JP2006097727A - リニアソレノイドバルブ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング14の底部17には突出支持部19が形成され、一方、前記可動コア26には環状突起部47が形成され、前記環状突起部47は、前記ハウジング14の底部17と該ハウジング14の突出支持部19との間に形成された環状空間部49に設けられ、さらに、前記可動コア26を貫通するシャフト46の両端部を、それぞれ、焼結金属を含む焼結体によって形成された第1及び第2平軸受48a、48bによって支持する両端支持構造とする。
【選択図】図1
Description
圧力流体が流通するインレットポート(56)及びアウトレットポート(58)を有する弁ボデイ(18)とハウジング(14)とを含むバルブ本体部と、
前記ハウジングに設けられ、コイルボビン(30)に巻回されたコイル(32)と、前記コイルに対する通電作用下に固定コア(24)に吸引される可動コア(26)と、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨーク(22)とを有するソレノイド部(12)と、
前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体(66)を有する弁機構部(16)と、
を備え、
前記ハウジングの底部(17)には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部(19)が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部(47)が形成され、
前記環状突起部(47)は、前記ハウジングの底部(17)と該ハウジングの突出支持部(19)との間に形成された環状空間部(49)に設けられ、
前記可動コア(26)には、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフト(46)が固定され、前記シャフトの一方の端部は前記突出支持部(19)の孔部(52)に設けられた第1軸受(48a)によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は前記固定コアに設けられた第2軸受(48b)によって摺動自在に支持されることを特徴とする。
14…ハウジング 16…弁機構部
17…底部 18…弁ボデイ
19、102…突出支持部 20…コイル組立体
22…ヨーク 24…固定コア
26…可動コア 28a、28b…フランジ
30…コイルボビン 32、32a…コイル
34…垂直面部 36…凹部
38…円錐面部 40…樹脂封止体
45…可動コア本体 46…シャフト
47…環状突起部 48a〜48g…平軸受
49…環状空間部 50…貫通孔
51…圧油流通孔
53、54、54a〜54d、72、76a〜76h、78、78a、78b…連通溝
55…リング体 56…インレットポート
58…アウトレットポート 64…空間部
66…スプール弁 82…磁気回路
Claims (10)
- ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力によって弁体を変位させるリニアソレノイドバルブにおいて、
圧力流体が流通するインレットポート及びアウトレットポートを有する弁ボデイとハウジングとを含むバルブ本体部と、
前記ハウジングに設けられ、コイルボビンに巻回されたコイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアと、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨークとを有するソレノイド部と、
前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
を備え、
前記ハウジングの底部には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部が形成され、
前記環状突起部は、前記ハウジングの底部と該ハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けられ、
前記可動コアには、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフトが固定され、前記シャフトの一方の端部は前記突出支持部の孔部に設けられた第1軸受によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は前記固定コアに設けられた第2軸受によって摺動自在に支持されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項1記載のバルブにおいて、
前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、焼結体によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項2記載のバルブにおいて、
前記焼結体によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項1記載のバルブにおいて、
前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、フッ素樹脂によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項4記載のバルブにおいて、
前記フッ素樹脂によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力によって弁体を変位させるリニアソレノイドバルブにおいて、
圧力流体が流通するインレットポート及びアウトレットポートを有する弁ボデイとハウジングとを含むバルブ本体部と、
前記ハウジングに設けられ、コイルボビンに巻回されたコイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアと、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨークとを有するソレノイド部と、
前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
を備え、
前記ハウジングの底部には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部が形成され、
前記環状突起部は、前記ハウジングの底部と該ハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けられ、
前記突出支持部の外周面は、可動コア側に向かって縮径するテーパ面からなり、前記環状突起部の内周面は、前記テーパ面に対応する逆テーパ面からなり、
前記可動コアには、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフトが固定され、前記シャフトの一方の端部は突出支持部の孔部に設けられた第1軸受によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は固定コアに設けられた第2軸受によって摺動自在に支持されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項6記載のバルブにおいて、
前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、焼結体によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項7記載のバルブにおいて、
前記焼結体によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項6記載のバルブにおいて、
前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、フッ素樹脂によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。 - 請求項9記載のバルブにおいて、
前記フッ素樹脂によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
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