JP3322772B2 - 制御弁 - Google Patents

制御弁

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JP3322772B2
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    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/08Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid using a permanent magnet
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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁制御による制御
弁に関し、各種のガスの流量制御に好適な制御弁に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の制御弁としては、特公平
3−554号公報に示されるように、コイルに通電する
ことにより、プランジャを磁気ギャップが少なくなる方
向に力を及ぼさせ、ディスクスプリングを変形させて移
動させる構造が知られている。係る制御弁は、構造がシ
ンプルでありながら、強い力を得やすいという特徴を有
している。
【0003】また、従来の制御弁の他の構成としては、
米国特許第4690371号公報に示されるように、プ
ランジャの中に永久磁石を設け、コイルで発生した磁界
により永久磁石の入ったプランジャを動かすようにした
ものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公平3−554号公報に示される制御弁によると、強い
力を得ることができるのであるが、この力がギャップ長
の2乗に反比例するため、制御弁としての制御、特にギ
ャップ長が小さい範囲における細かい制御、が難しいと
いう問題があった。また、この従来例の制御弁は、小形
で薄肉のディスクスプリングにより大きいプランジャを
保持する構造であるため、振動に弱く、クローズドルー
プの比較制御において用いると、一定周期の振動(ハン
チング)を生じ易いという問題があった。
【0005】つまり、図7に示されるように、コイルケ
ース701内に収納されたコイル702に通電してヨー
ク704内のプランジャ703をディスクスプリング7
05から離れる方向に移動させるように構成された従来
の制御弁においては、コイル702に電流が流れ、プラ
ンジャ703が図の左方向に移動した後の時刻t=t1
において、コイル702に対する印加電圧Vを0とした
時には、その後のプランジャ703の動きは以下の運動
方程式(1)の解となる。なお、ここでは、理解を容易
にするために、プランジャ703とヨーク704との間
の摩擦、コイル702に生じる逆起電力を無視する。
【0006】 m(d2 t/dt2 )=−Kx・・・・(1) ここに、m:プランジャ703の質量 K:ディスクスプリング705のばね定数 x:プランジャ703が磁力により吸引されていない時
の値を0とする、プランジャ703の左方向への変位 とする。上記運動方程式(1)の解は、 x=Asin{(K/m)1/2 ×t+a}・・・・(2) となる。ここに、A、aは共に定数である。
【0007】上記の式(2)によれば、プランジャ70
3は(K/m)1/2 の角周波数、即ち、(K)1/2 /2
π×(m)1/2 の振動数により振動することになる。な
お、実際には、プランジャ703とヨーク702との間
の摩擦等によりエネルギーが失われ、或時には振動が停
止するのであるが、当該構成の制御弁は基本的に振動し
易い構造であることが判る。
【0008】一方、米国特許第4690371号公報に
示される制御弁においては、永久磁石が流体中に置かれ
るため、何等かのケースにより被覆しても、高腐食性の
流体には使用しにくい。また、構造が複雑であり、コス
トが高く、しかも、ストロークは大きいが、トルクが小
さいという問題がある。
【0009】本発明は、このような従来の制御弁が有す
る問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、構成が簡単であり、振動が防止され、極めて制御性
の優れた制御弁を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明に係る
制御弁は、円柱状をなすヨーク上部の下側に設けられた
中空のヨーク下部と、このヨーク下部における中空の分
に設けられたプランジャと、このプランジャにおける下
側に連結された弁頭と、この弁頭に対向する位置に設け
られた弁座と、前記ヨーク下部の上側部分と前記ヨーク
上部とを囲むように設けられたコイルとを有し、前記プ
ランジャと前記弁頭とが前記ディスクスプリングを介し
て連結されており、前記コイルにより発生された磁界に
より、前記ヨーク下部内にある磁性体からなる前記プラ
ンジャを駆動して、前記弁頭を前記ディスクスプリング
の付勢力に抗して前記プランジャの運動で移動させてバ
ルブのリフト量を調整することにより流量調整可能な制
御弁において、永久磁石を、前記ヨーク下部の外周に設
けると共に、前記永久磁石による磁界が前記プランジャ
から漏れないように前記ヨーク下部の外周において前記
永久磁石を前記プランジャの運動方向の両側から挟む2
つの磁性体を設け、これら2つの磁性体と前記磁石とに
よる構成を前記コイルの下端部に位置させて、前記プラ
ンジャの運動時に前記永久磁石により発生される渦電流
による磁界で前記プランジャの振動を減衰させることを
特徴とする。
【0011】本願の請求項2に記載の制御弁は、請求項
1の制御弁において、プランジャの外周にリング状に溝
が設けられ、前記溝のリング状の径方向に前記永久磁石
が設けられ、前記永久磁石が前記溝を囲繞するようにな
されている
【0012】本願の請求項3に記載の制御弁は、請求項
1または2の制御弁において、前記プランジャの頭部
と、この頭部と対向するヨークの一部との間には、磁気
ギャップが設けられていることを特徴とする。
【0013】本願の請求項に4記載の制御弁は、請求項
1乃至3のいずれかに記載の制御弁において、前記コイ
ル、永久磁石及び磁性体が、円筒状のコイルケースによ
り覆われており、このコイルケースと永久磁石の間に
は、永久磁石による磁界が前記コイルケースへ回り込ま
ぬようにする空隙が設けられている
【0014】
【作用】本願の請求項1に記載の制御弁は、以上の通り
に構成されるので、ヨークの外周に設けられている永久
磁石から出た磁界が、プランジャ内を通るため、プラン
ジャの動く速度に応じてプランジャ中にはこの動きを阻
止する方向にうず電流による磁界が発生する。つまり一
種のダンパーとして作用し、プランジャの振動をおさ
え、素早く所定位置で停止することが可能となる。
【0015】本願の請求項2に記載の制御弁は、以上の
通りに構成されるので、永久磁石から出る磁界がプラン
ジャに通るとき、永久磁石とプランジャの間の磁器回路
の抵抗が最も小さくなる位置にプランジャの溝部を保持
しようとするため万一ディスクスプリングが破損した場
合にもプランジャの脱落が防止できる。
【0016】本願の請求項3に記載の制御弁は、以上の
通りに構成されるので、円筒状のヨークの外周にリング
状の永久磁石を配置することにより、容易に、磁界によ
るダンパーの機能が実現できる。
【0017】本願の請求項4に記載の制御弁は、以上の
通りに構成されるので、永久磁石の一方の磁極から出た
磁界をプランジャを通して永久磁石の別の磁極に、最短
距離で戻すことができ、プランジャ以外への磁界のもれ
を少なくして効率的に磁界によりにダンパーの機能が実
現できる。
【0018】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明に係る制御
弁を説明する。各図において、同一の構成要素には同一
の符号を付し重複する説明を省略する。図1には、本発
明の実施例に係る制御弁の断面図が示されている。この
制御弁は、横長の直方体のベース1に円柱状のコイルケ
ース2が立設された構成を有する。ベース1には、円柱
状に繰り抜かれた弁室3が形成されており、この弁室3
に通じる入り側の穴4及び出側の穴5が穿設されてい
る。出側の穴5は、ベース1の端部において大径に形成
されている。
【0019】ベース1の弁室3の底部には、出側の穴5
に通じる縦穴6が形成されている。縦穴6の上部内周に
は、ネジが形成されており、中央部に縦穴が形成された
弁座7が螺設されている。弁座7の上部には、プランジ
ャ8にアーム10を介してディスクスプリング14と結
合されている弁頭9が設けられ、プランジャの上方に
は、円柱状のヨーク上部11が設けられ、このヨーク上
部11には、下部においてフランジ部13を有する中空
のヨーク下部12が溶着されている。フランジ部13の
周縁部中央には、リング18を装着する溝部が形成され
ており、また、底面には適宜箇所に上方に向かうネジ穴
が形成されている。フランジ部13の底面には、ディス
クスプリング14が固定リング15により押さえられ
て、ネジ16により固定されている。
【0020】ヨーク上部11の頭部には周縁にネジが形
成されたネジ体17が設けられ、ネジ自体17には、内
周面及び外周面にネジが形成されたスパン調整用のリン
グネジ19が螺合されている。このリングネジ19は、
コイルケース2の上部中央の穴に形成されたネジに対し
ても螺合され、このリングネジ19の捩じ込みにより、
ネジ自体17から下方の弁頭9までを引上げまたは押し
込み、スパンを調整可能となっている。つまり、弁部を
開放するセット力を調整できる。コイルケース2の上部
にはコイル20が設けられ、下部の内周部にはネジが形
成されている。ベース1の弁室3の上部には、上部に細
径のリングを下部に太径のリングとを重ねた如くの基部
リング21が、図示せぬネジにより固定されている。基
部リング21の上部外周面には、ネジが形成されてお
り、コイルケース2を螺合立設している。基部リング2
1の上部であって、ヨーク下部12の外周所定位置に
は、リング状の軸方向に着磁された永久磁石22が嵌め
込まれており、その永久磁石22の上部には、永久磁石
22から出る磁界をプランジャ側に導く磁性体のリング
23が設けられている。つまり、コイルケース2の内部
で基部リング21コイル20とリング23により、永久
磁石22から出る磁界をプランジャ8に導く磁気回路を
構成している。また、プランジャ8の頭部には、センタ
リングスプリング24が設けられ、更にその上方は磁気
ギャップ25となっている。リング状の永久磁石22と
コイルケース2との間には空隙が設けられ、永久磁石2
2から出た磁界がコイルケース2へ回り込むのを防止し
ている。
【0021】永久磁石22は上方がN極、下方がS極と
されている。このため、プランジャ8の近傍において
は、図2の矢印により示されるように、磁界は、永久磁
石22から発して、リング23を介してプランジャ8の
側面からプランジャ8内に入り、プランジャ8内を軸方
向に進み、再びプランジャ8の側面に抜けて永久磁石2
2に帰る。このとき、リング23は、永久磁石22によ
る磁界が外部に漏れて磁気ギャップ25を通ることの無
いように設けられている。もし、磁界の漏れが多くな
り、磁界が磁気ギャップ25側に回ると、コイル20に
通電を行わぬ状態においても、プランジャ8が磁気ギャ
ップ25方向に引き付けられ、所望の初期状態を得られ
なくなる。
【0022】上記構成の制御弁において、プランジャ8
が図3の矢印X方向に動くと、動く速度に応じてプラン
ジャ8の内部には、図示の通りの渦電流が生じる。この
渦電流は、プランジャ8の動きを阻止するように磁界を
発生させ、このときプランジャ8は移動速度に応じた反
力を受けることになる。従って、従来例における運動方
程式(1)は、ここでは、次の(3)式に代えられるこ
とになる。
【0023】 m(d2 t/dt2 )=−K1 x−K2 (dx/dt)・・・・(3) これを変形すると、 (d2 t/dt2 )+(K2 /m)(dx/dt)+(K1 /m)x… (3)’ ここで、ディスクスプリング14のバネ定数K1 は、前
述の反力よりも相当大きくなければ、バルブとして機能
しないことから、 (K1 /m)2 >(4K2 /m)・・・・(4) が成り立ち、このとき、式(3)の解は、 x=exp(−αt)×sin(βt+γ)・・・・(5) ここに、α、β、γは、定数である。
【0024】即ち、プランジャ8は式(5)により表さ
れるような減衰振動の運動を行い、ハンチングが生じに
くいことが判る。
【0025】また、上記実施例の制御弁のコイル20に
通電すると、磁界は図4に矢印で示す如くに発生し、プ
ランジャ8が磁気ギャップ25の方向に引き付けられ
る。このとき、永久磁石22による磁界とコイル20に
よる磁界とは、方向が逆であるとプランジャ8の吸引力
が弱まり、また、方向が同一であるときには、吸引力が
強まる。いずれの場合においても、永久磁石22の磁界
がプランジャ8から外部に漏れる度合いが少なければ、
いずれの場合も、振動を減衰させる効果が生じることは
言うまでもない。従って、通電時にコイル20に流す電
流の方向は、制御弁の制御の目的に応じて適宜選択し得
る。
【0026】また、永久磁石22の配置の位置が、プラ
ンジャ8の中央部からずれている場合などで、プランジ
ャ8の動きによりプランジャ8に生じる渦電流が外部に
磁界を生じるとき、或いは、永久磁石22の磁界がプラ
ンジャ8外に漏れ、この磁界がプランジャ8の動きによ
り変化するときには、コイル20に誘導起電力Eが発生
する。従って、この場合には、通電によりコイル20に
流す電流の方向を、プランジャ8が吸引方向に動いたと
きに生ずる誘導起電力の向きと逆になるように、制御す
ることにより、プランジャ8のハンチングをより発生し
にくくできることになる。
【0027】なお、上記実施例においては、コイル20
に流す電流の方向を一定とし、その大きさによりバルブ
のリフト量を調整するようにしたが、他の実施例では、
プランジャ8の動きによってコイルに生じる誘導起電力
をコイル20の図示せぬ電流駆動回路にフィードバック
するように構成する。このような構成によれば、プラン
ジャ8の動きによってコイルに生じる誘導起電力に応じ
てコイル20の電流が制御され、プランジャ8の動きを
安定化させることが容易になる。
【0028】なお、図1の実施例のおいて、プランジャ
8の外径を10mm、ディスクスプリングの厚みを0.3
mmとしたとき、振動周波数は約300Hzである。永
久磁石22は、プランジャ8外部への磁界の漏れを少な
くするため、小形で強力なストロンチウム(Sr)、ネ
オジウム(Nd)系の永久磁石が適している。更に、コ
イル20は3000ターンのものを用い、0.2Aの通
電により最大で約3.5Kgの吸引力を得ることができ
る。
【0029】図5には、本発明の他の実施例に係る制御
弁に用いられるプランジャ8Aの構成が示されている。
このプランジャ8Aには、永久磁石22に対応する位置
に断面がV字状の溝部30が形成されており、プランジ
ャ8が溝部30の位置からずれると、溝部30において
磁気抵抗が高くなることにより、この溝部30の部分が
永久磁石22の位置に戻る。この実施例によれば、ディ
スクスプリング14が破壊した場合においても、コイル
22の通電を停止することにより、プランジャの溝部3
0と永久磁石22とが対向する位置に復帰し、故障の場
合の信頼性を向上させる。
【0030】図6には、本発明の実施例に係る制御弁5
0(図1または、図5のプランジャ8Aを用いたもの)
を適用した流体流量制御システムが示されている。この
システムでは、流体の流路が形成されたベース60に流
量センサ61及び制御弁50が設けられている。流量セ
ンサ61により検出された検出流量信号はコンパレータ
51の一方の入力端子に送出され、コンパレータ51の
他方の入力端子には入力端子52から設定流量信号が与
えられている。コンパレータ51は、設定流量信号と流
量センサ61からの検出流量信号との差に応じた電流
を、制御弁50のコイル20に対して流す。これによ
り、制御弁50の弁部のオリフィスが、設定流量に等し
くなるように制御される。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1に記
載の制御弁によれば、プランジャの動く速度に応じて発
生するうず電流による磁界の発生によるダンパー作用で
プランジャの振動を抑え、所定位置への素早い停止を実
現する。また構成も簡単である。更に、本願の請求項2
に記載の制御弁によれば、永久磁石がプランジャの溝部
の位置を保持し、所定位置への復旧を適切に行うことが
できる。
【0032】
【0033】以上説明したように本願の請求項3に記載
の制御弁によれば、円筒状のヨークとリング状の永久磁
石という簡単な構成で所定位置への復旧を行うことがで
きる。
【0034】以上説明したように本願の請求項4に記載
の制御弁によれば、軸方向へ向った磁界がプランジャか
ら最短距離でループし、構成が簡単でありながら、振動
を早く抑える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る制御弁の構成を示す断面
図。
【図2】本発明の実施例に係る制御弁のコイル非通電時
におけるプランジャ部分の磁束を示す図。
【図3】本発明の実施例に係る制御弁のプランジャの移
動時に生じる渦電流を示す図。
【図4】本発明の実施例に係る制御弁のコイル通電時に
おける磁束を示す図。
【図5】本発明の他の実施例に係る制御弁のプランジャ
の構成を示す図。
【図6】本発明の実施例に係る制御弁を適用した流体流
量制御システムの構成図。
【図7】従来の制御弁の構成を示す図。
【符号の説明】
1 ベース 2 コイルケ
ース 3 弁室 7 弁座 8、8A プランジャ 9 弁頭 11 ヨーク上部 12 ヨーク
下部 20 コイル 21 基部リ
ング 22 永久磁石 23 リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−234672(JP,A) 特開 平2−256936(JP,A) 特開 昭63−140187(JP,A) 特開 平4−170009(JP,A) 実開 平3−17385(JP,U) 特公 昭56−10772(JP,B2) 特公 昭53−534(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 31/06 - 31/11 H01F 7/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状をなすヨーク上部の下側に設けら
    れた中空のヨーク下部と、このヨーク下部における中空
    の分に設けられたプランジャと、このプランジャにおけ
    る下側に連結された弁頭と、この弁頭に対向する位置に
    設けられた弁座と、前記ヨーク下部の上側部分と前記ヨ
    ーク上部とを囲むように設けられたコイルとを有し、前
    記プランジャと前記弁頭とが前記ディスクスプリングを
    介して連結されており、前記コイルにより発生された磁
    界により、前記ヨーク下部内にある磁性体からなる前記
    プランジャを駆動して、前記弁頭を前記ディスクスプリ
    ングの付勢力に抗して前記プランジャの運動で移動させ
    てバルブのリフト量を調整することにより流量調整可能
    な制御弁において、 永久磁石を、前記ヨーク下部の外周に設けると共に、前
    記永久磁石による磁界が前記プランジャから漏れないよ
    うに前記ヨーク下部の外周において前記永久磁石を前記
    プランジャの運動方向の両側から挟む2つの磁性体を設
    け、これら2つの磁性体と前記磁石とによる構成を前記
    コイルの下端部に位置させて、前記プランジャの運動時
    に前記永久磁石により発生される渦電流による磁界で前
    記プランジャの振動を減衰させることを特徴とする制御
    弁。
  2. 【請求項2】 プランジャの外周にリング状に溝が設け
    られ、前記溝のリング状の径方向に前記永久磁石が設け
    られ、前記永久磁石が前記溝を囲繞するようになされて
    いることを特徴とする請求項1に記載の制御弁。
  3. 【請求項3】 前記プランジャの頭部と、この頭部と対
    向するヨーク上部との間には、磁気ギャップが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1または2に記載の制御
    弁。
  4. 【請求項4】 前記コイル、永久磁石及び磁性体が、円
    筒状のコイルケースにより覆われており、このコイルケ
    ースと前記永久磁石の間には、前記永久磁石による磁界
    が前記コイルケースへ回り込まぬようにする空隙が設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の制御弁。
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