JP5853274B2 - ソレノイド - Google Patents

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本発明は、ソレノイドに関し、特に双方向に動作して双方向型で自己保持可能なソレノイドに関する。
ソレノイドには、磁力によって可動磁極が双方向に動作し、かつ、可動磁極の停止位置を自己保持でき、2個のコイルを有しているタイプのものがある。この種のソレノイドにおいては、各種製品に幅広く多数利用されていることから、製造コストの低減を求められる場合が多い。製造コストの低減に関しては、一般的に部品点数の削減によって実現を図ることが多いが、構造を簡素化すると信頼性や組立性に関して副次的な課題を生じることもある。
以下に、双方向型のソレノイドの従来技術について説明する。図7は、従来技術に係るソレノイドの構造を示す断面図であり、(a)は断面図、(b)はギャップブッシュの取付方法を示す側面図である。図7において、50はソレノイド、51はプランジャ、51aは先端穴部、52は固定ヨーク、53及び54はコイル、55はギャップブッシュ、55aは圧入部、55bはスペーサ部である。
図7は、特開2002−075729公報に開示されているソレノイドを示している。ソレノイド50において、コイル53及び54に通電してプランジャ51を往復動させる際に、プランジャ51が固定ヨーク52に吸引されるときは、スペーサ55bを介して固定ヨーク52に衝突して停止する。したがって、固定ヨーク52に設けたスペーサ部55bには、吸着時に大きな衝撃が加わることになる。この衝撃は、スペーサ部55bが固定ヨーク52から分離する原因となり、信頼性を低下させる場合がある。そこで、この発明は、新たな部品を設けずにソレノイドの信頼性を確保することを企図してなされたものである。
この発明のソレノイド50では、スペーサ部55bをギャップブッシュ55の一部としており、ギャップブッシュ55の圧入部55aをプランジャ51の先端穴部51aに圧入してギャップブッシュ55をプランジャ51に固定している。したがって、スペーサ部55bもプランジャ51に固定されるので、動作時の衝撃により外れることがなくなる。
しかしながら、以上の構成では、プランジャ51の先端穴部51aにギャップブッシュ55の圧入部55aを圧入する作業が発生するので、組立性の改善にはならず、むしろプランジャ51への孔空け作業や、圧入部55aの圧入作業が増えることになる。
特開2002−075729公報
本発明は、上記課題を解決するために、双方向に動作し、自己保持可能なソレノイドにおいて、部品点数を削減し、かつ、組立性を向上できると共に、信頼性を同時に確保することが可能な構造を有するソレノイドを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、可動磁極と、該可動磁極の近傍に配置されたボビンと、該ボビンに巻回されると共に前記可動磁極の中心軸方向に並んで配置された第1及び第2のコイルと、磁性材からなると共に前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルを囲むように設けられたフレームと、前記可動磁極に固定されたシャフトとを有するソレノイドにおいて、前記可動磁極は、永久磁石と、該永久磁石が介在するように配置された第1の鉄芯部と第2の鉄芯部とを備え、前記フレームは、前記可動磁極の中心軸方向に対応する部位に第1の開口部と第2の開口部がそれぞれ形成され、前記シャフトは、第1の端部側が前記第1の鉄芯部に固定されると共に、第2の端部側が前記フレームの前記第1の開口部に摺動可能な状態で挿入された第1のシャフト構成体と、第1の端部側が前記第2の鉄芯部に固定されると共に、第2の端部側が前記フレームの前記第2の開口部に摺動可能な状態で挿入された第2のシャフト構成体とを備えていることを特徴とするソレノイドである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記可動磁極は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部との前記永久磁石に背向する面に嵌合孔がそれぞれ形成され、 前記シャフトは、前記第1のシャフト構成体の前記第1の端部が前記第1の鉄芯部の前記嵌合孔に嵌合され、前記第2のシャフト構成体の前記第1の端部が前記第2の鉄芯部の前記嵌合孔に嵌合されていることを特徴とすることを特徴とするソレノイドである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記シャフトは、前記第1のシャフト構成体及び前記第2のシャフト構成体において前記第1の端部側が前記2の端部側よりも径が小さくなるように形成されていることを特徴とするソレノイドである。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発明において、
前記可動磁極は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部との前記永久磁石に対向する面に凹部がそれぞれ形成され、前記永久磁石は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部とに対向する部分が前記凹部にそれぞれ挿入された状態で設けられていることを特徴とするソレノイドである。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記フレームは、前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルの上側、前記シャフトの先端側の側方側、並びに、下側を覆うように設けられた第1のフレーム構成体と、前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルの前記シャフトの基端側の側方側を覆うように設けられた第2のフレーム構成体とを備えていることを特徴とするソレノイドである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記フレームは、前記第1のフレーム構成体において前記シャフトの先端側の部分が前記シャフトの基端側の部分よりも幅が狭くなるように形成していることを特徴とするソレノイドである。
請求項1に記載の発明によれば、可動磁極が、永久磁石と、この永久磁石が介在するように配置された第1の鉄芯部と第2の鉄芯部とを備えているので、第1及び第2のコイルに通電することによって、磁気回路を流れる磁束による吸引力に加えて、コイルを流れる電子に対して働くローレンツ力によって可動磁極を動作するので、補助磁極やスリーブを省略することができ、さらに磁気回路を構成する部品同士の締め付けがあまり必要ない。したがって、部品点数の削減と組立性の向上が実現できる。
請求項2に記載の発明によれば、第1のシャフト構成体と第2のシャフト構成体とを第1の鉄芯部と第2の鉄芯部との嵌合孔に嵌合されているので、割れや欠けを生じやすい永久磁石に貫通孔を形成し、また、この貫通孔にシャフトを嵌合させずにシャフトを設けることができる。したがって、ソレノイドの信頼性を損なうことがない。
請求項3に記載の発明によれば、第1のシャフト構成体及び第2のシャフト構成体において第1の端部側が第2の端部側よりも径が小さいので、第1の鉄芯部及び第2の鉄芯部の嵌合孔の径を適宜設定しておけば、第1のシャフト構成体と第2のシャフト構成体とを第1の鉄芯部と第2の鉄芯部との嵌合孔に嵌合するときに、第1のシャフト構成体及び第2のシャフト構成体の径が太くなったところで圧入が自動的に停止されるので、圧入作業が容易になる。
請求項4に記載の発明によれば、第1の鉄芯部と第2の鉄芯部との永久磁石に対向する面に凹部がそれぞれ形成され、永久磁石をこれらの凹部にそれぞれ挿入された状態で設けているので、可動磁極の組立時にそれぞれの部品の中心軸を合わせる作業が非常に容易になる。
請求項5に記載の発明によれば、フレームが、可動磁極、ボビン並びに第1及び第2のコイルの上側と、シャフトの先端側の側方側と、下側との3方を覆う第1のフレーム構成体と、ボビン並びに第1及び第2のコイルのシャフトの基端側の側方側を覆う第2のフレーム構成体とからなるので、フレームの組立作業が容易になる。
請求項6に記載の発明によれば、第1のフレーム構成体のシャフトの先端側の部分がシャフトの基端側の部分よりも幅が狭くなるように形成しているので、幅が狭い部分を利用してリード線を配線することができる。また、リード線引き回しのための孔開け加工が不要になるので、加工コストを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るソレノイドを示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るソレノイドの動作説明図であり、(a)はシャフト進出時の断面図、(b)はシャフト後退時の断面図である。 可動部の構成を示す分解図である。 コ字状フレームの説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 I字状フレームの説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るソレノイドの可動部の構成を示す分解図である。 従来技術に係るソレノイドの構造を示す断面図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るソレノイドを図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るソレノイドを示す説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。図1において、10はソレノイド、11は可動磁極、12は永久磁石、12a及び12bは対向面、14は第1鉄芯部、17は第2鉄芯部、20は第1シャフト構成体、23は負荷接続部、24は第2シャフト構成体、27はボビン、28は第1鍔部、28a及び28bは突起、29は第2鍔部、30は仕切り部、31は第1コイル、32は第2コイル、34はコ字状フレーム、35は側板部、36は上板部、37は細幅上板部、38は下板部、39は細幅下板部、41は開口部、43はI字状フレーム、45は突起部である。なお、図1においては、ボビン27、第1コイル31及び第2コイル32のみ永久磁石12などからなる可動磁極の軸方向に沿って垂直に切断した断面として表している。また、図2は、本発明の第1の実施の形態に係るソレノイドの動作説明図であり、(a)はシャフト進出時の断面図、(b)はシャフト後退時の断面図である。図2において、16及び19は嵌合孔、21は被保持部、22及び25は嵌合部、26は被保持部、33は端子、42は開口部であり、その他の符号は図1と同じものを示す。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係るソレノイド10は、いわゆるオープンフレームソレノイドであり、コ字状フレーム34とI字状フレーム43とを組み合わせた略ロ字状のフレームによってボビン27、第1コイル31及び第2コイル32を囲んでいる。また、フレームが略ロ字状であるので、図1(b)から分かるように、第1コイル31及び第2コイル32は正面側及び背面側に露出している。このように、コイルが露出したフレームを設けたソレノイドは、防塵性や防滴性などを要求されない用途に使用するものであるので、構造の簡便化や組立性の改善が求められることが多い。また、図2(a)及び(b)の矢印に示すように、第1コイル31と第2コイル32とを設けて双方向に動作し、かつ、可動磁極を自己保持できる構成にしている。このような双方向型のソレノイドは、汎用性があるので、長期間の使用に耐え得る信頼性も求められている。そこで、本発明は、前述のように、部品点数を削減して構造の簡便化を図り、かつ、組立性が向上できると共に、信頼性を同時に確保できる構造を提供するために発明されたものである。
さらに、この実施の形態のソレノイド10の各部の構成について詳細に説明する。図3は、可動部の構成を示す分解図である。図3において、11は可動磁極、12a及び12bは対向面、15及び18は凹部であり、その他の符号は図1及び図2と同じものを示す。
ソレノイド10の可動部は、永久磁石12、第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17からなる可動磁極11の中心軸方向にシャフトを構成する第1シャフト構成体20及び第2シャフト構成体24を設けている。永久磁石12は、可動磁極11の中核となるものであり、短い略円柱状に形成されている。永久磁石12は、自らの磁力によって第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17を吸着しているが、これらの鉄芯部に対して嵌合やねじ止めなどはしておらず、永久磁石12の吸引力のみで一体性を保っている。永久磁石12の材料は、高い応答性や自己保持力を確保できるので、ネオジム、プラセオジムなどの希土類が好ましいが、機械的強度が高いMK鋼も好ましい。くわえて、対向面12aと対向面12bとは、それぞれ第1鉄芯部14と第2鉄芯部17とに接しているが、後述するように、中心軸を合わせるために、第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17に設けた凹部に挿入された状態になっている。また、ソレノイド10は、第1コイル31と第2コイル32とのどちらか一方に電流を流し、さらに電流を流すコイルを順次切り替えることよって双方向の動作を実現するので、着磁方向が可動磁極11の中心軸に沿った永久磁石を第1コイル31及び第2コイル32の巻方向に対して磁極方向を合わせて装着する。なお、永久磁石12と、第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17とを接着剤によって接着してもよい。
第1鉄芯部14は、シャフトの先端寄りに位置し、第2鉄芯部17と共に永久磁石12を挟み込むように配置されている。また、第1鉄芯部14のシャフトの先端側の面の中央には、嵌合孔16を形成している。嵌合孔16は、第1シャフト構成体20を嵌合するためのものであり、第1鉄芯部14の中心軸方向の長さの半分近い深さを持つが、反対側の面には貫通していない。また、嵌合孔16の中心軸は、第1鉄芯部と一致するように形成してある。さらに、第1鉄芯部14のシャフトの基端側の面には、縁辺部分を除いて凹部15を形成している。凹部15は、非常に浅いものであり、前述のように永久磁石12の対向面12a側を挿入するものである。また、凹部15の中心軸は、第1鉄芯部14の中心軸と一致するように形成してある。
第2鉄芯部17は、シャフトの基端寄りに位置し、第1鉄芯部14と共に永久磁石12を挟み込むように配置されている。また、第2鉄芯部17のシャフトの基端側の面の中央には、嵌合孔19を形成している。嵌合孔19は、第2シャフト構成体24を嵌合するためのものであり、第2鉄芯部17の中心軸方向の長さの半分近い深さを持つが、反対側の面には貫通していない。また、嵌合孔19の中心軸は、第2鉄芯部17と一致するように形成してある。さらに、第2鉄芯部17のシャフトの基端側の面には、縁辺部分を除いて凹部18を形成している。凹部18は、非常に浅いものであり、永久磁石12の対向面12b側を挿入するものである。また、凹部18の中心軸は、第2鉄芯部17の中心軸と一致するように形成してある。
第1シャフト構成体20は、第2シャフト構成体24と共にソレノイド10のシャフトを構成しており、シャフトの先端側の部分となる。また、第1シャフト構成体20の先端側は、負荷装置に接続するための負荷接続部23であり、接続を容易にするために一部が小径となるように加工されている。さらに、第1シャフト構成体20の基端側は、第1鉄芯部14の嵌合孔16に嵌合するための嵌合部22として加工されている。嵌合部22は、被保持部21よりも小径となるように加工されており、両者の間は段差となっている。この段差は、嵌合部22を嵌合孔16に圧入する際に停止点としての役割を持つ。くわえて、嵌合部22の先端近傍は、嵌合部22を嵌合孔16に圧入する際に第1シャフト構成体20を案内するためにもう1段小径に形成されている。また、第1シャフト構成体20の中央は、図2に示すように、コ字状フレーム34の開口部によって摺動可能に保持されている被保持部21となっている。なお、第1シャフト構成体20が磁性を持っていると、可動部の動作を妨げるので、非磁性材料で形成している。
第2シャフト構成体24は、第1シャフト構成体20と共にソレノイド10のシャフトを構成しており、シャフトの基端側の部分となる。なお、前述のように、両者はそれぞれ別の鉄芯部に嵌合して固定されており、直接的には接続されていない。また、第2シャフト構成体24の先端側は、第2鉄芯部17の嵌合孔19に嵌合するための嵌合部25として加工されている。嵌合部25は、被保持部26よりも小径となるように加工されており、両者の間は段差となっている。この段差は、嵌合部25を嵌合孔19に圧入する際に停止点としての役割を持つ。くわえて、嵌合部25の先端近傍は、嵌合部25を嵌合孔19に圧入する際に第2シャフト構成体24を案内するためにもう1段小径に形成されている。また、第2シャフト構成体24の基端側は、図2に示すように、I字状フレーム43の開口部によって摺動可能に保持されている被保持部26となっている。なお、第2シャフト構成体24が磁性を持っていると、可動部の動作を妨げるので、非磁性材料で形成している。
以上のように、ソレノイド10の可動磁極11は、第1鉄芯部14の中心軸に対して凹部15及び嵌合孔16の中心軸が一致し、第2鉄芯部17の中心軸に対して凹部18及び嵌合孔19の中心軸が一致しているので、永久磁石12に対して第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17が吸着された状態において、第1シャフト構成体20の中心軸と、第2シャフト構成体24の中心軸とは一致することになる。したがって、2つのシャフト構成体を直接的に接続しなくとも両者の中心軸を一致させることができ、ソレノイド10の組立性を向上することができる。また、第1シャフト構成体20と第2シャフト構成体24とは、それぞれコ字状フレーム34とI字状フレーム43とによって摺動可能な状態で保持されているので、可動磁極11の周囲にスリーブを設ける必要がない。したがって、ソレノイド10の部品点数を削減することができる。また、一般的なオープンフレームソレノイドが永久磁石を固定的に設け、可動磁極を保持又は復帰させる手段としているのに対し、ソレノイド10は、永久磁石12を可動磁極11の一部とし、第1コイル31及び第2コイル32との間で作用するローレンツ力を主要な推力としている点で大きく相違する。このように、ローレンツ力を主要な推力とすることによって、磁気回路の一部にエアギャップを設ける従来のソレノイドよりも高効率となる。
図4は、コ字状フレームの説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。図4において、40は開口部であり、その他の符号は図1及び図2と同じものを示す。また、図5は、I字状フレームの説明図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。図5において、44は開口部、46は上端面、48は下端面あり、その他の符号は図1及び図2と同じものを示す。
ソレノイド10のフレームは、前述のように、コ字状フレーム34とI字状フレーム43とを組み合わせたものであり、可動磁極11と共に磁気回路を構成するものであり、永久磁石12と第1コイル31及び第2コイル32との間で作用するローレンツ力を補う推力を生成する。なお、ソレノイド10は、このフレーム以外に固定的な磁極を設けていない。したがって、本発明は、フレーム又はケースとベースとの2つで構成される、場合によってはこれらに補助磁極を加えた3つで構成される固定的な磁極を有する従来技術に係るソレノイドと比較して、部品点数をかなり削減することができ、組立性も相当に向上できると言える。
コ字状フレーム34は、図4に示すように、下側に下板部38と、下板部38の先端から延在する細幅下板部39を設けている。さらに、側方に下板部38の基端から垂直に立ち上がる側板部38を設け、上側に側板部38の上端から下板部38と同方向に、かつ、平行に延在する上板部36と、上板部36の先端から延在する細幅上板部37からなる。 図4に示すように、側板部38は、中央に開口部40を形成している。開口部40は、第1シャフト構成体20の被保持部21を摺動可能に保持するために形成されており、軸受としての役割を果たしている。したがって、開口部40の径は、被保持部21の径よりも若干大きく設定されている。
下板部38と上板部36とは、同一の形状及び大きさに形成されており、平面的に見て重なり合う。また、細幅下板部39と細幅上板部37とは、先端部近傍に開口部41と開口部42とがそれぞれ形成されており、I字状フレーム43の突起部がこれらの開口部に挿入された状態に組み立てることによってI字状フレーム43を固定する。また、I字状フレーム43の突起部をこれらの開口部に挿入する際には、上側と下側のフレームの先端側を手又はジグで図4(b)の矢印で示す方向に開く。なお、下板部38及び細幅下板部39と、上板部36及び細幅上板部37とは、I字状フレーム43をしっかりと保持できるように、完全に平行に形成するのではなく、先端側が若干接近する、つまり両者の間隙が若干狭くなるように形成することが望ましい。
I字状フレーム43は、図5に示すように、中央に開口部44を形成している。開口部44は、第2シャフト構成体24の被保持部26を摺動可能に保持するために形成されており、軸受としての役割を果たしている。したがって、開口部44の径は、被保持部26の径よりも若干大きく設定されている。また、I字状フレーム43の上端と下端には、突起部45と突起部47とがそれぞれ形成されている。突起部45と突起部47とは、前述のように、開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入されることによって突起部45と突起部47が係止され、I字状フレーム43がコ字状フレーム34に固定される。
また、突起部45及び突起部47の突出高さは、コ字状フレーム34を構成する金属板の厚さ以下に設定している。これは、突起部45と突起部47とを開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入したときに、突起部45又は突起部47の先端が開口部41又は開口部42の内部から突出すると、突出した部分がソレノイド10の実装を妨げるおそれがあることによる。さらに、上端面46から下端面48までの長さは、上板部36と下板部38との間隙と同じにしている。これは、前述のように細幅下板部39と細幅上板部37との先端側が若干接近しているので、細幅下板部39と細幅上板部37とによって挟持されるのに適した長さで、かつ、組み立てるときにI字状フレーム43を細幅下板部39と細幅上板部37との間に容易に挿入できることによる。
以上のように、ソレノイド10のフレームは、コ字状フレーム34の下板部38及び上板部36の先端側をこれらよりも幅が狭い細幅下板部39及び細幅上板部37としているので、細幅下板部39又は細幅上板部37の側方にリード線を配線することができる。したがって、ソレノイド10は4つの角に当たる部分のいずれからもリード線や端子を取り出すことができるので実装する際の向きや配置が限定されず、各種の機器への実装が非常に容易である。さらに、細幅下板部39と細幅上板部37との形状及び大きさを同一にしているので、フレームを組み立てる際に誤って天地を逆にして組み立てる作業ミスを発生することがない。したがって、従来技術に係るソレノイドよりも生産性が向上するという利点もあわせて持っている。
また、I字状フレーム43の突起部45と突起部47とをコ字状フレーム34の開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入するだけで、I字状フレーム43をコ字状フレーム34に固定することができる。したがって、I字状フレームの角状の突起などをかしめて固定する従来技術と比較して、フレームの組立性が非常に向上する。また、I字状フレーム43をコ字状フレーム34にいったん固定すると、I字状フレーム43がコ字状フレーム34の細幅下板部39と細幅上板部37とで挟持されると共に、突起部45と突起部47とが開口部41と開口部42とに係止された状態となるので、外部からコ字状フレーム34を変形させるような大きな力が加わらない限りI字状フレーム43が分離することがない。また、ソレノイド10の固定的な磁極は、このフレームだけで構成されている上に、可動磁極11の軸受としても機能しているので、可動磁極11の周辺にベース、スリーブ、補助磁極などを設ける必要がない。
さらに、図1に戻って、可動磁極11の周辺の構成について説明する。ボビン27は、第1コイル31と第2コイル32とを個別に巻回できるように、第1鍔部28と第2鍔部29とのほぼ中間に仕切り部30を形成している。また、第1鍔部28には、コ字状フレーム34の側板部38と対向する面に微小な突起28a及び28bを設けている。突起28a及び28bは、コ字状フレーム34にI字状フレーム43を組み込んだときにつぶししろとなる部分である。なお、裏面側にも同様の突起を2個設けている。したがって、ボビン27は、突起28a及び28bと裏面側の突起とが変形した状態でコ字状フレーム34の側板部38とI字状フレーム43とで挟持されているので、フレームに対してしっかりと組み込むことができる。また、従来技術に係るソレノイドのようにボビンに突起部を設け、この突起部をフレームの開口部に挿入して固定するなどの方法をとる必要がなく、組立性が向上する。
さらに、ボビン27の可動磁極11の軸方向の長さは、I字状フレーム43がコ字状フレーム34に対して最も左に寄った状態、つまり図1(a)に示すように、開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入された突起部45と突起部47とを細幅下板部39と細幅上板部37との最も先端側に寄せた状態における側板部38とI字状フレーム43との間隙と一致するようにしている。このように構成したことによって、ボビン27をコ字状フレーム34の下板部38と上板部36とに挿入してから、突起部45と突起部47とを開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入すると、前述のように、突起28a及び28bと裏面側の突起とが変形した状態でコ字状フレーム34の側板部38とI字状フレーム43とで挟持されているので、I字状フレーム43は突起部45と突起部47とはボビン27によって開口部41と開口部42との右側、つまり細幅下板部39と細幅上板部37との先端側に軽く押圧された状態となる。したがって、開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入された突起部45と突起部47とががたついて、コ字状フレーム34がI字状フレーム43から離脱するようなことはない。
つぎに、ソレノイド10の動作について説明する。図2(a)に示すように、ソレノイド10の第2コイル32のみに電流が流れるように、端子33に示す状態で電圧を印加すると、永久磁石11と第2コイル32との間に永久磁石11を負荷接続部23側に押すローレンツ力が働き、また可動磁極11とコ字状フレーム34及びI字状フレーム43との間に磁気回路を生成して、可動磁極11は第1シャフト構成体20の負荷接続部23側に摺動する。次に、図2(b)に示すように、第1コイル31のみに電流が流れるように、端子33に示す状態で電圧を印加すると、永久磁石11と第1コイル31との間に永久磁石11を負荷接続部23側に押すローレンツ力が働き、また可動磁極11とコ字状フレーム34及びI字状フレーム43との間に磁気回路を生成して、可動磁極11は第2シャフト構成体24の被保持部26側に摺動する。
さらに、本発明の第2の実施の形態に係るソレノイドについて説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係るソレノイドの可動部の構成を示す分解図である。図6において、49は保護筒であり、その他の符号は図3と同じものを示す。
本発明の第2の実施の形態に係るソレノイド10は、可動磁極の構成が第1の実施の形態に係るソレノイドと一部異なる。図6に示すように、ソレノイド10の可動磁極13は、永久磁石12を内部に収納する保護筒49を新たに設けており、永久磁石12及び保護筒49を挟むように、第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17を配置したものとしている。なお、可動磁極13の中心軸方向にシャフトを構成する第1シャフト構成体20及び第2シャフト構成体24を設けることや、図6に図示していない構成は第1の実施の形態に係るソレノイドと同じであるので、説明を省略する。
保護筒49は、永久磁石12を収納するために、可動磁極13の中心軸方向において永久磁石12と同じ長さになるように形成されている。また、保護筒49の内径は永久磁石12の外径とほぼ同じである。この実施の形態では、保護筒49を設けることによって、永久磁石として例えばフェライトのようなもろい材料を用いる場合に、ソレノイド10動作時に第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17から加わる衝撃によって、永久磁石12に亀裂や欠けを生じることを防止できる。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るソレノイド10においては、可動磁極11を永久磁石12と、第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17とからなる構成にしたので、永久磁石12と第1コイル31又は第2コイル32との間に働くローレンツ力が主たる推力となり、磁気回路の一部にエアギャップを設ける、通電時にこの間隙を埋めるように動作するソレノイドよりも高効率となる。また、ベース、スリーブ又は補助磁極を設ける必要がないので、部品点数を削減し、かつ、組立性を向上できる。同時に、部品点数が削減されるので不良品を生じる率を低減することができ、ソレノイド10の信頼性を同時に確保できる。さらに、第1シャフト構成体20と第2シャフト構成体24とは、第1鉄芯部14と第2鉄芯部17とにそれぞれ固定されており、永久磁石12を貫通していないので、永久磁石12の加工が容易である。また、永久磁石12に貫通孔を設けないことに応じた磁力を確保することができる。さらに、I字状フレーム43の突起部45と突起部47とをコ字状フレーム34の開口部41と開口部42とにそれぞれ挿入するだけで、I字状フレーム43をコ字状フレーム34に固定することができる。したがって、I字状フレームの角状の突起などをかしめて固定する従来技術と比較して、フレームの組立性が非常に向上する。くわえて、ボビン27はI字状フレーム43と側板部35とによって軽く挟持されているので、ボビン27が可動磁極11の軸方向にがたつくこともなく、ボビン27が可動磁極11の軸方向に対して水平に交差する方向にがたつくこともない。また、第2の実施の形態に係るソレノイド10においては、永久磁石12を保護筒49に収納しているので、永久磁石としてフェライトのようなもろい材料を用いても、ソレノイド10の動作時に第1鉄芯部14及び第2鉄芯部17から加わる衝撃によって永久磁石12に亀裂や欠けを生じることを防止でき、ソレノイド10の信頼性を確保することができる。
なお、本発明は以上に説明した内容に限定されるものではなく、フレーム及びコイルボビンの長さや細部の形状、シャフト構成体の細部の形状や、コイルとして巻回する金属線条の種類などについては、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限りにおいて種々の変形を加えることが可能である。
10 ソレノイド
11 可動磁極
12 永久磁石
12a 対向面
12b 対向面
13 可動磁極
14 第1鉄芯部
15 凹部
16 嵌合孔
17 第2鉄芯部
18 凹部
19 嵌合孔
20 第1シャフト構成体
21 被保持部
22 嵌合部
23 負荷接続部
24 第2シャフト構成体
25 嵌合部
26 被保持部
27 ボビン
28 第1鍔部
28a 突起
28b 突起
29 第2鍔部
30 仕切り部
31 第1コイル
32 第2コイル
33 端子
34 コ字状フレーム
35 側板部
36 上板部
37 細幅上板部
38 下板部
39 細幅下板部
40 開口部
41 開口部
42 開口部
43 I字状フレーム
44 開口部
45 突起部
46 上端面
47 突起部
48 下端面
49 保護筒
50 ソレノイド
51 プランジャ
51a 先端穴部
52 固定ヨーク
53 コイル
54 コイル
55 ギャップブッシュ
55a 圧入部
55b スペーサ部

Claims (6)

  1. 可動磁極と、該可動磁極の近傍に配置されたボビンと、該ボビンに巻回されると共に前記可動磁極の中心軸方向に並んで配置された第1及び第2のコイルと、磁性材からなると共に前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルを囲むように設けられたフレームと、前記可動磁極に固定されたシャフトとを有するソレノイドにおいて、
    前記可動磁極は、永久磁石と、該永久磁石が介在するように配置された第1の鉄芯部と第2の鉄芯部とを備え、
    前記フレームは、前記可動磁極の中心軸方向に対応する部位に第1の開口部と第2の開口部がそれぞれ形成され、
    前記シャフトは、第1の端部側が前記第1の鉄芯部に固定されると共に、第2の端部側が軸受としての役割を果たす前記フレームの前記第1の開口部によって摺動可能に保持された第1のシャフト構成体と、第1の端部側が前記第2の鉄芯部に固定されると共に、第2の端部側が軸受としての役割を果たす前記フレームの前記第2の開口部によって摺動可能に保持された第2のシャフト構成体とを備え、
    前記永久磁石は、自らの吸引力のみで前記第1の鉄芯部及び前記第2の鉄芯部との一体性を保っていることを特徴とするソレノイド。
  2. 前記可動磁極は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部との前記永久磁石に背向する面に嵌合孔がそれぞれ形成され、
    前記シャフトは、前記第1のシャフト構成体の前記第1の端部が前記第1の鉄芯部の前記嵌合孔に嵌合され、前記第2のシャフト構成体の前記第1の端部が前記第2の鉄芯部の前記嵌合孔に嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載のソレノイド。
  3. 前記シャフトは、前記第1のシャフト構成体及び前記第2のシャフト構成体において前記第1の端部側が前記2の端部側よりも径が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のソレノイド。
  4. 前記可動磁極は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部との前記永久磁石に対向する面に凹部がそれぞれ形成され、
    前記永久磁石は、前記第1の鉄芯部と前記第2の鉄芯部とに対向する部分が前記凹部にそれぞれ挿入された状態で設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のソレノイド。
  5. 前記フレームは、前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルの上側、前記シャフトの先端側の側方側、並びに、下側を覆うように設けられた第1のフレーム構成体と、前記可動磁極、前記ボビン並びに前記第1及び前記第2のコイルの前記シャフトの基端側の側方側を覆うように設けられた第2のフレーム構成体とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のソレノイド。
  6. 前記フレームは、前記第1のフレーム構成体において前記シャフトの基端側の部分が前記シャフトの先端側の部分よりも幅が狭くなるように形成していることを特徴とする請求項5に記載のソレノイド。
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