JP2011070397A - 機械の異常監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対応の緊急度の高い異常に係るスナップショットデータを確実に保存することができる機械の異常監視装置を提供すること。
【解決手段】異常判定部2で異常が発生したと判定されたときに、異常の種類に応じて定められた優先順位を含む基本情報を生成する基本情報生成部3と、発生した異常に係るスナップショットデータが基本情報と関連付けて記憶されるスナップショットデータ記憶部6と、スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合において、スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに当該新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものがあるとき、当該優先順位の低い過去のスナップショットデータに代えて、当該新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報と関連付けてスナップショットデータ記憶部に記憶する記憶制御部7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、異常発生時に機械の稼働状況に係るスナップショットデータを記憶し、当該スナップショットデータを必要に応じて管理側端末に送信する機械の異常監視装置に関する。
機械(建設機械等)の異常監視装置には、各種センサから入力される当該機械の稼働情報に基づいて異常の発生を検出するものがある。稼働情報から異常の発生を検出した異常監視装置は、異常が発生した旨及び当該異常の種類を示す識別情報(異常コード)等を管理用端末に逐次送信する。このように送信された異常コードを管理用端末で受信すると、異なる場所で稼働している複数の機械において異常が発生した旨及び当該異常の種類を知得することができる。しかし、異常コード等のみでは、どのような状況及び過程で当該異常が発生したかが不明である。そこで、異常発生時を基準として所定期間にわたる当該機械の稼働情報であるスナップショットデータを異常監視装置に記憶しておき、管理用端末からの要求(ダウンロード要求)に応じて当該スナップショットデータを管理用端末送信するように構成したものがある。このように管理用端末からのダウンロード要求に応じてスナップショットデータを送信すると、異常発生時の状況を詳細に知得することができる。また、複数のセンサ情報の集合であるスナップショットデータは、異常発生時に送信される異常コード等を包含するデータと比較してデータ量が非常に大きくなる傾向が強いが、必要に応じて異常監視装置から受信することで異常監視装置から管理用端末に送信されるデータ量の増加を抑制することができる。
ところで、この種の異常監視装置には、主に建設機械(油圧ショベル、ホイールローダ、ダンプトラック等)に設置されるものであって、異常を検出すると、当該異常発生時の状況(例えば、エンジン回転数、車速等)の概略を示す状況コードを異常コードに付加して管理用端末に送信するものがある(特許文献1等参照)。管理用端末において当該状況コードを参照すれば、異常発生時の状況の概略が知得できるので、異常監視装置にダウンロード要求すべきか否かの判断を異常コードのみで行った場合よりも正確に行うことができる。また、これにより不必要なスナップショットを要求する機会が減るので、管理用端末に送信及び保存されるスナップショットデータのデータ量を抑制することができる。
特開平11−65645号公報
ところで、上記技術における異常監視装置では、記憶可能なスナップショットデータのデータ量に限りがあるため、その上限を超えた後は異常検出日時が古いものから順に新しいものに上書きされてしまう。そのため、新たな異常が発生すると、過去に発生した異常に係るスナップショットデータであって管理用端末に未だダウンロードされていないものが消去されてしまい、所望の異常に係るスナップショットデータを取得できないことがある。また、同じ異常が頻繁に発生している場合には、これと異なる他の異常が発生しても、当該頻繁に発生している異常に係るスナップショットデータに上書きされてしまい、当該他の異常に係るスナップショットデータを取得できないこともある。
本発明の目的は、所望の異常に係るスナップショットデータを確実に保存することができる機械の異常監視装置を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、機械の稼働状況に係る稼働情報を検出する稼働情報検出手段と、前記稼働情報検出手段から入力される稼働情報に基づいて機械に異常が発生したことを判定する異常判定部とを備え、異常の発生時を基準とした所定期間にわたる稼働情報をスナップショットデータとして記憶し、当該記憶したスナップショットデータを管理用端末の要求に応じて出力する機械の異常監視装置において、前記異常判定部で異常が発生したと判定されたときに、当該異常の種類に応じて定められた優先順位を含む基本情報を生成する基本情報生成部と、発生した異常に係るスナップショットデータが、当該異常の発生時に前記基本情報生成部で生成された基本情報と関連付けて記憶されるスナップショットデータ記憶部と、前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合において、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに当該新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものがあるとき、当該優先順位の低い過去のスナップショットデータに代えて、当該新たな異常に係るスナップショットデータを当該新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶する記憶制御部とを備えるものとする。
(2)上記(1)において、好ましくは、前記基本情報生成部は、前記異常判定部で異常が発生したと判定されたとき、さらに、当該異常の発生時間情報を基本情報として生成し、前記記憶制御部は、前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合であって、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに前記新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが無い場合において、前記過去のスナップショットデータのうち優先順位が最低のものに係る発生時間情報と前記新たな異常に係る発生時間情報との差が設定値以上のとき、当該優先順位が最低の過去のスナップショットデータに代えて、前記新たな異常に係るスナップショットデータを前記新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶するものとする。
(3)上記(1)又は(2)において、好ましくは、前記スナップショットデータ記憶部に記憶されているスナップショットデータは、前記管理用端末に送信された履歴の有無を示すダウンロード履歴情報と関連付けて記憶されており、前記記憶制御部は、前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合であって、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに前記新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが無い場合において、前記過去のスナップショットデータのうち優先順位が最低のものにダウンロード履歴があるときには、当該ダウンロード履歴のある過去のスナップショットデータに代えて、前記新たな異常に係るスナップショットデータを前記新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶するものとする。
(4)上記(1)から(3)のいずれかにおいて、好ましくは、前記基本情報生成部が生成する前記優先順位は、変更可能であるものとする。
(5)上記(2)において、好ましくは、前記記憶制御部が発生時間情報を比較する際に用いられる前記設定値は、変更可能であるものとする。
(6)上記(1)から(5)のいずれかにおいて、好ましくは、前記記憶制御部は、2以上のスナップショットデータを記憶可能であるものとする。
本発明によれば、所望の異常に係るスナップショットデータを確実に取得することができる。
本発明の実施の形態に係る機械の異常監視装置の概略図。 本発明の実施の形態におけるスナップショットデータ記憶部に記憶されたスナップショットデータに係る基本情報の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係る異常監視装置におけるスナップショットデータ書き込みフロー。 本発明の実施の形態に係る記憶制御部において行われる記憶制御処理フロー。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る機械の異常監視装置の概略図である。この図に示す異常監視装置50は、油圧ショベル、ホイールローダ、ダンプトラック、ブルドーザ等の建設機械に設置されており、稼働情報入力部1と、異常判定部2と、基本情報生成部3と、基本情報出力部4と、稼働情報記憶部5と、スナップショットデータ記憶部6と、記憶制御部7と、ダウンロード制御部8を備えている。
稼働情報入力部1は、建設機械に設置された各種センサ(稼働情報検出手段)10と接続されており、その各種センサ10から建設機械の稼働状況に係る稼働情報が入力される部分である。センサ10としては、例えば、オーバーヒート信号センサ、エンジン油圧センサ、エンジン実回転数センサ、メイン油圧ポンプ圧センサ、エアフィルタ差圧センサ等がある。
ここで、オーバーヒート信号センサは、エンジン冷却水温が設定値以上に到達したときに発信されるオーバーヒート信号を検出するもので、エンジンのオーバーヒートを検出するために用いられる。なお、この他にも、オーバーヒートを検出するには、エンジン冷却水温センサを利用しても良い。エンジン油圧センサは、エンジン油圧を検出するもので、エンジンオイル循環系統の異常を検出するために用いられる。例えば、エンジン油圧が設定値以下に到達すると、エンジンオイル循環系統にオイル漏れ等の異常が発生したとみなすことができる。エンジン実回転センサは、エンジンの実回転を検出するもので、エンジンの異常を検出するために用いられる。メイン油圧ポンプ圧センサは、建設機械のアクチュエータ(油圧シリンダ、油圧モータ等)に圧油を供給するメイン油圧ポンプの吐出圧を検出するもので、メイン油圧ポンプの異常を検出するために用いられる。例えば、メイン油圧ポンプの吐出圧の最小値が設定値(例えば、0kPa)に達したことが検出されると、メイン油圧ポンプに異常が発生したとみなすことができる。エアフィルタ差圧センサは、エンジンルームに装着されているエアフィルタの前後差圧を検出するもので、エアフィルタの目詰まりを警告するために用いられる。
異常判定部2は、稼働情報入力部1及び基本情報生成部3と接続されており、センサ10から入力される稼働情報に基づいて建設機械に異常が発生したことを判定する部分である。例えば、異常判定部2は、(1)オーバーヒート信号センサによってオーバーヒート信号が検出されると「オーバーヒート」が発生したと判定し、(2)エンジン油圧センサによってエンジン油圧が設定値以下に到達したことが検出されると「エンジン油圧低下」が発生したと判定し、(3)メイン油圧ポンプ圧センサによってポンプ吐出圧の最小値が設定値に到達したことが検出されると「メイン油圧ポンプ吐出圧低下」が発生したと判定し、(4)エアフィルタ差圧センサによってフィルタ差圧が設定値以上に到達したことが検出されると「フィルタ目詰まり」が発生したと判定する。異常が発生したことを判定したら、異常判定部2はいかなる異常が発生したかを示す発生異常情報を基本情報生成部3に出力する。なお、以下においては、上記4種の異常を例に挙げて説明する。
基本情報生成部3は、異常判定部2、基本情報出力部4、スナップショットデータ記憶部6及び記憶制御部7と接続されており、異常判定部2から発生異常情報の入力がされたときに、その発生した異常に係る基本情報を生成する部分である。本実施の形態における基本情報生成部3は、基本情報として、異常コード、優先順位及び異常が発生した時間情報(発生時間情報)の3つを生成している。基本情報生成部3で生成された基本情報は、基本情報出力部4及び記憶制御部7に出力されており、さらに、記憶制御部7によって許可された場合にはスナップショットデータ記憶部6に出力される。
上記の基本情報における「異常コード」とは、異常の種類に応じて定められた識別子のことであり、基本情報生成部3は発生した異常の種類に応じて異常コードを生成する。例えば、先述の4種の異常の異常コードについては、(1)オーバーヒートの異常コードは“100”と設定されており、(2)エンジン油圧低下の異常コードは“200”と設定されており、(3)メイン油圧ポンプ吐出圧低下の異常コードは“300”と設定されており、(4)フィルタ目詰まりの異常コードは“400”と設定されている。
また、「優先順位」とは、発生した異常に係るスナップショットデータがスナップショットデータ記憶部6で優先的に記憶される順位を示すもので、異常の種類に応じて定められている。本実施の形態では、特に、発生した異常への対応の緊急度に応じて優先順位を定めており、対応の緊急度の高いものほど優先順位が高く設定されている。具体的には、本実施の形態における優先順位は、10段階に分かれており、その異常が機械の挙動に影響を与える程度及び当該異常への対応の緊急度が最も高いものを最高順位の“10”とし、その影響及び緊急度が最も低いものを最低順位の“1”としている。例えば、先述の4種の異常の優先順位については、(1)オーバーヒートの優先順位は“10”と設定されており、(2)エンジン油圧低下の優先順位は“9”と設定されており、(3)メイン油圧ポンプ吐出圧低下の優先順位は“7”と設定されており、(4)フィルタ目詰まりの優先順位は“5”と設定されている。なお、運用の柔軟性を向上する観点から、基本情報生成部3が生成する各異常に係る優先順位は、外部入力装置(操作盤等)や管理用端末30を介して異常監視装置50の組立後も変更可能とすることが好ましい。その際、外部入力装置等で基本情報生成部3へ間接的に入力するだけでなく、基本情報生成部3に直接入力しても良いことは言うまでもない。
また、上記の基本情報における「異常が発生した時間情報(発生時間情報)」とは、異常が発生した時刻に係る情報のことであり、本実施の形態では異常判定部2が異常が発生したと判定した日時(判定した年月日及び時刻)を利用している。
基本情報出力部4は、無線ネットワークを介して管理用端末30と接続されており、基本情報生成部3から入力された基本情報を管理用端末30に逐次出力している。管理用端末30は、異常監視装置50が搭載された複数の建設機械から離れた場所にある監視基地局内に設置されており、当該複数の建設機械の稼働状況を監視するために用いられる。監視基地局内の管理者は、異常監視装置50からの基本情報を管理用端末30を介して受信することにより、管理対象となっている建設機械に異常が発生した旨を知得することができる。
稼働情報記憶部5は、稼働情報入力部1及びスナップショットデータ記憶部6と接続されており、各種センサ(稼働情報検出手段)10から稼働情報入力部1を介して入力される稼働情報を記憶する部分である。長期間にわたる稼働情報を保存すると、稼働情報のデータ量が膨大になり稼働情報記憶部5の記憶容量を充分確保する必要が生じてしまう。そのため、稼働情報記憶部5の記憶容量を抑制する観点から、現在から過去に所定期間だけ遡った稼働情報のみを稼働情報記憶部5に保存することが好ましい。稼働情報を保存すべき期間の目安としては、スナップショットデータとして抽出される稼働情報の期間を参酌し、係る期間よりも長期間にわたる稼働情報を保存すれば良い。すなわち、例えば、異常発生時を基準としてその前後2分間の稼働情報をスナップショットデータとする場合には、少なくとも現在から過去に遡って4分間の稼働情報を稼働情報記憶部5に記憶すれば良い。稼働情報記憶部5に記憶された稼働情報は、適宜抽出されてスナップショットデータとしてスナップショットデータ記憶部6に記憶される。
スナップショットデータ記憶部6は、基本情報生成部3、記憶制御部7、稼働情報記憶部5及びダウンロード制御部8と接続されており、発生した異常に係るスナップショットデータが、当該異常の発生時に基本情報生成部3で生成された基本情報と関連付けて記憶される部分である。スナップショットデータ記憶部6に記憶されたスナップショットデータは、記憶制御部7の指示に基づいて稼働情報記憶部5から適宜抽出されたものであり、ダウンロード制御部8を介して入力されるダウンロード要求に応じて管理用端末30に適宜出力される。なお、本実施の形態におけるスナップショットデータ記憶部6には、基本情報生成部3によって生成される基本情報(異常コード、優先順位及び発生時間情報)に加えて、「ダウンロード履歴情報」が基本情報としてスナップショットデータと関連付けて保存されている。ダウンロード履歴情報は、当該スナップショットデータが過去に管理用端末30に送信された履歴が有るか否かを示すもので、ダウンロード制御部8が生成する。すなわち、ダウンロード要求されたスナップショットデータが管理用端末30に送信され正常にダウンロードされた場合には、ダウンロード制御部8は、当該送信されたスナップショットデータにダウンロード履歴情報を関連付けて記憶する。
ところで、スナップショットデータ記憶部6にはその記憶容量(メモリ容量)に限りがあるため、スナップショットデータを記憶できる件数に上限がある。そのため、本実施の形態では、記憶制御部7によって、スナップショットデータ記憶部6に記憶するスナップショットデータを制御している。以下、本実施の形態におけるスナップショットデータ記憶部6に記憶可能なスナップショットデータの件数は3件であるものとして説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるスナップショットデータ記憶部6に記憶されたスナップショットデータに係る基本情報の一例を示す図である。この図に示すように、本実施の形態におけるスナップショットデータ記憶部6は、3件のスナップショットデータが記憶可能であり、各スナップショットデータに基本情報(異常コード、優先順位、発生時間情報及びダウンロード履歴情報)を関連付けて記憶している。この図に示すスナップショットデータ記憶部6には、オーバーヒート、エンジン油圧低下及びフィルタ目詰まりに関する基本情報が記憶されている。図中の「ID」は、スナップショットデータ記憶部6における記憶箇所のIDを示すものである。また、図中の「DL履歴」はスナップショットデータのダウンロード履歴の有無を示すもので、“0”はダウンロード履歴が無いものを示し、“1”はダウンロード履歴が有るものを示している。
図1に戻り、記憶制御部7は、スナップショットデータ記憶部6に記憶するスナップショットデータを制御する部分であり、基本情報生成部3及びスナップショットデータ記憶部6に接続されている。具体的な内容については後述するが、本実施の形態における記憶制御部7は、基本情報生成部3で生成された新たな異常に係る基本情報と、スナップショットデータ記憶部6に記憶された過去の異常に係る基本情報とを比較することで、当該新たな異常に係るスナップショットデータを記憶するか否かを判断している。
ダウンロード制御部8は、管理用端末30からのダウンロード要求に基づいて、当該ダウンロード要求に係るスナップショットデータをスナップショットデータ記憶部6から抽出して管理用端末30に送信する部分である。ダウンロード制御部8は、スナップショットデータ記憶部6に接続されており、無線ネットワークを介して管理用端末30に接続されている。基本情報出力部4から出力される基本情報を介して異常が発生した旨を知得し、当該異常の状況をさらに詳細に知得したい場合には、管理者は管理用端末30を介して異常監視装置50のダウンロード制御部8に対してダウンロード要求を行い、当該異常の発生時を基準とした所定期間にわたる稼働情報であるスナップショットデータを送信するように要求する。なお、先述のように、ダウンロード制御部8は、ダウンロード要求されたスナップショットデータが管理用端末30に送信され正常にダウンロードされた場合には、当該送信されたスナップショットデータにダウンロード履歴情報を関連付けて記憶する。
図3は上記のように構成される本発明の実施の形態に係る異常監視装置50におけるスナップショットデータ書き込みフローである。異常監視装置50は、異常判定部2で異常が発生したと判定されたら、図2に示す処理を開始する。処理が開始されたら、異常監視装置50は、基本情報生成部3において、当該異常の種類に対応する異常コード及び優先順位並びに発生時間情報を生成する(S101)。例えば、ポンプ吐出圧低下が発生したことを示す発生異常情報を異常判定部2から受信した場合には、基本情報生成部3は、異常コードが“300”、優先順位が“7”で、異常判定部2が異常が発生したと判定した日時を発生時間情報とする基本情報を生成する。このように基本情報を生成したら、発生した異常に係るスナップショットデータをスナップショットデータ記憶部6のどの記憶箇所に記憶するか又は記憶しないかを決定する記憶制御処理を記憶制御部7において開始する(S102)。次に、この記憶制御処理について図3を用いて詳述する。
図4は本発明の実施の形態に係る記憶制御部7において行われる記憶制御処理フローである。記憶制御部7は、この処理において、スナップショットデータ記憶部6に記憶されている各スナップショットデータに係る基本情報とS101で生成した新たな異常に係る基本情報とを比較することで、新たな異常に係るスナップショットデータを記憶するか否か、そして、スナップショットデータ記憶部6のどの記憶箇所に記憶するかを決定する。
この図に示すフローにおいて、記憶制御部7は、まず、新たな異常に係る異常コードと同一の異常コードを有するものがスナップショットデータ記憶部6に存在するか否かの判定を行う(S201)。そして、同じ異常コードのものが無い場合には、スナップショットデータ記憶部6の記憶箇所に空きが有るか否かの判定を行う(S202)。
S202において、スナップショットデータ記憶部6に空きがある場合には、その空いている記憶箇所に新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定し(S203)、後述するS103に移行する。一方、スナップショットデータ記憶部6に空きがないときには、記憶制御部7は、スナップショットデータ記憶部6に記憶された過去のスナップショットデータのなかに新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが有るか否かの判定を行う(S204)。
S204において、過去のスナップショットデータのなかに新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものがあるときには、当該優先順位の低い過去のスナップショットデータが記憶されている記憶箇所に新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定し(S205)、S103に移行する。なお、低い優先順位のものが複数ある場合には、その中で最低優先順位のものを選択することが好ましく、さらに、最低優先順位のものが複数ある場合にはIDの最小のものを選択するものとする。例えば、図2に示すような基本情報を有するスナップショットデータがスナップショットデータ記憶部6に記憶されている場合において、新たな異常として優先順位が7の「ポンプ吐出圧低下」が発生したときには、「ポンプ吐出圧低下」より優先順位が低い「フィルタ目詰まり」(優先順位:5)に係るスナップショットデータが記憶されているID3の記憶箇所に「ポンプ吐出圧低下」に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定する。これにより、優先順位の低いものに代えて優先順位が高いスナップショットデータが記憶されるので、優先順位の高い異常に係るスナップショットデータがダウンロードされないまま消去される可能性を低減することができる。
一方、S204において、過去のスナップショットデータの中に新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが無い場合(すなわち、優先順位が同じ又は高いとき)には、スナップショットデータ記憶部6における優先順位が最低のもの(複数ある場合にはIDが最小のもの)を比較対象として特定し(S206)、当該比較対象に係る発生時間情報と新たな異常に係る発生時間情報との差(すなわち、過去の異常発生時から新たな異常発生時までの経過時間)が設定値以上であるか否かの判定を行う(S207)。この際の設定値の定め方としては、異常発生時から当該設定値分だけ経過している場合には、当該異常に係るスナップショットデータは不要とみなして良いということが経験的に言えるかどうかという観点から定めることが好ましい。例えば、本実施の形態の記憶制御部7では、S207において、発生時間情報として異常が発生した日付に着目し、比較対象に係る日付と新たな異常に係る日付との差が60日以上あるか否かの判定を行っている。これは、発生から2ヶ月以上経過した異常に係るスナップショットデータについては、未だダウンロードされていない場合にも他の異常監視装置から類似のものを既にダウンロードしている等して実質的に不要なことが多いという事情があることを考慮し、当該異常に係るスナップショットデータは不要であるとみなしている。なお、運用の柔軟性を向上する観点から、記憶制御部7が発生時間情報を比較する際に用いられる上記の設定値は、外部入力装置(操作盤等)や管理用端末30を介して異常監視装置50の組立後も変更可能とすることが好ましい。
S207において、2つの発生時間情報の差が設定値以上である場合には、当該比較対象である過去のスナップショットデータが記憶されている箇所に新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定し(S208)、S103に移行する。例えば、図2に示すような基本情報を有するスナップショットデータがスナップショットデータ記憶部6に記憶されている場合において、優先順位が5である新たな異常が発生したときには、図2における優先順位が最低の「フィルタ目詰まり」(優先順位:5)の発生日(2009年7月15日)との差が60日以上あるか否かを判定し、60日以上前に発生したものであった場合には、「フィルタ目詰まり」に係るスナップショットデータが記憶されているID3の記憶箇所に当該新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定する。これにより、優先順位の低い異常が新たに発生した場合であっても、異常発生時から所定の時間が経過しており不要とみなすことができるスナップショットデータがある場合には、当該新たな異常に係るスナップショットデータを優先して記憶することができる。すなわち、不要なスナップショットデータに優先して、最近発生した異常に係るスナップショットデータを記憶することができる。
一方、S204において、2つの発生時間情報の差が設定値未満である場合には、当該比較対象に係るスナップショットデータにダウンロード履歴が有るか否かの判定を行う(S209)。ここで、当該比較対象に係るスナップショットデータにダウンロード履歴が有るときには、当該スナップショットデータが記憶されている記憶箇所に新たな異常に係るスナップショットデータを基本情報とともに記憶する旨決定し(S210)、S103に移行する。これにより、優先順位の低い異常が新たに発生した場合であっても、既に管理用端末30にダウンロードされたスナップショットデータがある場合には、当該新たな異常に係るスナップショットデータを優先して記憶することができる。一方、S209において、比較対象であるスナップショットデータにダウンロード履歴が無いときには、新たな異常に係るスナップショットデータを記憶することは中止して(S211)、S103に移行する。
ところで、S201において、新たな異常に係る異常コードと同一の異常コードを有するものがスナップショットデータ記憶部6にある場合には、当該同一の異常コードを有するもの(複数ある場合にはIDが最小のもの)を比較対象として特定し(S212)、図4に示すように上記S207からS211と同様の処理を行ってS103に移行する。これにより、異常コードが同一の異常が新たに発生した場合であっても、過去の不要なスナップショットデータに優先して、最新のスナップショットデータを記憶することができる。
上記のようにS102における記憶制御処理を終了したら、記憶制御部7は、新たな異常に係るスナップショットデータの記憶箇所がスナップショットデータ記憶部6において決定済みであるか否かの判定を行う(S103)。ここでスナップショットデータの記憶箇所が決定済みであると判定された場合(すなわち、S203,205,208,210を経由している場合)には、当該新たな異常の発生日時を基準とした所定期間にわたる稼働情報を稼働情報記憶部5から抽出し、スナップショットデータとしてスナップショットデータ記憶部6に書き込む(S104)。そして、さらに、基本情報生成部3で生成した基本情報を当該スナップショットデータに関連付けてスナップショットデータ記憶部6に書き込んで(S105)、処理を終了する。一方、S103において、スナップショットデータの記憶箇所が決定していないと判定された場合(すなわち、S211を経由している場合)には、当該新たな異常に係る基本情報を破棄し(S106)、当該新たな異常に係るスナップショットデータを記憶することを中止して処理を終了する。
上記の説明から明らかなように、本実施の形態に係る異常監視装置50は、スナップショットデータ記憶部6に記憶箇所の空きが無いときに新たな異常が発生した場合において、スナップショットデータ記憶部6に記憶された過去のスナップショットデータのなかに新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものがあるとき、当該優先順位の低い過去のスナップショットデータに代えて、当該新たな異常に係るスナップショットデータを当該新たな異常に係る基本情報と関連付けてスナップショットデータ記憶部6に記憶している。
このように構成された本実施の形態によれば、優先順位が高い異常に係るスナップショットデータを優先的に記憶(保存)しておくことができるので、スナップショットデータを所望する異常の優先順位を高く設定しておけば、当該異常に係るスナップショットデータを確実に取得することができる。このとき、例えば、本実施の形態のように異常への対応の緊急度の高い異常に係る優先順位を高くしておけば、当該異常に係るスナップショットデータを確実に取得することができる。また、重点的にスナップショットデータを取得したい特定の異常がある場合には、当該異常の優先順位を他の異常よりも高くしておけば、当該異常に係るスナップショットデータを確実に取得することができる。このとき、先述のように外部入力装置等で基本情報生成部3が生成する優先順位を変更可能としておけば、一時的に他の異常に優先してスナップショットデータを取得したい異常がある場合等にも容易に対応することができる。
なお、上記の説明では、新たな異常に係るスナップショットデータの記憶箇所を優先順位の高低だけで特定できない場合には、まず、発生時間情報による比較を行い、それでも特定できない場合にダウンロード履歴情報による比較を行ったが、これらの順序を逆転させて、発生時間情報に先駆けてダウンロード履歴情報による比較を行っても良い。また、上記の説明では、スナップショットデータ記憶部6に記憶可能なスナップショットデータは3件であったが、これが2件以下の場合や4件以上の場合にも本発明が適用可能なことは言うまでもない。
1 稼働情報入力部
2 異常判定部
3 基本情報生成部
4 基本情報出力部
5 稼働情報記憶部
6 スナップショットデータ記憶部
7 記憶制御部
8 ダウンロード制御部
10 センサ
30 管理用端末
50 異常監視装置

Claims (6)

  1. 機械の稼働状況に係る稼働情報を検出する稼働情報検出手段と、前記稼働情報検出手段から入力される稼働情報に基づいて機械に異常が発生したことを判定する異常判定部とを備え、異常の発生時を基準とした所定期間にわたる稼働情報をスナップショットデータとして記憶し、当該記憶したスナップショットデータを管理用端末の要求に応じて出力する機械の異常監視装置において、
    前記異常判定部で異常が発生したと判定されたときに、当該異常の種類に応じて定められた優先順位を含む基本情報を生成する基本情報生成部と、
    発生した異常に係るスナップショットデータが、当該異常の発生時に前記基本情報生成部で生成された基本情報と関連付けて記憶されるスナップショットデータ記憶部と、
    前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合において、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに当該新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものがあるとき、当該優先順位の低い過去のスナップショットデータに代えて、当該新たな異常に係るスナップショットデータを当該新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶する記憶制御部と
    を備えることを特徴とする機械の異常監視装置。
  2. 請求項1に記載の機械の異常監視装置において、
    前記基本情報生成部は、前記異常判定部で異常が発生したと判定されたとき、さらに、当該異常の発生時間情報を基本情報として生成し、
    前記記憶制御部は、
    前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合であって、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに前記新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが無い場合において、
    前記過去のスナップショットデータのうち優先順位が最低のものに係る発生時間情報と前記新たな異常に係る発生時間情報との差が設定値以上のとき、当該優先順位が最低の過去のスナップショットデータに代えて、前記新たな異常に係るスナップショットデータを前記新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶することを特徴とする機械の異常監視装置。
  3. 請求項1又は2に記載の機械の異常監視装置において、
    前記スナップショットデータ記憶部に記憶されているスナップショットデータは、前記管理用端末に送信された履歴の有無を示すダウンロード履歴情報と関連付けて記憶されており、
    前記記憶制御部は、
    前記スナップショットデータ記憶部に空きが無いときに新たな異常が発生した場合であって、前記スナップショットデータ記憶部に記憶された過去のスナップショットデータのなかに前記新たな異常に係る優先順位よりも優先順位が低いものが無い場合において、
    前記過去のスナップショットデータのうち優先順位が最低のものにダウンロード履歴があるときには、当該ダウンロード履歴のある過去のスナップショットデータに代えて、前記新たな異常に係るスナップショットデータを前記新たな異常に係る基本情報と関連付けて前記スナップショットデータ記憶部に記憶することを特徴とする機械の異常監視装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の機械の異常監視装置において、
    前記基本情報生成部が生成する前記優先順位は、変更可能であることを特徴とする機械の異常監視装置。
  5. 請求項2に記載の機械の異常監視装置において、
    前記記憶制御部が発生時間情報を比較する際に用いられる前記設定値は、変更可能であることを特徴とする機械の異常監視装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の機械の異常監視装置において、
    前記記憶制御部は、2以上のスナップショットデータを記憶可能であることを特徴とする機械の異常監視装置。
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