JP2011172121A - 固体撮像素子およびカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】回路面積の増大を抑止しつつ、必要とされる広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を満足することができ、動画中のクランプレベルの変動を抑えることが可能な固体撮像素子およびカメラシステムを提供する。
【解決手段】光電変換を行う画素が、光学的黒領域および有効画素領域に配置された画素部110と、画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部150と、参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するためにこの参照信号をクランプ処理して読み出し処理部に出力する参照信号生成部(DAC)161と、を有し、参照信号生成部161は、撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である。
【選択図】図2
【解決手段】光電変換を行う画素が、光学的黒領域および有効画素領域に配置された画素部110と、画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部150と、参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するためにこの参照信号をクランプ処理して読み出し処理部に出力する参照信号生成部(DAC)161と、を有し、参照信号生成部161は、撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である。
【選択図】図2
Description
本発明は、信号の不要なオフセット成分を除去するクランプ機能を有する固体撮像素子およびカメラシステムに関するものである。
イメージセンサにおいて、光信号を電気信号に変換する光電変換素子としてフォトダイオードが広く使われている。このフォトダイオードを含んで画素が形成される。
しかし、フォトダイオードは光が照射されていない状態でも、PNジャンクションにおける逆バイアス電流などのリーク電流によって、不要な信号が発生する問題がある。
しかし、フォトダイオードは光が照射されていない状態でも、PNジャンクションにおける逆バイアス電流などのリーク電流によって、不要な信号が発生する問題がある。
また、光電変換素子以降の信号処理回路自体にも不要なオフセット信号が載る場合がある。
これに対し、通常の撮像システムにおいては、このオフセットを除去する機能を搭載し対処している。
その目的としては、より正しい画像イメージを生成することにあるが、加えて、信号処理回路のダイナミックレンジを確保するためという理由もある。
これに対し、通常の撮像システムにおいては、このオフセットを除去する機能を搭載し対処している。
その目的としては、より正しい画像イメージを生成することにあるが、加えて、信号処理回路のダイナミックレンジを確保するためという理由もある。
以降、このオフセット除去機能のことをクランプと表現する。
クランプは、アナログ信号を帰還制御して行うアナログクランプと、アナログ信号をデジタル信号に変換後のデジタル信号を処理するデジタルクランプがある。
クランプは、アナログ信号を帰還制御して行うアナログクランプと、アナログ信号をデジタル信号に変換後のデジタル信号を処理するデジタルクランプがある。
撮像システムにおけるクランプの一般的な処理は、配線メタルなどで遮光した画素の出力レベル(=黒基準信号)を記憶しておき、それが信号レベルの基準となるようにすることである。
ここでアナログクランプの場合、アナログ量を記憶する媒体が課題となる。
その一つとして、ある程度大きな容量のキャパシタに電圧値をサンプリング・ホールドして記憶する方法があるが、部品点数の増加によるコストアップや外乱ノイズを受けやすくなるという問題がある。
その一つとして、ある程度大きな容量のキャパシタに電圧値をサンプリング・ホールドして記憶する方法があるが、部品点数の増加によるコストアップや外乱ノイズを受けやすくなるという問題がある。
それに対し、アナログ・デジタル変換後の値をレジスタやメモリなどに記憶し、デジタル・アナログ変換回路(以後、DAC)によって、再度アナログ量に戻してクランプ量制御することで上記問題を解決できる(たとえば特許文献1参照)。
ところで、撮像システムとして、後段にデジタルクランプ機能を搭載するものにおいては、最終的なクランプ精度は、その後段のデジタルクランプで概ね決定される。
このため、前段で行うアナログクランプには高い精度は要求されず、その第一目的は、前述の、所望信号の出力レンジが回路ダイナミックレンジに収まるようにオフセット量を調整することである。
要するに、この場合、クランプの分解能はある程度荒くても問題ない。
ただし、以上のことは、静止画のような時分割された信号を処理する場合のことで、動画のように連続時間の時系列データを処理する場合、条件が変わる。
このため、前段で行うアナログクランプには高い精度は要求されず、その第一目的は、前述の、所望信号の出力レンジが回路ダイナミックレンジに収まるようにオフセット量を調整することである。
要するに、この場合、クランプの分解能はある程度荒くても問題ない。
ただし、以上のことは、静止画のような時分割された信号を処理する場合のことで、動画のように連続時間の時系列データを処理する場合、条件が変わる。
動画の場合は、クランプ量が変化したときの前後の画像イメージのギャップが視認し難い程度になるよう、クランプ変動量を微小量に抑える必要があるという制約が生じる。
これにより、アナログクランプも細かい分解能で制御できることが要求される。
アナログクランプの変動量を予測し、デジタルクランプでその変動を抑制する制御システムが構成できればその対象とならない。
ただし、その場合、アナログとデジタルの両クランプを相互的に制御する複雑な制御システムが必要とされる。
ここで問題となるのがクランプ機能を実現するDAC回路の回路規模である。
これにより、アナログクランプも細かい分解能で制御できることが要求される。
アナログクランプの変動量を予測し、デジタルクランプでその変動を抑制する制御システムが構成できればその対象とならない。
ただし、その場合、アナログとデジタルの両クランプを相互的に制御する複雑な制御システムが必要とされる。
ここで問題となるのがクランプ機能を実現するDAC回路の回路規模である。
クランプにはある程度の制御レンジが必要とされ、それは先に述べたオフセットの主因となる画素の黒信号の変動量に左右される。
これは、温度、および、蓄積時間によって増加する特徴があり、長時間蓄積の撮像を許可する静止画においては、それ相応のクランプレンジが必要になることになる。
よって、静止画と動画の両方のモードを撮像用途として持つシステムにおいては、微小な分解能かつ、広いダイナミックレンジのDACが必要とされ、回路面積が増大する問題が生じる。
これは、温度、および、蓄積時間によって増加する特徴があり、長時間蓄積の撮像を許可する静止画においては、それ相応のクランプレンジが必要になることになる。
よって、静止画と動画の両方のモードを撮像用途として持つシステムにおいては、微小な分解能かつ、広いダイナミックレンジのDACが必要とされ、回路面積が増大する問題が生じる。
本発明は、回路面積の増大を抑止しつつ、必要とされる広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を満足することができ、動画中のクランプレベルの変動を抑えることが可能な固体撮像素子およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点の固体撮像素子は、光電変換を行う画素が配列された画素部と、上記画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部と、参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するために当該参照信号をクランプ処理して上記読み出し処理部に出力する参照信号生成部と、を有し、上記参照信号生成部は、撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である。
本発明の第2の観点のカメラシステムは、固体撮像素子と、上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、上記固体撮像素子は、光電変換を行う画素が配列された画素部と、上記画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部と、参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するために当該参照信号をクランプ処理して上記読み出し処理部に出力する参照信号生成部と、を有し、上記参照信号生成部は、撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である。
本発明は、回路面積の増大を抑止しつつ、必要とされる広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を満足することができ、動画中のクランプレベルの変動を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に関連付けて説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像素子の全体構成例
2.カラムADCの構成例
3.DAC(参照信号生成部)の構成例
4.カメラシステムの構成例
なお、説明は以下の順序で行う。
1.固体撮像素子の全体構成例
2.カラムADCの構成例
3.DAC(参照信号生成部)の構成例
4.カメラシステムの構成例
図1は、本発明の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
図2は、図1の列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)におけるADC群をより具体的に示す図である。
図2は、図1の列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)におけるADC群をより具体的に示す図である。
<1.固体撮像素子の全体構成例>
この固体撮像素子100は、図1および図2に示すように、撮像部としての画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、およびタイミング制御回路140を有する。
さらに、固体撮像素子100は、画素信号読み出し部としてのADC群であるカラム処理回路群150、並びにDAC(デジタル−アナログ変換装置)161を含むDACおよびバイアス回路160を有する。
固体撮像素子100は、アンプ回路(S/A)170、信号処理回路180、およびラインメモリ190を有する。
読み出し処理部は、カラム処理回路群(ADC群)150とDACおよびバイアス回路160を含んで構成される。
これらの構成要素のうち、画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、カラム処理回路群(ADC群)150、DACおよびバイアス回路160、並びにアンプ回路(S/A)170はアナログ回路により構成される。
また、タイミング制御回路140、信号処理回路180、およびラインメモリ190はデジタル回路により構成される。
この固体撮像素子100は、図1および図2に示すように、撮像部としての画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、およびタイミング制御回路140を有する。
さらに、固体撮像素子100は、画素信号読み出し部としてのADC群であるカラム処理回路群150、並びにDAC(デジタル−アナログ変換装置)161を含むDACおよびバイアス回路160を有する。
固体撮像素子100は、アンプ回路(S/A)170、信号処理回路180、およびラインメモリ190を有する。
読み出し処理部は、カラム処理回路群(ADC群)150とDACおよびバイアス回路160を含んで構成される。
これらの構成要素のうち、画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、カラム処理回路群(ADC群)150、DACおよびバイアス回路160、並びにアンプ回路(S/A)170はアナログ回路により構成される。
また、タイミング制御回路140、信号処理回路180、およびラインメモリ190はデジタル回路により構成される。
本実施形態の固体撮像素子100は、動画と静止画の両方の撮像機能を有し、アナログ信号処理回路の動作点を調整するアナログクランプ機能を有している。固体撮像素子100は、黒基準をクランプする機能を有する。
固体撮像素子100は、そのクランプ機能が、DACを用いて制御している回路構成を有し、そのDACの1階調の変動量を、撮像モードごとに切り替える機能を有している。
また、固体撮像素子100は、DACの出力レンジを、撮像モードごとに切り替える機能を有している。
また、固体撮像素子100は、上記DACの1階調の変動量と、DACの出力レンジの両方を撮像モードごとに切り替える機能を有している。
固体撮像素子100は、そのクランプ機能が、DACを用いて制御している回路構成を有し、そのDACの1階調の変動量を、撮像モードごとに切り替える機能を有している。
また、固体撮像素子100は、DACの出力レンジを、撮像モードごとに切り替える機能を有している。
また、固体撮像素子100は、上記DACの1階調の変動量と、DACの出力レンジの両方を撮像モードごとに切り替える機能を有している。
画素部110は、フォトダイオード(光電変換素子)と画素内アンプとを含む複数の単位画素110Aがm行n列の2次元状(マトリクス状)に配列されている。
[単位画素の構成例]
図3は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。
図3は、本実施形態に係る4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。
この単位画素110Aは、光電変換素子としてたとえばフォトダイオード111を有している。
単位画素110Aは、1個のフォトダイオード111に対して、転送素子としての転送トランジスタ112、リセット素子としてのリセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4トランジスタを能動素子として有する。
単位画素110Aは、1個のフォトダイオード111に対して、転送素子としての転送トランジスタ112、リセット素子としてのリセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115の4トランジスタを能動素子として有する。
フォトダイオード111は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ112は、フォトダイオード111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。
転送トランジスタ112は、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号TGが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
転送トランジスタ112は、フォトダイオード111と出力ノードとしてのフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。
転送トランジスタ112は、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号TGが与えられることで、光電変換素子111で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
リセットトランジスタ113は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。
リセットトランジスタ113は、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセットRSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
リセットトランジスタ113は、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセットRSTが与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。増幅トランジスタ114は、選択トランジスタ115を介して垂直信号線116に接続され、画素部外の定電流源とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を垂直信号線116に出力する。垂直信号線116を通じて、各画素から出力された電圧は、画素信号読み出し部としてのカラム処理回路群150に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時並列的に行われる。
そして、選択制御線LSELを通して制御信号(アドレス信号またはセレクト信号)SELが選択トランジスタ115のゲートに与えられ、選択トランジスタ115がオンする。
選択トランジスタ115がオンすると、増幅トランジスタ114はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を垂直信号線116に出力する。垂直信号線116を通じて、各画素から出力された電圧は、画素信号読み出し部としてのカラム処理回路群150に出力される。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、および選択トランジスタ115の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時並列的に行われる。
画素部110に配線されているリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELが一組として画素配列の各行単位で配線されている。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELは、画素駆動部としての垂直走査回路120により駆動される。
これらのリセット制御線LRST、転送制御線LTx、および選択制御線LSELは、画素駆動部としての垂直走査回路120により駆動される。
固体撮像素子100は、画素部110の信号を順次読み出すための制御回路として内部クロックを生成するタイミング制御回路140、行アドレスや行走査を制御する垂直走査回路120、列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路130が配置される。
タイミング制御回路140は、画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、カラム処理回路群150、DACおよびバイアス回路160、信号処理回路180、ラインメモリ190の信号処理に必要なタイミング信号を生成する。
タイミング制御回路140は、DACおよびバイアス回路160におけるDAC161の参照信号RAMP(Vslop)の生成を制御するDAC制御部141を含む。
タイミング制御回路140は、DACおよびバイアス回路160におけるDAC161の参照信号RAMP(Vslop)の生成を制御するDAC制御部141を含む。
DAC制御部141は、カラム処理回路群(ADC群)150の各カラム処理回路(ADC)151のAD変換を行う行ごとに、参照信号RAMPのオフセットを調整するように制御する。
DAC制御部141は、参照信号RAMPのゲイン、参照信号RAMPの生成、クランプレベルを制御信号CTLに応じて制御する。
DAC制御部141は、DAC161の1階調の変動量を、撮像モードごとに切り替えるように制御する。
DAC制御部141は、DAC161の出力レンジを、撮像モードごとに切り替えるように制御する。
撮像モードには、静止画モードと動画モードが含まれる。この撮像モードは制御信号CTLとしてDAC制御部141に与えられる。
DAC制御部141は、後述するクランプDACの電流源素子の電流量を調整するクランプ分解能制御部を、撮像モードに応じて制御する。
DAC制御部141は、静止画モードのときは電流量が大きくなるように、動画モードのときは電流量が小さくなるように、クランプ分解能制御部を制御する。
DAC制御部141は、カラム処理回路群150におけるCDS(Correlated Double Sampling;相関2重サンプリング)時に、1次サンプリング、2次サンプリングそれぞれの参照信号RAMPのオフセット調整を行うように制御可能である。
DAC制御部141は、参照信号RAMPのゲイン、参照信号RAMPの生成、クランプレベルを制御信号CTLに応じて制御する。
DAC制御部141は、DAC161の1階調の変動量を、撮像モードごとに切り替えるように制御する。
DAC制御部141は、DAC161の出力レンジを、撮像モードごとに切り替えるように制御する。
撮像モードには、静止画モードと動画モードが含まれる。この撮像モードは制御信号CTLとしてDAC制御部141に与えられる。
DAC制御部141は、後述するクランプDACの電流源素子の電流量を調整するクランプ分解能制御部を、撮像モードに応じて制御する。
DAC制御部141は、静止画モードのときは電流量が大きくなるように、動画モードのときは電流量が小さくなるように、クランプ分解能制御部を制御する。
DAC制御部141は、カラム処理回路群150におけるCDS(Correlated Double Sampling;相関2重サンプリング)時に、1次サンプリング、2次サンプリングそれぞれの参照信号RAMPのオフセット調整を行うように制御可能である。
画素部110においては、たとえばラインシャッタを使用した光子蓄積、排出により、映像や画面イメージを画素行毎に光電変換し、アナログ信号VSLをカラム処理回路群150の各カラム処理回路151に出力する。
なお、本実施形態においては、画素部からの読み出し信号には、光学的黒領域であるオプティカルブラック(OPB)領域からの黒レベル信号が含まれる。
行アクセスの固体撮像素子の出力行は、図4に示すように、記録画素、色処理マージン、有効不問、オプティカルブラック、オプティカルブラック不問、ブランキングがある。
有効不問、オプティカルブラック不問、ブランキングはデータとして不要なデータである。
ブランキング出力は、外部と固体撮像素子との通信期間、固体撮像素子のゲイン値などの設定変更後の内部回路安定化待ち時間、外部とのタイミング調整などのためにある。
ブランキング期間は、画素アレイ部への読み出しアクセスまたはリセットアクセスは行わない。または、読み出しデータは影響を与えない特定アドレスへのアクセスを行う。
なお、固体撮像素子では、オプティカルブラックの出力行数は画素アレイ部によって固定である。
また、オプティカルブラックの数は使用用途によって異なる。たとえば、静止画撮影のときには多く必要であるが、動画撮影のときには減らすことができる。
行アクセスの固体撮像素子の出力行は、図4に示すように、記録画素、色処理マージン、有効不問、オプティカルブラック、オプティカルブラック不問、ブランキングがある。
有効不問、オプティカルブラック不問、ブランキングはデータとして不要なデータである。
ブランキング出力は、外部と固体撮像素子との通信期間、固体撮像素子のゲイン値などの設定変更後の内部回路安定化待ち時間、外部とのタイミング調整などのためにある。
ブランキング期間は、画素アレイ部への読み出しアクセスまたはリセットアクセスは行わない。または、読み出しデータは影響を与えない特定アドレスへのアクセスを行う。
なお、固体撮像素子では、オプティカルブラックの出力行数は画素アレイ部によって固定である。
また、オプティカルブラックの数は使用用途によって異なる。たとえば、静止画撮影のときには多く必要であるが、動画撮影のときには減らすことができる。
ADC群150では、ADCブロック(各カラム部)でそれぞれ、画素部110のアナログ出力をDAC161からの参照信号(ランプ信号)RAMPを使用したAPGA対応積分型ADC、およびデジタルCDSを行い、数ビットのデジタル信号を出力する。
<2.カラムADCの構成例>
本実施形態のカラム処理回路群150は、ADCブロックであるカラム処理回路(ADC)151が複数列配列されている。
すなわち、カラム処理回路群(ADC群)150は、kビットデジタル信号変換機能を有し、各垂直信号線(列線)116−1〜116−n毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ADC151は、DAC161により生成される参照信号を階段状に変化させたランプ波形である参照信号RAMP(Vslop)と、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号Vslとを比較する比較器(コンパレータ)152を有する。
さらに、各ADCは、比較時間をカウントし、カウント結果を保持するカウンタラッチ153を有する。
各カウンタラッチ153の出力は、たとえばkビット幅の水平転送線LTRFに接続されている。
そして、水平転送線LTRFに対応したk個のアンプ回路170、および信号処理回路180が配置される。
本実施形態のカラム処理回路群150は、ADCブロックであるカラム処理回路(ADC)151が複数列配列されている。
すなわち、カラム処理回路群(ADC群)150は、kビットデジタル信号変換機能を有し、各垂直信号線(列線)116−1〜116−n毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ADC151は、DAC161により生成される参照信号を階段状に変化させたランプ波形である参照信号RAMP(Vslop)と、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号Vslとを比較する比較器(コンパレータ)152を有する。
さらに、各ADCは、比較時間をカウントし、カウント結果を保持するカウンタラッチ153を有する。
各カウンタラッチ153の出力は、たとえばkビット幅の水平転送線LTRFに接続されている。
そして、水平転送線LTRFに対応したk個のアンプ回路170、および信号処理回路180が配置される。
ADC群150においては、垂直信号線116に読み出されたアナログ信号位Vslは列毎(カラム毎)に配置された比較器152で参照信号Vslop(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形であるランプ信号RAMP)と比較される。
このとき、比較器152と同様に列毎に配置されたカウンタラッチ153が動作している。
各ADC151は、ランプ波形のある参照信号RAMP(電位Vslop)とカウンタ値が一対一の対応を取りながら変化することで垂直信号線116の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
ADC151は、参照信号RAMP(電位Vslop)の電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換する。
アナログ信号Vslと参照信号RAMP(Vslop)が交わったとき、比較器152の出力が反転し、カウンタラッチ153の入力クロックを停止し、または、入力を停止していたクロックをカウンタラッチ153に入力し、AD変換を完了させる。
このとき、比較器152と同様に列毎に配置されたカウンタラッチ153が動作している。
各ADC151は、ランプ波形のある参照信号RAMP(電位Vslop)とカウンタ値が一対一の対応を取りながら変化することで垂直信号線116の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
ADC151は、参照信号RAMP(電位Vslop)の電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換する。
アナログ信号Vslと参照信号RAMP(Vslop)が交わったとき、比較器152の出力が反転し、カウンタラッチ153の入力クロックを停止し、または、入力を停止していたクロックをカウンタラッチ153に入力し、AD変換を完了させる。
図5は、本実施形態に係る固体撮像素子の基本動作を示すタイミングチャートである。
固体撮像素子では、一般的に画素ごとのオフセットバラツキや、リセットノイズを除去するためCDS処理機能が必要とされる。
図5に示すように、参照信号RAMPのダウカウントモードで、画素のリセット信号をカウンタラッチ153でダウンカウントとして記憶し、続けてアップカウントモードにて画素信号をカウントする。これにより、リセット信号を減算する形になることで、「リセット信号を除去=CDS処理」が実現される。
図5に示すように、参照信号RAMPのダウカウントモードで、画素のリセット信号をカウンタラッチ153でダウンカウントとして記憶し、続けてアップカウントモードにて画素信号をカウントする。これにより、リセット信号を減算する形になることで、「リセット信号を除去=CDS処理」が実現される。
ここで、先に述べた黒基準をクランプする機能については、図5中に、参照信号RAMPのアップカウントモード中に記載されているオフセットOFFaによって実現される。ここがアナログ信号処理回路の動作点となる。
まず、オフセットをゼロの状態にし、遮光画素領域であるオプティカルブラックOPB領域の出力からオフセット量を読み取る。
ついで、そのオフセット量を図5に示すオフセットOFFaとしてRAMP波形に付加することで、黒基準のオフセット量が除去されることになる。
まず、オフセットをゼロの状態にし、遮光画素領域であるオプティカルブラックOPB領域の出力からオフセット量を読み取る。
ついで、そのオフセット量を図5に示すオフセットOFFaとしてRAMP波形に付加することで、黒基準のオフセット量が除去されることになる。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路130により、カウンタラッチ153に保持されたデータが、水平転送線LTRFに転送され、アンプ回路170を経て信号処理回路180に入力され、所定の信号処理により2次元画像が生成される。
水平転送走査回路130では、転送速度の確保のために数チャンネル同時並列転送を行う。
タイミング制御回路140においては、画素部110、カラム処理回路群150等の各ブロックでの信号処理に必要なタイミングを作成している。
タイミング制御回路140においては、画素部110、カラム処理回路群150等の各ブロックでの信号処理に必要なタイミングを作成している。
後段の信号処理回路180では、ラインメモリ190内に格納された信号より縦線欠陥や点欠陥の補正、信号のクランプ処理を行ったり、パラレル-シリアル変換、圧縮、符号化、加算、平均、間欠動作などデジタル信号処理を行う。
ラインメモリ190には、画素行毎に送信されるデジタル信号が格納される。
本実施形態の固体撮像素子100においては、信号処理回路180のデジタル出力がISPやベースバンド(baseband)LSIの入力として送信される。
本実施形態の固体撮像素子100においては、信号処理回路180のデジタル出力がISPやベースバンド(baseband)LSIの入力として送信される。
<3.DAC(参照信号生成部)の構成例>
DAC161は、DAC制御部141の制御の下、ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形である参照信号(ランプ信号)を生成し、参照信号RAMPをカラム処理回路群150に供給する。
DAC161は、DAC制御部141の制御の下、ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形である参照信号(ランプ信号)を生成し、参照信号RAMPをカラム処理回路群150に供給する。
参照信号生成部としてのDAC161は、図2に示すように、ゲイン制御部(PGA DAC)210、ランプ波生成部(RAMP DAC)220、クランプ制御部(CLAMP DAC)230、および加算部240を含んで構成される。
DAC161において、積分型ADCにおける参照信号RAMP(ランプ波)は、図6に示すように、DCレベル制御用のクランプ制御部230の出力信号S230とランプ波生成部220の出力信号S220を加算部240で加算することで生成される。
DAC161は、電流制御型DACとして構成される。
DAC161は、電流制御型DACとして構成される。
図6は、本実施形態に係る電流制御型DACの基本的な構成例を示す図である。
図7は、比較例としての電流制御型DACの基本的な構成例を示す図である。
図7は、比較例としての電流制御型DACの基本的な構成例を示す図である。
電流制御型DAC161は、ゲイン制御部210、ランプ波生成部220、クランプ制御部230、加算部240に加えて、電流源250を有している。
この電流制御型DAC161は、電源VDDを基準とした電源基準型のDACとして構成されている。なお、グランドGNDを基準としたグランド基準型DACとしても構成することが可能である。
すなわち、電源VDDに基準抵抗R1の一端が接続され、電流電圧(I/V)変換抵抗R1の他端にランプ波生成部(RAMP DAC)200の出力およびクランプ制御部230の出力が接続され、その接続点によりランプ出力ノードND161が形成されている。
I/V変換抵抗R1および出力ノードND161により加算部240が形成される。
すなわち、電源VDDに基準抵抗R1の一端が接続され、電流電圧(I/V)変換抵抗R1の他端にランプ波生成部(RAMP DAC)200の出力およびクランプ制御部230の出力が接続され、その接続点によりランプ出力ノードND161が形成されている。
I/V変換抵抗R1および出力ノードND161により加算部240が形成される。
電流源250は、定電流源I1およびpチャネルMOS(PMOS)トランジスタPT1を含んで構成されている。
PMOSトランジスタPT1のソースが電源VDDに接続され、ドレインが定電流源I1および自身のゲートに接続されている。定電流源I1は基準電位VSS(たとえばグランドGND)に接続されている。
電流源250は、PMOSトランジスタP1が、そのゲートとドレインの接続点がゲイン制御部210に接続され、カレントミラー回路の一部を形成し、定電流をゲイン制御部210に供給する。
電流源250は、PMOSトランジスタP1が、そのゲートとドレインの接続点がゲイン制御部210に接続され、カレントミラー回路の一部を形成し、定電流をゲイン制御部210に供給する。
ゲイン制御部210は、電流源を形成する複数のPMOSトランジスタPT11−1〜PT11−x、スイッチを形成する複数のPMOSトランジスタPT12−1〜PT12−x、およびゲイン制御ブロック211を含んで構成されている。
PMOSトランジスタPT11−1〜PT11−xのソースが電源VDDに接続され、ドレインがそれぞれ対応するPMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xのソースに接続されている。
PMOSトランジスタPT11−1〜PT11−xのゲートが電流源250のPMOSトランジスタP1のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、電流源250のPMOSトランジスタPT1とゲイン制御部210のPMOSトランジスタPT11−1〜PT11−xによりカレントミラー回路が形成される。
PMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND211が形成されている。
PMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xは、ゲート電位がゲイン制御ブロック211により制御されて、選択的にオン、オフされる。
PMOSトランジスタPT11−1〜PT11−xのゲートが電流源250のPMOSトランジスタP1のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、電流源250のPMOSトランジスタPT1とゲイン制御部210のPMOSトランジスタPT11−1〜PT11−xによりカレントミラー回路が形成される。
PMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND211が形成されている。
PMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xは、ゲート電位がゲイン制御ブロック211により制御されて、選択的にオン、オフされる。
ゲイン制御ブロック211は、DAC制御部141による制御信号CTL11に応じてスイッチとしてのPMOSトランジスタPT12−1〜PT12−xを選択的にオン、オフして、ゲイン(電流量)を制御する。
すなわち、ゲイン制御ブロック211は、電流量を調整することにより、参照信号RAMPの傾きを変化させ、比較器152が反転するまでの時間を変化させることで、ゲインを制御している。
すなわち、ゲイン制御ブロック211は、電流量を調整することにより、参照信号RAMPの傾きを変化させ、比較器152が反転するまでの時間を変化させることで、ゲインを制御している。
ランプ波生成部220は、nチャネルMOS(NMOS)トランジスタNT21、NT22−1〜NT22−x、スイッチとしてのNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−x、およびランプ波制御ブロック221を含んで構成されている。
NMOSトランジスタNT21のソースが基準電位VSSに接続され、ドレインおよびゲートがゲイン制御部210の出力ノードND210に接続されている。
NMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xのソースが基準電位VSSに接続され、ドレインがそれぞれ対応するNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xのソースに接続されている。
NMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xのゲートがNMOSトランジスタN21のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、NMOSトランジスタNT21とNMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xによりカレントミラー回路が形成される。
NMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND221が形成されている。
NMOSトランジスタMT23−1〜NT23−xは、ゲート電位がランプ波制御ブロック221により制御されて、選択的にオン、オフされる。
NMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xのソースが基準電位VSSに接続され、ドレインがそれぞれ対応するNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xのソースに接続されている。
NMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xのゲートがNMOSトランジスタN21のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、NMOSトランジスタNT21とNMOSトランジスタNT22−1〜NT22−xによりカレントミラー回路が形成される。
NMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND221が形成されている。
NMOSトランジスタMT23−1〜NT23−xは、ゲート電位がランプ波制御ブロック221により制御されて、選択的にオン、オフされる。
ランプ波制御ブロック221は、DAC制御部141による制御信号CTL12に応じてスイッチとしてのNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xを選択的にオン、オフして、電圧スロープ波形を生成させる。
すなわち、ランプ波制御ブロック221は、たとえばシフトレジスタを用いて時間的に連続してスイッチとしてのNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xをオンしていくことで、電圧スロープ波形を生成する。
すなわち、ランプ波制御ブロック221は、たとえばシフトレジスタを用いて時間的に連続してスイッチとしてのNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xをオンしていくことで、電圧スロープ波形を生成する。
クランプ制御部230は、クランプ分解能制御部231およびオフセット制御部232を有する。
クランプ分解能制御部231は、電流源を形成する複数のPMOSトランジスタPT31−1〜PT31−x、スイッチを形成する複数のPMOSトランジスタPT32−1〜PT32−x、およびクランプ分解能制御ブロック231aを含んで構成されている。
PMOSトランジスタPT31−1〜PT31−xのソースが電源VDDに接続され、ドレインがそれぞれ対応するPMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xのソースに接続されている。
PMOSトランジスタPT31−1〜PT31−xのゲートが電流源250のPMOSトランジスタP1のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、電流源250のPMOSトランジスタPT1とクランプ分解能制御部231のPMOSトランジスタPT31−1〜PT31−xによりカレントミラー回路が形成される。
PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND231が形成されている。
PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xは、ゲート電位がクランプ分解能制御ブロック231aにより制御されて、選択的にオン、オフされる。
PMOSトランジスタPT31−1〜PT31−xのゲートが電流源250のPMOSトランジスタP1のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、電流源250のPMOSトランジスタPT1とクランプ分解能制御部231のPMOSトランジスタPT31−1〜PT31−xによりカレントミラー回路が形成される。
PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND231が形成されている。
PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xは、ゲート電位がクランプ分解能制御ブロック231aにより制御されて、選択的にオン、オフされる。
クランプ分解能制御ブロック231aは、DAC制御部141による制御信号CTL13に応じてスイッチとしてのPMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xを選択的にオン、オフして、電流量を制御してクランプ分解能を制御する。
DAC制御部141により供給される制御信号CTL13は、撮像モードが静止画モードであるか動画モードであるかの情報を含む。
すなわち、クランプ分解能制御ブロック231aは、撮像モードに応じて電流量を調整し、静止画モードのときは電流量が大きくなり、動画モードのときは電流量が小さくなるように、PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xをオン、オフ制御する。
DAC制御部141により供給される制御信号CTL13は、撮像モードが静止画モードであるか動画モードであるかの情報を含む。
すなわち、クランプ分解能制御ブロック231aは、撮像モードに応じて電流量を調整し、静止画モードのときは電流量が大きくなり、動画モードのときは電流量が小さくなるように、PMOSトランジスタPT32−1〜PT32−xをオン、オフ制御する。
オフセット制御部232は、NMOSトランジスタNT41、NT42−1〜NT42−x、スイッチとしてのNMOSトランジスタNT43−1〜NT43−x、およびクランプレベル制御ブロック232aを含んで構成されている。
NMOSトランジスタNT41のソースが基準電位VSSに接続され、ドレインおよびゲートがクランプ分解能制御ブロック231aの出力ノードND231に接続されている。
NMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xのソースが基準電位VSSに接続され、ドレインがそれぞれ対応するNMOSトランジスタNT43−1〜NT43−xのソースに接続されている。
NMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xのゲートがNMOSトランジスタN41のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、NMOSトランジスタNT41とNMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xによりカレントミラー回路が形成される。
NMOSトランジスタNT43−1〜NT43−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND232が形成されている。
NMOSトランジスタMT43−1〜NT43−xは、ゲート電位がクランプレベル制御ブロック232aにより制御されて、選択的にオン、オフされる。
NMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xのソースが基準電位VSSに接続され、ドレインがそれぞれ対応するNMOSトランジスタNT43−1〜NT43−xのソースに接続されている。
NMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xのゲートがNMOSトランジスタN41のゲートとドレインの接続点に接続されている。
すなわち、NMOSトランジスタNT41とNMOSトランジスタNT42−1〜NT42−xによりカレントミラー回路が形成される。
NMOSトランジスタNT43−1〜NT43−xのドレインが共通に接続され、その接続点によりノードND232が形成されている。
NMOSトランジスタMT43−1〜NT43−xは、ゲート電位がクランプレベル制御ブロック232aにより制御されて、選択的にオン、オフされる。
クランプレベル制御ブロック232aは、DAC制御部141による制御信号CTL14に応じてスイッチとしてのNMOSトランジスタNT43−1〜NT43−xを選択的にオン、オフして、電圧スロープ波形を生成させる。
すなわち、クランプレベル制御ブロック232aは、クランプ分解能制御部231で撮像モードに応じて調整された電流量に応じて、黒基準のオフセット量を除去するようにNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xをオン、オフ制御する。
すなわち、クランプレベル制御ブロック232aは、クランプ分解能制御部231で撮像モードに応じて調整された電流量に応じて、黒基準のオフセット量を除去するようにNMOSトランジスタNT23−1〜NT23−xをオン、オフ制御する。
図6と図7を比較すると、本実施形態のクランプ制御部230は、オフセット制御部232に加えてクランプ分解能制御部231を有している。
このように、ランプ波生成部220で直接オフセットを制御するのではなく、独立してクランプ回路を付加している理由としては、以下の通りである。
黒基準のオフセット信号は、参照電圧生成部としてのDAC161のゲイン設定値によらない、すなわち参照信号RAMPの傾きによらない値となるもので、ゲイン値とは独立して除去すべき対象であるためである。
ランプ波生成部220で黒基準のオフセット量を除去しようとすると、ゲインが変動するたびに、オフセット調整回路の制御値を補正する必要があり、制御が複雑で、かつ、信号の安定性に大きな課題が生じる。
よって、クランプ制御部はランプ波生成部220と独立に回路を構成することになるが、ここで先にも述べたように、その回路の規模が大きな課題となる。
広い出力レンジと、細かい分解能を併せ持つには、クランプDACの各電流源素子の電流量を小さくし、その電流源素子を多数用意することで実現できるが、当然、それ相応に、回路面積が増大してしまう。
これを単純に解決する手段として、電流源素子の電流量を1/2,1/4,1/8,1/16・・・1/2のべき乗となるものを用意し、これらをバイナリ制御することで回路増大を抑制できる方法がある。
しかしこの方法では、各電流源素子の電流比に高い精度が求められることになり、プロセスバラツキなどの制限から、精度に限界が生じる。
このように、ランプ波生成部220で直接オフセットを制御するのではなく、独立してクランプ回路を付加している理由としては、以下の通りである。
黒基準のオフセット信号は、参照電圧生成部としてのDAC161のゲイン設定値によらない、すなわち参照信号RAMPの傾きによらない値となるもので、ゲイン値とは独立して除去すべき対象であるためである。
ランプ波生成部220で黒基準のオフセット量を除去しようとすると、ゲインが変動するたびに、オフセット調整回路の制御値を補正する必要があり、制御が複雑で、かつ、信号の安定性に大きな課題が生じる。
よって、クランプ制御部はランプ波生成部220と独立に回路を構成することになるが、ここで先にも述べたように、その回路の規模が大きな課題となる。
広い出力レンジと、細かい分解能を併せ持つには、クランプDACの各電流源素子の電流量を小さくし、その電流源素子を多数用意することで実現できるが、当然、それ相応に、回路面積が増大してしまう。
これを単純に解決する手段として、電流源素子の電流量を1/2,1/4,1/8,1/16・・・1/2のべき乗となるものを用意し、これらをバイナリ制御することで回路増大を抑制できる方法がある。
しかしこの方法では、各電流源素子の電流比に高い精度が求められることになり、プロセスバラツキなどの制限から、精度に限界が生じる。
そこで、これらの課題を解決するために、本実施形態では、クランプ制御部230において、オフセット制御部232に加えてクランプ分解能制御部231を配置している。
具体的には、ゲイン制御部210とランプ波生成部220との関係と同様の構成で、クランプの各電流源素子の電流量を調整するための、カレントミラー回路を前段に設けている。
クランプ分解能制御部231において、静止画モードのときは、電流量が大きくなるようにし、動画モードのときは逆に、電流量が小さくなるように調整する。
これによって、回路を大きく増大させることなく、静止画のときは広い出力レンジのクランプレンジを実現できると同時に動画のときは、細かい分解能を実現できることになる。
具体的には、ゲイン制御部210とランプ波生成部220との関係と同様の構成で、クランプの各電流源素子の電流量を調整するための、カレントミラー回路を前段に設けている。
クランプ分解能制御部231において、静止画モードのときは、電流量が大きくなるようにし、動画モードのときは逆に、電流量が小さくなるように調整する。
これによって、回路を大きく増大させることなく、静止画のときは広い出力レンジのクランプレンジを実現できると同時に動画のときは、細かい分解能を実現できることになる。
図8(A)および(B)は、本実施形態におけるオフセット調整レンジおよびクランプ分解能を撮像モードに応じて切り替えたときのPAMP波形を模式的に示す第1図である。
図9は、本実施形態におけるオフセット調整レンジおよびクランプ分解能を撮像モードに応じて切り替えたときのPAMP波形を模式的に示す第2図である。
図9は、クランプDACのDレンジおよび分解能変調イメージを示している。
図9は、本実施形態におけるオフセット調整レンジおよびクランプ分解能を撮像モードに応じて切り替えたときのPAMP波形を模式的に示す第2図である。
図9は、クランプDACのDレンジおよび分解能変調イメージを示している。
図8および図9からもわかるように、反作用として、静止画のときはクランプの分解能が荒くなり、動画のときはクランプ調整レンジがせまくなる傾向にある。
しかし、静止画に対しては、先に述べたとおり本クランプの役割としては、所望の信号の出力レンジが回路のダイナミックレンジ(ここではAD変換の出力レンジ)に収まるようにすればよく、後段のデジタルクランプでクランプの最終調整を行うことで解決される。
また、動画時においては、そもそも動画では静止画のような長時間の蓄積が必要とされないため、蓄積時間に大きく依存するオフセット量が少ないため、広いクランプレンジは必要されなく、問題とはならないことになる。
しかし、静止画に対しては、先に述べたとおり本クランプの役割としては、所望の信号の出力レンジが回路のダイナミックレンジ(ここではAD変換の出力レンジ)に収まるようにすればよく、後段のデジタルクランプでクランプの最終調整を行うことで解決される。
また、動画時においては、そもそも動画では静止画のような長時間の蓄積が必要とされないため、蓄積時間に大きく依存するオフセット量が少ないため、広いクランプレンジは必要されなく、問題とはならないことになる。
本実施形態によれば、アナログ信号量を制御して黒基準のオフセット信号を除去するクランプ回路をDACにて構成し、かつ、静止画、動画の両方の撮像モードを持つ固体撮像素子100において、次の効果を得ること可能である。
すなわち、本実施形態によれが、必要される広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を、回路規模を増大させることなく、同時に満たすことができる。
換言すれば、回路面積の増大を抑止しつつ、必要とされる広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を満足することができ、動画中のクランプレベルの変動を抑えることができる。
すなわち、本実施形態によれが、必要される広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を、回路規模を増大させることなく、同時に満たすことができる。
換言すれば、回路面積の増大を抑止しつつ、必要とされる広いクランプ調整レンジと、細かいクランプ分解能を満足することができ、動画中のクランプレベルの変動を抑えることができる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
<4.カメラシステムの構成例>
図10は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
図10は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図10に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ(固体撮像素子)100が適用可能な撮像デバイス310を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320を有する。
カメラシステム300は、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340は、撮像デバイス310の出力信号に対して所定の信号処理を施す。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した固体撮像素子100を搭載することで、低消費電力で、高精度なカメラが実現できる。
100・・・固体撮像素子、110・・・画素部、120・・・垂直走査回路、130・・・水平転送走査回路、140・・・タイミング制御回路、141・・・パルス生成部、150・・・カラム処理回路群(ADC群)、151・・・カラム処理回路(ADC)、151−1・・・比較器、151−2・・・カウンタラッチ(メモリ)、161・・・DAC、170・・・アンプ回路、180・・・信号処理回路、190・・・ラインメモリ、LTRF・・・水平転送線、210・・・ゲイン制御部(PGA DAC)、220・・・ランプ波生成部(RAMP DAC)、230・・・クランプ制御部(CLAMP DAC)、231・・・クランプ分解能制御部、232・・・オフセット制御部、240・・・加算部、250・・・電流源、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・レンズ、330・・・駆動回路、340・・・信号処理回路。
Claims (10)
- 光電変換を行う画素が配列された画素部と、
上記画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部と、
参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するために当該参照信号をクランプ処理して上記読み出し処理部に出力する参照信号生成部と、を有し、
上記参照信号生成部は、
撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である
固体撮像素子。 - 上記参照信号生成部は、
階調の変動量を、撮像モードごとに切り替える機能を有する
請求項1記載の固体撮像素子。 - 上記参照信号生成部は、
出力レンジを、撮像モードごとに切り替える機能を有する
請求項1または2記載の固体撮像素子。 - 上記参照信号生成部は、
電流源と、
上記電流源による電流量を調整して上記参照信号の傾きを変化させ、ゲインを制御するゲイン制御部と、
上記ゲイン制御部で調整された電流に応じて電圧スロープ波形を生成するランプ波性生成部と、
上記電流源による電流量を撮像モードに応じて調整してクランプ分解能を制御するクランプ分解能制御部と、
上記クランプ分解能制御部で撮像モードに応じて調整された電流量に応じて、黒基準のオフセット量を除去するように上記ランプ波生成部から出力される参照信号をクランプするクランプ制御部と、を含む
請求項1から3のいずれか一に記載の固体撮像素子。 - 上記画素部は、
上記画素が複数行列状に配列され、
上記読み出し処理部は、
画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と上記参照信号とを比較し、上記読み出し信号電位と上記参照信号のレベルが一致すると出力レベルが反転する複数の比較器と、
上記比較器の出力により動作が制御され、対応する比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、
上記参照信号生成部のゲイン制御部は、
上記電流源による電流量を調整して上記参照信号の傾きを変化させ、上記比較器が反転するまでの時間を変化させることで、ゲインを制御する
請求項4記載の固体撮像素子。 - 上記撮像モードは、
静止画モードと動画モードを含み、
上記クランプ分解能制御部、
撮像モードが静止画モードのときは電流量が大きくなり、動画モードのときは電流量が小さくなるように制御する
請求項4または5記載の固体撮像素子。 - 固体撮像素子と、
上記固体撮像素子に被写体像を結像する光学系と、
上記固体撮像素子の出力画像信号を処理する信号処理回路と、を有し、
上記固体撮像素子は、
光電変換を行う画素が配列された画素部と、
上記画素部の読み出し信号に対して、クランプ処理された参照信号に応じた読み出し処理を行う読み出し処理部と、
参照信号を生成し、信号処理の動作点を調整するために当該参照信号をクランプ処理して上記読み出し処理部に出力する参照信号生成部と、を有し、
上記参照信号生成部は、
撮像モードに応じて上記クランプ処理の分解能を調整可能である
カメラシステム。 - 上記参照信号生成部は、
階調の変動量および出力レンズの少なくとも一方を、撮像モードごとに切り替える機能を有する
請求項7記載のカメラシステム。 - 上記画素部は、
上記画素が複数行列状に配列され、
上記読み出し処理部は、
画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と上記参照信号とを比較し、上記読み出し信号電位と上記参照信号のレベルが一致すると出力レベルが反転する複数の比較器と、
上記比較器の出力により動作が制御され、対応する比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、
上記参照信号生成部は、
電流源と、
上記電流源による電流量を調整して上記参照信号の傾きを変化させ、上記比較器が反転するまでの時間を変化させることで、ゲインを制御するゲイン制御部と、
上記ゲイン制御部で調整された電流に応じて電圧スロープ波形を生成するランプ波性生成部と、
上記電流源による電流量を撮像モードに応じて調整してクランプ分解能を制御するクランプ分解能制御部と、
上記クランプ分解能制御部で撮像モードに応じて調整された電流量に応じて、黒基準のオフセット量を除去するように上記ランプ波生成部から出力される参照信号をクランプするクランプ制御部と、を含む
請求項7または8記載のカメラシステム。 - 上記撮像モードは、
静止画モードと動画モードを含み、
上記クランプ分解能制御部、
撮像モードが静止画モードのときは電流量が大きくなり、動画モードのときは電流量が小さくなるように制御する
請求項9記載のカメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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