JP2006097727A - リニアソレノイドバルブ - Google Patents

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秀樹 古田
Shigeto Ryuen
繁人 竜円
Masahiro Watanabe
正浩 渡辺
Hidetoshi Watanabe
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Abstract

【課題】可動コアに対する吸引力をより一層向上させつつ、小型化を図ることにある。
【解決手段】ハウジング14の底部17には突出支持部19が形成され、一方、前記可動コア26には環状突起部47が形成され、前記環状突起部47は、前記ハウジング14の底部17と該ハウジング14の突出支持部19との間に形成された環状空間部49に設けられ、さらに、前記可動コア26を貫通するシャフト46の両端部を、それぞれ、焼結金属を含む焼結体によって形成された第1及び第2平軸受48a、48bによって支持する両端支持構造とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力を発生させ、前記電磁力によって弁体を変位させることが可能なリニアソレノイドバルブに関する。
従来から、ソレノイドコイルの励磁作用下に発生する電磁力によって可動鉄心を固定鉄心に吸引することにより、弁体を変位させる電磁弁が使用されている。
この種の電磁弁として、本件出願人は、例えば、特許文献1に示されるように、可動コアの磁力に対する正確な応答性を得ることが可能な電磁装置を提案している。
実用新案登録第2530268号公報
本発明は、前記提案に関連してなされたものであり、可動コアの環状突起部の外周面とハウジングの底部壁面とが部分的に重なり合う位置関係とすると共に、前記可動コアの環状突起部とハウジングの突出支持部との好適な配置関係を設定することにより、可動コアに対する吸引力をより一層向上させつつ、小型化することが可能なリニアソレノイドバルブを提供することを目的とする。
この項では、理解の容易化のために添付図面中の符号にかっこを付けて説明する。但し、この項に記載した内容がその符号を付けたものに限定して解釈されるものではない。
本発明は、ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力によって弁体を変位させるリニアソレノイドバルブにおいて、
圧力流体が流通するインレットポート(56)及びアウトレットポート(58)を有する弁ボデイ(18)とハウジング(14)とを含むバルブ本体部と、
前記ハウジングに設けられ、コイルボビン(30)に巻回されたコイル(32)と、前記コイルに対する通電作用下に固定コア(24)に吸引される可動コア(26)と、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨーク(22)とを有するソレノイド部(12)と、
前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体(66)を有する弁機構部(16)と、
を備え、
前記ハウジングの底部(17)には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部(19)が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部(47)が形成され、
前記環状突起部(47)は、前記ハウジングの底部(17)と該ハウジングの突出支持部(19)との間に形成された環状空間部(49)に設けられ、
前記可動コア(26)には、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフト(46)が固定され、前記シャフトの一方の端部は前記突出支持部(19)の孔部(52)に設けられた第1軸受(48a)によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は前記固定コアに設けられた第2軸受(48b)によって摺動自在に支持されることを特徴とする。
本発明によれば、可動コアの環状突起部を、ハウジングの底部とハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けることにより、前記ハウジングの底部から可動コア側への磁束の受け渡しが円滑となり、磁束量を増大させて可動コアの吸引力が向上すると共に、小型化することができる。この場合、前記可動コアと一体的に変位するシャフトを該可動コアに固定し、前記シャフトの一端部を突出支持部の孔部に設けられた第1軸受と、前記シャフトの他端部を固定コアに設けられた第2軸受とによってそれぞれ摺動自在に支持する両端支持構造とすることにより、可動コアの安定した直進性が確保される。
また、本発明によれば、シャフトの両端部を摺動自在に支持する第1及び第2軸受を、それぞれ、焼結金属等を含む焼結体で形成することにより、円筒体の内径及び外径について、径寸法精度、径同軸度、径真円度等を高精度に設定することができる。
従って、平板を湾曲して略円筒状に形成された、いわゆる巻きブッシュと比較して、軸受け内径面とシャフト外周面とのギャップを極力小さくすることができると共に、シャフトの軸受けに対する同軸性を向上させることができる。この結果、前記シャフトに固定された可動コアの直線往復動作を極めて高精度に遂行することができる。この場合、可動コアの直線往復動作時におけるヒステリシス特性を大きく向上させることができる利点がある。
さらに、第1及び第2軸受の外周面に形成された、少なくとも1以上の連通溝により可動コアの直線往復動作時における円滑な移動が確保され、前記可動コアの応答性を良好とすることができる。
なお、前記第1及び第2軸受を、それぞれ、フッ素樹脂で形成することにより、製造コストを低減することができる。
さらに、本発明では、突出支持部(102)の外周面を、可動コア側に向かって縮径するテーパ面(104)とし、環状突起部(106)の内周面を、前記テーパ面(104)に対応する逆テーパ面(108)に形成するとよい。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、可動コアの環状突起部を、ハウジングの底部とハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けることにより、前記ハウジングの底部から可動コア側への磁束の受け渡しが円滑となり、磁束量を増大させて可動コアの吸引力をより一層向上させつつ、小型化することができる。
本発明に係るリニアソレノイドバルブについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照数字10は、本発明の実施の形態に係る油圧制御弁を示す。
この油圧制御弁10は、例えば、SUM(JIS規格)等の磁性材料によって有底円筒状に形成され、内部にソレノイド部(リニアソレノイド部)12が設けられたハウジング14と、前記ハウジング14に一体的に結合され、内部に弁機構部16が設けられた弁ボデイ18とを含む。なお、前記ハウジング14及び弁ボデイ18は、バルブ本体部として機能するものである。
前記ハウジング14は、円筒部15と、前記円筒部15の内周側に所定間隔離間して形成され該円筒部15と略平行に配置された円筒状のヨーク22と、前記円筒部15よりも厚肉に形成された底部17とから構成され、前記円筒部15、ヨーク22及び底部17が一体化されて形成される。
なお、前記円筒状のヨーク22は、例えば、ハウジング14と別体で構成された略円筒体のヨークを、ハウジング14の底部17の内周面に形成した圧入嵌合面に圧入嵌合するものとしてもよい。
前記底部17の内壁には、円筒状のヨーク22と略平行に延在する環状凸部からなり、後述する可動コアを支持する突出支持部19が設けられる。前記突出支持部19の内部中央部には、後述するシャフト46の一端部が臨む孔部52が形成される。
前記ソレノイド部12は、ハウジング14内に収容されるコイル組立体20と、前記ハウジング14の閉塞端側に該ハウジング14と一体的に形成され前記コイル組立体20の内部に配置される円筒状のヨーク22と、前記ハウジング14の開口端部に結合されると共に、コイル組立体20の内側で軸線方向に沿ってヨーク22と所定のクリアランスを介して配置される固定コア24と、前記ヨーク22及び固定コア24に対して摺動可能に嵌挿された可動コア26とを有する。
前記コイル組立体20は、合成樹脂製材料によって形成され軸線方向に沿った両端部にフランジ28a、28bを有するコイルボビン30と、前記コイルボビン30に対して複数回巻回されるコイル32とから構成される。
所定間隔離間する前記ヨーク22と固定コア24とが対向する部位には、円筒状のヨーク22の一端面に形成された環状の垂直面部34と、固定コア24の凹部36の外周面に形成された円錐面部38とが設けられる。なお、前記垂直面部34に隣接するヨーク22の一端面には、漏れ磁束を減少させるためのテーパ部35が周方向に面取りして形成される。
前記ヨーク22及び固定コア24には、可動コア26の形状に対応する円筒状部分及び凹部36を形成し、前記円筒状のヨーク22と固定コア24の凹部36との間で可動コア26を往復動作させるリニアソレノイド構造とすることができる。
ハウジング14とコイル32の間には、該コイル32の外周面及びコイルボビン30の一部をモールドする樹脂封止体40が設けられ、前記樹脂封止体40は、前記コイル32に通電するカプラ部42に連続して樹脂製材料によって一体成形される。なお、前記カプラ部42には、前記コイル32に電気的に接続されたターミナル44の端子部44aが露呈するように設けられる。
前記コイル32の外周面を樹脂封止体40によって被覆することにより、コイル32を安定して保護することができる。また、コイルボビン30の一方の端部に形成されたフランジ28a(28b)を不要とした場合、前記不要としたフランジ28a(28b)部分をも前記樹脂封止体40で覆うことにより、より一層コイル32が安定して保護される。
前記可動コア26は、図3に示されるように、円柱体からなる可動コア本体45と、前記可動コア本体45の一端面に一体的に形成され、ハウジング14の底部17側に向かって所定長だけ突出する環状突起部47とを有する。前記環状突起部47は、円筒状のヨーク22及びハウジング14の底部17の内壁面とハウジング14の突出支持部19との間に形成された環状空間部49に臨むように設けられる。
この場合、前記環状突起部47の内周面と突出支持部19の外周面との間には、周方向に沿って所定且つ均一のクリアランスが形成され、図3において、該環状突起部47の内周断面47aと突出支持部19の外周断面19aとがそれぞれ略平行に形成される。
また、前記可動コア本体45と環状突起部47との境界部分には、シャフト46の軸線と直交する方向(可動コア本体45の直径方向)に貫通する圧油流通孔(圧力流体流通孔)51が形成され、前記圧油流通孔51は、可動コア26の環状突起部47が環状空間部49内に進入したときの圧油の呼吸孔として機能するものである。なお、前記圧油流通孔は、単数、あるいは、十字状に直交するように形成されるとよい。
前記可動コア26には、その中心部を貫通するシャフト46が固着され、前記シャフト46の一端部は、ハウジング14の突出支持部19の孔部52に装着された第1平軸受(第1軸受)48aを介して軸方向に摺動可能に軸支され、該シャフト46の他端部は、固定コア24の中心部を貫通する貫通孔50内に装着された第2平軸受(第2軸受)48bを介して軸方向に摺動可能に軸支される。
前記シャフト46が装着される可動コア26の軸方向に沿った一端部及び他端部をそれぞれ加締めて半径内方向に変形させることにより前記可動コア26とシャフト46とが一体的に結合される。なお、前記可動コア26とシャフト46とを別体で構成することがなく、前記シャフト46を含んで可動コア26を一体形成してもよい。
このように貫通するシャフト46の両端部をそれぞれ軸支する第1及び第2平軸受48a、48bを介して可動コア26を両端支持構造とすることができる。前記シャフト46を両端支持構造とすることにより、可動コア26の安定した直進性を確保することができる。
前記第1平軸受48a及び第2平軸受48bは、それぞれ同一構成を有する円筒体からなり、例えば、Cu、Sn、C等の成分を含む焼結金属、焼結含油金属(焼結含油合金)あるいは金属とセラミックスの複合材等からなる焼結体によって構成されるとよい。
前記第1平軸受48aは、ハウジング14の突出支持部19の孔部52に圧入して固着され、前記第1平軸受48aの外周面には、その両端面間を連通する軸方向の連通溝54が形成される。また、第2平軸受48bは、貫通孔50の内周面に圧入して固着され、前記第2平軸受48bの外周面には、その両端面間を連通する軸方向の連通溝54が形成される。さらに、可動コア26の外周面には、その両端面間を連通する軸方向の連通溝53が形成される。
前記第1平軸受48aの連通溝54及び第2平軸受48bの連通溝54は、それぞれ同一形状で単数からなり、断面矩形の凹形状に形成される(図4及び図5参照)。
固定コア24に対向する可動コア26の端面には、非磁性材料によって形成され、ソレノイド部12における残留磁気を防止するためのスペーサとして機能するリング体55がシャフト46を介して設けられる。
すなわち、ソレノイド部12に対する通電遮断時に固定コア24又は可動コア26に残留磁気が発生し、前記残留磁気の作用下に可動コア26が固定コア24から離間しない場合があり、可動コア26の端面にシャフト46を介してリング体55を設けることにより固定コア24との間で所定のクリアランスが形成されて残留磁気の発生を抑制することができる。
なお、前記可動コア26は、例えば、SUS410L、SUS405(JIS規格)等のフェライト系ステンレス、S10C(JIS規格)等の一般鋼、又はSUM(JIS規格)等の快削鋼製材料を使用するとよい。
前記可動コア26を形成する磁性材料には、Crが12重量%以下に含有されているものを使用することにより、耐久性を向上させることができる。
前記弁機構部16は、側部にインレットポート56、アウトレットポート58、ドレンポート60、及び、図示しないオイルタンクに連通するブリーザポート62が形成された弁ボデイ18と、前記弁ボデイ18内部の空間部64に軸線方向に沿って変位可能に配置されたスプール弁(弁体)66とを有する。
前記スプール弁66は、ソレノイド部12側から順に、第1ランド部66a、第2ランド部66b及び第3ランド部66cが形成され、前記第1ランド部66aと第2ランド部66bとがそれぞれ同一径からなり、第3ランド部66cが前記第1及び第2ランド部66a、66bよりも僅かに縮径して形成される。
前記弁ボデイ18の空間部64は、エンドブロック68によって閉塞され、前記エンドブロック68とスプール弁66との間には、前記スプール弁66を、常時、ソレノイド部12側に向かって押圧するリターンスプリング70が配設される。なお、前記リターンスプリング70は、コイルスプリングに限定されるものでなく、例えば、図示しない板ばね等を含む弾性体によって構成されるとよい。
ソレノイド部12に近接するスプール弁66の端面は、シャフト46の端面と当接するように設けられ、前記リターンスプリング70のばね力がスプール弁66及びシャフト46を介して可動コア26に付与されることにより、前記可動コア26は、図1中の矢印X1方向に向かって押圧された状態にある。
本発明の実施の形態に係る油圧制御弁10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
ソレノイド部12の非通電時(オフ状態)には、図1に示されるように、スプール弁66が、リターンスプリング70のばね力(押圧力)によって図1中の矢印X1方向に向かって押圧された状態にあり、インレットポート56とアウトレットポート58との連通が遮断された状態にある。
そこで、図示しない電源を付勢してコイル32に通電することによりソレノイド部12が励磁されてオン状態となり、図6に示されるような磁気回路82によって電磁力が発生する。この場合、前記コイル32に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力が可動コア26に付与される。従って、前記電磁力の作用下に前記スプール弁66が、リターンスプリング70の押圧力に抗して矢印X2方向に変位することにより、ドレンポート60及びアウトレットポート58間の連通が遮断されると共に、インレットポート56とアウトレットポート58とが連通する(図2参照)。
従って、図示しない油圧源から供給された圧油が図示しない通路を介してインレットポート56及びアウトレットポート58を通じて図示しない油圧作動機器に供給される。なお、前記ソレノイド部12に対する通電を停止することによりオフ状態となり図1に示す初期位置に復帰する。
本実施の形態では、ハウジング14の底部17に環状凸部からなる突出支持部19を形成し、前記ハウジング14の底部17に対向する可動コア26の端面に、ヨーク22及び底部17と突出支持部19との間に形成された環状空間部49に臨む環状突起部47を設けることにより、ハウジング14の底部17から可動コア26側への磁束の受け渡しが、前記底部17の内壁面と可動コア26の環状突起部47の外周面においてもなされるので、ハウジング14の底部17と可動コア26の環状突起部47との間で円滑な磁束の受け渡しが行われ、磁束量を増大させることができる。
すなわち、コイル32に対する通電作用下に発生する磁束の流れは、図6に示されるように、ハウジング14の底部17を経由して円筒状のヨーク22の内周面から可動コア26の側周面に向かって流通する磁束の流れ(図6中の磁束A参照)のみならず、前記ハウジング14の底部17を経由して前記底部17に対応する部位の内周面からも可動コア26の環状突起部47に向かって流通する磁束の流れ(図6中の磁束B参照)が形成される。
従って、ハウジング14の底部17を経由して可動コア26側に向かって磁束を流通させる際、例えば、ハウジング14の底部17を経由して円筒状のヨーク22に磁束が流入した後、前記ヨーク22から可動コア26側に向かって流通する磁束Aのみによって構成される従来技術に係る電磁弁の磁気回路(図示せず)と比較して、本実施の形態では、ハウジング14の底部17に対応する部位の内周面からも可動コア26側(環状突起部47)に向かって磁束Bが流れることにより、極めて円滑に磁束を流通させることが可能となると共に、磁気回路82全体の磁束の流通量、すなわち、磁束量(磁束A+磁束B)を増大させることができる。
この結果、可動コア26に対する吸引力を大幅に向上させることができると共に、同等の吸引力の場合には、油圧制御弁10の全体構造を小型化することができる。
また、環状突起部47を環状空間部49に設けることにより、可動コア26の環状突起部47内には、突出支持部19が配置されることになる。これにより、ハウジング14の底面側における可動コア26の端部内周空間を有効利用することが可能となるので、例えば、突出支持部がハウジングの外底面から外方突出するものと比較して、ハウジングの外底面を平坦化して小型化を図ることができる。しかして、環状突起部47を環状空間部49に設けることにより、可動コア26に対する吸引力をより一層向上させつつ、小型化することが可能となる。
さらに、図3に示されるように、前記環状突起部47の内周断面47aと突出支持部19の外周断面19aとをそれぞれ平行に形成することにより、前記内周断面47aと前記外周断面19aとのクリアランスを極力小とすることが可能となる。これにより、例えば、環状空間部49内に環状突起部47を周方向に厚肉化してスペースを有効利用して配置することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、シャフト46の両端部を摺動自在に支持する第1平軸受48a及び第2平軸受48bを、それぞれ、例えば、焼結金属からなる焼結体によって形成することにより、円筒体の内径及び外径について、径寸法精度、径同軸度、径真円度等を高精度に設定することができる。
従って、平板を湾曲して略円筒状に形成された、いわゆる巻きブッシュと比較して、軸受け内径面とシャフト外周面とのギャップを極力小さくすることができると共に、シャフト46の軸受けに対する同軸性を向上させることができる。この結果、前記シャフト46に固定された可動コア26の直線往復動作を極めて高精度に遂行することができる。この場合、可動コア26の直線往復動作時におけるヒステリシス特性を大きく向上させることができる。
また、コイルボビン30の内方には、例えば、作動油等の流体が進入するため、可動コア26の直線往復動作時に前記第1平軸受48a及び第2平軸受48bの外周面に形成された連通溝54を介して前記流体が流通する。従って、この連通溝54によって可動コア26の直線往復動作時における円滑な移動を確保することにより、前記可動コア26の応答性を良好とすることができる。
さらに、いわゆる巻きブッシュでは、前記連通溝54を形成するために図示しないカッター等の切削加工手段を用いて切削加工していたのに対して、本実施の形態では、第1平軸受48a及び第2平軸受48bを焼結体で形成することにより、以下のような効果乃至利点を有する。
第1に、本実施の形態では、巻きブッシュのような切削加工等によって形成されるのではなく、焼結体によって形成されるため、製造工程が削減されて製造コストを低減することができる。
第2に、巻きブッシュのような切削加工ではバリ等が発生し易く、このバリを除去するための仕上げ工程等が必要となるのに対し、焼結成形とすることにより前記の仕上げ工程が不要となり、製造コストを低減することができる。
第3に、巻きブッシュのような切削加工では、切削手段を構成するカッター等の切刃が摩耗することにより、芯ずれ、深さずれ、バリ等が多発化して外径の加工寸法精度が劣化する。この外径寸法精度が劣化して形成された巻きブッシュを圧入した場合、内径寸法精度も同様に劣化するという不具合が発生するのに対し、焼結体によって形成する本実施の形態では、前記のような不具合の発生を阻止することができると共に、連通溝54を形成した場合であっても良好なヒステリシス特性を維持することができる。
第4に、巻きブッシュのような切削加工では、被加工物に対する切削角度等によって溝形状が所定の形状に限定されるのに対し、焼結体によって形成する本実施の形態では、連通溝54における溝形状の設計自由度を向上させることができる。
第5に、巻きブッシュのような切削加工では、製造工数上において溝数が制限される場合があるが、焼結体によって形成される本実施の形態では、連通溝54を多数形成した場合であっても製造工数上の影響を受けることがなく、低コストを維持することができる。
次に、前記第1平軸受48a及び第2平軸受48bに代替可能な平軸受の変形例を図7〜図11に示す。
第1変形例に係る平軸受48cを図7に示す。この平軸受48cは、図5と同一の断面矩形の凹形状からなる連通溝54a〜54dを周方向に沿って約90度の離間角度を有して4本形成した点に特徴がある。
このように連通溝54a〜54dを複数本形成することにより、例えば、1本の場合と比較して、連通溝54a〜54dを流通する流体の流量を増大させて、より一層可動コア26の応答性を向上させることができる。また、連通溝54a〜54dを複数本設けることにより、連通溝54a〜54dの外周面側からの溝深さ(半径内方向の深さ)を浅く設定することができるため、剛性を確保して軸受けの強度特性を良好とすることができる。
第2変形例に係る平軸受48dを図8に示す。この平軸受48dでは、単数からなる連通溝72が半径外方向に向かって僅かに幅広となる逆台形状に形成されると共に、連通溝72の奥部のコーナー部74が断面R形状に形成されている点で特徴がある。
この場合、連通溝72のコーナー部74を断面R形状に形成することにより、焼結金属の粒径の大きさによる影響を極力抑制して、良好な軸受け特性を確保することができる。
第3変形例に係る平軸受48eを図9に示す。この平軸受48eでは、断面円弧状からなる連通溝76a〜76hが周方向に沿って約45度の離間角度を有して8本形成されている点に特徴がある。連通溝76a〜76hの形状を断面円弧状とすることにより半径内方向への溝の深さを浅く設定することができると共に、軸線方向に沿って延在する多数の連通溝76a〜76hを設けることにより軸受け強度を維持しながら該連通溝76a〜76hを流通する流体の流量を増大させることができる。
第4変形例に係る平軸受48fを図10に示す。この平軸受48fでは、例えば、4フッ化エチレン樹脂(PTFE)によって形成し、断面略U字状からなる単数の連通溝78を軸線方向に沿って形成している点に特徴がある。
第5変形例に係る平軸受48gを図11に示す。この平軸受48gでは、例えば、4フッ化エチレン樹脂(PTFE)によって形成し、断面略U字状からなる連通溝78a、78bを周方向に沿って約180度の離間角度で2本形成し、且つ軸線方向に延在するように形成している点に特徴がある。
なお、平軸受に形成される連通溝54、54a〜54d、72、76a〜76h、78、78a、78bの形状は、上記第1〜第5変形例に係るものに限定されるものではなく、適宜選定された形状であってもよい。
次に、本発明の他の実施の形態に係る油圧制御弁100を図12〜図14に示す。なお、図1及び図2に示す前記実施の形態と同一の構成要素には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
この他の実施の形態に係る油圧制御弁100では、ハウジング14の底部17に形成された突出支持部102の外周面が可動コア26側に向かって徐々に縮径するテーパ面104に形成され、所定のクリアランスを介して前記突出支持部102のテーパ面104に対向する可動コア26の環状突起部106の内周面が前記テーパ面104に対応する逆テーパ面108に形成されている点で前記実施の形態に係る油圧制御弁10と相違している(図14参照)。
すなわち、前記実施の形態の形態に係る油圧制御弁10では、環状突起部47の内周断面と突出支持部19の外周断面とをそれぞれ平行に形成しているのに対し、他の実施の形態に係る油圧制御弁100では、環状突起部106の内周断面及び突出支持部102の外周断面がシャフト46の軸線と交差するように所定角度だけ傾斜したテーパ面104及び逆テーパ面108に形成されている点で相違している。
この場合、突出支持部102の外周面が可動コア26側に向かって縮径するテーパ面104とし、可動コア26の環状突起部106の内周面が前記テーパ面104に対応する逆テーパ面108に形成されることにより、可動コア26の作動時における該可動コア26が油から受ける力を良好なものとすることができる。
すなわち、可動コア26が固定コア24側へと向かうオン状態時には、テーパ面104と逆テーパ面108との間隔は離間する方向に大となるので、オイルせん断力が低減する方向に作用する。従って、吸引時における可動コア26の作動を良好とすることが可能となる。
なお、突出支持部102の外周面と環状突起部106の内周面との関係は、それぞれ平行とし、あるいはテーパ面又は逆テーパ面としたが、これに限定されるものではなく、例えば、突出支持部102の外周面を平行とし、環状突起部106の内周面をテーパ面としてもよい。また、突出支持部102の外周面をテーパ面とし、環状突起部106の内周面を平行としてもよい。さらに、突出支持部102のテーパ面104と環状突起部106の逆テーパ面108とに所定の角度差を設けて交差状としてもよい。
また、ハウジング14の突出支持部102は、可動コア26側に向かって縮径するテーパ面104、すなわち、その基部に向かって径が徐々に大径化するようになっているので、突出支持部102の強度を増大させることが可能となる。さらに、突出支持部102は、ハウジング14の開放側に向けて抜き勾配となっているので、ハウジング14を鍛造成形によって容易に製造することができる。
なお、その他の構成及び作用効果は、前記実施の形態と同一であり、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態に係る油圧制御弁の軸線方向に沿った縦断面図である。 図1に示す油圧制御弁のソレノイド部を励磁することにより、スプール弁が変位した状態を示す縦断面図である。 前記油圧制御弁を構成するコイル組付体の部分拡大縦断面図である。 シャフトを摺動自在に軸支する第1平軸受及び第2平軸受の斜視図である。 図4のV−V線に沿った平軸受の軸線と直交する横断面図である。 ソレノイド部に形成された磁気回路を示す一部省略拡大説明図である。 平軸受の第1変形例を示す横断面図である。 平軸受の第2変形例を示す横断面図である。 平軸受の第3変形例を示す横断面図である。 平軸受の第4変形例を示す横断面図である。 平軸受の第5変形例を示す横断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る油圧制御弁の軸線方向に沿った縦断面図である。 図12に示す油圧制御弁のソレノイド部を励磁することにより、スプール弁が変位した状態を示す縦断面図である。 ソレノイド部に形成された磁気回路を示す一部省略拡大説明図である。
符号の説明
10、100…油圧制御弁 12…ソレノイド部
14…ハウジング 16…弁機構部
17…底部 18…弁ボデイ
19、102…突出支持部 20…コイル組立体
22…ヨーク 24…固定コア
26…可動コア 28a、28b…フランジ
30…コイルボビン 32、32a…コイル
34…垂直面部 36…凹部
38…円錐面部 40…樹脂封止体
45…可動コア本体 46…シャフト
47…環状突起部 48a〜48g…平軸受
49…環状空間部 50…貫通孔
51…圧油流通孔
53、54、54a〜54d、72、76a〜76h、78、78a、78b…連通溝
55…リング体 56…インレットポート
58…アウトレットポート 64…空間部
66…スプール弁 82…磁気回路

Claims (10)

  1. ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力によって弁体を変位させるリニアソレノイドバルブにおいて、
    圧力流体が流通するインレットポート及びアウトレットポートを有する弁ボデイとハウジングとを含むバルブ本体部と、
    前記ハウジングに設けられ、コイルボビンに巻回されたコイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアと、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨークとを有するソレノイド部と、
    前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
    を備え、
    前記ハウジングの底部には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部が形成され、
    前記環状突起部は、前記ハウジングの底部と該ハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けられ、
    前記可動コアには、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフトが固定され、前記シャフトの一方の端部は前記突出支持部の孔部に設けられた第1軸受によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は前記固定コアに設けられた第2軸受によって摺動自在に支持されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  2. 請求項1記載のバルブにおいて、
    前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、焼結体によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  3. 請求項2記載のバルブにおいて、
    前記焼結体によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  4. 請求項1記載のバルブにおいて、
    前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、フッ素樹脂によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  5. 請求項4記載のバルブにおいて、
    前記フッ素樹脂によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  6. ソレノイド部に対する通電量に比例した電磁力が発生し、前記電磁力によって弁体を変位させるリニアソレノイドバルブにおいて、
    圧力流体が流通するインレットポート及びアウトレットポートを有する弁ボデイとハウジングとを含むバルブ本体部と、
    前記ハウジングに設けられ、コイルボビンに巻回されたコイルと、前記コイルに対する通電作用下に固定コアに吸引される可動コアと、前記可動コアを囲繞する円筒状のヨークとを有するソレノイド部と、
    前記弁ボデイに設けられ、前記可動コアの変位が伝達されることによりインレットポート及びアウトレットポートの連通状態と非連通状態とを切り換える弁体を有する弁機構部と、
    を備え、
    前記ハウジングの底部には、可動コア側に向かって所定長だけ突出する突出支持部が形成され、一方、前記可動コアには、前記ハウジング側に向かって所定長だけ突出する環状突起部が形成され、
    前記環状突起部は、前記ハウジングの底部と該ハウジングの突出支持部との間に形成された環状空間部に設けられ、
    前記突出支持部の外周面は、可動コア側に向かって縮径するテーパ面からなり、前記環状突起部の内周面は、前記テーパ面に対応する逆テーパ面からなり、
    前記可動コアには、その軸線方向に沿って貫通し該可動コアと一体的に変位するシャフトが固定され、前記シャフトの一方の端部は突出支持部の孔部に設けられた第1軸受によって摺動自在に支持され、前記シャフトの他方の端部は固定コアに設けられた第2軸受によって摺動自在に支持されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  7. 請求項6記載のバルブにおいて、
    前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、焼結体によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  8. 請求項7記載のバルブにおいて、
    前記焼結体によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  9. 請求項6記載のバルブにおいて、
    前記第1軸受及び第2軸受は、それぞれ、フッ素樹脂によって略円筒状に形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
  10. 請求項9記載のバルブにおいて、
    前記フッ素樹脂によって形成された第1軸受及び第2軸受の外周面には、軸線方向に沿って延在する、少なくとも1以上の連通溝が形成されることを特徴とするリニアソレノイドバルブ。
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