JP2006190165A - 異常状態記憶制御装置および異常状態記憶制御方法 - Google Patents

異常状態記憶制御装置および異常状態記憶制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、機器の負荷を制御する際に異常状態の来歴に優先順位を付けることにより、外部不揮発性記憶素子に記憶させておき、故障が発生した際に、前記外部不揮発性記憶素子に記憶されている来歴等の情報を修理に役立てることができる異常状態記憶制御装置に関するものである。
【解決手段】 本発明は、異常状態の重大さに基づいて、マイクロコンピュータが優先順位を付け、前記異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子に記憶している。したがって、外部不揮発性記憶素子の記憶容量が小さい場合であっても、重大な異常状態に関する情報は、優先順位の低いものから消去されるため、機器の修理あるいは保守に不具合が起きることがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機器の負荷を制御する際に異常状態の来歴に優先順位を付けることにより、外部不揮発性記憶素子に記憶させておき、故障が発生した際に、前記外部不揮発性記憶素子に記憶されている来歴等の情報を修理に役立てることができる異常状態記憶制御装置および異常状態記憶制御方法に関するものである。
たとえば、特開2003−256945号公報における設備の状態表示システムは、監視対象設備の異常状態を記録する異常履歴記録手段と、前記監視対象設備の監視状況、およびこれらの設備における時間的に変化する異常状態を同一画面に表示する表示手段とを有し、監視対象設備に異常状態が生じた場合、どのような異常状態であるかを表示して、適格な対処方法を採用することができるものである。
特開2003−256945号公報
前記公報に記載されているように、監視設備に異常状態が発生した場合、前記設備の修理等に使用するために、異常状態に関する情報を表示または記憶させておき、前記情報に基づいて、前記監視設備の修理を行うのが一般的である。そして、前記異常状態に関する情報を記憶するメモリは、一般的に大きなものが設けられていない。そこで、前記異常状態に関する情報は、記憶された順番にしたがって、順次オーバーフローして消去され、重大な異常に関する情報であるにもかかわらず、必要な時に、必要な情報として得ることができない場合があった。
従来の異常状態に関する情報は、時間による来歴のみに優先順位が設けられており、軽微な異常が何回か続いた場合、重大な異常状態であるにもかかわらず、消去されてしまう可能性があった。たとえば、給湯器は、給湯の温度にかかる異常状態が最重要項目となる場合がある。また、給湯器において、風呂の栓が外れて湯張りができない場合があるが、これは軽微な異常状態である。前記給湯器における給湯の温度に関する異常状態は、優先度が非常に高い最重要項目であるにもかかわらず、従来例における情報記憶手段が時系列的に記憶するのみであるため、他の軽微な異常状態とともに消去されてしまうことがある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、外部不揮発性記憶素子に記憶された異常状態の来歴を消去する際に、予め定められた優先順位に基づいて異常状態に関する情報の消去を行い、過去に起きた重大な異常状態に関する情報を消さないようにして、メンテナンスにおける信頼性の向上を図る異常状態記憶制御装置および異常状態記憶制御方法を提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明の異常状態記憶制御装置は、制御回路からの指示によって動作する負荷を有する機器であり、前記負荷の駆動状態を監視する駆動状態監視装置と、前記駆動状態監視装置により出力された信号に基づいて制御状態の異常状態を判断するとともに、前記異常状態の程度に応じた優先順位を与える異常状態認識装置とから少なくとも構成されたマイクロコンピュータと、前記異常状態に関する情報を記憶する外部不揮発性記憶素子とを少なくとも備えていることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明の機器は、使用者に視覚的および/または可聴的に前記異常状態を伝えることができるリモートコントローラを備えていることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明または第2発明における外部不揮発性記憶素子に記憶された前記異常状態に関する情報は、付けられている優先順位の低いものから消去されることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明から第3発明の外部不揮発性記憶素子は、前記異常状態に関する情報、および前記に対する優先順位が記憶されていることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明から第4発明の優先順位は、順位を書き換えることができることを特徴とする。
(第6発明)
第6発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明から第5発明の外部不揮発性記憶素子に記憶されている優先順位は、特定の異常状態に限り変更することができないことを特徴とする。
(第7発明)
第7発明の異常状態記憶制御装置において、第1発明から第6発明の機器は、給湯器であることを特徴とする。
(第8発明)
第8発明の異常状態記憶制御方法は、制御回路からの指示によって動作する負荷と、前記負荷の駆動状態を監視する駆動状態監視装置と、前記負荷の異常状態を認識する異常状態認識装置と、前記各装置を制御するマイクロコンピュータと、前記異常状態に関する情報を記憶する外部不揮発性記憶素子とから少なくとも構成され、前記負荷の駆動状態を前記駆動状態監視装置により監視し、制御状態の異常状態が発見された場合、前記異常状態の程度に応じた異常状態に関する情報に優先順位を与え、前記優先順位の付けられた異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子に記憶させ、前記マイクロコンピュータの制御の基に前記優先順位の低い順に異常状態に関する情報を前記外部不揮発性記憶素子から消去することを特徴とする。
本発明によれば、異常状態の重大さに基づいて、マイクロコンピュータが優先順位を付け、前記異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子に記憶しているため、外部不揮発性記憶素子の記憶容量が小さい場合であっても、重大な異常状態が消去されてしまうことがなく、機器の修理あるいは保守に不具合が起きることがない。
本発明によれば、リモートコントローラに表示された異常状態、または可聴音により、異常状態の程度を知ることができ、対応を早く行うことができる。
本発明によれば、新たに重大な異常状態に関する情報が発生した場合、前記情報は、優先順位を上げるように変更して、長期間外部不揮発性記憶素子に記憶できるようにしている。
本発明によれば、外部不揮発性記憶素子に記憶されている優先順位を、特定の異常状態に限り変更することができないようにして、一番重要な異常状態が優先順位が変更されて消去されるのを防止することができる。
(第1発明)
第1発明の異常状態記憶制御装置は、制御回路からの指示によって動作する負荷を有する機器において、駆動状態監視装置と、異常状態認識装置からなるマイクロコンピュータと、外部不揮発性記憶素子とから少なくとも構成されている。前記駆動状態監視装置は、前記負荷の駆動状態を常時監視する、たとえば、電圧および/または電流センサ、温度センサ、圧力センサ、水流センサ、ガス流センサ等を備えている。
マイクロコンピュータは、前記駆動状態監視装置により出力された信号に基づいて制御状態の異常状態を判断するとともに、前記異常状態の程度に応じた優先順位を与える異常状態認識装置とから少なくとも構成されている。すなわち、前記マイクロコンピュータは、前記異常状態の程度に応じた優先順位を付けることができる。また、外部不揮発性記憶素子は、前記異常状態に関する優先順位を含む情報を記憶することができる。
第1発明の異常状態記憶制御装置は、異常状態の重大さに基づいて、マイクロコンピュータが優先順位を付け、前記異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子に記憶しているため、外部不揮発性記憶素子の記憶容量が小さい場合、重大な異常状態があっても、消去されてしまうことがなく、機器の修理あるいは保守に不具合が起きることがない。
(第2発明)
第2発明の異常状態記憶制御装置は、第1発明の機器が備えているリモートコントローラに使用者が視覚的および/または可聴的な手段によって、前記異常状態が判るようにしている。前記使用者は、前記リモートコントローラに表示された異常状態、または可聴音により、異常状態の程度を知ることができ、対応を早く行うことができる。
(第3発明)
第3発明の異常状態記憶制御装置は、第1発明における外部不揮発性記憶素子に記憶された前記異常状態に関する情報に付けられている優先順位が低いものから消去される。すなわち、第3発明の異常状態記憶制御装置は、重大な異常状態が外部不揮発性記憶素子から削除されることがないため、前記機器の修理および/または保守等に都合がよい。
(第4発明)
第4発明の異常状態記憶制御装置は、第1発明における外部不揮発性記憶素子に異常状態に関する情報、および前記異常状態に対する優先順位が記憶されている。したがって、第4発明の異常状態記憶制御装置は、たとえば、前記優先順位を外部不揮発性記憶素子に記憶させておけば、新しい情報が多く書き込まれた場合、優先順位の低い情報がオーバーフローされる。
(第5発明)
第5発明の異常状態記憶制御装置は、第1発明における優先順位が書き換えられるようになっている。新たに重大な異常状態に関する情報が発生した場合、前記情報は、優先順位を上げて、長期間外部不揮発性記憶素子に記憶できるようにしている。
(第6発明)
第6発明の異常状態記憶制御装置は、第1発明における外部不揮発性記憶素子に記憶されている優先順位を、特定の異常状態に限り変更することができないようにする。すなわち、一番重要な異常状態は、優先順位が変更されて消去されるのを防止するためである。
(第7発明)
第7発明の異常状態記憶制御装置は、給湯器に使用されるものであり、給湯タンクの温度、ガスの流量、電気の電圧または電流、水の流量等を駆動状態監視装置により監視し、これらが予め決められた閾値を超えた場合に異常状態認識装置が負荷に異常があったことをを認識する。たとえば、マイクロコンピュータは、ガスの流量に異常があった場合、優先順位を一番高くし、次の優先順位に電圧または電流とし、水の異常に対して優先順位を一番低くする。第7発明の異常状態記憶制御装置は、重大事故に繋がるガス流量に関する情報を優先順位を一番高くし、来歴を消去できないようにしている。
(第8発明)
第8発明の異常状態記憶制御方法は、制御回路からの指示によって動作する負荷と、前記負荷の駆動状態を監視する駆動状態監視装置と、前記負荷の異常状態を認識する異常状態認識装置と、前記各装置を制御するマイクロコンピュータと、前記異常状態に関する情報を記憶する外部不揮発性記憶素子とから少なくとも構成されているものである。前記給湯器は、常に、前記負荷の駆動状態が前記駆動状態監視装置により監視されている。
前記制御の異常状態は、前記駆動状態監視装置および異常状態認識装置によって発見された場合、前記異常状態の程度に応じた異常状態に関する情報に優先順位が与えられるとともに、前記優先順位の付けられた異常状態に関する情報が外部不揮発性記憶素子に記憶される。前記マイクロコンピュータは、前記優先順位の低い順に異常状態に関する情報を前記外部不揮発性記憶素子から消去し、優先順位の高い異常状態に関する情報を前記外部不揮発性記憶素子から除去しないように制御する。したがって、第8発明の異常状態記憶制御方法は、重大事故に繋がる異常状態に関する情報を来歴として保存ができるようにして、修理および/または保守に役立てることができる。
図1は本発明の第1実施例である異常状態記憶制御装置を説明するためのブロック構成図である。図1において、機器11は、リモートコントローラ17と制御回路19によって制御されている。また、前記機器11は、負荷12と、駆動状態監視装置13と、マイクロコンピュータ14と、外部不揮発性記憶素子16とから少なくとも構成されている。前記マイクロコンピュータ14には、少なくとも異常状態認識装置15が設けられている。また、前記リモートコントローラ17には、制御状態や異常状態を視覚的に表示したり、あるいは可聴音を鳴らして報知する報知装置18が設けられている。
前記駆動状態監視装置13は、たとえば、図示されていない給湯器における給湯タンクの温度センサ、負荷にかかる電圧および/または電流を検出するセンサ、湯張り状態を検出するセンサ等により、異常状態を常時監視している。前記異常状態認識装置15は、前記各センサ(図示されていない)によって異常状態を検出した場合、前記出力信号を前記異常状態認識装置15に送る。前記異常状態認識装置15は、前記出力信号がある決められた閾値より大きい場合、異常状態に関する情報として、優先順位とともに、異常状態の種類、異常発生年月日時間等を外部不揮発性記憶素子16に記憶させる。
前記外部不揮発性記憶素子16に記憶された前記異常状態に関する情報は、マイクロコンピュータ14の制御の基に、優先順位の低い順に消去されるようになっている。したがって、重大な異常状態に関する情報は、常に前記外部不揮発性記憶素子16に記憶されているため、前記機器11の修理または保守を効率よく行うことができる。
前記マイクロコンピュータ14は、前記異常状態認識装置15により、負荷12に異常状態があると認識した場合、前記外部不揮発性記憶素子16に異常状態に関する情報を記憶させるとともに、リモートコントローラ17における報知装置18に可視的に表示または可聴音を出力させる。使用者は、前記リモートコントローラ17に表示または可聴音により、異常状態が発生したことを知り、適切な処置を迅速にとることができる。
図2は本発明の第2実施例であるマイクロコンピュータにおける制御を説明するためのブロック構成図である。図2において、マイクロコンピュータ14は、異常状態認識装置15と、優先順位記憶部21と、記憶削除部22と、優先順位変更部23と、前記装置および各部を制御する制御部24とから構成されている。前記優先順位記憶部21は、たとえば、給湯器において、給湯温度を第1優先、電圧および/または電流を第2優先、湯張り状態を第3優先として記憶されている。前記異常状態認識装置15は、駆動状態監視装置13からの異常状態に関する情報を受け取り、優先順位記憶部21に記憶されている優先順位を見て、前記異常状態に関する情報に優先順位、日付時間等を付けて外部不揮発性記憶素子16に記憶させる。
前記記憶削除部22は、優先順位記憶部21の優先順位を見て、外部不揮発性記憶素子16に記憶されている優先順位の低い異常状態に関する情報を消去する。前記優先順位変更部23は、前記優先順位記憶部21における優先順位を見て、優先順位を変更し、たとえば、新たに発生した異常状態に対処できるようにしている。前記各装置および各部は、制御部24によって、たとえば、図示されていないROMに記憶されているプログラムにしたがって制御される。また、前記マイクロコンピュータ14は、最優先順位のものに対して、優先順位を変更できないようにすることもできる。
図3は本発明の第3実施例である異常状態認識装置を説明するためのブロック構成図である。図3において、異常状態認識装置15は、検出データ識別回路31と、閾値記憶回路32と、検出データ記憶回路33と、比較回路34と、設定手段35と、異常状態優先順位記憶手段36と、異常状態優先順位付与手段37と、テーブル書込手段38と、優先順位昇順移動手段39と、優先順位日付順移動回路40とから少なくとも構成されている。
前記検出データ識別回路31は、前記駆動状態監視装置13のセンサから得られた検出データが給湯温度、電圧および/または電流、湯張り等のいずれであるかを異常状態優先順位記憶手段36に記憶されているデータを参照して決定する。優先順位の付いた異常状態に関する情報は、該当する閾値と比較するために一時検出データ記憶回路33に記憶される。前記閾値記憶回路32は、検出データそれぞれの異常状態に対応した閾値が前記設定手段35からの入力により記憶されている。
比較回路34は、前記検出データ記憶回路33に記憶されたデータと、該当する閾値記憶回路32に記憶されている閾値データとを比較する。前記検出データは、前記閾値記憶回路32に記憶されている閾値より大きい場合、異常状態が検出されたとして、テーブル書込手段38に異常状態に関する情報、異常状態が発生した日時等を記憶する。前記テーブル書込手段38は、前記検出データ識別回路31によって識別されたデータの場所に記憶される。すなわち、異常状態の優先順位は、前記検出データ識別回路31によって認識された、たとえば、給湯温度は、テーブル書込手段38の給湯温度に書き込まれる。また、電圧および/または電流、湯張り状態は、同様に、テーブル書込手段38のそれぞれの場所に書き込まれる。
図4は本発明の第3実施例におけるテーブルの書込例を説明するための図である。図4において、テーブルは、優先順位、異常状態、異常状態発生年月日時間等が記入されている。たとえば、図4に示された優先順位は、異常状態の重要性にしたがって付けられている。優先順位昇順移動回路39は、前記テーブル書込手段38に書き込まれた異常状態を優先順位の昇順に移動させることができる。すなわち、前記テーブルに書き込まれる順位は、重要度にしたがって順次並べられる。したがって、マイクロコンピュータ14は、外部不揮発性記憶素子16に記憶された異常状態に関する情報を消去する場合、テーブルの下部から消去するようにすることにより、重要な異常状態に関する情報を消去しないで済む。
優先順位日付順移動回路40は、優先順位が同じ場合、日付順に移動できるようになっている。すなわち、前記優先順位日付順移動回路40は、同じ優先順位において、早く発生したものほど下にして、最近の発生した異常状態に関する情報を上にするようにして、同じ重要度であるならば、古い情報から消去できるようになっている。前記優先順位とテーブルの上下の関係は、説明を判り易くするためであって、実際のメモリ上の話しではない。
図5は本発明における異常状態記憶制御装置の第4実施例を説明するためのフローチャートである。図5において、駆動状態監視装置13は、負荷12の異常状態をセンサ等によって検出する(ステップ51)。マイクロコンピュータ14における制御部24は、前記異常状態が給水タンクの温度にあるのか否か調べる(ステップ52)。前記制御部24は、前記異常状態が給水タンクの温度であると判断した場合、前記給水タンクの温度に関する閾値と、前記給水タンクの温度とを比較する(ステップ53)。
前記制御部24は、前記給水タンクの温度が前記給水タンクの温度の閾値を超えているか否かを調べる(ステップ54)。前記制御部24は、前記給水タンクの温度が前記閾値を超えていると判断した場合、たとえば、異常状態優先順位記憶手段36を参照して異常温度の優先順位を決定する(ステップ55)。前記制御部24は、前記決定された優先順位にしたがって、前記異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子16に記憶させる(ステップ56)。前記外部不揮発性記憶素子16に記憶された異常状態に関する情報は、たとえば、マイクロコンピュータ14により、優先順位の低いもの順に消去されるようにできる。
ステップ52において、前記制御部24は、異常状態に関する情報が給水タンクの温度でないと判断した場合、たとえば、次に、異常状態に関する情報が電圧であるか否かを調べる(ステップ59)。前記制御部24は、前記異常状態に関する情報が電圧である場合、前記同様に、閾値記憶回路32における電圧の閾値と比較する(ステップ60)。以下、ステップ55およびステップ56と同様な処理を電圧に関して行う。
前記ステップ59において、前記制御部24は、異常状態が電圧でないと判断した場合、同様に湯張り状態(図示されていない)を調べる。前記ステップ54において、前記制御部24は、異常状態に関する情報が閾値温度を超えていないと判断した場合、負荷12における温度は正常であると判断する(ステップ57)。そして、前記制御部24は、異常状態の監視を続ける(ステップ58)。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。本発明の実施例に記載されたブロック構成図は、公知または周知の技術により達成できるものである。また、異常状態を検出するセンサ、マイクロコンピュータ等は、特殊なものではなく、公知または周知のものを使用することができる。
本発明の第1実施例である異常状態記憶制御装置を説明するためのブロック構成図である。(実施例1) 本発明の第2実施例であるマイクロコンピュータにおける制御を説明するためのブロック構成図である。(実施例2) 本発明の第3実施例である異常状態認識装置を説明するためのブロック構成図である。(実施例3) 本発明の第3実施例におけるテーブルの書込例を説明するための図である。 本発明における異常状態記憶制御装置の第4実施例を説明するためのフローチャートである。(実施例4)
符号の説明
11・・・機器
12・・・負荷
13・・・駆動状態監視装置
14・・・マイクロコンピュータ
15・・・異常状態認識装置
16・・・外部不揮発性記憶素子
17・・・リモートコントローラ
18・・・報知装置
21・・・優先順位記憶部
22・・・記憶削除部
23・・・優先順位変更部
24・・・制御部
31・・・検出データ識別回路
32・・・閾値記憶回路
33・・・検出データ記憶回路
34・・・比較回路
35・・・設定手段
36・・・異常状態優先順位記憶手段
37・・・異常状態優先順位付与手段
38・・・テーブル書込手段
39・・・優先順位昇順移動回路
40・・・優先順位日付順移動回路

Claims (8)

  1. 制御回路からの指示によって動作する負荷を有する機器において、
    前記負荷の駆動状態を監視する駆動状態監視装置と、
    前記駆動状態監視装置により出力された信号に基づいて制御状態の異常状態を判断するとともに、前記異常状態の程度に応じた優先順位を与える異常状態認識装置とから少なくとも構成されたマイクロコンピュータと、
    前記異常状態に関する情報を記憶する外部不揮発性記憶素子と、
    を少なくとも備えていることを特徴とする異常状態記憶制御装置。
  2. 前記機器は、使用者に視覚的および/または可聴的に前記異常状態を伝えることができるリモートコントローラを備えていることを特徴とする請求項1に記載された異常状態記憶制御装置。
  3. 前記外部不揮発性記憶素子に記憶された前記異常状態に関する情報は、付けられている優先順位の低いものから消去されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された異常状態記憶制御装置。
  4. 前記外部不揮発性記憶素子は、前記異常状態に関する情報、および前記に対する優先順位が記憶されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された異常状態記憶制御装置。
  5. 前記優先順位は、順位を書き換えることができることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された異常状態記憶制御装置。
  6. 前記外部不揮発性記憶素子に記憶されている優先順位は、特定の異常状態に限り変更することができないことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載された異常状態記憶制御装置。
  7. 前記機器は、給湯器であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載された異常状態記憶制御装置。
  8. 制御回路からの指示によって動作する負荷と、
    前記負荷の駆動状態を監視する駆動状態監視装置と、
    前記負荷の異常状態を認識する異常状態認識装置と、
    前記各装置を制御するマイクロコンピュータと、
    前記異常状態に関する情報を記憶する外部不揮発性記憶素子と、
    から少なくとも構成されている異常状態記憶制御方法において、
    前記負荷の駆動状態を前記駆動状態監視装置により監視し、
    制御状態の異常状態が発見された場合、前記異常状態の程度に応じた異常状態に関する情報に優先順位を与え、
    前記優先順位の付けられた異常状態に関する情報を外部不揮発性記憶素子に記憶させ、
    前記マイクロコンピュータの制御の基に前記優先順位の低い順に異常状態に関する情報を前記外部不揮発性記憶素子から消去することを特徴とする異常状態記憶制御方法。
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