JP2009253622A - 音叉型圧電振動片および圧電デバイス - Google Patents

音叉型圧電振動片および圧電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】 落下などの衝撃などによって破損を生じないように、振動腕の先端部がパッケージ底面と接触しない音叉型圧電振動片を提供する。
【解決手段】 音叉型圧電振動片(20)は、第1面と第2面とを有する基部(29)と、基部の一端部より突出して形成され、第1幅(W1)を有し且つ第1面側と第2面側との間が第1厚さ(D1)である一対の振動腕(21)と、一対の振動腕(21)の先端側に設けられ、第1幅よりも広い第2幅(W6)であり且つ第1厚さよりも厚い第2厚さ(D2)である先端部(22)と、先端部の角部に形成された切り欠け部(24)と、を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、圧電材料よりなる音叉型の圧電振動片及びこの圧電振動片を有する圧電デバイスを製造する技術に関する。
移動体通信機器やOA機器等などの電子機器の小型軽量化及び高周波数化に伴って、それらに用いられる圧電振動素子も、より一層の小型化及び高周波数化への対応が求められている。また、回路基板に表面実装(SMD:Surface Mount Device)が可能な圧電デバイスが要求されている。
ところで、近年の電子機器の小型化に伴って、この電子機器に用いられる圧電デバイスに振動腕の長さを短くした音叉型圧電振動片が求められている。ところが、音叉型圧電振動片の周波数は振動腕の長さの2乗に反比例するため、振動腕の長さを短くしてしまうと周波数が高くなってしまう。特許文献1によれば、振動腕の先端部分を大きくして質量を付加して、慣性モーメントによる負荷質量効果によって、振動腕の長さを短くしても振動腕の捩れ振動によって周波数が高くならないようにしている。また、特許文献2は、振動腕部に溝部を形成した音叉型圧電振動片であって、振動腕の厚みは80μm以上130μm以下とし、振動腕部の間隔を振動腕部の幅で割った値が、2μm以下で50μm以上である音叉型圧電振動片を提案している。これによりCI値が小さく、安定したドライブ特性が得られるようにしている。
特開平5−129875号公報 特開2004−266765号公報
しかしながら、さらに小型化する需要に対して、振動腕の先端部の幅を大きくしようとすると、従来の形状だけでは圧電振動片を小型化することには限界がある。すなわち、音叉型振動子の周波数は、振動腕の長さと振動腕の幅により決定され、振動腕の長さの2乗に反比例し、振動腕の幅に比例することが知られている。振動腕の長さを短くして小型化するには、振動腕の幅をより狭くすることになる。振動腕の幅を大きくしすぎると、一対の振動腕の間隔が大きくなり、圧電デバイスの小型化の要請に応えることができなくなる。また、基部の長さをさらに短くしようとすると、十分に振動漏れを吸収することができずにCI値が劣化する。
さらに、一対の振動腕の間隔を狭め小型化を図ると、音叉型圧電振動片の外形を形成する際のエッチングにおいて、水晶の異方性により音叉型圧電振動片は異型部が発生する。このエッチングによる異形部は小型化するに従い、音叉型圧電振動片の特性に与える影響が大きくなる。エッチングの異型部は音叉型圧電振動片に歪みを発生させ、わずかな寸法の違いで左右の振動腕のバランスが不均一になり振動漏れがおきる。特に一対の振動腕の根元部などは小型になるにつれてエッチングの薬液が流れにくくなり、さらに水晶の異方性により加工が難しくなっている。また、振動腕の先端部の幅を大きくし過ぎると、落下時の衝撃、振動により振動腕の先端部がパッケージ底面と接触して先端部が欠けることにより、周波数が変わってしまう恐れがある。振動腕部の厚さが130μmを超えると、圧電デバイスの薄型化が困難になると共に、振動腕部の質量が大きくなり、落下の衝撃により破損が生じやすい恐れがある。
本発明の目的は、音叉型圧電振動片をさらに小型化するために振動腕の幅より広く振動腕の厚みより厚い先端部を形成しても、落下などの衝撃などによって破損を生じにくくするように、振動腕の先端部がパッケージ底面と接触しない音叉型圧電振動片及び圧電デバイスを提供することである。
第1の観点の音叉型圧電振動片は、第1面と第2面とを有する基部と、基部の一端部より突出して形成され、第1幅を有し且つ第1面側と第2面側との間が第1厚さである一対の振動腕と、一対の振動腕の先端側に設けられ、第1幅よりも広い第2幅であり且つ第1厚さよりも厚い第2厚さである先端部と、先端部の角部に形成された切り欠け部と、を備えている。
この構成により、振動腕の幅より広い先端部は振動腕の厚みより厚くして振動しやすくするとともに強度を増している。また、厚くなった先端部に切り欠け部を有しているため、重くなった先端部が落下の衝撃などによって破損を生じない。
第2の観点の音叉型圧電振動片の基部は、第2厚さである。
この構成により、基部の強度が増すため、製造途中などにおいて音叉型圧電振動片の取り扱いが楽になる。また、振動腕からの振動もれも小さくすることができる。
第3の観点の音叉型圧電振動片の切り欠け部は、C面取り形状、R面取り形状又は段差形状を含む。
先端部の角部に形成される切り欠け部は、製造のし易さ、先端部のバランスなどを考慮してC面取り形状、R面取り形状又は段差形状に形成することができる。
第4の観点の音叉型圧電振動片の振動腕は、この振動腕と先端部とを合わせた長さの20パーセントから55パーセントの長さの溝部を第1面及び第2面に有している。
振動腕と先端部とを合わせた長さの20パーセントから55パーセントの長さの溝部は、音叉型圧電振動片のCI値を低減することができるとともに強度を確保することができる。
第5の観点の圧電デバイスは、圧電材料からなる音叉型圧電振動片がパッケージ内に固定された圧電デバイスであって、音叉型圧電振動片は、第1面と第2面とを有する基部と、基部の一端部より突出して形成され、第1幅を有し且つ第1面側と第2面側との間が第1厚さである一対の振動腕と、一対の振動腕の先端側に設けられ、第1幅よりも広い第2幅であり且つ第1厚さよりも厚い第2厚さである先端部と、先端部の角部に形成された切り欠け部と、を備え、パッケージは、音叉型圧電振動片が載置される台座と、振動腕の第2面側に設けられた枕部と、を備えている。
パッケージが枕部を有するため、衝撃で音叉型圧電振動片が撓んだ際にもその枕部に振動腕が当接して先端部の角部がパッケージの底面に当たって割れることを防ぐことができる。
第6の観点の圧電デバイスは、第5の観点において、枕部の上端部が振動腕の突出する方向の曲面を有する。
枕部の上端部が曲面であるため、衝撃を受けて振動腕が枕部の上端部に当たる際に力が分散する。
第7の観点の圧電デバイスの振動腕は、第5又は第6の観点において、振動腕と先端部とを合わせた長さの20パーセントから55パーセントの長さの溝部を第1面及び第2面に有している。
音叉型圧電振動片のCI値を低減することができるとともに、枕部に振動腕が当たった際にも振動腕が破損しない強度を確保することができる。
本発明の圧電振動片は、小型化してもCI値の劣化を低減でき、周波数を低く抑えて、優れた振動特性を備える。この圧電振動片を使った圧電デバイスは、小型化の要望に応えることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
<音叉型水晶振動片20及び音叉型水晶振動片30の構成>
<<実施形態1>>
図1(a)は、第1実施形態の第1の音叉型水晶振動片20の全体構成を示した平面図であり、(b)は、その側面図である。(c)は、第1の音叉型水晶振動片20の一対の振動腕21のC−C断面図である。第1の音叉型水晶振動片20の母材は、Zカットに加工された水晶単結晶ウエハ10で形成されている。図1(a)に示すように、第1の音叉型水晶振動片20は、第1基部29−1、第2基部29−2及び第3基部29−3から構成される基部29と、この第1基部29−1から図1において右方に向けて、二股に別れて平行に延びる一対の振動腕21を備えている。振動腕21には、振動腕21の幅より広い先端部22を備える。以下、本実施形態では一対の振動腕21を備えた音叉型水晶振動片で説明するが、3本または4本の振動腕21を備えた水晶振動片であってもよい。
第1の音叉型水晶振動片20は、たとえば32.768kHzで信号を発信する振動片で、極めて小型の振動片となっている。図1(a)において、振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さは、1.30mmから1.50mmであり、基部29の長さL2は0.20mmから0.50mm程度であり、先端部22の長さL3は0.30mmから0.35mmである。第1の音叉型水晶振動片20の全体の長さが1.50mmから2.00mm程度である。第1基部29−1の幅W1は0.34mmから0.50mm、第2基部29−2の幅W2は0.40mmから0.60mm程度であり、第3基部29−3の幅W3は0.25mmから0.40mm程度である。振動腕21の幅W5は0.07mmから0.08mm程度である。先端部22の幅W6は、0.12mmから0.15mmである。一対の振動腕21の先端部22の間隔W7は0.05mmから0.07mm程度である。
図1(b)に示すように、振動腕21の厚さD1は、0.08mmから0.12mmであり、先端部22の厚さD3は、0.12mmから0.50mmである。先端部22の角部はC面取りにより、切り欠け部24が形成されている。切り欠け部24の厚さD4は0.02mmから0.19mm程度である。切り欠け部24を設けることにより、落下などの衝撃などによって振動腕21の先端部22がパッケージ底面と接触しても欠けないように予防している。切り欠け部24は振動腕のバランスを良くするため表裏両面に設けてもよい。
基部29の厚さD2は0.13mmから0.50mm程度である。基部29の厚さD2の方が少なくとも振動腕21の厚さD1より5μm以上厚い。つまり約5パーセント程度厚くなっており、振動腕21が振動する際に垂直方向成分を有した振動が生じても、振動腕21の振動が基部へ漏れる振動を緩和することができる。また、第3基部29−3の幅が細くなっても、基部29の厚さD2が厚いので、製造途中での破損が少なく、衝撃にも強くなる。また、基部29の厚さD2は、0.50mmよりも薄く、振動腕21の厚さD1の5倍以内としている。振動腕21との厚さの違いが大きくなるとウェットエッチングなどの工程で時間がかかり、また無駄になる水晶の量が多くなる。このため、製造コストを考えて0.5mmよりも小さくしている。振動腕21の先端部22の厚さD3は、基部29の厚さD2と同じ厚さにすることができる。
第1の音叉型水晶振動片20の振動腕21の表裏面には、溝部211が形成されている。一本の振動腕21の表面に2つの溝部211が形成されており、振動腕21の裏面側にも同様に2つの溝部211が形成されている。つまり、一対の振動腕21には4箇所の溝部211が形成される。溝部211の深さは、振動腕21の厚さの約35〜45%である。溝部211の幅W4は、振動腕21の幅W3の約65〜85%である。85%以上にすると振動腕の強度が弱くなる。表裏面に溝部211があるため、図1(c)に示すように、溝部211の断面は、H型に形成されている。溝部211の長さは、振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さの20%から55%である。溝部211の長さについては図2を使って後述する。溝部211は、小型化が進むとCI値が上昇するので、CI値を下げるために設けられている。
第1の音叉型水晶振動片20の基部29は、その全体が板状に形成されている。第3基部29−3は、第1基部29−1と第2基部29−2との間で、切れ込み部を形成している。この切れ込み部は、振動腕21が振動する際に垂直方向成分を有した振動が生じても、振動腕21の振動が第2基部29−2へ漏れる振動を緩和することができる。また、第3基部29−3の幅W3は細くなっても、基部29の厚さD2が厚いので、製造途中において破損することが少なくなり、また、衝撃にも強くなる。第1の音叉型水晶振動片20の基部29には、連結部28が2箇所設けられている。連結部28は、水晶単結晶ウエハ10から、図1に示す音叉形状をフォトリソグラフィおよびウェットエッチングで形成する際に、水晶単結晶ウエハ10と第1の音叉型水晶振動片20とを連結する部分である。
第1の音叉型水晶振動片20の振動腕21および基部29には、第1電極パターン23と第2電極パターン25とが形成されている。振動腕21の先端部22には、錘部26及び錘部27を備える。第1電極パターン23及び第2電極パターン25或いは錘部26及び錘部27は、150オングストローム〜700オングストロームのクロム(Cr)層の上に400オングストローム〜2000オングストロームの金(Au)層が形成された構成である。クロム(Cr)層の代わりに、チタン(Ti)層を使用してもよく、また金(Au)層の代わりに、銀(Ag)層を使用してもよい。錘部26及び錘部27は第1の音叉型水晶振動片20の振動腕21が振動し易くなるための錘でありかつ周波数調整のために設けられる。
音叉型水晶振動片20の基部29には、図1(a)に示すように、第1基部電極23aと第2基部電極25aとが形成され、振動腕部21の溝部211には、第1溝電極23d,第2溝電極25dがそれぞれ形成される。また、図1(c)に示すように、(a)の左側の腕部21の両側面には、第2側面電極25cが形成されている。右側の腕部21の両側面には、第1側面電極23cが形成されている。
図2は、振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さに対する溝部211の長さとの比率と、CI値及び強度比率との関係を示す図である。振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さに対する溝部211の長さとの比率は、溝のない場合を0%とし、振動腕21から先端部22の端まで溝を形成した場合を100%として、各比率の音叉型水晶振動片を用意した。強度比率は、用意された各比率の音叉型水晶振動片の中央部に一定荷重を加え、破損しない本数をパーセント表示して強度比率とした。強度比率が高いほど振動腕21が破損しにくいことを示している。
図2に示すように、溝部211の長さは、振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さの20%から55%が好ましい。CI値は溝のない場合を0%のときに190kΩであり、溝部211が形成されると急激にCI値が下がり、溝部211の長さの割合が20%以上になると約100kΩ以下になる。その一方、溝部211の長さの割合が55%以上になるとCI値があまり下がらなくなっている。また、溝部211の長さの割合が大きくなるほど強度比率は低くなり、その強度比率はほぼ直線状に低下している。このため、溝部211の長さとの比率とCI値及び強度比率とを考え合わせると、溝部211の長さが20%以下ではCI値が高く溝部211の長さが55%以上ではCI値の低下よりも振動腕21が折れやすくなる弊害の方が大きくなる。
<<実施形態2>>
図3は、第2実施形態である第2の音叉型水晶振動片30である。(a)は、第2の音叉型水晶振動片30の全体構成を示した平面図であり、(b)は、その側面図である。第1実施形態で示した第1音叉型水晶振動片20と異なる部分のみ符号が異なり、同じ部分には同じ符号を付し説明を省略する。第2の音叉型水晶振動片30も、たとえば32.768KHzで信号を発信する振動片ある。
第2の音叉型水晶振動片30が、第1の音叉型水晶振動片20と大きく異なるところは、振動腕31の先端部32が扇型なっている点である。また、第2の音叉型水晶振動片30の振動腕31には、一本の振動腕31の表面に1つの溝部311が形成されており、振動腕31の裏面側にも同様に1つの溝部311が形成されている点が異なり、また、基部39が第3基部39−3を有していない点が異なる。
第2の音叉型水晶振動片30は、第1の音叉型水晶振動片20の振動腕21と先端形状が異なる振動腕31を有し、また、基部29と異なる形状の基部39を有している。
振動腕31の長さL4と先端部の長さL5とを合わせた長さは、1.30mmから1.50mmである。その他第1実施形態で示した第1音叉型水晶振動片20と同一符号のものは同一寸法である。
図3(b)に示すように、振動腕31の厚さD1は、0.08mmから0.12mmである。先端部32の厚さD3は、0.12mmから0.50mmである。先端部32の角部はC面取りにより切り欠け部34が形成されている。この振動腕31の先端部32は、振動腕31の根元側よりも厚みが厚いため重たくなっており、振動腕31が振動しやすくなっている。このため振動腕31の長さL4を短くできる。このため、実施形態2の振動腕31は、衝撃などの強度の確保とともに音叉型水晶振動片30の小型化を図ることができる。
振動腕31の先端部32には、錘部37及び錘部38を備える。錘部37及び錘部38は金属膜から成り、振動腕31の先端部32をより重たくしている。錘部37及び錘部38は第2の音叉型水晶振動片30の振動腕31が振動し易くなるための錘でありかつ周波数調整のために設けられる。
基部39は、第1基部39−1及び第2基部39−2から構成される。第1基部39−1の幅W1は0.34mmから0.50mm、第2基部39−2の幅W2は0.40mmから0.60mm程度である。基部39の厚さD2は0.13mmから0.50mm程度である。第1基部29−1の幅W1と第2基部29−2の幅W2との差異があるため、振動腕31が振動する際に垂直方向成分を有した振動が生じても、振動腕31の振動が第2基部29−2へ漏れる振動を緩和することができる。
<セラミックパッケージ音叉型振動子50の構成>
図4(a)は、本実施形態に係るセラミックパッケージ音叉型振動子50の構成を示す概略断面図であり、(b)は、セラミックパッケージ音叉型振動子50が落下などの衝撃を受けた際の状態を示した模擬断面図である。
図4(a)に示すように、このセラミックパッケージ音叉型振動子50は、上述の第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30を使用している。セラミックパッケージ音叉型振動子50は、その内側に空間を有する箱状のパッケージ52を有している。このパッケージ52には、その底部にベース53及び台座54並びに枕部55を備えている。パッケージ52の底部中央部付近に設けられた枕部55の高さH2は、台座54の高さH1とほぼ同等の高さである。この枕部55はその上端部55aが円形状になっており、X方向に伸びる半円柱を半分に割った形状である。このベース53及び台座54並びに枕部55を備えたパッケージ52は、酸化アルミニウム質の混練物からなるセラミックグリーンシートを成形して形成される複数の基板を積層し、焼結して形成されている。
パッケージ52の上端には、封止材58が設けられており、この封止材58は、蓋体56と同様の材料から形成されている。蓋体56は、ホウ珪酸ガラス及びソーダガラスなどから成る。また、この封止材58の上には蓋体56が載置され、これらパッケージ52、封止材58および蓋体56で、中空の箱体を形成することになる。蓋体56がコバール合金等の金属材料で形成される場合には、蓋体56はシーム溶接等の手法により、パッケージ52に対して固定される。
このように形成されているパッケージ52のベース部54上にはパッケージ側電極が設けられている。このパッケージ側電極の上には導電性接着剤59を介して第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の基部電極23a、25aが電気的に接続される。パッケージ側電極は、パーケージの外側に形成されたタングステンメタライズ上にニッケルメッキおよび金メッキが施された電極部に接続される。
この第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30は、電極部から一定の印加により振動するようになっている。このとき、基部29,39が振動腕21,31よりも厚いため、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30が衝撃などに対して強くなる。
図4(b)は、セラミックパッケージ音叉型振動子50が落下などの衝撃を受けた際に第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30が撓んだ状態を示している。セラミックパッケージ音叉型振動子50が落下などの衝撃を受けた際に、振動腕21,31が大きく曲がっても、振動腕21,31が枕部55の上端部55aに当たり先端部22,32はパッケージ底部のベース53に当たらない。枕部55は衝撃で振動腕21の先端がパッケージに当たって欠けることを防いでいる。また上端部55aの形状が円形、別言すれば振動腕21の曲がる方向に曲線状になっている、振動腕21に加わる力を分散している。さらに、先端部22及び32の切り欠け部24及び34は、ベース53に先端部22,32が接触することを防いでいる。つまり、衝撃で振動腕21の先端部22が欠けて周波数が変わってしまうことを防いでいる。以上説明したように、本実施形態に係るセラミックパッケージ音叉型振動子50は、衝撃に対して強い構造になっている。
図5は、振動腕の先端部の形状を変えた変形例である。第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30と異なる部分のみ符号が異なり、同じ部分には同じ符号を付している。
図5(a)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の振動腕の先端部の変形例1の部分側面図であり、(b)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の先端部の変形例2の部分側面図であり、(c)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の先端部の変形例3の部分側面図である。
図5(a)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の振動腕21、31の先端部22,32に、切り欠け部45を設けた部分側面図である。切り欠け部45は、段差部が形成されている。切り欠け部45は、振動腕21の厚さを薄くする工程で同時に、エッチングにより容易に形成される。
図5(b)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の振動腕21、31の先端部22,32に、切り欠け部46を設けた部分側面図である。切り欠け部46は、2段の段差部が形成されている。
これら切り欠け部を設けることにより、落下などの衝撃などによっても振動腕21の先端部22がパッケージ底面と接触しても欠けないように予防している。切り欠け部は振動腕のバランスを良くするため表裏両面に設けても良い。
図5(c)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の振動腕21、31の先端部22,32の部分側面図である。先端部22,32の角部はR面取りされている。落下などの衝撃などによって振動腕の先端部がパッケージ底面と接触しても欠けない形状をしている。また、先端部は丸いため振動腕のバランスが良い。
<セラミックパッケージ音叉型振動子50の製造工程>
図6ないし図9は、図1で示した音叉型水晶振動片20を使って図4に示したセラミックパッケージ音叉型振動子50を製造する工程を示したフローチャートである。各図フローチャートの右側に、音叉型水晶振動片20の断面図又は平面図を示す。なお、図1で示した第2の音叉型水晶振動片30も同様であるので説明を割愛する。
<<水晶振動片の外形形成の工程>>
図6は、音叉型水晶振動片20の外形形成の工程のフローチャートである。
ステップS102では、水晶単結晶ウエハ10の全面に、耐蝕膜をスパッタリングもしくは蒸着などの手法により形成する。すなわち、圧電材料としての水晶単結晶ウエハ10を使用する場合に、金(Au)や銀(Ag)等を直接成膜することは困難なため、下地としてクロム(Cr)やチタン(Ti)等を使用する。つまり、この実施形態では、耐蝕膜としてクロム層の上に金層を重ねた金属膜40を使用する。図6(a)は、この状態の水晶単結晶ウエハ10を示した断面図である。
ステップS104では、クロム層および金層が形成された水晶単結晶ウエハ10に、フォトレジスト膜36を全面にスピンコートなどの手法で均一に塗布する。フォトレジスト膜36としては、たとえば、ノボラック樹脂によるポジフォトレジストを使用できる。図6(b)は、この状態の水晶単結晶ウエハ10を示した断面図である。
次に、ステップS106では、不図示の露光装置を用いて、外形フォトマスクのパターンをフォトレジスト膜36が塗布された水晶単結晶ウエハ10に露光する。水晶単結晶ウエハ10の両面からウェットエッチングができるように水晶単結晶ウエハ10の両面に露光する。図6(c)は、露光されたフォトレジスト膜42を有する水晶単結晶ウエハ10を示した断面図である。
ステップS108では、水晶単結晶ウエハ10のフォトレジスト膜36を現像して、感光したフォトレジスト膜42を除去する。さらに、フォトレジスト膜36から露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液を用いて、金層をエッチングする。次いで、金層が除去されて露出したクロム層を、たとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でエッチングする。水溶液の濃度、温度および水溶液に浸している時間を調整して余分な箇所が侵食されないようにする。これで金属膜40を除去することができる。図6(d)に示すように、音叉型水晶振動片20の外形パターンの水晶単結晶ウエハ10が現れる。
ステップS110では、フッ酸溶液をエッチング液として、フォトレジスト膜36および金属膜40から露出した水晶単結晶ウエハ10を、音叉型水晶振動片20の外形になるようにウェットエッチングを行う。このウェットエッチングは、フッ酸溶液の濃度や種類、温度等により時間が変化するが、約6時間ないし約15時間かかる。図6(e)は、エッチングされた水晶単結晶ウエハ10で、金属膜40及びフォトレジスト膜36に覆われた音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図を示す。図6(g)に示すように開口領域12が形成された状態である。
ステップS112では、不要となったフォトレジスト膜36と金属膜40を除去することによりに、図6(g)に示した音叉型水晶振動片20が形成される。ただし、水晶単結晶ウエハ10と音叉型水晶振動片20とは、連結部28で連結された状態であり、音叉型水晶振動片20は個々に切り取られていない。図6(f)に、形成された音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図を示す。
図6(g)は、水晶単結晶ウエハ10に形成された音叉型水晶振動片20の一部を拡大した概略平面図である。音叉型水晶振動片20は、水晶単結晶ウエハ10から開口領域12がエッチングされることにより所定の大きさに形成されている。音叉型水晶振動片20の基部29には連結部28が形成されている。連結部28は、水晶単結晶ウエハ10と音叉型水晶振動片20とを連結して、複数の音叉型水晶振動片20を水晶単結晶ウエハ10単位で同時に扱うことができるようにしている。
<<振動腕の厚さ及び幅を薄くする工程>>
図7は、振動腕21の厚さを薄くする工程のフローチャートである。各図フローチャートの右側に、音叉型水晶振動片20の断面図又は平面図を示す。
ステップS114では、音叉型水晶振動片20を純水で洗浄し、水晶単結晶ウエハ10の全面に、クロム層の上に金層を重ねた金属膜40をスパッタリングもしくは蒸着などの手法により形成する。図7(h)は、この状態の音叉型水晶振動片20を示した断面図である。
ステップS116では、クロム層および金層が形成された水晶単結晶ウエハ10に、フォトレジストをスピンコートまたはスプレーなどの手法で均一に塗布する。図7(i)は、この状態の音叉型水晶振動片20を示した断面図である。
ステップS118では、不図示の露光装置を用いて、段差用フォトマスクのパターンをフォトレジスト膜36’が塗布された音叉型水晶振動片20に合わせて露光する。水晶単結晶ウエハ10の両面からウェットエッチングができるように水晶単結晶ウエハ10の両面に露光する。振動腕21の先端部切り欠け部も露光される。図7(j)は、露光されたフォトレジスト膜42’を有する音叉型水晶振動片20を示した断面図である。
ステップS120では、水晶単結晶ウエハ10のフォトレジスト膜36’を現像して、感光したフォトレジスト膜42’を除去する。さらに、フォトレジスト膜36’から露出した金層をエッチングする。次いで、金層が除去されて露出したクロム層をエッチングする。水溶液の濃度、温度および水溶液に浸している時間を調整して余分な箇所が侵食されないようにする。これで金属膜40を除去することができる。図7(k)に示すように、音叉型水晶振動片20の振動腕21の外形パターンが現れる。
ステップS122では、フッ酸溶液をエッチング液として、フォトレジスト膜36’および金属膜40から露出した振動腕21を、所定の厚さになるようにウェットエッチングを行う。このウェットエッチングは、振動腕21の厚さを薄くするためのものであるので、途中までエッチングを行ういわゆるハーフエッチングを行う。フッ酸溶液の濃度や種類、温度等により、エッチング時間は変化する。振動腕21の先端部22の切り欠け部24も形成される。図7(l)に、薄く形成された音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図を示す。
ステップS124では、不要となったフォトレジスト膜36’と金属膜40とを除去する。図7(m)に、振動腕21の厚みが薄くなった音叉型水晶振動片20の側面図を示す。
図7(n)は、水晶単結晶ウエハ10に形成された音叉型水晶振動片20の一部を拡大した概略平面図である。振動腕21の厚さ及び幅を薄くエッチングすることにより、先端部22が所定の大きさに形成されていることを示す。
<<溝部形成の工程>>
図8は、振動腕21に溝部211を形成する工程のフローチャートである。各図フローチャートの右側に、音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図又は平面図の一部を示す。
ステップS126では、音叉型水晶振動片20を純水で洗浄し、音叉型水晶振動片20の全面に溝部211を形成するための金属膜40を形成する。図8(o)は、この状態の音叉型水晶振動片20の振動腕21を示した断面図である。
ステップS128では、スプレーを使って全面にフォトレジスト膜36”を塗布する。音叉型水晶振動片20の形状が形成されているため、スプレーを使って側面にもフォトレジスト膜36”を塗布する。図8(p)は、この状態の音叉型水晶振動片20の振動腕21を示した断面図である。
ステップS130では、溝部211に対応した溝部フォトマスクを用意して、溝部パターンをフォトレジスト膜36”が塗布された水晶単結晶ウエハ10を露光する。溝部211は振動腕21の両面に形成する必要があるため、ステップS130では、365nmのi線の露光光を用いて音叉型水晶振動片20の両面を露光する。図8(q)は、露光されたフォトレジスト膜42”を有する音叉型水晶振動片20の振動腕21を示した断面図である。
ステップS132では、フォトレジスト膜36”を現像後、感光したフォトレジスト膜42”を除去する。さらに、フォトレジスト膜36”から露出した金層をエッチングする。次いで、金層が除去されて露出したクロム層をエッチングする。水溶液の濃度、温度および水溶液に浸している時間を調整して余分な箇所が侵食されないようにする。これで金属膜40を除去することができる。図8(r)に示すように、音叉型水晶振動片20の振動腕21が現れる。
ステップS134では、溝部211のエッチングを行う。すなわち、溝部211と対応したフォトレジスト膜36”から露出した水晶材料を、溝部211の外形になるようにウェットエッチングを行う。溝部211が貫通孔にならないように途中でエッチングを終了するハーフエッチングを行う。図8(s)に、溝部211が形成された音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図を示す。
ステップS136では、不要となったフォトレジスト膜36”と金属膜40とを除去する。図8(t)に、音叉型水晶振動片20に溝部211が正確な位置に形成された状態を示す。
図8(u)は、溝部211が形成された音叉型水晶振動片20の水晶単結晶ウエハ10の一部を拡大した概略平面図である。音叉型水晶振動片20の振動腕21に溝部211が正確な位置に形成された状態を示す。
<<電極の形成の工程>>
図9は、電極パターンおよびパッケージングの工程のフローチャートである。
ステップS138では、音叉型水晶振動片20を純水で洗浄し、音叉型水晶振動片20の全面に駆動電極としての励振電極などを形成するための金属膜を蒸着またはスパッタリング等の手法により形成する。
ステップS140では、全面にフォトレジストをスプレーにより塗布する。
ステップS142では、電極パターンと対応した不図示のフォトマスクを用意して、電極パターンをフォトレジスト膜が塗布された水晶単結晶ウエハ10を露光する。この電極パターンは音叉型水晶振動片20の両面に形成する必要があるため、音叉型水晶振動片20の両面を露光する。
ステップS144では、フォトレジスト膜を現像後、感光したフォトレジスト膜を除去する。残るフォトレジスト膜は電極パターンと対応したフォトレジスト膜になる。
次いで、電極となる金属膜のエッチングを行う。すなわち、電極パターンと対応したフォトレジスト膜から露出した金層をたとえば、ヨウ素とヨウ化カリウムの水溶液でエッチングし、次にクロム層をたとえば硝酸第2セリウムアンモニウムと酢酸との水溶液でエッチングする。
続いて、ステップS146でフォトレジスト膜を除去する。これらの工程を経て、音叉型水晶振動片20に電極23、25などが正確な位置および電極幅で形成される。
ステップS148では、音叉型水晶振動片20の連結部28を折り、水晶単結晶ウエハ10から音叉型水晶振動片20を切り取る。
<<周波数調整およびパッケージングの工程>>
これまでの工程により、電極が形成された音叉型水晶振動片20が得られたため、ステップS150では、図4に示したセラミック製のパッケージ52に音叉型水晶振動片20を導電接着剤59で接着する。具体的には、音叉型水晶振動片20の基部29の電極部23a、25aを塗布した導電性接着剤59の上に載置して、導電性接着剤59を仮硬化させる。
ステップS152では、硬化炉で導電性接着剤59を本硬化する。さらに、音叉型水晶振動片20の振動腕21にレーザ光を照射して、振動腕21の錘金属を蒸散・昇華させ、質量削減方式による周波数調整を行う。
次に、ステップS154で、真空チャンバ内などに水晶振動片20を収容したパッケージ52を移し、封止材58により蓋体56を封止する。
続いてステップS156で、最後に音叉型振動子50の駆動特性などの検査を行い、音叉型振動子50を完成させる。
上記実施形態では、音叉型水晶振動片で説明してきたがこれに限定されることはなく、水晶以外にニオブ酸リチウム等の様々な圧電単結晶材料を用いることができる。また、音叉型振動子に発振回路を有する音叉型発振子にも適用できる。
本実施形態では、振動腕の厚さを薄くする工程の後に、溝部を形成する工程を行った。しかし、溝部を形成する工程の後に振動腕の厚さを薄くする工程にしてもよい。また、溝部を形成する工程の後に振動腕の厚さを薄くする工程の際には、図5のステップS110で、音叉型水晶振動片20の外形になるように水晶材料のウェットエッチングをしなくてもよい。残ったフォトレジスト層を除去し新たなフォトレジストを塗布した後、溝部のパターンを露光してから、音叉型水晶振動片20の外形のウェットエッチングをしてもよい。
(a)は、第1の音叉型水晶振動片20の全体構成を示した平面図であり、(b)は、その側面図である。(c)は、一対の振動腕21のC−C断面図である。 振動腕21の長さL1と先端部22の長さL3とを合わせた長さに対する溝部211の長さとの比率と、CI値及び強度比率との関係を示す図である。 (a)は、第2の音叉型水晶振動片30の全体構成を示した平面図であり、(b)は、その側面図である。(c)は、一対の振動腕21のC−C断面図である。 (a)は、本実施形態に係るセラミックパッケージ音叉型振動子50の構成を示す概略断面図である。(b)は、セラミックパッケージ音叉型振動子50が落下などの衝撃を受けた際の状態を示した模擬断面図である。 (a)は、第1、第2の音叉型水晶振動片20及び30の振動腕の先端部の変形例1の部分側面図である。(b)は、先端部の変形例2の部分側面図である。(c)は、先端部の変形例3の部分側面図である。 セラミックパッケージ音叉型振動子50の製造の工程のうちの音叉型水晶振動片の外形形状を形成する工程のフローチャート及び音叉型水晶振動片20の断面又は平面図である。 セラミックパッケージ音叉型振動子50の製造の工程のうちの振動腕21を薄くする工程のフローチャート及び音叉型水晶振動片20の断面図又は平面図である。 セラミックパッケージ音叉型振動子50の製造の工程のうちの振動腕の溝部211を形成する工程のフローチャート及び音叉型水晶振動片20の振動腕21の断面図又は平面図である。 セラミックパッケージ音叉型振動子50の製造の工程のうちの導電パターン、パッケージングの工程を示すフローチャートである。
符号の説明
D1 … 振動腕の厚さ
D2 … 基部の厚さ
D3 … 先端部の厚さ
D4 … 切り欠け部の厚さ
H1 … ベース部高さ
H2 … 枕部高さ
L1、L4 … 振動腕の長さ
L2 … 基部の長さ
L3,L5 … 先端部の長さ
W1 … 第1基部の幅
W2 … 第2基部の幅
W3 … 第3基部の幅
W4 … 溝部の幅
W5 … 振動腕の幅
W6 … 先端部の幅
W7 … 先端部の間隔
10 … 水晶単結晶ウエハ
12 … 開口領域
20、30 … 音叉型水晶振動片
21、31 … 振動腕
22,32 … 先端部
23 … 第1電極パターン
24,34、45,46 … 切り欠け部
25 … 第2電極パターン
26,27,37,38 … 錘部
28 … 連結部
29、39 … 基部
36,36’、36” … フォトレジスト膜
40 … 金属膜
42,42’,42” … 感光したフォトレジスト膜
50 … セラミックパッケージ音叉型振動子
52 … パッケージ
53 … ベース
54 … 台座
55 … 枕部
56 … 蓋体
58 … 封止材
59 … 導電性接着剤
211,311 … 溝部

Claims (7)

  1. 圧電材料からなる音叉型圧電振動片であって、
    第1面と第2面とを有する基部と、
    前記基部の一端部より突出して形成され、第1幅を有し且つ前記第1面側と前記第2面側との間が第1厚さである一対の振動腕と、
    前記一対の振動腕の先端側に設けられ、前記第1幅よりも広い第2幅であり且つ前記第1厚さよりも厚い第2厚さである先端部と、
    前記先端部の角部に形成された切り欠け部と、
    を備えていることを特徴とする音叉型圧電振動片。
  2. 前記基部は前記第2厚さであることを特徴とする請求項1に記載の音叉型圧電振動片。
  3. 前記切り欠け部がC面取り形状、R面取り形状又は段差形状を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音叉型圧電振動片。
  4. 前記振動腕は、この振動腕と前記先端部とを合わせた長さの20パーセントから55パーセントの長さの溝部を前記第1面及び第2面に有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の音叉型圧電振動片。
  5. 圧電材料からなる音叉型圧電振動片がパッケージ内に固定された圧電デバイスであって、
    前記音叉型圧電振動片は、
    第1面と第2面とを有する基部と、
    前記基部の一端部より突出して形成され、第1幅を有し且つ前記第1面側と前記第2面側との間が第1厚さである一対の振動腕と、
    前記一対の振動腕の先端側に設けられ、前記第1幅よりも広い第2幅であり且つ前記第1厚さよりも厚い第2厚さである先端部と、
    前記先端部の角部に形成された切り欠け部と、を備え、
    前記パッケージは、
    前記音叉型圧電振動片が載置される台座と、
    前記振動腕の前記第2面側に設けられた枕部と、を備えていることを特徴とする圧電デバイス。
  6. 前記枕部の上端部は、前記振動腕の突出する方向の曲面を有することを特徴とする請求項5に記載の圧電デバイス。
  7. 前記振動腕は、この振動腕と前記先端部とを合わせた長さの20パーセントから55パーセントの長さの溝部を前記第1面及び第2面に有していることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の圧電デバイス。
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