JP2014190447A - 電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置 - Google Patents

電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置に係り、ステータコアの部品点数を増大させることなく、リングコア近傍に形成される磁気回路の安定化を図ることにある。
【解決手段】通電により磁力を発生するコイルと、コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面とヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、を備える電磁弁駆動装置の製造方法において、コア本体部に対して径方向外側にコイル及びリングコアを配置した後にヨークをコイルの外周を覆うように固定した後、リングコアを、磁力でヨークのカップ底面に押圧した状態で該ヨークに接合する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置に係り、特に、ステータコアのコア本体部とヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアをヨークのカップ底部に対して固定するうえで好適な電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置に関する。
従来、通電により磁力を発生するコイルと、磁気回路の一部を構成するステータコアと、ステータコアに対して摺動するプランジャと、を備える電磁弁駆動装置が知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。かかる電磁弁駆動装置において、ステータコアは、コア本体部と、ヨークと、リングコアと、を有している。コア本体部は、コイルに対して径方向内側に配置される筒状に形成された部材である。ヨークは、コイルの外周を覆うカップ状に形成されたケース部材である。リングコアは、コア本体部の軸方向先端側(ヨークのカップ底面側)の径方向外側面とヨークのカップ底面とに接する環状に形成された部材である。リングコアは、コア本体部とヨークとの間の磁束の受け渡しを行う機能を有している。
特開2009−36328号公報 特許第4844672号公報の実施例5
しかしながら、上記した特許文献1及び2記載の電磁弁駆動装置において、リングコアは、その軸方向厚さがコイルを収容するボビンとヨークのカップ底面との軸方向隙間よりも僅かに小さくなるように形成されている。
かかる特許文献1記載の電磁弁駆動装置において、リングコアは、コイルを収容するボビンとヨークのカップ底面との軸方向隙間に配置されており、かかる軸方向隙間において軸方向に摺動自在に装着されている。かかる構造において、コイルが通電されているときは、リングコアがヨークのカップ底面に磁気吸引されて当接する。一方、コイルが通電されていないときは、リングコアがヨークのカップ底面に磁気吸引されない。この点、コイル非通電時はリングコアとヨークとの軸方向間に隙間が形成されることがある。このため、この電磁弁駆動装置では、製造後のコイル通電時にステータコアに形成される磁気回路が安定せず、電磁弁駆動装置としての性能が低下するおそれがある。
また、上記の特許文献2記載の電磁弁駆動装置において、リングコアは、リングコアとコイルを収容するボビンとの軸方向間に配置された別体の付勢部材によりヨークのカップ底面に向けて付勢されている。かかる構造によれば、ステータコアに形成される磁気回路は安定する一方、別個独立した付勢部材の存在に起因して、その付勢部材を収容する容積分だけ磁気抵抗が増大し或いはステータコアの体格が増大し、また、部品点数が増大してコストアップが招来してしまう。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ステータコアの部品点数を増大させることなく、リングコア近傍に形成される磁気回路の安定化を図ることが可能な電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、通電により磁力を発生するコイルと、前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、を備える電磁弁駆動装置の製造方法であって、前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアを配置した後に前記ヨークを前記コイルの外周を覆うように固定した後、前記リングコアを、磁力で前記ヨークのカップ底面に押圧した状態で該ヨークに接合する電磁弁駆動装置の製造方法により達成される。
また、上記の目的は、通電により磁力を発生するコイルと、前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、を備える電磁弁駆動装置の製造方法であって、前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアを配置した後に前記ヨークを前記コイルの外周を覆うように固定する際、前記リングコアを、前記コイルを収容する樹脂部材の付勢力で前記ヨークのカップ底面に押圧した状態で該ヨークに接合する電磁弁駆動装置の製造方法により達成される。
更に、上記の目的は、通電により磁力を発生するコイルと、前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、を備える電磁弁駆動装置であって、前記コイルを収容する樹脂部材は、前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアが配置された後に前記ヨークが前記コイルの外周を覆うように固定される際、前記リングコアを前記ヨークのカップ底面に押圧するための付勢力を発生する付勢力発生部を有する電磁弁駆動装置により達成される。
本発明によれば、ステータコアの部品点数を増大させることなく、リングコア近傍に形成される磁気回路の安定化を図ることができる。
本発明の第1実施例である電磁弁駆動装置の断面図である。 本発明の第1実施例である電磁弁駆動装置の製造工程の一例を表した図である。 本発明の第2実施例である電磁弁駆動装置の断面図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る電磁弁駆動装置の製造方法及び電磁弁駆動装置の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施例である電磁弁駆動装置10の断面図を示す。
本実施例の電磁弁駆動装置10は、バルブなどの駆動対象物を直接的に又は間接的に駆動するための電磁アクチュエータである。電磁弁駆動装置10は、コイル12と、ステータコア14と、プランジャ16と、を備えている。電磁弁駆動装置10は、コイル12への通電によってステータコア14及びプランジャ16に磁気回路を形成することで、そのプランジャ16を軸方向に変位させてバルブなどの駆動対象物を駆動する。
コイル12は、外部からの通電により磁力を発生する導線からなる部材であって、ステータコア14及びプランジャ16を通る磁束を形成するものである。コイル12は、ボビン18に収容されている。ボビン18は、円筒状に形成された樹脂製の部材である。コイル12は、絶縁被膜が施された導線(エナメル線など)をボビン18の径方向外側に多数巻回したものである。ボビン18は、コイル12が巻回された後、そのコイル12と共に2次成形樹脂によりモールドされる。
コイル12は、コネクタ20の内部に配設される端子22に接続されており、かかる端子を介して外部の制御装置から通電されることにより磁力を発生する。コネクタ20は、コイル12及びボビン18に対して径方向外側に配置される樹脂製の部材であって、コイル12及びボビン18をモールドする2次成形樹脂の一部により形成される。
ステータコア14は、磁気回路の一部を構成する磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)からなる固定部材である。ステータコア14は、コア本体部30と、ヨーク32と、リングコア34と、を有している。
ステータコア14のコア本体部30は、コイル12(具体的には、コイル12を収容するボビン18)に対して径方向内側に配置される。コア本体部30は、コイル12(具体的には、コイル12を収容するボビン18)の径方向内面に嵌るように円筒状に形成されている。コア本体部30は、内部にプランジャ16を摺動可能に収容する空間28を有している。
コア本体部30は、磁気吸引コア36と、磁気受渡コア38と、磁気遮断部40と、からなる。磁気吸引コア36、磁気受渡コア38、及び磁気遮断部40は、互いに一体に形成されている。磁気吸引コア36は、プランジャ16を磁気吸引する軸方向一方側(図1において左側)に設けられ、磁気受渡コア38は、プランジャ16を磁気吸引する軸方向一方側とは反対の軸方向他方側(図1において右側)に設けられ、また、磁気遮断部40は、磁気吸引コア36と磁気受渡コア38との軸方向間に設けられている。
磁気吸引コア36は、プランジャ16を軸方向一方側に磁気吸引するためにそのプランジャ16と軸方向に対向する対向部位を有している。磁気吸引コア36とプランジャ16との間には、軸方向に磁気吸引部としての磁気ギャップが形成される。磁気吸引コア36の軸中心には、軸方向に貫通した貫通孔42が設けられている。この貫通孔42は、プランジャ16の外径よりも小さな径を有している。貫通孔42には、駆動対象物が当接するシャフト44が摺動可能に挿入される。
尚、磁気吸引コア36は、後に詳述するヨーク32の開口側と磁気的に結合されるフランジ部が一体に形成されたものであってもよいし、また、そのフランジ部が別体で構成されたものであってもよい。
磁気受渡コア38は、プランジャ16と径方向に対向しており、プランジャ16のほぼ全周を覆っている。磁気受渡コア38とプランジャ16との間には、径方向に磁気受渡部としての磁気ギャップが形成される。磁気受渡コア38は、プランジャ16と径方向で磁束の受渡しを行う。磁気受渡コア38は、その軸方向他方側の端部が、コア本体部30がコイル12に対して径方向内側に配置された際にコイル12の軸方向他端から軸方向他方側に突出するように形成されている。
磁気遮断部40は、磁気吸引コア36と磁気受渡コア38との軸方向間で磁束が流れるのを阻害する機能(磁気飽和機能)を有している。磁気遮断部40は、磁気吸引コア36及び磁気受渡コア38の径方向厚さよりも小さい径方向厚さを有しており、磁気抵抗がそれらの磁気吸引コア36及び磁気受渡コア38の磁気抵抗よりも大きくなるように形成されている。すなわち、磁気遮断部40は、コア本体部30の径方向外側面に環状の溝46が形成されるように薄肉状に形成されている。
ステータコア14のヨーク32は、コイル12を外周から覆うほぼカップ状に形成されたケース部材である。ヨーク32は、径方向外側にコイル12が配置されたコア本体部30がカップ開口から軸方向へ向けて挿入されることにより組み付けられる。電磁弁駆動装置10は、ヨーク32のカップ開口側で磁気吸引コア36が固定され、かつ、ヨーク32のカップ底部50側で磁気受渡コア28が非固定である構造を有している。
ヨーク32のカップ開口端部(軸方向一方側の端部)には、爪部48が形成されている。ヨーク32は、カップ開口端で爪部48がステータコア14の軸方向一方側の端部にあるフランジ部にカシメられることで固定される。ヨーク32のカップ底部50の中心部には、コア本体部30の磁気受渡コア38の軸方向他方側の端部が挿入される挿入凹部52が形成されている。尚、ヨーク32のカップ底部50は挿入凹部52を有していなくてもよい。
磁気受渡コア38の軸方向他方側の端部の径方向外側面と、ヨーク32のカップ底部50の挿入凹部52の径方向内側との間には、僅かな隙間が形成されている。この隙間は、ステータコア14の径方向の製品バラツキや組付時の軸ズレを吸収することにより、磁気受渡コア38と挿入凹部52との接触に起因する変形や、プランジャ16の摺動性や磁気吸引性能の低下を防止する機能を有している。
ステータコア14のリングコア34は、コア本体部30の軸方向先端側(軸方向他方側)にある磁気受渡コア38に対して径方向外側に配置された環状に形成された部材である。リングコア34は、磁気受渡コア38の、コイル12の軸方向他端から軸方向他方側に突出した部位の径方向外側面に嵌め合わされる。リングコア34は、ヨーク32のカップ底部50のカップ底面(軸方向他方側の底面)とコイル12(具体的には、コイル12を収容するボビン18、又は、そのボビン18をモールドする2次成形樹脂)の軸方向端面との軸方向間に配置される。
リングコア34は、軸方向厚さが、電磁弁駆動装置10の組付後にヨーク32のカップ底面とコイル12の軸方向端面との間に形成される軸方向隙間よりも僅かに小さくなるように形成されている。リングコア34は、径方向位置にかかわらず略一致した軸方向厚さを有している。リングコア34は、磁気受渡コア28との間に磁束の所望受渡量を得るのに必要十分な対向面積を有している。また、リングコア34は、径方向幅が、電磁弁駆動装置10の組付後にヨーク32の筒状側面とコア本体部30の磁気受渡コア38の径方向外側面との離間距離よりも小さくなるように形成されている。リングコア34は、ヨーク32との間に磁束の所望受渡量を得るのに必要十分な対向面積を有している。
リングコア34は、ヨーク32のカップ底部50のカップ底面とコア本体部30の磁気受渡コア38の径方向外側面との双方に対向して接し、ヨーク32のカップ底部50と軸方向で磁束の受け渡しを行うと共に、コイル本体部30と径方向で磁束の受け渡しを行う。すなわち、リングコア34は、磁気受渡コア38とヨーク32と磁気受渡コア38との間の磁束の受け渡しを行うものであって、ヨーク32と磁気受渡コア38とを磁気結合させるコア部材である。
尚、リングコア34は、その径方向内側面と磁気受渡コア38の径方向外側面との間に微小なクリアランス(組み付けのためのクリアランス)が形成されるように形成されている。リングコア34は、その軸方向他方側の端面がヨーク32のカップ底部50のカップ底面に合致するように形成されている。
プランジャ16は、磁気回路の一部を構成する磁性体金属(例えば、鉄などの強磁性材料)からなる移動部材である。プランジャ16は、略円柱状に形成された部材である。プランジャ16は、コア本体部30内の空間28に配置されている。プランジャ16は、コア本体部30に対して径方向内側に配置され、コア本体部30に対して径方向内側面に沿って軸方向に摺動可能である。プランジャ16は、軸方向一方側の端面がシャフト44に当接している。プランジャ16は、シャフト44に伝わる付勢力によって軸方向他方側に付勢されている。
上記した構造を有する電磁弁駆動装置10において、コイル12が通電されていないときは、プランジャ16がシャフト44に伝わる付勢力によって軸方向他方側に付勢される。この場合、プランジャ16は、ステータコア14のコア本体部30の内部空間28において軸方向他方側に位置してヨーク32のカップ底部50に当接する。
一方、コイル12が通電されると、その通電中、コイル12の周囲に磁気吸引コア36→プランジャ16→磁気受渡コア38→リングコア34→ヨーク32→磁気吸引コア36の経路で磁気回路が形成される。かかる磁気回路が形成されると、プランジャ16を磁気吸引コア36側(軸方向一方側)に磁気吸引する力が付与される。この場合、プランジャ16は、シャフト44からの付勢力に抗して、ステータコア14のコア本体部30の内部空間28においてその径方向内側面に摺動しながら軸方向一方側へ変位する。
従って、本実施例の電磁弁駆動装置10においては、コイル12の通電を制御することで、プランジャ16を軸方向に変位させて、シャフト44に連結するバルブなどの駆動対象物を駆動することができる。
以下、図2を参照して、本実施例の電磁弁駆動装置10の組付手法・製造方法を説明する。図2は、本実施例の電磁弁駆動装置10の製造工程の一例を表した図を示す。
本実施例においては、電磁弁駆動装置10を製造するうえで、その電磁弁駆動装置10を構成する各構成部品を準備する。そしてまず、コイル12をボビン18の径方向外側に巻回することでコイル12をボビン18に収容する(図2(A))。次に、そのコイル12を収容したボビン18に対して径方向内側にステータコア14のコア本体部30を挿入して、コア本体部30に対して径方向外側にコイル12を収容したボビン18を配置する(図2(B))。そして、コイル12及びボビン18を2次成形樹脂によりモールドする(図2(C))。尚、このモールドにより、コイル12及びボビン18に対して径方向外側にコネクタ20が形成される。
次に、ステータコア14のコア本体部30の内部空間28に、軸方向他方側からプランジャ16を挿入すると共に、コア本体部30の径方向外側に、軸方向他方側からリングコア34を挿入する(図2(D))。この場合には、コア本体部30に対して径方向内側にプランジャ16が配置されると共に、コア本体部30に対して径方向外側にリングコア34が配置される。尚、かかる挿入がなされた以後でも、プランジャ16は、内部空間28においてコア本体部30に対して軸方向にフリーに変位することが可能であると共に、リングコア34は、コア本体部30の径方向外側でコア本体部30に対して軸方向にフリーに変位することが可能である。
プランジャ16及びリングコア34を上記の如く挿入して組み付けた後、コイル12の外周を覆うように軸方向他端側からヨーク32を挿入し、そのヨーク32をカップ開口端で爪部48によりステータコア14の軸方向一方側の端部にあるフランジ部にカシメ固定する。そして、かかるヨーク32のカシメ固定がなされた後、コイル12を通電する(図2(E))。
上記の如く、コイル12が通電されると、その通電中、コイル12の周囲に磁気吸引コア36→プランジャ16→磁気受渡コア38→リングコア34→ヨーク32→磁気吸引コア36の経路で磁束が流通する磁気回路が形成される。かかる磁気回路が形成されると、プランジャ16を磁気吸引コア36側(軸方向一方側)に磁気吸引する力が付与されると共に、更に、リングコア34をヨーク32のカップ底部50側(軸方向他方側)に磁気吸引する力が付与される。この場合、リングコア34は、コイル12による磁力でヨーク32のカップ底部50のカップ底面に向けて押圧されてそのカップ底面に当接する。
そして最後に、コイル12の通電によりリングコア34がヨーク32のカップ底部50に当接した状態でそのリングコア34をヨーク32に接合する。尚、このヨーク32へのリングコア34の接合は、ヨーク32外からのリングコア34とヨーク32との間のレーザなどを用いた貫通溶接により行われるものとしてもよい。また、この接合は、コア本体部30の径方向外側に配置されるリングコア34の軸方向他方側の端面に接着剤を塗布した後、ヨーク32を挿入しコイル12の通電を行ってリングコア34とヨーク32とを接着剤により接着させることにより行われるものとしてもよい。
このように、本実施例においては、電磁弁駆動装置10の製造過程で各構成部品の組み付けを行った後、コイル12を通電することにより発生する磁力でリングコア34をヨーク32のカップ底部50に当接させ、かかる当接状態でそれらのリングコア34とヨーク32とを接合させることができる。
かかる電磁弁駆動装置10の構造によれば、製造後、コイル非通電時にリングコア34とヨーク32との軸方向間に隙間が形成されることは回避されると共に、コイル通電時にリングコア34とヨーク32との間の磁束の受け渡し(磁気結合)に偏りが生ずるのは回避される。このため、製造後、コイル通電時にステータコア14に形成される磁気回路を安定化させて、リングコア34とヨーク32との磁束の受け渡しを確実かつ適切に行うことができるので、電磁弁駆動装置10としての性能低下を防止することができる。
また、上記の電磁弁駆動装置10の構造によれば、製造後にリングコア34をヨーク32のカップ底部50に当接した状態に維持させるうえで、リングコア34をヨーク32のカップ底部50に向けて付勢するためのスプリングやワッシャーなどの別体の付勢部材を設けることは不要である。このため、かかる付勢部材を収容する容積分だけ磁気抵抗が増大するのを回避することでき、また、かかる付勢部材を収容する軸方向長分だけステータコア14の体格が増大するのを回避することができる。更に、上記の付勢部材の存在による部品点数の増大を抑止することができ、コストアップを回避することができる。
従って、本実施例によれば、上記手法により電磁弁駆動装置10を製造することで、ステータコア14の部品点数を増大させることなく、ステータコア14(特に、リングコア34とヨーク32との間)に形成される磁気回路の安定化を図ることができる。
また、本実施例においては、電磁弁駆動装置10の製造過程でリングコア34とヨーク32とを軸方向に当接させて接合させるうえで、電磁弁駆動装置10の製造後の通常使用時に用いるコイル12を通電することにより、そのリングコア34をヨーク32のカップ底部50側に磁気吸引する。かかる構成によれば、電磁弁駆動装置10の製造過程でリングコア34をヨーク32のカップ底部50側に磁気吸引するのに、電磁弁駆動装置10の製造後の通常使用時に用いるコイル12以外に別途、磁力を発生する磁石を用いることは不要である。このため、本実施例によれば、電磁弁駆動装置10を製造する装置の簡素化を図ることが可能である。
尚、上記の第1実施例においては、電磁弁駆動装置10の製造過程でリングコア34をヨーク32のカップ底部50側に磁気吸引するのに、電磁弁駆動装置10の製造後の通常使用時に用いるコイル12を用いることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかるコイル12とは別個独立した製造装置としての磁石を用いることとしてもよい。この場合、磁石をリングコア34にヨーク32の外部から近づけることにより、リングコア34をヨーク32のカップ底部50側に磁気吸引することとすればよい。
図3は、本発明の第2実施例である電磁弁駆動装置100の断面図を示す。図3において、上記図1に示す構成と同一の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
本実施例において、電磁弁駆動装置100は、コイル12を収容するボビン102を備えている。ボビン102は、円筒状に形成された樹脂製の部材であり、径方向外側にコイル12が巻回されたものである。ボビン102は、コイル12が巻回された後、そのコイル12と共に2次成形樹脂によりモールドされる。
ボビン102の軸方向他方側の端面には、軸方向他方側に向けて突出する付勢力発生部104がボビン102本体と一体に設けられている。付勢力発生部104は、ボビン102と共に樹脂で形成されているため、外部からの押圧力により撓んで変形することができる。付勢力発生部104は、ボビン102の軸方向他方側の端面に全周に亘って環状に設けられている。尚、付勢力発生部104は、ボビン102の軸方向他方側の端面に全周の一部だけに設けられていてもよく、例えば、第1所定角度ごとに第2所定角度(ただし、上記の第1所定角度よりも小さい角度)分だけ設けられていてもよい。
リングコア34は、軸方向厚さが、電磁弁駆動装置100の組付後にヨーク32のカップ底面とコイル12の軸方向端面との間に形成される軸方向隙間の厚さよりも僅かに小さくなるように形成されている。付勢力発生部104は、ボビン102の軸方向他方側の端面から軸方向他方側へ突出する軸方向の自然長がリングコア34の軸方向厚さと合算した合算値が電磁弁駆動装置100の組付後にヨーク32のカップ底面とボビン102の軸方向端面との間に形成される軸方向隙間よりも僅かに大きくなるように形成されている。このため、電磁弁駆動装置100の組付後、付勢力発生部104は、リングコア34をヨーク32のカップ底面に押圧するための付勢力を発生する。
以下、本実施例の電磁弁駆動装置100の組付手法・製造方法を説明する。
本実施例においては、電磁弁駆動装置100を製造するうえで、その電磁弁駆動装置100を構成する各構成部品を準備する。そしてまず、コイル12をボビン102の径方向外側に巻回することでコイル12をボビン102に収容する。次に、そのコイル12を収容したボビン102に対して径方向内側にステータコア14のコア本体部30を挿入して、コア本体部30に対して径方向外側にコイル12を収容したボビン102を配置する。そして、コイル12及びボビン102を2次成形樹脂によりモールドする。尚、このモールドにより、コイル12及びボビン102に対して径方向外側にコネクタ20が形成される。
次に、ステータコア14のコア本体部30の内部空間28に、軸方向他方側からプランジャ16を挿入すると共に、コア本体部30の径方向外側に、軸方向他方側からリングコア34を挿入する。この場合には、コア本体部30に対して径方向内側にプランジャ16が配置されると共に、コア本体部30に対して径方向外側にリングコア34が配置される。尚、かかる挿入がなされた以後でも、プランジャ16は、内部空間28においてコア本体部30に対して軸方向にフリーに変位することが可能であると共に、リングコア34は、コア本体部30の径方向外側でコア本体部30に対して軸方向にフリーに変位することが可能である。
プランジャ16及びリングコア34を上記の如く挿入して組み付けた後、コイル12の外周を覆うように軸方向他端側からヨーク32を挿入する。上記の如く、ボビン102に形成される付勢力発生部104は、ボビン102の軸方向他方側の端面から軸方向他方側へ突出する軸方向の自然長がリングコア34の軸方向厚さと合算した合算値が電磁弁駆動装置100の組付後にヨーク32のカップ底面とボビン102の軸方向端面との間に形成される軸方向隙間よりも僅かに大きくなるように形成されている。
このため、上記の如くヨーク32がコイル12の外周を覆うように軸方向他端側から挿入されると、その挿入過程で、ヨーク32のカップ底部50のカップ底面がリングコア34の軸方向他方側の端面に当接しかつそのリングコア34の軸方向一方側の端面がボビン102の付勢力発生部104に接した状態が形成され、その後更に、その状態が形成されたままヨーク32が軸方向一方側に向けて変位する状態が形成される。そして、ヨーク32がその変位により所定位置に達した場合に、そのヨーク32をカップ開口端で爪部48によりステータコア14の軸方向一方側の端部にあるフランジ部にカシメ固定する。
ヨーク32のカップ底部50のカップ底面がリングコア34の軸方向他方側の端面に当接しかつそのリングコア34の軸方向一方側の端面がボビン102の付勢力発生部104に接した状態が形成された後、ヨーク32が更に軸方向一方側に向けて変位する状態が形成されると、付勢力発生部104が、撓んで変形することで、リングコア34をヨーク32のカップ底部50のカップ底面に向けて押圧する力を発生する。この場合、リングコア34は、付勢力発生部104による付勢力でヨーク32のカップ底部50のカップ底面に向けて押圧されてそのカップ底面に当接する。
そして最後に、リングコア34がヨーク32のカップ底部50に当接した状態でそのリングコア34をヨーク32に接合する。尚、このヨーク32へのリングコア34の接合は、ヨーク32外からのリングコア34とヨーク32との間のレーザなどを用いた貫通溶接により行われるものとしてもよい。また、この接合は、コア本体部30の径方向外側に配置されるリングコア34の軸方向他方側の端面に接着剤を塗布した後、ヨーク32を挿入し、付勢力発生部104による付勢力によりリングコア34とヨーク32とを接着剤により接着させることにより行われるものとしてもよい。
このように、本実施例においては、電磁弁駆動装置100を構成するコイル12を収容するボビン102に、リングコア34をヨーク32のカップ底部50に押圧するための付勢力を発生する付勢力発生部104を設けることにより、リングコア34をヨーク32のカップ底部50に当接させ、かかる当接状態でそれらのリングコア34とヨーク32とを接合させることができる。
かかる電磁弁駆動装置100の構造によれば、製造後、コイル非通電時にリングコア34とヨーク32との軸方向間に隙間が形成されることは回避されると共に、コイル通電時にリングコア34とヨーク32との間の磁束の受け渡し(磁気結合)に偏りが生ずるのは回避される。このため、製造後、コイル通電時にステータコア14に形成される磁気回路を安定化させて、リングコア34とヨーク32との磁束の受け渡しを確実かつ適切に行うことができるので、電磁弁駆動装置100としての性能低下を防止することができる。
また、上記の電磁弁駆動装置100の構造によれば、製造後にリングコア34をヨーク32のカップ底部50に当接した状態に維持させるうえで、ボビン102に一体に付勢力発生部104を設けることとすれば十分であって、リングコア34をヨーク32のカップ底部50に向けて付勢するためのスプリングやワッシャーなどの別体の付勢部材を設けることは不要である。このため、ボビン102とは別体の付勢部材の存在による部品点数の増大を抑止することができ、コストアップを回避することができる。
従って、本実施例によれば、電磁弁駆動装置100を製造することで、ステータコア14の部品点数を増大させることなく、ステータコア14(特に、リングコア34とヨーク32との間)に形成される磁気回路の安定化を図ることができる。
尚、上記の第2実施例においては、ボビン102が特許請求の範囲に記載した「樹脂部材」に相当している。
ところで、上記の第1実施例及び第2実施例は、それぞれ別個独立した実施例であるが、本発明は、両実施例に示すそれぞれの構成を組み合わせた例に適用することとしてもよい。
10,100 電磁弁駆動装置
12 コイル
14 ステータコア
16 プランジャ
18,102 ボビン
30 コア本体部
32 ヨーク
34 リングコア
50 カップ底部
104 付勢力発生部

Claims (6)

  1. 通電により磁力を発生するコイルと、
    前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、
    前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、
    を備える電磁弁駆動装置の製造方法であって、
    前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアを配置した後に前記ヨークを前記コイルの外周を覆うように固定した後、前記リングコアを、磁力で前記ヨークのカップ底面に押圧した状態で該ヨークに接合することを特徴とする電磁弁駆動装置の製造方法。
  2. 前記リングコアを前記ヨークのカップ底面に押圧するための磁力を前記コイルで発生させることを特徴とする請求項1記載の電磁弁駆動装置の製造方法。
  3. 通電により磁力を発生するコイルと、
    前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、
    前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、
    を備える電磁弁駆動装置の製造方法であって、
    前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアを配置した後に前記ヨークを前記コイルの外周を覆うように固定する際、前記リングコアを、前記コイルを収容する樹脂部材の付勢力で前記ヨークのカップ底面に押圧した状態で該ヨークに接合することを特徴とする電磁弁駆動装置の製造方法。
  4. 前記リングコアを前記ヨークに接着剤により接合することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の電磁弁駆動装置の製造方法。
  5. 前記リングコアを前記ヨークに該ヨーク外からの貫通溶接により接合することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の電磁弁駆動装置の製造方法。
  6. 通電により磁力を発生するコイルと、
    前記コイルに対して径方向内側に配置される筒状のコア本体部、前記コイルの外周を覆うカップ状のヨーク、及び、前記コア本体部の軸方向先端側の径方向外側面と前記ヨークのカップ底面とに対向して該コア本体部と該ヨークとの間の磁束の受け渡しを行う環状のリングコアを有するステータコアと、
    前記コア本体部に対して径方向内側に配置され、該コア本体部に対して摺動するプランジャと、
    を備える電磁弁駆動装置であって、
    前記コイルを収容する樹脂部材は、前記コア本体部に対して径方向外側に前記コイル及び前記リングコアが配置された後に前記ヨークが前記コイルの外周を覆うように固定される際、前記リングコアを前記ヨークのカップ底面に押圧するための付勢力を発生する付勢力発生部を有することを特徴とする電磁弁駆動装置。
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