JP2009127692A - リニアソレノイド装置および電磁弁 - Google Patents

リニアソレノイド装置および電磁弁 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁弁の性能をより向上させる。
【解決手段】プランジャを摺動自在に支持する第2のコア35と、プランジャの端部を収容可能な凹部34cが形成された第1のコア34とを環状に形成されたステンレススチールなどの非磁性体33により同軸に接合する。非磁性体33の内周面33dと第2のコア35の内周面35bは、非磁性体33と第2のコア35とをろう付けなどにより接合した後に内壁を切削加工することにより段差のない面一となるよう形成する。これにより、非磁性体33の内周面33dを第2のコア35の内周面35bと共にプランジャを摺動自在に支持する摺動面として機能させることができるから、プランジャの摺動性を向上させることができる。この結果、磁気クリアランスを小さくすることができ、電磁弁の性能を向上させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、通電可能なコイルと、可動子と、該可動子の一端部を収容可能な凹部が形成された磁性部材としての第1の固定子と、前記可動子を摺動自在に支持する内周面が形成された磁性部材としての第2の固定子と、前記第1の固定子と前記第2の固定子とを同軸に連結する環状の非磁性部材と、を備え、前記コイルへの通電を伴って前記可動子に対して前記第1の固定子側に作用する吸引力により駆動可能なリニアソレノイド装置およびこれを備える電磁弁に関する。
従来、この種の電磁弁としては、プランジャと、プランジャを摺動自在に支持する内周面が形成されたヨークと、プランジャの移動によりプランジャの先端を収容可能な凹部が形成されると共に外径が所定角度で傾斜するテーパ部が形成されたコアとを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電磁弁では、ヨークとコアとを非磁性体としての円筒状のステンレスリングにより連結しており、ヨークとコアとを磁気的に分離すると共に互いを同軸に保持しようとしている。
特開2006−118701号公報
上述したタイプの電磁弁では、プランジャの摺動性が十分でない場合には、摺動性を確保するためにヨークの内周面とプランジャの外周面との間の磁気クリアランスを比較的大きく設定しなければならないから、磁気効率が低下してしまう。磁気効率の低下は、プランジャの吸引力の低下を招くから、要求されるプランジャの吸引力を確保するためにはソレノイドを大型化しなければならない。
本発明のリニアソレノイド装置および電磁弁は、可動子の摺動性を良好なものとして装置の性能をより向上させることを主目的とする。
本発明のリニアソレノイド装置および電磁弁は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のリニアソレノイド装置は、
通電可能なコイルと、可動子と、該可動子の一端部を収容可能な凹部が形成された磁性部材としての第1の固定子と、前記可動子を摺動自在に支持する内周面が形成された磁性部材としての第2の固定子と、前記第1の固定子と前記第2の固定子とを同軸に連結する環状の非磁性部材と、を備え、前記コイルへの通電を伴って前記可動子に対して前記第1の固定子側に作用する吸引力により駆動可能なリニアソレノイド装置であって、
前記非磁性部材は、該非磁性部材の内周面が前記第2の固定子の内周面と共に前記可動子が摺動自在な摺動面として機能するよう形成されてなる
ことを特徴とする。
この本発明のリニアソレノイド装置では、通電可能なコイルと、可動子と、可動子の一端部を収容可能な凹部が形成された磁性部材としての第1の固定子と、可動子を摺動自在に支持する内周面が形成された磁性部材としての第2の固定子と、第1の固定子と第2の固定子とを同軸に連結する環状の非磁性部材とを備え、コイルへの通電を伴って可動子に対して第1の固定子側に作用する吸引力により駆動可能なものにおいて、非磁性部材は、この非磁性部材の内周面が第2の固定子の内周面と共に可動子が摺動自在な摺動面として機能するよう形成されてなる。これにより、可動子の摺動性をより良好なものとすることができる。この結果、第2の固定子と可動子との間の磁気クリアランスを小さくすることができるから、磁気効率を向上させることができ、ひいては装置の性能をより向上させることができる。
こうした本発明のリニアソレノイド装置において、前記非磁性部材は、該非磁性部材の内周面と前記第2の固定子の内周面とが面一となるよう形成されてなるものとすることもできる。この態様の本発明のリニアソレノイド装置において、前記非磁性部材の内周面と前記第2の固定子の内周面は、両部材を一体的に接合した状態で内壁に加工を施すことにより形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、第1の固定子の内周面と第2の固定子の内周面と非磁性部材の内周面とを別々に加工して3つの部材を組み付けるものに比して第1の固定子と第2の固定子との同軸性をより向上させることができ、可動子の摺動性をより良好なものとすることができる。この結果、第2の固定子と可動子との間の磁気クリアランスを小さくすることができるだけでなく、部品精度上において第2の固定子と非磁性部材とを一体の部材として考えることができるからこれと第1の固定子との2つの部材間の製造誤差を考えれば良いため、第1の固定子の内周面をより可動子側に近づけることができ、第1の固定子と可動子との間の磁気クリアランスを小さくすることができ、磁気効率をさらに向上させることができる。
また、本発明のリニアソレノイド装置において、前記第1の固定子は、前記凹部の開口端に近いほど外径が小さくなるテーパ部が形成され、前記非磁性部材は、前記テーパ部に当接しないよう外周に形成された突き当て部で前記第1の固定子と接合されてなるものとすることもできる。こうすれば、第1の固定子や非磁性部材の製造公差に拘わらず第1の固定子と非磁性部材とを組み付けた際にテーパ部の精度を維持でき、所望の磁気効率を得ることができる。この態様の本発明のリニアソレノイド装置において、前記テーパ部の先端には、端面が所定肉厚の先端部が形成され、前記非磁性部材は、更に前記先端部に当接しないよう前記突き当て部で前記第1の固定子と接合されてなるものとすることもできる。こうすれば、先端部の精度も維持できるから、所望の磁気効率をより確実に得ることができる。
さらに、本発明のリニアソレノイド装置において、前記可動子は、外径が略均一の円柱部と前記第1の固定子側の端部に向かうほど外径が小さくなるテーパ部とからなり、前記テーパ部は、前記円柱部の可動範囲が前記摺動面を超えないよう形成されてなるものとすることもできる。こうすれば、可動子が多少傾いて摺動した場合であっても非磁性部材の端縁(エッジ)に当接することがなく、可動子のスムーズな摺動が損なわれることを抑制することができる。
本発明の電磁弁は、
上述した各態様のいずれかの本発明のリニアソレノイド装置と、該リニアソレノイド装置の駆動に伴って開閉する調圧バルブとを備える
ことを要旨とする。
この本発明の電磁弁では、上述した各態様のいずれかの本発明のリニアソレノイド装置を備えるから、本発明のリニアソレノイド装置が奏する効果と同様の効果、例えば、可動子の摺動性をより良好なものとすることができる効果や磁気効率をより向上させることができる効果、装置の性能をより向上させることができる効果、第1の固定子の内周面と第2の固定子の内周面と非磁性部材の内周面とを別々に加工して3つの部材を組み付けるものに比して第1の固定子と第2の固定子との同軸性をより良好なものとすることができる効果、第1の固定子や非磁性部材の製造公差に拘わらず第1の固定子と非磁性部材とを組み付けた際にテーパ部の精度を維持でき所望の磁気効率を得ることができる効果、可動子が多少傾いて摺動した場合であっても非磁性部材の端縁(エッジ)に当接することがなく可動子のスムーズな摺動が損なわれることを抑制することができる効果などを奏することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての電磁弁20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電磁弁20は、例えばオートマチックトランスミッションに組み込まれたクラッチやブレーキの油圧制御に用いられるリニアソレノイドバルブとして構成されており、図示するように、ソレノイド部30と、このソレノイド部30により駆動されて入力した油圧を調圧して出力する調圧バルブ部40とを備える。
ソレノイド部30は、底付き円筒部材としてのケース31と、ケース31の内周側に配置され絶縁性のボビン32aに絶縁導線が巻回されてなるコイル32と、ケース31の開口端部に外周部が固定されたフランジ部34aとフランジ部34aからコイル32の内周面に沿って軸方向に延伸された円筒部34bとからなる第1のコア34と、ケース31の底部に形成された凹部の内周面と接触すると共にコイル32の内周面に沿って第1のコア34の円筒部34bと所定間隔を隔てた位置まで軸方向に延伸された円筒状の第2のコア35と、第1のコア34と第2のコア35とを同軸に連結する環状の非磁性体33と、第2のコア35に挿入され第2のコア35の内周面を軸方向に摺動可能なプランジャ36と、第1のコア34の円筒部34bに挿入されプランジャ36の先端に当接すると共に円筒部34bの内周面を軸方向に摺動可能なシャフト38とを備える。また、ソレノイド部30は、コイル32からの端子がケース31の外周部に形成されたコネクタ部39に配策されており、この端子を介してコイル32への通電が行なわれる。
第1のコア34の円筒部34bの先端部には、内面にはシャフト38よりも大きな外径のプランジャ36の先端部が嵌挿可能に凹部34cが形成されており、外面には先端に向かうほど外径が小さくなるテーパ部34dが形成されている。この凹部34cには、プランジャ36が第1のコア34に直接当接しないよう非磁性材料により形成されたリング状のスペーサ37が配置されている。スペーサ37は、コイル32への通電を遮断したときに作用する残留磁気により第1のコア34からプランジャ36が離間しなくなるのを防止するためのものである。このスペーサ37の断面図を図2に示す。スペーサ37は、図示するように、外周面に丸みをもたせており、組み付け時にスペーサ37を第1のコア34の凹部34cに投入したときにスペーサ37が外周面で立つのを防止している。
ケース31と第1のコア34と第2のコア35とプランジャ36は、いずれも純度の高い鉄などの強磁性材料により形成されている。なお、プランジャ36は、外表面に例えばニッケルやリンなどの非磁性材を用いてメッキが施されており、これにより非磁性層が形成される。また、非磁性体33は、例えばステンレススチールや黄銅などの非磁性金属により形成されており、磁性体としての第1のコア34と第2のコア35とを磁気的に分離する。図3に、第1のコア34と第2のコア35と非磁性体33のそれぞれの断面斜視図を示し、図4に、第1のコア34と第2のコア35と非磁性体33とを組み付けた状態の断面斜視図を示す。
非磁性体33は、図3に示すように、軸方向の中央部と端部とで肉厚に変化をもたせた筒状の部材として形成されており、一端には内径r1をもつ薄肉部33aが形成され、他端には内径r2をもつ薄肉部33bが形成され、中央部には内径r3をもつ厚肉部33cが形成されている。第1のコア34には、薄肉部33aの内径r1と略同一の径の外径r4をもつ段差部34eが形成されており、この段差部34eに薄肉部33aを圧入することにより、非磁性体33と第1のコア34とを接合できるようになっている。ここで、第1のコア34の段差部34eに圧入される非磁性体33の薄肉部33aは、その先端の突き当て部33eを第1のコア34の段差部34eに突き当てた状態で厚肉部33cが第1のコア34のテーパ部34dとその先端部34fとに接触しないよう軸方向の長さが設計されている(図4の丸で囲む拡大図を参照)。実施例では、非磁性体33と第1のコア34の製造公差を考慮して厚肉部33cがテーパ部34dと先端部34fとに接触しない範囲内でできる限り隙間が生じないよう設計するものとした。なお、先端部34fは、プランジャ36のストロークに対して吸引力の変化の少ないフラットな吸引力特性が得られるようその肉厚が調整されている。また、第2のコア35には、薄肉部33bの内径r2と略同一の径の外径r5をもつ段差部35aが形成されており、この段差部35aに薄肉部33bを圧入することにより非磁性体33と第2のコア35とを接合できるようになっている。
非磁性体33の厚肉部33cは、図4に示すように、厚肉部33cの内周面33dと第2のコア35の内周面35bとが互いに段差のない面一となるよう肉厚が設計されている。実施例では、非磁性体33の形状と第2のコア35の形状とを冷間鍛造などのプレス加工により成形し、非磁性体33の薄肉部33bを第2のコア35の段差部35aに圧入してろう付けなどを用いて接合した後に内壁を切削加工することにより形成するものとした。これにより、寸法精度上において非磁性体33と第2のコア35とを一体の部材として考えることができるから、これに第1のコア34を接合することにより、非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dと第2のコア35の内周面35bと別個に形成して第1のコア34と非磁性体33と第2のコア35とを接合するものに比して、部品精度を向上させることができる。こうして形成された非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dは、第2のコア35の内周面35bと共にプランジャ36を摺動自在に支持する摺動面として機能することになる。
図5は、ソレノイド部30における第1のコア34と第2のコア35と非磁性体33とを拡大して示す部分拡大図である。ここで、図中「C1」は、プランジャ36の外周面(非磁性層を含まず)と第2のコア35の内周面35bとのクリアランスを示し、「C2」はプランジャ36の外周面(非磁性層を含まず)と第1のコア34の凹部34cの内周面とのクリアランスを示す。このクリアランスC1は小さくするほど磁気効率が向上しプランジャ36の吸引力を大きくすることができるがプランジャ36の摺動性が悪化する傾向を示す。上述したように、非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dは、第2のコア35の内周面35bと共にプランジャ36を摺動自在に支持する摺動面として機能するから、第2のコア35の内周面35bのみを摺動面とするものに比して、プランジャ36が摺動面をはみ出して移動する距離が短くなり、プランジャ36の摺動性は向上する。したがって、プランジャ36の摺動性を向上させた分だけクリアランスC1を小さくすることができ、磁気効率を向上させることができる。また、プランジャ36の外周面と第1のコア34の凹部34cの内周面とのクリアランスC2は、プランジャ36が傾いた状態で往復移動してもプランジャ36が第1のコア34に接触しないよう設計する必要があるが、プランジャ36が摺動面をはみ出して移動する距離を短くすることにより、クリアランスC2も小さくすることができるから、これによっても磁気効率を向上させることができる。
また、図5に示すように、プランジャ36は、径が均一で第2のコア35の内周面35bを摺動する円柱部36aと第1のコア34側の端部に向かうほど径が小さくなるようテーパ部36bとにより形成されており、テーパ部36bの開始点(円柱部36aとテーパ部36bとの境界点)は、円柱部36aの可動範囲が非磁性体33の内周面33bおよび第2のコア35の内周面35b(摺動面)からはみ出さないよう設計されている。これは、プランジャ36が傾いた状態で往復移動した際に円柱部36aの外周面により非磁性体33の厚肉部33cのエッジ33fにこじりが生じるのを抑制するためである。
こうしたソレノイド部30では、コイル32へ通電されると、ケース31,第2のコア35,プランジャ36,第1のコア34,ケース31の順にコイル32の周囲を周回するよう磁束が流れる磁気回路が形成され、これにより第1のコア34とプランジャ36との間に吸引力が作用してプランジャ36が吸引される。前述したように、プランジャ36の先端には第1のコア34の内周面を軸方向に摺動可能なシャフト38が当接されているから、プランジャ36の吸引に伴ってシャフト38は前方(図中左方向)に押し出される。
調圧バルブ部40は、図示しないバルブボディに組み込まれるものとして構成されており、一端がソレノイド部30のケース31および第1のコア34に取り付けられた略円筒状のスリーブ50と、スリーブ50の内部空間に挿入され一端がソレノイド部30のシャフト38の先端に当接されたスプール60と、スリーブ50の他端にネジ止めされたエンドプレート42と、エンドプレート42とスプール60の他端との間に設けられてスプール60をソレノイド部30側の方向へ付勢するスプリング44とを備える。なお、エンドプレート42は、そのネジ位置を調整することにより、スプリング44の付勢力を微調整することができるようになっている。
スリーブ50は、その内部空間の開口部として、図1中のスリーブ50における略中央位置に形成され作動油を入力する入力ポート52と、図1中の左寄り(スプリング44側)の位置に形成され作動油を吐出する出力ポート54と、図1中の左端の位置に形成され作動油をドレンするドレンポート56と、図1中の右寄り(ソレノイド部30側)の位置に形成され出力ポート54からの作動油をバルブボディの内面とスリーブ50の外面とにより形成された油路58aを介して入力してスプール60にフィードバックするフィードバックポート58とが形成されている。また、スリーブ50の両端部には、スプール60の摺動に伴ってスリーブ50の内周面とスプール60の外周面との間から漏れ出た作動油を排出するための排出孔59a,59bも形成されている。
スプール60は、スリーブ50の内部に挿入される軸状部材として形成されており、図1に示すように、スリーブ50の内径と略同一の外径の円柱状の三つのランド62,64,66と、図中の中央のランド62と左寄り(スプリング44側)のランド64との間を連結しランド62,64の外径よりも小さな外径で且つ互いのランド62,64から中央部に向かうほど小さな外径となるようテーパ状に形成され入力ポート52と出力ポート54とドレンポート56の各ポート間を連通可能な連通部68と、図中の中央のランド62と右寄り(ソレノイド部30側)のランド66との間を連結しスリーブ50の内壁と共にスプール60にフィードバック力を作用させるためのフィードバック室70を形成する連結部69とを備える。
こうして構成された実施例の電磁弁20の動作について説明する。いま、コイル32への通電が遮断されている状態を考える。この状態では、スプール60はスプリング44の付勢力によりソレノイド部30側へ移動しているから、連通部68を介して入力ポート52と出力ポート54とが連通すると共にランド64により出力ポート54とドレンポート56とが遮断される。したがって、出力ポート54に油圧が作用する。一方、コイル32に通電されると、コイル32に印加される電流の大きさに応じた吸引力で第1のコア34にプランジャ36が吸引され、これに伴って先端にスプール60が当接されたシャフト38が前方に押し出され、スプール60がスプリング44側へ移動する。この際、スプール60は、プランジャ36の推力(吸引力)とスプリング44のバネ力とフィードバックポート58からスプール60に作用するフィードバック力とが丁度釣り合う位置で停止し、スプール60がスプリング44側に移動するほど入力ポート52の開口面積を狭めると共にドレンポート56の開口面積を広げ、スプール60が最もスプリング44側に移動したときにランド62により入力ポート52が完全に塞がれると共に出力ポート54とドレンポート56とが連通する。これにより、出力ポート54には油圧が作用しなくなる。実施例では、ソレノイド部30の磁気効率を向上させることにより小型のソレノイド部30を用いて要求されるプランジャ36の吸引力を確保することができるから、実施例の電磁弁20を小型化することができる。
以上説明した実施例の電磁弁20によれば、非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dと第2のコア35の内周面35bとを段差のない面一となるよう形成して非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dを第2のコア35の内周面35bと共にプランジャ36を摺動自在に支持する摺動面として機能させるから、プランジャ36の摺動性をより向上させることができる。この結果、プランジャ36の外周面と第2のコア35の内周面35bとのクリアランスC1やプランジャ36の外周面と第1のコアの凹部34cの内周面とのクリアランスC2を小さくすることができるから、磁気効率を大きくすることができ、電磁弁20の性能をより向上させることができる。しかも、非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dと第2のコア35の内周面35bは、非磁性体33と第2のコア35とを接合した状態で内壁を切削加工することにより形成するから、非磁性体33の厚肉部33cの内周面33dと第2のコア35の内周面35bと別個に形成して第1のコア34と非磁性体33と第2のコア35とを接合するものに比して、部品精度を向上させることができ、プランジャ36の摺動性を更に向上させることができる。この結果、第2のコア35とプランジャ36との間の磁気クリアランスを小さくすることができるだけでなく、部品精度上において第2のコア35と非磁性体33とを一体の部材として考えることができるからこれと第1のコア34との2つの部材間の製造誤差を考えれば良いため、第1のコア34の内周面をよりプランジャ36側に近づけることができ、第1のコア34とプランジャ36との間の磁気クリアランスを小さくすることができ、磁気効率をさらに向上させることができる。
また、実施例の電磁弁20によれば、厚肉部33cがテーパ部34dに接触しないよう薄肉部33aの先端の突き当て部33eを段差部34eに突き当てた状態で非磁性体33と第1のコア34とを接合するものとしたから、非磁性体33と第1のコア34とを接合した際に非磁性体33や第1のコア34の製造公差に起因して厚肉部33cによりテーパ部34dや先端部34fに変形を与えるのを防止することができる。この結果、テーパ部34dや先端部34fの精度を確保することができる。
さらに、実施例の電磁弁20によれば、プランジャ60のテーパ部36bの開始点を円柱部36aの可動範囲が摺動面からはみ出さないよう設計したから、プランジャ36が傾いた状態で往復移動した際に円柱部36aの外周面により非磁性体33の厚肉部33cのエッジ33fにこじりが生じるのを抑制することができる。
ここで、実施例のプランジャ36が「可動子」に相当し、第1のコア34が「第1の固定子」に相当し、第2のコア35が「第2の固定子」に相当し、非磁性体33が「非磁性部材」に相当する。
実施例の電磁弁20では、非磁性体33の内周面33dと第2のコア35の内周面35bは、非磁性体33と第2のコア35とを接合した状態で内壁を切削加工することにより形成するものとしたが、若干寸法精度は落ちるものの、非磁性体33の内周面33dと第2のコア35の内周面35bとを別々に形成した後に非磁性体33と第2のコア35とを接合するものとしても差し支えない。
実施例の電磁弁20では、プランジャ36を径が均一な円柱部36aと第1のコア34側の端部に向かうほど径が小さくなるテーパ部36aとにより形成するものとしたが、こうしたテーパ部36aは形成しないものとしてもよい。
実施例の電磁弁20では、オートマチックトランスミッションに組み込まれたクラッチやブレーキの油圧制御に用いるものとしたが、流体圧により作動する如何なる作動機構の流体圧制御に用いるものとしてもよい。
実施例では、本発明をソレノイド部30と調圧バルブ部40とを備える電磁弁の形態として説明したが、ソレノイド装置の形態とするものとしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電磁弁の製造産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての電磁弁20の構成の概略を示す構成図である。 スペーサ37の断面を示す断面図である。 第1のコア34と非磁性体33と第2のコア35のそれぞれの断面を示す断面斜視図である。 第1のコア34と非磁性体33と第2のコア35とを組み付けた後の状態の断面を示す断面斜視図である。 ソレノイド部30における第1のコア34と第2のコア35と非磁性体33とを拡大して示す部分拡大図である。
符号の説明
20 電磁弁、30 ソレノイド部、31 ケース、32 コイル、32a ボビン、33 非磁性体、33a,33b 薄肉部、33c 厚肉部、33d 内周面、33e 突き当て部、33f エッジ、34 第1のコア、34a フランジ部、34b 円筒部、34c 凹部、34d テーパ部、34e 段差部、34f 先端部、35 第2のコア、35a 段差部、35b 内周面、36 プランジャ、36a 円柱部、36b テーパ部、37 スペーサ、38 シャフト、39 コネクタ部、40 調圧バルブ部、42 エンドプレート、44 スプリング、50 スリーブ、52 入力ポート、54 出力ポート、56 ドレンポート、58 フィードバックポート、58a 油路、59a,59b 排出孔、60 スプール、62,64,66 ランド、68 連通部、69 連結部、フィードバック室。

Claims (7)

  1. 通電可能なコイルと、可動子と、該可動子の一端部を収容可能な凹部が形成された磁性部材としての第1の固定子と、前記可動子を摺動自在に支持する内周面が形成された磁性部材としての第2の固定子と、前記第1の固定子と前記第2の固定子とを同軸に連結する環状の非磁性部材と、を備え、前記コイルへの通電を伴って前記可動子に対して前記第1の固定子側に作用する吸引力により駆動可能なリニアソレノイド装置であって、
    前記非磁性部材は、該非磁性部材の内周面が前記第2の固定子の内周面と共に前記可動子が摺動自在な摺動面として機能するよう形成されてなる
    ことを特徴とするリニアソレノイド装置。
  2. 前記非磁性部材は、該非磁性部材の内周面と前記第2の固定子の内周面とが面一となるよう形成されてなる請求項1記載のリニアソレノイド装置。
  3. 前記非磁性部材の内周面と前記第2の固定子の内周面は、両部材を一体的に接合した状態で内壁に加工を施すことにより形成されてなる請求項2記載のリニアソレノイド装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載のリニアソレノイド装置であって、
    前記第1の固定子は、前記凹部の開口端に近いほど外径が小さくなるテーパ部が形成され、
    前記非磁性部材は、前記テーパ部に当接しないよう外周に形成された突き当て部で前記第1の固定子と接合されてなる
    リニアソレノイド装置。
  5. 請求項4記載のリニアソレノイド装置であって、
    前記テーパ部の先端には、端面が所定肉厚の先端部が形成され、
    前記非磁性部材は、更に前記先端部に当接しないよう前記突き当て部で前記第1の固定子と接合されてなる
    リニアソレノイド装置。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載のリニアソレノイド装置であって、
    前記可動子は、外径が略均一の円柱部と前記第1の固定子側の端部に向かうほど外径が小さくなるテーパ部とからなり、
    前記テーパ部は、前記円柱部の可動範囲が前記摺動面を超えないよう形成されてなる
    リニアソレノイド装置。
  7. 請求項1ないし6いずれか1項に記載のリニアソレノイド装置と、該リニアソレノイド装置の駆動に伴って開閉するバルブ装置とを備える電磁弁。
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