JP2011023900A - 固体撮像素子およびその制御方法、並びにカメラシステム - Google Patents

固体撮像素子およびその制御方法、並びにカメラシステム Download PDF

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Abstract

【課題】黒化補正範囲を広げることが可能な固体撮像素子およびその制御方法、並びにカメラシステムを提供する。
【解決手段】光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部110と、画素部から複数の画素単位で信号線116への画素信号の読み出しを行い、ランプ波である参照信号と画素信号とを比較してAD変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出し部120,150と、クランプ電圧により画素信号が設定電圧以上に保持されるように信号線をクランプするクランプ部110Bと、供給されるクランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成してクランプ部に供給する補正用バイアス回路180と、参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動してクランプ電圧が生成されるようにクランプ電圧設定値を選択し、補正用バイアス回路に供給する補正用バイアス選択部170と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、CMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子およびその制御方法、並びにカメラシステムに関するものである。
複数の画素を2次元配列で設けた画素アレイ部を有し、この画素アレイ部の各画素で読み取った画素信号を各画素列毎に順次読み出し、各列信号にCDS処理などを施して画像信号に変換して出力するCMOSイメージセンサが提供されている。
CMOSイメージセンサは、各画素毎に浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
列並列出力型CMOSイメージセンサの画素信号読み出し(出力)回路については実に様々なものが提案されている。
その最も進んだ形態のひとつが列毎にアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog Digital Converter)と略す)を備え、デジタル信号として画素信号を取り出すタイプである。
このような列並列型のADCを搭載したCMOSイメージセンサは、たとえば非特許文献1や特許文献1に開示されている。
また、これらCMOSイメージセンサでは太陽光のような非常に強い光などが入射された際、その部分の信号レベルが低下してしまい、非常に明るいにも関わらず黒く見える黒化現象が発生することも知られている。
そして、CMOSイメージセンサでは、この現象を回避するための補正の仕組みも組み込まれている(たとえば特許文献2参照)。
黒化現象を防止する方法として黒化現象検出時に画素内にフォトダイオードを持たないアンプ(以下、画素ダミーアンプトランジスタ)を形成し、画素から出力されるリセット電圧を画素ダミーアンプトランジスタの出力電圧で置き換える方法が提案されている。
この方法は、たとえば特許文献3に開示されている。
また、画素部の動作マージンを大きくする目的や信号電荷の完全転送を図るなどの目的により、画素部の電源電圧を複数使用する方法が提案されている(たとえば特許文献4参照)。
図1は、このような提案技術を適用した固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の全体構成を示す回路図である。
固体撮像素子1は、図1に示すように、画素部2、垂直走査部3、水平走査部4、およびADC群からなるカラム処理回路群5を有する。
さらに、固体撮像素子1は、デジタル−アナログ変換装置(以下、DAC(Digital - Analog Converter)と略す)6、補正用バイアス回路7、通信・タイミング制御部8、デジタル演算部9、および出力部10を有する。
画素部2の有効画素領域は複数の単位画素21が2次元マトリクス状に配置されており、各列には画素ダミーアンプトランジスタを含む画素ダミー部22も配置されている。
ここで単位画素21は、光電変換素子であるフォトダイオードPD21を有する。そして、単位画素21は、転送トランジスタT21、リセットトランジスタT22、アンプトランジスタT23、選択トランジスタT24の合計4つのトランジスタにより構成されている。
垂直走査部3から各画素トランジスタに対し転送パルスTRG、リセットパルスRST、選択パルスSELなどを供給し、フォトダイオードPD21によって得られた信号電荷を画素信号SIGに変換し垂直信号線23に出力するよう制御されている。
画素ダミー部22は、画素ダミーアンプトランジスタDT、画素ダミー選択トランジスタSTにより構成されており、垂直走査部3からの選択パルスDSEL、黒化補正用バイアス回路からのクランプ電圧SLP_SUNにより制御されている。
ここでは説明のために単位画素部を4つのトランジスタ構成としているが、選択トランジスタを無くした3つのトランジスタ構成など、他の構成でも構わない。また、画素ダミー部22は単位画素部と同一の構成にするのが望ましい。
図2(A)および(B)は、通常光量時および黒化現象が発生する非常に強い光量時の読み出し選択行の動作およびAD変換方法を説明する図である。
図2(A)に示す通常光量時の出力は、P相期間での画素信号SIGとAD変換用参照信号SLP_ADCが同一になる期間Aのカウント値、D相期間での画素信号SIGとAD変換用参照信号SLP_ADCが同一になる期間Bのカウント値の差分で表せる。
一方、図2(B)に示す黒化現象が発生する非常に強い光量時の出力は、黒化補正用バイアス回路からのクランプ電圧SLP_SUNにより画素信号SIGが設定電圧以下にならないようクランプされている。
このため、P相期間で画素信号SIGとAD変換用参照信号SLP_ADCが期間Cで表すように同一にならない。
このようにP相期間において、画素信号SIGとAD変換用参照信号SLP_ADCが一致しない場合、黒化現象発生と判断し、カウント値をフルカウントさせる。または、飽和信号以上の固定のカウント値に置き換えるなどの動作を行い、黒化現象を補正している。ただし、黒化補正用バイアス回路からのクランプ電圧SLP_SUN設定は適切におこなう必要がある。不適切な設定値の場合、黒化現象を補正できない、逆に間違って補正を行ってしまい通常時の出力特性が悪化するなどの不具合が発生する。
特開2005−278135号公報 特開2008−283557号公報 特開2000−287131号公報 特再WO03/085964
W. Yang等 (W. Yang et. Al., "An Integrated 800x600 CMOS Image System," ISSCC Digest of Technical Papers, pp. 304-305、 Feb., 1999)
しかしながら、このような回路構成においてAD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは量子化ビット数、アナログゲイン、カウンタ部の駆動周波数などにより変化する。
これにより、クランプ電圧SLP_SUN設定値で補正できる範囲が狭くなる。
また、特許文献4にあるように、画素部の電源電圧を複数使用する方法の場合、黒化補正用バイアス回路の基準となる電圧と画素部リセット電圧が異なってしまうことがあり、それらが独立にばらつくことにより補正できる範囲が狭くなる。
これらの条件や、トランジスタなどのプロセスばらつきなどを考慮した場合、黒化補正用バイアス回路からのクランプ電圧SLP_SUN設定値を固定で使用すると、一部条件ではクランプ電圧が適切ではないために不具合が発生してしまう。
よって、補正できる範囲が一部条件に限定されてしまうという問題が発生する。
本発明は、黒化補正範囲を広げることが可能な固体撮像素子およびその制御方法、並びにカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行い、ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出し部と、クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプ部と、供給されるクランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成して上記クランプ部に供給する補正用バイアス回路と、上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるように上記クランプ電圧設定値を選択し、補正用バイアス回路に供給する補正用バイアス選択部と、を有する。
本発明の第2の観点の固体撮像素子の制御方法は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行う読み出しステップと、クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプステップと、ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出しステップと、を有し、上記クランプステップにおいて、上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるようにクランプ電圧設定値を選択し、選択された上記クランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成し、当該クランプ電圧で上記信号線に対するクランプを行う。
本発明の第3の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、上記固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行い、ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出し部と、クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプ部と、供給されるクランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成して上記クランプ部に供給する補正用バイアス回路と、上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるように上記クランプ電圧設定値を選択し、補正用バイアス回路に供給する補正用バイアス選択部と、を含む。
本発明によれば、黒化補正範囲を広げることができる。
提案技術を適用した固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の全体構成を示す回路図である。 通常光量時および黒化現象が発生する非常に強い光量時の読み出し選択行の動作およびAD変換方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を拡大して示す図である。 AD変換用参照信号の傾きが量子化ビット数により変化することを示す図である。 AD変換用参照信号の傾きがアナログゲイン設定値により変化することを示す図である。 本実施形態に係る補正用バイアス回路を含む回路の一例を示す図である。 本実施形態に係る固体撮像素子における黒化現象検出期間および通常駆動期間の動作タイミングを示す図である。 本実施形態に係る補正用バイアス選択部内に形成されるAD変換用参照信号の傾きに対するクランプ電圧テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る補正用バイアス選択部の一構成例を示す図である。 図10の補正用バイアス選択部における黒化現象検出期間の動作を説明するためのタイミングチャートを示す図である。 本本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像素子の全体構成例
2.カラムADCの構成例
3.補正用バイアス選択の制御例
4.カメラシステムの構成例
図3は、本発明の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
<1.固体撮像素子の全体構成例>
この固体撮像素子100は、図3に示すように、撮像部としての画素部110、垂直(行)走査部120、水平(列)走査部130、および通信・タイミング制御部140を有する。
さらに、固体撮像素子100は、ADC群であるカラム処理回路群150、参照信号生成部としてのDAC160、補正用バイアス選択部170、補正用バイアス回路180、信号処理部190を有する。
信号処理部190は、デジタル演算部191および出力部192を有する。
本実施形態の固体撮像素子100は、黒化検出用クランプ電圧を、画素部リセット電圧と同じ電源電圧を基準として生成することにより、電源電圧のばらつきを抑制し、黒化補正可能範囲を広げることが可能に構成される。
また、本実施形態の固体撮像素子100は、黒化検出用クランプ電圧を、AD変換用参照信号の傾きを決める量子化ビット数、アナログゲイン、カラムAD回路カウンタ動作部の周波数などに連動して変化させる。
これにより、固体撮像素子100は、各々の条件で最適なクランプ電圧を設定でき、黒化補正範囲を広げることが可能となる機能を有している。
画素部110は、フォトダイオード(光電変換素子)と画素内アンプとを含む複数の単位画素110Aがm行n列の2次元状(マトリクス状)に配列されている。
また、画素部110は、画素配列に各列に対応してクランプ部としての画素ダミー部110Bが配置されている。
クランプ部としての画素ダミー部110Bは、クランプ電圧により画素信号SIGが設定電圧以上に保持されるように、換言すれば画素信号SIGが設定電圧以下にならないように垂直信号線116をクランプする。
[単位画素の構成例]
図4は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を拡大して示す図である。
この単位画素110Aは、光電変換素子としてたとえばフォトダイオード111を有している。
単位画素110Aは、1個のフォトダイオード111に対し、転送素子としての転送トランジスタ112、リセット素子としてのリセットトランジスタ113、アンプトランジスタ114、および選択トランジスタ115の4トランジスタを能動素子として有する。
フォトダイオード111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、フォトダイオード111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。
転送トランジスタ112は、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号TRGが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDRSTとフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。
リセットトランジスタ113は、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号RSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDRSTの電位にリセットする。
このリセットトランジスタ113のドレインが接続され電源ラインLVDDRSTに供給される電圧VDDRSTは、黒化検出用クランプ電圧と同じ電源電圧を基準として生成される。
フローティングディフュージョンFDには、アンプトランジスタ114のゲートが接続されている。
アンプトランジスタ114は、ソースが選択トランジスタ115を介して垂直信号線116に接続され、画素部外の定電流源ISRSとソースフォロアを構成している。アンプトランジスタ114のドレインは電源ラインLVDDAMPに接続されている。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、アンプトランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧(画素信号SIG)を垂直信号線116に出カする。
垂直信号線116を通じて、各画素から出力された電圧に相当する画素信号SIGが画素信号読み出し回路としてのカラム処理回路群150に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時並列的に行われる。
画素部110に配線されているリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが一組として画素配列の各行単位で配線されている。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELは、画素駆動部としての垂直走査部120により駆動される。
[画素ダミー部の構成例]
画素ダミー部110Bは、画素ダミーアンプトランジスタ117、画素ダミー選択トランジスタ118を含んで構成されている。
画素ダミーアンプトランジスタ117のドレインが電源ラインLVDDAMPに接続され、ソースが画素ダミー選択トランジスタ118のドレインに接続されている。
画素ダミー選択トランジスタ118のソースが垂直信号線116に接続されている。
画素ダミーアンプトランジスタ117のゲートが、補正用バイアス回路180により供給されるクランプ電圧SLP_SUNの供給ラインに接続されている。
画素ダミー選択トランジスタ118のゲートが垂直走査部120により供給される選択パルスDSELの供給ラインに接続されている。
このように、画素ダミー部110Bは、垂直走査部120からの選択パルスDSEL、補正用バイアス回路180からのクランプ電圧SLP_SUNにより制御されている。
ここでは説明のために単位画素部を4つのトランジスタ構成としているが、選択トランジスタを無くした3つのトランジスタ構成など、他の構成でも構わない。
また、画素ダミー部110Bは単位画素部と同一の構成にするのが望ましい。
固体撮像素子100は、画素部110の信号を順次読み出すための制御回路として内部クロックを生成する通信・タイミング制御部140、行アドレスや行走査を制御する垂直走査部120、列アドレスや列走査を制御する水平走査部130が配置される。
通信・タイミング制御部140は、画素部110、垂直走査部120、水平走査部130、カラム処理回路群150、DAC160、補正用バイアス回路180、補正用バイアス選択部170等の信号処理に必要なタイミング信号を生成する。
通信・タイミング制御部140は、DAC160における参照信号SLC ADC(RAMP)の生成を制御するDAC制御部を含む。
DAC制御部は、カラム処理回路群150の各カラム処理回路(ADC)151のAD変換を行う行ごとに、参照信号SLP ADCの傾きを調整するように制御する。
DAC制御部は、カラム処理回路群150におけるCDS(Correlated Double Sampling;CDS)時に、量子化ビット数に違いに応じて1次サンプリング、2次サンプリングそれぞれの参照信号SLP ADCの傾き調整を行うように制御可能である。
画素部110においては、ラインシャッタを使用した光子蓄積、排出により、映像や画面イメージを画素行毎に光電変換し、アナログ画素信号SIGをカラム処理回路群150の各カラム処理回路151に出力する。
ADC群150では、ADCブロック(各カラム部)でそれぞれ、画素部110のアナログ出力をDAC160からの参照信号SLP ADCを使用したAPGA対応積分型ADC、およびデジタルCDSを行い、数ビットのデジタル信号を出力する。
<2.カラムADCの構成例>
本実施形態のカラム処理回路群150は、ADCブロックであるカラム処理回路(ADC)151が複数列配列されている。
すなわち、カラム処理回路群150は、kビットデジタル信号変換機能を有し、各垂直信号線(列線)116−1〜116−n毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ADC151は、DAC160により生成される参照信号を階段状に変化させたランプ波形である参照信号SLC ADCと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ画素信号SIGと、を比較する比較器(コンパレータ)152を有する。
さらに、各ADCは、比較時間をカウントし、カウント結果を保持するカウンタラッチ153を有する。
各カウンタラッチ153の出力は、たとえばkビット幅の水平転送線LTRFに接続されている。
ADC群150においては、垂直信号線116に読み出されたアナログ画素信号SIGは列毎(カラム毎)に配置された比較器152で参照信号SLC ADC(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形であるランプ信号RAMP)と比較される。
このとき、比較器152と同様に列毎に配置されたカウンタラッチ153が動作している。
各ADC151は、ランプ波形のある参照信号SLC ADCとカウンタ値が一対一の対応を取りながら変化することで垂直信号線116の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
ADC151は、参照信号SLC ADCの電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換する。
アナログ画素信号SIGと参照信号SLC ADCが交わったとき、比較器152の出力が反転し、カウンタラッチ153の入力クロックを停止し、または、入力を停止していたクロックをカウンタラッチ153に入力し、AD変換を完了させる。
以上のAD変換期間終了後、水平走査部130により、ラッチ153に保持されたデータが、水平転送線LTRFに転送され、アンプを経て信号処理部190に入力され、所定の信号処理により2次元画像が生成される。
水平走査部130では、転送速度の確保のために数チャンネル同時並列転送を行う。
通信・タイミング制御部140においては、画素部110、カラム処理回路群150等の各ブロックでの信号処理に必要なタイミングを作成している。
後段の信号処理部190では、ラインメモリ内に格納された信号より縦線欠陥や点欠陥の補正、信号のクランプ処理を行ったり、パラレル-シリアル変換、圧縮、符号化、加算、平均、間欠動作などデジタル信号処理を行う。
ラインメモリには、画素行毎に送信されるデジタル信号が格納される。
本実施形態の固体撮像素子100においては、信号処理部190のデジタル出力がISPやベースバンド(baseband)LSIの入力として送信される。
DAC160は、DAC制御部の制御の下、ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形である参照信号(ランプ信号)を生成し、参照信号SLC ADCをカラム処理回路群150に供給する。
AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは、傾き決定情報により変化する。
この傾き決定情報は、量子化ビット数、アナログゲイン設定値、カラムAD回路カウント動作部の周波数を含む。
したがって、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは、たとえば量子化ビット数、アナログゲイン設定値、カラムAD回路カウント動作部の周波数により変化する。
図5は、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きが量子化ビット数により変化することを示す図である。
図6は、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きがアナログゲイン設定値により変化することを示す図である。
AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは、図5に示すように、量子化ビット数が多いほど緩やかになり、量子化ビット数が少ないほど急になる。
したがって、P相期間およびD相期間において、AD変換用参照信号SLP_ADCが画素信号SIGと一致するまでの時間(カウント値)が異なる。
たとえば、量子化ビット数が多い場合、信号量はP相期間のカウント値AとD相期間のカウントBとの差分となる。
量子化ビット数が少ない場合、信号量はP相期間のカウント値CとD相期間のカウントDとの差分となる。
また、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは、図6に示すように、アナログゲイン設定値が高いほど緩やかになり、アナログゲイン設定値が低いほど急になる。
したがって、P相期間およびD相期間において、AD変換用参照信号SLP_ADCが画素信号SIGと一致するまでの時間(カウント値)が異なる。
たとえば、アナログゲイン設定値が高い場合、信号量はP相期間のカウント値EとD相期間のカウントFとの差分となる。
アナログゲイン設定値が低い場合、信号量はP相期間のカウント値GとD相期間のカウントHとの差分となる。
<3.補正用バイアス選択の制御例>
補正用バイアス選択部170は、このAD変換用参照信号SLP_ADCの傾きを決める要素を決定するデータを通信・タイミング制御部140から受け取り、最適な黒化現象検出用クランプ電圧設定値SCVLを補正用バイアス回路180に送信する。
補正用バイアス回路180は、補正用バイアス選択部170による黒化現象検出用クランプ電圧設定値SCVLに応じた黒化現象検出用クランプ電圧SLP SUNを発生し、画素ダミー部110Bの画素ダミーアンプトランジスタ117のゲートに供給する。
図7は、本実施形態に係る補正用バイアス回路を含む回路の一例を示す図である。
図8は、本実施形態に係る固体撮像素子における黒化現象検出期間および通常駆動期間の動作タイミングを示す図である。
補正用バイアス回路180は、電源ラインLVDDRSTと基準電位であるグランドGNDとの間に直列に接続されたN個の抵抗R1〜RNを有し、抵抗分圧によりN+1の黒化現象検出用クランプ電圧が発生される設定電圧値のノードND0〜NDNを有する。
補正用バイアス回路180は、セレクタ181、およびノードND0〜NDNの設定電圧値SVL0〜SLVNを選択的にセレクタ181の第1入力に供給するスイッチSW0〜SWNを有する。
スイッチSW0〜SWNは、補正用バイアス選択部170による黒化現象検出用クランプ電圧設定値SCVLに応じてオン、オフ制御される。
セレクタ181は、第1入力が各スイッチSW0〜SWNの出力端子に接続され、第2入力が基準電位、たとえばグランドGNDに接続されている。
セレクタ181は、通信・タイミング制御部140の選択制御信号SCTLに応じて、第1入力または第2入力を選択し、選択した入力に応じたレベルの黒化現象検出用クランプ電圧SLP SUNを出力する。
ここで、画素部110のリセット電圧VDDRSTと抵抗分圧の基準となる電圧を同一にしている。
これにより、画素部110のリセット電圧VDDRSTが変動した場合、黒化現象検出用クランプ電圧SLP_SUNも連動して変化するため、電源電圧のばらつきが抑制される。
これにより、固定の黒化現象検出用クランプ電圧設定値での黒化現象補正範囲が拡大する。
また、黒化現象検出用クランプ電圧SLP_SUNは通信・タイミング制御部140によって、黒化現象検出期間とそれ以外の期間でクランプ電圧の切り替えが行われている。
なお、図7においては、K1期間は黒化現象検出期間を、K2は通常駆動期間を示している。
補正用バイアス選択部170は、前述の通り補正用バイアス回路180に対して、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きに最適なクランプ電圧設定を行う。
このため、図8に示すように、AD変換用参照信号の傾きSLP_ADCに合わせて黒化検出用クランプ電圧SLP_SUNが変動する。
これにより、黒化現象補正範囲が拡大する。
上述した実施形態では補正用バイアス回路180のクランプ設定値はN+1であるが、抵抗値の増減などによりクランプ設定値の増減も可能である。
また、図7の例では、通常駆動期間(K2期間)の設定電圧は接地としているが、通常駆動期間に影響を与えない電圧であれば、どのような電圧でも構わない。
以上のように本発明の実施形態により、従来一部条件に限られていた黒化補正範囲を広げることができる。
また、本発明の変形例として補正用バイアス選択部を固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)内部に搭載するのではなく、外部からの制御により黒化補正範囲を広げることも可能である。
一般的に、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きは固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)外部からの通信内容により決定される。
そのため、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きの内容に合わせ、補正用バイアス回路で設定されるクランプ電圧も外部からの通信で制御することにより、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きに連動して動作させることができる。
これにより、従来より黒化補正範囲を広げることが可能となる。
図9は、本実施形態に係る補正用バイアス選択部内に形成されるAD変換用参照信号の傾きに対するクランプ電圧テーブルの一例を示す図である。
補正用バイアス選択部170は、たとえば図9に示すように、AD変換用参照信号の傾きを決定する条件に対する設定電圧のテーブルTBL170を保持している。
補正用バイアス選択部170は、図8に示す黒化現象検出期間(K1期間)に条件に応じた設定値をテーブルTBL170により抽出し、補正用バイアス回路180に出力する。
設定電圧のテーブルTBL170は、アナログゲインGainと量子化ビット数QBNを対応付けて示している。
アナログゲインが、0dB≦Gain<3dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが9ビットの場合、設定値SVLは「2」に設定される。
アナログゲインが、0dB≦Gain<3dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが12ビットの場合、設定値SVLは「4」に設定される。
アナログゲインが、3dB≦Gain<6dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが9ビットの場合、設定値SVLは「3」に設定される。
アナログゲインが、3dB≦Gain<6dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが12ビットの場合、設定値SVLは「5」に設定される。
アナログゲインが、12dB≦Gain<15dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが9ビットの場合、設定値SVLは「6」に設定される。
アナログゲインが、12dB≦Gain<15Bの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが12ビットの場合、設定値SVLは「8」に設定される。
アナログゲインが、15dB≦Gain<18dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが9ビットの場合、設定値SVLは「7」に設定される。
アナログゲインが、15dB≦Gain<18dBの範囲である場合で、量子化ビット数QBNが12ビットの場合、設定値SVLは「9」に設定される。
次に、補正用バイアス選択部170の一構成例について説明する。
図10は、本実施形態に係る補正用バイアス選択部の一構成例を示す図である。
図11は、図10の補正用バイアス選択部における黒化現象検出期間の動作を説明するためのタイミングチャートを示す図である。
図10の補正用バイアス選択部170は、比較器171、カウンタ172、傾き検出部173、および設定値判断部174を有する。
図10に示すように、補正用バイアス選択部170の比較器171にてAD変換用参照信号SLP_ADCと黒化現象検出期間K1クランプ電圧を比較し、その傾きを検出する。
検出した傾きが許容範囲外の場合、クランプ電圧設定を変化させ、許容範囲内に収まるような制御が行われる。
補正用バイアス選択部170内にて、AD変換用参照信号(SLP_ADC)を画素信号(SIG)ではなく、黒化現象検出期間K1クランプ電圧と比較する。
AD変換用参照信号SLP_ADCは、クランプ電圧に対してあるオフセット電圧をもった電圧から傾きが開始される。このため、このオフセット電圧とクランプ電圧と交わるまでのカウンタ172によるカウント数により、現状のAD変換用参照信号(SLP_ADC)の傾きが求まる。
クランプ電圧の初期値は、固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)にあらかじめ設定された設定値、または初期通信により決定された設定値から開始される。
設定値判断部174は、この傾きが許容範囲内にあるかどうか判定し、範囲外の場合、現状の設定値に対して増減させる。
この処理を繰り返すことにより、AD変換用参照信号SLP_ADCに応じた最適なクランプ電圧設定を行うことができる。
この補正用バイアス選択部170内でAD変換用参照信号の傾きに連動してクランプ電圧変更をする回路構成を採用することにより、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きが変化した場合にも、精度良く追従を行う。
この回路構成はクランプ電圧をフィードバックして行っているため、回路の安定性などに十分注意する必要がある。
また、この回路構成は有効画像信号が出力中にクランプ電圧が変化すると黒化現象の見え方も変化してしまう。
そのため、AD変換用参照信号SLP_ADCの傾きが変化してから以下のように行うことが望ましい。
すなわち、有効画像信号出力前までのブランキング期間で行う、一枚の画像出力中に変化できるクランプ電圧は一回、設定値判断も検出ばらつきなどを考慮し何回か連続で範囲外の傾きを検出したら設定値を変更するなどの構成にすることが望ましい。
次に、上記構成による動作を説明する。
黒化現象検出期間K1において、補正用バイアス選択部170がAD変換用参照信号SLP_ADCの傾きを決める要素を決定するデータを通信・タイミング制御部140から受け取る。
補正用バイアス選択部170では、たとえば図9に示すように、AD変換用参照信号の傾きを決定する条件に対する設定電圧のテーブルTBL170を保持している。
補正用バイアス選択部170では、黒化現象検出期間K1に、条件に応じた設定値をテーブルTBL170により抽出され、最適な黒化現象検出用クランプ電圧設定値SCVLが補正用バイアス回路180に送信される。
補正用バイアス回路180は、補正用バイアス選択部170による黒化現象検出用クランプ電圧設定値SCVLに応じた黒化現象検出用クランプ電圧SLP SUNが選択され、画素ダミー部110Bの画素ダミーアンプトランジスタ117のゲートに供給される。
通常動作期間K2において、DAC160では、P相時のある傾きをもった参照信号SLP ADCが生成される。
各カラム処理回路(ADC)151において、垂直信号線116に読み出されたアナログ画素信号SIGが列毎に配置された比較器152で参照信号SLP ADCと比較される。
アナログ画素信号SIGと参照信号SLP ADCのレベルが交差し比較器152の出力が反転するまで、カウンタラッチ153でカウントが行われる。
カウンタラッチ153では、たとえばクロックCLKに同期してカウント動作が行われ、比較器152の出力レベルが反転するとカウント動作が停止され、そのときの値が保持される。
このリセットレベルP相には画素毎のばらつきが含まれる。
2回目は各単位画素110Aで光電変換された信号が垂直信号線116(−1〜−n)に読み出され(D相)、AD変換が実行される。
DAC160において、D相時にも、ある傾きをもった参照信号SLP ADCが生成される。
各カラム処理回路(ADC)151において、垂直信号線116に読み出されたアナログ画素信号SIGが列毎に配置された比較器152で参照信号SLP ADCと比較される。
アナログ画素信号SIGと参照信号SLP ADCのレベルが交差し比較器152の出力が反転するまで、カウンタラッチ153でカウントが行われる。
カウンタラッチ153では、たとえばクロックCLKに同期してカウント動作が行われ、比較器152の出力レベルが反転するとカウント動作が停止され、そのときの値が保持される。
そして、このP相およびD相変換の結果と合わせて、(D相レベル−P相レベル)を実行することで、相関2重サンプリング(CDS)が実現できる。
デジタル信号に変換された信号は、水平(列)走査部により、順番に水平転送線LTRFを介して信号処理部190に読み出され、最終的に出力される。
このようにして、列並列出力処理が行われる。
以上説明したように、本実施形態の固体撮像素子によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、画素部リセット電圧と黒化検出用クランプ電圧の基準となる電源電圧を同一のものにすることにより、電源電圧のばらつきが抑制され、通常より幅広い黒化補正範囲となる。
また、黒化検出用クランプ電圧を、AD変換用参照信号の傾きに合わせて最適なものへ連動させることにより、黒化補正範囲を通常より広げることが可能となる。
各々使用することでも補正範囲を広げる効果はあるが、両方対応することにより、黒化補正範囲を大幅に広げることが可能となる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
<4.カメラシステムの構成例>
図12は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム200は、図12に示すように、本実施形態に係る固体撮像素子100が適用可能な撮像デバイス210を有する。
カメラシステム200は、撮像デバイス210の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系として、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ220を有する。
さらに、カメラシステム200は、撮像デバイス210を駆動する駆動回路(DRV)230と、撮像デバイス210の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)240と、を有する。
駆動回路230は、撮像デバイス210内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス210を駆動する。
また、信号処理回路240は、撮像デバイス210の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路240で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路240で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス210として、先述した固体撮像素子100を搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
100・・・固体撮像素子、110・・・画素部、120・・・垂直走査部、130・・・水平走査部、140・・・通信・タイミング制御部、150・・・カラム処理回路群(ADC群)、151・・・カラム処理回路(ADC)、152・・・比較器(コンパレータ)、153・・・カウンタラッチ(メモリ)、160・・・DAC(参照信号生成部)、170・・・補正用バイアス選択部、180・・・補正用バイアス回路、190・・・信号処理部路、LTRF・・・水平転送線、200・・・カメラシステム、210・・・撮像デバイス、220・・・レンズ、230・・・駆動回路、240・・・信号処理回路。

Claims (8)

  1. 光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行い、ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出し部と、
    クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプ部と、
    供給されるクランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成して上記クランプ部に供給する補正用バイアス回路と、
    上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるように上記クランプ電圧設定値を選択し、補正用バイアス回路に供給する補正用バイアス選択部と、
    を有する固体撮像素子。
  2. 上記画素は、
    光電変換素子と、
    出力ノードに供給される電荷に応じた画素信号を出力する出力アンプトランジスタと、
    上記光電変換素子で生成した電荷を、上記出力ノードに転送する転送トランジスタと、
    リセット信号に応じて上記出力ノードをリセット電圧にリセットするリセット素子と、を含み、
    上記補正用バイアス回路は、
    上記画素部のリセット電圧と同じ電源電圧を基準として生成する
    請求項1記載の固体撮像素子。
  3. 上記補正用バイアス回路は、
    電源電圧源と基準電位との間に直列に接続され、複数の分圧電圧を生成する複数の抵抗を有し、
    上記複数の抵抗で分圧された複数の電圧から上記補正用バイアス選択部により供給される上記クランプ電圧設定値に応じた電圧を選択してクランプ電圧として上記クランプ部に供給する
    請求項1または2記載の固体撮像素子。
  4. 上記補正用バイアス選択部は、
    上記参照信号の傾きを決定する条件に対する設定電圧のテーブルを保持し、上記傾き決定情報に応じた設定値を上記テーブルにより抽出し、補正用バイアス回路に供給する
    請求項1から3のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  5. 上記補正用バイアス選択部は、
    上記参照信号と上記クランプ電圧とを比較し、その比較結果に応じて当該参照信号の傾きを検出し、検出した傾きが許容範囲外の場合、クランプ電圧設定を変化させ、許容範囲内に収まるように制御する
    請求項1から3のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  6. 上記画素信号読み出し部は、
    ランプ波である参照信号と当該列の画素の読み出しアナログ信号電位とを比較する複数の比較器と、
    上記複数の比較器に対応して配置され、対応する上記比較器の比較時間をカウント可能で、当該比較器の出力が反転するとカウントを停止して、当該カウント値を保持する複数のカウンタラッチと、を含む
    請求項1から5のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  7. 光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行う読み出しステップと、
    クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプステップと、
    ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出しステップと、を有し、
    上記クランプステップにおいて、
    上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるようにクランプ電圧設定値を選択し、
    選択された上記クランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成し、当該クランプ電圧で上記信号線に対するクランプを行う
    固体撮像素子の制御方法。
  8. 固体撮像素子と、
    上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から複数の画素単位で信号線への画素信号の読み出しを行い、ランプ波である参照信号と当該画素信号とを比較してアナログデジタル(AD)変換を行うAD変換部を含む画素信号読み出し部と、
    クランプ電圧により上記画素信号が設定電圧以上に保持されるように上記信号線をクランプするクランプ部と、
    供給されるクランプ電圧設定値に応じたクランプ電圧を生成して上記クランプ部に供給する補正用バイアス回路と、
    上記参照信号の傾きを決定する傾き決定情報に連動して上記クランプ電圧が生成されるように上記クランプ電圧設定値を選択し、補正用バイアス回路に供給する補正用バイアス選択部と、を含む
    カメラシステム。
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