JP2009538287A5 - 低粘度グリコサミノグリカンで構成される組成物及び該組成物の間質性膀胱炎の治療での使用 - Google Patents

低粘度グリコサミノグリカンで構成される組成物及び該組成物の間質性膀胱炎の治療での使用 Download PDF

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本出願の発明者は、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸又はそれらの塩、及び二価の金属イオンを含む新規の水性溶液の組成物であって、上述の二価金属イオンが含まれない同様の溶液よりも粘度が低くなる組成物を提供することにより、上記の技術的な問題解決されることを驚くほどに見出した。
[発明の詳細な説明]
上述のように、本出願の発明者は、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸又はそれらの塩、及び薬学的に許容され得る二価の金属イオン、特にカルシウム又はマグネシウムを含み、二価金属イオンが含まれない溶液よりも低く粘度が調整されることを示す、新たな水性溶液の組成を提供し得ることを見出した
これは、本発明の溶液の粘度が、ヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸を酸、ナトリウム塩又は一般的には一価の塩として含む溶液の粘度よりも低くなるということが見出されたことによる。この効果は、カルシウムイオンの場合に特に明白となる。
この結果は全く予期せぬものであって、過去においては、ヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸との間の凝集作用が知られ、よく記述されているのみならず、結合組織について自然で流体力学的な既知の効果が生じ得ることが考察されている。
特許文献1は、治療目的での実際の溶液に代わって、ヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の両方を含む溶液の使用が、より一般的に使用されるナトリウム塩に限定されない時に、粘度の比例関係を超越する効果について示唆し、更には、カリウム、マグネシウム及びカルシウムのそれぞれの塩についての使用に拡張したものである。
従って、ヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸又はこれらの塩の水溶液での粘度の低下及び、それぞれの濃度の増加を許容させる、二価の金属イオン特にカルシウムイオンの存在による本出願の発明に示される上述の技術的な問題の解決は、予想外であった。
好ましくは、本発明の組成物においては、使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、0.05から10.0、好ましくは0.1から3.5当量の二価の金属イオンが存在する。更に好ましくは、使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、0.5から2.0当量の二価の金属イオンが存在する。使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、二価の金属イオンが1当量である本発明と一致した組成物は特に好ましい。
有効成分の濃度に関しては、ヒアルロン酸又はその塩が、0.1〜3%w/v、好ましくは0.8〜2.0%w/vの濃度で存在し、コンドロイチン硫酸又はその塩が、0.05〜3%w/v、好ましくは0.1〜2.5%w/v存在する上述の組成物が好ましい。
ヒアルロン酸とコンドロイチン硫酸又はそれらの塩が、重量/体積で、それぞれ1.6%及び2.0%存在する組成は特に好ましい。
[実験部分]
A.ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム及びこれらの併用物の多様な濃度での二価イオン添加の効果の探求
以下に示す実施例1〜22及び以下に示した表1において、濃度が0.8重量%及び1.6重量%でのヒアルロン酸ナトリウム(ヒアルロン酸の分子量 1.5×10Da)、及び/又は濃度が0.2重量%及び2.0重量%でのコンドロイチン硫酸ナトリウムからなる調剤への二価イオン(カルシウム、マグネシウム)導入の効果が探求されている。
実施例3〜4では、コンドロイチン硫酸ナトリウムがそれぞれ100.0mg及び1000.2mg、最終的に体積が50.0mlとなるように純水に溶解された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例7:
100.3mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが約40mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、0.221mlの溶液Aが添加され、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例8:
1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが約40mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、2.2051mlの溶液Aが添加され、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例9:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム400.0mgが約40mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加され、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例10:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.0mgが約40mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、100.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加され、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例11:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.1mgが約40mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加され、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。溶液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例12:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム400.0mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、2.758mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いて1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例13:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.2mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1.327mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いて100.3mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例14:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.3mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、3.311mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いて1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例15:
1000.2mgのコンドロイチン硫酸が約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、2.758mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いてヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム400.2mgを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例16:
100.3mgのコンドロイチン硫酸が約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1.327mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いてヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.2mgを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例17:
1000.1mgのコンドロイチン硫酸が約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、3.311mlの溶液Aが添加された。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、引き続いてヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.2mgを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例18:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム400.1mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加された。この溶液に2.758mlの溶液Aを添加。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例19:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.2mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、100.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加された。この溶液に1.327mlの溶液Aを添加。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例20:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.1mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加された。この溶液に3.311mlの溶液Aを添加。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例21:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム400.2mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加された。この溶液に2.993mlの溶液Bを添加。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例22:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.2mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、100.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムが添加された。この溶液に1.440mlの溶液Bを添加。この溶液を約1分間、磁力で攪拌し、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
上述のデータからは、カルシウムイオンの導入及びマグネシウムイオンの導入も、ヒアルロン酸ナトリウム及びコンドロイチン硫酸ナトリウムからなる溶液の粘度を低下させると推定される。また、前述の効果は前述の溶液の配列の調剤にはあまり依存していない。
B.コンドロイチン硫酸ナトリウム存在下での、様々な分子量のヒアルロン酸ナトリウムにおける二価イオン添加の効果の探求
以下に示す実施例23〜28及び以下に示した表2において、濃度が1.6重量%でのヒアルロン酸ナトリウム(ヒアルロン酸の分子量がそれぞれ 9.33×10Da、3×10Da及び1.5×10Da)、及び濃度が2.0重量%でのコンドロイチン硫酸ナトリウムからなる調剤への二価イオン(カルシウム)導入の効果が探求されている。
実施例23:
ヒアルロン酸の分子量が9.33×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.0mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸を添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例25:
ヒアルロン酸の分子量が3.0×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.0mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例27:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.0mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウムを添加した。この透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例24:
ヒアルロン酸の分子量が9.33×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.1mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.1mgのコンドロイチン硫酸ナトリウム及び3.311mlの溶液Aを添加した。こうして得られた透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例26:
ヒアルロン酸の分子量が3.0×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.1mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウム及び3.311mlの溶液Aを添加した。こうして得られた透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例28:
ヒアルロン酸の分子量が1.5×10Daのヒアルロン酸ナトリウム800.1mgが約35mlの純水に溶解された。このように得られた透明な溶液に、1000.0mgのコンドロイチン硫酸ナトリウム及び3.311mlの溶液Aを添加した。こうして得られた透明な溶液には、最終的に体積が50.0mlとなるように純水が添加された。液は0.8μmの親水性フィルターで濾過され、粘度が測定された。
実施例29:
高分子量(1.8×10Da)のヒアルロン酸のナトリウム塩の1.6重量%の溶液、2.0重量%のコンドロイチン硫酸ナトリウムの溶液及び全ナトリウムと等量のCaCl溶液がある。
溶液B
磁力での撹拌下、319.7gのヒアルロン酸ナトリウムを、17246gの蒸留水に溶かす。422.0gのコンドロイチン硫酸ナトリウムと溶液Aを添加し、磁力での撹拌下、明瞭で透明な溶液にする。1時間の撹拌後、1.2μmフィルターで溶液を濾過する。

Claims (14)

  1. 膀胱炎治療用の水性溶液の組成物であり、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸又はそれらの塩、及び溶液中の二価の金属イオンを含み、二価金属イオンが含まれない同様の組成よりも粘度が低くなることを特徴とする水性溶液の組成物
  2. 二価の金属イオンは、薬学的に許容され得るものである請求項1に記載の組成物
  3. 薬学的に許容され得る二価の金属イオンは、Ca 2+ 及びMg 2+ からなる群から選択されるものである請求項2に記載の組成物
  4. 二価の金属イオンは、カルシウムイオンである請求項3に記載の組成物
  5. 使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、0.0510.0当量の二価の金属イオンが存在する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の組成物
  6. 使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、0.1〜3.5当量の二価の金属イオンが存在する請求項5に記載の組成物。
  7. 使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、0.52.0当量の二価の金属イオンが存在する請求項6に記載の組成物
  8. 使用されるヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸の合計に対して、1当量の二価の金属イオンが存在する請求項7に記載の組成物。
  9. ヒアルロン酸又はその塩が、0.1%w/vの濃度で存在し、コンドロイチン硫酸又はその塩が、0.12.5%w/v存在する請求項1乃至のいずれか1項に記載の組成物
  10. ヒアルロン酸又はその塩が、0.8〜2.0%w/vの濃度で存在し、コンドロイチン硫酸又はその塩が、0.1〜2.5%w/v存在する請求項9に記載の組成物。
  11. ヒアルロン酸及びコンドロイチン硫酸又はそれらの塩が、重量/体積で、それぞれ1.6%及び2.0%存在する請求項10に記載の組成物
  12. オートクレーブで滅菌処理される請求項1乃至11のいずれか1項に記載の組成物
  13. 間質性膀胱炎の治療用である請求項1乃至12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 膀胱滴下注入用の水性溶液の組成物であり、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸又はそれらの塩、及び溶液中の二価の金属イオンを含み、二価金属イオンが含まれない同様の組成よりも粘度が低くなることを特徴とする水性溶液の組成物。
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