスプールの一部またはガイド棒
が当接可能な縮径段差部を有するため、簡単な構成で、
スプールの位置決めを行える。
と、スプール反磁気駆動部側の先端部に該スプール軸方
向に延びるガイド棒を有し、このガイド棒の先端が規制
部と当接可能であるため、スプールの位置が安定する。
本発明の請求項3記載の電磁制御弁によると、スリーブ
の反磁気駆動部側端部にスプールの一部またはガイド棒
が当接可能な縮径段差部を有するため、簡単な構成で、
スプールの位置決めを行える。
【0010】本発明の請求項4記載の電磁制御弁による
と、スプールが当接可能なプレートを有し、このプレー
トが小孔を有するため、この小孔をプレート組付け位置
をきめる時の芯出しに使うことができる。また、プレー
トを耐磨耗材として付勢手段の一端が当接するスプリン
グ座に使用することができる。さらに、プレートの小孔
をスプール先端の加工残りの逃がしにすることができる
ので、スプールの最大ストローク時にスプール当接部が
面接触になるため、最大ストローク時にスプール位置が
安定することができる。
と、スプールが当接可能なプレートを有し、このプレー
トが小孔を有するため、この小孔をプレート組付け位置
をきめる時の芯出しに使うことができる。また、プレー
トを耐磨耗材として付勢手段の一端が当接するスプリン
グ座に使用することができる。さらに、プレートの小孔
をスプール先端の加工残りの逃がしにすることができる
ので、スプールの最大ストローク時にスプール当接部が
面接触になるため、最大ストローク時にスプール位置が
安定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を示す実
施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)内燃機関のバルブタイミング調整装置の
油圧制御弁に本発明の電磁制御弁を適用した一実施例を
図1および図2に示す。図1は、ソレノイド部1に電流
を流さないで磁気吸引力を発生させていない状態、図2
は、ソレノイド部1に電流を流して磁気吸引力を発生さ
せてムービングコアを作動させた状態を示す。
施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)内燃機関のバルブタイミング調整装置の
油圧制御弁に本発明の電磁制御弁を適用した一実施例を
図1および図2に示す。図1は、ソレノイド部1に電流
を流さないで磁気吸引力を発生させていない状態、図2
は、ソレノイド部1に電流を流して磁気吸引力を発生さ
せてムービングコアを作動させた状態を示す。
【0012】油圧制御弁は、電流を供給することにより
磁気吸引力を発生するソレノイド部1、ソレノイド部1
で発生する磁気吸引力により駆動され、制御室21およ
び22に供給するオイル流量と制御室21および22か
ら排出するオイルの流量とを調整するスプール制御弁2
からなる。ソレノイド部1は、円筒状の磁性体であるヨ
ーク3とステータ4とがかしめ固定で連結されて磁気回
路が構成されており、ヨーク3の内径部3aおよびステ
ータ4の中心部4aとヨーク3の外径部3bとの間に中
空円筒状のコイル5が内蔵されている。コイル5は、巻
端をターミナル7に接続し、樹脂部6と一体成形されて
いる。
磁気吸引力を発生するソレノイド部1、ソレノイド部1
で発生する磁気吸引力により駆動され、制御室21およ
び22に供給するオイル流量と制御室21および22か
ら排出するオイルの流量とを調整するスプール制御弁2
からなる。ソレノイド部1は、円筒状の磁性体であるヨ
ーク3とステータ4とがかしめ固定で連結されて磁気回
路が構成されており、ヨーク3の内径部3aおよびステ
ータ4の中心部4aとヨーク3の外径部3bとの間に中
空円筒状のコイル5が内蔵されている。コイル5は、巻
端をターミナル7に接続し、樹脂部6と一体成形されて
いる。
【0013】ヨーク3の内径部3aとステータ4の中心
部4aとは軸方向において空間ギャップ9を介して対向
している。ヨーク3の内径部3aの内壁とステータ4の
中心部4aの内壁とにはそれぞれボールベアリング8が
圧入固定されている。ボールベアリング8はボールと該
ボールを保持する外輪とで構成されている。図1の矢印
B側の外輪は磁性体で形成されている。
部4aとは軸方向において空間ギャップ9を介して対向
している。ヨーク3の内径部3aの内壁とステータ4の
中心部4aの内壁とにはそれぞれボールベアリング8が
圧入固定されている。ボールベアリング8はボールと該
ボールを保持する外輪とで構成されている。図1の矢印
B側の外輪は磁性体で形成されている。
【0014】ステータ4の中心部4aの内壁と一対のボ
ールベアリング8とで囲まれた空間に磁性体からなるム
ービングコア10が配置されている。ムービングコア1
0の図1の矢印Bで示す磁気吸引側の端部は磁気吸引側
に向かって外径が細くなるようにテーパ部10aが形成
されている。ムービングコア10の中心部にはムービン
グコア10を軸方向に貫通して非磁性体のシャフト11
が圧入固定されている。
ールベアリング8とで囲まれた空間に磁性体からなるム
ービングコア10が配置されている。ムービングコア1
0の図1の矢印Bで示す磁気吸引側の端部は磁気吸引側
に向かって外径が細くなるようにテーパ部10aが形成
されている。ムービングコア10の中心部にはムービン
グコア10を軸方向に貫通して非磁性体のシャフト11
が圧入固定されている。
【0015】シャフト11は、基本的に一端から他端ま
で同一外径となっている。これは、組付け時シャフト1
1にシャフト11の一端側からムービングコア10を圧
入し所定の位置まで相対移動し固定する。外力を解除し
たとき、その位置でシャフト11とムービングコア10
との相対位置が圧入固定される。これに対し特開平7−
151257号公報に開示される電磁制御弁では、シャ
フトの中央部に両端側の外径よりも外径の大きな部分を
有していた。この実施例においては、このようなシャフ
トの段差部分は不要となり、シャフトの構成が単純な円
柱状となるため構成が簡単となりコスト低減となる。そ
して、シャフト11はボールベアリング8に軸受支持さ
れており、ムービングコア10はシャフト11と一体に
スムーズに軸方向移動できる。非磁性体のリング13は
シャフト11に圧入固定され、ムービングコア10の反
吸引側端面に当接している。リング13は、圧入荷重を
保持するため理想的には2mmの厚さが必要とされる。
で同一外径となっている。これは、組付け時シャフト1
1にシャフト11の一端側からムービングコア10を圧
入し所定の位置まで相対移動し固定する。外力を解除し
たとき、その位置でシャフト11とムービングコア10
との相対位置が圧入固定される。これに対し特開平7−
151257号公報に開示される電磁制御弁では、シャ
フトの中央部に両端側の外径よりも外径の大きな部分を
有していた。この実施例においては、このようなシャフ
トの段差部分は不要となり、シャフトの構成が単純な円
柱状となるため構成が簡単となりコスト低減となる。そ
して、シャフト11はボールベアリング8に軸受支持さ
れており、ムービングコア10はシャフト11と一体に
スムーズに軸方向移動できる。非磁性体のリング13は
シャフト11に圧入固定され、ムービングコア10の反
吸引側端面に当接している。リング13は、圧入荷重を
保持するため理想的には2mmの厚さが必要とされる。
【0016】スプール制御弁2のスリーブ14の一端は
ヨーク3にかしめ固定されている。スリーブ14は所定
の壁面位置にオイルを通過させる複数の通路と連通する
複数の開口部14a、14b、14c、14d、14e
が形成されている。油圧解放路31は開口部14aとオ
イルタンク19とを連通し、油圧通路32は開口部14
bと制御室21とを連通し、油圧供給路33は開口部1
4cとオイルポンプ18とを連通し、油圧通路34は開
口部14dと制御室22とを連通し、油圧解放路35は
開口部14eとオイルタンク19とを連通している。
ヨーク3にかしめ固定されている。スリーブ14は所定
の壁面位置にオイルを通過させる複数の通路と連通する
複数の開口部14a、14b、14c、14d、14e
が形成されている。油圧解放路31は開口部14aとオ
イルタンク19とを連通し、油圧通路32は開口部14
bと制御室21とを連通し、油圧供給路33は開口部1
4cとオイルポンプ18とを連通し、油圧通路34は開
口部14dと制御室22とを連通し、油圧解放路35は
開口部14eとオイルタンク19とを連通している。
【0017】スリーブ14の反ソレノイド部側の自由端
は、縮径段差部21が形成される。この縮径段差部21
は、スリーブ14の内径よりも小さい内径を有する部分
で、スリーブ14の自由端側から径内方向に延びて形成
されている。縮径段差部21の中央には内周壁22によ
り穴23が形成されている。縮径段差部21が形成され
ることにより、このスプール15の自由端近傍には調整
ねじ機構が設けられていない。
は、縮径段差部21が形成される。この縮径段差部21
は、スリーブ14の内径よりも小さい内径を有する部分
で、スリーブ14の自由端側から径内方向に延びて形成
されている。縮径段差部21の中央には内周壁22によ
り穴23が形成されている。縮径段差部21が形成され
ることにより、このスプール15の自由端近傍には調整
ねじ機構が設けられていない。
【0018】プレート26は、円環状の薄板で、中央に
小孔27が形成されている。プレート26は金属製であ
って、非磁性材でもよいし磁性材でもよい。プレート2
6の外径は、穴23の径よりも大きく、小孔27の内径
は穴23の内径よりも小さい。このプレート26は、圧
縮コイルスプリング17のスプリング座の役割がある。
またプレート26は、スプール15の一端に形成される
ガイド棒28の自由端29が当接可能なストッパとして
の役割がある。また小孔27があることにより、スプー
ル15の先端の加工残り突起部分の逃し部分の作用を果
たす。すなわち、スプール15のガイド棒28の自由端
面に突起が加工上形成されるようなときであっても、こ
の突起が小孔27の空間内に衝突なしに入り込むことか
ら、スプール15のストロークの精密な制御を妨げな
い。仮に小孔がないとすると、前述したスプール15の
自由端側の突起が当接すると、この当接した突起の浮き
上がり部分だけスプール15による弁開口部の切替制御
が妨げられてしまうからである。小孔27はプレート2
6の組付け時の中心軸合わせ(芯出し)に使用すること
ができる。
小孔27が形成されている。プレート26は金属製であ
って、非磁性材でもよいし磁性材でもよい。プレート2
6の外径は、穴23の径よりも大きく、小孔27の内径
は穴23の内径よりも小さい。このプレート26は、圧
縮コイルスプリング17のスプリング座の役割がある。
またプレート26は、スプール15の一端に形成される
ガイド棒28の自由端29が当接可能なストッパとして
の役割がある。また小孔27があることにより、スプー
ル15の先端の加工残り突起部分の逃し部分の作用を果
たす。すなわち、スプール15のガイド棒28の自由端
面に突起が加工上形成されるようなときであっても、こ
の突起が小孔27の空間内に衝突なしに入り込むことか
ら、スプール15のストロークの精密な制御を妨げな
い。仮に小孔がないとすると、前述したスプール15の
自由端側の突起が当接すると、この当接した突起の浮き
上がり部分だけスプール15による弁開口部の切替制御
が妨げられてしまうからである。小孔27はプレート2
6の組付け時の中心軸合わせ(芯出し)に使用すること
ができる。
【0019】圧縮コイルスプリング17は、一端がプレ
ート26に当接し、他端がスプール15の一端と当接す
る。この圧縮コイルスプリング17の付勢力によりスプ
ール15の他端はシャフト11に当接し、リング13は
図1に示す矢印A側のボールベアリング8の外輪に押し
付けられている。スプール15は、スリーブ14の内壁
に軸方向に摺動可能に支持されている。スプール15
は、スリーブ14の内径とほぼ同じ径を有するランド部
である大径部15a、15b、15c、15dと、これ
ら大径部を連結する小径部とから構成されている。スプ
ール15の一端は、プレート26に当接可能な自由端2
9を有するガイド棒28が形成されている。
ート26に当接し、他端がスプール15の一端と当接す
る。この圧縮コイルスプリング17の付勢力によりスプ
ール15の他端はシャフト11に当接し、リング13は
図1に示す矢印A側のボールベアリング8の外輪に押し
付けられている。スプール15は、スリーブ14の内壁
に軸方向に摺動可能に支持されている。スプール15
は、スリーブ14の内径とほぼ同じ径を有するランド部
である大径部15a、15b、15c、15dと、これ
ら大径部を連結する小径部とから構成されている。スプ
ール15の一端は、プレート26に当接可能な自由端2
9を有するガイド棒28が形成されている。
【0020】図1はコイル5に電流を供給していない状
態を示し、ムービングコア10には磁気吸引力が作用し
ておらず、スプール15およびムービングコア10は圧
縮コイルスプリング17により図1の矢印A方向に付勢
されている。このとき、スプール制御弁2の開口部14
cと開口部14d間が連通し、開口部14bと開口部1
4c間および開口部14dと開口部14e間が遮断され
ることによりポンプ18からのオイルが制御室22に圧
送される。同時に、開口部14aと開口部14b間が連
通し、制御室21のオイルがタンク19へ排出される。
態を示し、ムービングコア10には磁気吸引力が作用し
ておらず、スプール15およびムービングコア10は圧
縮コイルスプリング17により図1の矢印A方向に付勢
されている。このとき、スプール制御弁2の開口部14
cと開口部14d間が連通し、開口部14bと開口部1
4c間および開口部14dと開口部14e間が遮断され
ることによりポンプ18からのオイルが制御室22に圧
送される。同時に、開口部14aと開口部14b間が連
通し、制御室21のオイルがタンク19へ排出される。
【0021】図2は、図1に示す状態からコイル5に電
流を供給しムービングコア10が移動した状態を示して
いる。ヨーク3の内径部3aとムービングコア10間で
磁気吸引力が発生し、ムービングコア10とスプール1
5がスプリング17の付勢力に抗し、図1に示される状
態から図1の矢印B方向の磁気吸引側に移動し、図2に
示す位置に移動する。ムービングコア10は、プレート
26とスプール15のガイド棒28の自由端29とが当
接したところで静止する。このとき、スプール制御弁2
の開口部14bと開口部14c間が連通し、開口部14
cと開口部14d間および開口部14bと開口部14a
間が遮断されることにより制御圧室21へオイルが圧送
される。同時に開口部14dと開口部14e間が連通
し、制御圧室22のオイルがタンク19へ排出される。
流を供給しムービングコア10が移動した状態を示して
いる。ヨーク3の内径部3aとムービングコア10間で
磁気吸引力が発生し、ムービングコア10とスプール1
5がスプリング17の付勢力に抗し、図1に示される状
態から図1の矢印B方向の磁気吸引側に移動し、図2に
示す位置に移動する。ムービングコア10は、プレート
26とスプール15のガイド棒28の自由端29とが当
接したところで静止する。このとき、スプール制御弁2
の開口部14bと開口部14c間が連通し、開口部14
cと開口部14d間および開口部14bと開口部14a
間が遮断されることにより制御圧室21へオイルが圧送
される。同時に開口部14dと開口部14e間が連通
し、制御圧室22のオイルがタンク19へ排出される。
【0022】次に、作動について説明する。通電時、図
1に示すようにソレノイド部1への通電が遮断された状
態である。この状態では、圧縮コイルスプリング17の
付勢力によりシャフト11およびスプール15が図1で
最も右側の位置にある。この位置で通電すると、電流値
の増大に従いシャフト11が図1に示す位置から左方向
に移動しシャフト11の端面がスプール15を図1で左
方向に押す。最大電流値になったとき、スプール15の
自由端29がプレート26に当接する。この当接した状
態が図2に示す状態である。
1に示すようにソレノイド部1への通電が遮断された状
態である。この状態では、圧縮コイルスプリング17の
付勢力によりシャフト11およびスプール15が図1で
最も右側の位置にある。この位置で通電すると、電流値
の増大に従いシャフト11が図1に示す位置から左方向
に移動しシャフト11の端面がスプール15を図1で左
方向に押す。最大電流値になったとき、スプール15の
自由端29がプレート26に当接する。この当接した状
態が図2に示す状態である。
【0023】本実施例によると、図3に示すように、ム
ービングコア10の軸方向位置の中央域において磁気吸
引力を一定に保持できるため、コイル5に供給する電流
値に略比例してムービングコア10の軸方向位置が決定
される。したがって、電流値の大きさによってスプール
15の位置が決まるため、電流値を制御することにより
制御室21および22に供給、排出されるオイルの流量
を高精度に制御可能である。
ービングコア10の軸方向位置の中央域において磁気吸
引力を一定に保持できるため、コイル5に供給する電流
値に略比例してムービングコア10の軸方向位置が決定
される。したがって、電流値の大きさによってスプール
15の位置が決まるため、電流値を制御することにより
制御室21および22に供給、排出されるオイルの流量
を高精度に制御可能である。
【0024】また本実施例によると、ムービングコア1
0は両端部がボールベアリング8で軸受支持されスムー
ズに軸方向移動し、規制部としてのプレート26とスプ
ール15のガイド棒28の自由端29とが当接したと
き、スプール15の位置が決まる。これにより、スリー
ブ3の内径部3aとステータ4の中心部4aのムービン
グコア10とボールベアリング8とが内蔵される空間が
ほぼ同径の1つの区間となるため、スリーブ3およびス
テータ4がそれぞれ簡単な形状で1つの物体として容易
に形成できる。
0は両端部がボールベアリング8で軸受支持されスムー
ズに軸方向移動し、規制部としてのプレート26とスプ
ール15のガイド棒28の自由端29とが当接したと
き、スプール15の位置が決まる。これにより、スリー
ブ3の内径部3aとステータ4の中心部4aのムービン
グコア10とボールベアリング8とが内蔵される空間が
ほぼ同径の1つの区間となるため、スリーブ3およびス
テータ4がそれぞれ簡単な形状で1つの物体として容易
に形成できる。
【0025】さらに本実施例によると、図2に示すよう
に、スプール15のガイド棒28の自由端29がプレー
ト26に当接したとき、ムービングコア10の前進端4
2とボールベアリング8の外輪との間にクリアランスL
が確保されるため、この図2に示す状態からコイル5の
電流を遮断しても即時にムービングコア10がスプリン
グ17の付勢力で引き離されないという問題を防止可能
である。また、リング12はシャフト11に圧入固定さ
れるため組付けが非常に容易である。
に、スプール15のガイド棒28の自由端29がプレー
ト26に当接したとき、ムービングコア10の前進端4
2とボールベアリング8の外輪との間にクリアランスL
が確保されるため、この図2に示す状態からコイル5の
電流を遮断しても即時にムービングコア10がスプリン
グ17の付勢力で引き離されないという問題を防止可能
である。また、リング12はシャフト11に圧入固定さ
れるため組付けが非常に容易である。
【0026】さらにまた、本実施例の電磁制御弁による
と、簡単な構造でムービングコアの軸方向位置とソレノ
イド部に供給する電流との特性をリニアに近付け、ソレ
ノイド部に供給する電流値に対応するムービングコアの
正確な軸方向位置を把握できることにより高精度な流体
の流量制御が可能である。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図4、図5及び図
6に示す。
と、簡単な構造でムービングコアの軸方向位置とソレノ
イド部に供給する電流との特性をリニアに近付け、ソレ
ノイド部に供給する電流値に対応するムービングコアの
正確な軸方向位置を把握できることにより高精度な流体
の流量制御が可能である。 (第2実施例)本発明の第2実施例を図4、図5及び図
6に示す。
【0027】第2実施例を図4、図5及び図6に示す電
磁制御弁は、高精度の流量制御を行えるようにした。図
4、5において、図1、2に示す実施例の構成と実質的
に同一の構成部分については同一の符号を付す。ムービ
ングコア10の吸引方向側端面に凹溝41を形成してい
る。ムービングコア10とボールベアリング8の外輪と
が近づいても、凹溝41の形状に依存して磁気回路が絞
られることになり、ムービングコア10の接近時におい
ても磁気吸引力の上昇を抑制することができる。すなわ
ち、凹溝がない場合に比較し、より精密な流量制御が可
能になる。
磁制御弁は、高精度の流量制御を行えるようにした。図
4、5において、図1、2に示す実施例の構成と実質的
に同一の構成部分については同一の符号を付す。ムービ
ングコア10の吸引方向側端面に凹溝41を形成してい
る。ムービングコア10とボールベアリング8の外輪と
が近づいても、凹溝41の形状に依存して磁気回路が絞
られることになり、ムービングコア10の接近時におい
ても磁気吸引力の上昇を抑制することができる。すなわ
ち、凹溝がない場合に比較し、より精密な流量制御が可
能になる。
【0028】この第2実施例によるムービングコア10
の軸方向位置と磁気吸引力との関係は、図6に示すよう
に、ムービングコア10の軸方向位置に関わらず磁気吸
引力を一定に保持できるため、コイル5に供給する電流
値に略比例してムービングコア10の軸方向位置が決定
される。したがって、電流値の大きさによってスプール
15の位置が決まるため、電流値を制御することにより
制御室21および22に供給、排出されるオイルの流量
を高精度に制御可能である。
の軸方向位置と磁気吸引力との関係は、図6に示すよう
に、ムービングコア10の軸方向位置に関わらず磁気吸
引力を一定に保持できるため、コイル5に供給する電流
値に略比例してムービングコア10の軸方向位置が決定
される。したがって、電流値の大きさによってスプール
15の位置が決まるため、電流値を制御することにより
制御室21および22に供給、排出されるオイルの流量
を高精度に制御可能である。
【図1】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
【図2】本発明の電磁制御弁の第1実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるムービングコア軸方
向位置と磁気吸引力との関係を示す特性図である。
向位置と磁気吸引力との関係を示す特性図である。
【図4】本発明の電磁制御弁の第2実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最遅角時を
示す断面図である。
【図5】本発明の電磁制御弁の第2実施例を示すもの
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
で、内燃機関用バルブタイミング調整装置の最進角時を
示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例によるムービングコア軸方
向位置と磁気吸引力との関係を示す特性図である。
向位置と磁気吸引力との関係を示す特性図である。
【図7】(A)は、ソレノイド部に供給する電流とこの
供給電流によりソレノイド部に発生する磁気吸引力との
理想的な関係を示す特性図である。(B)は、ソレノイ
ド部に発生する磁気吸引力とムービングコアの軸方向位
置との理想的な関係を示す特性図である。(C)は、ソ
レノイド部に供給する電流とムービングコアの軸方向位
置との理想的な関係を示す特性図である。
供給電流によりソレノイド部に発生する磁気吸引力との
理想的な関係を示す特性図である。(B)は、ソレノイ
ド部に発生する磁気吸引力とムービングコアの軸方向位
置との理想的な関係を示す特性図である。(C)は、ソ
レノイド部に供給する電流とムービングコアの軸方向位
置との理想的な関係を示す特性図である。
1 ソレノイド部 2 スプール制御弁 3 ヨーク(磁気駆動部) 4 ステータ(磁気駆動部) 5 コイル(磁気駆動部) 8 ボールベアリング(支持部材) 10 ムービングコア 10a テーパ部 11 シャフト 13 リング 14 スリーブ 14a、14b、14c、14d、14e 開口
部 15 スプール 15a、15b、15c、15d 大径
部(ランド部) 17 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 21 縮径段差部(規制部) 23 穴 26 プレート(規制部) 27 小孔 28 ガイド棒 29 自由端 41 凹溝 42 前進端
部 15 スプール 15a、15b、15c、15d 大径
部(ランド部) 17 圧縮コイルスプリング(付勢手段) 21 縮径段差部(規制部) 23 穴 26 プレート(規制部) 27 小孔 28 ガイド棒 29 自由端 41 凹溝 42 前進端
Claims (5)
- 【請求項1】 筒状に形成され、流体の通路となる開口
部を有するスリーブと、 前記スリーブの内壁に摺動可能に支持され、大径部と小
径部とを有するスプールと、 筒状に形成され、前記スリーブの軸方向端部に固定さ
れ、周囲にコイルを巻回した磁性体を有する磁気駆動部
と、 筒状に形成され、磁気吸引側端部に磁気吸引側に進むに
従い外径が減少するテーパ部を形成した磁性体からなる
ムービングコアと、 前記ムービングコアを軸方向に貫通して固定され、前記
スプールの軸方向端部に当接可能な非磁性体からなるシ
ャフトと、 前記スリーブの内部に収容され、前記スプールを反磁気
吸引側に付勢する付勢手段と、 前記スリーブの一部または該一部に係止される別部材で
あって、前記コイルへの供給通電量が所定値を超える
と、前記スプールの一部が当接することにより該スプー
ルの移動を規制する規制部とを備えたことを特徴とする
電磁制御弁。 - 【請求項2】 前記スプールの一部は、反磁気駆動部側
の先端部に該スプール軸方向に延びるガイド棒を有し、
このガイド棒の先端が前記規制部と当接可能であること
を特徴とする請求項1記載の電磁制御弁。 - 【請求項3】 前記スリーブの反磁気駆動部側端部は、
前記スプールの一部または前記ガイド棒が当接可能な縮
径段差部を有することを特徴とする請求項1または2記
載の電磁制御弁。 - 【請求項4】 前記別部材は、小孔を有し、前記スプー
ルが当接可能なプレートであることを特徴とする請求項
1、2または3記載の電磁制御弁。 - 【請求項5】 前記スプールの反磁気駆動部側端部また
は前記ガイド棒の先端は、前記小孔よりも大径であって
前記プレートに当接可能であることを特徴とする請求項
4記載の電磁制御弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27878697A JPH11118063A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 電磁制御弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27878697A JPH11118063A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 電磁制御弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11118063A true JPH11118063A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17602169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27878697A Pending JPH11118063A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 電磁制御弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11118063A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003050441A1 (fr) * | 2001-12-11 | 2003-06-19 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Soupape de regulation d'ecoulement proportionnelle a actionnement par solenoide |
CN100363612C (zh) * | 2004-01-19 | 2008-01-23 | 三菱电机株式会社 | 电磁阀 |
JP2008202802A (ja) * | 2008-05-09 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP2010190427A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010190428A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196895A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196897A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196896A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196898A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP27878697A patent/JPH11118063A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003050441A1 (fr) * | 2001-12-11 | 2003-06-19 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Soupape de regulation d'ecoulement proportionnelle a actionnement par solenoide |
CN100354561C (zh) * | 2001-12-11 | 2007-12-12 | 萱场工业株式会社 | 电磁比例流量控制阀 |
US8418723B2 (en) | 2001-12-11 | 2013-04-16 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Electromagnetic proportional flow rate control valve |
CN100363612C (zh) * | 2004-01-19 | 2008-01-23 | 三菱电机株式会社 | 电磁阀 |
JP2008202802A (ja) * | 2008-05-09 | 2008-09-04 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁 |
JP4579310B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196896A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196897A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP2010196895A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
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JP2010190428A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
JP4579339B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579338B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579341B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579337B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
JP4579340B2 (ja) * | 2010-03-18 | 2010-11-10 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁の製造方法 |
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JP2010190427A (ja) * | 2010-03-18 | 2010-09-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁弁の製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20061120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070201 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070327 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070531 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |