JP2010111114A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 一端に開口を有する器具本体と、
   器具本体内に取り付けられる弁にして、一端に開口を有すると共に該弁と一体成形される蓋を有し、該蓋が開口付近でヒンジにより移動可能である該弁と、
   器具本体内に配置されるスナップリングにし、前記弁とは別個の該スナップリングと、
   前記蓋及びスナップリングの一方に対して成形される少なくとも二つの動作アームにして、蓋を器具動作機構に連動的に接続し、該器具動作機構が該動作アームに力を与えることにより、前記弁開口を通じてペン先を突き出すと共に引っ込める力を供給する該動作アームと、
   突き出し時において、前記動作アームは、圧縮下で前記器具動作機構から前記蓋へと力を伝達し、該蓋は実質的に動作アームのみによって作動される器具。
2. 前記弁は、少なくとも二つの安定化機能を含み、動作アームは、安定化機能内に少なくとも部分的に配置され、安定化機能は、該安定化機能に配置された動作アームの前記部分に対し横方向支持を与える請求項１の器具。
3. 前記安定化機能は凹状のガイドである請求項２の器具。
4. 前記動作アームの少なくとも一つは、該動作アームを局所的に弱くする第１幾何学的特性を含み、これにより、動作アームが圧縮下にありかつ該第１幾何学的特性が凹状ガイド上方にある際の第１変形位置を規定する請求項３の器具。
5. 前記第１幾何学的特性は、動作アームの一部にして、動作アームの該一部以外の部分よりも細く、また、前記第１幾何学的特性は動作アームにおけるノッチである請求項４の器具。
6. 前記動作アームは、動作アームを局所的に弱くする第２幾何学的特性を含み、かつ、動作アームが圧縮下にある際の第２変形位置を規定する請求項５の器具。
7. 前記蓋に配置される力誘導部材を更に含む請求項１の器具。
8. 前記力誘導部材は、蓋に配置された塔及び蓋に配置されたリブの一方である請求項７の器具。
9. 前記器具は筆記用具である請求項１の器具。
10. 前記筆記用具は引込み式マーカーである請求項９の器具。
11. 前記器具は、温度計、ｐＨ検出器、格納式の刃を有するナイフ、懐中電灯、レーザーポインター、及び流体サンプリング装置のうちの一つである請求項１の器具。
12. 前記蓋は、該蓋を通って蓋上面から蓋底面へと延びる少なくとも二つの開口を含み、動作アームは弁を通って延び、かつ該開口を通って蓋に取り付けられ、これにより、器具動作機構とのもつれから動作アームを保護し、動作アームを蓋に固定する請求項１の器具。
13. 前記スナップリングはスロットを含み、動作アームは、第１止め部及び第２止め部を含み、前記スロットは、動作アームがスナップリングに固定される際、第１止め部と第２止め部間に配置される請求項１の器具。
14. 各動作アームは、一端のヘッドと、該ヘッドとスナップリングとの間に配置される止め部とを含み、前記ヘッドは、蓋の一方側に位置付けられ、前記止め部は蓋の他方側に位置付けられる請求項１３の器具。
15. 各動作アームは蓋及びスナップリングの両方に対して成形される請求項１の器具。