JP2003269643A - ソレノイドバルブ - Google Patents

ソレノイドバルブ

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JP2003269643A
JP2003269643A JP2002075538A JP2002075538A JP2003269643A JP 2003269643 A JP2003269643 A JP 2003269643A JP 2002075538 A JP2002075538 A JP 2002075538A JP 2002075538 A JP2002075538 A JP 2002075538A JP 2003269643 A JP2003269643 A JP 2003269643A
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Japan
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coil
connector
sleeve
seal member
solenoid valve
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JP2002075538A
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Ichiro Hirata
一朗 平田
Kazuaki Nagayoshi
一明 永吉
Akira Ono
晃 小野
Makoto Hora
誠 洞
Yoshinari Kasagi
好成 笠置
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
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    • F16K31/0603Multiple-way valves
    • F16K31/061Sliding valves
    • F16K31/0613Sliding valves with cylindrical slides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立完成時にシール部材のシール性を検出で
きるソレノイドバルブを提供する。 【解決手段】 シール部材4が流体の漏れを防止したコ
イル21及びコネクタ28が配置された領域側で、シー
ル部材4からコネクタ28の端子28a近傍へ通じる通
路Aを備える。このため、通路Aから組立完成時に直
接、シール部材4の気密試験を行うことができ、組立完
成時にシール部材4に損傷、噛み込み、欠品等があるか
どうかの検出が可能であり、シール部材4のシール性を
検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種流体圧力制御
等に用いられるソレノイドバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のソレノイドバルブとして
は、例えば、図3に示すものがある。図3は従来技術に
係るソレノイドバルブの概略構成断面図である。
【0003】ソレノイドバルブ101は、ソレノイド部
102とバルブ部103とから構成される。
【0004】ここで、バルブ部103は、図示の例では
スプールバルブの場合を示しており、バルブスリーブ1
31の内部にスプール132が往復動自在に備えられて
おり、このスプール132のストロークに応じてバルブ
スリーブ131に形成した弁の開口面積が変化するた
め、ソレノイド部102によりスプール132のストロ
ーク量を制御することによって流体の流入量や流出量を
制御できる構成となっている。
【0005】ソレノイド部102は、通電により磁界を
発生する略円筒状のコイル121と、移動可能なプラン
ジャ122と、コイル121への通電によって発生した
磁界により磁気回路が形成されることでプランジャ12
2を磁気的に吸引するセンタポスト123と、プランジ
ャ122の駆動をスプール132に伝達するためにプラ
ンジャ122に連結されたロッド124と、を備える。
【0006】また、内部にプランジャ122を充填して
プランジャ122の軸受となる一端を開口し他端を閉塞
した略有底筒状の金属製のスリーブ125と、コイル1
21とスリーブ125の間に介在するアッパプレート1
26と、ソレノイドバルブ101本体を所定の位置に固
定する取付部127aを有するブラケット127と、を
備える。
【0007】スリーブ125の閉塞端の隣には、コイル
121と電線121aでつながれてコイル121に電力
供給を行うための端子128aを有するコネクタ128
を備える。
【0008】そして、コイル121,プランジャ12
2,センタポスト123,スリーブ125,ブラケット
127,コネクタ128を含む各種構成部材を内包する
ケース部材129を備える。
【0009】さらに、コイル121が巻かれるボビン1
40と、プランジャ122がセンタポスト123から離
間しやすくするためのシム141と、ロッド124の軸
受142と、を備える。
【0010】一方、バルブ部103側ではあるが、スプ
ール132に固定された金具133を付勢することによ
ってスプール132と共にロッド124を介してプラン
ジャ122をセンタポスト123から離間させる方向に
付勢するスプリング134を備える。
【0011】なお、コイル121やボビン140はモー
ルドによってAssy化され、モールドコイルサブAs
syを構成している。
【0012】ここで、図3に示すソレノイドバルブ10
1は、スリーブ125の開口端につば部125aをケー
ス部材129の内周面付近まで伸ばした構成となってお
り、つば部125aをブラケット127に近接する位置
から湾曲させて段部を形成してブラケット127から離
して外径方向に伸ばしており、つば部125aとブラケ
ット127とケース部材129の内周面とによって略円
筒状の環状空間150を形成している。
【0013】この環状空間150にはシール部材104
が配置される。シール部材104は、バルブ部103内
部からコイル121及びコネクタ128の配置された領
域側への流体の漏れを防止すると共に、外部からのコイ
ル121の絶縁不良の原因またはショートの原因となる
水等の異物の侵入を防止する。
【0014】次に、ソレノイドバルブ101の動作につ
いて説明する。
【0015】プランジャ122は、通常状態、すなわち
コイル121に通電していない状態では、センタポスト
123から離間する方向に位置している。このとき、金
具133がスプリング134に付勢されることによって
スプール132をソレノイド部102方向に押し付け
て、ロッド124がソレノイド部102方向に押し込ま
れてプランジャ122はセンタポスト123から離間さ
れる。
【0016】そして、コイル121を通電することによ
って、コイル121の周りに磁路(ケース部材129,
アッパプレート126,プランジャ122,センタポス
ト123,ブラケット127によって形成される磁路)
が形成され、スプリング134の付勢力に反してプラン
ジャ122がセンタポスト123に磁気的に吸引され
る。
【0017】したがって、コイル121に通電する電流
の大きさによって磁気力を制御し、これによりプランジ
ャ122の移動量に基づいてスプール132のストロー
ク量を制御して流体の流量を調節し、油圧制御などの各
種流体圧力制御等を行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来技術のソレノイドバルブ101においては、シー
ル部材104でコイル121やコネクタ128等の配置
された領域であるシール対象領域をシールするが、組立
完成時はシール対象領域内で各部品間の樹脂と金属等が
密着しており、シール部材104以外でもシールを行っ
てしまっている状態となっている。
【0019】このため、組立完成時に気密試験を行って
もシール部材104に損傷、噛み込み、欠品等があるか
どうかの検出は困難であった。
【0020】そして、このソレノイドバルブを市場で使
用していると熱履歴が加わり、シール対象領域内の各部
品間の樹脂と金属等の密着部分が熱膨張差から剥離して
隙間が生じる。そして、シール部材104が損傷、噛み
込み、欠品等している場合には、図4に示すように、コ
イル121とケース部材129との隙間、電線121a
の周り、端子128aの周りを経る漏れ経路Bが形成さ
れ、流体の漏れが生じてしまう。
【0021】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、組立
完成時にシール部材のシール性を検出できるソレノイド
バルブを提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、コイルによって発生した磁界によ
ってプランジャを磁気吸引するセンタポストを備えたソ
レノイドバルブにおいて、前記コイルとの間を電線でつ
ながれて前記コイルへ電力供給を行うための端子を有す
るコネクタと、前記コイル及び前記コネクタが配置され
た領域側への流体の漏れを防止するシール部材と、該シ
ール部材が流体の漏れを防止した前記コイル及び前記コ
ネクタが配置された領域側で、前記シール部材から前記
コネクタの端子近傍へ通じる通路と、を備えたことを特
徴とする。
【0023】通電により磁界を発生するコイルと、該コ
イルの内径側に配置され、一端を開口端として該開口端
に外向きのつば部を有し、他端を閉塞したスリーブと、
該スリーブ内の閉塞した他端側で移動可能なプランジャ
と、前記スリーブの開口端側に配置され、前記コイルに
よって発生した磁界によって前記プランジャを磁気吸引
するセンタポストと、該センタポストを固定し、前記ス
リーブのつば部と並んで外径方向に拡がるプレートと、
前記スリーブの閉塞した他端の隣に配置され、前記コイ
ルとの間を電線でつながれて前記コイルへ電力供給を行
うための端子を有するコネクタと、前記スリーブのつば
部及び前記プレートの外径方向を遮蔽し、前記スリーブ
のつば部と前記プレートとの間に環状空間を形成するケ
ースと、該環状空間に配置され、前記スリーブのつば部
と前記ケースとの間を密封して前記コイル及び前記コネ
クタが配置された領域側への流体の漏れを防止するシー
ル部材と、該シール部材が流体の漏れを防止した前記コ
イル及び前記コネクタが配置された領域側で、前記シー
ル部材から前記コネクタの端子近傍へ通じる通路と、を
備えたことを特徴とする。
【0024】この構成では、シール部材が流体の漏れを
防止したコイル及びコネクタが配置された領域側に形成
された通路から組立完成時に直接シール部材の気密試験
を行うことができ、組立完成時にシール部材に損傷、噛
み込み、欠品等があるかどうかの検出が可能であり、シ
ール部材のシール性を検出できる。
【0025】ここで、通路が通じたコネクタの端子近傍
は、相手側防水コネクタと接続されると、端子近傍が外
部から密封されるため、コネクタ側から通路への水等の
侵入が防げる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0027】図1〜図2を参照して、本発明の実施の形
態に係るソレノイドバルブについて説明する。図1は実
施の形態に係るソレノイドバルブの概略構成断面図であ
る。図2は実施の形態に係るソレノイドバルブでシール
部材に通じる通路を示した概略構成断面図である。
【0028】ソレノイドバルブ1は、ソレノイド部2と
バルブ部3とから構成される。
【0029】ここで、バルブ部3は、図示の例ではスプ
ールバルブの場合を示しており、バルブスリーブ31の
内部にスプール32が往復動自在に備えられており、こ
のスプール32のストロークに応じてバルブスリーブ3
1に形成した弁の開口面積が変化するため、ソレノイド
部2によりスプール32のストローク量を制御すること
によって流体の流入量や流出量を制御できる構成となっ
ている。
【0030】ソレノイド部2は、通電により磁界を発生
する略円筒状のコイル21と、移動可能なプランジャ2
2と、コイル21への通電によって発生した磁界により
磁気回路が形成されることでプランジャ22を磁気的に
吸引するセンタポスト23と、プランジャ22の駆動を
スプール32に伝達するためにプランジャ22に連結さ
れたロッド24と、を備える。
【0031】また、内部にプランジャ22を充填してプ
ランジャ22の軸受となる一端を開口し他端を閉塞した
略有底筒状の金属製のスリーブ25と、コイル21とス
リーブ25の間に介在するアッパプレート26と、ソレ
ノイドバルブ1本体を所定の位置に固定する取付部27
aを有するプレートとしてのブラケット27と、を備え
る。
【0032】スリーブ25は、コイル21の内径側に配
置され、一端の開口端に外向きのつば部25aを有す
る。また、このスリーブ25内の他端側の閉塞端(底)
側に、プランジャ22を配置している。
【0033】ブラケット27は、センタポスト23を固
定し、外径方向に拡がっている。
【0034】スリーブ25の閉塞端の隣には、コイル2
1と電線でつながれてコイル21に電力供給を行うため
の端子28aを有するコネクタ28を備える。
【0035】そして、コイル21,プランジャ22,セ
ンタポスト23,スリーブ25,ブラケット27,コネ
クタ28を含む各種構成部材を内包するケース部材29
を備える。
【0036】さらに、コイル21が巻かれるボビン40
と、プランジャ22がセンタポスト23から離間しやす
くするためのシム41と、ロッド24の軸受42と、を
備える。
【0037】一方、バルブ部3側ではあるが、スプール
32に固定された金具33を付勢することによってスプ
ール32と共にロッド24を介してプランジャ22をセ
ンタポスト23から離間させる方向に付勢するスプリン
グ34を備える。
【0038】なお、コイル21やボビン40はモールド
によってAssy化され、モールドコイルサブAssy
を構成している。
【0039】ここで、図1に示すソレノイドバルブ1
は、スリーブ25の開口端につば部25aをケース部材
29の内周面付近まで伸ばした構成となっており、つば
部25aをブラケット27に近接する位置から湾曲させ
て段部を形成してブラケット27から離してブラケット
27に並んで外径方向に伸ばしており、つば部25aと
ブラケット27とつば部25a及びブラケット27の外
径方向を遮蔽するケース部材29の内周面とによって略
円筒状の環状空間50を形成している。
【0040】この環状空間50にはシール部材4が配置
される。シール部材4は、バルブ部3内部からコイル2
1及びコネクタ28の配置された領域側への流体の漏れ
を防止すると共に、外部からのコイル21の絶縁不良の
原因またはショートの原因となる水等の異物の侵入を防
止する。
【0041】そして、シール部材4が流体の漏れを防止
したコイル21及びコネクタ28が配置された領域側
で、シール部材4からコネクタ28の端子28a近傍へ
通じる通路Aを備える。
【0042】通路Aは、図2に示すような経路であり、
つば部25aに隣接するボビン40の外側から内側へ抜
けるスリット5、ボビン40とスリーブ25の間、アッ
パプレート26とスリーブ25の間、コネクタ28とス
リーブ25の閉塞端の間、コネクタ28の端子28aに
沿った貫通孔6によって形成されている。
【0043】スリット5は、つば部25aに隣接するボ
ビン40が接触しているため、ボビン40の一部を削っ
て形成されている。
【0044】コネクタ28の貫通孔6は、内部から端子
28a近傍に貫通し、端子28a近傍で外部へ通じてい
る。
【0045】このため、通路Aは、シール部材4からコ
ネクタ28の端子28a近傍の外部へ直接通じている。
【0046】次に、ソレノイドバルブ1の動作について
説明する。
【0047】プランジャ22は、通常状態、すなわちコ
イル21に通電していない状態では、センタポスト23
から離間する方向に位置している。このとき、金具33
がスプリング34に付勢されることによってスプール3
2をソレノイド部2方向に押し付けて、ロッド24がソ
レノイド部2方向に押し込まれてプランジャ22はセン
タポスト23から離間される。
【0048】そして、コイル21を通電することによっ
て、コイル21の周りに磁路(ケース部材29,アッパ
プレート26,プランジャ22,センタポスト23,ブ
ラケット27によって形成される磁路)が形成され、ス
プリング34の付勢力に反してプランジャ22がセンタ
ポスト23に磁気的に吸引される。
【0049】したがって、コイル21に通電する電流の
大きさによって磁気力を制御し、これによりプランジャ
22の移動量に基づいてスプール32のストローク量を
制御して流体の流量を調節し、油圧制御などの各種流体
圧力制御等を行う。
【0050】なお、この図1に示す構成においては、一
般的なソレノイドバルブのようにプランジャの両端側で
それぞれ軸受を行うような構造ではなく、スリーブ25
によってプランジャ22を軸受する構成であるため、軸
出しにかかわる部材(プランジャ22,ロッド24,セ
ンタポスト23,スリーブ25及びロッド24の軸受4
2の5個)の数が比較的少ないため寸法管理の負担が少
なく、また、プランジャの両端側でそれぞれ軸受構造を
必要とする場合に比べて、軸方向を小型化することがで
きるという利点がある。
【0051】以上説明したソレノイドバルブ1では、シ
ール部材4が流体の漏れを防止したコイル21及びコネ
クタ28が配置された領域側に形成された通路Aから組
立完成時に直接、シール部材4の気密試験を行うことが
でき、組立完成時にシール部材4に損傷、噛み込み、欠
品等があるかどうかの検出が可能であり、シール部材4
のシール性を検出できる。
【0052】気密試験は、水中にソレノイドバルブ1を
沈めた状態で、コネクタ28の端子28a近傍の外部か
ら通路Aを介して直接気体等を吹き込み、バルブ部3側
等から気体のもれをチェックすることでシール部材4の
シール性を検出すればよい。
【0053】ここで、通路が通じたコネクタ28の端子
28a近傍は、外部に露出しているが、相手側防水コネ
クタと接続されると、端子28a近傍が外部から密封さ
れるため、使用時においてはコネクタ28側から通路A
への水等の侵入が防げる。
【0054】このため、コネクタ28側から通路Aへの
水等の侵入し、コイル21がショートや絶縁性低下等す
ることを防止できる。
【0055】次に、本実施の形態に係るソレノイドバル
ブ1の好適な適用例について説明する。
【0056】自動車等のエンジンにおいては、エンジン
の吸排気バルブをカムシャフトの回転によってバルブ開
閉を行うが、運転状態(高速・低速)によって、バルブ
のタイミングを適切に制御することによって、燃費が向
上し、高い排ガス清浄化を得ることが可能になる。
【0057】このバルブタイミングの制御は、カムシャ
フトを回転方向にずらして、位相を変えることにより行
うことができ、これをソレノイドバルブによって行う技
術が公知技術として知られている。
【0058】ここで、カムシャフトを回転方向にずらす
ために、ソレノイドバルブによる油圧制御を行うことに
なるが、配置スペース等の関係からエンジンオイルの流
路の経路上にソレノイドバルブが設置されて、エンジン
オイルを利用するのが一般的である。
【0059】従来、オンオフ制御を行うソレノイドバル
ブを用いることによって、高速時と低速時の2種類の状
態に分けて制御を行うことがなされていたが、近年、よ
り高精細な制御を行うべく、リニア制御が可能なソレノ
イドバルブが用いられるようになっている。
【0060】そこで、上述した本発明の実施の形態に係
るソレノイドバルブをこのようなバルブタイミングコン
トロール(VTC)用のリニア制御ソレノイドバルブと
して好適に用いることが可能となる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、シール
部材が流体の漏れを防止したコイル及びコネクタが配置
された領域側に形成された通路から組立完成時に直接シ
ール部材の気密試験を行うことができ、組立完成時にシ
ール部材に損傷、噛み込み、欠品等があるかどうかの検
出が可能であり、シール部材のシール性を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るソレノイドバルブを示す概略
構成断面図である。
【図2】実施の形態に係るソレノイドバルブでシール部
材に通じる通路を示す概略構成断面図である。
【図3】従来技術のソレノイドバルブを示す概略構成断
面図である。
【図4】従来技術のソレノイドバルブで漏れ経路を示す
概略構成断面図である。
【符号の説明】
1 ソレノイドバルブ 2 ソレノイド部 3 バルブ部 4 シール部材 5 スリット 6 貫通孔 21 コイル 22 プランジャ 23 センタポスト 24 ロッド 25 スリーブ 25a つば部 26 アッパプレート 27 ブラケット 27a 取付部 28 コネクタ 28a 端子 29 ケース部材 31 バルブスリーブ 32 スプール 33 金具 34 スプリング 40 ボビン 41 シム 42 軸受 50 環状空間 A 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 晃 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌオーケー株式会社内 (72)発明者 洞 誠 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌオーケー株式会社内 (72)発明者 笠置 好成 神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目3番1号 エヌオーケー株式会社内 Fターム(参考) 3G018 AB02 AB03 AB16 BA12 BA14 BA29 BA32 BA33 BA34 BA36 CA12 CA18 CB01 DA34 DA57 DA58 DA67 DA83 DA86 FA01 FA02 FA06 FA07 GA17 GA18 GA23 GA25 GA39 GA40 3H106 DA03 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC09 DD09 EE39 GA06 GD04 KK03 KK17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルによって発生した磁界によってプラ
    ンジャを磁気吸引するセンタポストを備えたソレノイド
    バルブにおいて、 前記コイルとの間を電線でつながれて前記コイルへ電力
    供給を行うための端子を有するコネクタと、 前記コイル及び前記コネクタが配置された領域側への流
    体の漏れを防止するシール部材と、 該シール部材が流体の漏れを防止した前記コイル及び前
    記コネクタが配置された領域側で、前記シール部材から
    前記コネクタの端子近傍へ通じる通路と、を備えたこと
    を特徴とするソレノイドバルブ。
  2. 【請求項2】通電により磁界を発生するコイルと、 該コイルの内径側に配置され、一端を開口端として該開
    口端に外向きのつば部を有し、他端を閉塞したスリーブ
    と、 該スリーブ内の閉塞した他端側で移動可能なプランジャ
    と、 前記スリーブの開口端側に配置され、前記コイルによっ
    て発生した磁界によって前記プランジャを磁気吸引する
    センタポストと、 該センタポストを固定し、前記スリーブのつば部と並ん
    で外径方向に拡がるプレートと、 前記スリーブの閉塞した他端の隣に配置され、前記コイ
    ルとの間を電線でつながれて前記コイルへ電力供給を行
    うための端子を有するコネクタと、 前記スリーブのつば部及び前記プレートの外径方向を遮
    蔽し、前記スリーブのつば部と前記プレートとの間に環
    状空間を形成するケースと、 該環状空間に配置され、前記スリーブのつば部と前記ケ
    ースとの間を密封して前記コイル及び前記コネクタが配
    置された領域側への流体の漏れを防止するシール部材
    と、 該シール部材が流体の漏れを防止した前記コイル及び前
    記コネクタが配置された領域側で、前記シール部材から
    前記コネクタの端子近傍へ通じる通路と、を備えたこと
    を特徴とするソレノイドバルブ。
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